JPH03243972A - 電子写真装置の現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電子写真装置の現像装置に間する。

［従来の技術］ はじめに、電子写真装置の概略構成を第７図に基づき説
明する。

図において、１は感光ドラムで時計回り方向（矢印Ｒ方
向）に回転される。感光ドラム１は、ます、帯電器２で
表面が均一に帯電された後、図示しない光学系からのレ
ーザビーム３によって表面に静電潜像か形成される。感
光ドラム１に形成された静電潜像は、感光ドラム１の回
転に伴い、現像装置の磁性粉体現像剤４によって現像さ
れた後、転写器５において図示しない給紙部から送られ
てきた転写紙に転写される。

ここで、現像装置は、内部に磁性粉体現像剤４を収容し
かつ感光ドラム１の周面に臨んで開口部を有する本体ケ
ース１１と、この本体ゲース１１の開口部に回転自在に
設けられた筒状の非磁性スリーブ２２およびこの非磁性
スリーブ２２内に支軸２３ａを介して当該スリーブ２２
と相対回転可能に支持されたマグホントロール２３等か
らなる現像ローラ２１とを含み構成されている。この非
磁性スリーブ２２は感光ドラム１とは逆方向（すなわち
反時計回り方向）に回転され、マグネットロール２３は
、通常、非磁性スリーブ２２とは逆方向つまり感光ドラ
ム１と同方向へ回転される。

しかして、感光ドラム１に形成された静電層像を現像す
る際は、現像ローラ２１の非磁性スリーブ２２とマグネ
ットロール２３とを歯車変速機構を用いて相対回転させ
つつ当該マグネットロール２３の磁気作用により本体ケ
ース１１内の磁性粉体現像剤４を非磁性スリーブ２２の
表面に担持させる。この非磁性スリーブ２２に担持され
た磁性粉体現像剤４は当該スリーブ２２の回転に伴って
現像剤規制部材１３によって定量層とされた後、感光ド
ラム１に供給される。

ここに、歯車変速機構は、第５図および第６図に示す如
く、本体ケース１１の側面部１１ａに設けられており、
駆動プール３１．プーリ３２．ベルト３３．歯車３４．
遊び歯車（３５ａ、３５ｂ。

３５ｃ、３６ａ、３６ｂ等）、スリーブ駆動歯車３７お
よび駆動モータ３９等を含み構成されている。この駆動
プーリ３１はマグネットロール２３の支軸２３ａに連結
されており、この駆動プーリ３１には歯車３４か連結さ
れている。また、スリーブ駆動歯車３７は非磁性スリー
ブ２２に連結されている。

しかして、駆動モータ３９を、駆動すると、マグネット
ロール２３はプーリ３２．ベルト３３゜駆動プーリ３１
および支軸２３ａを介して所定方向に所定の周速度をも
って回転される。また、これと同時に、非磁性スリーブ
２２が、プーリ３２ベルト３３．駆動プーリ３１．歯車
３４．遊び歯車３５ａ、３５ｂ、３６ａ、３６ｂおよび
スリーブ駆動歯車３７を介して感光ドラム１とは反対方
向に所定の周速比をもって回転される。

なお、第５図および第６図において３８ａ、３８ｂ、３
８ｃ、３８ｄ、３８ｅは撹拌羽根１４を回転させるため
の歯車である。

［発明か解決しようとする課ｗ１１ ところで、上記した現像装置は、次のような問題点を有
する。

■現像ローラ２１の非磁性スリーブ２２およびマグネッ
トロール２３とを、それぞれ所定方向に所定周速度をも
って回転させるために、歯車変速機構か複雑化・大型化
し、現像装置全体の小型化を図ることが困難である。

■また、現像ローラ２１等を介して本体ケース１１内の
磁性粉体現像剤４が外部に浮遊・飛散することかあるが
、かかる現像剤４か歯車変速＊ｍの歯車に付着して噛合
不良等を起こし、当該現像ローラ２１か円滑に回転でき
ないことがある。

■さらに、歯車変速機構か本体ケース１１の外部に設け
られているために騒音レベルが大きく作業環境を悪化さ
せる。かかる不都合を回避するために防音カバーを本体
ケース１１の側面部１１ａに設けることか考えられるが
、これでは現像装置が大型化してしまう不都合が生じる
。

本発明の目的は、上記事情に鑑み、小型化を達成しつつ
現像ローラを円滑回転させて現ｆ象作業を行えるととも
に、騒音レベルを低下させることができる電子写真装置
の現像装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、回転自在に設けられた筒状の非磁性スリーブ
およびこの非磁性スリーブ内に当該非磁性スリーブと相
対回転可能に支持されたマグネットロールとを含み形成
された現像ローラを有し、この非磁性スリーブとマグネ
ットロールとを歯車変速機構を用いて相対回転させつつ
当該マグネットロールの磁気作用により磁性粉体現像剤
を当該非磁性スリーブ表面に担持させて感光ドラムに供
給可能な電子写真装置の現像装置であって、前記歯車変
速機構が、前記現像ローラのマグネットロールに連結さ
れた太陽歯車と当該太陽歯車と噛合しつつ公転可能な遊
星歯車とを備え当該現像ローラに内蔵された差動歯車変
速機構から形成されたことを特徴とする特 ［作　用］ 本発明では、現像作業を行う際は、差動歯車変速機構か
らなる歯車変速機構を用いて非磁性スリーブとマグネッ
トロールとか相対回転され、当該マグネットロールの磁
気作用により磁性粉体現像削が非磁性スリーブ表面に担
持されて感光ドラムに供給される。

この際、差動歯鳳変速１１横は、小型でも大きな変速比
をとることかでき、当該歯車変速機構を容易に小型化す
ることかできる。

また、差動歯車変速機構は現像ローラに内蔵されている
ので、従来の現像装置の如く本体ケース周囲に歯車変速
機構用の設置スペースを設ける必要はなくなり、−段と
小型化を図ることかできる。

さらに、騒音の主要発生源である歯車変速ｍ桶を現像ロ
ーラ内に封じ込めるので騒音レベルを低下させることが
できる。さらにまた、本体ケースｔヰから浮遊・飛散し
た現像剤か歯車変速機構を構成する各歯車に付着するの
を防止することかでき、現像ローラの円滑回転を保証す
ることができる。

したかって、小型化を達成しつつ現像ローラを円滑回転
させて現像作業を行えるとともに、駆動レベルを低下さ
せることかできる。

［実施例ｊ 本発明の一実株例を図面に基つき説明する。

本実施例に係る現像装置は、第１図〜第３図に示す如く
、本体ケース１１．現像側規制部材１３現像ローラ２１
および本装置の特徴部である歯車変速機構とを含み構成
されている。

なお、第５図〜第７図において示した構成要素と同一の
ものについては同一の符号を付し、その説明を省略もし
くは簡略化する。

ここで、歯車変速機構は、小型化を図るために、現像ロ
ーラ２１に内蔵された差動歯車変速機構４１から形成さ
れている。この差動歯車変速機構４１は、現像ローラ２
Ｉのマグネシトロール２３に連結された太陽歯車４２と
、当該歯車４２と噛合しつつ公転可能な遊星歯車４３と
を含み構成されている。具体的には、太陽歯車４２は、
マグネットロー）１２３に支軸２３ａを介して連結され
ており、遊星歯車４３は支軸２３ａと相対回転可能な腕
４４にスタッド４５を介して回転自在に支持されている
。−、方、非磁性スリーブ２２の内面には内歯歯車４６
が装着されており、当該内歯歯車４６は前記した遊星歯
車４３と噛合している。なお、内歯歯車４６はベアリン
グ４７を介して腕４４と相対回転自在に設けられている
。また、支軸２３ａには駆動歯車４８が装着されており
、当該駆動歯車４８には図示しない駆動歯車機構か連結
されている０本実施例においては、腕４４は本体ケース
１１に固定されている。したかって、太陽歯車４２の歯
数をＺｌ、内歯歯車４６の歯数をＺ２とし、駆動歯車４
８等を介して、マグネットロール２３を駆動歯車４８側
から見て反時計方向にＮ１回転すると、非磁性スリーブ
２２は時計方向に（Ｚ、／Ｚ２　）・Ｎ、回転する。

ここで、差動歯車変速機構４１は、その構造上、歯数２
２を歯数２１に対して大きくとれるので、小型でら大変
速比をもってマグネットロール２３と非磁性スリーブ２
２とを相対回転させることかできる。また、差動歯車変
速機１４１は、現像ローラ２１に内蔵されているので、
例えは本体ケース１１の周囲に歯車変速機構用の設置ス
ペースを設ける必要はなく一段と小型化することかでき
る。

さらに、騒音の主要発生源である歯車変速機構は、現像
ローラ２１に封じ込められているので騒音レベルは低減
される。さらにまた、本体ケース１１から現像剤４か飛
散した場合でも、かかる現像剤４が歯車変速機構を構成
する各歯車に付着するのか防止され現像ローラ２１の円
滑回転が保障される。

しかして、この実施例によれば、歯車変速機構を、現像
ローラ２１のマグネットロール２３に装着された太陽歯
車４２と当該太陽歯車４２と噛合しつつ公転可能な遊星
歯車４３とを備え当該現像ローラ２１に内蔵された差動
歯車機構４１から形成したので、小型化を達成しつつ現
像ローラ２１を円滑回転させて現像作業を行えるととも
に、騒音しベルを低下させることかできる。

なお、第４図に示す如く形成された差動歯車変速機構を
用いて歯車変速機構を構成してもよい。

すなわち、差動歯車変速機構４１は、支軸２３ａを介し
てマグネットロール２３に装着された太陽歯車５２と、
非磁性スリーブ２２に１１５ｉｉ５４およびスタッド５
５を介して回転支持され、かつ太陽歯車５２と噛合しつ
つ公転可能な遊星歯車５３とを含み’ｆＲｅされている
。この遊星歯車５３には、支軸２３ａと相対回転可能な
内歯歯車５６か噛合している。なお、腕５４と内歯歯車
５６とはベアリング５７を介して相対回転自在に係合し
ている。

ここで、内歯歯車５６は本体ケース１１に固定されてい
る。したがって、太陽歯車５２の歯数をＺ、内歯歯車５
３の歯数をＺ２とし、駆動歯車４８等を介してマグネ・
１トロール２３を駆動歯車４ＳｒＰＪから見て反時計方
向にＮ１回転すると、非磁性スリーブ２２は反時計方向
に（Ｚｌ　、’　（Ｚｌ　＋７２）〕・Ｎ１回転する。

ここで、かかる差動歯車機構は、その構造上、大減速比
をもってマクネットロール２３と非磁性スリーブ２２と
を相対回転させることかでき、小型化を達成しつつ現像
ローラ２１を円滑回転させて現像作業を行えるとともに
、騒音レベルを低下させることかできる。

［発明の効果） 本発明によれは、歯車機構が、現像ローラのマグネット
ロールに装着された太陽歯車と当該歯車と噛合しつつ公
転可能な遊星歯車とを備え当該現像ローラに内蔵された
差動歯車変速５ｉｉｉｓから形成された構成としたので
、小型化を達成しつつ現像ローラを円滑回転させて現像
作業を行えるとともに騒音レベルを低下させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示す図で、第１図
は要部を示す断面図、第２図は正面図、第３図は側面図
である。第４図は本発明の差動歯車変速機構の変形例を
示す図である。第５図および第６図は従来の現像装置の
歯車変速機構を示す図で、第５図は正面図、第６図は現
像ローラとの位置関係を示す図である。第７図は電子写
真装置装置の一般槓造を示す図である。 ２１・・・現像ローラ、 ２２・・・現像ローラの非磁性スリーブ、２３・・・現
像ローラのマグネットロール、４１・・・差動歯車機構
、 ４２．５２・・・太陽歯車、 ４３．５３・・・遊星歯車。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転自在に設けられた筒状の非磁性スリーブおよ
   びこの非磁性スリーブ内に当該非磁性スリーブと相対回
   転可能に支持されたマグネットロールとを含み形成され
   た現像ローラを有し、この非磁性スリーブとマグネット
   ロールとを歯車変速機構を用いて相対回転させつつ当該
   マグネットロールの磁気作用により磁性粉体現像剤を当
   該非磁性スリーブ表面に担持させて感光ドラムに供給可
   能な電子写真装置の現像装置であって、 前記歯車変速機構が、前記現像ローラのマグネットロー
   ルに連結された太陽歯車と当該太陽歯車と噛合しつつ公
   転可能な遊星歯車とを備え当該現像ローラに内蔵された
   差動歯車変速機構から形成されたことを特徴とする電子
   写真装置の現像装置。