JPH03203251A - 電子部品のリード線曲がり検出装置 - Google Patents

電子部品のリード線曲がり検出装置

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JPH03203251A
JPH03203251A JP34461089A JP34461089A JPH03203251A JP H03203251 A JPH03203251 A JP H03203251A JP 34461089 A JP34461089 A JP 34461089A JP 34461089 A JP34461089 A JP 34461089A JP H03203251 A JPH03203251 A JP H03203251A
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JP
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electronic component
light
image
lead wire
lead wires
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Application number
JP34461089A
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English (en)
Inventor
Kouichi Asai
鎬一 浅井
Tosuke Kawada
東輔 河田
Yuji Katsumi
裕司 勝見
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Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多数のリード線が本体から突出して成る電子部
品のリード線の曲がりを検出する装置に関するものであ
り、特に、リード線の先端部が位置すべき一平面に直角
な方向のリード線の曲がりの検出に関するものである。
従来の技術 電子部品には、本体に多数のリード線が取り付けられた
ものがある。フラットパッケージ型電子部品、プラスチ
ックリードチップキャリヤ等と称される電子部品はその
一種であり、この種の電子部品はリード線の先端部にお
いてプリント基板等の装着対象物のプリント配線に半田
付けされる。
そのため多数のリード線の各先端部は本来−平面上に位
置するようにされ、全部のリード線がもれなくプリント
配線に半田付けされるようになっている。この場合、リ
ード線の先端部を本体にほぼ平行に曲げ、半田付は面積
を大きく取って確実に導通が得られるようにされるのが
普通であり、装着時には電子部品は保持手段により保持
され、リード線の先端部が装着対象物上のプリント配線
に直接接触する状態で、あるいは半田等を介して間接的
に接触する状態で固定される。
このような電子部品を装着対象物に装着する際、リード
線に曲がりがあればプリント配線に適宜に半田付けされ
ず、不良品が生ずる。そのため特開昭62−76529
号公報に記載の電子部品実装装置においては、リード線
がそれの先端部が本来位置すべき一平面に直角な方向に
曲がっているか否かが検出されるようになっている。こ
の曲がり(この曲がりを、平行方向の曲がり、すなわち
」二記−平面に平行な方向の曲がりと区別するために直
角方向の曲がりと称することどする。)の検出は、リー
ド線の先端部を半透明板に密着さ・已、その状態で電子
部品側から半透明板に向かって光を照射し、半透明板に
生ずるリード線の影を半透明板の裏側から撮像して得ら
れた情報ど、リート線に曲がりのない正常な電子部品に
対応した基準情報とを比較することにより行われる。リ
ード線の先端部が半透明板に密着していれば半透明板に
明瞭な影が生ずるのに対して、密着していなければ影が
不明瞭になり、あるいは小さくなるため、基準情報との
間に不一致が生じ、直角方向の曲がりを検出することが
できるのである。
このようにリード線の直角方向の曲がりを検出すれば、
その検出結果に基づいて不良な電子部品の装着をやめた
り、リード線を矯正してから使用することによって、半
田付は不良に起因する不良電子回路の発生を低減させる
ことができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このようにしてリード線の直角方向の曲がりを
検出する場合には、電子部品のリード線をいちいち半透
明板に密着、離間させることが必要であり、検出に時間
がかかることを避は得す、電子部品装着時に検出する場
合には装着時間が長くなる問題が生ずる。また、曲がり
の検出精度を高める上でも限界がある。
第一発明は、リード線の直角方向の曲がりを4辺のうち
1辺あるいは互に平行な2辺のリード線の先端部毎に像
を撮影するとともに、リード線に接触することなく直角
方向の曲がりを検出することができるリード線間がり検
出装置を提供することを課題として為されたものである
第二発明は、4辺のリード線の像を1回の撮像動作によ
り撮影するとともに、リード線に接触することなく直角
方向の曲がりを検出することができるリード線間がり検
出装置を提供することを課題として為されたものである
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、第一発明のリード線間が
り検出装置は、(a)各々の先端部が一平面上に位置す
べき多数のリード線が本体から突出して成る電子部品の
リード線に光を照射する光源と、(b)リード線に対し
て光源とは反対側に設けられ、リード線間を透過した光
により形成されるリート線の先端部の像を撮影するとと
もに、その撮像方向がリード線の並ぶ方向に対して傾斜
させられた撮像装置と、(C)その撮像装置により撮影
された多数のリード線の先端部の像に基づいてリート綿
の曲がりを検出する曲がり検出手段とを含むことを特徴
とする。
第二発明のリード線間がり検出装置は、(a)各々の先
端部が一平面上に位置すべき多数のリード線が四角形の
本体の4辺からそれぞれ突出して成る電子部品のリード
線に光を照射する光源と、(b)その光源が照射する光
により形成される電子部品全体の像を1回の撮像動作に
より撮像するとともに、その撮像方向が電子部品の本体
の4辺のすべてに対して傾斜させられた撮像装置と、(
C)その撮像装置により撮影された多数のリード線の先
端部の像に基づいてリード線の曲がりを検出する曲がり
検出手段とを含むことを特徴とする。
なお、1回の撮像動作とは、全部のリード線の先端部の
像を撮影する間に撮像動作以外の動作が行われないこと
を意味し、全部のリード線の先端部の像が同時に撮像さ
れる場合のみならず、時間的なずれを伴って順次撮像さ
れる場合も包含される。
また、第二発明においてリード線の先端部の像は、光源
と撮像装置とをリード線を挾んで互に反対側に設け、リ
ード線間を透過した光により形成されるようにしてもよ
(、あるいは光源および撮像装置をリード線に対して同
じ側に設け、反射光により形成されるようにしてもよい
作用 第一発明の曲がり検出装置においてリード線の先端部の
像の撮影は、4辺のうちの1辺あるいは互に平行な2辺
毎に行われ、4辺全部にリード線が取り付けられている
場合には、全部のリード線の像が得られるまで繰り返し
撮像動作が行われるのであって、撮像動作と撮像動作と
の間に、例えば電子部品を回転させる動作や撮像装置の
手前側の位置へ復帰動作等、撮像動作以外の動作が行わ
れて次の撮像が行われる。この検出装置においては、撮
像装置の撮像方向がリード線の並ぶ方Ii旧こ対して傾
斜させられているため、リード線に直角方向の曲がりが
生じた場合には曲がりがない場合とは異なる位置に像が
形成され、その像から得られるリード線の先端部の位置
データに基づいて直角方向の曲がりが生じているか否か
を判定することができる。
第二発明の曲がり検出装置においては、撮像装置の撮像
方向が電子部品の本体の4辺のすべてに対して傾斜させ
られているため、1回の撮像動作により4辺からそれぞ
れ突出させられた全部のリード線の位置データを得るこ
とができ、リード線に直角方向の曲がりがあれば、曲が
りがない場合とは異なる位置に像が形成される。
発明の効果 第一発明におけるように、リード線に光を照射し、リー
ド線間を透過した光により形成される像を撮影し、その
像に基づいて曲がりを検出するようにすれば、直角方向
の曲がりを非接触で検出することができ、曲がり検出時
にリード線をいちいち半透明板等に密着させる必要がな
く、検出時間電子部品装着時間を短縮することができる
。特に、電子部品と撮像装置とを相対移動させて曲がり
を検出する場合、電子部品がプリント基板に装着される
ために搬送される実装装置においてはその移動を利用し
て曲がりを検出すれば、専用の移動装置を設ける必要が
なく、安価に、しかも能率良く検出を行うことができる
。また、半透明板に密着させて直角方向の曲がりを検出
する場合に比較して検出精度を高めることが容易である
また、第二発明においてもリード線に光を照射し、リー
ド線間を透過する光あるいはリード線の先端部からの反
射光により形成される像を撮影して曲がりを検出するよ
うにされているため、非接触で検出することができる上
、4辺のリード線の先端部の全部の位置データを1回の
撮像動作で得ることができ、撮像動作中に他の動作が行
われないため、検出時間を大幅に短縮することができる
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、電子部品をプリント基板に装着するために保
持する電子部品保持装置を示す図である。
図において8はフレームであり、このフレーム8には水
平面内において互に直交するX方向とX方向どに移動さ
せられるx−yテーブル1oが取り付けられている。こ
のテーブル10ばサーホモータ等により駆動され、水平
面内の任意の位置に高精度に位置決めされるようになっ
ている。また、テーブル10には、図示しない駆動装置
により鉛直方向に移動させられるリニアスラ・イド12
が設けられており、このリニアスライド12にホルダ1
4が固定されている。ホルダ14ば、その下端部から水
平方向に延び出すアーム部16を備えており、そのアー
ム部16に筒部材18がスリーブ0 20を介して鉛直軸線まわりに回転可能に支持されてい
る。
筒部材18は段付状を戒し、その小径部26においてス
リーブ20に軸方向に移動可能に嵌合されるとともに、
大径部28に設けられた係合孔30においてスリーブ2
0の上端部に設けられた保合突起32に係合させられて
おり、スリーブ20に対する回転を阻止されている。ま
た、筒部材18には、その中心部を軸方向に貫通して空
気通路34が形成されるとともに、上端部にはナツト3
6が固定されている。ナツト36にはゴム製のバキュー
ムホース38の接続金具40が螺合され、それによって
筒部材18が図示しないバキューム源に接続されている
。なお、スリーブ20と筒部材18のスリーブ20から
の突出端部との間には圧縮コイルスプリング46が配設
されており、それにより筒部材18の大径部28がスリ
ーブ20の上面に当接させられている。
また、上記スリーブ20のアーム部16から突出した上
部には大径のギヤ50が一体に設けられるとともに、ア
ーム部16に回転可能に支持された小径のギヤ52に噛
み合わされている。この小径ギヤ52には中径ギヤ54
が固定されており、中径ギヤ54は駆動ギヤ58に噛み
合わされている。駆動ギヤ58は、ブラケット59によ
り前記リニアスライド12に取り付けられたサーボモー
タ60によって回転させられる。それにより中径ギヤ5
4.小径ギヤ52を介して大径ギヤ50が回転させられ
、スリーブ20と共に筒部材18が回転させられる。
さらに、上記筒部利18のスリーブ20から突出した下
端部には外向きのフランジ部64が設けられ、発光板6
6がねし68によって固定されている。発光板66は、
板状を威し、フランジ部64に固定される本体70と、
その本体70の下面に螢光塗料が塗布されて成る発光層
72とを備えている。この発光板66には、それを厚さ
方向に貫通し、筒部材18に形成された空気通路34と
同心の空気通路74が形成されている。空気通路74の
一端は発光層72の表面の中央部に開[1し、1 2 他端は空気通路34を介してバキューム源に接続されて
いる。この空気通路74の発光層72の表面に開口する
側には耐摩耗性に優れた金属製の吸着管76が圧入され
ている。吸着管76は電子部品78より細く、その表面
には本体70の下面と共に螢光塗料が塗布されて発光層
80が形成されている。この吸着管76は、バキューム
源に設けられた電磁方向切換弁の切換えに伴って電子部
品78を吸着したり、解放したりする。
電子部品78は、第2図および第3図に示すように、四
角形の本体81と、その本体81の4つの辺(側面)に
それぞれ複数本ずつ等間隔に取り付けられたリード線8
2とから威る。リード綿82は、本体81の板面に平行
に延び出させられた後、その板面に直角に曲げられ、さ
らに本体81から離れる向きに曲げられて本体81に平
行な先端部83を有している。各先端部83が一平面内
に位置するようにされており、この先端部83において
プリント基板のプリント回路に半田付けされる。本実施
例において電子部品78は本体81が吸着具76に水平
に保持されて水平に支持されたプリント基板に装着され
るのであって、多数のリード線82の先端部83が位置
ずべき一平面は水平面であり、この−平面に直角な方向
は垂直方向である。
また、前記フレーム8には、撮像装置84が取り付けら
れている。この撮像装置84はレンズ86およびカメラ
88を備えており、カメラ88はその撮像方向が曲がり
検出位置に位置決めされた電子部品78の本体81の4
辺のすべてに対してイ頃斜した状態となるように(頃け
られている。曲がり検出位置とは、リード線先端部が並
ぶ平面と吸着管76の中心線との交点がレンズ88の光
軸上に位置する位置である。本実施例においてば、撮像
装置84が本体81の互に平行な2組の辺に対していず
れも15.5度傾斜させられている。撮像装置84のレ
ンズ86の周囲には、リングランプ90が設けられ、図
示しないブラケットを介してフレーム8に取り付けられ
ている。リングランプ90は紫外線を放射するものであ
り、その発光板3 4 66に対向する側には紫外線の透過のみを許容する環状
の第一フィルタ92が設けられ、上記ブラケットに支持
されている。したがって、発光板66には紫外線のみが
照射され、螢光塗料の塗布により形成された発光層72
.80はその紫外線を吸収するとともに可視光を放射す
る。発光板66に放射される光の波長と、発光板66が
放射する光の波長とが互に異なる波長となるようにされ
ているのであり、発光板66が光源を構成しているので
ある。さらに、撮像装置84にはレンズ86に近接し、
電子部品78と対向する位置に第二フィルタ94が第一
フィルタ92を支持するブラケットに支持されて設けら
れている。この第二フィルタ94は、紫外線を吸収する
一方、可視光の透過を許容するものであり、撮像装置8
4には発光層72.80が放射する可視光のみが入光し
、電子部品78のリード線82の間を透過した光により
形成される像が撮影されることとなる。
以上のように構成された電子部品保持装置は、部品供給
装置から電子部品78を受は取ってプリント基板に装着
するものである。曲がり検出位置は部品の受取位置と装
着位置との間に設定されており、この位置で電子部品7
8の本体81の保持位置誤差どリード線82の曲がりと
が検出されて、保持位置の誤差が修正された上で電子部
品78がプリント基板に装着され、リード線82の曲が
りが装着に適さない程大きい電子部品78は廃棄される
。なお、保持位置誤差としては、本体81の中心線と吸
着管76の中心線との電子部品保持装置において設定さ
れるX軸、y軸方向の位置誤差ΔX、Δyおよび本体8
1の中心まわりの角度誤差Δθが検出される。
電子部品78の受取り時には、吸着管76が部品供給装
置中の受は取るべき電子部品78上に位置決めされた状
態においてリニアスライド12が下降させられ、吸着管
76が電子部品78の上面に当接させられる。当接後も
僅かに下降さセられるのであるが、吸着管76が圧縮コ
イルスプリング46を圧縮してスリーブ20に対して移
動することにより、電子部品78.吸着管76の破損が
5 6 回避される。この状態において吸着管76がバキューム
源に連通させられ、電子部品78を吸着する。
その後、リニアスライド12が上昇させられ、x−yテ
ーブル10が移動させられて吸着管76が曲がり検出位
置に位置決めされる。そして、リングランプ90から放
射される光のうち紫外線のみが第一フィルタ92を通り
、発光板66に向かって放射される。それにより発光層
72.80が紫外線を吸収するとともに可視光を電子部
品78に向かって放射し、この可視光がレンズ86に入
って撮像装置84の固体撮像素子98(第5図参照)に
電子部品78の投影像が結ばれる。撮像装置84はこの
投影像を二値化信号に変換し、図示しない制御装置に出
力する。制御装置はその二値化信号と制御装置自身のメ
モリに予め記憶させられている電子部品78の正規の像
、すなわちリード線82に曲がりのない正規の電子部品
78が正規の位置に保持された場合の像の二値化信号と
比較し、保持位置誤差ならびにリード線82の曲がりを
検出する。
撮像装置84により撮像された電子部品78の像100
の一例を第4図に示す。この像100に保持位置誤差が
あり、吸着管78の中心線まわりの角度誤差Δθ、X軸
方向のずれΔXおよびyltIIi1方向のずれΔyが
あれば、固体撮像素子98にはずれがない場合と異なる
位置に像が形成されることとなり、その位置のずれに基
づいてΔθ、ΔXおよびΔyが検出される。
この検出は次のようにして行われる。まず、電子部品の
像100について各辺のリード線82の先端に接する4
木の直線I、jが求められる。この直線の求め方には種
々のものがあるが、その−例を第4図の下辺について説
明する。
なお、第4図においては吸着管76の中心線−Lに原点
0を有するxy座標面が想定されており、像100の中
心○′はX軸方向およびy軸方向にそれぞれΔXおよび
Δyだけずれており、かつ、Δθの角度誤差が存するも
のとする。また、直線り、は下辺に取り付けられている
すべてのり−ト7 8 線82に同時に接するものであることが望ましいが、リ
ード線82には微小な長さの誤差が存するのが普通であ
るため、そのようなことは期待できない。したがって、
y軸から正負両方向に一定距離S (この距離は下辺の
リード線82の列の長さの2分の1よりやや短い値に設
定される。)だけ離れた位置においてそれぞれy軸に平
行に伸びる2木の一定幅Wの帯状領域(この帯状領域の
幅は3〜5本程度のリード線がその領域内に存在するこ
とが保証される幅に選定される。)内において、直線り
、がそれぞれ2本以上(1木のみが特別に長いことによ
って誤差が発生することを回避するため)のリード線8
2に接し、かつ、その状態から直線L1が予め定められ
た一定微小距離Δdだけ下方へ移動させられたき、いず
れの帯状領域においてもリード線82に接しなくなると
き、直線L1は下辺のすべてのリード線82に接するも
のとみなすこととする。
まず、電子部品78に保持位置誤差がない場合に下辺の
リード線82のすべてに接する直線に平行であり、かつ
、すべてのリード線82から下方へ外れていることが保
証される直線L2が想定され、この直線L2がy軸に平
行に上方へ平行移動させられる。第4図の例においては
電子部品78が反時計方向の角度誤差Δθが存する状態
で保持されているため、上記上方への平行移動によって
直線L2がまず左側の帯状領域において2本以上(本来
は2木のリード線82に接する状態となる位置が探され
るのであるが、同時に複数本のりド線82と接する場合
もある。)のり−ト綿82に接する状態となっても、右
側の帯状領域においてはリード線82に接しない。そこ
で、この状態から直線L2が上方へ一定微小距離Δdだ
け平行移動させられ、それにより右側の帯状領域におい
て直線L2がリート線82に接するか否かが調べられる
。接しない場合には、直線L2がy I+bとの交点を
中心として予め定められた微小角度Δβだけ反時計方向
へ回動させられる。その結果、直線L2は左側の帯状領
域においてもリート綿82には接しない状態に復し、そ
の位置から更に上方へ、9 0 左側の帯状領域において再び2本以上のリード線82に
接する状態となるまで平行移動させられる。
その位置から直線L2が更に一定微小距離Δdだけ上方
へ移動させられ、右側の帯状領域において2本以上のリ
ード線82に接する状態となるか否かカリ周べられる。
そして、まだ接しなければ直線L2の一定微小角度Δβ
の回動と一定微小距離Δdの平行移動とが繰り返される
。その結果、直線L2が左側の帯状領域において2本以
上のリード線に接する状態となってから一定微小距離Δ
dだけ上方へ平行移動させられれば、右側の帯状領域に
おいても2本以上のリード線82に接する状態となる。
このときの直線L2が下辺のすべてのリード線82に接
するとみなし得る直線L1である。
第4図における左右両辺および上辺についても同様のこ
とが行われ、残る3本の直線り、が求められるようにし
てもよいが、例えば、左辺については直線L1が求めら
れ、右辺および上辺についてはそれぞれ下辺および左辺
の直線り、の位置と電子部品78の像lOOに予定され
ている形状寸法とから直線り、が計算で求められるよう
にすることもできる。
いずれにしても4木の直線L 、が求められたならば、
それら直線から予め定められている一定距w&uずつ内
側に位置する4本の直wAL、が求められる。そして、
これら直線L3上における各リード線82の先端部83
の像の幅方向における中点の座標の平均値として、各辺
の中点A、B、CDの座標が求められ、互に対向する辺
同士の中点AとCおよびBとDを結ぶ2本の直線の交点
として電子部品78の中心点○′が求められる。この中
心点○′のX座標およびX座標が電子部品のy軸および
y軸方向のずれΔXおよびΔyである。
また、互に対向する2辺の中点を結ぶ直線が、電子部品
78に保持位置誤差がない場合にその直線が占めるべき
位置を表す直線L4に対して威す角度が角度誤差Δθで
ある。
なお、以上の説明においては各辺のリード線82の先端
部83の幅方向の中央の位置の単純な算術平均が各辺の
中点A、B、C,Dの座標値を表1 2 すものとしたが、厳密にはそうではない。撮像装置84
の撮像方向が電子部品78に対して傾斜させられている
ため、電子部品78の撮像装置84に近い部分の長さが
撮像装置84から遠い部分の長さより長く撮像されるか
らである。このことは第5図から明らかである。撮像装
置84のレンズ86の光軸が垂直線に対して角度αだけ
傾いている場合に電子部品78のリード線82の先端部
83が位置すべき水平面と、光軸との交点Pからそれぞ
れ左右に距離aだけ隔たった点E、Fは、あたかも点G
、Hにあるかのように撮像されるはずであるが、第5図
から明らかなように、光軸から点Gまでの距離す、と点
Hまでの距離b2とは等しくなく、距離b2の方が距離
b1より大きいのである。このことはリード線82の配
列ピッチがすべての等しい場合でも撮像装置84に近い
リード線間のピッチは遠いリード線82間のピッチより
大きく撮像されることを意味し、したがって、各辺のリ
ード線82の先端部83の位置の単純算術平均として中
点A、B、C,Dの位置を求めれば、これらの位置は実
際よりそれぞれ撮像装置84に近い側に微小量ずつずれ
た点として求められることとなる。そのため厳密にはこ
のずれ分だけ修正することが必要であるが、実際には電
子部品78の大きさは交点Pからレンズ86までの距離
に比較して十分小さいため、上記リード線82間のピッ
チの差は実用上無視して差支えないほど小さく、中点A
、B、C,Dの座標値を単純な算術平均で求めて差支え
ない場合が多い。
第4図の像100からリード線82の水平方向よび垂直
方向の曲がりも検出される。すなわち、撮像装置84に
よって実際に得られた像100の保持位置誤差ΔX、Δ
yおよびΔθを除いた状態の像を正規の像(リード線8
2に水平方向の曲がりも垂直方向の曲がりもない場合の
電子部品78の像)に重ね合わせ、各リード線82につ
いて実際の像が正規の像からずれているか否かを調べる
ことによって曲がりの検出が行われるのである。
第4図中Vで示すリート線82が曲がりが生したリード
線である。ただし、像100はリード線83 4 2の水平方向の曲がりと垂直方向の曲がりとの両方を表
すものであるため、水平方向に曲がっているか垂直方向
に曲がっているかを判定することはできず、リード線が
水平方向にも垂直方向にも曲がっていない場合に、その
電子部品78は使用可能なものであると判定できるのみ
である。
なお、リード線82が水平方向と垂直方向との両方向に
曲がっており、かつ、それらの曲がりによる先端部83
の像の正規の位置からのずれが互にちょうど打ち消し合
う場合、すなわち、リード1182がちょうど撮像装置
84の撮像方向に曲がっている場合には、リード線82
に曲がりが存在するにもかかわらず、曲がりがないと判
定される。
そして、その曲がり量が大きければ使用不能な電子部品
78がプリント基板に装着され、不良品が発生すること
となるが、そのような可能性はそれ程高くないため、不
良品の発生率が実用上問題となるほど高くなることはな
い。
しかしながら、極く低い率で不良品が発生することも許
されない場合や、リード線82の水平方向の曲がりと垂
直方向の曲がりとを別々に検出する必要がある場合には
、撮像方向が傾斜した撮像装置84に加えて撮像方向が
垂直である撮像装置を設け、この撮像装置によって得ら
れる像に基づいて電子部品78の保持位置誤差ΔX、Δ
y、Δθおよびリード線82の水平方向の曲がりが検出
され、かつ、撮像方向が傾斜した撮像装置84で得られ
る像と撮像方向が垂直である撮像装置によって得られる
像とにおけるリード線82の先端部83の像のずれから
垂直方向の曲がりが検出されるようにすることが必要と
なる。
なお、リード線82が垂直方向に曲がっている場合には
、撮像装置84から遠いリード線82の先端部83の像
のずれが、近いリード線82の先端部83の像のずれよ
り大きくなる。このことは第6図から明らかである。レ
ンズ86の光軸とリード線82の先端部83が位置すべ
き平面との交点Pから開路′Mcだけ離れた点1.Jに
先端部83が位置する場合には、それぞれあたかも点K
Mに位置するかのように撮像されるは3″であるが、5 6 リード線82の垂直方向の曲がりによって先端部83が
距離dだけ上方の点N、Qに位置する場合には、それぞ
れ点Pから距離el+e2離れた点R,Sに位置するか
のように撮像されるため、撮像装置84から遠いリード
線82はと垂直方向の曲がりが大きいように検出される
のである。したがって、リード線82が使用に耐えない
ほど垂直方向に曲がっているか否かを判定するための基
準値は、この事実を考慮して、撮像装置84から遠いリ
ード線82に対するものほど大きく設定することが必要
である。
また、第5図を参照して先に説明した事実から明らかな
ように、撮像装置84に近いリード線82の曲がりほど
大きいかのよ・うに検出されるため、リード線82の水
平方向の曲がりが過大であるか否かを判定するための基
準値は、厳密には、撮像装置84に近いリード線82に
対するものほど大きく設定することが必要である。
以上のようにして本体81の保持位置誤差およびリード
線82の曲がりの検出が行われた後、リード線82に使
用に耐えないほどの曲がりはないと判定された電子部品
78は装着位置に移動させられるのであるが、この際、
上記χ軸、y軸方向のずれΔXおよびΔyが解消される
ように移動させられ、また、その移動の間にザーボモー
タ60が駆動され、吸着管76が回転させられて上記角
度誤差Δθを解消するのに必要な角度だけ回転させられ
る。したがって、吸着管76がプリント基板の上方に停
止させられた状態では、プリンl−1板と電子部品78
とは装着に適した相対位置となっているのであり、リニ
アスライド12が下降させられ、吸着管76に保持され
た電子部品78がプリント基板の所定の位置に押し付け
られ、接着等によって固定される。その状態で電磁方向
切換弁の切換えにより吸着管76が大気に連通さ巴られ
ることによって、電子部品78が解放され、その後、吸
着管76が上昇すれば電子部品78のプリント基板に対
する装着が完了する。
なお、撮像方向の傾斜角度が大きいほどリード線82に
垂直方向の曲がりがある場合の先端部87 8 3のピッチのずれが大きくなり、曲がりを正確に捉える
ことができるが、上記実施例におけるように先端部83
の像をカメラ88で撮影する場合には、傾斜角度が大き
過ぎれば撮像装置に近い先端部83と遠い先端部83と
の撮像装置からの距離の差が大きくなり、像が不鮮明に
なる。したがって、この傾斜角度は撮像装置の性能や電
子部品78の大きさによっても異なるが、10度〜45
度とすることが望ましく、15度〜35度とすることが
特に望ましい。
また、上記実施例において電子部品78の角度誤差Δθ
、X軸およびy軸方向の位置ずれΔX。
Δyならびにリード線82の曲がりは、電子部品78が
その移動を停止させられた状態で撮像され、検出される
ようになっていたが、電子部品78の移動中に撮像し、
検出するようにしてもよい。この場合には、撮像装置を
電子部品78の移動方向と直交する方向に受光素子が並
ふリニア撮像素子を有するものとし、電子部品78が単
位距離移動する毎にリニア撮像素子によって得られる像
の集合として全部の像が得られるようにするのである。
さらに、リード線82に光を照射する光源は、紫外線を
照射するものに限らず、電子部品より大きく、部品全体
の照明ができるとともに他の波長の光を発する直接照明
体あるいは間接照明体等の種々の光源の使用が可能であ
る。
さらにまた、上記実施例においてリード綿のtubかり
は、リード線82の間を透過する光により形成される像
に基づいて検出されるようになっていたが、反射光によ
り形成される像に基づいて曲がりが検出されるようにし
てもよい。
本発明の別の実施例を第7図ないし第15図に示す。本
実施例は、電子部品78の本体81の4辺にそれぞれ設
けられたり−1・線82の先端部83の像を互に平行な
2辺毎に撮影するようにしたものである。本実施例にお
いて電子部品78は、図示しない電子部品供給装置から
取出用電子部品保持ヘッドにより取り出された後、第7
図の載置台110上に載置され、その載置台1101=
の電子部品78を装着用電子部品保持ヘット(川下、9 0 装着ヘッドと称する。)が吸着具114において保持し
、電子部品装着位置に設けられたプリント基板搬送位置
決め装置116に向かって搬送する間に検出ヘッド11
8により本体81の保持位置誤差およびリード線82の
曲がりが検出される。
この電子部品78の供給、装着は、特開平1−1938
97号公報に記載の電子部品実装装置と同じであり、説
明は省略する。
検出ヘッド118は、第8図に示すように、2個ずつの
水平方向能がり検出装置120.122および垂直方向
曲がり検出装置124,126を備えており、それぞれ
1つずつスライド128130」二に載置されてし)る
。これらスライド128.130は、第9図に示すよう
に、フレーム132にy軸方向(電子部品搬送方向に直
角な方向)に平行に設置3られたガイド134に摺動可
能に嵌合されるとともに、ガイド134と平行に配設さ
れた送りねじ136にナツト138.、.140におい
て螺合されている。送りねじ136はねじの向きが互に
逆向きである2部分を備え、それら2部分にナラl−1
38,140がそれぞれ螺合されている。送りねし13
6はフレーム132に回転可能かつ軸方向に移動不能に
支持されており、タイミングヘルド142 144.タ
イミングヘルド146を介してサーボモータ148に連
結されている。それによりサーボモータ148が正方向
および逆方向にそれぞれ回転する際、スライド128.
130は、水平方向能がり検出装置120と122.垂
直方向曲がり検出装置124と126とが電子部品78
の搬送経路を含む垂直面に関して互に対称な関係を維持
しつつ接近、a間させられるのであり、これら検出装置
120ど122および124と126の各間隔は電子部
品78のサイズに応じた大きさに調節される。
水平方向能がり検出装置120,122はそれぞれ、ス
ライド128,130に図示しないブラケットにより取
り付けられて電子部品78のリード線82の通過経路の
上方に位置する発光器152.154と、スライド12
8,130に取り付けられてリード線82の通路経路に
対して発光器1 2 152、]、54とは反対側に位置する受光器156.
158とを有している。発光器152.154としては
、レンズを備え、発光素子の可視光をリード線の通過経
路上に集光させ得るものや、細いレーザ光を発し得るも
のが好適であるが、集光させることは不可欠ではない。
発光器152,154および受光器156,158は垂
直方向に設けられており、電子部品78の搬送に伴って
リード線82の先端部83が発光器152,154と受
光器156,158との間を通過する毎に受光器156
,158の受光が妨げられ、受光量が低下する。このと
きの電子部品78の搬送時の時間の経過と受光器156
.158の受光量との関係は第10図に示すように表さ
れ、受光量の低下がり一ト線82の存在を表し、先端部
83に水平方向の曲がりがあれば、受光が妨げられる遮
光時期にずれが生し、受光量の低下が発生する間隔が曲
がりがない場合より長く、あるいは短くなる。受光器1
56,158の受光量は制御装置160に供給され、予
め定められた時点から計測を開始される時間と対応付け
てメモリに記憶され、後述するように受光量が低下する
時間および電子部品78の搬送速度に基づいて先端部8
3の位置が算出されるのであり、カメラによって先端部
83の像を撮影する場合と同様に先端部83の位置を求
めて水平方向の曲がりを検出することができる。
垂直方向曲がり検出装置124.]、26はそれぞれ、
水平方向能がり検出装置120,122と同様に、スラ
イド128,130上に電子部品78のリード線82の
通過経路を挟んで互に反対側に設けられた発光器162
,164と受光器166.168とを有しており、これ
ら発光器162164および受光器166.168は、
リード線82の並ぶ方向に対して傾斜させられている。
したがって、リード線82の先端部83が発光器162
.164と受光器166.168との間を通過するとき
、受光量が低下し、受光量の低下がリード線82の存在
を表すとともに、リード線82に垂直方向の曲がりがあ
れば、受光量の低下時期が曲がりがない場合と異なるこ
ととなる。
3 4 第11図に示すように、リード線の垂直方向の曲がりに
より上方にずれた先端部83′は、ずれのない場合に(
符号83を付して表される)光を遮る位置に電子部品7
8が移動させられても、まだ光を遮る状態にはならず、
先端部83′が二点鎖線で示す位置に到るまで電子部品
78が移動させられて光を遮る。また、下方にずれた先
端部83″は、ずれのない場合に光を遮る位置に電子部
品78が移動させられる前に一点鎖線で示す位置におい
て光を遮る状態となり、曲がりがない場合より早く光を
遮る。リード線82の垂直方向の曲がりによる位置ずれ
を、水平方向の曲がりによる水平方向の位置ずれと同様
に受光器の受光時期のずれとして捉えることができるの
であり、電子部品78の搬送時間と受光量との関係は第
12図に示すように表される。
なお、リード線82が垂直方向に曲がっても、それによ
り水平方向量がり検出装置120,122の受光器15
6,158の受光が妨げられる遮光時期にずれが生ずる
ことはないが、垂直方向的がり検出装置124,126
の発光器162164および受光器166.168はリ
ード線82の並ぶ方向に傾斜させられているため、リー
ド線82に垂直方向の曲がりがあっても水平方向のtU
tがりがあっても遮光時期にずれが生ずる。
受光器166.168は前記制御装置160に接続され
ており、制御装置160は受光器166168から供給
される受光量を時間と対応イ]けてメモリに記憶し、受
光量が低下する時間と電子部品78の搬送速度とに基づ
いて先端部83のずれ量を算出し、そのずれ量から水平
方向のずれ量を差し引いて垂直方向のずれ量を算出する
。本実施例においては、発光器152,154.162
164が光源として機能し、受光器156 158.1
66.168および制御装置160が撮像装置を構成し
ているのであり、リード線82間を透過する光により形
成されるリードvA82の先端部83の像が撮影される
こととなるのである。
以下、本体81のX軸方向およびy軸方向の位置ずれΔ
XおよびΔyならびに吸着具114の中5 6 心線まわりの角度誤差Δθの検出と、リード線82の水
平方向および垂直方向の曲がりの検出とについて説明す
る。
水平方向量がり検出装置120と122との間隔および
垂直方向的がり検出装置124と126との間隔は、予
め電子部品78の大きさに応じて対向する2辺のリード
線82の先端部83の長さ方向の中央部に光が当たるよ
うに調節されている。
また、吸着具114ば、リード線82の先端部83が位
置すべき一平面が、水平方向量がり検出装置120,1
22の発光器152.154の光軸と、垂直方向的がり
検出装置124,126の発光器162,164の光軸
とが交差する位置と同じ高さとなる状態で電子部品78
を搬送するようにされている。そして、電子部品78が
検出ヘッド118上を通過するとき、移動方向に平行な
2辺に取り付けられた各リード線82の先端部83は、
受光器156,158,166.168の光を順次妨げ
る。各検出装置120〜126における光の発射は、装
着ヘッド112が電子部品78を吸着した後、発光器1
52,154.162164より小距離載置台110例
の光発射開始位置に至ったときに開始され、また、この
位置を0として時間の計測が開始されて、制御装置16
0のメモリには、水平方向量がり検出装置120122
、垂直方向的がり検出装置124,126についてそれ
ぞれ別々に受光量と時間とが対応付けて記憶される。
電子部品78の移動方向に平行な2辺に取り付けられた
リード線82が検出ヘッド118を通過し終えたならば
、吸着具114が90度可回転せられるとともに、装着
ヘッド112が光発射開始位置よりやや載置台110例
の位置まで戻され、その後、再びプリント基板搬送位置
決め装置116に向かって移動させられる。それにより
電子部品78の他方の2辺に取り付けられたり−1・線
82の先端部83が順次受光器156 158 166
.168の受光を遮り、受光量と時間とを対応付けたデ
ータが得られることどなる。本実施例においては、2回
の撮像動作によって全部のり−7 ド線82の曲がり検出に必要なデータが得られるのであ
る。
制御装置160は、4辺全部のリード線82が検出ヘッ
ド118を通過し終えたならば、本体81の保持位置誤
差およびリード線82の曲がりがあるか否かを判定する
。まず、本体81の保持位置誤差およびリード線82の
水平方向の曲がりの検出が行われる。制御装置160に
供給される受光量は光発射開始時からの経過時間と対応
付けて記憶されており、また、装着ヘッド112の移動
速度ならびに受光器156,158の受光を遮る遮光位
置く受光器156,158の光軸の位置)と光発射開始
位置との距離がわかっているため、装着へラド112の
吸着具114の中心が光発射開始位置に達したときの各
先端部83の位置(水平方向位置)の座標を遮光位置を
原点として算出することができる。これをx−y座標面
を用いて表せば、第13図に示すようになる。なお、横
軸をy軸としているのは、電子部品78がこの後90度
回転させられ、装着時には1回目に検出された2辺のリ
ード線82がy軸方向に位置することとなるからである
説明を容易にするために1辺に取り付けられるリード線
82の数が3本であるとすれば、遮光位置に最も近い側
の先端部83の遮光位置からの距離d1は、その先端部
83が遮光位置に達するまでの時間1+  (制御装置
160のメモリに記憶されている。)に装着へラド11
2の移動速度Vを掛けることにより求められる。また、
中央の先端部83および最も離れた先端部の距離dz、
dzも同様に移動時間dz、d3に移動速度Vを掛ける
ことにより求められる。なお、X2は遮光位置と光発射
開始位置との距離に等しく、XaXb+X、Xcの長さ
はそれぞれ吸着具114の中心線から水平方向的がり検
出装置120,122までの距離に等しい。
本体81の他方の2辺に取り付けられているリード線8
2の、吸着具114が光発射開始位置にあるときの遮光
位置からの距離も同様にして求めることができる。1回
目の検出と2回目の検出と9 0 を併せてx−y座標面に示せば、第14図に示すように
なる。
このような先端部83の水平方向の位置の検出結果に基
づいて、本体81のy軸およびy軸方向の保持位置誤差
、すなわち吸着具114に対するX軸方向およびy軸方
向のずれΔXおよびΔyが算出される。まず、第13図
に示すように、本体81の各辺の先端部83の水平方向
における平均位置A、B、C,Dが本体81の各辺の中
点に対応し、対辺のリード線の平均位置同士を結ぶ直線
Ls、L6は、それぞれ本体81の中心を通り、それら
の交点が本体81の中心点であるとの推定に立って本体
81の中心位置O′の座標(x。
yo)が求められる。そして、この本体81の中心位置
○′の座標値と、吸着具114が光発射開始位置に位置
するときの座標値0 (x、 、3’a )とを比較す
れば、本体81の吸着具114に対するX軸方向、y軸
方向の曲がりΔχ、Δyを求めることができる。
さらに、上記2つの直線のy軸およびy軸に対する傾き
から本体81の回転方向の保持位置誤差である角度誤差
Δθが求められる。
これら本体81の保持位置誤差は後に修正されるため、
この修正が行われた場合の各リード線82の先端部83
の位置が前記水平方向の位置の検出結果に基づいて求め
られる。そして、この求められた結果と、各先端部83
の予定位置(遮光位置を原点とし、吸着具114が光発
射開始位置に位置するときに先端部83が位置すること
を予定される位置)とが比較され、すべての先端部83
の位置の予定位置からの外れ量が一定範囲内であれば、
リード線82に基準量を超える水平方向の曲がりはない
と判定されてプリント基板に装着されるが、1つでも上
記一定範囲を超えるものがあれば、その電子部品78は
廃棄される。
次に、リード線82の垂直方向の曲がりの判定について
説明する。垂直方向間がり検出装置124.126の受
光器166.168から供給される受光量は、制御装置
160に光発射開始時からの経過時間と対応付けて記憶
されており、また、1 2 装着へラド112の移動速度がわかっているため、まず
、吸着具114が光発射開始位置に到達してから各先端
部83が受光を妨げるまでの移動距離が算出される。前
述のように垂直方向曲がり検出装置124.126の受
光器166.168の受光時期のずれは、本体81の保
持位置誤差ならびにリード線82の水平方向の曲がりに
よっても生ずる。したがって、本体81の保持位置誤差
が修正された場合の先端部83の移動距離が求められ、
この求められた結果と各先端部83の予定移動距離(水
平方向的がり検出装置120,122の発光器152,
154の光軸と垂直方向曲がり検出装置124,126
の発光器162.164の光軸との交点を原点とし、そ
の原点と、吸着具114が光発射開始位置に位置すると
きに各先端部83が位置することを予定される位置との
距離)とが比較され、予定移動距離に対する外れ量が求
められる。この外れ量はまだリード線82の水平方向の
曲がりによる外れ量が含んでいる。したがって、水平方
向的がり検出装置120.122によって求められた先
端部83の外れ量を、垂直方向曲がり検出装置124,
126の検出結果に基づいて求められた外れ量から引い
て垂直方向のみの外れ量が求められる。
例えば、第15図に示すように、先端部83が水平およ
び垂直の両方向に曲がり、先端部83′で示す位置にあ
る場合、垂直方向曲がり検出装置124.126の検出
に基づいて算出される移動距離の外れ量はfである。ま
た、水平方向的がり検出装置120,122の検出に基
づいて算出される外れ量はgであって、垂直方向の曲が
りに基づく外れ量はh=f−gであるのであり、このh
が一定範囲内にあるか否かによって先端部83に垂直方
向に許容量を越える曲がりがあるか否かの判定が行われ
る。そして、外れ量が一定範囲内であれば、リード線8
2に基準量を超える垂直方向の曲がりはないと判定され
てプリント基板に装着されるが、1つでも上記一定範囲
を超えるものがあれば、その電子部品78は廃棄される
このように本体81の保持位置誤差検出ならび3 4 にリード線82の曲がり検出が行われた後、リード線8
2に基準量を超える曲がりがないと判定された電子部品
78はプリント基板搬送位置装置116へ搬送される。
この搬送の間に本体81の保持位置誤差が修正され、電
子部品78がプリント基板に装着される。
なお、リード線82の水平方向の曲がり検出において許
容範囲を超える曲がりが検出された場合には、垂直方向
の曲がりの算出は行われず、電子部品78が廃棄される
ようにしてもよい。
また、第7図ないし第15図に示した実施例においては
、リード線82に1木ずつ光が照射されるようになって
おり、垂直方向曲がり検出装置124.126の傾斜角
度を大きくしても、第1図ないし第6図の実施例におい
てカメラ88で全部のリード線82の像を1度に得る場
合のようにリード線82と撮像装置84との距離によっ
て像が不鮮明になることはない。したがって、この場合
には傾斜角度は30度〜75度とすることが望ましく、
45度〜75度とすることが特に望ましい。
さらに、上記各実施例においては、撮像装置84および
垂直方向曲がり検出装置124,126が傾けられ、撮
像方向が電子部品の本体あるいはリード線の並ぶ方向に
傾斜させられていたが、電子部品を傾斜させてもよい。
その他、特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者の
知識に基づいて種々の変形、改良を施したB様で本発明
を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるリード線間がり検出装
置を有する電子部品保持装置の正面図(一部断面)であ
る。第2図は上記検出装置によりリード線の曲がりを検
出される電子部品の平面図であり、第3図は側面図であ
る。第4図は上記検出装置の撮像装置により撮像された
電子部品の像を示す平面図である。第5図は上記撮像装
置の固体撮像素子に結ばれるリード線の像の位置を説明
する図であり、第6図はリード線に垂直方向の曲がりが
ある場合の像の位置を説明する図である。 第7図は、本発明の別の実施例であるリード線間5 6 がり検出装置を有する電子部品実装装置を概略的に示す
図である。第8図は、上記リード縁曲がり検出装置を示
す斜視図であり、第9図は側面図である。第10図は、
リード縁曲がり検出装置の水平方向量がり検出装置の受
光器の受光量と時間との関係を示すグラフである。第1
1図は、上記リード縁曲がり検出装置の垂直方向曲がり
検出装置による曲がり検出原理を説明する図である。第
12図は上記垂直方向曲がり検出装置の受光器の受光量
と時間との関係を示すグラフである。第13図は上記水
平方向量がり検出装置の検出に基づくリード線の先端部
の水平方向位置の算出を説明する図であり、第14図は
電子部品の本体の吸着具に対する保持位置誤差を検出す
る図である。第15図は、リード線の垂直方向の曲がり
の検出を説明する図である。 66:発光板 81:本体 83:先端部 118:検出ヘッド 78:電子部品 82:リート線 84:撮像装置 20 124゜  52 56 162゜  66 22 26 54 58 64 68 水平方向量がり検出装置 垂直方向曲がり検出装置 発光器 受光器  160 発光器 受光器 二制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々の先端部が一平面上に位置すべき多数のリー
    ド線が本体から突出して成る電子部品のリード線に光を
    照射する光源と、 前記リード線に対して前記光源とは反対側に設けられ、
    リード線間を透過した光により形成されるリード線の先
    端部の像を撮影するとともに、その撮像方向がリード線
    の並ぶ方向に対して傾斜させられた撮像装置と、 その撮像装置により撮影された前記多数のリード線の先
    端部の像に基づいてリード線の曲がりを検出する曲がり
    検出手段と を含むことを特徴とする電子部品のリード線曲がり検出
    装置。
  2. (2)各々の先端部が一平面上に位置すべき多数のリー
    ド線が四角形の本体の4辺からそれぞれ突出して成る電
    子部品のリード線に光を照射する光源その光源が照射す
    る光により形成される前記電子部品全体の像を1回の撮
    像動作により撮像するとともに、その撮像方向が前記電
    子部品の本体の4辺のすべてに対して傾斜させられた撮
    像装置と、その撮像装置により撮影された前記多数のリ
    ード線の先端部の像に基づいてリード線の曲がりを検出
    する曲がり検出手段と を含むことを特徴とする電子部品のリード線曲がり検出
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08204096A (ja) * 1995-01-30 1996-08-09 Nec Corp 半導体装置のリード外観検査方法および検査装置
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