JPH03206896A - 体液中の微量成分定量法 - Google Patents

体液中の微量成分定量法

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JPH03206896A
JPH03206896A JP23722690A JP23722690A JPH03206896A JP H03206896 A JPH03206896 A JP H03206896A JP 23722690 A JP23722690 A JP 23722690A JP 23722690 A JP23722690 A JP 23722690A JP H03206896 A JPH03206896 A JP H03206896A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は体液中の微量成分の定量法及びこれに使用する
定量用組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
昨今、ますます臨床検査における体液中の微量成分の測
定法で酵素学的分析法が普及し、注目されている。これ
は、例えば血液中の定量すべき目的成分の尿酸、グルコ
ース、コレステロール、コリンエステラーゼ、トランス
アミナーゼ、トリグリセライド、遊離脂肪酸等に特異的
に作用する酵素を用いて酵素反応を行い、これによる生
成物を測定して目的成分を定量するものである。就中、
過酸化水素生成酵素としての酸化酵素を作用させて過酸
化水素を生成させ、これをバーオキダーゼの存在下で発
色剤と共に反応させて、その呈色を定量することにより
目的成分量を求める方法が普及している。
従来、このような発色反応系には、主として4−アミノ
アンチビリンとの縮合対象物としてフェノールもしくは
その誘導体又はアニリンもしくはその誘導体等が用いら
れている。ところが、この反応による発色系は微量成分
の定量に際しては感度か低く、かつ極大吸収波長が50
0〜600nmであり、ビリルビン、ヘモグロビン等の
色素の影響を受ける欠点がある。
近年、このような欠点を解消する発色剤としてトリフェ
ニルメタン系もしくはジフェニルナフチルメタン系のロ
イコ色素を用いる方法が数多く報告されている〔特開昭
56−26199号、特開昭56−31641号、特開
昭60−194363号、特開昭60−218069号
、特開昭60−256056号、特開昭62−296号
、特開昭6293261号等〕。
しかしながら、それらのロイコ色素は発色系に用いた場
合、次の問題点を有している。
■ 現在普及している自動分析機における使用測定波長
か固定式であり、殆どの機種が600nm、 660n
m、 700nmであるのに対して、それらロイコ色素
を用いる発色系は極大吸収波長が630nm付近もしく
は750nm付近であるため、感度的に不利であり、吸
収スペクトルの肩で測定すること。
■ pHによって測定感度が大きく変化すること。
■ 水溶性が不充分であること。
■ ヘモグロビン、タンパク、尿酸等の血中共存物質の
影響を受けること。
また、同様の目的でトリフェニルメタン系のトリアミノ
誘導体としてロイコクリスタルバイオレットも報告され
ているが、この色素は中性付近では水に難溶であり、所
望の濃度に溶解させるのが困難なため、微量成分の測定
には適当でない(Analytical Chem、、
 Vol、42. No、3 p410〜411゜(1
970))。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のロイコ色素が有する問題点を解決す
べく、本発明者は種々検討を重ねた結果、トリフェニル
メタン系のトリアミノ誘導体に親水基を導入することで
、それらの問題が解決されることを見い出し、本発明を
完成させるに到った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は下記の式(I): 〔式中、Hは、水素を示し、R1−R6は同一もしくは
異なってよく、水素、置換フェニル基、整数1〜5のア
ルキル基又は置換アルキル基を示し、A〜Cは同一もし
くは異なってよく、スルホン基、カルボキシル基、水酸
基1、ニトロ基、ハロゲン、整数1〜5のアルキル基又
はアルコキシ基を示し、nは0,1.2.3又は4を示
す。〕 で表される化合物を発色剤として用いることを特徴とす
る体液中の微量成分の定量法である。更に、本発明は、
式(I)の化合物を含有する体液中の微量成分の定量用
組成物にある。
本発明の原理は式(I)で示される化合物〔還元体〕と
過酸化水素がパーオキシダーゼ存在下に化学量論的に反
応し、色素〔酸化体〕を生成し、この色素の生成量は過
酸化水素の含有量に比例することに基づくものである。
本発明によれば定量すべき目的成分が基質である場合に
は、これを分解して過酸化水素を生成するのに必要な酵
素を、目的成分が酵素活性である場合には、その酵素の
基質及び過酸化水素を生成するのに必要な酵素を、パー
オキシダーゼの存在下に式(I)で示される化合物の発
色剤と共に反応させ、その呈色を測定することにより目
的物質を定量することができる。更に、酵素免疫測定法
(E TA法)において抗原もしくは抗体がパーオキシ
ダーゼで標識されている場合には、過剰の過酸化水素の
存在下に式(I)で示される化合物の発色剤と共に反応
させ、その呈色を測定することにより目的成分を定量す
ることができる。
本発明の式(I)で表される化合物は、トリフェニルメ
タントリアミノ誘導体であり、これらの化合物はAc1
d Violet 6BあるいはBri 1liant
Blue Gなどの市販色素を水、素化ホウ素ナトリウ
ム等を用いて還元し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにより精製して得るか、あるいはカラーインデック
ス記載のp−アミノベンズアルデヒド誘導体とアニリン
誘導体との縮合反応もしくは4゜4′−ジアミノベンズ
ヒドロール誘導体とアニリン誘導体との縮合反応等の合
成法により得ることかできる。
このようにして得られる化合物を第1表に例示するが、
これらの例示に限定されるものではない。
なお、第1表中の記号は下記定義を存し、○内の数字は
置換基の位置を示す。
MニーCH3CM: E ニーC2H3CE : P :n−C3H7cp : Sニー5O3HSP: CニーC0OHH3P : CH2C00H C2H4COOH n−C,H6C00H n−C3HsSO3H −CH2CHCH2SO,H H −CH2CHCH20H H HE:〜C2H4OHD HP : HP : n CsHsOH これらの化合物を発色剤として用いた場合の極大吸収波
長(λmax)、感度(分子吸光係数)及びpl+によ
る′影響(吸光度の百分率)を第2表に示す。
感度の測定は次の方法で行った。
(1)  試薬の調製 50000/ Aのパーオキシダーゼ及び発色剤として
の化合物No、1〜42をそれぞれ各0.4mmo l
/ iずつ、また比較例として公知発色剤No、 1〜
4(但し、N004のみ0.1%トリトンX−100含
有)をそれぞれ各0.025mmol/Aずツ50mm
ol#’ P[PE5−KOH緩衝液(pH7,0)に
溶解し、試薬液とした。なお、pHの影響は上記試薬液
の緩衝液を50mmol#7クエン酸−リン酸−ホウ酸
緩衝液(pH5,0,pH7,0及びpH9,0)に代
えて調製した。
(2)測定方法 上記にて調製した化合物No、 1〜42の試薬液をそ
れぞれ各3ml、また比較例No、 1〜4の試薬液を
それぞれ各3mlを別々に試験管に取り、これに0.6
2mm01/I!過酸化水素水溶液50μlを加え、混
合後37°Cて5分間加温し、発色させる。同時に、蒸
留水(試薬盲検用)を用いて同様の操作を行う。発色後
、試薬盲検を対照として吸光度を測定する。
(本頁以下余白) 第 2 表(1) 第 表(2) オ比較例の1及び2は羽併冒石6−31641号記載の
カラ−インデックス42045還元型及び42090還
元型、3及び4は特開昭62−296号記載の化合上へ
o、 27及rJNo、 3である。
また、本発明の式(I)で表される代表的な化合物の溶
解性について、従来の発色剤と比較した結果を表3に示
す。この実験は次の方法で行った。
各化合物の60mM DMF溶解液0.057711を
50mMクエン酸−リン酸−ホウ酸緩衝液(pH4〜9
)3艷に添加し、混合後、該緩衝液を対照に波長800
nmで吸光度を測定した。各化合物及びその酸化体の該
緩衝液は波長800nmには吸収をもたないため、濁度
のみが吸光度に反映する。
第 表 (本頁以下余白) 本発明の方法により測定可能な生体試料中の成分として
は、酵素反応により生成する過酸化水素を測定すること
によって定量が可能な生体成分あるいは酵素免疫測定法
における標識酵素の酵素活性を測定することによって定
量か可能な生体成分は全て定量可能であるが、特に微量
の生体成分の定量に有利である。
このような微量の生体成分としては、例えばコレステロ
ール、胆汁酸、グルコース、トリグリセライド、遊離脂
肪酸、尿酸、リン脂質、シアル酸、ピルビン酸、無機リ
ン、クレアチニン、クレアチン、ポリアミン、尿素窒素
、アンモニア、GOT、GPT、モノアミンオキシダー
ゼ、グアナーゼ、コリンエステラーゼ、HBウィルス、
α−FP。
CEA、CRP等が挙げられる。
本発明による生体成分の定量において、過酸化水素を生
成させる酵素として用いられる酸化酵素及びその他の目
的で用いられる酵素類並びに酵素反応に関与する基質及
びその他の物質の種類及び使用量は、上記の測定対象に
応じた被酸化性呈色試薬を用いる自体公知の定量法に準
じて適宜選択すればよい。
本発明による式(I)で表される化合物、ツク−オキシ
ダーゼの使用量及びパーオキシダーゼ活性測定の際の過
酸化物、例えば過酸化水素の使用量は、測定対象物質の
種類、量、各種の測定法、即ち単位時間当たりの吸光度
変化を測定するレートアッセイ法あるいは一定時間後の
吸光度を測定するエンドポイント法等によりそれぞれ異
なり、それらに応じて適宜選択し決定される。−射的に
は、本発明の式(I)で表される化合物は0.001〜
10mM、好ましくは0.01〜1mMであり、パーオ
キシダーゼはQ、 Ql〜100U/ ml、好、まし
くは1〜200/mj’の範囲である。また、パーオキ
シダーゼについては、その起源、由来に特に限定はなく
植物、動物、微生物起源のパーオキシダーゼ又はパーオ
キシダーゼ様物質がどれでも使用し得るが、通常は西洋
ワサビ由来が用いられる。パーオキシダーゼ様物質とし
ては、ヘモグロビンその他のヘム化合物等が挙げられる
本発明によるpHは4〜10の広範囲の域で実施可能で
あり、被検体中の各種の測定対象物質の至適pHあるい
は測定方法の至適pHに合わせて測定することができる
。用いられる緩衝剤としてはリン酸塩、クエン酸塩、酢
酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、トリス、グツド緩衝液などが
挙げられるが、特にこれらに限定されない。また、必要
に応じてトリトンX−100等の界面活性剤を用いる。
〔作用〕
本発明によれば、式(I)で表される化合物は微量生体
成分の定量用の発色剤として使用すれば次のような利点
がある。
■ 極大吸収波長が600nm近辺にあり、かつ非常に
高感度であり、従来の発色剤と比へて汎用の自動分析機
を用いる場合に特に有利である。
■ pHによる影響が少なく、広範囲のpH域で高感度
に測定できる。
■ 従来の発色剤と比べて、発色剤の濃度を増大しても
発色感度の低下は見られず、直線性も良好であり、使用
濃度範囲は非常に広く、それ故、製造上非常に有利であ
る。
■ ヘモグロビン、タンパク、尿酸等の血中共存物質の
影響を殆ど受けない。
■ 水溶性が優れている。
以下、本発明を参考例及び実施例によって説明する。
参考例1.化合物No、 lの合成 水素化ホウ素ナトリウム10gを純水100 mlに溶
解し、Ac1d Violet 6B (カラーインデ
ックスNo、 42640)の水溶液(Acid Vi
olet 6B 15gを純水800m1に溶解〕を窒
素気流下、室温で攪拌しながら滴下して加えた。滴下後
、窒素気流下、室温で3時間攪拌を行い、Ac1d V
iole、t 6Bを還元した。反応後、窒素気流下、
5N塩酸を徐々に加えてpHとし過剰の水素化ホウ素ナ
トリウムを分解した。5NNaOHを加えてpH7とし
、減圧下、濃縮乾固した。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー、展開溶媒エタノール:アセトニトリル−1:
1.5により化合物No、 1を含有するフラクション
を集め、減圧下、濃縮乾固して目的物を得た。
収量 3.0g、  収率20% 融点 315°C(分解) 参考例2.化合物No、 4の合成 りrilliant Blue R(カラーインデック
スNo、 42660) 15gを用いて化合物No、
 1の合成と同様に行って合成した。
収量 3.8g、  収率25% 融点 225°C(分解) 参考例3.化合物No、 5の合成 りrilliant Blue G (カラーインデッ
クスNo、 42655) 15gを用いて化合物No
、 Iの合成と同様に行って合成した。
収量 3.0g、  収率20% 融点 215°C(分解) 参考例4.化合物No、 20の合成 〔参考文献:Acta Chem、 5cand、、 
Vol、19. No、6゜p1381〜1390. 
(1965)、 )36%(w/w)塩酸1.3ml、
 エタノール30rnlの混液に尿素0.30g(5m
mol)、 P−ジエチルアミノベンズアルデヒド0.
89g(5mmol)、 N−エチル−N−スルホプロ
ピルアニリンナトリウム塩4.0g(15mmol)を
順次加えて溶解した。窒素気流下、90〜100°Cで
24時間攪拌しながら還流した。反応後、純水50m1
を加え希NaOH水溶液を用いてpH7とし、減圧下、
濃縮乾固した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー展
開溶媒エタノール:クロロホルム=5:1により化合物
No、 20を含有するフラクションを集め、減圧下、
濃縮乾固して目的物を得た。
収量 2.4g、  収率70% 融点 217−223℃ 参考例5.化合物No、 40の合成 P−ジメチルアミノベンズアルデヒド0.75g(5m
m。
l)を用いて化合物No、 20の9合成(参考例4)
と同様に行って合成した。
収量 2.6g、  収率78% 融点220−225  ℃ 参考例6.化合物No、41の合成 4−ジプロピルアミノ−2−フルオロベンズアルデヒド
1. l1g(5mmol)を用いて化合物No、 2
0の合成(参考例4)と同様に行って合成した。
収量 1.6g、  収率45% 融点 228−233℃ 参考例7−化合物No、 42の合成 4−ジプロピルアミノ−2−メチルベンズアルデヒドl
、 09g(5mmol)を用いて化合物No、 20
の合成(参考例4)と同様に行って合成した。
収量 1.3g、  収率37% 融点 208−216℃ 参考例81発色後の吸収スペクトル (1)試薬の調製 50000/A’のパーオキシダーゼ及び発色剤として
の化合物No、 1.20.41.42をそれぞれ各0
.5mmol/ 12ずつ、また比較例として公知発色
剤No、 1.4. (但し、No、 4のみ0.1%
トリトンX−100含有)をそれぞれ各0、025mm
ol/ lずツ50mmol/ II B15−Tri
s緩衝液(pH7,0)に溶解し、試薬液とした。
(2)測定方法 上記にて調製した化合物No、 1.20.41.42
の試薬液をそれぞれ各3ml、また比較例No、1.4
の試薬液をそれぞれ各3mlを別々に試験管に取り、こ
れに0.62mmol/ I!過酸化水素水溶液5o1
tiを加え、混合後37°Cで5分間加温し、発色させ
る。同時に、蒸留水(試薬盲検用)を用いて同様の操作
を行う。
発色後、試薬盲検を対照として吸収スペクトルを測定す
る。この測定結果を第1図に示す。
実施例1.遊離脂肪酸の定量 (1)試薬の調製 ■ MgCL 1mmol#!、ATP 1mmol/
47 、 CoA O,1mmol/I!、アシルCo
Aシンセターゼ400U/j’、パーオキシダーゼ10
000U/11トライトンX−1000,03%の濃度
になるように50mmol/ 47 PIPES−KO
H緩衝液(pH7,0)に溶解し、試薬lとした。
■ FAD 4 μmol#7、アシルCoAオキシダ
ーゼ5000U#’、トリトンX−100℃、03%、
発色剤として化合物No、 1.20.39.42をそ
れぞれ各0.8mmo l/ IIずツ50mmol/
 II PIPES−KOH緩衝液(pH7,0)に溶
解し、試薬2とした。
(2)測定操作 試験管に血清20μlを取り、これに上記試薬1を1.
3ml加え、混合後、37°Cで5分間加温し、その後
、上記化合物No、 1.20.39.42の試薬2を
それぞれ各1.3ml’を別々に加え、混合後37°C
で5分間加温し、発色させる。同時に蒸留水(試薬盲検
用)及び標準液を用いて同様の操作を行う。発色後、試
薬盲検を対照として波長600nmで吸光度を測定し、
予め作成した検量線(第2図に示す)より血清中の遊離
脂肪酸濃度を求める。この測定結果を従来法の値と併せ
て第3.4.5.6図に示す。
実施例2.尿酸の定量 (1)試薬の調製 ■KCI 50mmol/C)ライドンX−1000,
03%、発色剤として化合物No、 2.40.41を
それぞれ各0.5mmol#ずツ50mmol/ I!
 PIPES−KOH緩衝液(1)H7,O)に溶解し
、試薬lとした。
■KCI 50mmol/ l 、パーオキシダーゼ1
2500Ll/l、ウリカーゼ2500U/ l、トラ
イトンX−1000゜03%の濃度になるように50m
mol/ 47 P[PE5−KOH緩衝液(pH7,
0)に溶解し、試薬2とした。
(2)測定操作 試験管に血清20μlを取り、これに上記化合物No、
 2.40.41の試薬1をそれぞれ各2.0mlを別
々に加え、混合後37°Cで5分間加温し、その後上記
で調製した試薬2を0.5ml加え、混合後37°Cで
5分間加温し、発色させる。同時に蒸留水(試薬盲検用
)及び標準液を用いて同様の操作を行う。発色後、試薬
盲検を対照として波長600nmで吸光度を測定し、予
め作成した検量線(第7図に示す)より血清中の尿酸濃
度を求める。この測定結果を従来法の値と併せて第8.
9.10図に示す。
実施例3.HBs抗原の測定 (1)  試薬の調製 ■ 抗HBs抗体感作96穴平底プレートの調製PBS
で5μg/mlに調製し、た精製抗HBsマウスモノク
ロナール抗体を50μβずつ96穴平底マイクロプレー
ト(ヌンク社製)の各式に分注した。これを37°Cで
3時間放置後、PBSで洗浄し、0.5%(W/v)カ
ゼインを含む50mmol/ A’ トリス−塩酸緩衝
液(pH8,0) 300μlを加え、4°Cで1晩放
置し、抗HBs抗体感作96穴平底プレートを調製した
■ パーオキシダーゼ標識抗HBs抗体の調製パーオキ
シダーゼ5mgを1mlの0.3mol/ I!の炭酸
水素ナトリウムに溶解し、これに0.2艷の1%2.4
−ジニトロフルオロベンゼンを加えて1時間攪拌した後
、1mlの0.06mol/ I!過ヨウ素酸ナトリウ
ムを加え、30分攪拌、さらに1mlの0.16mol
/Rエチレングリコールを加えて1時間攪拌する。これ
を炭酸緩衝液(pH9,5)で−昼夜透析する。これを
炭酸緩衝液(pH9,5)に溶解した抗HBsモノクロ
ナール抗体(5mg/mj) 1rnlと混合し、室温
で3時間反応後、(PBS透析)セファクリルS−20
0でゲル濾過してパーオキシダーゼ標識抗HBs抗体を
得る。
■ 基質−発色液の調製 過酸化水素1.45mmol/ l、化合物No、10
.5mmol/lの濃度になるように0.1mol/ 
1リン酸緩衝液(1)H7,0)に溶解し、基質−発色
液とした。
(2)測定操作 抗HBs抗体感作96穴平底プレートに200ng/m
1400ng/m1.600ng/mj、 800ng
/m1.11000n/ ml、 1200ng/ml
の各濃度のHBs抗原含有試料50μlを取り、37°
Cで3時間加温し、PBSで洗浄した。次いで、パーオ
キシダーゼ標識抗HBs抗体50μlを加え、37°C
で2時間加温し、PBSで洗浄した。その後、基質−発
色液100μlを加え、37°Cで30分間加温し、発
色させる。同時に抗HBs抗体を感作してない96穴平
底プレートを用いて同様の操作を行う(盲検用)。発色
後、盲検を対照として波長600nmでマイクロプレー
トリーダー(コロナ電気社製MTP−32)を用いて吸
光度を測定した。この結果を第11図に示す。
〔発明の効果〕
上記の如く、本発明の式(I)で表される化合物は、い
ずれもその呈色時の極大吸収波長が600nm付近にあ
るため、汎用の自動分析機に特別適しており、pHによ
る影響が少な°く広範囲のpl域で高感度に測定が可能
になり、かつ水溶解性が極めて良好である等、微量の生
体成分の測定の発色剤として用いた場合、その効果は顕
著なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、参考例8における吸収スペクトルを表し、第
2図及び第3. 4. 5. 6.図は実施例1におけ
る検量線及び相関図を表し、第7図及び第8. 9.1
0図は、実施例2における検量線及び相関図を表し、第
11図は、実施例3における検量線を表すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Hは、水素を示し、R_1〜R_6は同一もし
    くは異なってよく、水素、置換フェニル基、整数1〜5
    のアルキル基又は置換アルキル基を示し、A〜Cは同一
    もしくは異なってよく、スルホン基、カルボキシル基、
    水酸基、ニトロ基、ハロゲン、整数1〜5のアルキル基
    又はアルコキシ基を示し、nは0、1、2、3又は4を
    示す。〕で表される化合物を発色剤として用いることを
    特徴とする体液中の微量成分の定量法。 2、式(I)で表される化合物を含有することを特徴と
    する体液中の微量成分の定量用組成物。
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JP2005110507A (ja) * 2003-10-02 2005-04-28 Arkray Inc 試薬の安定化方法
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