JPH03227721A - サンルーフ装置 - Google Patents

サンルーフ装置

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JPH03227721A
JPH03227721A JP16814390A JP16814390A JPH03227721A JP H03227721 A JPH03227721 A JP H03227721A JP 16814390 A JP16814390 A JP 16814390A JP 16814390 A JP16814390 A JP 16814390A JP H03227721 A JPH03227721 A JP H03227721A
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加藤 昭次
Makoto Kitamura
真 北村
Yoshimitsu Nakahara
中原 祥光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の乗物におけるサンルーフ装置に関
する。
(従来の技術) 乗物、例えば乗用車等の乗物におけるサンルーフ装置に
関する。
(従来の技術) 乗物、例えば乗用車等の車輌のルーフlに形成された開
口部2をパネル3で開閉するようにしたサンルーフ装置
として、従来、第19図に示すようなものがある。即ち
、第19図において、4は開口部2の両側に配置された
ガイドレールで、切欠部5を有する。6はパネル3の下
面両側に取付けられたりフタ−で、前端部がガイドレー
ル4内のシュー7に枢支連結されている。またこのリフ
ター6はカム溝8と係合突部9とを有する。10はガイ
ドレール4に沿って摺動自在なスライダーで、リフター
6のカム溝8に挿入されるピン1)を有する。
12はタイミングアームで、シュー7に連結されると共
に、ガイドレール4の切欠部5に係合する保合部13と
を有する。また、このタイミングアーム12にはカム溝
14が形成され、このカム溝14に係合するピン15が
スライダー10に設けられている。16は締切アームで
、ガイド部17を介してガイドレール4により支持案内
されている。この締切アーム16は、リフター6の係合
突部9に係合する係合部17aと、スライダー10の係
合突部I8に係合する係合部19とを有し、かつバネ2
0で後方に付勢されている。
このサンルーフ装置において、第19図の全閉状態から
パネル3を第20図の如くチルトアップさせる場合には
、駆動ケーブルによりスライダー10を後方に移動させ
る。するとカム溝8に沿ってピン1)が摺動するので、
パネル3がシュー7廻わりに上昇し、第20図の如くチ
ルトアップする。この時、ピン15がタイミングアーム
12のカム溝14内を後端まで摺動するため、係合部1
3がガイドレール4の切欠部5から外れる。続いてスラ
イダーIOを後方に移動させると、ピン15、タイミン
グアーム12を介して、シュー7が後方に移動するため
、パネル3はチルトアップ姿勢を保ったままで、第21
図に示す如く全開位置まで後方へと移動する。
(発明が解決しようとする課題) 従来のこの種のサンルーフ装置では、次のような課題が
ある。
先ず第1に、スライダー10、カム溝8で構成される昇
降機構がパネル3の前部に位置しているため、チルト開
閉力が弱い。そのため、パネル3の周縁部のウェザ−ス
トリップとルーフlの壁面との摩擦で生じる抵抗や、高
速走行時に発生する負圧が主原因でチルト開閉ができな
くなったり、全閉時でも負圧によってパネル3の後端が
浮上ったりする。
従って、高速車では高トルクのモータや高強度の部品が
必要になり、これに伴ない部品が大型化して寸法的なロ
スが生じたり、高価格になったり、更には高トルクモー
タの使用によって摺動部の摩擦が増え、摺動部品の耐久
性が悪くなったりする問題がある。
この場合、チルト開閉力だけのことを考えれば、スライ
ダー10、カム溝8等の開閉機構は、できるだけパネル
3の後端に寄った位置にある方が良い。
しかし、これが後に寄れば寄る程、チルト開閉力が強く
なる反面、パネル3の全開時における開口IAが短くな
ると共に、一定のチルト量を確保するためには、カム溝
8の落差Bを大きくしなければならず、全体の厚みにも
影響がでてくる。
第2に、締切アーム16の効果は、時速180 km程
度が限度である。即ち、チルト開閉力を大きくするため
と、負圧によって生じる全閉時のパネル後端の浮上がり
を防止するために、殆んどのスポイラ−型のサンルーフ
装置では、引掛式の締切アーム16を設けている。
しかし、厚みを抑えるためには、その引掛は代Cは余裕
を持った設計力くできないから、上向きに作用する力F
が大きすぎる場合には、締切アーム16が引掛からない
と云った現象が生じる。
第3に、チルト時及び前後移動時とも、パネル3をスラ
イダー10のピン1)で支持しているため、その支持位
置が同一である。スライドサンルーフ装置では、チルト
開閉時、取分はチルトダウン時における全閉直前に最も
大きな力を必要とする。
しかし、前後の移動時には、パネル3を前後に動かすだ
けの力があり、かつパネル3の上下ガタがあまり生じな
い位置にパネル3の支持点があれば良い。
従って、前後移動時のことだけを考えれば、パネル3の
支持点はもっと前にあっても良い。そして、支持点が前
に寄れば、カムa8の後端が前に寄るため、その寸法骨
だけ開口量へを大きくすることができるし、また同じチ
ルト量であれば、カム溝8の落差Bを小さくできるので
、全体の厚みを薄くすることができる。
しかし、チルト開閉時に必要な力を確保するためには、
パネル3の支持点を前方に寄せることは困難であり、開
口効率、厚みの面から見れば、チルト時、前後移動時と
も、パネル3の支持位置が同一であるというのは種々の
問題がある。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、チルト開閉力
を大きくできると共に、高速対応性に優れ、更には開口
効率の向上、全体の薄型化等を図り得るサンルーフ装置
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ガイドレール25に支持案内されたスライダ
ー27の前後移動により、開口部22を塞ぐパネル23
が全閉位置Xとチルトアップ位W、Yとの間で枢支軸3
7廻わりにチルト開閉し、かつチルトアップ位置Yと全
開位置2との間でチルトアップ状態のまま前後移動する
ようにしたサンルーフ装置において、開口部22の後端
部側に、パネル23を昇降させる昇降リンク30を設け
、パネル23のチルト開閉時にのみスライダー27と連
動して昇降リンク30を作動させるタイミングアーム2
9を設け、スライダー27に、チルトアップ位置Yと全
開位置Zとの間でパネル23を支承する支持部44を設
けたものである。
(作  用) パネル23を全閉位置Xから全開位置Zへと移動させ、
開口部22を開放する場合には、スライダー27をガイ
ドレール25に沿って後方へと移動させる。
するとタイミングアーム29を介して昇降リンク30が
スライダー27に連動し作動するので、この昇降リンク
30がパネル23の後端部側を押上げ、パネル23が枢
支軸37廻わりにチルトアップ位置Yまでチルトアップ
する。そして、パネル23がチルトアップ位IYまで上
昇すると、スライダー27の支持部44がパネル23を
チルトアップ状態に支持する。従って、パネル23はそ
の状態で後方ノ\と移動する。
閉じる場合には、スライダー27を前方に移動させれば
良い。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。なお
、実施例は、スポイラ−型のサンルーフ装置について例
示するが、これに限定されるものではない。
第1実施例を示す第1図、において、21は乗用車のル
ーフ、22はルーフ21に形成された開口部、23は開
口部22を開閉するパネルであり、このパネル23は周
縁部にウヱザーストリップ24を有する。このパネル2
3は、左右一対のガイドレール25、リフター26、ス
ライダー27、前後タイミングアーム28゜29及び昇
降リンク30等を介して樋兼用のフレーム31に支持さ
れており、第9図の全閉位置Xと第10図のチルト位置
Yとの間で上下にチルト開閉すると共に、この第10図
のチルト位iYと第1)図の全開位置Zとの間で前後移
動するようになっている。
ガイドレール25は、第4図、第6図及び第7図に示す
ように、開口部22の左右両側において、フレーム31
上に前後方向に設けられている。そして、このガイドレ
ール25は、第7図及び第8図に示す如く、対向して配
置された左右一対のコ字状のガイド部32.33と、こ
のガイド部32.33の左右両側に設けられたケーブル
ガイド部34及びアームガイド部35とを有する。
リフター26は、第7図に示す如く、パネル23の下面
両側部にブラケット36を介して前後方向に取付けられ
ている。このリフター26には、第2図、第3図に示す
如く、前端部に左右に貫通する枢支軸37が、その後方
近傍の上部にピン38が、また前後中央部に後下がり状
のカム溝39が夫々設けられると共に、内方に向かって
開放するコ字状のガイド部40が前後方向の略全長にわ
たって設けられている。
枢支軸37はパネル23のチルト開閉時の支点となるも
のであって、この枢支軸37の左右両端部は第2図及び
第4図に示す如く、ローラ38a 、 39aを介して
ガイドレール25の一対のガイド部32.33に前後方
向に移動自在に嵌込まれている。
スライダー27には、第2図乃至第4図、及び第7図に
示す如く、前後両端下部にガイド軸40.41が、その
中間部にケーブル連結部42が夫々設けられると共に、
内面側の前後にカム溝43と支持部用のピン44が夫々
設けられている。そして、ガイド軸40.41はローラ
45.46.47を介してガイドレール25の一対のガ
イド部32.33に前後方向に移動自在に嵌込まれ、ま
たケーブル連結部42はガイドレール25のケーブルガ
イド部34内で駆動ケーブル48に連結されている。
従って、スライダー27は、駆動ケーブル48の駆動力
により、ガイドレール25に沿って前後に移動自在であ
る。ピン44はローラ49を介してリフター26のカム
溝39内に移動自在に嵌込まれており、スライダー27
が後方に移動してピン44がカム溝39の後端に達した
時に、第10図に示す如く、パネル23をチルトアップ
位置Yに保持するようになっている。
前タイミングアーム28は、第2図乃至第4図に示す如
く、リフター26とスライダー27との間で前後方向に
配置されている。この前タイミングアーム28には、前
端部に前後方向の長孔50が、後部例に汲上がり状のカ
ム溝51と係合部52とピン53が夫々設けられている
そして、長孔50には枢支軸37が摺動自在に挿入され
、またカム溝51にはりフタ−26のピン38が摺動自
在に嵌込まれており、これらによってパネル23のチル
ト開閉時に、パネル23の前端のウェザ−ストリップ2
4がルーフ21の縦壁面に強く圧接L7ないようになっ
ている。
保合部52は前端位置でガイドレール25の切欠部54
に係脱自在G3−保合して前タイミングアーム28の後
方への移動を規制するためのものである。
ピン53はスライダー27の力り、溝43に摺動自在G
こ嵌込まれており、パネル23がチルトアップ位iYに
ある時、スライダー27の前後移動に伴なってカミ溝4
3との間のカム作用により前タイミングアーム28の係
合部52を切欠部54に対して係脱さゼるようになって
いる。
昇降リンク30は、第2図5第5図及び第6図tコ示す
如く、開口部22の後端部側に配置される^共に、フレ
ーム31に固定された取付台55!コ固定軸56を介し
て上下揺動自在に枢支されている。ごのy降すンク30
には、先端部にピン57が、固定軸56の近傍にチルト
カム溝58が夫々設けられている、ピン57はローラ5
9を介してリフター26のガ・イド部40に前後移動自
在に嵌込まれている。チルトカム溝58はパネル23の
チルト開閉時に昇降リンク30を固定軸56廻わりに上
下に揺動させるためのものであって、このチルトカム溝
58の基部側は後方に開放状に形成されている。
後タイミングアーム29は、スライダー27の前後移動
に連動して昇降リンク30を揺動させるだめのものであ
って、第2図乃至第8図に示す如く、ガイドレール25
のアームガイド部35内に前後方向に摺動自在に挿入さ
れている。この後タイミングアーム29には、前端に係
合部60が、後端にピン61が夫々設けられると共に、
その両者間に前後方向のカム溝62が形成されている。
保合部60はガイドレール25の切欠部63に係脱自在
であり、またピン61は後タイミングアーム29の前後
移動により昇降リンク30を揺動させるようにチルトカ
ム溝58に摺動自在に嵌込まれている。カム溝62には
スライダー27のガイド軸41が摺動自在に挿入されて
おり、またこのカム溝62の前端部はガイド軸41の前
後移動によって係合部60がガイドレール25の切欠部
63に係脱するように下方に屈曲して形成されている。
次に、第9図乃至第1)図の動作説明図を参照しながら
動作を説明する。なお、第9図乃至第1)図では、判り
易くするために後タイミングアーム29の部分は下方に
ずらして表している。
第9図ばパネル23が全閣僚1.xにある全閉状態を示
し、この時にはスライダー27が前端位置にあり、その
カム溝43の後端に前タイミングアーム28のピン53
が係合している。また後タイミングアーム29のカム溝
62の前端にガイド軸41が係合しているため、後タイ
ミングアーム29の係合部60はガイドレール25の切
欠部63から前方に外れている。
そこで、駆動ケーブル48によりスライダー27を後方
に駆動し、このスライダー27がガイドレール25に沿
って後方へと移動させると、ガイド軸41がパネル23
の前端のウェザ−ストリップ24がルーフ21の壁面に
強く圧接することはなく、その損傷を防止できる。
パネル23がチルトアップ位置Yまで上昇すると、スラ
イダー27のピン44がリフター26のカム溝39の後
端部側に位置し、このピン44と枢支軸37とによりリ
フター26を介してパネル23をチルトアップ状態に支
持する。つまり、チルトアップ中は、後タイミングアー
ム29のピン61がチルトカム溝58内を摺動し、昇降
リンク30によりパネル23の後端部を支持しながら押
上げて行くが、第10図のチルトアップ位置Yまで上昇
すれば、ピン61がチルトカム溝58から外れ、昇降リ
ンク30による支持が解除されるので、この昇降リンク
30に代わってスライダー27のピン44でパネル23
を支持する。
一方、前タイミングアーム28のピン53がスライダー
27のカム溝43前端の上方屈曲部に達するため、前タ
イミングアーム28が上昇し、その保合部52がガイド
レール25の切欠部54から外れる。またスライダー2
7のガイド軸41が後タイミングアーム29のカム溝6
2前端の下方屈曲部から後方に外れるので、後タイミン
グアーム29が下がり、その保合部60がガイドレール
25の切欠部63に係合する。これによって後タイミン
グアーム29は後方へ、の移動が規制され、スライダー
27が後方に移動しても、ガイド軸41がカム溝62内
を移動するだけであって、後タイミングアーム29は動
かなくなる。
そこで、パネル23がチルトアップ位置Yまで土。
昇した後、更にスライダー27を後方へと移動させると
、スライダー27と一体に前タイミングアーム28が後
方に移動する。この時、前タイミングアーム28のカム
溝51に係合するピン38を介してパネル23は後方へ
と移動させられる。従って、パネル23は枢支軸37と
スライダー27のピン44とによりチルトアップ状態に
保持されたまま第1)図の全開位置Zまで移動できる。
このようにすれば、スライダー27のピン44はパネル
23をチルトアップ状態に支持するだけで良いので、リ
フター26のカム溝39、及びスライダー27のビン4
4等を前に寄せることができ、またカム溝39の落差も
小さくできる。依って、その分だけ開口効率が向上する
と共に、サンルーフ装置全体を薄型化することができる
第12図及び第13図は第2実施例を示し、該タイミン
グアーム29に、ピン61とは別にピン70を設けると
共に、昇降リンク30にチルトカム溝58の他に、ピン
70が摺動するカム溝72を設け、パネル23の前閉時
手前とチルト開始時にピン70で昇降リンク30を支持
し、それ以外の昇降動作をピン61で行うようにしたも
のである。即ち、ウェザ−ストリップ24がルーフ21
の縦壁面に当接して昇降抵抗の大きい時、ピン70で支
持することにより、固定軸50と後タイミングアーム2
9のピン70との距離が大になるので、昇降時の作動が
スムーズになる。
第14図乃至第18図に示す第3実施例において、前記
第1実施例と全体的構成及び動作は同一であるが、カム
溝39°及びピン44の形状並びに昇降リンク30の先
端部の構造が異なっている。
第14.15図において、ピン44は上下面が平坦な断
面小判形に形成され、ローラは嵌合されていなく、カム
溝39゛  はパネル23がチルトアップ位?IYと全
開位置Zのときにピン44と係合する後溝部39bが、
ピン44の上下平坦面に略接する細溝となっており、パ
ネル23を支持する際にピン44の平坦面で面接触して
、大荷重を受は且つ線接触による局部異常摩耗を防止す
るようになっている。
前記カム溝39”の後溝部39bより前側は第1実施例
のカム溝39(第15図2点鎖線で示す。)よりも太く
され、ピン44が移動するときに接触が回避される形状
となっており、ピン61が昇降カム溝58内を移動して
、パネル23を枢支軸37廻りに昇降させるときに、ピ
ン44がカム溝39°に摺接しない構造となっている。
ピン44及び後溝部39bの幅−はピン44の前後方向
長さTより小で、後溝部39bより前側の溝幅Zは長さ
Tより大である。
即ち、枢支軸37からカム溝39゛及び昇降カム溝58
等までの距離は、部品交差及び許容隙等があるため、パ
ネル昇降時にピン44.61が同時に善導に摺接しなが
ら移動することは極めて困難であり、こじれたり、異常
摩耗を生じたりすることがあり、ピン44とカム溝39
”の前側部分との間に隙間を設けることにより、交差等
を吸収している。
第14.16〜18図において、昇降リンク30は固定
軸56に枢支され且つ昇降カム溝58を形成したリンク
部30a と、ピン57を有する先端部30bとに2分
割され、固定軸56とピン57との距離を無段階に調整
可能になっている。
リンク部30aの先端側には側面に凹部81が形成され
、この凹部81に先端部30bが長手力向位置調整自在
に配置されている。先端部30bには長平方向に長い2
つの長孔82,83が形成され、前側長孔82にはビス
84が貫通していて、このビス84はリンク部30aに
螺合しており、後側長孔83には偏心カム85の軸部8
5aが挿通され、この軸部85aはリンク部30aに枢
支されている。
偏心カム85は軸部85aと芯がずれた円板部85bを
有し、この円板部85bには回動工具係合溝85cが形
成され、この円板部85bは後側長孔83の前後に設け
た1対の突部86と当接している。
偏心カム85を回動工具で軸部85aを中心に回動させ
ると、偏心カム85は1対の突部86間で回動するため
に、偏心量の2倍の距離だけ先端部30bが位置fI整
される。
このように、昇降リンク30の長さを調整することは枢
支軸37から昇降カム溝58までの距離を調整すること
になり、両者の間の部品公差等を吸収して、ピン44に
対するカム溝39′ の位置調整をし、ピン44が後溝
部39bに円滑に出入できるようにすることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、開口部22の後端部側に、パネル23
を昇降させる昇降リンク30を設け、パネル23のチル
ト開閉時にのみスライダー27と連動して昇降リンク3
0を作動させるタイミングアーム29を設け、スライダ
ー27に、チルトアップ位置Yと全開位置2との間でパ
ネル23を支持する支持部44を設けているので、従来
に比較してチルト開閉力を大きくできると共に、高速対
応性に優れ、更には開口効率の向上、全体の薄型化等を
図ることができ、その実益は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第1)図は本発明の第1実施例を例示するも
のであって、第1図は全体を示す断面図、第2図は要部
の分解斜視図、第3図は第1図の前部側の拡大図、第4
図はその断面平面図、第5図は第3図の後部側の拡大図
、第6図はその断面平面図、第7図は要部の背面断面図
、第8図はガイドレール部分の断面図、第9図乃至第1
)図は動作説明図である。第12図は第2実施例を示す
全閉時の昇降リンク部分の側面図、第13図は同チルト
アップ時の側面図、第14図乃至第18図は第3実施例
を示しており、第14図は全体を示す断面図、第15図
は第14図α部の拡大側面図、第16.17図は第14
図β部の拡大側面図と分解斜視図、第18図は第16図
のE−E線断面図、第19図乃至第21図は従来例を示
す動作説明図である。 21・・・ルーフ、22・・・開口部、23・・・パネ
ル、25・・・ガイドレール、26・・・リフター、2
7・・・スライダー、28・・・前タイミングアーム、
29・・・後タイミングアーム、30・・・昇降リンク
、37・・・枢支軸、X・・・全閉位置、V・・・チル
トアップ位置、Z・・・全開位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガイドレール(25)に支持案内されたスライダ
    ー(27)の前後移動により、開口部(22)を塞ぐパ
    ネル(23)が全閉位置(X)とチルトアップ位置(Y
    )との間で枢支軸(37)廻わりにチルト開閉し、かつ
    チルトアップ位置(Y)と全開位置(Z)との間でチル
    トアップ状態のまま前後移動するようにしたサンルーフ
    装置において、開口部(22)の後端部側に、パネル(
    23)を昇降させる昇降リンク(30)を設け、パネル
    (23)のチルト開閉時にのみスライダー(27)と連
    動して昇降リンク(30)を作動させるタイミングアー
    ム(29)を設け、スライダー(27)に、チルトアッ
    プ位置(Y)と全開位置(Z)との間でパネル(23)
    を支持する支持部(44)を設けたことを特徴とするサ
    ンルーフ装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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