JPH03199286A - 土質安定用薬液およびその注入工法 - Google Patents
土質安定用薬液およびその注入工法Info
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- JPH03199286A JPH03199286A JP33650489A JP33650489A JPH03199286A JP H03199286 A JPH03199286 A JP H03199286A JP 33650489 A JP33650489 A JP 33650489A JP 33650489 A JP33650489 A JP 33650489A JP H03199286 A JPH03199286 A JP H03199286A
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、軟弱地盤の止水や強化を目的として、地盤注
入工法に用いる土質安定用架およびその注入工法に関す
る。
入工法に用いる土質安定用架およびその注入工法に関す
る。
土質安定用薬液の硬化剤として重炭酸ソーダを用いる注
入工法では、一般に水ガラスの水溶液(A液)と重炭酸
ソーダの水溶液(B液)とを、それぞれ等量で圧送して
、注入管の手前または先端部において合流させ、地盤に
注入する方法(以下、それぞれ1.5ショット方式また
は2ショット方式ともいう)が多く採用されている。
入工法では、一般に水ガラスの水溶液(A液)と重炭酸
ソーダの水溶液(B液)とを、それぞれ等量で圧送して
、注入管の手前または先端部において合流させ、地盤に
注入する方法(以下、それぞれ1.5ショット方式また
は2ショット方式ともいう)が多く採用されている。
しかしながら、このような従来技術には、次のような問
題点がある。即ち、 (11重炭酸ソーダは、その水(100cc)に対する
溶解度が5℃で7.0g、20℃で8.8gと小さいた
め、充分な量を溶存させることができず、高濃度の水溶
液を得ることができない。そのため、このような重炭酸
ソーダの水溶液を単独で硬化剤(B液)として用いる場
合には、水ガラスの水溶液(A液)に対してゲルタイム
を短かく、特に10秒以下にすることが不可能である。
題点がある。即ち、 (11重炭酸ソーダは、その水(100cc)に対する
溶解度が5℃で7.0g、20℃で8.8gと小さいた
め、充分な量を溶存させることができず、高濃度の水溶
液を得ることができない。そのため、このような重炭酸
ソーダの水溶液を単独で硬化剤(B液)として用いる場
合には、水ガラスの水溶液(A液)に対してゲルタイム
を短かく、特に10秒以下にすることが不可能である。
したがって、硬化剤として重炭酸ソーダの単独では、水
ガラスと瞬結性の土質安定用薬液を構成することができ
なかった。
ガラスと瞬結性の土質安定用薬液を構成することができ
なかった。
(2)前記したようにA液とB液との現場における地盤
への注入混合は、一般に2台のポンプを用いて1.5シ
ョット方式または2ショット方式の方法により実施され
る。しかしながら、それらポンプでは、吐出量が5〜1
0%程度とバラツキを有する場合が多いため、A液とB
液との混合比に違いを生して、ゲルタイムの変動が大き
くなることが施工上の最大の欠点とされている。
への注入混合は、一般に2台のポンプを用いて1.5シ
ョット方式または2ショット方式の方法により実施され
る。しかしながら、それらポンプでは、吐出量が5〜1
0%程度とバラツキを有する場合が多いため、A液とB
液との混合比に違いを生して、ゲルタイムの変動が大き
くなることが施工上の最大の欠点とされている。
この問題は、用いるポンプそのものの精度に起因するも
のであり、いかに地上におけるゲルタイムの調撃に行っ
ても、解決することができながった。
のであり、いかに地上におけるゲルタイムの調撃に行っ
ても、解決することができながった。
(3) さらに、重炭酸ソーダとともに他の塩類を硬
化助剤として併用する瞬結性の薬液においては、−rに
液温が10℃以下になると、ゲルタイムが大幅に遅延し
て団結し難くなるため、現場の使用上に不都合があった
。
化助剤として併用する瞬結性の薬液においては、−rに
液温が10℃以下になると、ゲルタイムが大幅に遅延し
て団結し難くなるため、現場の使用上に不都合があった
。
本発明者らは、−上記した水ガラス系の土質安定用薬液
における問題点を解決するために、鋭意研究を重ねた。
における問題点を解決するために、鋭意研究を重ねた。
その結果、水ガラスのA液と硬化剤のB ?lとに、そ
れぞれ重炭酸ソーダを配合して用いることにより、土質
安定用薬液として目的とする良好な作用効果が発現され
る知見を得て、本発明を提案するに至ったものである。
れぞれ重炭酸ソーダを配合して用いることにより、土質
安定用薬液として目的とする良好な作用効果が発現され
る知見を得て、本発明を提案するに至ったものである。
即ち、本発明は、水ガラスに予め重炭酸ソーダを配合し
て均一に溶存させた混合液をA1l1iとし、また重炭
酸を溶存させ含有する溶液をB液として構成された土質
安定用薬液である。また、本発明によれば、上記のA液
とB液とを別々に圧送して、注入管の手前または先端部
において合流し地盤中に注入することを特徴とする土質
安定用薬液の地盤注入工法が提供される。
て均一に溶存させた混合液をA1l1iとし、また重炭
酸を溶存させ含有する溶液をB液として構成された土質
安定用薬液である。また、本発明によれば、上記のA液
とB液とを別々に圧送して、注入管の手前または先端部
において合流し地盤中に注入することを特徴とする土質
安定用薬液の地盤注入工法が提供される。
本発明の土質安定用薬液においては、重炭酸ソーダをA
液とB液との双方に配合することにより、次のような効
果が得られる。
液とB液との双方に配合することにより、次のような効
果が得られる。
(υ 水に溶解が可能な濃度以下の重炭酸ソーダのみで
調製したB液を用いることにより、ゲルタイムが10秒
以下である瞬結性の薬液として使用可能である。
調製したB液を用いることにより、ゲルタイムが10秒
以下である瞬結性の薬液として使用可能である。
(2)注入時におけるA液とB液との混合比の違いによ
り生じるゲルタイムの変動は、極端に小さくなり、特に
瞬結性の薬液としてはゲルタイムが殆んど変らない。
り生じるゲルタイムの変動は、極端に小さくなり、特に
瞬結性の薬液としてはゲルタイムが殆んど変らない。
(3)従来技術と比べて、薬液(Afi+B液)中に含
まれるトータルの重炭酸ソーダが開用であっても、ゲル
タイムを促進させる効果およびゲル強度(「fl粘結力
を高める効果がある。さらに、薬液中(A液+BW)に
含まれる重炭酸ソーダの量を増減することにより、瞬結
性のみならず所望の緩結性の薬液としても使用すること
ができる。
まれるトータルの重炭酸ソーダが開用であっても、ゲル
タイムを促進させる効果およびゲル強度(「fl粘結力
を高める効果がある。さらに、薬液中(A液+BW)に
含まれる重炭酸ソーダの量を増減することにより、瞬結
性のみならず所望の緩結性の薬液としても使用すること
ができる。
(4)液温の低下によるゲルタイムの遅延がなく、むし
ろ促進される。
ろ促進される。
以ヒのように、本発明によれば、従来技術では、全くt
測されない土質安定用薬液として優れた性能が付加され
、コスト的にも安価提供できる利点がある。また、従来
の水ガラス系薬液においては、調合水として海水を用い
ることができなかったが、本発明においては水ガラスの
A液に重炭酸ソーダを予め配合することによって濁水を
調合水として用いろことが可能である。即ち、薬液のA
液として水ガラスを海水と混合した場合には、海水中に
含まれる釉イオンと水ガラスとが反応して、瞬間的に綿
状のケイ酸塩ゲルを析出するため、均一な溶液が得られ
ない。これに対して、本発明においては、海水中に重炭
酸ソーダを溶存させた溶液を水ガラスと混合してA液と
する場合には、ケイ酸塩のゲルを析出することなく、均
一な溶液を調製することができる。一方、B液も、海水
に重炭酸ソーダを溶存させることにより、A液と混合し
ても均一な溶液として注入に供することができる。
測されない土質安定用薬液として優れた性能が付加され
、コスト的にも安価提供できる利点がある。また、従来
の水ガラス系薬液においては、調合水として海水を用い
ることができなかったが、本発明においては水ガラスの
A液に重炭酸ソーダを予め配合することによって濁水を
調合水として用いろことが可能である。即ち、薬液のA
液として水ガラスを海水と混合した場合には、海水中に
含まれる釉イオンと水ガラスとが反応して、瞬間的に綿
状のケイ酸塩ゲルを析出するため、均一な溶液が得られ
ない。これに対して、本発明においては、海水中に重炭
酸ソーダを溶存させた溶液を水ガラスと混合してA液と
する場合には、ケイ酸塩のゲルを析出することなく、均
一な溶液を調製することができる。一方、B液も、海水
に重炭酸ソーダを溶存させることにより、A液と混合し
ても均一な溶液として注入に供することができる。
本発明のA液を調製する方法は、特に限定されないが、
一般に水に重炭酸ソーダを溶解した水溶液を用いて、撹
拌中の水ガラス液に添加する方法が好ましい。また、現
場的には、予めB液として調製された重炭酸ソーダ水溶
液の一部をポンプにより、A液の混合槽に導入する方法
も用いられる。
一般に水に重炭酸ソーダを溶解した水溶液を用いて、撹
拌中の水ガラス液に添加する方法が好ましい。また、現
場的には、予めB液として調製された重炭酸ソーダ水溶
液の一部をポンプにより、A液の混合槽に導入する方法
も用いられる。
本発明のA液である水ガラス溶液中に溶存させる重炭酸
ソーダの量は、水ガラスの濃度、目的とする薬液のゲル
タイム、液温度などにより異なるため厳密に限定できな
いが、−iに調合水として清水を用いる場合には、A液
20Oz中に1〜8kg、好ましくは2〜7 kgであ
り、また海水を用いる場合には、0.5〜5 kg、好
ましくは1.5〜4.5kgの割合である。即ち、水ガ
ラスに対する重炭酸ソーダの配合割合が、上記した下限
値より少ない場合には、本発明の目的とする特有の性質
が充分に発揮されず、特に所望の安定したゲルタイムを
有する瞬結性の薬液が得られず、また上記の上限値より
大きい場合には、A液のみにおいて数分以内にゲル化を
起すため、特に現場の施工性で難点となる。
ソーダの量は、水ガラスの濃度、目的とする薬液のゲル
タイム、液温度などにより異なるため厳密に限定できな
いが、−iに調合水として清水を用いる場合には、A液
20Oz中に1〜8kg、好ましくは2〜7 kgであ
り、また海水を用いる場合には、0.5〜5 kg、好
ましくは1.5〜4.5kgの割合である。即ち、水ガ
ラスに対する重炭酸ソーダの配合割合が、上記した下限
値より少ない場合には、本発明の目的とする特有の性質
が充分に発揮されず、特に所望の安定したゲルタイムを
有する瞬結性の薬液が得られず、また上記の上限値より
大きい場合には、A液のみにおいて数分以内にゲル化を
起すため、特に現場の施工性で難点となる。
本発明に用いる水ガラスとしては、従来の地盤注入工法
において用いられている水ガラス系薬液の主成分であり
、市販の珪酸アルカリで特に制限されず、一般にSiO
□/Na2Oのモル比が2〜4、比重が1.3〜1.4
の珪酸ソーダ水溶液が必要に応して希釈して用いられる
。
において用いられている水ガラス系薬液の主成分であり
、市販の珪酸アルカリで特に制限されず、一般にSiO
□/Na2Oのモル比が2〜4、比重が1.3〜1.4
の珪酸ソーダ水溶液が必要に応して希釈して用いられる
。
一方、本発明における薬液のB液は、硬化剤として、重
炭酸ソーダを単独で水に溶解(溶存)して、好ましくは
充分に溶存する濃度の水溶液を調製すればよく、さらに
必要に応じて重炭酸ソーダとともに例えばに、 Na、
M@の塩化物、硫酸塩、有機系の硬化剤など従来公知
の硬化剤と併用することもできる。
炭酸ソーダを単独で水に溶解(溶存)して、好ましくは
充分に溶存する濃度の水溶液を調製すればよく、さらに
必要に応じて重炭酸ソーダとともに例えばに、 Na、
M@の塩化物、硫酸塩、有機系の硬化剤など従来公知
の硬化剤と併用することもできる。
本発明の土質安定用薬液は、水ガラス溶液に重炭酸ソー
ダを溶存させた溶液(A液)と重炭酸ソーダの溶液(B
1)とを従来公知の地盤注入工法により用いる。即ち、
地盤注入工法の二液式に準して、A液とB液とを予め別
々の槽に調製して、それぞれA液とBiとを別々の注入
ポンプにより圧送し、注入管の手前で合流しく1.5シ
ョット式)、あるいは注入管の先端部で合流させて(2
ショット式)、それらの混合液を地盤中に注入する方法
で実施する。
ダを溶存させた溶液(A液)と重炭酸ソーダの溶液(B
1)とを従来公知の地盤注入工法により用いる。即ち、
地盤注入工法の二液式に準して、A液とB液とを予め別
々の槽に調製して、それぞれA液とBiとを別々の注入
ポンプにより圧送し、注入管の手前で合流しく1.5シ
ョット式)、あるいは注入管の先端部で合流させて(2
ショット式)、それらの混合液を地盤中に注入する方法
で実施する。
上記に説明したように、本発明は、重炭酸ソーダを溶存
させた水ガラス溶液(A ?& )の提供により、硬化
剤の溶液(B液)とともに用いて優れた瞬結性を発揮す
る地盤注入の土質安定用薬液を得ることができる。即ち
、本発明の薬液においては、上記したA液とB液との混
合により、次のような特長を有する。即ち、 (1) ゲルタイムを短かくすることができ、特に瞬
結性に効果を発揮することができる。
させた水ガラス溶液(A ?& )の提供により、硬化
剤の溶液(B液)とともに用いて優れた瞬結性を発揮す
る地盤注入の土質安定用薬液を得ることができる。即ち
、本発明の薬液においては、上記したA液とB液との混
合により、次のような特長を有する。即ち、 (1) ゲルタイムを短かくすることができ、特に瞬
結性に効果を発揮することができる。
(2)A液とB液との混合比が異なっても、安定したゲ
ルタイムが得られる。
ルタイムが得られる。
(3)液温の変化に対して、安定したゲルタイムを示し
、かつ特に瞬結性の薬液において固結くホモゲル)!度
が高く得られる。
、かつ特に瞬結性の薬液において固結くホモゲル)!度
が高く得られる。
このように、本発明の薬液によれば、下記する実施例の
結果からも明らかに、良好な土質安定化の達成が充分に
期待できる。
結果からも明らかに、良好な土質安定化の達成が充分に
期待できる。
以下、本発明について、実施例および比較例を挙げて説
明するが、本発明はこれらに限定されるものでない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものでない。
なお、実施例および比較例において、水ガラスは5iO
z/NazOのモル比3.15、比重1.32であり、
重炭酸ソーダは工業用であり、調合水は清水(水道水)
と海水を用いた。
z/NazOのモル比3.15、比重1.32であり、
重炭酸ソーダは工業用であり、調合水は清水(水道水)
と海水を用いた。
実施例1および比較例1
第1表に示す配合量により、それぞれA?&とB液とを
調製した。即ち、比較例(比)のmlN[L5において
は、A液には重炭酸ソーダを配合せずに、B液のみ所定
量の重炭酸ソーダを配合して水溶液を調製した。なお、
比の迎4およびぬ5におけるB液では、重炭酸ソーダが
完全に溶解されず(不溶であり)、沈澱物を生じた。実
施例(実)のM1〜M5においては、A液およびB液と
もに所定量の重炭酸ソーダを配合して調製して、いずれ
も完全な溶解状態を示す溶液を得た。
調製した。即ち、比較例(比)のmlN[L5において
は、A液には重炭酸ソーダを配合せずに、B液のみ所定
量の重炭酸ソーダを配合して水溶液を調製した。なお、
比の迎4およびぬ5におけるB液では、重炭酸ソーダが
完全に溶解されず(不溶であり)、沈澱物を生じた。実
施例(実)のM1〜M5においては、A液およびB液と
もに所定量の重炭酸ソーダを配合して調製して、いずれ
も完全な溶解状態を示す溶液を得た。
次に、上記したA液とB液とを液温18℃に維持して混
合し、混合直後の状態を観察するとともに、ゲルタイム
を測定した。それらの結果を第1表に示した。
合し、混合直後の状態を観察するとともに、ゲルタイム
を測定した。それらの結果を第1表に示した。
実施例2および比較例2
実施例1および比較例1において、調合水の清水を代り
に海水を用いた以外は同様に、第2表に示す配合量でA
液とB液とを調製し、さらにA液とBflとを混合した
。それらの結果を第2表に示す。
に海水を用いた以外は同様に、第2表に示す配合量でA
液とB液とを調製し、さらにA液とBflとを混合した
。それらの結果を第2表に示す。
実施例3および比較例3
前記した実施例1の階2および1lh5、比較例1のM
2および弘5において調製したA液とB液とを用いて、
それぞれ混合比の相違によるゲルタイムの変動について
測定した結果を第1図に示す。
2および弘5において調製したA液とB液とを用いて、
それぞれ混合比の相違によるゲルタイムの変動について
測定した結果を第1図に示す。
第1図より、比較例の場合は、ゲルタイムの変動が大き
く、特に緩結性のM2では変動が非常に大きいことが認
められる。したがって、この比較例1のような緩結性の
従来技術では、施工上で問題となる。
く、特に緩結性のM2では変動が非常に大きいことが認
められる。したがって、この比較例1のような緩結性の
従来技術では、施工上で問題となる。
これに対して、本発明の瞬結性である実施例IのM5の
場合は、A液とB液との混合比が相違しても、ゲルタイ
ムが殆んど変化せず、また緩結性の実施例1の隘2でも
、ゲルタイムの変動は非常に小さい。したがって、この
ような実施例のような緩結性の技術では、施工上で問題
が全くないことが分る。
場合は、A液とB液との混合比が相違しても、ゲルタイ
ムが殆んど変化せず、また緩結性の実施例1の隘2でも
、ゲルタイムの変動は非常に小さい。したがって、この
ような実施例のような緩結性の技術では、施工上で問題
が全くないことが分る。
実施例4および比較例4
液塩の違いによるゲルタイムの変動について、薬液中(
A液+B液)に含まれる重炭酸ソーダが同量である前実
施例1の弘5および比較例1の狙5に従って実施した結
果を第2図に示す。
A液+B液)に含まれる重炭酸ソーダが同量である前実
施例1の弘5および比較例1の狙5に従って実施した結
果を第2図に示す。
第2図より、比較例1の11h5の場合には、液温の違
いによってゲルタイムが大きく変動するが、実施例1の
階5の場合には液温によるゲルタイムの変化が殆んどな
く、また液温か常温(18℃)より低温(5℃)の方が
かえってゲルタイムが短かくなるという興味ある結果が
得られた。
いによってゲルタイムが大きく変動するが、実施例1の
階5の場合には液温によるゲルタイムの変化が殆んどな
く、また液温か常温(18℃)より低温(5℃)の方が
かえってゲルタイムが短かくなるという興味ある結果が
得られた。
実施例5および比較例5
薬液中に含まれる重炭酸ソーダが同量である実施例1の
階5と比較例1の!lh5の場合について、−軸圧縮強
度を測定した。その結果、実施例1の!lk5の場合は
0.50 kgf/C4であり、比較例1の1115の
場合は0.32 kgf/cn!であった。
階5と比較例1の!lh5の場合について、−軸圧縮強
度を測定した。その結果、実施例1の!lk5の場合は
0.50 kgf/C4であり、比較例1の1115の
場合は0.32 kgf/cn!であった。
第1図は、実施例3および比較例3において、実施例1
の隘2およびN115、比較例1の階2および!lh5
で調製したA液とB液とを用いて、それらの混合比を変
化させて、得られるゲルタイムの変動について測定した
結果を図示したものである。 第2図は、実施例3および比較例3において、実施例1
の階5、比較例1のN5に従って液温の相違によるゲル
タイムの変動を図示したものである。
の隘2およびN115、比較例1の階2および!lh5
で調製したA液とB液とを用いて、それらの混合比を変
化させて、得られるゲルタイムの変動について測定した
結果を図示したものである。 第2図は、実施例3および比較例3において、実施例1
の階5、比較例1のN5に従って液温の相違によるゲル
タイムの変動を図示したものである。
Claims (2)
- (1)水ガラスと重炭酸ソーダとを均一に溶存させた混
合液をA液として、重炭酸ソーダを溶存させた溶液をB
液とする土質安定用薬液 - (2)特許請求の範囲第1項に記載のA液とB液とを別
々に圧送して、注入管の手前または先端部において合流
し地盤中に注入することを特徴とする注入工法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336504A JP2758050B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 土質安定用薬液およびその注入工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336504A JP2758050B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 土質安定用薬液およびその注入工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03199286A true JPH03199286A (ja) | 1991-08-30 |
JP2758050B2 JP2758050B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=18299817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336504A Expired - Lifetime JP2758050B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 土質安定用薬液およびその注入工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758050B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100613723B1 (ko) * | 2004-07-23 | 2006-08-23 | (주)국송 | 토양내 염류집적 개선제의 제조방법 |
JP6159963B1 (ja) * | 2016-10-31 | 2017-07-12 | 強化土株式会社 | 地盤注入材および地盤改良工法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625955A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | メレルダウフア−マス−テイカルズ インコ−ポレ−テツド | 新規化合物類 |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1336504A patent/JP2758050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625955A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | メレルダウフア−マス−テイカルズ インコ−ポレ−テツド | 新規化合物類 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100613723B1 (ko) * | 2004-07-23 | 2006-08-23 | (주)국송 | 토양내 염류집적 개선제의 제조방법 |
JP6159963B1 (ja) * | 2016-10-31 | 2017-07-12 | 強化土株式会社 | 地盤注入材および地盤改良工法 |
JP2018070803A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 強化土株式会社 | 地盤注入材および地盤改良工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2758050B2 (ja) | 1998-05-25 |
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