JPH03223289A - チエノキノリン誘導体、チエノナフチリジン誘導体およびそれらの塩 - Google Patents

チエノキノリン誘導体、チエノナフチリジン誘導体およびそれらの塩

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JPH03223289A
JPH03223289A JP31935890A JP31935890A JPH03223289A JP H03223289 A JPH03223289 A JP H03223289A JP 31935890 A JP31935890 A JP 31935890A JP 31935890 A JP31935890 A JP 31935890A JP H03223289 A JPH03223289 A JP H03223289A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は優れた抗菌活性および抗a瘍活性を示ず新規チ
ェノキノリン誘導体、チエノナフチリジン誘導体および
それらの塩に関する。
発明の開示 本発明の化合物は、文献未配σの新規化合物であって、 下記一般式 [式中、RIは低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル
基、低級アルケニル基、シクロアルキル基または置換基
を有していてもよいフェニル基を意味し、 R2は水素原子、ハロゲン原子、アミノ基。
水酸基またはメチル基を意味し、 R3はシアノ基、カルバモイル基、N−モノもしくはN
、N−ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルコキシ
カルボニルμ、アシル基、ニトロ基、トリフルオロメチ
ル基または複索環基を意味し、 AはC−Yまたは窒素原子を意味し、ここにYは水素Ω
子、ハロゲン原子、メチル基。
シアノ基または低級アルコキシ基を意味し、Xはハロゲ
ン原子を意味し、 Zはハロゲン原子を意味するか、または下記式(イ)、
(ロ)または(ハ)で表わされる基(イ)      
           (ロ)           
       (ハ)を意味し、ここに R4およびReは水素原子、低級アルキル基またはアシ
ル基(該アシル基はハロゲン障子で置換されていてもよ
い)を意味し、Rs+ ReおよびRIoは同一または
異なって水′Iii原子、低級アルキル基またはハロゲ
ノ低級アルキル基を意味し、 R7は水素際子、ハロゲン側子、低級アルキル基、ヒド
ロキシ低級アルキル基、水+91!基。
アミ71&、モノもしくはり低級アルキルアミ7基、モ
ノもしくはジ(ハロゲノ低級アルキル)アミノj&、ア
ミノ低級アルキル基またはモノもしくはジ低級アルキル
アミノ低級アルキル基を意味し、 Riは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基または
低級アルコキシ基を意味し、mは1または2を意味し、 nはa4または5を意味する。] で表わされるチェノキノリン誘導体、チエノナフチリジ
ン誘導体およびそれらの塩である。
本明細書において、[ハロゲン原子」としては、例えば
フッ素、塩素または臭素が挙げられる。「低級アルキル
]としては、例えばメチル、エチル。
プロピル、インプロビル、ブチル、t−ブチル等が挙げ
られる。「低級アルケニル」としては例えばビニル、ア
リル、1−プロペニル、インプロペニル等が挙げられる
。「シクロアルキル」としては、例えばシクロプロピル
、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル等が
挙げられる。「置換基を有していてもよいフェニル」に
おける置換基としては、例えばハロゲン、ヒドロキシ、
ニトロ、アミノ等が挙げられる。、「低級アルコキシ」
としては、例えばメトキシ、エトキシ、プロボキシ、ブ
トキシ、t−ブトキシ等が挙げられる。
「複索環基」としては、酸素原子、窒素原子の如きヘテ
On子を少くとも1個含む飽和または不飽和at<化合
物、例えばアゼチジン、ピロリジン。
ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、ピリジン。
ピロール、イミダゾール、チアゾール、トリアゾール、
テトラゾール、チアジアゾール等から誘導される基が挙
げられる。これらの複素環基は、例えばハロゲン、低級
アルキル、低級アルコキシ。
アミノ、ニトロ等の置換基を有していてもよい。
「ハロゲンで置換されていてもよいアシル」としては、
例えばホルミル、アセチル、プロピオニル。
ブチリル、インブチリル、ピバ11イル、トリフルオロ
アセチル、クロロアセチル等が挙げられる。
本発明の化合物の塩としては、例えば塩酸、す/酸等の
無機酸との塩:酢酸、乳酸、シュウ酸。
コハク酸、メタノスルホン酸、マレイ/酸、マロン酸、
クルコン酸等の有機酸との塩;アスパラギン!ll  
グルタミン酸等の酸性アミノ酸との塩が挙げられる。
一般式(1)で表わされる化合物は、下記式で表わされ
るケト型として存在することもあり、このような互変異
性体も本発明の化合物に包含される。
本発明の化合物は水和物としても存在し得る。
このような形のものも当然本発明の化合物に包含される
本発明の化合物には、不斉炭素原子を有するものが含ま
れ、それらは光学活性体として存在し得る。従って、こ
れらの光学活性体は本発明の化合物に包含される。
さらにまた、本発明化合物の中には、複数の不斉炭素原
子を有するものがあり、それらは異なる立体異性体とし
て存在し得る。これらの立体異性体もまた本発明の化合
物に包含される。
本発明化合物の製造法について以下に説明する。
(1)本発明の化合物は、下記一般式 (式中、Rは低級アルキル基を意味し、R1゜R2,R
3,A、 XおよびZは前掲に同じ。)で表わされる化
合物を塩基の存在下に閉環せしめることにより製造する
ことができる。
本反応は酪料化合物(II)をメタノール等のアルコー
ル順、ニー1ル、1,2−ジメトキシエタン。
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン等の
不活性溶媒あるいはこれらと水との混合IB媒中、水酸
化ナトリウムや水酸化カリウム等の水酸化物、炭酸ナト
リウムや炭酸カリウム等の炭階塩、フブ化カリウム、水
素化ナトリウム。
ナトリウムエト4シト、カリウム【−ブトキシド。
ブチルリチウム、トリエチルアミン、1,8−ジアザビ
シフO[a40] −7−ウyデセ7 (DIIU)の
如き塩基の存在下に0〜150℃で撹拌することにより
実施できる。
本反応で使用される厄科化合物(II)は、可能ならば
、反応に関与しないアミノ基を保護した形で用い、反応
後常法によりその保護基を除去してもよい。保護基とし
ては、反応によって形成される本発明の化合物の構造を
破壊することなく除去し得るものであれば如何なるもの
でもよく、ペプチド、アミノ酸、核酸、あるいはβ−ラ
クタム系化合物の化学の分野で保護基として通常用いら
れている保NI&が使用される。好ましい保護基として
は、例えばアセチル、トリフルオロアセチルエトキシカ
ルボニルの如き易加水分解性基、またはべ/ジル基がそ
の例として挙げられる。
原料化合物11)は新規化合物であり、下記−般式 (式中、 R,R1,R2,A、 XおよびZは前掲に同じ。) で表わされる化合物に、一般式 %式%() (式中、Xtはハロゲン原子を意味し、Iz3は前掲に
同じ。) で表わされる化合物を反応させることにより製造するこ
とができる。
本反応は、原料化合物(III)と(TV)とを溶媒中
塩基の存在下に0〜150℃で撹拌することにより実施
できる。溶媒および塩基としては、前記の閉環反応で挙
げたのと同じものが用いられる。
従って、化合物(Ill)を出発原料として、化合物(
11)を単離することなく、本発明の化合物(I)を製
造することも可能である。
(2)Zがハロゲン醪子以外の基である本発明の化合物
は、下記一般式 (式中、X2はハロゲン原子を意味し、R+。
R2,R3,AおよびXは前掲に同じ。)で表わされる
化合物に、一般式 () (式中、Z゛は前!2Zの定義におけるハロゲン原子以
外の基を意味する。) で表わされる化合物を反応させることにより製造するこ
とができる。
本反応は不活性溶媒中、10〜180 ”Cにおいて、
原料化合物(V)と(Vl)とを10分〜24時間撹拌
することにより実施できる。
溶媒としては、例えばジメチルホルムアミドジメチルス
ルホキシド、エタノール、メタノールアセトニトリル、
水、クロロホルム、ピリジン等が挙げられる。これらの
溶媒は単独であるいは混合して使用してもよい。
本反応は酸受容体の存在下に原料化合物(Ml)を原料
化合物(V)に対して当量ないじゃ%−過剰量使川用て
行うのが一般的であるが、原料化合物(Vl[)を過剰
に用いて酸受容体としての役割を兼ねさせてもよい。
酸受容体としては、例えばトリエチルアミン。
ジメチルアニリン、ジイソプロピルエチルアミノ。
1.8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウノデセ
ン(DnU)、  ピリジンの如き打機塩基、水酸化ナ
トリウムや水酸化カリウム等の水酸化物、炭酸ナトリウ
ムや炭酸カリウム等の炭酸塩、■炭酸ナトリウムや重炭
酸カリウム等の重炭酸塩等が挙げられる。
本反応で使用される原料化合物(Vl>は、可能ならば
、前記方法(+>で述べたのと同様に、反応に関与しな
いアミ7基を保護した形で用い、反応後常法によりその
保、4JJを除去してもよい。
原料化合物(V)は前記方法(1)により製造すること
ができる。
このようにして製造される本発明の化合物は、常法に従
い単離、精製される。単離、精製条件によって塩の形や
遊離の形で得られるが、これらは目的に応じて相互に変
換され、目的とする形の本発明の化合物が製造される。
本発明の化合物の立体異性体は通常の方法、例えば分別
結晶、クロマトグラフィ分離等により互いに分離するこ
とができる。なお、特定の立体配置を有する原料化合物
を用い、上記方法によって対応する特定の立体配置を有
する本発明の化合物を製造することもできる。
本発明の化合物の光学異性体は、公知の方法を連用する
ことによって分mすることが可能である。
発明の効果 かくして得られる化合物(1)およびその塩はいずれも
新規化合物であり、優れた抗菌活性を示すので、抗菌剤
として価値あるものである。また化合物(1)およびそ
の塩は優れた抗il瘍活性を示すので、抗am剤として
も有用である。本発明の化合物は、辷トおよび動物用医
葦はもちろんのこと、魚病薬、農薬、食品の保存剤等と
しても使用することが可能である。
次に本発明の化合物の抗菌活性および抗■瘍活性につい
て、以下にデータを挙げる。
試験例 1 最少発育阻止濃度(MIC:μg/ml)をChemo
theraPy、 29巻1号79頁(1981年)に
記載の方法に学じて測定した。結果を表1に示す。
(以F余白) 表1 試験管内における抗菌作用 :  スタフィロコッカス・19レウス 209P(S
、  aureus  209P  JC−])。
:  エンエリシγ・コリ NIHJ  JC−2(E
、  coli  NIHJ  JC−2)。
JC C:  ニジIリシ7・コリ P−51208(E、c
oli  P−51208) D °  ン]−F量ナス・エルギノーザ 12(P、
  aeruginosa  12)0″実施22の化
合物をn味する(以ド同じ)。
試験例 2 1 X 106個のP−388細胞を6〜8週令のDI
IA/2マウスの腹腔内に移植し、移植7日目の腹水か
ら細胞を採集した。採集した細胞をイーグル最少必須培
地で1回洗浄後、同じ培地に懸濁し、lXl07細胞/
mlの細胞浮遊液を調製した。この細胞浮遊液0.1 
mlを6週令の口DF+雌性マウス(1群7匹)の腹腔
内に移植し、移植翌日(1日目)と5日目に、本発明の
化合物を0.2%カルポキシメヂルセルロースナトリウ
ムに懸濁した懸濁液を1日1回腹腔内投与した後、30
日間マウスの生死をUi察した。本発明化合物投与群の
各個体の生存日数より、投与群にあける平均生存口数(
T)を求めた。一方、非投与群の平均生存口数(C)を
求め、 [(T−C) /C] X100 (%)より延命率( L S:%) を算出した。結果を表2に示す。
本発明の化合物は、試験管内および動物実験において優
れた抗菌活性と広い抗菌スペクトルを示すばかりでなく
、抗Mm活性をも示す。本発明の化合物はまた、良好な
安全性を示す。
本発明の化合物をヒトに抗菌剤または抗H瘍剤として使
用する場合、その投与量は、年令9体重。
症吠、投与経路等により異なるが、1日当り5鴫〜5g
を1回ないし数回に分けて投与することが推奨される。
投与経路は経口、非経口のいずれでもよい。
本発明の化合物は原末のままでもよいが、通常製剤用担
体と共に調製された形で投与される。その具体例として
は、錠剤、液剤、ノJプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤
、シロップ剤、注射剤、軟膏剤等が挙げられる。これら
の製剤は常法に従って調製される。経口用製剤坦体とし
ては、デンプン。
マンニット、結晶セルロース、 CMCNa、 水、エ
タノール等の製剤分野において常用され、かつ本発明の
化合物と反応しない物質が用いられる。注射用担体とし
ては、水、生理食塩水、グルフースfB液、輸液剤等の
注射剤の分野で常用される担体が挙げられる。
また、上記の液剤および軟膏剤は、耳昌咽喉科や眼科に
おける治療においても使用されつる。
実施例 次に実施例および参考例を挙げて本発明化合物の製造法
につきさらに具体的に説明する。
参考例 1 1−シクロプロピル−2−シア7メチルチオーa7−ジ
フルオロ−し4−ジヒドo−4−オキソキノリ/−3−
カルボン酸エチル: 公知化合物1−シクロプロピル−a7−ジフルオロ−2
−メルカプト−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ7
−3−カルボン酸エチル975■に1MX炭酸ナトリウ
ム252 mg、 プロモアセトニトリル番37 mg
、テトラヒドロ7ラン2011および水401の混合物
を室温で30分撹拌する。水冷しながら反応液にlθ%
塩812■1を加えて酸性とし、析出する結晶を濾取す
る。水およびエタノールで順次洗浄した後乾燥して、目
的物1.02 gを得る。
m、 p、 102〜164℃。
対応する原料化合物を用い参考例1と同様に反応処理し
て、次の参考例a3の化合物を得る。
参考例 2 1−シクロプロピル−2−カルバモイルメチルチオ−a
7−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボ/酸エチル:m、p、151〜153℃
参考例 3 1−シクロプロピル−2−エトキシカルボ二ルメチルチ
オ一17−ジフルオCj−1,4−ジヒドロ=4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸エチル二m、 p、 16
9〜171℃。
参考例 4 1−シクロプロピル−6,7,8−)リフルオロ−2−
(2−ピリジルメチルチオ)−1,4−ジヒドロ−4−
オキソキノリン−3−カルボ/l!Iエチル:l−シク
ロプロビルーa 7.8−トリフルオロ2−メルカプト
−1,4−9ヒドロ−4−オキソキノリ/−3−カルボ
ン酸エチル2.95gに炭酸水素ナトリウム 1.82
gの水(45ml)溶液および2−クロロメチルビリジ
ン塩酸塩1.77gのテトラヒドロフラ’ (35−1
)溶液を加え、70℃で30分加熱撹拌する。テトラヒ
ドロ7ランを減圧で留去し、残った水層に10%塩酸を
加えて酸性とした後クロロオルムで抽出する。抽出液を
乾燥した後減圧で濃縮乾固し、残渣にn−ヘキサンとジ
イソプロピルエーテルを加える。析出する結晶を濾取し
て目的物3.78gを淡黄色結晶として得る。
m、 9.148〜152℃。
実施例 1 9−シクロプロピル−8,7−9フルオロ−3−ヒドロ
キシ−49−ジヒドロ−4−オキソチェノ[λ3−b]
キノリ/−2−カルボニトリル:1−シクロプロピル−
2−シアノメチルチオa7−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボi@エチル36
41ナトリウム 168■g.テトラヒドロフラン 1
0−1および水30■1の混合物を60℃で30分加熱
撹拌する。反応液を10%塩酸で酸性とし、析出する結
晶を濾取する.水およびエタノールで順次洗浄した後乾
燥して、目的物2931gを得る。
m. p. 300℃以上。
対応する原料化合物を用い実施例1と同様に反応処理し
て、次の実施例2.3の化合物を得る。
実施例 2 9−シクロプロピル−G、7−ジフルオcj−3ヒドロ
キ7−4.9−ジヒドロ−4−オキソチェノ[2,3−
b]キノリン−2−カルボキサミド:m、 p、 :1
100℃以上 実施例 3 9−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−3=ヒドロ
キシ−4,9−ジヒドロ−4−オキソチェノ[2,3−
b]キノリン−2−カルボン酸エチル=m、 9.23
7〜239°C3 実施例 4 9−シクロプロピル−a7.8−)リフルオロ3−ヒド
ロキシ−2−(2−ピリジル)−,1,9−ジヒドロ−
4−オキソチエz[2,3−blキノリノ゛ l−シクロプロピル−G+7.8−)リフルオロ−2−
(2−ピリジルメチルチオ)−1,4−ジヒド【1−4
−オキソキノリノ−3−カルボン酸エチル3.8417
のテトラヒドロフラノ(60■1)溶液に60%水素化
ナトリウム42番■gを加えて室温で30分撹拌する1
反応液を減圧で濃縮し、残渣に水と10%塩酸を加えて
酸性とする。析出する結晶を濾取して、目的物3.23
gを黄色結晶として得る。
m、 p、 293〜299℃(分解)。
対応するu料化合物を用い実施例4と同様に反応処理し
て、次の実施例5.6の化合物を得る。
実施例 5 9−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−3−ヒドロ
キシ−2−(4−ピリジル)−4,0−ジヒドロ−4−
オキソチェノ[2,3−blキノリン:m、 p、 3
00℃以上。
実施例 6 9−シクロプロピル−8,7,8−)リフルオロ−3−
ヒドロキシ−2−(4−ピリジル)−4,9−ジヒドロ
−4−オキソチェノ[2,3−b]キノリン: m、 
9.300℃以上。
参考例 5 5−アミ/−1−シクロプロピル−a7−ジフルオロ−
2−メルカプト−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸エチル:5−(N−アセチルベンジ
ルアミノ)−1−シクロプロピル−へ7−ジフルオロ−
2−(p−メトキシベンジルチオ)−1,4−ジヒドロ
−4−オキソキノリン−3−カルボ/aエチル1.2g
にアニソール1.08g、  )リフルオロ酢酸9.1
gおよびトリフルオロメタ/スルホ7FII1.5gを
加えて4時間加熱還流する0反応液を減圧で濃縮乾固し
、残渣に2%苛性ソーダ水溶液30■1を加えクロロホ
ルムで洗浄する。水層を10%塩酸で酸性とし、りo 
rtホルムで抽出する。抽出液を減圧で濃縮し、残渣に
n−ヘキサ/とイソプロピルエーテルを加え、析出する
結晶を濾取して、目的物0.54gを得る。m、 p、
 87−91°C1 参月例 6 1−シクロプロピル−7−り10−6−フルオu−2−
メルカプト−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−
ナフチリジ/−3−カルボyfllエチル:+11 2
.8−ジクロロ−5−フルオロニコチノイル酢酸エチル
5.04gをジオキサン120■1に溶かし、これに1
.1当量の粉末苛性ソーダを加えて室温で1時間撹拌す
る。この反応液にシクロプロピルインチオシアナ−)1
.96gを加えて1時間撹拌した後、さらに塩化p−メ
トキシベンジル3.1gを加えて室温で27時間撹拌す
る0反応液をカラムクロマトグラフィで精製して、2−
(λ6−ジクロロー5−フルオロニコチノイル)−3−
シクロプロピルアミノ−3−(p−メトキシベンジルチ
オ)アクリル酸エチル5.43gを淡黄色の油仕切とし
て得る。
■上記化合物5.27gをアセトニトリル501に溶か
す。これに炭酸カリウム1.75gを加えて7時間加熱
還流し、l−シクロプロピル−7−クロロ−6−フルオ
ロ−2−(P−メトキシベンジルチオ)−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−1,8−ナラチリジノ−3−カルボ
ン酸エチル2.1gを得る。
n−ヘキサン−酢酸エチルから再結晶する。
m、 9.150〜161℃。
(3)上記化合物本、16gにアニソール7.77g、
  )リフルオロ酸11130.7gおよびトリフルオ
ロメタンスルホ/酸1.35gを加え、室温で13時間
撹拌する。反応液を減圧で濃縮乾固し、残渣に2%苛性
ソーダ水溶液+20 ifを加えてクロロホルムで洗浄
する。水層を10%塩酸で酸性とした後、りOUjホル
ムで抽出する。抽出液を減圧でa縮し、残渣にn−ヘキ
サンを加えて析出する結晶を成取し、目的物2.32g
を得る。m、 p、 300℃以上。
実施例 7 9−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−3ヒドロキ
シ−4,9−ジヒドロ−4−オキソチェノ[2,3−b
]キノリ/−2−カルボニトリル1−7クロプロピルー
6.7−ジフルオロ−2メルカプト−1,4−ジヒドc
j−4−オキツキ/リン−3−カルボ/llj!1エチ
ル3.25g、 in炭酸リすリウム2.52g 、 
ブロモアセトニトリル3.71.テトラヒドロフラ15
01および水801の混合物を60℃で1時間加熱撹拌
する。水冷しながら反応液にlθ%塩113m1を加え
て酸性とし、析出する結晶を濾取する。水およびエタノ
ールで順次洗浄した後乾燥して、目的物2.99 gを
白色結晶として得る。 m、 p、 300℃以上。
実施例 8〜21 対応する原料化合物を用い実施例7と同様に反応処理し
て、表3および表4の化合物を得る。
(以下余白) 表−旦 (以下余白) 実施例 22 9−シクロプロピル−6−フルオロ−3−ヒト【1キシ
−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)4.9−ジヒ
ドロ−4−オキソチェノ[2,3−b]キノリ/−2−
カルボニトリル: 9−シクロプロピル−Q7−ジフルオロ−3ヒドロキシ
−4,9−ジヒドロ−4−オキソチェノ[2,3−b]
キノリン−2−カルボニトリル955■g、N−メヂル
ピベラジン 1.5gおよびピリジノ501の混合物を
90℃で8,5時間加Or2けする。
反応液を減圧で濃縮乾固し、残渣にイソプ1ピルエーテ
ルーエタ/−ル混液(1: 1)を加える。析出する結
晶を鑵串し、エタノールで洗1事する。この結晶を28
%アンモニア水と室温で1時間撹けする。結晶をd取し
、水およびエタノールで順次洗浄した後乾燥して、目的
物0121gを淡黄色結晶として得る。m、 f)、 
270〜274°C(分解)。
実施例 23 7−(3−アミ/−1−ピロリジニル)−!]ンクロプ
ロビル−6−フルオ【J−3−ヒト「11.ン−4,9
−’)k:、Vロー4−t+ソfx/ [2,3−b]
キノリ7−2−カルボキサミド: 9−シクロプロピル−8,7−ジフルオロ−3−ヒドロ
キシ−49−ジヒドロ−4−オキソチェノ[2,3−b
]キノリ7−2−カルボキサミド50番−g、3−アミ
ノピロリジン645 mgおよびピリジノ3011の混
合物を90℃で26時間加熱撹拌する0反応液を減圧で
濃縮乾固し、残渣にエタノールを加えて析出する結晶を
濾取する。この結晶を28%アンモニア水20票1に竪
濁し、室温で1時間撹拌する。結晶を濾取し、水および
エタノールで順次洗1>シた後乾燥して、目的物2[1
7mgを白色結晶として得る。m、 9.300℃以上
実施例 24 9−シクロプロピル−6−フルオロ−3−ヒドロキシ−
7−(1−ピペラジニル)−4,9−ジヒドロ−4−オ
キソチェノ[2,3−b]キノリ/−2−カルボ/酸エ
チル: 9−シクロプロビルーへ7−ジフルオロ−3−ヒドロキ
シ−4,9−ジヒドロ−4−オキソチエ/[2,3−b
]キノリ/−2−カルボyFllエチル256■g、無
水ピペラジン301■gおよびピリジンIO■1の混合
物を90℃で1.5時間加熱撹拌する。
反応液を実施例22と同様に処理して、目的物1B[i
 Igを淡黄色結晶として得る。
m、 p、 212〜215℃。
実施例 25 2−アセチル−9−シクロプロピル−6−フルオロ−3
−ヒドロキシ−7−(l−ピペラジニル)−チェノ[ス
3−b]キノリン−4(t)11)−オ/ 2−アセチル−9−シクロプロピル−6,7−ジフルオ
【ノー3−ヒドロキン−チェノ[2,3−blキノリン
−4(911)−オノ23(i mg、無水ピペラジ7
301 mgおよびビリジ/91の混合物を90℃で8
時間加熱撹拌する。反応液を実施例22と同様に処理し
て、目的物223 Bを白色結晶として得る。m、 p
、 300℃以七 対応する原料化合物を用い、 実施例22〜2 と同様に反応処理して、 表5〜7の化合物を得る。
表−i(続き) 表−」−(続き) 表−旦 (以下余白) 表−1−(続き) 11(I!き)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基、シクロアルキル基または置換
    基を有していてもよいフェニル基を意味し、 R_2は水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、水酸基ま
    たはメチル基を意味し、 R_3はシアノ基、カルバモイル基、N−モノもしくは
    N,N−ジ低級アルキルカルバモイル基、低級アルコキ
    シカルボニル基、アシル基、ニトロ基、トリフルオロメ
    チル基または複素環基を意味し、 AはC−Yまたは窒素原子を意味し、ここにYは水素原
    子、ハロゲン原子、メチル基、 シアノ基または低級アルコキシ基を意味し、Xはハロゲ
    ン原子を意味し、 Zはハロゲン原子を意味するか、または下記式(イ)、
    (ロ)または(ハ)表わされる基▲数式、化学式、表等
    があります▼(イ) ▲数式、化学式、表等があります▼(ロ) ▲数式、化学式、表等があります▼(ハ) を意味し、ここに R_4およびR_9は水素原子、低級アルキル基または
    アシル基(該アシル基はハロゲン原子で置換されていて
    もよい)を意味し、 R_5、R_6およびR_1_0は同一または異なって
    水素原子、低級アルキル基またはハロゲノ低級アルキル
    基を意味し、 R_7は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、ヒ
    ドロキシ低級アルキル基、水酸基、アミノ基、モノもし
    くはジ低級アルキルアミノ基、モノもしくはジ(ハロゲ
    ノ低級アルキル)アミノ基、アミノ低級アルキル基また
    はモノもしくはジ低級アルキルアミノ低級アルキル基を
    意味し、 R_8は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基また
    は低級アルコキシ基を意味し、 mは1または2を意味し、 nは3、4または5を意味する。] で表わされるチエノキノリン誘導体、チエノナフチリジ
    ン誘導体およびそれらの塩。
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