JPH03234243A - Ｃｔ装置における画像の表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被検体の診断部位について画像を計測し表示
するＣＴ装置における画像の表示方法に関し、特に表示
すべき一群の再構成画像のうち現在表示している画像の
位置関係をも表示することができる画像の表示方法に関
する。

〔従来の技術〕

一般に、ＣＴ装置において被検体の患部の断層像（再構
成画像）を見るときには、連続して計測位置を移動して
得られた複数の断層像を比較観察して上記患部の計測位
置による変化の状態を見る。

そして、従来のＣＴ装置において記憶装置に格納された
断層像を表示し観察するには、まず、表示装置の画面に
格納画像のディレクトリ情報を表示し、このディレクト
リ情報により特定画像を選択して表示し、この表示した
画像の前後の画像を例えば頁移動のようにして切り換え
て比較観察していた。このとき、表示された画像を切れ
換えるのに、従来の方法では、その画像と同時に表示さ
れる患者識別番号とスライス番号等の画像情報をもとに
前後の各画像を区別して表示していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような従来の画像表示においては。

表示すべき一群の断層像のうち現に表示されている画像
を切り換えるのに、その画像と同時に表示される患者識
別番号とスライス番号等の画像情報をもとに前後の各画
像を区別して表示していたので、記憶装置内に格納され
た一群の画像のうちの現在の表示順位を常に念頭におき
ながら各画像を切り換えなければならなかった。従って
、上記現在の表示画像の順位が全体のどの辺であるかを
常に考えているため、所要の画像の観察に集中できない
ことがあった。また、現在の表示画像の順位がはっきり
しないため、次にＷＡ察すべき画像の選択を誤る場合が
あった。これらのことから、ＣＴ装置で計測した断層像
を観察して行う診断の効率が低下するものであった。

そこで、本発明は、このような問題点を解決し、表示す
べき一群の再構成画像のうち現在表示している画像の位
置関係をも表示することができるＣＴ装置における画像
の表示方法を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明によるＣＴ装置にお
ける画像の表示方法は、被検体の診断部位について収集
した画像データを格納する記憶装置と、この記憶装置か
ら画像データを読み出し画像の再構成演算を行う演算装
置と、各種の操作指令を入力する入力手段と、上記再構
成された画像を表示する表示装置と、上記各構成要素を
制御する中央処理装置とを有するＣＴ装置において、上
記表示装置の画面に再構成画像を表示する際に。

その画面に、これから表示すべき一群の再構成画像の全
量を表すスケールを表示すると共に、上記一群の再構成
画像のうち現在表示している画像の順位を表すカーソル
を表示し、その表示画像を切り換えるごとに上記カーソ
ルをスケール上で順次移動させるようにしたものである
。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明による画像の表示方法の実施に使用する
ＣＴ装置の概略構成を示すブロック図である。このＣＴ
装置は、被検体の診断部位について画像を計測し表示す
るもので、図に示すように、記憶装置１と、演算装置２
と、キーボード３及びトラックボール４と１表示装置５
と、中央処理装置（以下ｒＣＰＵＪと略記する）６とを
有して成る。

上記記憶装置ｌは、図示外の計測装置で被検体の診断部
位について収集した画像データを格納するもので、例え
ば磁気ディスクから成る。なお、この記憶装置ｌの他に
フロッピーディスク７も装備されている。演算装置２は
、上記記憶装置１またはフロッピーディスマフから画像
データを読み出し画像の再構成演算を行うもので、その
演算制御データなどが記憶されたメモリ８が接続されて
いる。キーボード３及びトラックボール４は、上記演算
装置２及びＣＰＵ６等に対して画像処理の各種の操作指
令を入力する入力手段となるものである。また、表示装
置５は、上記の画像処理により再構成された画像を表示
するもので、例えばＣＲＴから成る。さらに、ＣＰＵ６
は、上記の各構成要素の動作を制御するもので、その制
御データなどが記憶されたメモリ９が接続されている。

なお、第１図において、符号１０は上記各構成要素の間
でデータを転送するパスラインである。

次に、このような構成のＣＴ装置を使用して再構成画像
（断層像）を表示する方法について、第２図を参照して
説明する。まず、第１図に示す表示装置５の画面に、記
憶装置上またはフロッピディスク７内に格納された再構
成画像についてその患者情報を並べた患者ディレクトリ
１１（第２図参照）を表示する。そして、この患者ディ
レクトリ１１を一覧してこれから画像表示したい患者を
選択する。このとき、上記患者ディレクトリ１１上で、
該当する患者識別番号のところにポインタ１２を合わせ
る。次に、上記表示装置５の画面に。

記憶装置１またはフロッピディスク７内に格納された再
構成画像のうち上記患者ディレクトリ１１についてポイ
ンタ１２の指示により選択された患者の断層像情報を並
べたスライスディレクトリ１３を表示する。そして、こ
のスライスディレクトリ１３を一覧してこれから画像表
示したいスライス面を選択する。このとき、上記スライ
スディレクトリ１３上で、該当するスライス番号のとこ
ろにポインタ１４を合わせる。

すると、上記ポインタ１４の指示により選択されたスラ
イス面の断層像データが記憶装置１またはフロンピディ
スク７から読み出され、その断層像１５が表示装置５の
画面に表示される。このとき、上記選択され表示された
断層像上５と共に、上記表示装置５の同じ画面の一部に
は、前記スライスディレクトリ１３を構成する断層像情
報をもとにしてポインタ１２で選択された患者の一群の
断層像の全量を表すスケール１６が表示されると共に、
その中で現在ポインタ１４で選択し表示したスライス面
の断層像１５の順位を表すカーソル１７が表示される。

そして１表示装置５の画面に表示する断層像１５を切り
換えるごとに上記カーソル１７がスケール１６上で順次
移動する。これにより、現在表示されている断層像１５
が成る患者の一群の断層像のうちどの表示順位にあるか
が一目瞭然でわかる。

以下、このような動作についてさらに詳しく説明する。

まず、ＣＴ装置の内部には、図示省略したが表示する画
像の順序を設定した情報テーブル（以下「表示順テーブ
ル」という）が設けられている。そして、キーボード３
上の所定のファンクションキー（以下ｒＦ１Ｆ１キーい
う）を押すと。

上記表示順テーブルに示された順序に従って記憶装置１
から画像データを読み出し、その画像を順次表示して行
く。ここで、上記表示順テーブルには、表示画像の選択
過程により初期値として計測した順序等が設定されてい
る。また、この表示順テーブル上には現在表示している
画像を示すポインタを有している。従って、上記の表示
順テーブル及びポインタの情報をもとに、第２図に示す
スケール１６とカーソル１７とが表示される。そして、
前記キーボード３上のＦｌキーを押すと、表示順テーブ
ル上のポインタが連動して変化し、それに伴い現在表示
している画像が切の換わると共に、スケール１６上をカ
ーソル１７が次々に移動して行く。

次に、キーボード３上の別の所定のファンクションキー
（以下ｒＦ２キー」という）を押すと、表示順テーブル
内の情報が記憶装置１内の全患者についての画像のうち
特定の１枚、例えば成る患者の最初に得られた画像の情
報に再設定される。

このとき、同様に上記スケール１６及びカーソル１７も
上記再設定された表示順テーブルに従って再表示される
。そして、この状態で上記Ｆｌキーを押すと、再設定さ
れた表示順テーブルに従って画像が更新表示される。こ
のように、キーボード３上の他のファンクションキーＦ
２に対して画像の表示順テーブルを再設定する機能を持
たせることにより、表示すべき画像の切り換え順序を自
由に変更することができる。

次に、キーボード３上のさらに別の所定のファンクショ
ンキー（Ｆ３キー）を押すと、表示装置５の画面の一部
に表示されたカーソル１７をスケール１６上で任意に移
動することができ、これに伴って前記表示順テーブル上
のポインタを変更して、次に画面に表示する画像を上記
ポインタの指示する画像とすることができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成されたのち、ＣＴ装置におい
て、記憶装［１から画像データを読み出し表示装置５の
画面に再構成画像１５を表示する際に、その画面に、こ
れから表示すべき一群の再構成画像１５の全量を表すス
ケール１６を表示すると共に、上記一群の再構成画像１
５のうち現在表示している画像の順位を表すカーソルエ
フを表示し、その表示画像を切り換えるごとに上記カー
ソル１７をスケール１６上で順次移動させることができ
る。これにより、一群の画像のうち現在表示している画
像の位置関係をも表示することができ、現在の画像が全
体のうちのどの表示順位であるかが一目瞭然でわかる。

従って、操作者は従来のように現在の表示画像の順位が
全体のどの辺であるかを全く考えることなく、所要の画
像の観察に集中することができる。また、現在の表示画
像の順位がはっきりするため、次にｍ察すべき画像の選
択を誤ることはない。これらのことから、ＣＴ装置で計
測した断層像をｗｔ察して行う診断の効率を向上するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像の表示方法の実施に使用する
ＣＴ装置の概略構成を示すブロック図、第２図は上記の
ＣＴ装置を使用して再構成画像（断層像）を表示する方
法を説明するための説明図である。 １・・・記憶装置、２・・演算装置、３・・・キーボー
ド、４・・・トラックボール、５・・・表示装置、６・
・・ＣＰＵ、１０・・パスライン、１１・・・患者ディ
レクトリ、１２．１４・・・ポインタ、１３・・・スラ
イスディレクトリ、１５・・・断層像、１６・・・スケ
ール、１７・・・カ茅 ！ 固

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、被検体の診断部位について収集した画像データを格
   納する記憶装置と、この記憶装置から画像データを読み
   出し画像の再構成演算を行う演算装置と、各種の操作指
   令を入力する入力手段と、上記再構成された画像を表示
   する表示装置と、上記各構成要素を制御する中央処理装
   置とを有するＣＴ装置において、上記表示装置の画面に
   再構成画像を表示する際に、その画面に、これから表示
   すべき一群の再構成画像の全量を表すスケールを表示す
   ると共に、上記一群の再構成画像のうち現在表示してい
   る画像の順位を表すカーソルを表示し、その表示画像を
   切り換えるごとに上記カーソルをスケール上で順次移動
   させるようにしたことを特徴とするＣＴ装置における画
   像の表示方法。