JPH03203994A - 潤滑用油の製造方法 - Google Patents
潤滑用油の製造方法Info
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- JPH03203994A JPH03203994A JP34482489A JP34482489A JPH03203994A JP H03203994 A JPH03203994 A JP H03203994A JP 34482489 A JP34482489 A JP 34482489A JP 34482489 A JP34482489 A JP 34482489A JP H03203994 A JPH03203994 A JP H03203994A
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Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、潤滑用油の製造方法に関する。
特公昭５８−２７．８３８号公報には、ベンジルビフェ
ニルの水素化物が動力伝達装置用潤滑油として優れてい
ることが記載されている。また、特開昭５８１２２、９
９５号公報には、ベンジルビフェニルの水素化物が潤滑
材組成物の基油として優れていることが記載されている
。これらの公報には、ベンジルビフェニルの水素化物の
製造方法も記載されているが、より重質な成分であるジ
ベンジルビフェニルの潤滑油として有用であることを教
える記載はない。
ニルの水素化物が動力伝達装置用潤滑油として優れてい
ることが記載されている。また、特開昭５８１２２、９
９５号公報には、ベンジルビフェニルの水素化物が潤滑
材組成物の基油として優れていることが記載されている
。これらの公報には、ベンジルビフェニルの水素化物の
製造方法も記載されているが、より重質な成分であるジ
ベンジルビフェニルの潤滑油として有用であることを教
える記載はない。
本発明は、新規な潤滑用油の製造方法を提供することを
目的とする。
目的とする。
本発明は、ビフェニルとペンジルハライトヲ反応させて
得られる反応生成物であってベンジルビフェニルより重
質の留分を主体とする反応生成物を、水素化することを
特徴とする潤滑用油の製造方法、及び、ジベンジルビフ
ェニル、トリベンジルビフェニル、フェニルベンジルビ
フェニル及びベンジルフェニルベンジルビフェニルから
なる群れから選ばれた少なくとも１種のベンジル化物又
はこれらを７０重量％以上含有する留分を水素化するこ
とを特徴とする潤滑用油の製造方法である。
得られる反応生成物であってベンジルビフェニルより重
質の留分を主体とする反応生成物を、水素化することを
特徴とする潤滑用油の製造方法、及び、ジベンジルビフ
ェニル、トリベンジルビフェニル、フェニルベンジルビ
フェニル及びベンジルフェニルベンジルビフェニルから
なる群れから選ばれた少なくとも１種のベンジル化物又
はこれらを７０重量％以上含有する留分を水素化するこ
とを特徴とする潤滑用油の製造方法である。
ビフェニルとベンジルクロライド等のベンジルハライド
との反応は、前記公報に記載されたような方法で行うこ
とができるが、好ましくはベンジルハライド１重量部に
対してビフェニル１〜４重量部、ニトロベンゼン０〜０
．５重量部、塩化アルミニウム０．Ｏ１〜０．１５重量
部を８０’Ｃ前後で２〜ＩＯ時間程度反応させる方法で
ある。
との反応は、前記公報に記載されたような方法で行うこ
とができるが、好ましくはベンジルハライド１重量部に
対してビフェニル１〜４重量部、ニトロベンゼン０〜０
．５重量部、塩化アルミニウム０．Ｏ１〜０．１５重量
部を８０’Ｃ前後で２〜ＩＯ時間程度反応させる方法で
ある。
この反応生成物から触媒等を除去した後、ベンジルビフ
ェニル以下の軽質な留分を蒸留等により分離して、ジベ
ンジルビフェニル以上の留分を取り出す。この留分は、
ベンジルビフェニル以下の軽質な留分を分離した残りの
留分てあっても、ジベンジルビフェニル、トリベンジル
ビフェニル、フェニルベンジルビフェニル及びベンジル
フェニルベンジルビフェニル等に分けた留分てあっても
、これらを７０重量％以上含有するようにした留分てあ
っても差し支えないが、好ましくはベンジルビフェニル
以下の軽質な留分を分離した残りの留分である。
ェニル以下の軽質な留分を蒸留等により分離して、ジベ
ンジルビフェニル以上の留分を取り出す。この留分は、
ベンジルビフェニル以下の軽質な留分を分離した残りの
留分てあっても、ジベンジルビフェニル、トリベンジル
ビフェニル、フェニルベンジルビフェニル及びベンジル
フェニルベンジルビフェニル等に分けた留分てあっても
、これらを７０重量％以上含有するようにした留分てあ
っても差し支えないが、好ましくはベンジルビフェニル
以下の軽質な留分を分離した残りの留分である。
次ぎに、このような留分等を水素化して、ナフテン系炭
化水素油とする。水素化も前記公報に記載された方法等
の公知の方法で行うことができる。
化水素油とする。水素化も前記公報に記載された方法等
の公知の方法で行うことができる。
好ましくは、ニッケル触媒を用いて、２２０℃前後の温
度、５０ ｋｇ／ｃＩＩｒ−Ｇ前後の水素圧で水素化す
る方法である。水素化の程度は９０％以上、好ましくは
９８％以上とすることがよい。
度、５０ ｋｇ／ｃＩＩｒ−Ｇ前後の水素圧で水素化す
る方法である。水素化の程度は９０％以上、好ましくは
９８％以上とすることがよい。
得られた水素化反応生成物は、必要により触媒あるいは
低沸点生成物等の不純物を除去して潤滑用油とする。例
えば、蒸留により軽質物を除去し、白土等を用いる吸着
処理により着色成分を除去するなどして潤滑用油とする
。そして、必要により添加剤や他の潤滑用油を加えて潤
滑油とする。特に、ポリα−オレフィン系潤滑用油と混
合して用いると、流動点や粘度指数が改善された潤滑油
となる。この場合の配合割合は、本発明の潤滑用油２５
〜７５重量部に対しポリα−オレフィン系潤滑用油７５
〜２５重量部の範囲が好ましい。
低沸点生成物等の不純物を除去して潤滑用油とする。例
えば、蒸留により軽質物を除去し、白土等を用いる吸着
処理により着色成分を除去するなどして潤滑用油とする
。そして、必要により添加剤や他の潤滑用油を加えて潤
滑油とする。特に、ポリα−オレフィン系潤滑用油と混
合して用いると、流動点や粘度指数が改善された潤滑油
となる。この場合の配合割合は、本発明の潤滑用油２５
〜７５重量部に対しポリα−オレフィン系潤滑用油７５
〜２５重量部の範囲が好ましい。
本発明の潤滑用油は、潤滑油基油等として有用であり、
例えば、ギヤ油基油、グリース基油、ギヤカップリング
用潤滑油、ゴム用潤滑油、高粘度トラクション油、チェ
ノカップリング材用潤滑油等として優れた性能を有する
。
例えば、ギヤ油基油、グリース基油、ギヤカップリング
用潤滑油、ゴム用潤滑油、高粘度トラクション油、チェ
ノカップリング材用潤滑油等として優れた性能を有する
。
以下、実施例に基づいて、本発明を具体的に説明する。
実施例１
ビフェニルとベンジルクロライドとを反応させて得られ
た反応生成物に、水を加えて塩化アルミニウムを分解し
、油水分離をした。これを蒸留して未反応物のビフェニ
ル留分、ベンジルビフェニル留分を留出させた。ビフェ
ニル留分、ベンジルビフェニル留分及び残留分の重量割
合は４８．２１及び２２の割合であった。
た反応生成物に、水を加えて塩化アルミニウムを分解し
、油水分離をした。これを蒸留して未反応物のビフェニ
ル留分、ベンジルビフェニル留分を留出させた。ビフェ
ニル留分、ベンジルビフェニル留分及び残留分の重量割
合は４８．２１及び２２の割合であった。
この残留分の組成はベンジルビフェニル１５゜０％、ジ
ベンジルビフェニル４７．９％、フェニルベンジルビフ
ェニル１５．５％、トリベンジルビフェニル１０．１％
及びベンジルフェニルベンジルビフェニル１１．５％で
あり、これを安定化ニッケル触媒を用いて２２０’Ｃ１
５０ｋｇ／ｃｒｌ−Ｇ前後の水素圧で水素化した。水素
化率９９％であった。
ベンジルビフェニル４７．９％、フェニルベンジルビフ
ェニル１５．５％、トリベンジルビフェニル１０．１％
及びベンジルフェニルベンジルビフェニル１１．５％で
あり、これを安定化ニッケル触媒を用いて２２０’Ｃ１
５０ｋｇ／ｃｒｌ−Ｇ前後の水素圧で水素化した。水素
化率９９％であった。
得られた水素化油の物性は第１表のとおりであり、高粘
度ナフテン油である、ＥＨＬ領域における潤滑特性が優
れる等の特性があることが分かる。
度ナフテン油である、ＥＨＬ領域における潤滑特性が優
れる等の特性があることが分かる。
第 １ 表
次に、この水素化油にポリα−オレフィン潤滑用油（Ｐ
ＡＯ）を混合して潤滑油としての特性を調べた。結果を
第２表に示す。
ＡＯ）を混合して潤滑油としての特性を調べた。結果を
第２表に示す。
更に、この水素化油６０部（重量）にポリα−オレフィ
ン油７．１４部、極圧添加剤２．３０部、酸化防止剤０
．５０部、金属不活性剤０．０３部、可溶化剤１０．０
部及びケロシンで３倍に希釈した消泡剤０．０３部を混
合してギア油を調製し、その性能を調べた。結果を第３
表に示す。
ン油７．１４部、極圧添加剤２．３０部、酸化防止剤０
．５０部、金属不活性剤０．０３部、可溶化剤１０．０
部及びケロシンで３倍に希釈した消泡剤０．０３部を混
合してギア油を調製し、その性能を調べた。結果を第３
表に示す。
第
表
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、多様な用途に用いられる潤滑油
を製造することができる。
を製造することができる。
Claims (2)
- （１）ビフェニルとベンジルハライドを反応させて得ら
れる反応生成物であってベンジルビフェニルより重質の
留分を主体とする反応生成物を、水素化することを特徴
とする潤滑用油の製造方法。 - （２）ジベンジルビフェニル、トリベンジルビフェニル
、フェニルベンジルビェニル及びベンジルフェニルベン
ジルビフェニルからなる群れから選ばれた少なくとも１
種のベンジル化物又はこれらを７０重量％以上含有する
留分を水素化することを特徴とする潤滑用油の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34482489A JPH03203994A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 潤滑用油の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34482489A JPH03203994A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 潤滑用油の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03203994A true JPH03203994A (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=18372257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34482489A Pending JPH03203994A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 潤滑用油の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03203994A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002441A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 軸流送風機 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP34482489A patent/JPH03203994A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002441A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 軸流送風機 |
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