JPH0322766Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0322766Y2
JPH0322766Y2 JP1984080481U JP8048184U JPH0322766Y2 JP H0322766 Y2 JPH0322766 Y2 JP H0322766Y2 JP 1984080481 U JP1984080481 U JP 1984080481U JP 8048184 U JP8048184 U JP 8048184U JP H0322766 Y2 JPH0322766 Y2 JP H0322766Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
full
copying machine
copies
copying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984080481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60193565U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8048184U priority Critical patent/JPS60193565U/ja
Publication of JPS60193565U publication Critical patent/JPS60193565U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0322766Y2 publication Critical patent/JPH0322766Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トナー満杯検知装置を設けてなる複
写機に関し、特に、トナー満杯検知を行い、その
状態を表示するとともに、その後でも所定の枚数
のコピーをとることを可能にした複写機に関す
る。
(従来の技術) 複写機に於いては、ゼログラフイーにて現像
し、転写した後に感光体ドラム上に残つたトナー
は、清掃部材のクリーナーブレードによつて掻き
落され、トナー回収ボトルに収容されるようにな
ついる。この回収されるトナーの量は、使用され
るトナーの4〜5%であるから、このトナー回収
ボトルは、サービスマンが定期的に訪問したとき
に回収するか、または、ユーザーが定期的に(月
に一回ぐらい)複写機から取出して処分している
ことが多い。
しかし、コピー枚数が急激に増加したり、トナ
ー回収ボトルの回収を忘れたりすると、トナーが
ボトルから溢れ出てしまうことがあり、飛散した
トナーによつて機内を著しく汚すことがあつた。
そこで、そのような事故を防止するために、トナ
ー回収ボトルにトナー満杯検知器を設け、トナー
の満杯を検知した時には、複写機のコントロール
コンソールに警告の表示を行うようにしている。
しかしながら、警告の表示を行うのみでは、そ
の警告が無視されてコピーが続けられた時に、ト
ナーが機内に溢れ出る可能性が依然として残るこ
とになる。これに対して、トナー満杯を検知した
時点で、即時にコピーを禁止する手段が考えられ
たが、コピーを急いでとらなければならないとき
にも、サービスマンがトナー回収ボトルを複写機
から取り出して処分するまでは、コピーがとれな
くなるという不都合が発生し、ユーザーにとつて
は好ましい方法ではない。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、トナー満杯検知による表示を行うと
ともに、トナー回収ボトルの容積以上のコピーを
とることを禁止し、溢れ出したトナーによつて、
機内を汚す事故が発生することを確実に防止出来
るようにしている。
(課題を解決するための手段および作用) 本考案の複写機は、トナー回収ボトルにトナー
満杯検知器を設け、このトナー満杯検知器がトナ
ー満杯を検知したことを表示するとともに、トナ
ー満杯検知後のコピー枚数を計数しておき、所定
枚数に達したときに、初めてコピー動作の開始を
禁止するように構成している。
そして、その動作によつて、トナー満杯検知を
行つた後に所定の枚数のコピーを行うことを可能
にするが、トナー回収ボトルの容積の余裕以上の
余分なコピーをさせることを禁止し、それによつ
てトナーがトナー回収ボトルから溢れ出ることを
防止する。
(実施例) 第1図に示すように、本考案の複写機1は、走
査ランプ2によつて原稿を走査し、その読取り画
像をレンズ3およびミラー等の光学装置を介し
て、感光体ドラム4の表面に露光させる。
露光された像は、現像器5により現像され、給
紙ロール7によつて給紙カセツト8から送り出さ
れた用紙に、転写コロトロン6により転写が行わ
れる。そして、その画像が転写された用紙は、そ
の後で定着器9を通つて像の定着が行われて、コ
ピーとして完成される。
ところが、感光体ドラム4の表面に現像された
トナー像は、転写後も微量のトナーがドラムの表
面に残るものであるために、その残つたトナーを
清掃装置のクリーナーブレード11によつて掻き
落して、トナー回収ボトル10に収容するように
している。
トナー回収ボトル10には、その内部の所定の
位置にトナー満杯検知器12を設けている。この
トナー満杯検知器12は、振動検知器で構成さ
れ、自ら一定の周期で振動して出力レベルLOW
を出力する。そして、トナー回収ボトル10がト
ナーで一杯になり、トナー満杯検知器12を押圧
してその振動を停止させると、トナー満杯検知器
12は、出力レベルHIGHを出力し、そのトナー
満杯検知器12の出力は、第2図に示す複写機の
制御装置に入力される。
この制御装置は、通常用いられているようなマ
イクロコンピユータを主体として構成されている
もので、基本的には、CPU13、ROM15、
RAM17等より構成されている。そして、マイ
クロコンピユータのCPU13は、水晶発振器1
4の発信周波数(例、4MHz〜8MHz)に同期し
て、ROM15に予めプログラムされている命令
を実行する。
本考案の制御装置のRAM17には、バツテリ
ー18が接続されており、メイン電源をOFFに
しても、RAM17の記憶は、バツテリー18に
よつて保持されている。これによつて、RAM1
7は、不揮発性メモリーとなる。また、CPU1
3は、アドレスデータバス16を介して、必要に
応じて入出力制御装置19の情報を参照する。
第2図に示した制御装置を構成するマイクロコ
ンピユータの入出力制御装置19は、スタートキ
ーがONにされた後で、チヤージ、露光、現像、
転写、定着、クリーニング、および、給紙等の複
写機が通常の複写の場合に行う一連の複写動作に
関する制御を行う。この制御に関する命令は、
ROM15に予めプログラムされている。
つぎに、本考案の制御装置にプログラムされて
いる事項のうち、トナー満杯検知の動作について
説明する。まず、トナー回収ボトル10にトナー
が溜り、そのトナーがトナー満杯検知器12を押
圧して、トナー満杯検知器12の振動を押える
と、トナー満杯の信号を出力し、コントロールコ
ンソール(図示せず)に警告の表示を行う。
この状態で、コピー動作を行うと、給紙タイミ
ング時の制御は、第3−1図のフローチヤートに
示すようにして行われる。なお、第3−1図〜第
3−4図のフローチヤートは、それぞれが本考案
の装置の複写機の制御部を構成するマイクロコン
ピユータのソフトウエアを示すフローチヤートの
一部を示している。そして、この第3−1図で
は、ステツプAで給紙ロール7の送り動作を開始
した直後に、ステツプBでトナー満杯検知の有無
を調べるようにしている。この時に、トナーが満
杯でなければ、何の信号も発生しないが、トナー
が満杯であれば、ステツプCで不揮発性メモリー
であるRAM17内のカウントを1だけ進めるよ
うになつている。
この不揮発性メモリーは、前述したように、バ
ツテリー18が接続されたRAM17により構成
されており、複写機のメイン電源をOFFにして
も、そのメモリーに蓄えられたカウントは、失な
われることなしに保持されるようになつている。
第3−2図は、コピー動作終了時のフローチヤ
ートであり、このステツプに於いては、ステツプ
Dで複写機の作動を停止して直後に、ステツプE
でトナー満杯検知後のコピーカウントが所定の値
(この例では500コピー)を越えたか否かを判定す
る。そして、例えば500コピーを越えたことが判
明した場合には、ステツプFでコントロールコン
ソール上にトナー満杯表示を行い、以後のコピー
を禁止する。以上の動作をまとめたものを第4図
に示す。
しかし、コピーの途中でトナー満杯検知後のカ
ウントが500枚を越えた場合でも、そのコピー作
業は継続される。すなわち、99枚を設定してのコ
ピー動作中に、50枚でトナー満杯検知後のカウン
トが500枚に達したとしても、複写機は、残り49
枚のトナーを行い、設定した99枚のコピーを完了
させた後で、複写機の作動を停止させる。この場
合は、第3−2図のフローチヤートに従つて、ス
テツプFで複写機の停止直後にトナー満杯表示を
行うようにしている。
第3−3図のフローチヤートは、スタートキー
が押された時の処理を示している。通常の場合に
は、トナー満杯検知が無いので、コピー動作は可
能である。そして、トナー満杯検知後に500枚以
上のコピーが行なわれた場合には、第3−1図、
および第3−2図に示すようなそれぞれのフロー
チヤートに従つて処理が行われ、コントロールコ
ンソール上にトナー満杯表示が行われる。
そして、ステツプGでそのトナー満杯表示のラ
ンプが点灯した後では、スタートキーを押して
も、第3−3図のフローチヤートに示すように、
トナー満杯の表示が有るためにコピーの入力は受
けられず、コピー動作は開始されない。そして、
トナー満杯表示が無い場合にのみステツプHのコ
ピー動作を行う。
第3−4図は、トナー回収ボトル10からオペ
レータがトナーを除去した場合のフローチヤート
である。この第3−4図に示すフローチヤートで
は、複写機のメインスイツチがONであれば、通
常実行されるルーチンの一部を示しているもので
あり、トナー満杯検知が解除された場合の処理を
表している。
すなわち、ステツプでトナー満杯の検出が行
なわれると、つぎのコピー作業は停止されるが、
このときに、トナーがトナー回収ボトル10から
除去されると、ステツプJに移り、コントロール
コンソール上のトナー満杯表示を消し、ステツプ
Kで、不揮発性メモリー内に蓄積されていたトナ
ーの満杯検知後のコピーカウントを0に戻し、通
常のコピー動作が行なわれることになる。
従つて、本考案の装置においては、マイクロコ
ンピユータを用いて、その全体の制御を行うとと
もにトナー満杯検知装置が作動した後は、そのコ
ピー枚数を不揮発性メモリーに蓄えるようにする
ことにより、設定された量以上のトナーがトナー
回収ボトル内に溜ることを防止し、それによつ
て、トナーがボトルから溢れ出て、機内を汚す事
故等の発生を確実に防止出来るようにしているの
である。
(考案の効果) 本考案の装置は、トナー回収ボトルのトナー満
杯検知後にも、所定の枚数に限つてコピーを行う
ことを可能にしているので、複写機が突然予告な
しに停止することがなく、トナー回収ボトルの中
に溜つたトナーを除去するための時間を十分にと
ることを可能にしている。
そして、複写機のコントロールコンソールに表
示された警告の表示を無視した場合にのみ、所定
の枚数のコピーが終了した後で、複写機の作動を
停止させるように構成している。
したがつて、トナー回収ボトル内に溜つたトナ
ーが溢れ出る前に機械の動作を停止させることが
でき、溢れ出たトナーによつて機内が汚れる事故
が発生することを完全に防止出来るようになつて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の複写機の構成を示す側面
図、第2図は、本考案の複写機の制御装置を示す
ブロツク図、第3−1図〜3−4図は、各ステツ
プにおける動作を示すフローチヤート、第4図は
本考案の全体の動作を示すフローチヤートであ
る。 図中の符号、1……複写機、2……走査ラン
プ、3……レンズ、4……感光体ドラム、5……
現像器、6……転写コロトロン、7……給紙ロー
ル、8……給紙カセツト、9……定着器、10…
…トナー回収ボトル、11……クリーナーブレー
ド、12……トナー満杯検知器、13……CPU、
14……水晶発信器、15……ROM、16……
アドレスデータバス、17……RAM、18……
バツテリー、19……入出力制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クリーニングにより感光体から除去されたトナ
    ーを回収するトナー回収ボトルに、トナー満杯検
    知器を設けた複写機において、 前記トナー満杯検知器がトナー満杯検知後のコ
    ピー枚数を計数するカウント手段と、 このカウント手段が所定枚数を計数したとき
    に、前記複写機のコピー動作の開始を禁止する禁
    止手段と、 前記トナー満杯検知器がトナー満杯を検知しな
    いときには前記表示手段に表示を行わせないとと
    もに、前記カウント手段の計数値をクリアするク
    リア手段とを具備したことを特徴とする複写機の
    トナー満杯検知装置。
JP8048184U 1984-06-01 1984-06-01 複写機のトナ−満杯検知装置 Granted JPS60193565U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8048184U JPS60193565U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 複写機のトナ−満杯検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8048184U JPS60193565U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 複写機のトナ−満杯検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60193565U JPS60193565U (ja) 1985-12-23
JPH0322766Y2 true JPH0322766Y2 (ja) 1991-05-17

Family

ID=30626368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8048184U Granted JPS60193565U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 複写機のトナ−満杯検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60193565U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041007A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160244A (en) * 1978-06-08 1979-12-18 Ricoh Co Ltd Operation movement inhibition method
JPS5521027A (en) * 1978-07-31 1980-02-14 Ricoh Co Ltd Detector of remaining amount of developer
JPS56126879A (en) * 1980-03-10 1981-10-05 Ricoh Co Ltd Control device of electrophotography equipment
JPS5713450A (en) * 1980-06-26 1982-01-23 Canon Inc Image forming apparatus
JPS58163979A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 Ricoh Co Ltd トナ−回収装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160244A (en) * 1978-06-08 1979-12-18 Ricoh Co Ltd Operation movement inhibition method
JPS5521027A (en) * 1978-07-31 1980-02-14 Ricoh Co Ltd Detector of remaining amount of developer
JPS56126879A (en) * 1980-03-10 1981-10-05 Ricoh Co Ltd Control device of electrophotography equipment
JPS5713450A (en) * 1980-06-26 1982-01-23 Canon Inc Image forming apparatus
JPS58163979A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 Ricoh Co Ltd トナ−回収装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041007A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60193565U (ja) 1985-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007065328A (ja) 画像形成装置
JPH0322766Y2 (ja)
JP3550990B2 (ja) 廃トナー回収装置の交換時期検知方法
JPS61175654A (ja) 複写機の制御装置
JPH04338993A (ja) コピー可能枚数表示制御装置
JPS59124640A (ja) ジャム除去動作完了検知方法
US5495314A (en) Image forming apparatus controlled by microcomputer
JP3366138B2 (ja) 画像形成装置
JP3356893B2 (ja) 画像形成装置
JP2004214975A (ja) 複合画像形成装置
JPH09146423A (ja) 画像形成装置
JP2003174534A (ja) 使用開始日自動登録方法及び装置
JPS6330878A (ja) トナ−回収タンクの回収量計測装置
JPH1091047A (ja) 画像形成装置
KR100232612B1 (ko) 프린터용 드럼의 잔여수명 표시장치 및 그 방법
JPH05107996A (ja) 画像形成装置
JP2994660B2 (ja) 割り込み機能付き画像形成装置
JPS63143142A (ja) 原稿搬送装置
JP3348900B2 (ja) 電子写真画像形成装置の使用済現像剤回収制御方法及び画像形成装置
JP3103127B2 (ja) 画像形成装置の報知装置
JP2732627B2 (ja) 画像形成装置
JPH06194914A (ja) 複写装置
JPH08137336A (ja) 画像形成装置
JPH0876664A (ja) 画像形成装置
JPH07319231A (ja) 画像形成装置