JPH0322123Y2 - - Google Patents

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JPH0322123Y2
JPH0322123Y2 JP7978586U JP7978586U JPH0322123Y2 JP H0322123 Y2 JPH0322123 Y2 JP H0322123Y2 JP 7978586 U JP7978586 U JP 7978586U JP 7978586 U JP7978586 U JP 7978586U JP H0322123 Y2 JPH0322123 Y2 JP H0322123Y2
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JP
Japan
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frame
fitting
bottom frame
side frames
movable side
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JP7978586U
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JPS62191624U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、物品を収納した状態でフオークリフ
ト車などで取扱われる折りたたみ自在な運搬容器
に関するものである。
従来の技術 従来、折りたたみ自在な運搬容器としては、た
とえば実公昭55−37474号公報に見られるように、
下面に支脚を有する底枠に対して、4枚の側枠の
うちの2枚を上下に折りたたみ自在に連結すると
ともに、2枚のうちの1枚の側枠に対して残り2
枚の側枠を左右に折りたたみ自在に連結し、そし
て側枠の遊側縁間にカンヌキ形式の係合具を設け
た構成が提供されている。この従来形式による
と、展開し組立てた使用状態においては、側枠の
上縁に支脚を係合し載置することによつて段積み
を行え、また折りたたんだ状態においては、底枠
と一体の折り曲げ起立部に支脚を係合し載置する
ことによつて段積みを行える。
考案が解決しようとする問題点 上記した従来形式によると、いずれの段積み時
においても、底枠の平面サイズに対して支脚が外
方へかなり突出することになり、したがつて突出
部によつて段積み保管が容易に行えず、さらに突
出部に他物が引つかかつたり、あるいは、たとえ
ば船倉に積み込んで保管する際に突出部が船壁内
面に設けたマツトを引つかけて傷付けることか
ら、このマツトから離して積み込むなど積載効率
が悪かつた。
本考案の目的とするところは、組立て時、折り
たたみ時ともに段積みを行え、しかも、いずれの
姿勢においても段積み構造部を底枠の平面サイズ
内に納め得る折りたたみ自在な運搬容器を提供す
る点にある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本考案の折りたたみ自
在な運搬容器は、底枠の四隅にブラケツト部材を
一体化し、前記底枠上の左右縁部から、折りたた
み高さよりも少し高い固定側枠を設けるととも
に、この固定側枠をまたいで可動側枠をそれぞれ
揺動自在に取付け、前記固定側枠と可動側枠の上
面にそれぞれ嵌合部を形成するとともに、これら
嵌合部に対応して底枠の下面に被嵌合部を形成し
ている。
作 用 かかる本考案の構成によると、両可動側枠を起
立揺動させ、そして両可動枠をブラケツト部材側
に連結することによつて、両可動枠を底枠側に一
体化し得る。このような展開し組立てた状態にお
いては、可動側枠の上面に形成した嵌合部に対し
て被嵌合部を上方から嵌合させることによつて段
積みし得る。また上述とは逆操作を行うことによ
り、両可動枠を底枠上に順次積重ね状で、かつ嵌
合部や被嵌合部を底枠の平面サイズ内に納めて折
りたたむことができるのであり、その際の折りた
たみ高さは固定側枠の高さよりも下となる。した
がつて固定側枠の上端に形成した嵌合部に対して
被嵌合部を上方から嵌合させることによつて、折
りたたんだ状態で段積みを行える。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1は矩形パネル状の底枠で、その四隅には折曲
げ板状のブラケツト部材2が上下に突出する状態
で固定してある。矩形パネル状の前枠3と後枠4
とは、前記底枠1上の前後縁部にそれぞれヒンジ
5を介して揺動自在に取付けてある。そして前枠
3と後枠4とは上下に二分割され、前者間をヒン
ジコイル6で相対揺動自在に連結してゲート形式
としている。前記底枠1上の左右縁部からは、折
りたたみ高さ(h)よりも少し高い立設高さ
(H)で長形パネル状の固定側枠7,8が立設さ
れている。そして固定側枠7,8の上面には前後
方向の下部嵌合ロツド(嵌合部の一例)9,10
がほぼ全長に亘つて固定してある。前記固定側枠
7,8をまたいで脚付き矩形パネル状の可動側枠
11,12がそれぞれ揺動自在に取付けられる。
すなわち可動側枠11,12の脚部下端には前後
方向の係合ピン13,14が内方に向けて突設し
てあり、そして係合ピン13,14の嵌入を許す
上下方向に長い係合空間15,16を有する係合
部材17,18が前記ブラケツト2の内側面に取
付けてある。前記可動側枠11,12の脚部外面
には、ブラケツト2の上端に形成した凹部19,
20に対して上方から嵌合自在な突起体21,2
2が取付けてある。そして可動側枠11,12の
上面両端には、前記下部嵌合ロツド9,10と同
方向の上部嵌合ロツド(嵌合部の一例)23,2
4が取付けてある。下部嵌合ロツド9,10、な
らびに上部嵌合ロツド23,24に対応して、底
枠1の下面側にはチヤンネル部材25,26によ
つて下向きの被嵌合部27,28が設けてあり、
これらチヤンネル部材25,26はほぼ全長で、
その両端をブラケツト部材2に固定するととも
に、中間はステー29,30を介して底枠1に固
定される。前枠3ならびに後枠4と可動側枠1
1,12との隣接間には、カンヌキ形式の係合具
31が設けられる。
上記実施例においては、両可動側枠11,12
を引上げ状態で起立揺動させ、そして下降して突
起体21,22を凹部19,20に上方から嵌合
させることによつて、これら可動側枠11,12
を起立させて定着し得る。次いで前枠3と後枠4
とを起立させ、そして係合具31を可動側枠1
1,12側に係合操作することによつて、各枠
3,4,11,12を底枠1側に一体化してボツ
クス形状化し得る。このような展開し組立てた使
用状態においては、第3図、第4図の仮想線に示
すように、上部嵌合ロツド23,24に被嵌合部
27,28を上方から嵌合させることによつて段
積みし得る。ボツクス形状から折りたたむとき、
前述とは逆操作を行えばよい。すなわち係合具3
1を解除操作して前枠3と後枠4を底枠1上に積
重ね状で折りたたむ。そして可動側枠11,12
を持上げて、第3図、第4図の仮想線で示すよう
に凹部19,20から突起体21,22を外す。
このとき係合ピン13,14は係合空間15,1
6内を上昇する。次いで可動側枠11,12を内
側に揺動させて、後枠4上に積重ね状で折りたた
む。これにより第6図、第7図に示すように、嵌
合ロツド9,10,23,24や被嵌合部27,
28を底枠1の平面サイズ内に納めて折りたたみ
得、その際の折りたたみ高さ(h)は固定側枠
7,8の立設高さ(H)よりも下となる。このよ
うな折りたたんだ状態においては、第6図、第7
図の仮想線に示すように、折りたたみ高さ(h)
よりも上位となる下部嵌合ロツド9,10に被嵌
合部27,28を上方から嵌合させることによつ
て段積みし得る。
このように段積みした状態で、たとえば船倉に
積み込んで保管する際に、前述したように突出部
が存在しないことから、船壁内面に設けたマツト
を傷付けることなく積み込むことができ、さらに
船壁内面に充分に近接して積み込むことができ
て、積載効率を向上することができる。
なお嵌合部として横向きの嵌合ロツド9,1
0,23,24を使用したときには、縦向きピン
による嵌合形式に比べて位置合せなどを容易に行
うことができるが、これは縦向きピン形式や突起
体21,22のような嵌合形式であつてもよい。
また下部嵌合ロツド9,10は全長に設けること
なく、上部嵌合ロツド23,24のように必要箇
所に部分的に設けてもよい。上記実施例では前枠
3と後枠4とを有するボツクス形式を示したが、
これは前枠3と後枠4とを有さない正面視型の
運搬用容器であつてもよい。
考案の効果 上記構成の本考案によると、組立て時、折りた
たみ時ともに段積みを行うことができ、その際に
段積み構造である嵌合部と被嵌合部とは底枠の平
面サイズ内にあることから、いずれの段積み姿勢
においても平面から外方への突出部をなくするこ
とができ、他物が引つかかつたり、他物に引つか
けたりすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は側面図、第3図は要部の正面図、第
4図は第3図におけるA矢視図、第5図は同B−
B断面図、第6図は折りたたみ時の要部の正面
図、第7図は第6図におけるC矢視図である。 1……底枠、2……ブラケツト部材、3……前
枠、4……後枠、5……ヒンジ、7,8……固定
側枠、9,10……下部嵌合ロツド(嵌合部)、
11,12……可動側枠、13,14……係合ピ
ン、17,18……係合部材、19,20……凹
部、21,22……突起体、23,24……上部
嵌合ロツド(嵌合部)、25,26……チヤンネ
ル部材、27,28……被嵌合部、31……係合
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底枠の四隅にブラケツト部材を一体化し、前記
    底枠上の左右縁部から、折りたたみ高さよりも少
    し高い固定側枠を設けるとともに、この固定側枠
    をまたいで可動側枠をそれぞれ揺動自在に取付
    け、前記固定側枠と可動側枠の上面にそれぞれ嵌
    合部を形成するとともに、これら嵌合部に対応し
    て底枠の下面に被嵌合部を形成したことを特徴と
    する折りたたみ自在な運搬容器。
JP7978586U 1986-05-27 1986-05-27 Expired JPH0322123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7978586U JPH0322123Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7978586U JPH0322123Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191624U JPS62191624U (ja) 1987-12-05
JPH0322123Y2 true JPH0322123Y2 (ja) 1991-05-14

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ID=30929976

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JP7978586U Expired JPH0322123Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

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JP2506011Y2 (ja) * 1990-06-14 1996-08-07 株式会社ダイフク 搬送用パレット

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JPS62191624U (ja) 1987-12-05

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