JPH0322037B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322037B2 JPH0322037B2 JP58111273A JP11127383A JPH0322037B2 JP H0322037 B2 JPH0322037 B2 JP H0322037B2 JP 58111273 A JP58111273 A JP 58111273A JP 11127383 A JP11127383 A JP 11127383A JP H0322037 B2 JPH0322037 B2 JP H0322037B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- cooling
- side wall
- corner
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 34
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 7
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は誘導加熱調理器等の加熱調理器に係
り、特にその冷却構造に関するものである。
り、特にその冷却構造に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、誘導加熱調理器においては筐体隅部の吸
気口と、吸気口に近接して配置した冷却フアン
と、吸気口と対向した筐体側壁に形成した排気口
と、筐体中央部に設けた加熱コイルとを備えるも
のであつた。この誘導加熱調理器は、第１図に示
すように吸気口１と排気口２との位置関係から冷
却フアン３によつて送られる冷却風は吐出方向が
分散されるが、筐体４の対角線Ｌに沿つて強く流
れるため、対角線Ｌから外れた部品の冷却は良好
に行われない。しかし、筐体内での部品配置を考
えた場合、筐体４の略中央に配した加熱コイル５
と筐体底面との間の寸法は、それ以外の場所に比
べて小さく、加熱コイル５からの輻射熱を受けや
すいことから、加熱コイル５周囲の筐体４の側壁
に沿つた部分に配置する部品が比較的多くなる。
ところが前述のように、筐体４の対角線Ｌから外
れた部品の冷却は良好に行われないという欠点が
あつた。
気口と、吸気口に近接して配置した冷却フアン
と、吸気口と対向した筐体側壁に形成した排気口
と、筐体中央部に設けた加熱コイルとを備えるも
のであつた。この誘導加熱調理器は、第１図に示
すように吸気口１と排気口２との位置関係から冷
却フアン３によつて送られる冷却風は吐出方向が
分散されるが、筐体４の対角線Ｌに沿つて強く流
れるため、対角線Ｌから外れた部品の冷却は良好
に行われない。しかし、筐体内での部品配置を考
えた場合、筐体４の略中央に配した加熱コイル５
と筐体底面との間の寸法は、それ以外の場所に比
べて小さく、加熱コイル５からの輻射熱を受けや
すいことから、加熱コイル５周囲の筐体４の側壁
に沿つた部分に配置する部品が比較的多くなる。
ところが前述のように、筐体４の対角線Ｌから外
れた部品の冷却は良好に行われないという欠点が
あつた。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、筐
体側壁近傍に配置した部品の冷却を良好に行うこ
とを目的とする。
体側壁近傍に配置した部品の冷却を良好に行うこ
とを目的とする。
発明の構成
上記目的を達するため、本発明の加熱調理器は
筐体の一隅部に設けた冷却フアンと、前記筐体の
略中央に配した加熱源と、前記一隅部に対向する
側壁またはその近傍に形成された排気口と、前記
冷却フアンの近傍に配置され、冷却風を２分し、
前記一隅部に位置する前記筐体の各側壁に沿つて
通風させる整流体を備えたものである。
筐体の一隅部に設けた冷却フアンと、前記筐体の
略中央に配した加熱源と、前記一隅部に対向する
側壁またはその近傍に形成された排気口と、前記
冷却フアンの近傍に配置され、冷却風を２分し、
前記一隅部に位置する前記筐体の各側壁に沿つて
通風させる整流体を備えたものである。
実施例の説明
以下、本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。
説明する。
第２図において、６は筐体であり、この筐体６
の底面隅部に吸気口７が形成されている。８は吸
気口７上の筐体６内の一隅部に設けた冷却フアン
である。冷却フアン８が設けられた筐体６の一隅
部に対向する側壁９には排気口１０が形成されて
いる。１１は筐体６の中央部に設けられた加熱コ
イルである。
の底面隅部に吸気口７が形成されている。８は吸
気口７上の筐体６内の一隅部に設けた冷却フアン
である。冷却フアン８が設けられた筐体６の一隅
部に対向する側壁９には排気口１０が形成されて
いる。１１は筐体６の中央部に設けられた加熱コ
イルである。
また冷却フアン８に近接した筐体６の２つの側
壁１８，１９に沿つてそれぞれ異なつた方向に加
熱コイル１１、起動用のトランジスタ１２の冷却
に用いる放熱フイン１３と、ダイオードブリツジ
整流体１４の冷却に用いる放熱フイン１５とが設
けられている。放熱フイン１３及び１５は第３図
に示すような櫛形になつているため、冷却フアン
８によつて送り出される冷却風は吐出方向が分散
していても、放熱フイン１３及び１５によつて大
きく冷却フアン８に近接した筐体６の２つの側壁
１８，１９に沿う２方向に配風される。
壁１８，１９に沿つてそれぞれ異なつた方向に加
熱コイル１１、起動用のトランジスタ１２の冷却
に用いる放熱フイン１３と、ダイオードブリツジ
整流体１４の冷却に用いる放熱フイン１５とが設
けられている。放熱フイン１３及び１５は第３図
に示すような櫛形になつているため、冷却フアン
８によつて送り出される冷却風は吐出方向が分散
していても、放熱フイン１３及び１５によつて大
きく冷却フアン８に近接した筐体６の２つの側壁
１８，１９に沿う２方向に配風される。
以下上記構成における作用について説明する。
放熱フイン１３及び１５によつて２方向に配風さ
れた冷却風の排気口１０へ至る経路は図中の矢印
で示す如く、一方はＡのように直進して直接排気
口１０に至り、他方はＢのように一度筐体６の側
壁面１６に衝突するが、排気口１０に向かうため
に折れ曲がる経路をとる。この結果、冷却風は筐
体６の側壁に沿つてその大部分が流れることにな
り、耐熱温度の高い加熱コイル１１や配置部品の
少ない加熱コイル下部を流れる冷却風は少なくな
るため、加熱コイル１１の周囲、すなわち筐体６
の側壁に沿つた部分に配置された部品が強く冷却
されることになる。
放熱フイン１３及び１５によつて２方向に配風さ
れた冷却風の排気口１０へ至る経路は図中の矢印
で示す如く、一方はＡのように直進して直接排気
口１０に至り、他方はＢのように一度筐体６の側
壁面１６に衝突するが、排気口１０に向かうため
に折れ曲がる経路をとる。この結果、冷却風は筐
体６の側壁に沿つてその大部分が流れることにな
り、耐熱温度の高い加熱コイル１１や配置部品の
少ない加熱コイル下部を流れる冷却風は少なくな
るため、加熱コイル１１の周囲、すなわち筐体６
の側壁に沿つた部分に配置された部品が強く冷却
されることになる。
このように本実施例によれば、冷却風が冷却フ
アンの配された一隅部に位置する筐体の側壁に沿
う２方向に配風されるので、部品の配置されやす
い筐体に沿つた部分全体に２つの冷却風の流れが
行き渡り、この通気経路上に配置された部品が良
好に冷却される。
アンの配された一隅部に位置する筐体の側壁に沿
う２方向に配風されるので、部品の配置されやす
い筐体に沿つた部分全体に２つの冷却風の流れが
行き渡り、この通気経路上に配置された部品が良
好に冷却される。
第４図は本発明の他の一実施例を示し、整流体
は、冷却フアン８に近接して吸気口７の周囲の筐
体中心側に円弧状に設けられた壁状部材１７によ
つて構成されている。このようにすれば、冷却フ
アン８から送風される冷却風は図中の矢印Ａ、Ｂ
の方向にその大部分が流れ、前実施例と同様の効
果が得られる。なお、整流体を成す壁状部材１７
は第５図に示すように、少くとも冷却フアン８よ
りも高い位置まで設けられている良い。
は、冷却フアン８に近接して吸気口７の周囲の筐
体中心側に円弧状に設けられた壁状部材１７によ
つて構成されている。このようにすれば、冷却フ
アン８から送風される冷却風は図中の矢印Ａ、Ｂ
の方向にその大部分が流れ、前実施例と同様の効
果が得られる。なお、整流体を成す壁状部材１７
は第５図に示すように、少くとも冷却フアン８よ
りも高い位置まで設けられている良い。
発明の効果
以上のように本実施例によれば、冷却風が冷却
フアンの配された一隅部に位置する筐体の側壁に
沿う２つの方向に配風されるため、この筐体側壁
に沿つて配置した部品を２つの冷却風により効率
よく冷却できるとともに、側壁に沿つて配置でき
る部品点数を増加させ加熱源からの輻射熱の影響
を受ける部品も大幅に低減できる。
フアンの配された一隅部に位置する筐体の側壁に
沿う２つの方向に配風されるため、この筐体側壁
に沿つて配置した部品を２つの冷却風により効率
よく冷却できるとともに、側壁に沿つて配置でき
る部品点数を増加させ加熱源からの輻射熱の影響
を受ける部品も大幅に低減できる。
第１図は従来の誘導加熱調理器の平面図、第２
図は本発明の一実施例を示す誘導加熱調理器の平
面図、第３図は同誘導加熱調理器の整流体として
用いる放熱フインの側面図、第４図は本発明の他
の実施例を示す誘導加熱調理器の平面図、第５図
は同要部の縦断面図である。 ６……筐体、８……冷却フアン、９，１８，１
９……筐体側壁、１０……排気口、１３，１５…
…放熱フイン（整流体）、１７……壁状部材（整
流体）。
図は本発明の一実施例を示す誘導加熱調理器の平
面図、第３図は同誘導加熱調理器の整流体として
用いる放熱フインの側面図、第４図は本発明の他
の実施例を示す誘導加熱調理器の平面図、第５図
は同要部の縦断面図である。 ６……筐体、８……冷却フアン、９，１８，１
９……筐体側壁、１０……排気口、１３，１５…
…放熱フイン（整流体）、１７……壁状部材（整
流体）。
Claims (1)
- １ 筐体の一隅部に設けた冷却フアンと、前記筐
体の略中央に配した加熱源と、前記一隅部に対向
する側壁またはその近傍に形成された排気口と、
前記冷却フアンの近傍に配置され、冷却風を２分
し、前記一隅部に位置する前記筐体の各側壁に沿
つて通風させる整流体を備え、前記筐体側壁に沿
つて配した部品の冷却を、整流体で２分し各側壁
に沿つて流れるようにした冷却風で冷却する構成
とした加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127383A JPS603894A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11127383A JPS603894A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS603894A JPS603894A (ja) | 1985-01-10 |
| JPH0322037B2 true JPH0322037B2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=14557035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11127383A Granted JPS603894A (ja) | 1983-06-20 | 1983-06-20 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603894A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61259485A (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-17 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
| JPH0635437Y2 (ja) * | 1987-10-05 | 1994-09-14 | 松下電器産業株式会社 | 加熱調理器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319150U (ja) * | 1976-07-29 | 1978-02-18 |
-
1983
- 1983-06-20 JP JP11127383A patent/JPS603894A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS603894A (ja) | 1985-01-10 |
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