JPS6142447A - 簡易金型の製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック成型用金型、或はアルミ合金鋳造
用金型等の複雑々形状の金型を容易に且つ安価に精度よ
く製作することを目的とした簡易金型製作方法に関する
ことである。

従来の簡易金型製作法としては次の方法がある。

（イ）　木又は石膏、金属等で作った原型に低融点合金
を溶射し、原型を分離後、溶射低融点合金を金型とする
方法。

（ロ）　低融点合金で作った原型にステンレス鋼畔の高
融点金属を溶射した後、低融点合金を洛出し溶射高融点
合金を金型とする方法。

（イ）の方法は金型の低融点合金がプラスチック射出成
形の型締圧に耐えられ表いため１機械加工をした金枠で
補強しなければならない。又最初から分割形で半分づつ
２度に分けて製作しなければならず１時間とコストがか
＼つた。又低融点合金は硬さ９強度が低い丸め金型寿命
が短い等の欠点があった。

（ロ）の方法は原型を低融点合金にて製作し、これに高
融点合金を溶射して（（）の方法と同様な方法で２度に
分けて製作するので同様に時間とコストが必要であり、
又高融点合金を溶射するので可融合金溶出後の金型面は
多孔性であシ表面粗さが避けられない欠点があった。

本発明は、特許請求の範囲に記載せる製作法によシ、上
述の様な欠点の除去を図ったものであり、特徴とする点
は金型の表面粗さを小さく、鏡面にすることが出来、又
従来法より金型の強度が大であり。

簡単に製作出来ることである。

以下実施例をあげて製造方法を説明する。

第１図を製品の形状とする。先づ第２図に示す如く製品
と同じ形状（１）に製品の内径と同径の中本（２を附し
た木型を作成し、此の木型にてシリコンゴム型法等によ
し、錫系又は亜鉛系の低融点合金にて原型を製作する。

この表面にニッケル鍍金を施す。更にその上に鍍金属を
補強するために高融点合金を数粍の厚さにて溶射する。

溶射後これを第３図に示す如く砂型（４）にセットする
。この砂型にアルミ又は鉄鋳物の溶湯を湯口（５）より
注入する。溶湯は湯口（５）より湯速（７）を紅て空間
部（８）を満たして上りＶ）に達し、低融点合金の原型
は溶湯に鋳ぐるみされる。冷却後砂を除去すると第４図
の如くなる。

次に第５図、第６図に示す如く上下基準面（１０）を機
械加工し１分割後の型合せ用のノック孔（１１）を加工
する。機械加工後分割部（９）をワイヤーカット等にて
分割し、中本（２）の部分を切断する。これを加熱し低
融点合金を溶出させ１合わせノックピン（１２）及芯金
（１３）を取付けるととＫより金型は完成する。

その断面図を第７図に示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は製品の外観図 第２図は金型製作用原型図 第３図は金型鋳造用砂型断面図 第４図は鋳造後の外観図 第５図、第６図は加工図 第７図は完成金型断面図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （イ）原型の錫ベース、又は亜鉛ベース等の低融点合金
   で製作する。 （ロ）その外面にニッケル鍍金を施す。 （ハ）鍍金外面に高融点合金を溶射する。 （ニ）これをアルミ鋳物又は鉄鋳物等で鋳ぐるみブロッ
   ク状とする。 （ホ）所定の分割部をワイヤーカット等で切断分割する
   。 （ヘ）分割後内部の低融点合金を溶出させると分割金型
   が出来る。 以上の如く製作される、簡易金型製作方法に関するもの
   である。