JPH03238483A

JPH03238483A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH03238483A
Application number: JP3369990A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Ito; 展之伊東; Ichirou Wakiken; 脇健　一郎
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-02-16
Filing date: 1990-02-16
Publication date: 1991-10-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（１）発明の目的（産業上の利用分野）この発明は静置転写プロセスを利用する画像形成装置に
関するちのである。

（従来技術と解決すべき課題）走行する像担持体と、これに当接して同期走行する転写
ベルトをそなえて両者の当接部を転写部位とし、該転写
ベルトに、静電的に紙などの転写材を吸着させて、これ
を前記転写部位に搬送するとともに、この位置で転写バ
イアスな印カロして像担持体ｆｌＩｌｌのトナー像を転
写材に転移させ、ついで転写材を像担持体から分離して
転写ベルトによってさらに吸看搬送した後、該転写ベル
トから転写材を不離するように構成１−た画像形成装置
がすでに提案されている。

このような構成の装置において、転写ベルトと、で、カ
ーボンブラックなどの導電性フィラーをＥ　Ｐ　Ｄ　Ｍ
、ポリウレタンなどに分散させで体積抵抗を１０６Ωｃ
ｍ以下：こ調整した導電性フィルムを内側に、体積抵抗
１０”９ｃｍ以上の誘雷体フィルムを外測；こして貼着
して無端ベルト状に構成５．たちのか翔られているが、
この種の転写ベルト：よ、転写ベルト表面に転写後も残
る残留電荷を転写の都度、除霊する必要があった。

このような即題を解決するため、たとえば、特願昭６２
−２０３１６９号公報にみるように、転写ベルトを２層
構造とじ、内側には、導雷陛フィラーを含む（また：よ
含まない）熱可塑性エラストマーまたはアイオノマーで
、体積対抗か１０７〜ｔｏ１２Ωｃｍの半導電層を、外
側に、熱可塑性エラストマーまたはアイオノマーで体積
抵抗がｔｏ１２〜１０１６Ωｃｍの誘電体層を用いた転
写ベルト利用するちのが提案されている。

このような転写ベルトは、転写材が転写ベルトから分離
する位置に到達するまでに、残留電荷がＩＩ！ｉ滅する
ので、特段の除重手段を必要とせず、宝の効果を期待で
きる。

−かしながら、実際には、電荷が消滅するまでに、高ｆ
Ａｍ境下でも２〜７秒かかるので、プロセススピードの
速い装置、スペースを大きく叢れない装置などでは電荷
の消滅不十分で、転写ベルトと転写材を分離する位置で
発生する、剥離放電による画像欠陥を確実に阻止するこ
とが出来ず、また、上前消滅までの時間が、転写材の種
類、環境、転写電圧など：こよって異り、安定した除電
機箭を期待てきかったのか実態であった。

本発明！よこのような事態に対処することを量的とする
もので、転写ベルトを使用する画像形成装置において、
該転写ベルトを、転写部位において：＝絶絶縁性を示し
、分離部位その他所窓の位置にお７）で：＝導電性を示
すようにして、特段の電荷除去王段を必要とせず、しが
ち常時安定した転写、分離を行なし＼臀るような画像形
成装置を提供することを呂的とするものである。

２）発明の構成課題を解決する技術手段、その作用）二二己の量的な達成するため、本発明は、感光体と、こ
れ：こ当接する転写ベルトとをそなえ、両者の当接部を
転写部位として、前記転写ベルトに転写寥スを吸＠搬送
して前記転写部位に至らしめて転写ｉ−た後、更に前記
転写ベルトで転写材を吸着搬ｊ′−た後、分離部位で転
写材を転写ベルトから分離する画像形成装置において、
転写ベルトの体積抵抗が転写領域において絶縁性であり
、写離領域で導電性を示すことを特徴とするものである
。

このように構成することによって、転写材を、転写ベル
トから、適宜の分離部位において確実、容易に分離する
ことが可能となり、同時に剥離放電による画質の劣化を
阻止することが出来る。

（実施例の説明）第１図は本発明の実施例を示す画像形成装置の要部の概
略側面図である。

転写ベルト支持用のローラ４．４’　、４”に懸架され
た転写ベルト２に図示矢印方向に走行↑る回転円筒状の
感光体１が当接して転写部位Ａを形成し、前記ローラ４
は導電性ローラでアース！、である。また、前記転写部
位Ａにおいて、感光体１と対向する位置には転写バイア
スを印加するための転写部材３が配設しである。

前記転写ベルト２はポリビニールカルバゾールなどのよ
うな光導電性材料で、厚さほぼ５０ＬＬｍのシートから
なり、感光体１と同期して図示矢印万病に走行する。

転写材Ｐ：よ、転写ベルトの図示右方から供給されて前
記転写部位に搬送され、この部位で転写部材３によって
転写バイアスが印加され、例えば＝３Ｋｖ、よって形成
される電界の作用で、この時までに感光体１表面に静電
的に形成されているトナー像が転写材Ｐに転写される。

転写後、転写部材３の作用で帯電した転写ベルト２に吸
着されながら、転写材Ｐはさらに図示左方に搬送されて
分離部位Ｂに至り、ここで転写ベルト２から分離して不
図示の定着部位に搬送されるちのとする。

詠分離部位Ｂには、図示のように、分離部位Ｂを照射す
る光源５が配置しであるので、光導電性材料で構成され
ている転写ベルト２の当該部分の抵抗値が減衰して重荷
はアースに逃げ、該ベルトの２転写材Ｐに対する吸着作
用は急激に減少し、転写材は、剥離放雷を生ずるような
ことなく、容易に転写ベルトから分離し、トナーの飛び
散り、水玉様の転写抜けなどを発生することもない。

第２図は他の実施態様を示すもので、この装置において
は、光透過性の転写ベルト２°を使用しており、除電用
の光源５を、図示のように、ベルト２の裏面から囮射す
るように構成しである。

このような構成によっても、前記の場合と同様の効果が
得られることは直ちに理解できるであろう。

転写ベルトの表面電位をどの程度低下させるかは、転写
材の揃速速度、ベルトの体積抵抗値、トナーの帯電量、
環境の温湿度などによって定まるので、光源５の光量は
、これらを勘案して適宜に設定するものとする。

実験によると、転写材Ｐの走行速度が２００ｍｍ／ｓｅ
ｃの装置において転写材Ｐと転写ベルト２の剥離放電に
よる画像の乱れを観察したところ、画像の乱れに対して
不利な、体積抵抗１０１５Ωｃｍ程度の転写紙の場合、
分離部位の表面電位＋５００Ｖ以上て画像に乱れを発生
した。

このときのトナーの帯電量は＋１ｏＬＬｃ／ｇであった
が、＋２０００■ｇのトナーを使用したところ、表面電
位＋８００Ｖ以上で画像乱れを発生−た。

つぎに、転写ペル１２０表面型位を上記の程度：こする
ための、前記光源５の光量について説明すＱ〇二記の転写ベルトは２０００Ｖｃｍ２／μＪの感ｉのも
のであり、転写時のその表面電位が＋２０００■：こな
った場合、０７５μＪ／ｃｍ２の光量を照射する画像の
乱れを抑制できた。この時の表面電崎は＋５００Ｖ、ト
ナーの帯電量は＋１０μＪ　／ｇであった。また、光源
は、ベルト材に対して・ぢ度の高いちのを使用するのが
よく、実験では６５０ｎｍのものを使用した。

基本的に二ヨ、光源は転写ヘルド、トナー、転写爽さら
に環境によって適宜のものを使用でき、また、条件に変
化によって光量、最大波長などを変化させるようにする
のが好適であり、転写ベルト表面に滑り性向上のために
０．１〜５μｍのコティングを行なってもよい。

転写ベルトとして、体積抵抗１０８Ωｃｍの半導体材料
からなる厚さ１１００ｕのフィルムを内側に）、、外側
にアモルファスセレンを樹脂に分散させた厚み５０ｕｍ
の感光層を外側に配置した第３図々示のような構成のも
のを使用し、トナー極性、転写電圧の極性を前記の場合
と反対極性として同様の実験を行なったところ、やはり
良好な転写、分離を行なえることを確認した。

第４図は本発明のさらに他の実施態様を示すもので、そ
の基本的構成は前記第１図に示すものと同様で、対応す
る部分には同一の荷合を付して示しである。

この装置においては、転写手段として符号３゜で示しよ
うに、帯電器をそなえている。

これによって、転写を行なうとともに、転写材を転写ベ
ルトに載置するときから、該ベルトに吸着作用を奏せし
めて、安定的に転写材を保持してこれを転写部位に搬送
出来るようにしである。

この場合には、転写ベルトの暗減衰を考慮する必要があ
り、また、帯電器の帯電線の汚染による転写禾良、さら
にオゾンの発生などを十分考慮する必要がある。

（３）発明の詳細な説明したように、本発明によるときは、像担持体と、
これに当接する転写ベルトをそなえ、両者の当接部を転
写部位として、該転写部位に、転写ベルトに転写材を載
置撤退するように構成した画像形成装置において、転写
ベルトの除電のための複雑な付帯的機構を要することな
く、転写後、適宜の分離部位において、分離時の剥離放
電の発生、これに起因するトナーの飛び敗り、転写抜け
など画質の劣化につながる現象の生ずることを確実に阻
止して、良質の画像を得るのに資すところが大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施態様を示す要部の概略側面図、第２図は他の実施態様を示す要部の概略側面図、第３図は転写ベルトの構成を示す一部の冷面図、第４図は本発明のさらに他の実施態様を示す要部の概略
側面図である。ｌ・・・感光体、２・・・転写ベルト、３・・・転写部
材、３°　・・・転写帯電器、４．４゜４″　・・・支
持ローラ、５・・・除重用光源。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）感光体と、これに当接する転写ベルトとをそなえ
、両者の当接部を転写部位として、前記転写ベルトに転
写材を吸着搬送して前記転写部位に至らしめて転写した
後、更に前記転写ベルトで転写材を吸着搬送した後、分
離部位で転写材を転写ベルトから分離する画像形成装置
において、転写ベルトの体積抵抗が転写領域において絶
縁性であり、分離領域で導電性を示すことを特徴とする
画像形成装置。
（２）転写ベルトが、光導電性材料で構成された特許請
求の範囲第１項記載の画像形成装置。
（３）転写ベルトの抵抗値を減少させる手段が、分離部
位を照射する光源であり、その近傍にアース電極を設け
ることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の画像形
成装置。
（４）転写ベルトが２層構成であり、転写材に接触する
側が光導電性物質で、反対側が中抵抗物質で構成された
特許請求の範囲第２項記載の画像形成装置。
（５）中抵抗物質の体積抵抗が１０＾７〜１０＾１＾２
Ωｃｍである特許請求の範囲第３項記載の画像形成装置
。