JPH0319814Y2 - - Google Patents

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JPH0319814Y2
JPH0319814Y2 JP1986109146U JP10914686U JPH0319814Y2 JP H0319814 Y2 JPH0319814 Y2 JP H0319814Y2 JP 1986109146 U JP1986109146 U JP 1986109146U JP 10914686 U JP10914686 U JP 10914686U JP H0319814 Y2 JPH0319814 Y2 JP H0319814Y2
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JP1986109146U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、主として雛人形を載置配列する組立
式雛壇に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の組立式雛壇においては、第6図示のよう
に先ず棚板aを階段状に配置するためのフレーム
台bを組立てた後、棚板aを配置し、更に一連の
緋毛氈(図示せず)で壇全体を覆うようにしてあ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述のように従来のものは、一枚の緋毛氈で壇
全体を覆うようにしてあるため、毛氈の一部に外
力が働くと、仮令それが毛氈の隅部であろうと
も、その強度によつては全体或は一部に波及して
載置した人形を転倒したり、位置を狂わせたりす
る一方、シミや虫喰いを生じ易いと云う問題点が
あり、殊に雛壇は、一年に一回使用するものであ
るから保存状態に注意しなければならない。
(ニ) 問題点を解決するための手段 このため本考案においては、従来の緋毛氈を排
除すると共に、組立フレーム台上に段階的に支持
された上段の棚板aと下段の同aとの間隙d(第
6図示)を同形の当板を使用することによつて閉
塞し、しかしてこれらの棚板と当板とを緋色或は
所望の色彩に塗装することによつて緋毛氈を使用
せずに雛壇としての使用を可能にし、更に棚板及
び当板の両側端縁には縁飾りを嵌装するようにし
たもので、これによつて、従来の雛壇に優れると
も劣らない外観を呈すると共に前述のような問題
点を回避するようにしたものである。
以下、図面に示した実施例に基いて本考案の要
旨を説明する。
(ホ) 実施例 第1図は本考案に基く組立式雛壇の一実施例を
示す斜視図で、三段階の棚板1a,1b,1cを
有し、組立フレーム台2の三段階の段部フレーム
3a,3b,3c上に載置される。4a,4b,
4cは前記棚板1aと1bとの間隙、棚板1bと
1cとの間隙及び棚板1cと床面5との間隙を
夫々閉塞する当板で、寸法は棚板1a,1b,1
cと略同形である。6は夫々の棚板1a,1b,
1c及び当板4a,4b,4cの両側端縁に嵌装
した縁飾りである。
第2図は前記棚板の一部を切欠した斜視図で、
棚板1a,1b,1cの前縁及び後縁は夫々二段
に屈曲されて屈曲前縁11及び屈曲後縁12を形
成し、棚板1aは断面〓形で、且つ縦長に形成し
てあり、更に屈曲後縁12には係止孔13,13
が穿設してあり、この係止孔は、フレーム台2の
前記段部3a,3b,3cに設けた切起片14,
14に係嵌するようにしてある。即ち棚板1a,
1b,1cは夫々の係止孔13,13を切起片1
4,14に係嵌して段部フレーム3a,3b,3
c上に載置固装されるようにしてある。
第3図は、当板4a,4bの係止構造を示す要
部の断面図で、当板4aの屈曲上縁21は棚板1
aの屈曲前縁11の内側端縁11aと脚部フレー
ム台3aとによつて挾持されると共に当板4aの
屈曲下縁22は棚板1bの屈曲後縁12の後縁面
12aと脚部フレーム3aとの間に挾持固定され
るもので、このことは他の当板についても同様で
あるが、最下位の当板4cの場合は、棚板の替り
にアングル材の横棒23により同様に当板を係止
してある。。
このような構成においては、棚板1a,1b
…、該棚板の係止孔13、当板4a,4b…及び
段部フレームの切起片14の加工はいずれも簡易
であり、本考案はこのような棚板と当板を簡単に
組み合わせるだけで雛壇を形成することができ
る。
第4図及び第5図は、前述の縁飾り6の斜視図
で、第1図示のように棚板及び当板の両側端縁に
嵌装して美観を高めるもので、断面L型の基板6
aの一側に端板6bを設けると共に基板6aと一
定間隙を置いて小型の係止板6cを張設し、棚板
の場合は、端板6bが前方に来るように装嵌し、
当板の場合には端板6bを下方に位置させた状態
で、前記基板6aと係止板6cとの間隙に棚板又
は当板の側端縁を挿入保持するようにしてある。
かくして形成される雛壇は、棚板1a,1b…
及び当板4a,4b…の両側端縁がすべて縁飾り
6により閉塞されて断面が覆われるから、棚板、
当板及び縁飾りに緋色或は所望の色彩に塗装する
ことにより緋毛氈を使用しなくとも優れた外観を
呈することができる。
また、前述の組立フレーム台2は、アングル材
で形成し、少くとも前述のように棚板1a,1
b,1cを載置係止し得る段部フレーム台3a,
3b,3cを設けるようにしたものである。
(ヘ) 作用 以上の構成からなる本考案においては、先ず組
立フレーム台2を完成した後、最上段の棚板1a
を段部フレーム3a,3a上に載置すると同時に
その係止孔13,13をフレーム台側の切起片1
4,14に装嵌係止し、次いで当板4aの屈曲上
縁21を前記棚板1aの屈曲前縁11の内側に挿
入しつつ当板4aを脚部フレーム3a′を背に圧接
して直立せしめ(第3図示)、この状態で次の棚
板1bの屈曲後縁12で当板4aを図示のように
押圧しつつ、棚板1bの係止孔13,13を段部
フレーム3bの切起片14,14に係嵌するもの
で、このように上段から下段へと棚板1a,1
b,1cを配設し、最後に横棒23を設置し、縁
飾り6を棚板及び当板の両側端縁に嵌装して組立
を終るもので、既に所要の色彩を各棚板及び当板
の表面に施してあるから、従来の緋毛氈を全く必
要としない。
次に、分解収納に当つては、前述とは逆に分解
し、収納することができるが、棚板の組立及び分
解は逆方向から行い得ることは勿論である。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く本考案によれば、棚板の外に略
同形の当板を設けることによつて、組立るだけで
直に雛壇が構成でき、この雛壇に着色を施すこと
により従来のような緋毛氈又はこれに類する布地
を必要とせず、そのまま雛壇として使用すること
ができると共に、棚板上の手入れ掃除に水を使う
ことができるため、操作が容易で且つ一層美麗な
仕上りとなる一方、従来の毛氈のように、その一
部に力を加えると他の部分まで波及したり、シミ
や虫喰い等の心配がなく、組立ても容易で整然と
した外観と相俟つて商品価を向上し、実用上に利
益するところきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案雛壇の一実施例を示す斜視図、
第2図は棚板の一部切欠拡大斜視図、第3図は棚
板と当板との組合せ状態を示す要部の縦断面図、
第4図は縁飾りの斜視図、第5図は同飾りを直角
に立て起した斜視図、第6図は従来の雛壇の一例
を示す斜視図である。 1a,1b,1c〜棚板、2〜組立フレーム
台、3a,3b,3c〜段部フレーム、3a′,3
b′,3c′〜脚部フレーム、4a,4b,4c〜当
板、6〜縁飾り、11〜棚板の屈曲前縁、11a
〜棚板の屈曲前縁の内側端縁、12〜棚板の屈曲
後縁、12a〜棚板の屈曲後縁の後縁面、13〜
係止孔、14〜切起片、21〜当板の屈曲上縁、
22〜当板の屈曲下縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 階段状に組み立てたフレーム台2の各段部フレ
    ーム3a,3b…上に切起片14を設け、金属板
    を断面〓状に前後縁を屈曲して屈曲前縁11と屈
    曲後縁12とを形成してなる棚板1a,1b…の
    前記屈曲後縁の下面に係止孔13を設け、前記切
    起片に前記係止孔を係合することにより各段部フ
    レームへの棚板の位置決めをなし、前記棚板と略
    同形状に形成され各段部フレームを支持する脚部
    フレーム3a′,3b′…を背に直立される当板4
    a,4b…の屈曲上縁21を前記脚部フレーム3
    a′と上側棚板1aの内側端縁11aとで挟持する
    と共に該当板の屈曲下縁22を前記脚部フレーム
    3a′と下側棚板1bの後縁面12aとで挟持する
    ことにより各当板の取付けをなす一方、前記棚板
    及び当板の両側端縁には縁飾6を挿嵌することに
    より前記棚板及び前記当板の断面を閉塞したこと
    を特徴とする組立式雛壇。
JP1986109146U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0319814Y2 (ja)

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JPS6315881U JPS6315881U (ja) 1988-02-02
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JPS6315881U (ja) 1988-02-02

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