JPH03214524A - キーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野コ この発明は情報処理装置へデータの入力を行うキーボー
ドに関するものである。

［従来の技術］ 第５図（Ａ）は従来のキーボードに用いられるキースイ
ッチの構成を示す断面図で、図において（２１）はキー
スイッチ、（２２）はキー、（２３）はキー（２２）に
設けられたキー側接触部、（２４ａ）　．　（２４ｂ）
はそれぞれスイッチ側に設けられたスイッチ側接触部、
（２５ａ）　，　（２５ｂ）はそれぞれスイッチ側接触
部（２４ａ）　．　（２４ｂ）からリードされた端子を
示す。

従来のキースイッチは第５図（Ａ）に示すように構成さ
れ、第５図（Ｂ）に示すように指でキー（２２）の上部
を押し下げることにより、キー側接触部（２３）とスイ
ッチ側接触部（２４＆）　，　（２４ｂ）とが接触し、
端子（２５ａ）と端子（２５ｂ）との間が導通する。

またキー（２２）を押し下げている指を放すことで、キ
ースイッチ（２１）内部に設けられたバネ（図示せず）
の復元力によりキー（２２）が元の状態に戻り、端子（
２５ａ）と端子（２５ｂ）との間の導通が開放される。

第６図はこのようなキースイッチ（２ｌ）が複数配列さ
れた従来のキーボードを示す部分斜視図で、図において
（６ａ）はキーボードを示し、第６図（Ａは開放状態、
第６図（Ｂ）はキー（２２）を上から指で押し下げてい
る状態をそれぞれ示す。

第７図は第６図に示すキーボード（６ａ）が情報処理装
置に接続されている状態を示すブロック図で第５図，第
６図と同一符号は同一又は相当部分を示し、（７）はキ
ースイッチ（２１）が複数接続されたキーマトリクス、
（８）は制御部、（９）はデータ出カライン、（１０）
は情報処理装置を示す。

次の第８図はキーボード（６ａ）を用いて情報処理装置
（１０）にデータが入力される場合のステップを示すフ
ローチャートで、図において８１〜Ｓ７はそれぞれ各ス
テップを示す。

使用者によりキー（２２）が押し下げられると、制御部
（８）により端子（２５ａ）　，　（２５ｂ）間（以下
、これを単に端子ａ，ｂ間という）が導通したことがス
テップＳ１でチェックされ、次のステップＳ２でデータ
＜ｘ）がデータ出力ライン（９）へ出力される。そして
ステップＳ３でキー（２２）から指が放され、端子ａ，
ｂ間が開放されたか否かが制御部（８）でチェックされ
る。そして端子ａ，ｂ間が開放された場合にはデータ（
Ｘ）の入力動作を終了し、次のキー人力を待つ。

またステップＳ３では端子ａ，ｂ間が開放されておらず
、ステップＳ４でＴ時間が経過した場合には、ステップ
Ｓ５で再びデータ（Ｘ）をデータ出力ライン（９）へ出
力し、次のステップＳ６で再び端子ａ，ｂ間が開放され
たか否かがチェックされる。そして端子ａ，ｂ間が開放
されるまでの間は、ｔ時間（Ｔ＞ｔ）の間隔でデータ（
Ｘ）をデータ出力ライン（９）へ送出し続ける。従って
使用者は繰り返し同じデータを入力しようとする場合に
、キー（２２）を押し続けるだけで良いことになる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来のキーボードは以上のように、一つの
キースイッチで一つの情報の入力しか行うことができな
いキースイッチにより構成されているため、ボード上に
配列されたキースイッチの数以上の情報の入力を行うた
めには二つ以上のキーの操作を行いモードを切り換える
必要があり、その操作が複雑で使用者に煩わしさを感じ
させる等の問題点があった。

この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、モードを切り換えることなく一つのキースイッチの操
作で複数の情報の入力を容易に行うことができるキーボ
ードを得ることを目的としている。

［課題を解決するための手段コ この発明にかかるキーボードは、スイッチ側に３以上の
スイッチ側接触部を設けると共に、キーを押下げた状態
で当該キーをスイッチ内で水平に摺動できる構造とし、
キーを摺動させることでキー側接触部と接触するスイッ
チ側接触部を選択できるキースイッチを備えることとし
たものである。

［作用］ この発明においては、キーを摺動させることでキー側接
触部と接触するスイッチ側接触部を選択できるキースイ
ッチを備えることとしたので、一つのキースイッチの操
作で複数の情報の入力が可能となる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
１図はこの発明の一実施例におけるキースイッチの構成
を示す断面図で、図において（１）はキースイッチ、（
２）はキー、（３）はキー（２）に設けられたキー側接
触部、（４ａ）〜（４ｄ）はそれぞれスイッチ側に設け
られたスイッチ側接触部、（５ａ）〜（５ｄ）はそれぞ
れスイッチ側接触部（４ａ）〜（４ｄ）からリードされ
た端子を示す。

この実施例におけるキースイッチは第１図（Ａ）に示す
ように構成され、第１図（Ｂ）に示すように指でキー（
２）の上部を押し下げることにより、キー側接触部（３
）とスイッチ側接触部（４ａ），　（４ｂ）とを接触さ
せ、端子（５ａ）と端子（５ｂ）との間を導通させるこ
とができる。また第１図（Ｃ）に示すように一旦押し下
げたキー（２）をそのまま図面左側へ摺動させることで
、端子（５ａ），　（５ｂ）と端子（５ｃ）との間を導
通させることができ、さらに第１図（Ｄ）に示すように
押し下げたキー（２）を図面右側へ摺動させることで、
端子（５ａ），　（５ｂ）と端子（５ｄ）との間を導通
させることができる。

すなわち、押し下げたキー（２）をスイッチ内で水平に
摺動させ、キー側接触部（３）と接触するスイッチ側接
触部を、（４ａ），　（４ｂ）の他に（４ｃ）あるいは
（４ｄ）を選択することができるようにし、一つのキー
スイッチ（１）の操作で複数の情報の入力を行うことが
できるようにしている。

第２図はこの実施例におけるキーボードの使用状態を示
す部分斜視図で、図において（６）はこの実施例におけ
るキーボードを示し、第２図（Ａ）はキー（２）を後方
へ摺動させた状態、第２図（Ｂ）はキー（２）を手前へ
摺動させた状態をそれぞれ示す。

第３図は第２図に示すキーボード（６）が情報処理装置
に接続されている状態を示すブロック図で、第１図，第
２図，第７図と同一符号は同一又は相当部分を示す． 次の第４図はキーボード（６》を用いて情報処理装置（
１０）にデータを入力する場合のステップを示すフロー
チャートで、図においてＳ１〜Ｓ２０はそれぞれ各ステ
ップを示す。

制御部（８）で使用者によりキー（２）が押し下げられ
、端子（５ａ），　（５ｂ）間（以下、このような場合
単に端子ａ，ｂ間という）が導通したことがステップＳ
１でチェックされると、ステップＳ２でデータ（ｘ）を
データ出力ライン（９）へ出力する。

また上述したようにキー（２）は押し下げられると水平
に摺動させることができるようになり、ステップＳ３で
キー（２）を摺動してキー側接触部（３）とスイッチ側
接触部（４ｃ）または（４ｄ）が接触し、端子ａ，ｂと
端子Ｃまたはｄとの間が導通した場合にはステップＳｌ
ｌへ移るが、その他の場合にはステップＳ４，Ｓ５でＴ
時間内に端子ａ，ｂ間が開放されたか否かがチェックさ
れ、端子ａ，　ｂ間が開放された場合にはステップ２０
へ移り、制御部（８）はデータ出力ライン（９）へデー
タ確定信号を出力し、次のキー人力待ちとなる。

一方ステップＳ４，Ｓ５でＴ時間が経過しても端子ａ，
ｂ間が開放されなかった場合には、次のステップＳ６で
データ確定信号を出力し、ステップＳ７で再度データ（
ｘ）を出力する。そして続くステップ８８〜１０では、
キー（２）の状態に変化がない限りｔ時間（Ｔ＞ｔ）の
間隔でデータ（Ｘ）を出力し続けるが、ステップＳ９で
端子ａ，ｂ間が開放された場合にはステップＳ２０へ移
る。

，またステップＳ３あるいはＳ８でキー（２）を摺動し
、スイッチ側接触部（４Ｃ）またはく４ｄ）が選択され
てキー側接触部（３）と接触し、端子ａ，ｂと端子Ｃま
なはｄとの間が導通された場合は、ステップＳｌｌへ移
り、制御部（８）がデータ出力ライン（９）へデータ（
ｙ）を出力する。

次のステップＳ１２では導通されている端子Ｃあるいは
端子ｄと、端子ａ，ｂとの間が開放されたか否か（すな
わち摺動させたキー（２）が元の位置に復元されたか否
か〉がチェックされ、ステップＳ１４でＴ時間経過して
も開放されない場合には次のステップＳ１５でデータ確
定信号を出力し、ステップＳ１６で再びデータ（ｙ）を
出力する。

そしてその後も端子Ｃまたはｄが開放されたか否かがチ
ェックされ、端子Ｃまたはｄが開放されるまでの間は続
くステップ３１５〜Ｓ１８でｔ時間の間隔でデータ（ｙ
）の送出が繰り返される。

またステップＳ１２あるいはＳ１７で端子Ｃまたは端子
ｄと端子ａ，ｂとの間が開放された場合には、制御部（
８）は続くステップ３１３あるいはＳ１９で端子ａ，ｂ
間の開放をチェックし、端子ａ，ｂ間が開放された場合
にはステップＳ２０へ移り、開放されていなければステ
ップＳ２へ移る．なお上記実施例ではスイッチ側接触部
の数を（４ａ）〜（４ｄ）の４つとし、且つキー（２）
の摺動方向を限定しているが、この発明は接触部の数お
よびキー（２）の摺動方向が上記実施例に限定されるも
のではない。

［発明の効果コ この発明は以上説明したように、キーを摺動させて複数
の情報の入力を行うことができるキースイッチを配列す
ることにより、キースイッチの数の数倍の情報をモード
を切り換えることなく容易に入力することができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図はそれぞれこの発明の一実施例を示す図
、第５図〜第８図はそれぞれ従来のキーボードを説明す
るための図である。 図において（１）はキースイッチ、（２）はキー、（３
）はキー側接触部、（４ａ）〜（４ｄ）はそれぞれスイ
ッチ側接触部、（５ａ）〜（５ｄ）はそれぞれ端子、（
６）はキーボード、（７）はキーマトリクス、（８》は
制御部、（９）はデータ出力ライン、（１０）は情報処
理装置である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 キー側接触部を有するキーがそれぞれ端子に接続された
   スイッチ側接触部を有するスイッチ側内に上下方向に摺
   動可能な状態で保持され、キーを押し下げることで上記
   キー側接触部と上記スイッチ側接触部とが接触し上記各
   端子間を導通させるキースイッチを複数配列してなるキ
   ーボードにおいて、 上記スイッチ側に３以上のスイッチ側接触部を設ける手
   段、 上記キーを押し下げた状態で当該キーを上記スイッチ側
   内で水平方向に摺動させる手段、上記キーを上記スイッ
   チ側内で水平方向に摺動させることで上記キー側接触部
   と接触する上記スイッチ側接触部を選択する手段、 を備えたキースイッチを複数配列してなるキーボード。