JPH03209431A - 空間光変調素子 - Google Patents

空間光変調素子

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JPH03209431A
JPH03209431A JP524390A JP524390A JPH03209431A JP H03209431 A JPH03209431 A JP H03209431A JP 524390 A JP524390 A JP 524390A JP 524390 A JP524390 A JP 524390A JP H03209431 A JPH03209431 A JP H03209431A
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JP
Japan
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liquid crystal
ferroelectric liquid
substrates
polarizing plate
photoconductive layer
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Pending
Application number
JP524390A
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English (en)
Inventor
Naoki Kato
直樹 加藤
Shuhei Yamamoto
修平 山本
Teruo Ebihara
照夫 海老原
Rieko Sekura
瀬倉 利江子
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光情報処理、光コンピユーテイング、マシ
ンビジョン、デイスプレィ端末等に用いられる液晶空間
光変調素子に関する。
[発明の概要] この発明は、光情報処理、光コンピユーテイング、マシ
ンビジョン、デイスプレィ端末等に用いられる液晶空間
光変調素子に関し、一対の、電極を有する基板間の一方
の電極上に光導電層及び誘電体多層膜ミラーを具備し、
両基板に液晶分子を配向させる膜として、基板の法線方
向に対して750から85°の範囲の角度で一酸化珪素
を斜方蒸着したものを用い、これを一定の間隙に制御し
て対間させ、間隙に封入する液晶組成物として、強誘電
性液晶組成物を用いた液晶素子において、該液高空間光
変調素子の読み出し光に波長λの単色光を用い、強誘電
性液晶層の間隙dを、d=a・λ/4・Δn(Δnは強
誘電性液晶組成物の屈折率異方性、aは整数)なる関係
を満足するかまたはその近傍±10%であるように制御
したうえで、光導電層及び誘電体多層膜ミラーを形成し
ない側の基板表面に、偏光板の変更軸と斜方蒸着の入射
方向が22.5 ’±2.5  ’の角度をなすように
偏光板を貼付する事により、光学系を小型化し、もって
光情報処理、光コンピユーテイング、マシンビジョン、
デイスプレィ端末等のシステムへの応用を容昌ならしめ
るものである。
[従来の技術] 従来、強誘電性液晶を用いた空間光変調素子は、素子外
部に偏光子及び検光子及びハーフミラ−またはキューブ
ビームスプリンター等を配置し、読みだし光を偏光子を
通して照射し、反射光を検光子を通して読み出す事によ
り、変調された像を得ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の方法では、光学系中に偏光子及び
検光子及びハーフミラ−またはキューブビームスプリン
ター等を配置するため、大きな光学系のスペースを必要
とするという課題があった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、この発明は、光情報処理、
光コンピユーテイング、マシンビジョン、デイスプレィ
端末等に用いられる強誘電性液晶空間光変調素子の読み
出し光に波長λの単色光を用い、強誘電性液晶層の間隙
dを、d=a・λ/4・Δn(Δnは強誘電性液晶組成
物の屈折率異方性、aは整数)なる関係を満足するかま
たはその近傍±10%であるように制御したうえで、光
導電層及び誘電体多層膜ミラーを形成しない側の基板表
面に、偏光板の変更軸と斜方蒸着の入射方向が22.5
 @±2.5@の角度をなすように偏光板を貼付した。
〔作用〕
二つの安定状態間の角度は強誘電性液晶のコーン角に対
応し、光軸は一酸化珪素の斜方蒸着方向からそれぞれ2
2.5°(光軸間で45’)の角度を有しており、偏光
板の変更軸と斜方蒸着の入射方向が22.5 @の角度
をなすように偏光板を貼付したことにより、二つの安定
状態のうちの一方は強誘電性液晶分子の光軸と偏光板の
変更軸が一致し、他方は強誘電性液晶分子の光軸と偏光
板の変更軸が45″の角度を有する。そのため、強誘電
性液晶分子の光軸と偏光板の変更軸が一致している安定
状態では入射光は強誘電性液晶層で何等の変調も受けず
に反射されて明状態となる。また、強誘電性液晶分子の
光軸と偏光板の変更軸が456の角度を有する安定状態
では、入射光は強誘電性液晶層内で変調され、位相差φ
=2π・Δn・2d/λで出てくる。このとき、φ=a
π(aは整数)ならば、反射光は偏波面が90°回転し
た直線偏光となり、貼付した偏光板によって遮断されて
暗状態となる。即ち、d=aλ/4Δn (aは整数)
を満たすとき最大のコントラストが得られ、その近傍で
ある程度のコントラストを得ることができる。
[実施例] 以下に本発明の内容を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る液晶空間光変調素子の概念図であ
る。液晶分子を挟持するための基板11a、11bとし
て、透明ガラス基板を用いた。両基板の表面にはITO
透明電極層12a 、12bを設けた。ここでITO電
極12a 、12bは、酸化錫アンチモン等でも問題な
い。さらに両基板の表面には基板の法線方向から85@
の入射角で、かつ、組み合わせた状態で書き込み側及び
読みだし側の基板上の入射方向が一致するように一酸化
珪素を斜方蒸着した配向膜層13a 、13bを設けた
。−酸化珪素を斜方蒸着した配向膜層13a 、13b
の基板の法線方向からの入射角度は75°から85@の
範囲で特性を考慮して選択すればよい、光による書き込
み側の透明電極層12a上にはアモルファスシリコン光
導電層15を、5iFaを主体とするガスを放電分解し
て、2μmの厚さのa−5i:1層とすることにより形
成した。ここで該アモルファスシリコン光導電層15は
、放電分解時にP、N等を添加した膜組成でも良く、ま
た、a−5i:8層上にn型、あるいはp型の、他の組
成の半導体膜を積層した構成であっても差し支えない。
さらに前記膜上に、投影光が光導電層15に入射しない
ように遮光層16を設け、さらに、SiO□とSiを交
互に計15層積層した誘電体ミラー17を積層、形成し
た。さらに、基板11aとllbはその配向膜層13a
 、13b側を対向させ、直径0.85μmのSiO□
球を加えた接着剤よりなるスペーサ19を介して間隙を
制御、形成し、強誘電性液晶層14を挟持するようにし
た形成された間隙dは約0.9μmであった。封入した
強誘電性液晶組成物としては、5CE−6(BDH社製
)を用いた。その屈折率異方性Δnは0.18であった
。さらに、光導電層を形成しない側の基板表面に、偏光
板の変更軸と斜方蒸着の入射方向が22.5 @の角度
をなすように偏光板を貼付した。
上記の強誘電性液晶空間光変調素子は、外部から両基板
の透明電極間に直流電界を印加する事により強誘電性液
晶分子が基板表面からみて一軸に整列した安定状態とな
る。また、印加電界の極性を反転することにより、もう
一方の、強誘電性液晶分子が基板表面からみて一軸に整
列した安定状態となる。この二状態間の電界による反転
は、強誘電性液晶層に印加される電界に対して、非線形
性と明確なしきい値を有する。印加電界は、直流に交流
を重畳したものであっても差し支えない。
二つの安定状態間の角度は強誘電性液晶のコーン角に対
応し、本実施例では光軸は一酸化珪素の斜方蒸着方向か
らそれぞれ22.5’  (光軸間で45°)の角度を
有していた。偏光板の変更軸と斜方蒸着の入射方向が2
2.5 ’の角度をなすように偏光板を貼付したことに
より、二つの安定状態のうちの一方は強誘電性液晶分子
の光軸と偏光板の変更軸が一致し、他方は強誘電性液晶
分子の光軸と偏光板の変更軸が45″の角度を有する。
そのため、強誘電性液晶分子の光軸と偏光板の変更軸が
一致している安定状態では入射光は強誘電性液晶層で何
等の変調も受けずに反射されて明状態となる。また、強
誘電性液晶分子の光軸と偏光板の変更軸が456の角度
を有する安定状態では、入射光は強誘電性液晶層内で変
調され、位相差φ=2π・Δn・2d/λで出て(る。
このとき、φ=aπ(aは整数)ならば、反射光は偏波
面が90″回転した直線偏光となり、貼付した偏光板に
よって遮断されて暗状態となる。即ち、d=aλ/4Δ
n(aは整数)を満たすとき最大のコントラストが得ら
れ、その近傍である程度のコントラストを得ることが出
来る。ただし、間隙dは強誘電性液晶材料の固有ピッチ
よりも小さくなければならず、その条件を満たすaの値
を選択しなければならない。本実施例で用いた強誘電性
液晶組成物は、Δn=0゜18であり、読み出し光はH
e−Neレーザー(λ−6328人)であるため、a=
1を選択し、φ−πとするために間隙dを0.88μm
近傍に設定した。実際の間隙dは、約0.9μmであっ
た。
なお、斜方蒸着方向と偏光板の変更軸のなす角度は、強
誘電性液晶のコーン角に合わせて、一方の安定状態の光
軸と変更軸が一致するように設定すればよいが、コーン
角が45°からずれるに従ってコントラストは低下する
。本実施例に於いては、コーン角はほぼ45°であった
ので、良好なコントラストを示した。
上記のような強誘電性液晶空間光変調素子によれば、強
誘電性液晶素子のもつ双安定性により、消去電界印加に
よる消去後に消去電界と逆方向の、液晶層に分圧される
電圧が光導電層が暗時には閾値以下であり引時には闇値
以上であるような電界を印加しながらセル外面からの書
き込み光20によって光学像を照射、または半導体レー
ザーを変調しつつポリゴンミラーやガルバノミラ−を用
いて走査を行なうことにより、光が照射された部分での
み液晶分子の反転がおこり、また、それが安定に保持さ
れるため、強誘電性液晶層14に像の書き込み、形成を
行なうことができた。また、書き込みにより形成された
像は、投影光21の照射により読み出すことが出来る。
前記印加電圧は、交流波形を重畳した直流でもよい。さ
らに、前記書き込み時の電界方向とは逆方向の、液晶層
に分圧される電圧が光導電層が暗時には閾値以下であり
引時には闇値以上であるような電界を印加しながら、半
導体レーザーを変調しつつポリゴンミラーやガルバノミ
ラ−を用いて走査を行なうことにより、強誘電性液晶層
のレーザー光が照射された部分でのみ液晶分子の反転が
おこり、また、それが安定に保持されるため、像の部分
消去も行なうことができた。
第2図に従来の強誘電性液晶空間光変調素子を用いた場
合の読みだし光学系を、第3図に本発明に係る強誘電性
空間光変調素子を用いた場合の読みだし光学系を示す。
第2図では、読みだし光21は検光子22を通った後、
ハーフミラ−23(またはビームスプリンター)で反射
されて強誘電性液晶素子24へ入射し、素子により変調
を受けて反射され、ハーフミラ−23、検光子25を通
って像として読み出される。第3図では、本発明に係る
強誘電性液晶空間光変調素子26を用いることにより、
外部に偏光子、ハーフミラ−またはキューブビームスプ
リッタ−1検光子を配置する必要がなく、光学系を小型
化することができることがわかるー。
[発明の効果] このように、本発明に係る強誘電性液晶空間光変調素子
を用いることにより、光学系を小型化し、もって光情報
処理、光コンピユーテイング、マシンビジョン、デイス
プレィ端末等のシステムへの応用を容易ならしめること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る強誘電性液晶空間光変調素子の
構造を示す断面図、第2図は、従来の強誘電性液晶空間
光変調素子を用いた場合の読みだし光学系を示す模式図
、第3図は、本発明に係る強誘電性液晶空間光変調素子
を用いた場合の読みだし光学系を示す模式図である。 10・・・偏光板 11a、llb・・・透明基板 12a、12b・・・透明電極 13a、13b・・−配向膜 14・・・強誘電性液晶層 15・・・光導電膜 16・・・遮光膜 17 ・ ・ 19 ・ ・ 20 ・ ・ 21 ・ ・ 22 ・ ・ 23 ・ 24 ・ ・ 25 ・ ・ 26 ・ ・ ・誘電体ミラー ・スペーサー 書き込み光 ・読み出し光 偏光子 ・ハーフミラ− ・従来の強誘電性液晶空間光変調素子 ・検光子 ・本発明に係る強誘電性液晶空間光変 調素子 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の、電極を有する基板間の一方の電極上に光
    導電層及び誘電体多層膜ミラーを具備し、両基板に液晶
    分子を配向させる膜として、基板の法線方向に対して7
    5°から85°の範囲の角度で一酸化珪素を斜方蒸着し
    たものを用い、これを一定の間隙に制御して対向させ、
    間隙に封入する液晶組成物として、強誘電性液晶組成物
    を用いた液晶素子において、光導電層及び誘電体多層膜
    ミラーを形成しない側の基板の外面に偏光板を貼付する
    事を特徴とする液晶空間光変調素子。
  2. (2)該液晶空間光変調素子の読み出し光は波長λの単
    色光を用い、強誘電性液晶層の間隙dは、d=a・λ/
    4・Δn(Δnは強誘電性液晶組成物の屈折率異方性、
    aは整数)なる関係を満足するかまたはその近傍±10
    %であり、貼付する偏光板の変更軸と斜方蒸着の入射方
    向は22.5°±2.5°の角度をなすように設定した
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶空間光変調素子。
JP524390A 1990-01-12 1990-01-12 空間光変調素子 Pending JPH03209431A (ja)

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