JPH03223535A - サスペンションのダストカバー構造 - Google Patents

サスペンションのダストカバー構造

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JPH03223535A
JPH03223535A JP1995090A JP1995090A JPH03223535A JP H03223535 A JPH03223535 A JP H03223535A JP 1995090 A JP1995090 A JP 1995090A JP 1995090 A JP1995090 A JP 1995090A JP H03223535 A JPH03223535 A JP H03223535A
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JP
Japan
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dust cover
spring seat
seat bracket
shock absorber
dust
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JP1995090A
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Yoichiro Kato
洋一郎 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用サスペンションのダストカバー構造
の改良に関し、特に、ダストカバーの内部のシミツクア
ブソーバに水やダストが浸入することを防止したサスペ
ンションのダストカバー構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のサスペンションのダストカバー構造としては、例
えば、実開昭58−45107号公報に記載されたもの
が知られている。
この従来構造は、ダンパを車体側部材に支持する部材で
ある下部中間部材の下面に、ダストカバーと一体のラバ
ーシートを当てがい、このラバーシートによりコイルス
プリングの上端を支持するとともに、ショックアブソー
バを覆っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のサスペンションのダス
トカバー構造にあっては、ダストカバーと一体のラバー
シートに対して、コイルスプリングの端部のスプリング
産廃き部が完全な平坦部にならないため、ラバーシート
の浮いた部分からダストカバーの内部のショックアブソ
ーバに水やダストが浸入する恐れがあるという問題点が
あった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、コイルスプリングの座巻き部がラバーシート
に密着していなくても、内部のショックアプソーバに水
やダストが浸入することのないサスペンションのダスト
カバー構造を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明に係わるサスペンションのダストカバ
ー構造は、コイルスプリングの上端をラバーシートを介
して受ける第一のスプリングシートブラケットをマウン
トラバーを介して車体側部材に固定し、その第一のスプ
リングシートブラケットに前記コイルスプリングよりも
内径側の内壁部を有する第二のスプリングシートブラケ
ットを固定し、その内壁部の下端を内方に折り曲げ、そ
の折り曲げ部にショックアブソーバを覆うダストカバー
の上部を嵌め込んだものである。
〔作用〕
第一のスプリングシートブラケットに固定された第二の
スプリングシートブラケットの内径側に内壁部が形成さ
れ、この第二のスプリングシートブラケットの上部下面
とその内壁部の外周部分にラバーシートを位置決めして
当てがい、そのラバーシートによりコイルスプリングの
上部を受ける。
そして、第二のスプリングシートブラケットの内壁部の
下部の内側を折り曲げ、この折り曲げ部にダストカバー
の上端を嵌め込む。従って、第二のスプリングシートブ
ラケットとラバーシートとが密着せずに、両者の間から
水やダストが浸入しても、その水やダストはダストカバ
ーの内側のショックアブソーバには浸入しない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず構成を説明する。
第2図において、lは車輪、2はブレーキディスク、3
はナックルである。ナックル3は車輪lを回転自在に支
持していて、その下部3bはボールジヨイント6を介し
てロアアーム7に結合され、ロアアーム7の内端はゴム
ブツシュ8を介して車体9のブラケットに結合される。
ナックル3の上部3aは、延長部材4の下端に、ホイー
ルセンタより後方側で回動結合機構10を介して結合さ
れ、延長部材4の上端はアッパアーム5に揺動可能に結
合される。回動結合機構10は、ナックル3の上部3a
に固定された枢軸10bを含み、この枢軸10bの軸線
の延長線上にボールジヨイント6の中心が合致し、この
直線はキングピン軸11を構成する。そして、回動結合
機構IOは、この枢軸10bの外周に嵌合された2個の
転がり軸受10c、10dを介して、軸筒10aが回転
可能に装着され、この軸筒10aの外周に、延長部材4
の下端が固定される。かくしてナックル3は、ボールジ
ヨイント6の中心を通る軸筒10aの中心軸をキングピ
ン軸11として、回動可能である。
延長部材4は、上方に延びるに従って車輪1の上方部分
を迂回するように車体外側にカーブしており、その上端
は、車輪lの上側に位置して、アッパアーム5の外端に
結合される。この結合は、内筒と外筒との間をゴムで加
硫接着して形成したゴムブツシュ12を用い、ゴムブツ
シュ12の内筒側を例えば延長部材4に固定し、外筒側
をアッパアーム5の外端に固定する。
延長部材4の前側の車体9と延長部材4の下部の間には
、ショックアブソーバ14bが配置され、このショック
アブソーバ14bの下部は、延長部材4の下部から横方
向に延設された枢軸の突出部にカラー及びゴムブツシュ
を介して回動可能に固定され、また、ショックアブソー
バ14bの上部は、マウントラバー14aを介して車体
9に取り付けられる。さらに、ショックアブソーバ14
bの外周にはコイルスプリング14cが同軸に配置され
ている。
なお、17は車軸である。
第1図において、ショックアブソーバ14bの上部をマ
ウントラバー14aにより車体9に連結する際に、第一
のスプリングシートブラケット18が同時に装着される
。この第一のスプリングシートブラケット18には、ラ
バーシート20の位置決めをも兼ねる内壁部19aを有
する第二のスプリングシートブラケット19が固定され
、この内壁部19aの外側と第二のスプリングシ一トプ
ラケット19の裏面にラバーシート20が当てがわれ、
前記コイルスプリング14cの上端が受けられる。また
、第二のスプリングシートブラケット19の内壁部19
aの下部は内側に折り曲げられ、この折り曲げ部19b
に、ラバーシート20とは別体のダストカバー21の上
端部が嵌め込まれる。22はパンパラバーである。
第2図において、アンチスキッドブレーキシステム(以
下、ABSと言う。)用のハーネス24が、車体9側か
ら延長部材4の上方の車両内側を通って下方に配線され
、高さがほぼ回動結合機構10の上部はどの位置の延長
部材4の車両内側において−巻き巻かれる。次いでハー
ネス24は、延長部材4の内側から延長部材4とショッ
クアブソーバ14bの間を通って延長部材4の車両外側
に配線され、さらに、延長部材4と回動結合機構lOと
の間を通過し、回動結合機構10の車両後方側へ回り、
ここで図示しないクランプによりハーネス24は回動結
合機構lOに固定される。次いでハーネス24は、ナッ
クル3側に取り付けられたセンサロータ(図示しない)
に接続される。
次ぎに上記実施例の動作を説明する。
車体重量はマウントラバー14aとコイルスプリング1
4cとショックアブソーバ14bのチューブと、延長部
材4の下部と、ナックル3の上部3aとを介して車輪1
に支持され、車輪1の上下間はショックアブソーバ14
bの伸縮によって減衰されるとともに、コイルスプリン
グ14cの撓みによって吸収される。
ここで、車輪1の上下動時には、これと一体にナックル
3と延長部材4とが上下動をしてロアアーム7とアッパ
アーム5とが上下に揺動し、これに伴って、ショックア
ブソーバ14bとコイルスプリング14cとが伸縮する
が、いずれも上下方向の運動であるため、ナックル3の
上部3a及び延長部材4と、ショックアブソーバ14b
及びコイルスプリング14cとの干渉は発生しない。
また、図示しないステアリングリンケージからナックル
アームを介してナックル3に操舵力が入ると、ナックル
3にキングピン軸11を中心とする回転が発生して車軸
lは転舵される。このときキングピン軸11を中心とし
て回転するのはナックル3と車輪lと車軸17であって
、ナックル3は回動結合機構10の一部である枢軸ta
bを中心として回転自在になっているから、延長部材4
は回転しない。その結果、延長部材4は車輪lと一体を
なす上下動のみが発生して、アッパアーム5との相対運
動は揺動のみとなる。
このようなサスペンションのショックアブソーバ14b
の上部取付は位置において、第一のスプリングシートブ
ラケット18に固定された第二のスプリングシートブラ
ケット19の内径側に内壁部19aを設け、この第二の
スプリングシートブラケット19の内壁部19aの外側
と上部下面にラバーシート20を当てがって、コイルス
プリンググ14cの上部を受けている。そして、第二の
スプリングシートブラケット19の内壁部19aの下部
内側に形成した折り曲げ部19bに、ラバーシート20
とは別体のダストカバー21の上部を嵌め込んだので、
第二のスプリングシートブラケット19とラバーシート
20とが密着していないで、両者の間から水やダストが
浸入しても、その水やダストはダストカバー21の内側
のショックアブソーバ14bの部分には浸入することは
ない。
また、ABS用のハーネス24を延長部材4の内側に通
し、ここで−巻き巻いて上下ストロークを吸収すること
としたので、ハーネス24がナックルアームやロードホ
イールと干渉することが防止され、また雪付き等により
ABSハーネス24が押し出されてロードホイールと干
渉し切損するという恐れがなくなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係わるサスペンション
のダストカバー構造によれば、第一のスプリングシート
ブラケットに固定された第二のスプリングシートブラケ
ットに内壁部を形成し、第二のスプリングシートブラケ
ットの上部下面と内壁部外周とにラバーシートを当てが
い、このラバーシートによりコイルスプリングの上部を
受け、また、第二のスプリングシートブラケットの内壁
部の下部の内側を折り曲げ、この折り曲げ部にダストカ
バーの上部を嵌め込むこととしたので、第二のスプリン
グシートブラケットとラバーシートが密着していないで
、両者の間から水やダストが浸入しても、その水やダス
トはダストカバーの内側のショックアブソーバの部分に
は浸入する恐れはないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わるサスペンションのダストカバ
ー構造の一実施例を示す断面図、第2図はサスペンショ
ンの全体を示す車両前方から見た要部破断正面図である
。 l・・・車輪、3・・・ナックル、4・・・延長部材、
5・・・アッパアーム、7・・・ロアアーム、9・・・
車体(車体側部材)、lO・・・回動結合機構、14a
・・・マウントラバー 14b・・・ショックアブソー
バ、14c・・・コイルスプリング、18・・・第一の
スプリングシートブラケット、19・・・第二のスプリ
ングシートブラケット、19a・・・内壁部、19b・
・・折り曲げ部、20・・・ラバーシート、21・・・
ダストカバー22・・・パンパラバー、 24・・・ハーネス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイルスプリングの上端をラバーシートを介して受ける
    第一のスプリングシートブラケットをマウントラバーを
    介して車体側部材に固定し、該第一のスプリングシート
    ブラケットに前記コイルスプリングよりも内径側の内壁
    部を有する第二のスプリングシートブラケットを固定し
    、該内壁部の下端を内方に折り曲げ、該折り曲げ部にシ
    ョックアブソーバを覆うダストカバーの上部を嵌め込ん
    だサスペンションのダストカバー構造。
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