JPH0320909Y2 - - Google Patents

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JPH0320909Y2
JPH0320909Y2 JP18313584U JP18313584U JPH0320909Y2 JP H0320909 Y2 JPH0320909 Y2 JP H0320909Y2 JP 18313584 U JP18313584 U JP 18313584U JP 18313584 U JP18313584 U JP 18313584U JP H0320909 Y2 JPH0320909 Y2 JP H0320909Y2
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core
slider
long
magnetic head
hole
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JP18313584U
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、フロツピーデイスクドライブ装置に
使用される磁気ヘツドに関するものである。
「従来の技術」 フロツピーデイスクドライブ装置用の磁気ヘツ
ドは、一般に、セラミツクスライダ−とフエライ
トコアとから成り、両者はガラスあるいはエポキ
シ樹脂等の結合剤により結合(ボンデイング)す
ることにより組み立てて使用されている。
ところで、この種の磁気ヘツドは、従来から、
コアの形状により。
トンネルレ−スタイプ ストラドルイレ−スタイプ バルクタイプ に大別されている。トンネルレ−スタイプはコア
の両サイドからセラミツクによりサンドイツチに
してラミネ−トし、エポキシ樹脂あるいはガラス
にて固着し、ストラドルイレ−スタイプは、主と
してガラスにてセラミツクとコアを固着する。
現在の主力は、トンネルレ−スタイプないしス
トラドルイレ−スタイプであるが、バルクタイプ
は最近になつてマイクロフロツピー用に多く使用
されだした。これは記録密度の高密度化に伴い、
コアのリ−ドライトギヤツプの幅を小さくする必
要があり、コアの強度および加工性の点から生じ
た傾向である。
トンネルレ−スタイプおよびストラドルイレ−
スタイプ共に、コアで少くとも3ピ−ス、スライ
ダ−で少くとも1ピ−スのものを配置し結合しな
ければならず、寸法精度よく組み立てるためには
時間が長くかかる。
バルクタイプのコアはコアとして1ピ−スであ
るが、スライダ−は2ピ−スであり、コアの両サ
イドからスライダ−にてラミネ−トし結合するも
のが主流であり、これも組み立て時に時間がかか
る。
スライダ−およびコア共に1ピ−スにして組み
立てる方法が最も簡単であるが、従来のものは第
4〜6図に示すように、スライダ−101に幅
0.2〜0.4mm程のコア102を挿入する幅0.2〜0.5
mm程の長孔(スロツト)103を穿設してあのみ
で、長孔103の孔壁からコア102は完全に離
れており、長孔103内のコア102の位置決め
は、治具を使用し極薄のシムを用いて組み立てて
おり、全体が小さい寸法であるために拡大鏡下の
作業でもあり、組み立てに時間がかかつている。
「考案が解決しようとする問題点」 磁気ヘツドのスライダ−とコアとを精度よく組
み立て結合するには時間が長くかかつている。
「問題点を解決するための手段」 長孔の一方の長辺側の両端に位置決め段部を形
成し、コアの両端上面を前記段部の長さより長く
削除して結合剤の充填部を形成したものである。
「実施例」 第1〜3図に示すように、セラミツク製のスラ
イダ−1には長方形状の長孔2が刻設してある。
フエライト製のコア3は前記長孔2と所定の間隔
を隔てて挿入できるよううに断面長方形状に形成
してある。
前記長孔2の一方の長辺側の両端に、孔壁と平
行状の長辺側突入壁4と短辺側突入壁5とよりな
る直角状の段部6を形成する。長孔2内のコア3
の位置は長辺側突入壁4と短辺側突入壁5との突
入長さa,bによつて決まる。すなわち、長辺側
突入壁4の突入長さaによりコア3の長孔2内の
前後方向の位置を決め、短辺側突入壁5の突入長
さbによりコア3の長孔2内の左右方向の位置を
決める。この突入長さa,bはスライダ−1の長
孔2の孔壁とコア3との前後・左右の間〓C1・
C2が等しくなるように設定する。
また、長辺側突入壁4の長さLはコア3の端部
と接触するので、磁気ヘツドの表面においてコア
3とスライダ−1とを直接接触させないようにす
るために、コア3の両端上面を長辺側突入壁4の
長さLより長く角面取り7状に削除して、ガラス
あるいはエポキシ樹脂等の結合(ボンデイング)
剤の充填部8を形成する。
スライダ−1の長孔2内に、コア3の両端をそ
の段部6に当接させて、長孔2の孔壁とコア3と
の間〓C1・C2および充填部8に結合剤9を充
填し固化させて結合する。
「考案の効果」 本考案は、上述ように、スライダ−の長孔内に
コアを配置し結合剤を全周にわたり介在させて結
合する磁気ヘツドであつて、長孔の一方の長辺側
の両端に位置決め段部を形成し、コアの両端上面
を前記段部の長さより長く削除して結合剤の充填
部を形成した磁気ヘツドであり、長孔内でのコア
の位置決めはその両端部を段部に当接させるだけ
でよいので、組み立て時間がシムを用いていた従
来法に比して1/5〜1/10に短縮できる。また、コ
アをバルクコアとし1ピ−ス化し、スライダ−も
1ピ−ス化してシンプルにすることにより組み立
て時間を短縮できる。さらに、スライダ−の1ピ
−ス化および長孔の形状はプレス成形により容易
に可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的な実施例の平面図、第
2図は第1図の側面図、第3図は第1図の要部の
縦断面図、第4図は従来の磁気ヘツドの平面図、
第5図は第4図の側面図、第6図は第4図の要部
拡大平面図である。 1……スライダ−、2……長孔、3……コア、
9……結合剤、6……位置決め段部、8……充填
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライダ−の長孔内にコアを配置し結合剤を全
    周にわたり介在させて結合する磁気ヘツドであつ
    て、長孔の一方の長辺側の両端に位置決め段部を
    形成し、コアの両端上面を前記段部の長さより長
    く削除して結合剤の充填部を形成したことを特徴
    とする磁気ヘツド。
JP18313584U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0320909Y2 (ja)

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JP18313584U JPH0320909Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP18313584U JPH0320909Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6198221U JPS6198221U (ja) 1986-06-24
JPH0320909Y2 true JPH0320909Y2 (ja) 1991-05-07

Family

ID=30740650

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JPS6198221U (ja) 1986-06-24

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