JP2000312252A - 携帯機器および携帯機器における入力情報設定方法 - Google Patents

携帯機器および携帯機器における入力情報設定方法

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JP2000312252A
JP2000312252A JP11120577A JP12057799A JP2000312252A JP 2000312252 A JP2000312252 A JP 2000312252A JP 11120577 A JP11120577 A JP 11120577A JP 12057799 A JP12057799 A JP 12057799A JP 2000312252 A JP2000312252 A JP 2000312252A
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雅朗 福本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機器をいずれの手で把持した場合にも、
多数の指令情報を簡易な操作で迅速に入力することを可
能とする。 【解決手段】 この携帯電話には、左右の側面10b,
10cにそれぞれ左ダイヤル型入力装置15および右ダ
イヤル型入力装置16が設けられている。電源投入後の
初期状態で、使用者が携帯電話を左手で把持した場合、
図示のように親指cで左ダイヤル型入力装置15、人差
し指または中指で右ダイヤル型入力装置16を操作する
ことになる。そして、使用者は操作しやすい指(通常、
親指)を用いて最初の操作を行えば、操作が行われたダ
イヤル型入力装置が使用頻度の高いコマンドが割り当て
られた主ダイヤルとして設定され、他方が副ダイヤルと
して設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が入力手段
を介して指令情報を入力することが可能な携帯機器、お
よび入力手段に入力可能な指令情報を設定する携帯機器
における入力情報設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話などの携帯機器において
は、回転操作および押下操作が可能なダイヤルや、中心
部を支点として上下左右方向に押下操作が可能なシーソ
ースイッチなどが設けられており、使用者はこれらの操
作機構を操作して情報の選択や実行などの指令情報を入
力している。
【0003】しかし、上述したような操作機構を1つ備
えた携帯機器において、複数種類の情報を入力可能とす
る場合、入力するコマンドによっては複数の操作を連続
して行ったりしなくてはならず、操作が煩雑となるとと
もに、迅速な入力操作が困難となる。
【0004】特開平10−163953号公報、特開平
10−224288号公報および特開平10−2283
51号公報には、複数のダイヤル入力機構を設けること
により、簡易な操作で迅速に多数の指令情報の入力を行
えるようにする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した公
報に記載された装置では、複数のダイヤル入力機構毎に
入力可能な情報が設定されている。このため、例えば、
携帯電話のディスプレイ等に表示された複数の情報の中
から、いずれか1つを選択するといった選択指令情報を
入力する場合には、使用者は選択指令情報を入力可能に
設定された入力機構を操作することになる。
【0006】通常、携帯電話は片手で把持されるもので
あるため、複数の入力機構のうち、使用頻度の高い指令
情報を入力可能な入力機構が、携帯電話を把持する手
(通常左手)で操作しやすいような位置に設けられてい
る。しかし、必ずしも同じ側の手(以下、左手とする)
で携帯電話を把持するわけではなく、右側の手で把持す
ることもある。このように右手で携帯電話を把持した場
合には、上述した使用頻度の高い指令情報を入力可能な
入力機構の操作が困難となる。このような場合、左手操
作または右手操作のいずれかを選択可能にしておき、使
用者が任意に設定できるようにすることも考えられる
が、選択設定操作が煩雑である。また、とっさに携帯電
話を把持した場合や片手が塞がっている場合などには、
設定した側の手で携帯電話を把持できるとは限らず、設
定した手と逆の手で把持してしまった場合には操作が困
難となる。
【0007】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、使用者がどちらの手で把持した場合にも、
多数の指令情報を簡易な操作で迅速に入力することがで
きる携帯機器、および携帯機器における入力情報設定方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の携帯機器は、使用者の手
に把持される箱状の筐体と、前記筐体のいずれかの面上
にほぼ左右対称となる位置にそれぞれ配置され、使用者
の操作に応じて指令情報を入力する入力手段と、前記筐
体内部に配置され、前記入力手段によって入力される指
令情報に基づいて情報処理を行う情報処理手段と、左右
対称となる位置にそれぞれ配置された前記入力手段のう
ち、初期状態から最初に操作された前記入力手段を第1
の指令情報の入力手段として設定し、他方の前記入力手
段を第2の指令情報の入力手段として設定する設定手段
とを具備することを特徴としている。
【0009】また、請求項2に記載の携帯機器は、請求
項1に記載の携帯機器において、前記入力手段は、前記
筐体のいずれかの面上にほぼ左右対称となる位置に複数
対配置されており、前記設定手段は、初期状態から最初
に操作された前記入力手段と同じ側に配置された複数の
前記入力手段を第1の指令情報の入力手段として設定
し、他方側に配置された複数の前記入力手段を第2の指
令情報の入力手段として設定することを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項3に記載の携帯機器は、使用
者の手に把持される箱状の筐体と、前記筐体の第1の面
と、該第1の面と対向する第2の面の外面上にそれぞれ
配置され、使用者の操作に応じて指令情報を入力する入
力手段と、前記筐体内部に配置され、前記入力手段によ
って入力される指令情報に基づいて情報処理を行う情報
処理手段と、前記第1の面および前記第2の面上にそれ
ぞれ配置された前記入力手段のうち、初期状態から最初
に操作された前記入力手段を第1の指令情報の入力手段
として設定し、他方の前記入力手段を第2の指令情報の
入力手段として設定する設定手段とを具備することを特
徴としている。
【0011】また、請求項4に記載の携帯機器は、請求
項3に記載の携帯機器において、前記入力手段は、前記
第1の面および前記第2の面の外面上にそれぞれ複数対
配置されており、前記設定手段は、初期状態から最初に
操作された前記入力手段と同じ面上に配置された複数の
前記入力手段を第1の指令情報の入力手段として設定
し、他方の面上に配置された複数の前記入力手段を第2
の指令情報の入力手段として設定することを特徴として
いる。
【0012】また、請求項5に記載の携帯機器は、請求
項1ないし4のいずれかに記載の携帯機器において、前
記入力手段は、回転操作および押下操作が可能な回転ダ
イヤルを有しており、使用者による前記回転ダイヤルの
操作に応じて指令情報を生成することを特徴としてい
る。
【0013】また、請求項6に記載の携帯機器は、請求
項1ないし4のいずれかに記載の携帯機器において、前
記入力手段は、一点を支点として上下または左右および
上下左右に押下操作可能なシーソースイッチと、使用者
による前記シーソースイッチの操作に応じて指令情報を
生成する情報生成手段とを有していることを特徴として
いる。
【0014】また、請求項7に記載の携帯機器は、請求
項1ないし6のいずれかに記載の携帯機器において、前
記第1の指令情報は、前記第2の指令情報よりも使用頻
度の高い指令情報であることを特徴としている。
【0015】また、請求項8に記載の携帯機器は、請求
項1ないし7のいずれかに記載の携帯機器において、前
記第1の指令情報は、前記第2の指令情報に含まれる指
令情報と対をなす指令情報を含むことを特徴としてい
る。
【0016】また、請求項9に記載の携帯機器は、請求
項1ないし8のいずれかに記載の携帯機器において、前
記情報処理手段は、複数の選択可能な情報を表示する複
数階層のメニューを有しており、前記第1の指令情報
は、複数の選択可能な情報を選択してメニュー階層を下
げることを前記情報処理手段に指示するメニュー階層下
げ指令情報を含み、前記第2の指令情報は、メニュー階
層を上げることを前記情報処理手段に指示するメニュー
階層上げ指令情報を含むことを特徴としている。
【0017】また、請求項10に記載の携帯機器は、請
求項1ないし9のいずれかに記載の携帯機器において、
前記第1の指令情報は、複数の情報の中からいずれかを
選択することを前記情報処理手段に指示する選択指令情
報と、前記選択指令情報に基づいて選択された情報に基
づく処理の実行を前記情報処理手段に指示する実行指令
情報とを含み、前記第2の指令情報は、エスケープ指令
情報、または選択した情報の消去を前記情報処理手段に
指示するクリアー指令情報、もしくは選択した情報の取
り消しを前記情報処理手段に指示するキャンセル指令情
報を含むことを特徴としている。
【0018】また、請求項11に記載の携帯機器は、請
求項1ないし10のいずれかに記載の携帯機器におい
て、前記情報処理手段は、マトリクス状に選択可能な情
報を配列しており、前記第1の指令情報は、前記マトリ
クスの行または列のいずれか一方を選択する指令情報を
含み、前記第2の指令情報は、前記マトリクスの行また
は列の他方を選択する指令情報を含むことを特徴として
いる。
【0019】また、請求項12に記載の携帯機器は、請
求項11に記載の携帯機器において、前記第1の指令情
報は、前記マトリクスのうち、上位概念となる行または
列のいずれか一方を選択する指令情報を含み、前記第2
の指令情報は、前記マトリクスのうち、下位概念となる
行または列の他方を選択する指令情報を含むことを特徴
としている。
【0020】また、請求項13に記載の携帯機器は、請
求項1ないし12のいずれかに記載の携帯機器におい
て、前記情報処理手段は、外部と無線送受信を行う通信
手段を有しており、前記通信手段による通信状態を遮断
する遮断指令情報を入力する遮断指令入力手段をさらに
具備し、前記設定手段は、前記遮断指令入力手段によっ
て遮断指令情報が入力されてから所定時間経過後に、こ
の携帯機器を初期状態と判断することを特徴としてい
る。
【0021】また、請求項14に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、使用者の手に把持される箱状の
筐体と、前記筐体のいずれかの面上にほぼ左右対称とな
る位置にそれぞれ配置され、使用者の操作に応じて指令
情報を入力する入力手段と、前記筐体内部に配置され、
前記入力手段によって入力される指令情報に基づいて情
報処理を行う情報処理手段とを備える携帯機器におい
て、左右対称となる位置にそれぞれ配置された前記入力
手段に入力可能な情報を割り当てる方法であって、左右
対称となる位置にそれぞれ配置された前記入力手段のう
ち、初期状態から最初に操作された前記入力手段を第1
の指令情報の入力手段として設定し、他方の前記入力手
段を第2の指令情報の入力手段として設定することを特
徴としている。
【0022】また、請求項15に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、使用者の手に把持される箱状の
筐体と、前記筐体の第1の面と、該第1の面と対向する
第2の面上にそれぞれ配置され、使用者の操作に応じて
指令情報を入力する入力手段と、前記筐体内部に配置さ
れ、前記入力手段によって入力される指令情報に基づい
て情報処理を行う情報処理手段とを備える携帯機器にお
いて、前記第1の面および前記第2の面の外面上にそれ
ぞれ配置された前記入力手段に入力可能な情報を割り当
てる方法であって、前記第1の面および前記第2の面の
外面上にそれぞれ配置された前記入力手段のうち、初期
状態から最初に操作された前記入力手段を第1の指令情
報の入力手段として設定し、他方の前記入力手段を第2
の指令情報の入力手段として設定することを特徴として
いる。
【0023】また、請求項16に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、請求項14または15に記載の
携帯機器における入力情報設定方法において、前記第1
の指令情報は、前記第2の指令情報よりも使用頻度の高
い指令情報であることを特徴としている。
【0024】また、請求項17に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、請求項14ないし16のいずれ
かに記載の携帯機器における入力情報設定方法におい
て、前記第1の指令情報は、前記第2の指令情報に含ま
れる指令情報と対をなす指令情報を含むことを特徴とし
ている。
【0025】また、請求項18に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、請求項14ないし17のいずれ
かに記載の携帯機器における入力情報設定方法におい
て、前記情報処理手段は、複数の選択可能な情報を表示
する複数階層のメニューを有しており、前記第1の指令
情報は、複数の選択可能な情報を選択してメニュー階層
を下げることを前記情報処理手段に指示するメニュー階
層下げ指令情報を含み、前記第2の指令情報は、メニュ
ー階層を上げることを前記情報処理手段に指示するメニ
ュー階層上げ指令情報を含むことを特徴としている。
【0026】また、請求項19に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、請求項14ないし18のいずれ
かに記載の携帯機器における入力情報設定方法におい
て、前記第1の指令情報は、複数の情報の中からいずれ
かを選択することを前記情報処理手段に指示する選択指
令情報と、前記選択指令情報に基づいて選択された情報
に基づく処理の実行を前記情報処理手段に指示する実行
指令情報とを含み、前記第2の指令情報は、エスケープ
指令情報、または選択した情報の消去を前記情報処理手
段に指示するクリアー指令情報、もしくは選択した情報
の取り消しを前記情報処理手段に指示するキャンセル指
令情報を含むことを特徴としている。
【0027】また、請求項20に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、請求項14ないし19のいずれ
かに記載の携帯機器における入力情報設定方法におい
て、前記情報処理手段は、マトリクス状に選択可能な情
報を配列しており、前記第1の指令情報は、前記マトリ
クスの行または列のいずれか一方を選択する指令情報を
含み、前記第2の指令情報は、前記マトリクスの行また
は列の他方を選択する指令情報を含むことを特徴として
いる。
【0028】また、請求項21に記載の携帯機器におけ
る入力情報設定方法は、請求項20に記載の携帯機器に
おける入力情報設定方法において、前記第1の指令情報
は、前記マトリクスのうち、上位概念となる行または列
のいずれか一方を選択する指令情報を含み、前記第2の
指令情報は、前記マトリクスのうち、下位概念となる行
または列の他方を選択する指令情報を含むことを特徴と
している。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態の構成 まず、図1は本発明の一実施形態に係る携帯電話の外観
を示す正面図である。同図に示すように、この携帯電話
は、略直方体状の筐体10を備えている。筐体10の前
面10aには、上方から順にスピーカ11、ディスプレ
イ部12、キーボード部13およびマイクロホン14が
配置されている。また、筐体10の左右両側、つまり互
いに対向する側面10b,10cには、この携帯電話を
正面から視た状態(つまり、図1に示す状態)で、左右
対称となる位置にそれぞれ左ダイヤル型入力装置(入力
手段)15および右ダイヤル型入力装置(入力手段)1
6が配置されている。
【0030】ここで、図2は本実施形態に係る携帯電話
の構成を示すブロック図である。同図に示すように、こ
の携帯電話は、上述したスピーカ11、ディスプレイ部
12、キーボード部13、マイクロホン14、左ダイヤ
ル型入力装置15および右ダイヤル型入力装置16と、
筐体10(図1参照)内部に配置されるコントローラ
(情報処理手段)20、無線通信装置(通信手段)21
およびこの携帯電話の電源である蓄電池22とを備えて
いる。
【0031】ディスプレイ部12は、後述するキーボー
ド部13やダイヤル型入力装置15,16などの操作に
応じてコントローラ20に入力または選択された電話番
号などの情報が表示される。
【0032】キーボード部13は、テンキー13a、オ
フフックスイッチ13bおよびオンフックスイッチ13
cなどのキーを備えており、使用者がこれらのキーを操
作することにより、氏名および電話番号等の情報やオン
フックおよびオフフック指令などをコントローラ20に
入力することができる。
【0033】図3に示すように、左ダイヤル型入力装置
15および右ダイヤル型入力装置16は、正逆方向に回
転可能に設けられるダイヤルを備えており、使用者はこ
のダイヤルを回転操作することにより、この回転操作量
に応じた後述する指令情報をコントローラ20に入力す
ることができる。また、左ダイヤル型入力装置15およ
び右ダイヤル型入力装置16は、図中矢印で示すよう
に、筐体10の内部側に押下操作することも可能であ
り、このダイヤルが押下されると、後述する指令情報を
コントローラ20に入力することができる。ここで、左
ダイヤル型入力装置15および右ダイヤル型入力装置1
6は、後述するコントローラ20によって一方が主ダイ
ヤルとして設定され、他方が副ダイヤルとして設定され
るようになっている。
【0034】図2に戻り、無線通信装置21は、コント
ローラ20によって制御されており、キーボード部13
やダイヤル型入力装置15,16等によってコントロー
ラ20に入力された指令に基づいて、図示せぬ無線基地
局等を介して他の通信機器との間で無線通信を行う。
【0035】コントローラ(設定手段)20は、この携
帯電話の通信制御などを行うとともに、上述した左ダイ
ヤル型入力装置15および右ダイヤル型入力装置16へ
の主ダイヤル機能および副ダイヤル機能の割り当て制御
を行うものである。すなわち、左ダイヤル型入力装置1
5および右ダイヤル型入力装置16は、それぞれコント
ローラ20によって割り当てられた機能を有する入力装
置となる。ここで、主ダイヤルで入力可能な情報(第1
の情報)は、複数の情報の中からいずれかを選択する選
択指令情報、および選択した情報を決定して実行する実
行指令情報などの通常使用頻度の高い指令を有している
ものとする。一方、副ダイヤルで入力可能な情報(第2
の情報)は、選択した情報を取り消すキャンセル指令情
報や、選択した情報を消去するクリアー指令情報、もし
くは選択した情報の取り消し、消去および選択したアプ
リケーションの終了等を指示するエスケープ指令情報な
どが含まれる。ここで、副ダイヤルで入力可能な指令情
報としては、主ダイヤルで入力可能な指令と比較して使
用頻度の低い指令や、主ダイヤルの操作を取り消す指令
を有するようようになっている。
【0036】B.実施形態の動作 次に、上記構成の携帯電話の動作について説明する。本
実施形態に係る携帯電話は、上述したダイヤル型入力装
置15,16への主ダイヤル機能および副ダイヤル機能
の割り当て制御に特徴を有しているため、一般的な携帯
電話と共通する動作については説明を省略し、ダイヤル
機能の割り当て方法(入力可能な情報を設定する入力情
報設定方法)、および割り当てられた各ダイヤル型入力
装置15,16による情報入力動作について図4を用い
て説明する。
【0037】まず、この携帯電話に電源が投入された
後、左ダイヤル型入力装置15または右ダイヤル型入力
装置16が使用者により回転または押下操作されたか否
かが判断される(ステップSa1、ステップSa2)。
ここで、電源投入後、つまり初期状態から最初に左ダイ
ヤル型入力装置15が操作された場合、コントローラ2
0によって左ダイヤル型入力装置15に主ダイヤル機能
が、右ダイヤル型入力装置16に副ダイヤル機能が割り
当てられる(ステップSa3)。一方、最初に右ダイヤ
ル型入力装置16が操作された場合には、右ダイヤル型
入力装置16に主ダイヤル機能が、左ダイヤル型入力装
置15に副ダイヤル機能が割り当てられる(ステップS
a4)。
【0038】この後、それぞれ割り当てられた機能を有
する左ダイヤル型入力装置15および右ダイヤル型入力
装置16が使用者に操作され、所望の指令情報がコント
ローラ20に入力される。
【0039】本実施形態に係る携帯電話では、階層化さ
れたメニュー画面をディスプレイ部12に表示し、メニ
ューに表示された電話番号などの情報を左ダイヤル型入
力装置15および右ダイヤル型入力装置16を操作して
選択するようになっている。ここで、図5はこの携帯電
話における操作メニューの構造を概念的に示す図であ
る。同図に示すように、初期状態で表示される最上層の
メニューTOPの下層に、メニュー1、メニュー2およ
びメニュー3があり、これらの下層にさらにメニュー1
A、……等を有する構造となっている。
【0040】このようなメニュー構造を有する携帯電話
において、初期状態で左ダイヤル型入力装置15が使用
者によって押下されると、図6(a)に示すように、デ
ィスプレイ部12には、「メニュー1」、「メニュー
2」および「メニュー3」が上から順番に表示される。
このように表示された時点では、「メニュー1」が枠F
により覆われており、現時点でこの情報が選択候補であ
ることを示している。なお、選択候補を示す方法として
は、枠Fで覆う以外にも、反転表示させたり、点滅表示
させたりするようにしてもよい。
【0041】この状態で最初に操作したダイヤルである
左ダイヤル型入力装置15(主ダイヤルとして設定され
ている)を回転操作させると、上述した枠Fがダイヤル
の回転に伴って上下に移動する、つまり選択候補が変動
するようになっている。
【0042】そして、「メニュー2」が枠Fに覆われて
いる状態で主ダイヤルである左ダイヤル型入力装置15
が押下されると、図6(b)に示すように、メニュー2
の下層メニューである「メニュー2A」、「メニュー2
B」および「メニュー2C」がディスプレイ部12に表
示される。この状態で左ダイヤル型入力装置15を押下
すると、メニュー2Aが選択され、図6(c)に示すよ
うに、メニュー2Aの下層メニューである「メニュー2
AA」、「メニュー2AB」および「メニュー2AC」
がディスプレイ部12に表示される。このように、主ダ
イヤルである左ダイヤル型入力装置15を操作すること
により、複数の階層化されたメニューの任意の場所に到
達することができる。
【0043】一方、図6(c)に示す状態で、副ダイヤ
ルとして設定された右ダイヤル型入力装置16を押下す
ると、メニュー階層が1つ上層に戻り、図6(b)に示
すメニュー画面が表示される。
【0044】このように、副ダイヤルの押下操作により
入力される指令(メニュー階層を上げる/キャンセル)
が、主ダイヤルの押下操作により入力される指令(メニ
ュー階層を下げる/選択)と対をなす動作を実行する指
令を割り当てることにより、直感的な操作が可能とな
り、操作性が向上する。
【0045】このような左ダイヤル型入力装置15およ
び右ダイヤル型入力装置16を用いた操作が行われた
後、オンフックスイッチ13cが押下された、つまり通
信状態であった場合にはこの通信状態が遮断されたか否
かが判断されるか否かが判断される(ステップSa
5)。なお、通信状態であるか否かに関わらず、初期状
態から左ダイヤル型入力装置15または右ダイヤル型入
力装置16が何らかの操作、例えば発信しようして途中
で操作を中断した後なども同様にオンフックスイッチ1
3cが押下されたか否かが判断される。
【0046】オンフックスイッチ13cが押下されてい
ない場合には、ディスプレイ部12に表示されるメニュ
ー階層がスタートレベルであるか否か、つまり電源投入
直後の無操作状態と同様の画面が表示されているか否か
が判断される(ステップSa6)。例えば、メニュー階
層が表示されて一定時間の間に何等操作が行われなかっ
た、いわゆるタイムアウト等の場合にメニュー階層がス
タートレベルに戻る場合などが考えられる。ここで、メ
ニュー階層がスタートレベルになっている、またはオン
フックスイッチ13cが押下された場合、メニュー階層
がスタートレベルになった時点、またはオンフックスイ
ッチ13cが押下された時点からの時間が計測される。
そして、予め設定された所定時間が経過するまでにキー
ボード部13、左ダイヤル型入力装置15および右ダイ
ヤル型入力装置16等が操作されたか否かが判断される
(ステップSa7)。
【0047】そして、所定時間が経過するまでにキーボ
ード部13、左ダイヤル型入力装置15および右ダイヤ
ル型入力装置16等が操作されない場合には、コントロ
ーラ20は、この携帯電話が初期状態であると判断し、
以降、左ダイヤル型入力装置15および右ダイヤル型入
力装置16のうち、最初に操作されたダイヤル入力装置
を主ダイヤルに設定し、他方を副ダイヤルとして設定す
る。
【0048】本実施形態に係る携帯電話では、上述した
ように使用者が最初に操作したダイヤル型入力装置が使
用頻度の高い指令情報を入力可能な主ダイヤルとして設
定される。例えば、図7に示すように、携帯電話を左手
で把持した場合には、通常親指が左ダイヤル型入力装置
15と接触する場所に位置し、人差し指または中指(図
示は人差し指)が右ダイヤル型入力装置16と接触する
場所に位置するように把持される。このように左手で携
帯電話を把持した場合、ダイヤル型入力装置を操作しや
すいのは一般的には親指であり(特に回転操作の場
合)、通常使用者は親指を用いてダイヤルを操作しよう
とする。従って、左手で把持した場合には、操作しやす
い親指側に配置される左ダイヤル型入力装置15が使用
頻度の高い主ダイヤルとして設定されるので、回転およ
び押下の操作性がよく、迅速な入力が行える。このよう
に設定された場合にキャンセル指令やメニュー階層を上
層に戻す指令などを入力する時には、人差し指で右ダイ
ヤル型入力装置16を押下すればよいだけであるため、
操作が簡易である。すなわち、簡易な操作により、選択
指令、実行指令、キャンセル指令などの多数の指令情報
を入力することができる。一方、右手で携帯電話を把持
した場合にも、操作しやすい親指側に位置する右ダイヤ
ル型入力装置16が主ダイヤルとして設定されるので、
左手で把持した場合と同様に簡易な操作で多数の指令情
報を入力することができる。
【0049】また、親指よりも人差し指や中指の方が操
作しやすい使用者の場合、親指よりも操作しやすい人差
し指または中指を用いてダイヤルを最初に操作するのが
一般的であるため、人差し指側に位置する左ダイヤル型
入力装置を主ダイヤルとして設定される。従って、上述
した親指の方が操作しやすい使用者と同様に簡易な操作
で多数の指令情報を入力することができる。
【0050】このように本実施形態に係る携帯電話で
は、使用者が左右どちらの手で携帯電話を把持するかに
関わらず、操作しやすい側に自動的に主ダイヤルが設定
され、他方に副ダイヤルが設定されるようになってい
る。
【0051】また、上述したように主ダイヤルおよび副
ダイヤルを自動的に設定する場合、使用者が左手で把持
した後、右手に持ち替えることも考えられる。本実施形
態では、この点を考慮し、オンフックスイッチ13cが
押下される、またはメニュー階層がスタートレベルに戻
った時点から予め設定された時間(例えば、10秒以
内)が経過するまでに操作がなされなかった場合には、
初期状態に戻り、以降は次に操作したダイヤル型入力装
置が主ダイヤルとして設定される。従って、携帯電話を
頻繁に持ち替える使用者にも対応することができる。ま
た、この場合、初期状態に戻るまでの設定時間を使用者
が任意に設定することができるようにしてもよい。この
ようにすれば、使用者が頻繁に持ち替える癖がある場合
には、設定時間を短することができ、各使用者にとって
操作しやすいダイヤル設定を行うことができる。
【0052】また、本実施形態では、上述したように主
ダイヤルは実行指令情報やメニュー階層下げ指令情報な
どが入力可能であり、副ダイヤルは実行指令と対をなす
指令であるキャンセル指令やクリアー指令、およびメニ
ュー階層下げ指令と対をなす指令であるメニュー階層上
げ指令が入力可能である。このように主ダイヤルおよび
副ダイヤルにコマンドを割り当てれば、いずれの手で携
帯電話を把持した場合にも、通常、主ダイヤルである実
行指令等を入力するダイヤルは親指側にあり、これに対
をなすエスケープ指令等を入力するダイヤルは人差し指
側にあるので、直感的な使用が可能となり、操作性が向
上する。
【0053】また、従来の単一ダイヤル方式では、押下
操作によりメニュー階層を下げる指令を入力することは
できたが、メニュー階層を上げることは困難(複雑な操
作が必要など)であった。しかし、本実施形態のように
2つのダイヤル型入力装置を用いれば、上述したよう
に、副ダイヤルとして設定されたダイヤル型入力装置を
押下操作するだけで、メニュー階層を上げることができ
る。特に連続してメニュー階層を上げる場合、例えばメ
ニュー階層の最深部分が5階層である携帯電話において
は、副ダイヤルを連続して5回以上押下すれば、どのよ
うな状態からでも確実にトップメニュー(初期状態)に
戻ることができ、単一ダイヤル方式と比較して操作性が
大幅に向上し、迅速かつ確実な操作が行える。
【0054】C.変形例 なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるもので
はなく、以下のような種々の変形が可能である。
【0055】(1)上述した実施形態では、使用者が最
初に操作したダイヤル型入力装置が主ダイヤルとして自
動的に設定されるようになったいたが、このように設定
された主ダイヤル/副ダイヤルの設定を使用者が任意に
変更できるようにしてもよい。この場合、例えば使用者
が左ダイヤル型入力装置15および右ダイヤル型入力装
置16を同時に押下するといった操作を行えば、その時
点までの設定と逆の設定に変更させるようにすればよ
い。また、2つのダイヤル型入力装置を有しているの
で、これらの同時押下操作をパスワード入力などの頻繁
に使用されない特別な指令を入力するコマンドとして割
り当てるようにしてもよい。
【0056】(2)また、上述した実施形態では、左ダ
イヤル型入力装置15および右ダイヤル型入力装置16
を筐体10の側面10bおよび側面10cにそれぞれ配
置されていたが、これに限らず、筐体10の前面10a
上の左右対称となる位置に左ダイヤル型入力装置15お
よび右ダイヤル型入力装置16を配置するようにしても
よい。また、上述した左ダイヤル型入力装置15および
右ダイヤル型入力装置16以外のボタンなどの入力装置
を配置するようにしてもよい。
【0057】例えば、図8に示すように、シーソー式入
力装置(シーソースイッチ)70,71を筐体10の前
面10aの中心線Yを挟んで左右対称となる位置にそれ
ぞれ設けるようにしてもよい。シーソー式入力装置7
0,71は、その中央部を支点として上下および左右方
向に押下可能なされた入力装置であり、上下左右のいず
れかを押下することにより、その操作に応じた指令情報
を入力するものである。このようなシーソー式入力装置
を用いた場合、一般的には左手で携帯電話を把持した場
合は、左側に配置されたシーソー式入力装置70が操作
しやすく、右側で携帯電話を把持した場合には、右側に
配置されたシーソー式入力装置71を操作しやすくな
る。従って、通常、操作しやすい方の入力装置を最初に
使用するので、上述した実施形態と同様に簡易な操作で
多数の指令情報を入力することができる。
【0058】(3)また、上述した実施形態では、筐体
10の側面10bおよび側面10cにそれぞれ左ダイヤ
ル型入力装置15および右ダイヤル型入力装置16が配
置されていたが、側面10bに複数の左ダイヤル型入力
装置15を配置し、これと対応するように側面10cに
複数の右ダイヤル型入力装置16を配置するようにして
もよい。このように複数対の左ダイヤル型入力装置を設
けた場合には、最初に操作された側(側面10bまたは
側面10c)に配置された複数の左ダイヤル型入力装置
を全て主ダイヤルとして設定し、他方側の全ての左ダイ
ヤル型入力装置を副ダイヤルとして設定するようにすれ
ばよい。このようにすれば、主ダイヤルおよび副ダイヤ
ルがそれぞれ複数の入力装置を有することになるので、
簡易な操作でさらに多数の指令情報を入力することがで
きる。
【0059】(4)さらに、上述した実施形態において
は、図5に示すようなメニュー構造での動作を説明した
が、このようなメニューの具体的な内容としては、例え
ば登録した電話番号を選択して発呼する場合、この携帯
電話の設定情報を選択設定する場合などを左ダイヤル型
入力装置15および右ダイヤル型入力装置16を用いる
ことができる。また、これら以外にも、複数のアプリケ
ーションプログラムを実行することが可能である場合に
は、これらのアプリケーションのいずれかを選択して起
動したり、起動したアプリケーション上で情報を選択す
る入力機構として左ダイヤル型入力装置15および右ダ
イヤル型入力装置16を用いるようにしてもよい。この
場合、主ダイヤルとしては、上述した実施形態と同様に
選択指令情報や実行指令情報を入力する機能を有し、副
ダイヤルとしては、上述したキャンセル指令情報やクリ
アー指令情報に加えて実行中のアプリケーションを終了
させる終了指令を入力するエスケープ指令情報などを入
力する機能を有するようにすればよい。
【0060】また、選択されたアプリケーション毎に主
ダイヤルおよび副ダイヤルに割り当てるコマンドを設定
するようにしてもよい。この場合、主ダイヤルとして
は、そのアプリケーションにおいて使用頻度が高い指令
情報を入力する機能を割り当て、副ダイヤルとしては主
ダイヤルよりも使用頻度の低い指令情報を入力する機能
を割り当てるようにすればよい。このようにすれば、選
択可能なアプリケーションのいずれを実行する場合に
も、簡易かつ迅速な入力操作を行うことができる。ここ
で、主ダイヤルおよび副ダイヤルへの指令の割り当て
は、各アプリケーションの機能に基づいてどの指令が使
用頻度が高いかを類推して予め設定しておくようにして
もよいし、各アプリケーション毎に主ダイヤルおよび副
ダイヤルへの指令の割り当てを使用者が任意に設定可能
とし、使用者が使用頻度が高いと判断した指令を主ダイ
ヤルに設定することができるようにしてもよい。
【0061】(5)また、上述した実施形態において
は、複数階層のメニュー方式で情報の選択等を行う場合
について説明したが、これに限らず、マトリクス状に配
列された情報、例えば図9に示すように、50音順に配
列された(ディスプレイ部12に全ての情報が表示され
る場合に限らない)仮名文字の行および列を左ダイヤル
型入力装置15および右ダイヤル型入力装置16を操作
して選択することにより、1つの文字を選択できるよう
にしてもよい。
【0062】従来の単一ダイヤル方式では、図示のよう
にマトリクス状に配列された仮名文字を入力する場合、
まず、「あ」、「か」、「さ」、……からいずれかの列
を押下操作することにより選択した後、選択した列、例
えば「か、き、く、け、こ」の中から行を選択すること
により、1つの仮名文字を入力していた。
【0063】これに対し、上述した実施形態のように2
つのダイヤル型入力装置を有する携帯電話では、主ダイ
ヤルとして設定されたダイヤル型入力装置で「あ」、
「か」、「さ」、……の列からいずれかを選択する、つ
まり列方向の選択候補循環指令を入力可能とし、副ダイ
ヤルとして設定されたダイヤル型入力装置で行方向の選
択候補循環指令を入力可能とすることができる。従っ
て、2つのダイヤル型入力装置を並行操作することによ
り、押下操作を行うことなく任意の1文字を枠Fで覆
う、つまり選択候補とすることができる。このように任
意の文字を選択候補とした後、主ダイヤルを押下すれ
ば、その文字が入力される。一方、副ダイヤルを押下し
た場合には、入力した文字の削除が行われる。
【0064】このようにマトリクス状に配列された複数
の情報のいずれかを選択する場合、主ダイヤルを上位概
念(上記例では、「あ」、「か」、……等の列)を選択
可能な入力装置とし、副ダイヤルを下位概念(上記例で
は、行)を選択可能な入力装置とすることにより、直感
的な操作が可能となり、操作性が向上する。また、上記
仮名文字の場合、通常は「あ」、「か」、「さ」、……
の列が上位概念、行が下位概念と考えられるが、人によ
っては逆に感じる場合もあり、また仮名文字以外の情報
を選択する場合には、その情報の種類に応じて行または
列のどちらが上位概念と感じるかは人により異なってく
ると考えられる。従って、行および列のいずれれを主ダ
イヤルに設定するかを使用者が任意に設定可能にしてお
けば、各使用者の使い勝手を向上させることができる。
【0065】(6)また、上述した実施形態では、本発
明を携帯電話に適用した場合について説明したが、本発
明は、これに限らず、使用者の手に把持される携帯機
器、例えば携帯情報端末などに適用することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者がどちらの手で携帯機器を把持した場合にも、多
数の指令情報を簡易な操作で迅速に入力することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る携帯電話の外観を
示す正面図である。
【図2】 前記携帯電話の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 前記携帯電話の構成要素である左ダイヤル型
入力装置および右ダイヤル型入力装置付近を示す正面図
である。
【図4】 前記携帯電話の前記左ダイヤル型入力装置お
よび前記右ダイヤル型入力装置へのダイヤル機能の割り
当て動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】 前記携帯電話の操作メニューの構造を概念的
に示す図である。
【図6】 メニュー選択時における前記携帯電話の構成
要素であるディスプレイ部の表示内容を説明するための
図である。
【図7】 前記携帯電話が使用者の手に把持された状態
を示す斜視図である。
【図8】 前記携帯電話の変形例の外観を示す正面図で
ある。
【図9】 前記携帯電話の変形例における情報入力の概
念を説明するための図である。
【符号の説明】
10……筐体、10a……前面、10b……側面、10
c……側面、12……ディスプレイ部。13……キーボ
ード部、13a……テンキー、13b……オフフックス
イッチ、13c……オンフックスイッチ、15……左ダ
イヤル型入力装置(入力手段)、16……右ダイヤル型
入力装置(入力手段)、20……コントローラ(情報処
理手段、設定手段)、21……無線通信装置(通信手
段)、70……シーソー式入力装置(シーソースイッ
チ)、71……シーソー式入力装置(シーソースイッ
チ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 BB10 CC12 DD05 FF53 FF56 5K023 AA07 BB11 DD06 GG08 GG12 GG15 HH03 HH07 5K027 AA11 BB02 FF01 FF22 MM04 MM17

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の手に把持される箱状の筐体と、 前記筐体のいずれかの面上にほぼ左右対称となる位置に
    それぞれ配置され、使用者の操作に応じて指令情報を入
    力する入力手段と、 前記筐体内部に配置され、前記入力手段によって入力さ
    れる指令情報に基づいて情報処理を行う情報処理手段
    と、 左右対称となる位置にそれぞれ配置された前記入力手段
    のうち、初期状態から最初に操作された前記入力手段を
    第1の指令情報の入力手段として設定し、他方の前記入
    力手段を第2の指令情報の入力手段として設定する設定
    手段とを具備することを特徴とする携帯機器。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、前記筐体のいずれかの
    面上にほぼ左右対称となる位置に複数対配置されてお
    り、 前記設定手段は、初期状態から最初に操作された前記入
    力手段と同じ側に配置された複数の前記入力手段を第1
    の指令情報の入力手段として設定し、他方側に配置され
    た複数の前記入力手段を第2の指令情報の入力手段とし
    て設定することを特徴とする請求項1に記載の携帯機
    器。
  3. 【請求項3】 使用者の手に把持される箱状の筐体と、 前記筐体の第1の面と、該第1の面と対向する第2の面
    の外面上にそれぞれ配置され、使用者の操作に応じて指
    令情報を入力する入力手段と、 前記筐体内部に配置され、前記入力手段によって入力さ
    れる指令情報に基づいて情報処理を行う情報処理手段
    と、 前記第1の面および前記第2の面上にそれぞれ配置され
    た前記入力手段のうち、初期状態から最初に操作された
    前記入力手段を第1の指令情報の入力手段として設定
    し、他方の前記入力手段を第2の指令情報の入力手段と
    して設定する設定手段とを具備することを特徴とする携
    帯機器。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、前記第1の面および前
    記第2の面の外面上にそれぞれ複数対配置されており、 前記設定手段は、初期状態から最初に操作された前記入
    力手段と同じ面上に配置された複数の前記入力手段を第
    1の指令情報の入力手段として設定し、他方の面上に配
    置された複数の前記入力手段を第2指令情報の入力手段
    として設定することを特徴とする請求項3に記載の携帯
    機器。
  5. 【請求項5】 前記入力手段は、回転操作および押下操
    作が可能な回転ダイヤルを有しており、使用者による前
    記回転ダイヤルの操作に応じて指令情報を生成すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯
    機器。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、一点を支点として上下
    または左右および上下左右に押下操作可能なシーソース
    イッチと、使用者による前記シーソースイッチの操作に
    応じて指令情報を生成する情報生成手段とを有している
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    携帯機器。
  7. 【請求項7】 前記第1の指令情報は、前記第2の指令
    情報よりも使用頻度の高い指令情報であることを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯機器。
  8. 【請求項8】 前記第1の指令情報は、前記第2の指令
    情報に含まれる指令情報と対をなす指令情報を含むこと
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の携帯
    機器。
  9. 【請求項9】 前記情報処理手段は、複数の選択可能な
    情報を表示する複数階層のメニューを有しており、 前記第1の指令情報は、複数の選択可能な情報を選択し
    てメニュー階層を下げることを前記情報処理手段に指示
    するメニュー階層下げ指令情報を含み、 前記第2の指令情報は、メニュー階層を上げることを前
    記情報処理手段に指示するメニュー階層上げ指令情報を
    含むことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記
    載の携帯機器。
  10. 【請求項10】 前記第1の指令情報は、複数の情報の
    中からいずれかを選択することを前記情報処理手段に指
    示する選択指令情報と、前記選択指令情報に基づいて選
    択された情報に基づく処理の実行を前記情報処理手段に
    指示する実行指令情報とを含み、 前記第2の指令情報は、エスケープ指令情報、または選
    択した情報の消去を前記情報処理手段に指示するクリア
    ー指令情報、もしくは選択した情報の取り消しを前記情
    報処理手段に指示するキャンセル指令情報を含むことを
    特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の携帯機
    器。
  11. 【請求項11】 前記情報処理手段は、マトリクス状に
    選択可能な情報を配列しており、 前記第1の指令情報は、前記マトリクスの行または列の
    いずれか一方を選択する指令情報を含み、前記第2の指
    令情報は、前記マトリクスの行または列の他方を選択す
    る指令情報を含むことを特徴とする請求項1ないし10
    のいずれかに記載の携帯機器。
  12. 【請求項12】 前記第1の指令情報は、前記マトリク
    スのうち、上位概念となる行または列のいずれか一方を
    選択する指令情報を含み、 前記第2の指令情報は、前記マトリクスのうち、下位概
    念となる行または列の他方を選択する指令情報を含むこ
    とを特徴とする請求項11に記載の携帯機器。
  13. 【請求項13】 前記情報処理手段は、外部と無線送受
    信を行う通信手段を有しており、 前記通信手段による通信状態を遮断する遮断指令情報を
    入力する遮断指令入力手段をさらに具備し、 前記設定手段は、前記遮断指令入力手段によって遮断指
    令情報が入力されてから所定時間経過後に、この携帯機
    器を初期状態と判断することを特徴とする請求項1ない
    し12のいずれかに記載の携帯機器。
  14. 【請求項14】 使用者の手に把持される箱状の筐体
    と、前記筐体のいずれかの面上にほぼ左右対称となる位
    置にそれぞれ配置され、使用者の操作に応じて指令情報
    を入力する入力手段と、前記筐体内部に配置され、前記
    入力手段によって入力される指令情報に基づいて情報処
    理を行う情報処理手段とを備える携帯機器において、左
    右対称となる位置にそれぞれ配置された前記入力手段に
    入力可能な情報を割り当てる方法であって、 左右対称となる位置にそれぞれ配置された前記入力手段
    のうち、初期状態から最初に操作された前記入力手段を
    第1の指令情報の入力手段として設定し、他方の前記入
    力手段を第2の指令情報の入力手段として設定すること
    を特徴とする携帯機器における入力情報設定方法。
  15. 【請求項15】 使用者の手に把持される箱状の筐体
    と、前記筐体の第1の面と、該第1の面と対向する第2
    の面上にそれぞれ配置され、使用者の操作に応じて指令
    情報を入力する入力手段と、前記筐体内部に配置され、
    前記入力手段によって入力される指令情報に基づいて情
    報処理を行う情報処理手段とを備える携帯機器におい
    て、前記第1の面および前記第2の面の外面上にそれぞ
    れ配置された前記入力手段に入力可能な情報を割り当て
    る方法であって、 前記第1の面および前記第2の面の外面上にそれぞれ配
    置された前記入力手段のうち、初期状態から最初に操作
    された前記入力手段を第1の指令情報の入力手段として
    設定し、他方の前記入力手段を第2の指令情報の入力手
    段として設定することを特徴とする携帯機器における入
    力情報設定方法。
  16. 【請求項16】 前記第1の指令情報は、前記第2の指
    令情報よりも使用頻度の高い指令情報であることを特徴
    とする請求項14または15に記載の携帯機器における
    入力情報設定方法。
  17. 【請求項17】 前記第1の指令情報は、前記第2の指
    令情報に含まれる指令情報と対をなす指令情報を含むこ
    とを特徴とする請求項14ないし16のいずれかに記載
    の携帯機器における入力情報設定方法。
  18. 【請求項18】 前記情報処理手段は、複数の選択可能
    な情報を表示する複数階層のメニューを有しており、 前記第1の指令情報は、複数の選択可能な情報を選択し
    てメニュー階層を下げることを前記情報処理手段に指示
    するメニュー階層下げ指令情報を含み、 前記第2の指令情報は、メニュー階層を上げることを前
    記情報処理手段に指示するメニュー階層上げ指令情報を
    含むことを特徴とする請求項14ないし17のいずれか
    に記載の携帯機器における入力情報設定方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の指令情報は、複数の情報の
    中からいずれかを選択することを前記情報処理手段に指
    示する選択指令情報と、前記選択指令情報に基づいて選
    択された情報に基づく処理の実行を前記情報処理手段に
    指示する実行指令情報とを含み、 前記第2の指令情報は、エスケープ指令情報、または選
    択した情報の消去を前記情報処理手段に指示するクリア
    ー指令情報、もしくは選択した情報の取り消しを前記情
    報処理手段に指示するキャンセル指令情報を含むことを
    特徴とする請求項14ないし18のいずれかに記載の携
    帯機器における入力情報設定方法。
  20. 【請求項20】 前記情報処理手段は、マトリクス状に
    選択可能な情報を配列しており、 前記第1の指令情報は、前記マトリクスの行または列の
    いずれか一方を選択する指令情報を含み、前記第2の指
    令情報は、前記マトリクスの行または列の他方を選択す
    る指令情報を含むことを特徴とする請求項14ないし1
    9のいずれかに記載の携帯機器における入力情報設定方
    法。
  21. 【請求項21】 前記第1の指令情報は、前記マトリク
    スのうち、上位概念となる行または列のいずれか一方を
    選択する指令情報を含み、 前記第2の指令情報は、前記マトリクスのうち、下位概
    念となる行または列の他方を選択する指令情報を含むこ
    とを特徴とする請求項20に記載の携帯機器における入
    力情報設定方法。
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