JPH03223215A - L―糖緩下薬 - Google Patents

L―糖緩下薬

Info

Publication number
JPH03223215A
JPH03223215A JP2278842A JP27884290A JPH03223215A JP H03223215 A JPH03223215 A JP H03223215A JP 2278842 A JP2278842 A JP 2278842A JP 27884290 A JP27884290 A JP 27884290A JP H03223215 A JPH03223215 A JP H03223215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glucose
composition
sugar
laxative
subjects
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2278842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3065648B2 (ja
Inventor
Jr Stanley M Tarka
スタンリイ エム ターカ ジュニア
Carol A Shively
キャロル エイ シヴェリイ
Joan L Apgar
ジョン エル アプガァ
Kenneth L Koch
ケニス エル コウク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hershey Co
Original Assignee
Hershey Foods Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hershey Foods Corp filed Critical Hershey Foods Corp
Publication of JPH03223215A publication Critical patent/JPH03223215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3065648B2 publication Critical patent/JP3065648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/70Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
    • A61K31/7004Monosaccharides having only carbon, hydrogen and oxygen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/30Artificial sweetening agents
    • A23L27/33Artificial sweetening agents containing sugars or derivatives
    • A23L27/38L-sugars
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/10Laxatives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/12Antidiarrhoeals

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有効投与量で投与された場合、緩下薬として
作用することのできる新規な単糖類甘味料に係る。本発
明はまた、天然の炭水化物構造を有する便通促進特性を
持つ単糖類を意図している。
より詳細には、本発明は、ヒトに便通促進作用を生じせ
しめることができかつ腸から単に最小量だけ吸収される
利点を有しており、そして小腸(small bowe
l)および結腸に対して浸透性の便通促進および便軟化
作用を有している単糖類を意図している。本発明は、お
いしさの増したまたあらゆる年令のグループに対して良
好に服薬させる改良された便通促進配合物を考慮してい
る。
便秘問題の治療は、多年の間医師の関心事であった。便
秘は、1適当たり1回以下の便通として定義されている
0便秘の他の構成要素としては、排便の困難性および便
の硬さが含まれる。
交互の便秘と下痢または苦痛のある便秘は、医術におけ
るまた胃腸病学の誇療における極めて普通の疾患のうち
の1つの症候群−過敏性腸症候群である。この症候群で
は、便秘は、変化する結腸運動性のためであると信じら
れているが、神経性のまたホルモンの異常性および心理
的、社会的ストレスもまたこの症候群の一因となりうる
便秘の他の通常のかつ容認された原因には、糖尿病、甲
状腺機能不全症および高カルシウム血症/低カルシウム
血症のような、内分泌性障害;結腸への副交感神経性の
神経回路を破壊するを椎および頭部の損傷:肛門管のま
たは直腸の収縮異常:排便のための適切な角形成を妨げ
る骨盤床異常;偽性腸閉塞および結腸無力症のような神
経筋の障害が含まれる。遺糞は、小児科学における便秘
問題である。便秘はまた、座りがちであり、不適切なダ
イエツトをしているかもしれないまた通常の脳機能を妨
げるかもしれない数多くの薬物を服用している中年過ぎ
の集団の大半の関心事でもある。
通常のかつ典型的な便秘の治療は、鉱油からひまし油、
繊維およびふすまに至る昔からの治療薬の形をとってい
る。便秘のメカニズムおよび原因はいまだ十分に理解さ
れていないので、その治療は経験的であった。
便秘の治療に使用されうる緩下薬の主要な4種のクラス
は、浸透性緩下薬、拡張薬(bulkinFiagen
ts) 、刺激薬および便軟化薬である。浸透性緩下薬
は、塩類下剤であり、そしてラクツロース、ゴリテリー
もしくはコライト(golytely orcolyt
e) 、マンニトールもしくはマンノースまたはクエン
酸マグネシウムのような化合物を含んでいる。ラクツロ
ースは、非吸収性合成二糖類であり、商品クロヌラック
(Chronulac)  (1服当なリラクツロース
10.、ガラクトース2.2gおよびラクトース1.2
g)の成分として利用できる。
クロヌラックは吸収性が乏しくそして大部分は未変化の
まま結腸へ到達し、そこで結腸的細菌によって分解され
て揮発性脂肪酸になる。これらの脂肪酸の生成により、
腸内がわずかに酸性化されまた浸透圧が増大する。それ
がまた、便中の水分および便の軟化の増大をもたらす。
クロヌラックは、作用するのにしばしば2428時間か
かる。一般に、投与量の3%が尿中にあられれる。主要
な副作用は過多のガスである。
クロヌラックは処方箋によってかつシロップ形でのみ入
手できる。通常の投与量は、1日3〜4回、30−40
.である。
ゴリテリルおよびコライトは、平衡電解液にポリエチレ
ングリコールを加えたものである。これらの用い方の第
一は、バリウム注腸検査のためおよび結腸内視術のため
に結腸を準備することである。ポリエチレングリコール
は吸収されず、浸透性下痢を生じる。電解質は吸収され
て、激しい便通の間、人体の体液平衡を維持する。これ
らの溶液は、結腸が完全に清浄化されまたどんな爆発的
ガスも生じないという点(さもなければ、ポリープ切除
を計画する場合に問題となる)で有利である。主な欠点
は、患者が3−4時間で溶液41を飲まなければならな
いということであり、そして患者の多くは、飲むことが
できずまたは腸にガスがたまりまた吐き気がするために
飲むことが非常に不快であることに気が付く。
マンニトールまたはマンノース剤は、十分に吸収されな
い炭水化物であるが、利尿をもたらす腎臓への浸透負荷
を与えるのに十分な炭水化物が吸収されるので、まれに
は使用される。ガス生成はポリープ切除を危険にする。
クエン酸マグネシウムは、より激しい便通を必要とする
時に有効な緩下薬であるレモン−ライム風味の液体であ
る。
拡張薬には、繊維製品[例えば、メタムシル(Meta
+*ueil) ]およびベルデイエム(Perdie
w+ )が含まれる。便重量の増加、結腸運動の刺激作
用および便の水分の増加が、これらの拡張薬の使用後の
兆候であった。拡張薬は、普通の便秘のためにまたは刺
激性腸症候群と関連した便秘のためにほとんどの胃腸病
学者によって使用される好ましい製品である。しかしな
がら、はとんど全ての患者は、メタムシル型製剤の粘着
性コンシスチンシーに苦痛を訴える。これらの製剤の繊
維の性質をおおい隠すための、多くの新製品が開発され
てきたがひとつも特に成功しなかった。該製品はまた、
食道または胃の運動障害を持った患者にとっても不満足
なものである。これらの患者には、えん下障害および腸
にガスがたまる経験、膨満ならびに食物摂取後のガス増
大がある。
ベルデイエムはプランサイリウム(branpsyll
ium)を十分耐性のある粒状形で提供するので、有効
な製品である。しかしながら、ベルデイエムの投与は、
結晶(茶さじ1杯)が水を使わないでえん下されること
になっている点で普通でない。ベルデイエムはまた、セ
ンナと共に用いることができる。センナは、−層重い便
秘の患者に対しては、該繊維に緩下薬を添加する。
刺激薬には、フェノールフタレイン含有緩下薬、ひまし
油およびデュルコラックス(Dulcolax )が含
まれる。フェノールフタレイン含有緩下薬、例えばエク
スラックス/コレクタール(Exlax/Correc
 ta l )は、多くの人々が刺激性の弱い緩下薬と
して服用するような医師の処方箋なしで売られている普
通の緩下薬である。しかしながら、胃腸病学者および見
識のある医師は、それらの製品が比較的習慣性であるが
故に、それらに対して警告している。便秘の原因は多い
が、はとんどの人々にはその原因は未知であるというこ
とが注目される0便秘は再発する問題であるために、は
とんどの人々はフェノールフタレイン製品を繰返し服用
する。
フェノールフタレインの慢性の使用により、“通利性結
腸”がもたらされるかもしれず、正常に収縮することが
できずそしてかくして便を空っぽにすることができない
拡張された弱い結腸によって特徴づけられた十分認めら
れた実体により正しくない周期がもたらされる。緩下薬
乱用者においては、結腸は、筋眉間神経叢に対する損傷
のために、多分フェノールフタレインの作用のために、
その神経制御を失うということが、いくつかの研究によ
って示された。フェノールフタレインの約15%が吸収
されそして苦しい(gripping)痛みまたは腸痙
彎を生じうる。
ひまし油は、周知の刺激性下剤である。ひまし油中の有
効成分は、リシノール酸である。ひまし油は、非常に良
く効く下剤であるが、腹部痙彎および重い下痢をしばし
ば引き起こす。はとんどの患者は、ひまし油の味および
ひまし油によって引き起こされた腹部の痛みについて不
満をいう、デュルコラックス[ビサコジル(bisac
odyl ) ]は、非常に有効な刺激性緩下薬であり
、錠剤形または坐剤形で入手できる。ビサコジルの最小
量が吸収される。
皮膚軟化薬としても知られている便軟化薬は、コレイス
(Colice)  (スルホコハク酸ジオクチルナト
リウム〉、すなわち処方箋なしで購入しうる便を軟化す
る系別によって具現されている。はとんどの胃腸病学者
は、それらの化合物が特に温和以上の便秘の患者におい
て比較的効果がないために、それらの化合物を処方しな
い。拡張薬は、般に、軟化薬よりも好ましい。
鉱油もまた軟化薬のグループに入るが、この鉱油には、
必須脂肪酸の吸収の妨害のような毒性ならびにえん工性
および脂質性肺炎の周知の可能性がある。かくして、は
とんどの医師は鉱油を処方しない。
本発明は、先に議論したクラスの緩下薬(それらの全て
は上記したような種々の好ましくない副作用を有してい
る)に対してかなりの利点を持っている緩下薬としての
、単糖類、特にL−糖類の投与を意図している。特に、
L−糖類は甘い味がし、カロリー含量が様々であり、そ
して他の食物と容易に組合せることが可能である。し−
糖類の甘味についての最初に科学的に計画された研究は
、R,S、 Shallenberger、 T、E、
^creeおよびc、y。
Lee  Nature 221:555 (1969
)の研究であるように思える。彼等は、L−グルコース
、L−マンノ−スおよびL−カラクトースを含めた数種
の糖類のD−およびL−鏡像異性体の相対的甘味を比較
した。鏡像異性体間で差異が観測されたけれども、彼等
の結果は、D−およびL−鏡像異性体の甘味は類似改が
あるということを示していた。レビン(1,evin)
は、米国特許第4,262,032号において、甘味料
が無(低)カロリーでありそして微生物の成長による腐
敗に対してそれほと敏感でない場合に、1↑味の−)い
た食用処方物内でL−糖類を使用することを示唆してい
た。この参考文献は、L糖類のいずれもヒトによって代
謝されないということおよびまたL−糖類のいずれもい
ずれがの点に言及しているデータを呈示することなく生
理学−Fまたは毒物学上有害でないということを暗示し
ていた。L−糖類には、従来技術に鑑みて予期されない
数種の独特の特性かある。本発明では、L糖類か一般的
には不充分に代謝されるが、それらの***パターンおよ
び代謝の宿命において明確な差異かあるということが発
見された。
L−糖類は、ラクチュロースと同様な浸透性緩下薬とし
て作用することができるが、L−糖はキャンディバーの
ようなより便利な味の良い形態で処方されかつ投与され
うる。ラクチュロースは、例えば、液体としてのみ入手
できる。L−糖はラクチュロースよりもガス生成が少な
いが、ラクチュロース様作用を生じろる。L−糖は、ラ
クチュロースよりも°“より天然′°でありかつ作用の
着手がより急速であると考察される。L−糖類は、人体
での吸収が不充分であり、従って、マンノースもしくは
マンニトールを使用する時に見い出されるような利尿作
用がほとんどまたは全熱ないという点およびクエン酸マ
グネシウムの使用によるマグネシウム暴露の危険が全熱
ないという点で、マンニトール、マンノースおよびクエ
ン酸マグネシウムよりも利点がある。
バリウム注腸準備キットは、バリウムX−線照射前に腸
を洗うために、デュルコラックス(ビサコジル)および
完腸液またはコライト型処方物を用いている。L−グル
コースの適切なより大皿の投与により、腸の゛清浄化パ
を生しせしめることが可能であるかもしれない。L−糖
類の便利さおよびおいしさのため、L−糖類がビサコジ
ルよりも優れており、また3−4時間の間にわたって高
い塩液体(例えばコライト)を飲むことよりもよりおい
しいのである。ガス生成がL−糖については小さな問題
であった情況では、その時、L−糖とより小容量(1−
21りのポリエチレングリコール溶液との組合せは、X
−線検査、外科術および結腸内視術の前に結腸を清浄化
するためには有利でありうる。
L−糖類には、広く使用中の拡張薬よりも数種の利点か
ある。これらは、特有の粒状コンシスチンシーを有する
ベルデイエムおよび粘着性コンシステンンーを有するメ
タムシルのような製品よりもよりおいしい食物中に調製
されつる。L−糖類はまた、従来利用されていた製品よ
りも有効性および便利性(例えばキャンディバーとして
〉が増大している。
刺激薬よりもむしろL−糖類を使用するに際し、患者は
フェノールフタレインについての周期的に起こる暴露の
潜在的な有害作用を回避しようとするだろう。L−糖類
は、エクスラックスと比較して創製された緩下薬のより
おいしい形態を考慮に入れておりまたひまし油およびビ
サコジルと関連した痙彎を回避する。
L−糖類は、それらがナトリウムまたはカルシウム分を
一つも持っていない点で、広く使用中の便軟化薬、例え
ばそれぞれコレース(Colace)およびスルファツ
ク(5urfak )製剤よりもずっと有利である。
従って、本発明は便通促進有効量のL−単糖類および受
容可能なキャリヤを含んでいる便拡張および便通を提供
するための組成物に係る。
本発明は、便秘および便秘関連疾患の治療方法を意図し
ている。この方法は、治療範囲の単糖類L−糖を綬下薬
処方で使用することによって達成される。本発明によれ
ば、L−糖類は、推定の浸透メカニズムによって、温和
から中位の便秘問題のために、より低い投与量で、温和
がら中位の便通を与えることができることが見い出され
た。より高い投与量では、L−糖類は、重い便秘を治療
しまたは放射線写真検査、外科的処置もしくは内視鏡検
査の処置のために腸を清浄にするために必要とされる通
利性作用を提供することができる。
L−糖類は、それらが先に記載した浸透性緩下薬、拡張
薬、刺激薬および便軟化薬に対して有効な緩下薬となる
特性を、独特に有している。
I−−フルクト−ス、L−マンノース、L−ツルホース
、L−グロースおよび好ましくはL−グルコースのよう
なL−糖類は、甘味料の妥当な1日当たりの摂取に対応
する量で摂取した時、便通促進作用および/または軟便
を生しることが可能である(腸運動を始める能力として
定義される)L糖せ味料である。
好ましい実施例においては、えり抜きの緩下薬としてL
−グルコースが使用される。L−グルコースは、スクロ
ースとほぼ同じ甘さであり、どんな他のいやな味または
口のsbもない。L−グルコースは、拡張甘味料(bu
lkingsweetener)てあり、キャンディ、
ケーキ、チューインガム、ブレスミント(breath
mints )のような広い種類の食品組成物、医薬品
組成物、液剤、固形剤、坐剤において、単独でまた処方
におけるどんな大きな変化を必要とせずに、種々の他の
糖類、シロップ、食物、糖菓、ベーキング商品および調
味料と組合せて、スクロースおよびデキストロースにと
って代ることができる。L−グルコースは、ヒトにおい
て少ない程度まで代謝される(表■)。甘味料は、尿お
よび便中に未変化のまま***される。このなめに、L−
グルコースがスクロースに匹敵できる甘さであるので、
通常の規定食においてむしろ多量を摂取してもよいとい
うことである。Lグルコースはまた、便中にも***され
ることができ、それにより、水溶性物質の蓄積を伴なう
大腸内での高い浸透圧がもたらされ、引き続いて腸内へ
の過度の水分輸送がもたらされ、便通促進作用、例えば
自由に動けるまたは軟い便へと導かれる。
L−グルコースはまた、腸内細菌そうによって有意に代
謝もされない。人体による有意な代謝があった場合、鼓
腸がその使用に伴ないそして引き続いてその代謝産物が
ヒトによって代謝されるか丈たは同化されえた。L−グ
ルコースは、有害な生理学的、毒物学的、または遺伝的
作用を持っていない。L−グルコースはまた、加熱また
は焼いた時に、適切な風味を発現する褐変反応をこうむ
る。
1、−グルコースは進んで結晶化される。なぜならば、
結晶化の程度が一定の食物に当を得た口ざわりを与える
のに必要とされるからである。
それらの炭水化物構造にかんがみて、L−糖類の多数の
予期されなかった驚くべき特質が発見された。特に、緩
下薬の形て使用されるようなしグルコースは、腸からの
最小吸収を示し、浸透性緩下薬として小腸および結腸に
対して独特な作用を有し、温和な緩下薬として作用し、
軟化薬から便通薬までの様々な緩下素中で使用するため
の可能性があり、おいしさの増したかつあらゆる年令の
グループ(例えば、乳児、子供、青年、成人、中年すぎ
の人)に服用させて良好である改良便通促進配合物中で
使用されることができ、そして便通促進作用の急速な着
手を促進する(2−3日の代わりに摂取後はぼ6−10
時間)。
従って、本発明は、L−フルクト−ス、L−マンノース
、L−ソルボース、L−グロースおよび特にL−グルコ
ースのよう゛なL−糖類の便通促進有効量を用いて、便
秘および便秘関連疾患を治療する方法を意図している。
かくして、本発明は、最適の便通促進の有効なまたは便
通促進の治療の応答を与えるために調節された投薬量で
投与される食料、液体、固体、医薬組成物、結晶または
粉末処方物を意図している。例えば、成人において満足
すべき結果を達成するなめに、すなわち腸運動の増加を
生じせしめるために、1日当たり1回または2回、約6
−12gのL−グルコースを投与することができる。明
確な実際上の利点は、活性化合物が経口投与によるよう
な便利な方法で投与されてもよいということである。g
/kgcまたはmg/Ag)の単位での投薬量の計算に
ついては、成人男性の場合、標準体重70kgを典型的
に使用する。女性の場合は、体重58Allの値を使用
する。
青年、小さな子供および乳児の場合は、それぞれ体重4
0kg、20&gおよびIOA、を使用する6便の硬さ
を軟化せしめるためには、1〜約3gの治療単位投薬量
範囲のL−グルコースを勧めることができる。全体とし
て、L−糖類の好ましい投薬量は、所要の特別な作用お
よび治療される個人の年令に依って、6−10時間の期
間にわたって、約1〜約24gの範囲であり得る。有効
性は投与量対応状況であり、より低い投与量ではより温
和なくまたは浸軟化)作用が奏されまたより高い投与量
ではより激しい便通促進作用が奏される。より高い(例
えば24g)投与量(1日当たり単回投与1−2x)が
、より急速なまたは激しい便通促進作用を要するこれら
の個体のために使用されうる。
し−グルコースについての投薬量範囲を次の表に列挙す
る。
グルコースの有効性 ヒトの細区分 成人男性 成人女性 青  年 子  供 乳  児 *投薬量は全て、 1g      8g 15mg/ kg*   86 17       103 25       150 50       300 100       600 体重1に、当たりの−g 12g    24g 171    343 207    414 300    600 600   1200 1200   2400 である。
(以下余白) 本発明は、有効量のL−グルコースを有する液状組成物
、すなわちジュース、ソーダ水(5odas)、シロッ
プまたは他のタイプの消化できる液体を意図しており、
そしてさらに粉末または結晶の配合物のような固体組成
物を意図している。
し−グルコースは固体処方で調製されることかて゛きま
た予め計り取られたパケット内で(例えば、6g/′パ
ケット)またはジャー内で使用されることができ、これ
らは閉鎖型スコップまたは標準茶さじを用いて計り取ら
れうる。粉末形においては、丸型茶さじ1杯のL−グル
コースは約5ftであり、そして結晶形は約7.5gで
ある。この投薬形態を、ジュース、ソーダ水、シロップ
または他のタイプの飲料と混合することができ、甘味が
加えられることになる。予め計り取られたパケットはま
た、添加されたフレーバー(例えば、チェリー、ストロ
ヘリ−、オレンジ等)も含むことができ、また水と混合
されて、おいしい便通促進飲料を作ることもできる。ま
た、L−グルコースの予め混合されているパケットは、
ミルクへ添加するためのチョコレートフレーバーをも意
図される。さらに、L−グルコースの予め混合されてい
るパケットは、幼い子供のための半固形食品についても
加えられうる。
本明細書中で意図されているジュースは、オレンジ、セ
イヨウナシ、リンゴ、グレープフルーツ、アプリコツト
、グレー1、レモンおよびそれらの混合物のジュースの
ようなフルーツジュースならびに水を加えて液体状に戻
されるジュース、すなわち有意の量の含有水分を蒸発す
ることによって濃縮されそしてその復水の添加によって
それらの通常の濃度に希釈されるジュースであることが
できる。本明細書中のジュースは、5−100%のフル
ーツジュースを含むことができる。本明細書中で意図さ
れているソーダ水には、コーラ、リンゴ酒様ソフトドリ
ンクおよびジンジャ−エールのような透明な炭酸飲料な
らびにフルーツジュース含有炭酸飲料が含まれる。本明
細書において意図されているシロップには、チョコレー
トシロップおよび他のフレーバーを付けたシロップ、な
らびに力ラメル、コーンまたはメープルシロップが含ま
れうる。
本発明はまた、リンゴソース、風味を付けていないおよ
び風味を付けたプディング(例えば、チョコレート、バ
ニラ)のような半固形組成物(便通促進有効量のL−糖
類を含んでいる)ならびに規格にはまった用途(すなわ
ち、病院およびナーシングホーム)のために特別に調製
されたゼラチンベースの製剤をも意図している。
粉末形態または結晶形態中のL−グルコースの実際の濃
度は、水を加えて液体状に戻される最終濃度が4−8液
量オンスの飲料中6−12gであるように調整される。
かくして、濃度は、0.025g/a+j!(6g/2
40m1> −0,1g/m& (12g/120m&
)である。
例えば、ヒト被検者に投与される水240mZで希釈さ
れたL−グルコース12.は、無視してよい上部胃腸管
症状、温和な腹部のガス/f1満ならびに−様なかつ温
和な便通を、24時間以内に生じることができる。この
際、下痢の報告は8人の被検者のうち5人であり、これ
らの被検者のはとんどは12時間以内に下痢の報告があ
った。さらに、L−グルコースの経口投与量の80%は
、消化管によって除かれ(便中に40%、結腸的細菌そ
うの代謝後呼気中に20%、おそらく放屁中に20%)
そして20%は、7日の期間にわたって尿中に***され
る。L−グルコース12.の摂取後、最初の6時間で最
大圧***が起こり、6−12時間で最大便***が起こり
そして投与後24−48時間で最大呼気***が起こる。
これらのデータは、L−グルコース誘引便通が摂取され
たL−グルコースの大部分の吸収不良から生じるという
ことを示している。
本発明は、“食料型”マトリックス中の甘味料特性を改
良するためにL−グルコースおよび他の甘さの高い甘味
料を含んでいる食料、例えばキャンディバー、ウェファ
ースを意図している。これらの食料は、典型的には、食
料1つ当たり約6−約12、のし−グルコースを含有す
ることができる。
しかしながら、この形においては融通がきくこともまた
利点であり、多くの可能性が存在している。
これらのうちで、約30=約50.当たり24HのL−
糖を含んでいる食料マトリックスまたはウエファースマ
トリックスであって、マトリックス中にパーフォレーシ
ョンを有するものがより正確な投与を可能にする。他の
食料配合物は、1単位当たり 6−12gのL−グルコ
ースを提供し、またそれぞれが個々に、多用途容器内に
つつまれまたは包装される。単位配合物当たり6−12
gにより、所望の効果をうるための硬軟化または便通促
進の投与量の滴定が可能にされる(“必要とされるのは
1または2単位゛)。
本発明はさらに、風味の付けられた基材中にL糖類の経
口溶液もしくは懸濁液を、または風味の付けられた基材
中にL−糖類のカプセルに包まれた錠剤を含んでいる医
薬組成物をも意図している。この投薬形は、例えば、溶
液1m1当たり約0.01−約0.6gのL−グルコー
スの溶液を含むことができる。本発明の液状配合物は、
゛便秘の場合、1日1回または2回、大さじ1杯または
2杯”として処方されうる0本発明の医薬組成物はまた
、生薬の形(例えば、ココアバター、グリセリンまたは
ポリエチレンを基材としたもの)であることもできる。
本発明はまた、完腸液をも意図しており、この完腸液で
は、液120mf当たり約6−約12Hのしグルコース
を含有している緩衝液のような便通促進有効治療用投与
形で、L−糖類が利用されている。
次の実施例は、制限のない本発明の詳な説明的な目的の
ために与えられる。
実施例1 研究計画 予備研究において6人のヒト被検者にL−グルコースを
与えた場合、胃腸(GI)の温和な症状が便通促進作用
を含んで存在した。また、尿および便中にL−グルコー
スが単に部分的に回収された。従って、L−グルコース
の代謝および***を評価するために、より範囲の広い研
究を計画した。
研究のために、GI疾患のいかなる従前の病歴もない健
康なタバコを吸わない8人の男性<22−31歳)を選
んだ。研究の間中一定の規定食摂取を確実にするなめに
、被検者に食事(2230−2405Kcal/日、炭
水化物50%、蛋白質15%、脂肪質35%、繊維18
−22g/日)を与えた。標準規定食を7日間とった後
、被検者は、真夜中から彼等がトーストパンおよびリン
ゴジュースの軽い朝食をとった午前8時まで絶食した。
2時間後、彼等は、60uCiの l″CL〜CL〜グ
ルコースL−グルコース溶液(水2401中12g)を
飲んだ。被検者は、L−グルコースを摂取しfS4時間
後に管理された規定食を再び始め、その規定食をさらに
7日間維持した。
全部の尿および便を、ヘースライン(基準線)てまた次
の7日間の間集めた。血液試料を、最初の24時間の間
、指定した時点で集めた。呼気C○2を、血液を集める
時ならびに残りの6日間の間は1日1回、サンプリング
しな。被検者は、味/後味、吐き気、胃容積、飢餓、腹
痛、おくび、膨れ(bloatinFi) 、ガス/放
屁、嘔吐およヒ胸ヤけを含めて、生理学上の症状および
Gl痛症状強さを評価するために、研究の間ずっと、種
々の時点でアンケートを仕上げた。被検者はまた毎日経
験する便の数および下痢のエピソード(水分の多い、ゆ
るんだ、形をなさないまたは液状の便として定性的に規
定される)を報告した。下痢の定量的な臨床上の定義は
、200g/日を超える便重量である。
結果 生理学的/胃腸の効果 1 味/後味 L−グルコースには、1くうまい)−10(まずい〉の
目盛で平均評点3.1を有するうまい味があると、被検
者によって認識された。たった1人の被検者がL−グル
コース溶液について後味(評点“5゛)を報告した。
2 胃容積および飢餓/飽満 予期されたように、大多数の被検者(8人中5人)は、
L−グルコース溶液を飲んだ後、胃の充満の即時増大を
経験し、そしてより飽き飽きしたく第1図、第2図)。
(認識された胃容積における平均変化は点棒によって示
されている。)2人の被検者は、L−グルコース溶液の
摂取直後にはそれほど満腹感がないと報告し、1人の被
検者は胃の充満にどんな変化もないと報告した。
3、吐き気 L−グルコースの摂取後の吐き気の全体の存在は最小か
ら非存在であった(第3図)。1人の被検者が、試験溶
液を飲む前と飲んだ後の両方で温和な吐き気を報告した
4 おくひ 8人の被検者のうち2人がL−グルコースの摂取直後に
おくびを報告し、そして0(無し)−10(鰻大/重い
)の目盛で症状“2パと評価した。
これらの被検者のうち1人が、L−グルコースの摂取後
8時間でおくびの増加を報告した(おくびはまた、彼の
夕食の完了と同時にも発生していた)。
おくびについての他のいがなる報告も、研究の残りの6
日については現れなかったく第4図および第511Z 
ン 。
5 ガス/放屁 温和な腹部ガス/放屁が、L−グルコースの摂取後に生
じたく第6図および第7図)、8人の被検者のうち4人
か、L−グルコース溶液の飲用後4時間以内でガス/放
屁を報告した。摂取後12時間までに、8人の被検者の
うち5人が、1−9の激しさ目盛である程度の鼓腸を報
告した:しかしながら平均評点は1.5であり、これは
被検者のほとんどが単に最小レベルのガス/放屁を経験
したにすぎないことを示していた。24時間で、被検者
の3人だけが放屁を報告し、1人の被検者が5日間を通
してガス/放屁の低レベルを報告し続けた。
6 下痢 終始一貫した温和な便通が、L−グルコース溶液の摂取
後12時間以内に、8人の被検者のうちの4人において
、下痢の報告によって示され、L−グルコースの摂取後
24時間までに、8人の被検者のうちの5人において示
されたく第8図)。
8人の被検者のうちの4人には1日月の終りまでに定量
的な下痢(200g/ 24時間より多い)があった(
表I)。下痢の散発性の発生が、28目、4日間および
6日間に報告された(第9図)。
し、−グルコースの代謝 この研究の結果は、L−グルコースの標識されたく1″
C)服用量の約43%が便中に回収され、21%か吸収
されて尿中に***さ−れ、そして17%がCO2として
吐き出されるということを示している。残りの20%は
回収されずそしてこの一部は多分放屁として通過した。
標識されたL−クルコースの全回収率は、8人の被検者
から平均81%であった。表■は、ヒト被検者中のL−
グルコースの配置の要約を示しておりまた表■は、ヒト
被検者からのL−グルコースの消去のための個々のデー
タを含んでいる。
硬固収率が最大であった間隔は、L−グルコースの摂取
後2−6時間(9%) 、6−12時間(18%)およ
び24−48時口(10%)であった。I−グルコース
の原註収率は、試験溶液の摂取後最初の24時間で最大
であった。これに反して、標識されたCO7の最大の回
収率は、12−24時間(3%) 、24−48時間(
8%)および48−72時間(5%)の時間間隔の間で
あった。
実施例2 次の研究では、75人の健康なタバコを吸わない薬で治
療されていない男性の被検者を募った。
スクリーニングアンケートおよび医療の来歴を研究開始
前に完了して、被検者には胃腸疾患のいがなる病歴もな
いことを確実にした。被検者には自由生活をさせ、研究
中自分達の典型的用定食をとらせた。
被検者を無作為に3つの群に帰属させて、食品マトリッ
クス内にL−グルコース、ソルビトールまたはD−グル
コースのいずれかを入れた。午前7時の通常の朝食後、
はぼ午前10時に食品(24gの試験化合物含有)を摂
取させ、これを3日間続けた。毎日の症状記録の完了に
よって耐性(toleration)を監視した。この
記録により、各被検者が、ガス、腸運動、住持性、胃充
満、痙喫および毎日の課程の妨害を含んだ胃腸(G1)
に対する作用の度合を、直前の24時間の間、以下の6
点の目盛を用いて評価することを可能にした二〇 通常
の経験範囲からいかなる変化もない1 わずかに顕著な
変化 2 明確に顕著であるが毎日の課程または活動を妨害し
ない 3 毎日の課程または活動をわずかに妨害する4 毎日
の課程または活動を中位に妨害する5 毎日の課程また
は活動を激しく妨害するこれら化合物の便通促進作用を
、便の頻度、特性および急迫性に基づいて個々の評点シ
ステムを用いて計算し、31 を超える評点が便通を示
した。
胃腸に対する作用 各群に最初の食品を摂取させた後24時間の間の被検者
の評価結果が表1に示されている。食品摂取の第28目
および第3g目についても同様な結果が記録された。
腹部痙季、吐き気およびガス/放屁のわずかな増大が、
L−グルコース含有食品を摂取した被検者によって特記
されたく表1)。便の頻度およびコンシスチンシーのよ
り劇的な増大が特記された。
L−グルコース含有食品を摂取した被検者は、24時間
における便エピソード平均5.3を報告し、これに対し
てD−グルコース含有食品を摂取した被検者の場合は1
.7またソルビトール含有食品を摂取した被検者の場合
は2.0であった。便通評点もまた、便の数、コンシス
チンシー、急迫性および頻度から計算した。L−グルコ
ース含有食品の場合の便通評点は48.0であり、一方
り−グルコース含有食品およびソルビトール含有食品の
場合の便通評点はそれぞれ3.6および79であった。
試験に供した食品マトリックス中に投与したL−グルコ
ースにより、便の数、頻度および急迫性のはっきりした
増大がもたらされまた便のコンシスチンシーはほとんど
の被検者において通常から水の多いものに変化した。
実施例3 さらに別の研究においては、先の研究におけるのと同じ
基準を用いて、8人の健康なタバコを吸わない薬で治療
されていない男性の被検者を募った。被検者には自由生
活をさせ、自分達の典型的規定食をとらせた。
被検者には、3日間の試験を完了するように頼んだ。こ
の試験では、彼等は、2日目に(on dayl)次の
羊−溶液・1)ラクチュロース(12g/240zN)
 、2) D−グルコース(12g/ 240x&)ま
たは3)L−グルコース(12g/240置l〉を摂取
した。
各試験の3日間全てについて生理学上の症状およびGl
症状を監視した。被検者は、各試験の1日目(dayl
)の夕方に低炭水化物食をとり、次いて試験溶液をとっ
た後8時間までは食物を差し控えた。試験溶液を、次の
朝の午前7時と 10時との間に摂取せしめた。溶液の
摂取前および摂取後8時間の間30分間隔で、呼気試料
を集めた。生理学上の作用を、各呼気採集間隔で完了せ
しめた症状アンケートによって同時に監視した。
呼気試料は、水素(H2)濃度について試験された。試
験化合物の摂取後のベースラインを超える呼気H2濃度
の上昇が、吸収不良を示す。被検者が吸収不良の炭水化
物源からH2を生成することができる結腸的細菌を持っ
ていることを確かめるために、彼等に最初の試験の間ラ
クチュロースを与えた。
ラクチュロースの摂取後、全ての被検者は、呼気水素生
成の有意な増大を示した。それに比べて、D−グルコー
スおよびL−グルコースのいずれをもtzy摂取した後
には、被検者は呼気水素を生成しなかった(第10図)
。これらの試験は、摂取直後から少なくとも8時間の間
に(その間呼気水素を監視していた)、L−グルコース
のいかなる細菌分解もなかったということを示唆してい
る。
これは、吸収不良の糖の場合に独特の性質でありそして
L−グルコースがラクチュロースのような多くの通常の
緩下薬よりも放屁/ガスが少ないということの理由であ
るかもしれない。
L−グルコースは、L−グルコースについての便通評点
10,9、ラクチュロースについての4.3およびD−
グルコースについての2,4によって示されるように、
便通効果をもたらした(第11図)。
被検者は、L−グルコースが便コンシスチンシーにおけ
る実質的変化ならびに便頻度(便と便との間の時間)お
よび1日当たりの便の回数におけるわずかな変化を生じ
たということを報告した。
実施例4 他のいくつかのL−糖類の代謝をラットで測定した。表
2は、し−グルコース、L−フルクト−ス、L−マンノ
ース、L−ソルボースおよびLグロースを含めてこれら
の糖類についての代謝要約を示している。放射標識され
た単回経口投与量の投与後、27−50%のL−マンノ
ースおよび5268%のL−グルコースが大便中に***
された。
これらの結果は、上記2つの化合物が容易には吸収され
ず、従って便通効果を奏することが可能であるというこ
とを示している。
〈以下余白) 表1 コース* コース* 身長 175.9 167.7 179.9 おくび 食欲 腹部痙牽 嘔吐 胸やけ 吐き気 ガス/放屁 0.24 0.04 0.04 0.20 0.04 0.40 0.60 1.28 0.96 0.16 0.16 0.84 44 0.64 0.08 0.60 0.24 0.08 1.44 便の頻度 便のコンシスチ ンシー 他の症状 0.20 0.04 0.16 3.44 3.44 0.40 0.48 t、0S O136 パート■ 便通 便の回数 コンシスチンシー 切迫 頻度 1.68 0.80 0.36 0.76 5.28 14.60 18.72 9.40 2.00 1.68 2.52 1.68 表2 選択したL−糖類の体謝の比較 経口* CO2尿 グルコース  〈2%    〉95%フルクトース 
31−42%   1(1−28%マンノース  35
−3g%   7−11%ソルボース  70%   
  8−10%クロース   4−8%    9−1
1%大便 4−8% 8−14% 27−50% 4−5% 52−68% 02 L−グルコース  〈0.2% し−フルクト−ス し−マンノース  1−2% L−ソルボース L−グロース   1−3% 本投与された投与量のパーセント 静脈内* 尿 〉96% 8 91% 3 106% 大便 〈1% 1% 3% く以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は、ヒト被検者における胃容積の知覚に対するL
−グルコースの効果を示すグラフである。 第2図は、ヒト被検者における飢餓の知覚に対するL−
グルコースの効果を示すグラフである。 第3図は、ヒト被検者における吐き気に対するL−グル
クースの効果を示すグラフである。 第4図は、時間の期間にわたってのヒト被検者における
おくび/げつぶに対するL−グルコースの効果を示すグ
ラフである。 第5図は、日の期間にわたってのヒト被検者におけるお
くび/げつぶに対するL−グルコースの効果を示すグラ
フである。 第6図は、時間の期間にわたってのヒト被検者における
ガス/放屁に対するL−グルコースの効果を示すグラフ
である。 第7図は、日の期間にわたってのヒト被検者におけるガ
ス/放屁に対するL−グルコースの効果を示すグラフで
ある。 第8図は、時間の期間にわたってのヒト被検者における
下痢のエピソードに対するL−グルコースの効果を示す
グラフである。 第9図は、日の期間にわたってのヒト被検者における下
痢のエピソードに対するL−グルコースの効果を示すグ
ラフである。 第10図は、8時間の期間にわたってのヒト被検者にお
ける呼気水素生成に対するL−グルコース、ラクチュロ
ースおよびD−グルコースの効果を示すグラフである。 第11図は、ヒト被検者における便通に対するL−グル
コース、ラクチュロースおよびD−グルコースの効果を
示すグラフである。 激しさの評点 おぐび/げフぶに対するL−グルコースの効果時 間 第 図 おくび/げっポに対するL−グルコ スの効果 激しさの評点 第 図 第 図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)便通促進有効量のL−単糖類の糖および受容可能
    なキャリヤを含んでいることを特徴とする便拡張および
    便通を提供するための組成物。
  2. (2)該L−糖がL−グルコース、L−フルクト−ス、
    L−マンノース、L−ソルボースまたはL−グロースで
    ある請求項1の組成物。
  3. (3)該キャリヤが錠剤または坐剤である請求項1また
    は2の組成物。
  4. (4)組成物が食品組成物または医療組成物である請求
    項1〜3のいずれかの組成物。
  5. (5)L−糖がL−グルコースである請求項1〜4のい
    ずれかの組成物。
  6. (6)食品組成物が糖菓製品、クッキー、ウェハース、
    ケーキ、キャンディ、シロップ、チョコレート、ジュー
    ス、風味の付けられた飲料、チューインガム、プディン
    グまたはゼラチンベースの製剤である請求項4の組成物
  7. (7)組成物が、単一投与形態で、1−3gのL−糖を
    含んでいる請求項1〜5のいずれかの組成物。
  8. (8)有効量が1−24gである請求項1〜7のいずれ
    かの組成物。
  9. (9)該量が溶液1ml当たり約0.01−約0.6g
    のL−糖である請求項1または2の組成物。
  10. (10)便拡張および便通を提供するために有用な組成
    物を調製する際に使用するためのL−単糖類の糖。
JP2278842A 1989-10-17 1990-10-17 L―糖緩下薬 Expired - Fee Related JP3065648B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US422,694 1989-10-17
US07/422,694 US5219573A (en) 1989-10-17 1989-10-17 L-sugar laxatives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03223215A true JPH03223215A (ja) 1991-10-02
JP3065648B2 JP3065648B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=23675960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2278842A Expired - Fee Related JP3065648B2 (ja) 1989-10-17 1990-10-17 L―糖緩下薬

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5219573A (ja)
EP (1) EP0423771B1 (ja)
JP (1) JP3065648B2 (ja)
AT (1) ATE107860T1 (ja)
AU (1) AU640175B2 (ja)
CA (1) CA2027831C (ja)
DE (1) DE69010301T2 (ja)
ES (1) ES2055270T3 (ja)
IE (1) IE72475B1 (ja)
IL (1) IL96020A (ja)
NO (1) NO904495L (ja)
NZ (1) NZ235698A (ja)
ZA (1) ZA908302B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038127A (ja) * 2009-06-03 2015-02-26 アプタリス ファーマ ユーエス,インコーポレイテッド L−糖結腸洗浄剤とその使用

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2711759B2 (ja) * 1990-10-24 1998-02-10 エスエス製薬 株式会社 止瀉剤組成物
US5449663A (en) * 1993-06-11 1995-09-12 Bicher; Haim I. Antineoplastic compositions
US5710183A (en) * 1995-07-14 1998-01-20 Halow; George M. Laxative/antidiarrheal composition comprising polyethylene glycol and fiber bulking agent
US6447763B1 (en) * 1998-06-12 2002-09-10 Ian L. Gordon Method and system for production and collection of lavage induced stool (LIS) for chemical and biologic tests of cells
US6287719B1 (en) 1998-06-15 2001-09-11 Eveready Battery Company, Inc. Battery including a non-aqueous multi-cell spiral-wound electrode assembly
AU2002211709A1 (en) 2000-10-13 2002-04-22 E-Z-Em, Inc. A nutritional dietary system, formulation, kit and method for use in preparing an individual for a predetermined activity
AUPS088702A0 (en) * 2002-03-04 2002-03-28 Borody, Thomas Julius Electrolyte purgative
US20040071779A1 (en) * 2002-10-09 2004-04-15 Keiser Dale Arthur Gelled laxative compositions
US6996500B2 (en) * 2002-10-30 2006-02-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for communicating diagnostic data
US7049319B2 (en) * 2003-09-23 2006-05-23 Semaan Abboud Colon cleansing composition and method
US20050255170A1 (en) * 2004-05-13 2005-11-17 Post Sarah S Large volume enema
US20060247180A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-02 Bergey James L Purgative composition and uses thereof
WO2006118562A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-09 Inkine Pharmaceutical Company, Inc. Purgative composition and uses thereof
KR100749229B1 (ko) * 2005-04-29 2007-08-13 (주)아모레퍼시픽 당 및 당알콜을 함유하는 변비개선용 조성물
US8147445B2 (en) 2005-06-14 2012-04-03 C.B. Fleet Company Inc. Enema dispenser
US9101160B2 (en) 2005-11-23 2015-08-11 The Coca-Cola Company Condiments with high-potency sweetener
US8017168B2 (en) 2006-11-02 2011-09-13 The Coca-Cola Company High-potency sweetener composition with rubisco protein, rubiscolin, rubiscolin derivatives, ace inhibitory peptides, and combinations thereof, and compositions sweetened therewith
ES2647813T3 (es) 2008-07-09 2017-12-26 The General Hospital Corporation Purgantes dietéticos
WO2011149471A1 (en) * 2010-05-27 2011-12-01 Clutter Kenton A Method to prevent/treat post-operative induced constipation
EP2958577A2 (en) * 2013-02-25 2015-12-30 Synergy Pharmaceuticals Inc. Guanylate cyclase receptor agonists for use in colonic cleansing
EA201692106A1 (ru) 2014-04-29 2017-04-28 КОЛОНАРИКОНСЕПТС ЭлЭлСи Пищевые продукты, системы, способы и наборы для замены электролитов
IT201700028220A1 (it) * 2017-03-14 2018-09-14 Pharmaxima S R L Sciroppo lassativo

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4262032A (en) * 1976-05-04 1981-04-14 Biospherics Incorporated Sweetened edible formulations
US4470975A (en) * 1977-10-21 1984-09-11 The Johns Hopkins University Method and composition for the elimination of water from an animal body
CA1238577A (en) * 1983-05-24 1988-06-28 Gilbert V. Levin Weight control drug
US4859488A (en) * 1987-09-15 1989-08-22 Kabushiki Kaisha Yakult Honsha Liquid food for curing constipation: polydextrose and oligosaccharide

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038127A (ja) * 2009-06-03 2015-02-26 アプタリス ファーマ ユーエス,インコーポレイテッド L−糖結腸洗浄剤とその使用

Also Published As

Publication number Publication date
DE69010301D1 (de) 1994-08-04
CA2027831C (en) 2001-04-03
NZ235698A (en) 1991-12-23
DE69010301T2 (de) 1994-12-01
ZA908302B (en) 1991-08-28
ATE107860T1 (de) 1994-07-15
NO904495L (no) 1991-04-18
IE903699A1 (en) 1991-04-24
IL96020A (en) 1995-03-30
EP0423771A3 (en) 1991-11-27
AU6479790A (en) 1991-04-26
US5219573A (en) 1993-06-15
AU640175B2 (en) 1993-08-19
JP3065648B2 (ja) 2000-07-17
ES2055270T3 (es) 1994-08-16
IE72475B1 (en) 1997-04-23
CA2027831A1 (en) 1991-04-18
EP0423771A2 (en) 1991-04-24
NO904495D0 (no) 1990-10-17
IL96020A0 (en) 1991-07-18
EP0423771B1 (en) 1994-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3065648B2 (ja) L―糖緩下薬
Livesey Tolerance of low-digestible carbohydrates: a general view
ES2327539T3 (es) Composicion que forma una matriz y contiene pectina.
JPH07242539A (ja) 緩下効果を有する組成物
US20080044493A1 (en) Agent For Ameliorating The Maximum Passage Time Through Digestive Tract, Agent For Ameliorating Passage Time Through Digestive Tract And Preventive For Colon Cancer
US7147883B1 (en) Compositions containing at least one polyol and inulin characterized by reduced tendencies of the at least one polyol to induce acute diarrhea
US20100183774A1 (en) Glucosamine as a food and beverage additive
JPH05255097A (ja) 液状組成物
Abbott et al. Technical surgical factors which enhance or minimize postgastrectomy abnormalities
US4476121A (en) Bowel evacuant and method of treating constipation
US20070259094A1 (en) N-acetylglucosamine as a food and beverage additive
US20070224317A1 (en) Mixed Fruit Concentrates Againts Constipation and Method for Preparation Thereof
JPH06135838A (ja) 経口経管栄養組成物
JP4601091B2 (ja) 環状オリゴ糖
JPH09505824A (ja) 便秘の治療におけるジメチコーンの使用
US5500190A (en) Anion exchange resin compositions containing almond paste for taste improvement
Tolia Use of a balanced lavage solution in the treatment of fecal impaction
JPS60112720A (ja) 肝臓疾患治療効果を有する薬剤
US5601837A (en) Psyllium cholestyramine compositions with improved palatability
EP3687314B1 (en) Composition for the treatment of constipation
Thompson Constipation and catharsis.
WO1995017199A1 (en) Novel therapeutic carbohydrate blends useful for aiding sleep disorders
Khavkin et al. Dyspepsia in children: classification, clinical signs and methods of treatment. Indigestion: symptoms and treatment of organic and functional dyspepsia in children Causes of indigestion in young children
Stern Ketones of enterogenous formation
VENABLES teports of* ocittitz.

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees