JPH03247938A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH03247938A
JPH03247938A JP9043490A JP4349090A JPH03247938A JP H03247938 A JPH03247938 A JP H03247938A JP 9043490 A JP9043490 A JP 9043490A JP 4349090 A JP4349090 A JP 4349090A JP H03247938 A JPH03247938 A JP H03247938A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は空気調和機に関し、特に、温度設定機能を有
し、室内温度をこの設定温度に保持する機能を備える空
気調和機に関する。
[従来の技術] 室内を適当な温度に保持するために、冷房機能および/
または暖房機能を備える空気調和機が家庭用途および/
または産業用途において広く一般に用いられている。
このような空気調和機は、設定された目標温度となるよ
うに室内温度を自動的に制御する。この目標温度は、利
用者が適当な値に設定するか、または空気調和機におい
て予め固定的に一定の値に設定される。
空気調和機の動作時においては、室内温度が温度検出器
により監視され、この検出された室内温度と設定された
目標温度とが一致するように空気調和機は室内温度を調
整する。
[発明が解決しようとする課題] 自動的に目標温度が設定される空気調和機、すなわち、
自動運転モードとなると予め固定的に−定の値に設定さ
れた制御温度となるように室内温度を調整するような空
気調和機においては、この目標温度は過去の気温にかか
わらず一定の値である。今、この自動的に設定される目
標温度を23℃であるとすると、10月や11月におい
ては、人は暑い夏を経験したすぐ後でありこの温度では
肌寒さを感じる。
逆に、3月では寒い冬を経験したすぐ後であり、この温
度は非常に暖かく感じる。すなわち、自動的に設定され
る23℃という目標温度では、季節等に従って適当な温
度とは言えなくなる。特に、3月に室内温度を23℃に
設定するのは電力エネルギの無駄使いにもなってしまい
、省エネルギの観点からは好ましくない。
また、同一の季節であっても、2,3日前の気温と今日
の気温とが大きく異なる場合、このような固定された一
定の値の目標温度値は体感温度と大きく異なっているた
め、最適な温度に室内を保持する目標温度であるとは言
えない。
また、利用者が目標温度を設定する空気調和機において
も、おおよその見当をつけて目標温度を設定しており、
空気調和機の運転状況に従って室内温度が適当でないと
感じるとその目標温度値を調節している。したがって、
常に室内温度を最適と感じる温度に保持するためには、
利用者か微妙な調節を行なう必要があり、その調整作業
が煩しいという問題がある。特に季節の変わり目などに
おける気候の急変時などにおいては設定された目標温度
と体感温度とが大きく異なるため、上述の調整を頻繁に
行なう必要があり、この調整が煩しくなるという問題が
ある。
すなわち、従来の空気調和機の構成においては、目標温
度となるように室内温度が保持されるものの、季節およ
び環境の変化に対してこの目標温度値を調整するような
季節および環境適応型制御を行なうことはできないとい
う問題があった。
[課題を解決するための手段] この発明に係る空気調和機は、温度検出手段と、この温
度検出手段からの温度情報を受け、予め定められた複数
種類の時間範囲における平均値を各々計算し、該計算結
果を過去情報とともに各々格納する手段と、この格納手
段に格納された平均値情報に予め定められた演算処理を
施して予め設定された目標温度の補正情報を発生する手
段と、この補正情報発生手段からの補正情報に応答して
、予め設定された温度を補正する手段とを備える。
平均値情報格納手段は、所定の過去の期間にわたり複数
種類の時間範囲の各々の平均値情報を保持する手段を含
む。
温度検出手段は、外気温、または室内温度もしくはこの
外気温度および室内温度の平均値を検出する。
[作用] 格納手段は比較的長期間および比較的短期間における気
温の平均を記憶する。補正情報発生手段は、この記憶さ
れた平均気温情報に従って設定された目標温度を調整す
る。このとき平均値情報に施す予め定められた演算処理
内容は以下のようなものである。たとえば、数カ月前の
温度が高い場合は、設定目標温度を高めになるように制
御する信号を発生する。したがってこの場合10月およ
び11月等においては先の先行技術の例を用いて説明す
るならば、設定目標温度が23℃の場合それより少し高
い25℃程度に設定され、これにより10月および11
月においても肌寒く感じることがない室内温度を保持す
ることができる。
また、逆に数カ月前の温度か低い場合には、設定目標温
度を低めになるように制御する情報を発生すると、設定
目標温度は23℃よりも少し低い21℃程度となり、こ
れは3月でも十分暖かく感じる温度となる。
また、2,3日前に比べて急に気温が下がったような場
合は特に寒さを感じるが、このような場合この数日前の
温度が高い場合には設定目標温度を高めになるように補
正する制御信号を発生すれば、体感温度に適した室内温
度を実現することができる。
上述の構成により、季節および環境に対応した室内温度
を実現することができる。
[発明の実施例コ 第1図はこの発明の一実施例である空気調和機における
、目標温度補正情報発生部の構成を概略的に示す図であ
る。第1図において補正情報発生部は、複数種類の時間
範囲における温度平均値を計算し格納する平均値格納回
路1と、平均値格納回路1からの平均温度情報にファジ
ィ演算を施して温度補正情報を発生するファジィ演算部
2と、ファジィ演算部2からの補正情報に従って設定目
標温度を補正するとともに補正された温度を実際の目標
温度として出力する設定温度保持部3とを含む。
格納回路1は、2.3日前の平均気温情報を保持する第
1の記憶回路11と、1ケ月前の平均記憶を記憶する第
2の記憶回路12と、今日の平均気温を記憶する第3の
記憶回路13とを含む。後に第3図を参照して説明する
が、温度検出器出力により1日ないし20週間前の日単
位および週単位平均情報を計算し記憶する別の記憶回路
が設けられており、この別の記憶回路からの情報に基づ
いて各記憶回路11ないし13はそれぞれの平均気温を
計算し保持する。
ファジィ演算部2は、この第1ないし第3の記憶回路か
らの2.3日前の平均気温情報、1ケ月前の平均気温情
報および今日の気温情報にファジィ演算を施して目標温
度補正情報を発生する。以下に簡単にファジィ演算部が
行なう演算内容について第2図を参照して説明する。
第2図は一般的に行なわれているファジィ演算の方法を
説明するための図である。第2図におけるファジィ演算
は、2ルール、1人力および1出力の場合が一例として
示される。
ルール1は、「入力変数XがXlの場合、出力YをYl
とせよ」というルールを示す。ルール2は、「入力Xが
X2の場合、出力YをY2にせよ」というルールを記述
する。このファジィ・ルールにおいて、ルールが成立す
るための条件を書き表わした部分を条件部、その結論部
分を結論部と称す。一般に、ファジィ推論手法において
は、与えられた入力量(入力変数X)を値域0ないし1
の値(メンバシップ値)に変換して演算する。この入力
変数Xをメンバシップ値に変換する際の変換を定義する
のがメンバシップ関数である。このメンバシップ関数は
ファジィ・ルールが扱う命題ごとに定義される。次に演
算手法について説明する。
まず入力値xOが与えられるとこの入力値がルール1お
よびルール2を満足する場合が計算される。すなわち入
力値xOはメンバシップ関数M1でメンバシップ値α1
に変換され、ルール1を満足する度合が計算される。同
様に、入力値xOはメンバシップ関数M2によりメンバ
シップ値α2に変換され、この入力値XOがルール2を
満足する度合が計算される。
続いて結論部において定義されているメンバシップ関数
M3.M4をメンバシップ値α1およびα2で切取る。
すなわち第2図においては結論部において斜線で示され
る領域が求められる。この条件部に入力変数が複数個存
在する場合にはこのメンバシップ値の最小値により結論
部におけるメンバシップ値を切取る。第2図に示す構成
では1人力変数であるため、メンバシップ値α1および
α2でメンバシップ関数M3およびM4を切取ったメン
バシップ関数M3’ M4’が各ルールにおける最小値
を与える。この最小値を求める演算はmin演算と呼ば
れる。続いて各ルール1およびルール2に関してmin
演算された結果を合成する。すなわち結論部において切
取られたメンバシップ関数M3’およびM4’を同一の
出力値に対してそれぞれ比較し、その最大値を与えるメ
ンバシップ値を求め、この最大値をプロットすることに
より新しい最終的なメンバシップ関数を形成する。この
新しいメンバシップ関数を求める演算はmax演算と呼
ばれる。続いてこの新しく求められたメンバシップ関数
の重心を計算することにより、出力値yOが得られる。
上述のように演算処理を行なうことによりメンバシップ
関数を適当に設定すれば、たとえば「Aが大きくかつB
が普通なら、Cを小さくせよ」という「大きい」、「普
通」および「小さい」という曖昧さを含む命題を処理す
ることが可能となり、きめの細かい制御を実行すること
が可能となる。
この本実施例においては、ファジー演算部2は、「1ケ
月前の気温が高い場合には、設定温度を高めにする」、 「1ケ月前の気温が低い場合には、設定温度を低めにす
る」、 「2,3日前の気温より今日の気温が低い場合には、設
定温度を高めにする」、および「2,3日前の気温より
今日の気温が高い場合には、設定温度を低めにする」 という4ルールのファジィ演算を行なう。これにより、
ファジィ演算部2からは、1ケ月前の平均気温、2,3
日前の平均気温および今日の平均気温から目標温度とな
る設定温度補正情報が出力される。設定温度保持部3は
、このファジィ演算部2からの補正情報に従って設定温
度すなわち目標温度を補正し保持する。空気調和機はこ
の設定温度保持部3に補正して保持された設定温度を目
標温度として室内温度の調整を行なう。
なお上述の構成においてはファジィ演算部2からは直接
設定温度情報そのものが導出され、設定温度保持部3は
、目標温度となる設定温度を単に保持する構成としても
よい。
第3図はこの発明の一実施例である空気調和機における
、気温計測部および平均温度記憶部を概略的に示すブロ
ック図である。第3図において、気温計測/平均温度記
憶回路部分は、たとえば温度センサからなる温度検出器
20と、温度検出器20からのアナログ温度情報をデジ
タル信号に変換するアナログ−デジタル(A/D)変換
器21と、A/D変換器21からのデジタル温度情報を
受け、1日分の平均温度を求めて保持する加算/平均計
算器22と、加算/平均計算器22からの1日の平均温
度情報を受けて日単位および週単位の平均温度情報を格
納する第2の平均気温格納回路23とを含む。
温度検出器20は、外気温と室内温度もしくは外気温と
室内温度との平均のいずれかを測定してアナログ温度情
報を導出する。室内温度のみを測定する場合、空気調和
機の非運転時の室内温度または運転時の室内温度もしく
は非運転/運転にかかわらず室内温度が測定される。空
気調和機の運転時の室内温度のみを測定する構成の場合
、外気温と室内温度とは異なるものの、室内温度は利用
者が最適と感じる温度に制御されているので、この室内
温度を測定したとしても、室内温度の変化より季節およ
び環境の変化を見ることができ、利用者が微妙な温度調
節を行なわなくとも過去の平均温度情報により常に最適
温度に室内温度を設定することができる。
A/D変換器21は、所定時間間隔で温度検出器20か
らのアナログ温度情報をサンプリングしてデジタル信号
に変換する。このA/D変換器21のサンプリング間隔
は、1日の平均気温を得るのに充分である適当な間隔に
設定される。
加算/平均計算器22は、A/D変換器21からのデジ
タル温度情報を受け、1日分の温度情報を加算し、この
加算された温度情報をたとえば算術平均により処理する
ことにより1日の平均温度を導出する。
ここで、1日分の温度情報としては、1日中(24時間
)連続して測定された温度情報を用いてもよいし、また
光センサ等を用いて外部が明るい時間のみまたは暗い時
間のみ測定された温度情報を用いてもよく、また、タイ
マなどの時計機能を用いて所定の一定の期間のみ測定さ
れた温度情報を用いてもよい。
第2の格納回路23は、今日から7日前までのそれぞれ
の1日あたりの平均温度を記憶する第1ないし第7の1
8平均温度記憶回路231〜234と、第1ないし第7
の1日平均気温記憶回路213〜214からの平均温度
情報を受けて1週間の平均温度を求めて保持する週平均
温度計算器235と、週平均温度計算器235からの週
平均温度情報を受けて今週ないし20週間前の各週の平
均温度をそれぞれ保持する週平均温度記憶回路236〜
239を含む。
記憶回路231〜234および236〜239としては
、シフト機能を有するレジスタ、書込アドレス/読出ア
ドレスがサイクリックに移動するロールオーバ構成のア
ドレスカウンタを有するメモリなどの任意の記憶装置を
用いることができる。
しかしデータ保持の観点からは、停電時に保持データが
消去しないようなバックアップ機能を有するかまたは不
揮発的な記憶能力を有する記憶装置を用いるのが望まし
い。次に動作について説明する。
温度検出器20は、室内温度、外気温またはこの両者の
温度を測定し、測定温度を示すアナログ温度情報を導出
する。温度検出器24が室内温度および外気温度両者を
測定する構成の場合、この両者の平均値が温度情報とし
て出力される。
A/D変換器21は、温度検出器20からのアナログ温
度情報を所定間隔でサンプリングしデジタル温度情報に
変換してこの変換結果を加算/平均計算器22へ与える
加算/平均計算器22は、与えられたデジタル温度情報
を順次加算し、1日分の温度情報を加算し終わった時点
で、たとえば算術平均により1日の平均温度を求め、今
日の平均温度情報として格納回路23へ与える。
格納回路23においては、加算/平均計算器22からの
書込指示信号(第3図においては破線の信号Aで示す)
に応答して、記憶回路231〜234の内容が順次次段
の記憶回路または週加算/平均計算器235へ伝達され
るとともに、記憶回路231には加算/平均計算器22
からの今日の平均気温が書込まれる。これにより、−日
ごとに「6日前の平均気温−7日前の平均気温」、・・
・「昨日の平均気温−一昨日の平均気温」および「今日
の平均気温−昨日の平均気温−」というデータの更新が
行なわれる。
週加算/平均計算器235は、7日前の平均気温を記憶
回路234から受けて順次加算し、1週間分の平均気温
の加算が終了した時点において、たとえば算術平均によ
り週平均気温を求め、今週の平均気温情報として出力す
る。記憶回路236〜239においては、週加算/平均
計算器235からの書込指示信号(第3図破線Bで示す
)に応答して順次その記憶内容が次段の記憶回路へ伝達
されるとともに、記憶回路36へは週加算/平均計算器
235からの平均記憶情報が今週の平均気温として書込
まれる。これにより、1週間ごとに、「19週間前の平
均気温−20週間前の平均気温」・・・ 「先々週の平
均気温→3週間前の平均気温」「先週の平均気温−先々
週の平均気温」とデータが更新される。
ここで、今週の平均気温を導出するために7日前の平均
気温が用いられており、1週間ごとに週平均気温情報が
更新されている。しかしながら、週加算/平均計算器2
30へは記憶回路232からの昨日の平均気温情報が順
次伝達され、これを用いて今週の平均気温を導出する構
成としてもよい。この場合、週平均気温は1日ごとに更
新されることになる。
さらに、週平均気温を導出する構成としては、記憶回路
231へ平均気温情報が書込まれる前に、計算器235
が記憶回路231〜234の7日分の平均気温情報を受
け、これらの7日分の平均気温情報に基づいて1週間の
平均温度を導出する構成としてもよい。この場合におい
ても週平均気温は1日ごとに更新されることになる。
上述の格納回路23を用いることにより過去の必要な気
温の平均値を求めることができる。
たとえば、第1図に示すように2.3日前の平均気温を
求める回路11は、記憶回路232および233の記憶
している平均気温情報を読出してこの平均値を求める機
能を備える。これにより2゜3日前の平均気温を求めて
保持することができる。
同様に1ケ月前の平均気温を保持する回路12は、今週
から3週間前または1週間前から4週間前の平均気温を
格納する記憶回路の記憶内容を読出してその平均値を用
いれば1ケ月前の平均気温を求めて保持することができ
る。また、2ケ月前の平均気温が必要であれば、記憶回
路236〜239において8週間前から11週間前の平
均気温を読出してこの読出した平均気温情報の平均を求
めることにより得ることができる。
さらに、2,3日前の平均気温と記憶回路231が保持
する今日の平均気温との差を用いれば、気温がどのよう
に短い期間において変化しているかを検知することがで
き、環境の変化に対しても適切に対応して最適な目標温
度を設定することができる。
なお、第1図に示す構成においては、2,3日前の平均
気温、1ケ月前の平均気温および今日の平均気温を用い
て目標温度(設定温度)を調整するように構成している
が、この場合、2ケ月前の平均気温、1週間前の平均気
温、現在の気温などを用いてもよい。この場合、単にフ
ァジィ演算部2におけるメンバシップ関数を適切に調節
することにより、最適な目標温度を設定することができ
る。
また、空気調和機が暖房機能および冷房機能両者を備え
ている場合、ファジィ演算部は暖房用および冷房用と2
つ準備し、冷房動作時および暖房動作時それぞれのモー
ドに応じて目標温度が設定されるように構成すれば、よ
り最適な目標温度の調節を実現することができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、比較的長期間および
比較的短期間の気温の平均を求めて記憶し、この平均気
温情報に従って室内温度の目標値となる設定温度を調整
するように構成したので、以下に述べる効果を得ること
ができる。
■ 利用者が設定温度を微妙に調節することなく、季節
に応じて最適な温度に室内温度を保持することができる
空気調和機を得ることができる。
■ 季節に応じて設定温度を調節することができるため
、不要な暖め過ぎおよび不要な冷やし過ぎを減少させる
ことができ、省エネルギの空気調和機を実現することが
できる。
■ 急激な気温の変化にも対応して体感温度に最適な室
内温度を設定する制御機能を備えた空気調和機を得るこ
とができる。
■ 季節に応じた室内温度の設定は、過去の平均気温温
度情報に基づいて行なうように構成しているので、別に
カレンダー等の機能を設けることなく季節に応じた設定
温度の調整が可能である。
■ また平均気温を用いて設定温度を補正するように構
成しているので、1日、および計測時間等の時間を計測
する部分に精度誤差が含まれていたとしても、平均機能
によりこのような誤差は十分に補償されるため、常に季
節および環境に応じた室内温度を設定することのできる
空気調和機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である空気調和機の要部の
構成を概略的に示すブロック図である。 第2図は第1図に示すファジィ演算部における演算処理
の方法を説明するための図である。第3図はこの発明の
一実施例である空気調和機における平均気温を導出する
ための温度検出部および平均気温格納部の構成を概略的
に示すブロック図である。 図において、1は第1の平均気温格納回路、2はファジ
ィ演算部、3は設定温度保持部、20は温度検出器、2
1はA/D変換器、22は1日の平均気温を求める加算
/平均計算器、23は長期間および短期間の平均気温を
格納する第2の平均気温格納回路、231ないし234
は日単位の平均気温を格納する記憶回路、235は1週
間の平均気温を求めるための週加算/平均計算器、23
6ないし239は週単位の平均気温を格納する記憶回路
である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 予め設定された温度を目標値として室内の温度を調整す
    る機能を備える空気調和機であって、温度検出手段、 前記温度検出手段からの温度情報を受け、予め定められ
    た複数種類の時間範囲における平均値を各々計算し、所
    定期間の過去における平均値情報とともに該計算結果を
    それぞれ格納する手段、前記格納手段に格納された平均
    値情報に予め定められた演算処理を施して前記目標値と
    なる前記予め設定された温度を補正するための情報を発
    生する手段、および 前記補正情報発生手段からの補正情報に応答して、前記
    目標値となる前記予め設定された温度を修正する手段を
    備える、空気調和機。
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