JPH03210865A - 住宅管理システム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、住宅の安全を確保する住宅管理システム装
置に関する。

（従来の技術） 一般に、住宅では、内部に親機としての通話機を設置し
、さらに玄関などのドアに上記通話機との通話が可能な
子機いわゆるドアホンを取付け、このドアホンと通話機
との通話線接続により、訪問者が誰であるかとか、訪問
者の要件が何であるかなどを音声にて確認できるように
したものがある。

また、最近では、通話機能の他に、テレビカメラによる
撮影機能をドアホンに加え、かつ通話機側にはテレビモ
ニタなどの表示手段を設け、訪問者の顔や姿を映像で視
認できるようにしたものもある。

（発明が解決しようとする課題） 一方、住宅の構造に目を向けると、人の出入りする場所
としては玄関だけでなく、勝手口や駐車場などを含めて
複数あることが多く、また二世帯住宅のように玄関が三
箇所という住宅も増えてきた。

このような状況において、ドアホンが１つでは十分な安
全を確保することが困難である。

この発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その
目的とするところは、複数の子機を採用し、しかも各子
機ごとに通話機能および撮影機能を採用することにより
、人の出入りする場所が複数あっても、その全ての出入
り場所にわたって十分な安全を確保することができ、さ
らには親機と各機器との間の通話線接続および映像信号
線接続を住人に手間をかけることなく自動的にしかも迅
速に切換えることができ、またどこの子機の呼出しかを
報知し得る住宅管理システム装置を提供することにある
。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 親機と、この親機との通話を可能とし且つ撮影機能を有
する複数の子機と、これら子機のうち１つと上記親機と
を同各子機からの呼出しに応じて選択的に通話線接続す
る通話切換手段と、上記各子機が撮った映像を表示する
ための表示手段と、この表示手段と上記各子機のうち１
つとを上記通話切換手段に連動して選択的に映像信号線
接続する映像切換手段と、上記各子機のうち呼出された
子機の位置を報知する報知手段とを備える。

（作用） 複数の子機のうち１つから呼出しがあると、通話切換手
段により、その子機と親機とが通話線接続され、両者間
の通話が可能となる。

このとき、映像切換手段により、同じ子機と表示手段と
が映像信号線接続され、子機の撮った映像が表示手段で
表示される。

同時に、報知手段により、呼出しを発した子機がどれで
あるかが報知される。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、１は親機であるところの通話機で、住
宅の内部に取付けられ、後述する子機との通話を可能と
するものである。

この通話機１に通話線２を介して通話切換器３が接続さ
れ、その通話切換器３に通話・呼出し信号線４ａ、４ｂ
、４ｃをそれぞれ介して子機であるところのテレビカメ
ラ付ドアホン５ａ、５ｂ。

５ｃが接続される。

テレビカメラ付ドアホン５ａ、５ｂ、５ｃは、たとえば
玄関、勝手口、駐車場など、人の出入りする場所のドア
に取付けられるもので、図示していないが次の■ないし
■の構成を有している。

■通話機１に対する呼出し釦。

■呼出し釦の押圧時に任意の通話・呼出し信号線４ａ、
４ｂ、４ｃへ呼出し信号を発する機能手段。

■通話・呼出し信号線４ａ、４ｂ、４ｃを介して通話機
１との通話を行なう機能手段。

■テレビカメラによってドアの前方の情景を撮影する機
能手段。

■テレビカメラの映像信号を出力する機能手段。

また、テレビカメラ付ドアホン５ａ、５ｂ。

５Ｃはそれぞれ映像信号線６ａ、６ｂ、６ｃを介して映
像切換器７に接続され、その映像切換器７は映像信号線
８を介して表示手段であるところのテレビモニタ９に接
続される。

一方、上記通話切換器３は、テレビカメラ付ドアホン５
ａ、５ｂ、５ｃのうち１つと通話機１とを同各テレビカ
メラ付ドアホンからの呼出し信号に応じて選択的に通話
線接続するとともに、その接続状態を表わす信号を後述
する信号線１０に出力するようになっている。

上記映像切換器７は、信号線１０を介して通話切換器３
に接続されており、テレビモニタ９とテレビカメラ付ド
アホン５　ａ　、５　ｂ　＋　　５　Ｃのうち１つとを
通話切換器３に連動して選択的に映像信号線接続するも
のである。

ここで、映像切換器７およびその周辺部の具体例を第２
図に示す。

映像切換器７は、映像信号線６ａと映像信号線８とを信
号線２１で接続し、映像信号線６ｂと映像信号線８とを
信号線２２で接続し、映像信号線６Ｃと映像信号線８と
を信号線２３で接続している。

信号線２１にはリレー３１の常開接点３１ａを挿接し、
信号線２２にはリレー３２の常開接点３２ａを挿接し、
信号線２３にはリレー３３の常開接点３３ａを挿接して
いる。

リレー３１は選択回路４１に接続し、リレー３２は選択
回路４２に接続し、リレー３３は選択回路４３に接続し
ている。

選択回路４１は、信号線１０を成す信号線１０ａを介し
て通話切換器３に接続されており、通話切換器３がテレ
ビカメラ付ドアホン５ａと通話機１とを通話線接続した
とき、それに連動してリレー３１を付勢し、かつテレビ
カメラ付ドアホン５ａから呼出しがあった旨を表示部５
１のたとえばランプ表示で報知するものである。

選択回路４２は、信号線１０を成す信号線１０ｂを介し
て通話切換器３に接続されており、通話切換器３がテレ
ビカメラ付ドアホン５ｂと通話機１とを通話線接続した
とき、それに連動してリレー３２を付勢し、かつテレビ
カメラ付ドアホン５ｂから呼出しがあった旨を表示部５
２のたとえばランプ表示で報知するものである。

選択回路４３は、信号線１０を成す信号線１０ｃを介し
て通話切換器３に接続されており、通話切換器３がテレ
ビカメラ付ドアホン５Ｃと通話機１とを通話線接続した
とき、それに連動してリレー３３を付勢し、かつテレビ
カメラ付ドアホン５ｃから呼出しがあった旨を表示部５
３のたとえばランプ表示で報知するものである。

つぎに、上記のような構成において作用を説明する。

訪問者がテレビカメラ付ドアホン５ａの呼出し釦を押圧
すると、そのテレビカメラ付ドアホン５ａから呼出し信
号が発せられ、それが通話・呼出し信号線４ａによって
通話切換器３に送られる。

また、テレビカメラ付ドアホン５ａにおいて、呼出し釦
の押圧時にテレビカメラが動作し、ドアの前の情景つま
り訪問者の顔、姿が撮影される。

通話切換器３は、テレビカメラ付ドアホン５ａの呼出し
信号に応答し、テレビカメラ付ドアホン５ａと通話機１
とを通話線接続する。

この通話線接続に際し、通話機１ではブザーが鳴動し、
住人が呼出される。

したがって、住人と訪問者とが通話機１およびテレビカ
メラ付ドアホン５ａを通して通話をすることができ、住
人は訪問者が誰かを音声で確認することができる。

このとき、映像切換器７において、リレー３１が付勢さ
れ、接点３１ａがオンする。

接点３１ａがオンすると、信号線２１が導通し、テレビ
カメラ付ドアホン５ａとテレビモニタ９とが映像信号線
接続される。

したがって、住人はテレビカメラが撮った訪問者の顔や
姿を通話機１で視認することができ、通話と合わせて訪
問者の正体を適確に判断することができる。

また、通話切換器７において、表示部５１のランプが点
灯し、テレビカメラ付ドアホン５ａから呼出しがあった
旨が報知される。

これにより、住人は、通話している相手、すなわちテレ
ビモニタ９で表示されている訪問者がどの場所にいるか
を容易に察知することができる。

なお、テレビカメラ付ドアホン５ｂやテレビカメラ付ド
アホン５”：ｌの呼出しに際しても同様の動作が行なわ
れる。

このように、複数のドアホンを採用し、しかも各ドアホ
ンごとに通話機能および撮影機能を採用することにより
、人の出入りする場所が複数あっても、その全ての出入
り場所にわたって十分な安全を確保することができる。

さらに、通話切換器３および映像切換器７を設けている
ので、通話機１と各ドアホンとの間の通話線接続および
映像信号線接続を住人に手間をかけることなく自動的に
しかも迅速に切換えることができる。

なお、上記実施例では、呼出しのあった子機の位置を映
像切換器７で表示したが、たとえばテレビモニタ９の表
示画像に合成して表示する構成としてもよい。

その他、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。

［発明の効果コ 以上述べたようにこの発明によれば、親機と、この親機
との通話を可能とし且つ撮影機能を有する複数の子機と
、これら子機のうち１つと上記親機とを同各子機からの
呼出しに応じて選択的に通話線接続する通話切換手段と
、上記各子機が撮った映像を表示するための表示手段と
、この表示手段と上記各子機のうち１つとを上記通話切
換手段に連動して選択的に映像信号線接続する映像切換
手段と、上記各子機のうち呼出された子機の位置を報知
する報知手段とを備えたので、人の出入りする場所が複
数あっても、その全ての出入り場所にわたって十分な安
全を確保することができ、さらには親機と各機器との間
の通話線接続および映像信号線接続を住人に手間をかけ
ることなく自動的にしかも迅速に切換えることができ、
またどこの子機の呼出しかを報知し得る住宅管理システ
ム装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第２図は同実施例における映像切換器およびその周辺部
の具体例を示す構成図である。 １・・・通話機（親機）、３・・・通話切換器、５ａ。 ５ｂ、５ｃ・・・テレビカメラ付ドアホン（子機）、７
・・・映像切換器、９・・・テレビモニタ（表示手段）
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　親機と、この親機との通話を可能とし且つ撮影機能を
   有する複数の子機と、これら子機のうち１つと上記親機
   とを同各子機からの呼出しに応じて選択的に通話線接続
   する通話切換手段と、上記各子機が撮った映像を表示す
   るための表示手段と、この表示手段と上記各子機のうち
   １つとを上記通話切換手段に連動して選択的に映像信号
   線接続する映像切換手段と、上記各子機のうち呼出され
   た子機の位置を報知する報知手段とを具備したことを特
   徴とする住宅管理システム装置。