JPH03248760A - 金属部品の製造方法 - Google Patents

金属部品の製造方法

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JPH03248760A
JPH03248760A JP4622990A JP4622990A JPH03248760A JP H03248760 A JPH03248760 A JP H03248760A JP 4622990 A JP4622990 A JP 4622990A JP 4622990 A JP4622990 A JP 4622990A JP H03248760 A JPH03248760 A JP H03248760A
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JP
Japan
Prior art keywords
metal
hollow
waveguide
casting
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4622990A
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English (en)
Inventor
Kenji Hirai
平井 建次
Hirobumi Otsuka
博文 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Wako KK
Original Assignee
Toshiba Corp
Wako KK
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Wako KK filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03248760A publication Critical patent/JPH03248760A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、例えば通信機器に備えられる導波管等の筒
状の中空部を有した金属部品の製造方法に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の金属部品の製造方法としては、矩形を
した筒状の中空部1aを有した金属部品、例えば第4図
に示すような導波管1を形成する場合、第5図に示すよ
うに導波管と同形状の立体空間を形成する第1乃至第4
の金型2a〜2dを形組合わせ配置し、その湯口3より
アルミニウム等の溶融金属4を立体空間に注湯する。次
に、第1乃至第4の金型2a〜2dに注湯された溶融金
属4は冷却され、その冷却が完了した状態で、第1乃至
第4の金型2a〜2dの型抜きか行われて、その鋳造成
形品における湯道等の不要部が取除かれて所望の導波管
1が成形されていた。
ところが、上記金属部品の製造方法では、型抜の際、導
波管1の中空部1aを構成する第3及び第4の金型2c
、2dの抜取り作業が困難なことから、その先端部が若
干細くテーパ状に形成されるため、製造した導波管が第
6図に示すように、中空部1aの軸方向において、外部
側の寸法りと中心部側h1とが異なるという問題を有す
る。これによると、型抜の関係上、第3及び第4の金型
2c、2dのテーパ状の角度として、少なくともt a
 n −’ (h  h + / 2 L)程度を必要
とすることにより、中空部1aの軸方向の長さ寸法をL
として、中空部1aをL/h−10に設定すると、h+
 /hが約0,3となり、その中空部1aが長くなれば
なるほど断面積の寸法誤差が、さらに大きくなるという
問題が起る。このため、導波管1にあっては、その中空
部1aの断面積が軸方向で異なると、そのカットオフ周
波数特性が軸方向で異なることにより、所望の電気的性
能の確保が困難となるために、鋳造成形後、切削加工や
ブローチ等の2次機械加工を施さなければならないこと
により、その製造作業が非常に面倒なものとなっていた
また、上記金属部品の製造方法では、例えば動作周波数
がl0GH2以上の導波管1を製造する場合、その中空
部の断面における狭い辺の寸法が10mm以下となるこ
とにより、その中空部の軸方向の長さ寸法しか長いと、
鋳造成形後、切削加工等の2次機械加工が困難となるた
めに、鋳造成形による製造が困難であるという問題を有
していた。このため、従来、10mm以下の辺を有する
中空部1aを持つ導波管1等の金属部品を形成する場合
には、一体的な鋳造成形によらず、例えば金属部品を分
割して形成し、後に組み合わせて製造したりする方法等
を採らなければならないために、その製造が非常に面倒
なものとなっていた。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、従来の金属部品の製造方法では、鋳
造成形した中空部が軸方向で異なる断面積を有するため
に、2次機械加工が必要となることにより、製造可能な
形状に制約を受けると共に、その作業か非常に面倒であ
るという問題を有していた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な
作業で、且つ、高精度な中空部の形成を実現し得るよう
にした金属部品の製造方法を提供することを目的とする
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、筒状の中空部を有した金属部品を金型を用
いて鋳造成形してなる金属部品の製造方法において、前
記金属部品の中空部を構成する金属製中空部材を製作し
て前記金型の所定位置に装着し、その後、該金型に溶融
金属を注湯して、前記金属製中空部材と一体化した金属
部品を鋳造成形するようにしたものである。
(作用) 上記構成によれば、金属部品は、金型に装着された金属
製中空部材か注湯された溶融金属と一体となり、その中
空部が金属製中空部材で形成される。従って、中空部と
して、金属製中空部材の制作精度に応じた高精密な寸法
精度を有する金属部品の鋳造成形が実現される。
(実施例) 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る金属部品の製造方法
により鋳造成形された断面矩形をした筒状の中空部10
aを有する導波管10を示すもので、その中空部10a
には筒状の金属製中空部材11が内装される。金属製中
空部材は、例えば第2図に示すようにアルミニウム等の
金属材料を切削加工、押出し加工、引抜き加工等の機械
加工により、製作される。
ここで、上記導波管10の製造工程について、説明する
すなわち、導波管10を鋳造成形する場合は、先ず金属
製中空部材11を機械加工により導波管10の中空部1
0aの断面形状に対応して所定の寸法精度を有して製作
される。そして、この金属製中空部材11は組合せ配置
された導波管鋳造用の第1乃至第4の金型12a〜12
dの所定位置に装着される(第3図参照)。ここで、第
1乃至第4の金型12a〜12dは導波管10の形状に
対応した立体空間を形成し、その湯口13より立体空間
にアルミニウム等の溶融金属14が注湯され、一定の時
間経過後、溶融金属14が冷却された状態で、第1乃至
第4の金型12a〜12dの型抜きが行われる。この際
、金属製中空部材11は溶融金属14に溶着して導波管
10の中空部10aを形成する。その後、取出した鋳造
成形品は、湯道等を取除いて、第1図に示す導波管10
が製造される。
このように、上記金属部品の製造方法は、導波管10の
中空部10aを構成する金属製中空部材11を機械加工
により制作して第1乃至第4の金型12’a〜12dの
所定位置に装着し、その後、溶融金属14を注湯して、
金属製中空部材11の内装された導波管10を鋳造成形
するようにした。
これによれば、導波管10の中空部10aの寸法精度が
、金属製中空部材11の製作精度に応じて設定されるこ
とにより、中空部10aを含む導波管10を直接的に鋳
造成形した場合に比して、可及的に高精密な寸法精度を
有した中空部の形成が実現される。このように、鋳造成
形された導波管10は、均一な断面形状の中空部10a
を得ることかできることにより、従来のように煩雑な2
次機械加工を施すことなく、均一なカットオフ特性が得
られ、確実に所望の電気的性能が得られる。
また、これによれば、導波管10の中空部10aの筒方
向の長さ寸法が、中空部10aの断面の短辺の5倍以上
のものにおいても、従来のように分割成形等によること
なく、一体的鋳造成形により筒方向の各部における断面
形状の均一な導波管の鋳造成形が可能なることにより、
可及的に製造作業の簡便化が実現される。
なお、上記実施例では、金属部品として矩形状の導波管
10を鋳造成形した場合で説明したが、この形状に限る
ことなく、各種形状の導波管の鋳造成形に適用可能であ
る。また、金属部品としては、導波管10に限ることな
く、筒状の中空部を有した各種のものの鋳造成形に適用
可能である。
さらに、上記実施例では、内壁面及び外壁面がフラット
な金属製中空部材11を用いて構成したか、これに限る
ことなく、凹凸等の各種形状の壁面を有した金属製中空
部材を用いて構成することも可能である。
よって、この発明は上記実施例に限ることなく、その他
、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施
し得ることは勿論のことである。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、簡易な作業で
、且つ、高精度な中空部の形成を実現し得るようにした
金属部品の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る金属部品の製造方法
により鋳造成形された導波管を示す図、第2図は第1図
の金属製中空部材を示す図、第3図はこの発明による製
造工程を説明するために示した図、第4図乃至第6図は
従来の金属部品の製造方法の問題点を説明するために示
した図である。 10・・・導波管、10a・・・中空部、11・・・金
属製中空部材、12a〜12d・・第1乃至第4の金型
、13・・・湯口、14・・・溶融金属。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  筒状の中空部を有した金属部品を金型を用いて鋳造成
    形してなる金属部品の製造方法において、前記金属部品
    の中空部を構成する金属製中空部材を製作して前記金型
    の所定位置に装着し、その後、該金型に溶融金属を注湯
    して、前記金属製中空部材と一体化した金属部品を鋳造
    成形することを特徴とする金属部品の製造方法。
JP4622990A 1990-02-27 1990-02-27 金属部品の製造方法 Pending JPH03248760A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957190A (en) * 1996-09-04 1999-09-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of integrally attaching hollow member to cast product by casting and apparatus therefor
JP2008113305A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Japan Radio Co Ltd スロットアンテナの製造方法
JP5549738B2 (ja) * 2010-09-29 2014-07-16 日本電気株式会社 通信装置

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