JPH03240471A - 杜仲茶の製造方法 - Google Patents
杜仲茶の製造方法Info
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- JPH03240471A JPH03240471A JP2037978A JP3797890A JPH03240471A JP H03240471 A JPH03240471 A JP H03240471A JP 2037978 A JP2037978 A JP 2037978A JP 3797890 A JP3797890 A JP 3797890A JP H03240471 A JPH03240471 A JP H03240471A
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Landscapes
- Tea And Coffee (AREA)
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- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、杜仲（Ｅｕｃｏｍｍｉａ ｕｌｍｏｉｄｅ
ｓ）の葉を原料とし、蒸煮または釜炒り、揉捻、乾燥を
経て杜仲茶を製造する方法に関し、さらに詳しくはその
原料に関するものである。
ｓ）の葉を原料とし、蒸煮または釜炒り、揉捻、乾燥を
経て杜仲茶を製造する方法に関し、さらに詳しくはその
原料に関するものである。
［発明の背景］
中国原産の落葉性植物であるトチュウ科トチュウの樹皮
は生薬として神農本草経の上品に収載されている。現在
、生薬として用いられている杜仲は、はとんど中国大陸
その他で自生ないしは栽培されているものであって、樹
齢２０年程度の成木を伐採し、その樹皮を剥離し、得ら
れた皮成分を薬用原料として用いている。
は生薬として神農本草経の上品に収載されている。現在
、生薬として用いられている杜仲は、はとんど中国大陸
その他で自生ないしは栽培されているものであって、樹
齢２０年程度の成木を伐採し、その樹皮を剥離し、得ら
れた皮成分を薬用原料として用いている。
杜仲の薬効として生薬大事典、中華人民共和国薬典には
「腎肝を補う、筋骨を強める、胎を安らげる効能があり
、腰、をの酸痛、足腰葉間（膝の麻痺）、残尿、女性の
不正出血、早流産、高血圧を治すＪなどと記載されてお
り、数々の薬効成分が報告されている。しかしながら、
樹木の伐採および樹皮の剥離には多大の労力を費やし、
また樹皮を多量採取すると植物の生存と生育に悪影響が
生じる。
「腎肝を補う、筋骨を強める、胎を安らげる効能があり
、腰、をの酸痛、足腰葉間（膝の麻痺）、残尿、女性の
不正出血、早流産、高血圧を治すＪなどと記載されてお
り、数々の薬効成分が報告されている。しかしながら、
樹木の伐採および樹皮の剥離には多大の労力を費やし、
また樹皮を多量採取すると植物の生存と生育に悪影響が
生じる。
これに対し、杜仲の葉は簡単な作業で繰返し採取できる
利点があって、薬効の点でも遜色がなく、また杜仲葉か
ら製造したお茶は黄金に近い光沢を持ちかつ芳醇な香を
有している。
利点があって、薬効の点でも遜色がなく、また杜仲葉か
ら製造したお茶は黄金に近い光沢を持ちかつ芳醇な香を
有している。
［従来技術および発明の課題］
従来、杜仲葉から製造したお茶は、杜仲葉を日干し等に
より乾燥しついで乾燥葉を釜炒りしさらに揉捻する方法
によって得たものであった。
より乾燥しついで乾燥葉を釜炒りしさらに揉捻する方法
によって得たものであった。
しかし、この方法では杜仲葉の乾燥過程で酵素による醗
酵が起こって含有成分が変化し、そのため製品茶は黒褐
色を呈したものとなった。
酵が起こって含有成分が変化し、そのため製品茶は黒褐
色を呈したものとなった。
またこうして得られた杜仲茶は味および香りの点で特徴
のないものであった。
のないものであった。
この発明は、上記の如き実情に鑑み、生葉の緑色をその
まま保持しかつ異質な味および香りを有する杜仲茶を製
造する方法を提供することを目的とする。
まま保持しかつ異質な味および香りを有する杜仲茶を製
造する方法を提供することを目的とする。
［課題の解決手段］
この発明による方法は、原料として杜仲の生葉を用い、
蒸煮または釜炒り、揉捻、乾燥の各工程を経て杜仲茶を
製造することを特徴とする、杜仲茶の製造方法である。
蒸煮または釜炒り、揉捻、乾燥の各工程を経て杜仲茶を
製造することを特徴とする、杜仲茶の製造方法である。
［作 用］
この発明による方法では、杜仲の生葉を蒸煮または釜炒
りにより加熱して殺青するので、酵素が破壊されて醗酵
が阻止され、その結果生葉の緑色がそのまま保持される
と共に、従来の杜仲茶とは異なった味および香りを有す
る杜仲茶が得られる。
りにより加熱して殺青するので、酵素が破壊されて醗酵
が阻止され、その結果生葉の緑色がそのまま保持される
と共に、従来の杜仲茶とは異なった味および香りを有す
る杜仲茶が得られる。
また、杜仲の生葉を水蒸気で蒸すことにょって製品茶の
品質が安定したものになる。
品質が安定したものになる。
［実 施 例］
つぎに、図示フローの実施例によりこの発明を具体的に
説明する。
説明する。
実施例１
第１図に示すフローシートにおいて、ます杜仲の生葉を
長さ５〜１０ｃｍに裁断する。
長さ５〜１０ｃｍに裁断する。
ついで、裁断生葉に１００°Ｃの水蒸気を５〜３０秒間
吹き付け、生葉を蒸煮・殺青する。これにより酵素が破
壊されて醗酵が阻止される。
吹き付け、生葉を蒸煮・殺青する。これにより酵素が破
壊されて醗酵が阻止される。
つぎに、蒸煮品を揉捻する。揉捻は粗揉工程、揉捻工程
、中揉工程および精揉工程に分けられる。粗揉工程では
蒸煮品に９０〜７０℃の熱風を当てながら、蒸煮品を揉
み乾燥させる。操作時間は２０〜４０分である。揉捻工
程では細胞破壊を促すことによって含有成分の溶出を進
行させる。中揉工程では温度５０℃で２０分間回転を行
なって水分的３０％まで乾燥を行なう。
、中揉工程および精揉工程に分けられる。粗揉工程では
蒸煮品に９０〜７０℃の熱風を当てながら、蒸煮品を揉
み乾燥させる。操作時間は２０〜４０分である。揉捻工
程では細胞破壊を促すことによって含有成分の溶出を進
行させる。中揉工程では温度５０℃で２０分間回転を行
なって水分的３０％まで乾燥を行なう。
精揉工程では温度的４０℃で乾燥を行なう。こうして、
揉捻によってお茶としての形態を整える。
揉捻によってお茶としての形態を整える。
ついで、揉捻品を５０℃の温風で乾燥させる。
こうして、原料として杜仲の生葉を用い、蒸煮、揉捻、
乾燥の各工程を経て杜仲茶を製造する。
乾燥の各工程を経て杜仲茶を製造する。
実施例２
第２図に示すフローシートにおいて、この実施例では水
蒸気による生葉の蒸煮・殺青の代わりに、釜炒りによる
生葉の加熱・殺青を行なう。
蒸気による生葉の蒸煮・殺青の代わりに、釜炒りによる
生葉の加熱・殺青を行なう。
また、最終の揉捻品の乾燥は水分含量５％以下まで行な
う。その他の工程は実施例１のものと実質的の同じであ
る。
う。その他の工程は実施例１のものと実質的の同じであ
る。
こうして得られた杜仲茶は実施例１で得られたものとは
また異なった味および香りを発揮する。
また異なった味および香りを発揮する。
［発明の効果］
この発明の杜仲茶の製造方法によれば、杜仲の生葉を蒸
煮または釜炒りにより加熱して殺青するので、酵素が破
壊されて醗酵が阻止される。
煮または釜炒りにより加熱して殺青するので、酵素が破
壊されて醗酵が阻止される。
そのため、生葉の緑色をそのまま保持することができる
と共に、従来の杜仲茶とは異なった味および香りを発揮
させることができる。
と共に、従来の杜仲茶とは異なった味および香りを発揮
させることができる。
また、杜仲の生葉を水蒸気で蒸すことによって製品茶の
品質を安定させることができる。
品質を安定させることができる。
第１図および第２図はいずれもこの発明の実施例を示す
フローシートである。 以 上
フローシートである。 以 上
Claims (1)
- 原料として杜仲の生葉を用い、蒸煮または釜炒り、揉捻
、乾燥の各工程を経て杜仲茶を製造することを特徴とす
る、杜仲茶の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037978A JPH03240471A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 杜仲茶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037978A JPH03240471A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 杜仲茶の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03240471A true JPH03240471A (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=12512658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2037978A Pending JPH03240471A (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | 杜仲茶の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03240471A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05292924A (ja) * | 1992-04-20 | 1993-11-09 | Okinawa Yuukari Farm:Kk | ユ−カリ茶 |
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-
1990
- 1990-02-19 JP JP2037978A patent/JPH03240471A/ja active Pending
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