JPH03197468A - 二官能性大環状キレート配位子およびその製造法 - Google Patents

二官能性大環状キレート配位子およびその製造法

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JPH03197468A
JPH03197468A JP33496089A JP33496089A JPH03197468A JP H03197468 A JPH03197468 A JP H03197468A JP 33496089 A JP33496089 A JP 33496089A JP 33496089 A JP33496089 A JP 33496089A JP H03197468 A JPH03197468 A JP H03197468A
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JP33496089A
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Kazuya Takenouchi
一弥 竹之内
Kenzo Watanabe
兼三 渡辺
Takeshi Hara
健 原
Yoshinori Kato
加藤 喜規
Eiichi Kimura
栄一 木村
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規な二官能性大環状キレート配位子およびそ
の製造法に関する。
二官能性キレート配位子とは、1分子中に金属イオンと
のキレート部分と抗体等の蛋白質や糖類等の生体関連物
との結合基を有する物質である。
このような二官能性キレ−1〜配位子は、例えば医療診
断、治療分野において、抗体と診断・治療に用いられる
金属イオンを結合し、これを生体に投与し、抗体の抗原
との結合力を利用して目的部位に金属イオンを集積させ
るために使用される。本発明は、このような目的に使用
するために極めて有用な新規な二官能性キレート配位子
およびその製造法に関する。
〈従来の技術および発明か解決しようとする課題〉 近年細胞融合法の発達により、各種の生体関連物質に対
する特異抗体か比較的容易に得られるようになってきた
。そこで、このような特異抗体に111  99n In、  IC等のγ線放出性の放射性金属を結合して
投与することによりγ−カメラを用いて癌やその他の疾
患の診断に用いようとする試みや、G(lを結合して投
与することにより核磁気共鳴を利用する画(fir診断
の増影剤として利用しようという試みが行われている[
例えば、ザ・ジャーナル・オブ・ニューフレア・メディ
シン(J、 Nuc fear!−1edicine、
 26.488 f1985)) 、インターナショナ
ル・ジャーナル・オブ・キャンサー、(Int、 J。
Cancer、  2.126(1988))参照]6
90  67  186 また、この特異抗体に Y、  Cu、   Re18
8  211  212 Re、   A↑、Bi等のα線またはβ線放出核種を
結合ずれは、各種の疾患、特に癌の治療に有効な手段を
提供することができる[例えばキヤンサー・リサーチ(
Cancer Res、、48.3270(1988)
) 、ザ・ジャーナル・オブ・ニューフレア・メデイシ
7 (J、 Nuclear t4edicine、2
6.503(1985))参照]。
従来、このような抗体と金属とを結合する方法として、
エチレンシアミンチ1〜う西f、酸(E D T A 
)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)を抗
体呻結合し、金属をキレートする方法、あるいはEDT
A、DTPAにインチオシアノ基等の生体物質との結合
基を導入したいわゆる二官能性キレート配位子を用いる
方法が知られている「インオーカニツタ・ケミストリー
(1,norgan+cChemistry 、 25
.2772 (1986))] 、 Lかし、これらの
配位子はまた金属との配位力は充分でなく、投与後、金
属か遊離してしまったり血中に存在する金属と交換して
しまい、充分に目的の部位に金属を集積させることかで
きない。また、EDTADTPAを用いた場合には、金
属との配位子であるカルボン酸部分が一部抗体との結合
に使用されるため、二官能性キレート配位子を用いる方
法に比べて、金属との配位力が低下するだけでなく、抗
体とキレ−1・配位子の結合も不安定である。
そこで、より強い金属捕捉能を有する二官能性キレート
配位子か研究されている。その中でも大環状ポリアミン
誘導体はドナルドら[ジャーナル・オブ・アメリカン・
ゲミカル・ソサイティ(J、 Am、 Chem、 S
oc、、1988..110.6266) 、米国0 特許箱4,678,667号明細書測置パーカーら[ジ
ャーナル・オフ・ケミカル・ソサイサイ・ケミカル・コ
ミュニイケーション(J、 Chem、 Soc、  
Chem。
Couun、、 794,797(1989)) 、欧
州特許第0238196号]によりその優れた金属キレ
ート能が報告されている。
しかし、上記の大環状キレート配位子は、本発明者等が
別途検討したところ、EDTA、DTPA等と比較して
金属とのキレート雌は強いものの、金属イオンとのキレ
ート錯体の形成に長時間を要することなどの欠点を有す
る事がわかった。
したがって、金属イオンと強く、且つ迅速にキレ−1〜
錯体を形成するような二官能性キレ−1−配位子の開発
が望まれている。
く課題を解決するための手段〉 本発明者等は、前記の二官能性キレート配位子の欠点を
解決するために、種々のキレート配位子と各種の金属イ
オンとの錯体形成を試みたところ、本発明の二官能性大
環状キレート配位子が、金属イオンと迅速、且つ強力に
キレート錯体を形成す1す ることを見い圧し、本発明に到達しかものである。
しかして本発明の目的は爾れた金属Aレーl〜能を有す
る二官能性キレート配位子およびそれらの製造法を提供
することにある。
すなわち、本発明は、 下記式[I]、  2 で表わされる大環状ポリアミン類、またはその塩、およ
び、大環状ポリアミン類[I[]と下記式[■コ、 で表わされる二官能性大環状キレート配位子、およびそ
の塩、および、 下記式[■コ、 −W 1 ・・・・・ [III] −1 で表わされるアルキル化剤を、塩基の存在Fで縮合せし
め、しかる後に必要に応じて脱保護および/または前記
式[n]中の官能基を生体縮合せしめ、しかる後に必要
に応じて脱保護および/または前記式[I]で表わされ
る二官能性大環状キレート配位子、およびその塩の製造
法、および下記式[IV]、 3 4 で表わされる大環状ポリアミンジオキソ誘導体を、還元
剤で処理することを特徴とする前記式[n]で表わされ
る大環状ポリアミン類、およびその塩の製造法に関する
前記式[I]、[]I]および[IV ]において、Z
は生体物質と結合しうる官能基、またはそれに変換可能
な官能基を表わす。
かかる官能基としては、例えばハロアセトアミド基:イ
ソチオシアノ基;アミノ基;マレイミド基;メルカプト
基;2−ピリジルジチオ基等を生体物質と結合しうる官
能基として、また一部重複するが、ニトロ基;アミノ基
:保護されたアミノ5 変換可能な官能基として挙げることができる。
前記式[■コ、[II]、および[IV ]において、
Aは炭素数1から10個の2価の炭化水素基を表わし、
例えはメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレ
ン基、ペンチレン基、ヘキシレン基。
ヘプチレン基、オクチレン基、ノニレンノ、(、デシレ
ン基等の直鎖あるいは分枝鎖の2価の炭化水素ら3の整
数を表わす)で表わされる2価の芳香族炭化水素基を挙
げることかできる。
前記式[■コ、[■]および[1v]において、R1は
炭素数2から9個の直鎖または分枝鎖の2価の炭化水素
基を表わす。例えは (v CH2+ 2 、   CHCH2CH3 6 H3 CH2C Cト■ 3 (’−C)1 2−づr−ラーーー−CHH3 CH2CH−−CH2 + CH2 +3  H3 H2 CH3Cl−I  3 CH−Cト■ 2 CH3Cl−l3 CH3 CH2CCH2 CH3 CH−CH−CH−などが挙げられるが、CH3CH3
CH3 +CH2+2 、  CHCH2、そCH2H3 か好ましい。
■ 特に +3 前記式[I]において、Yは N(−R2−N+ なる構造を表わす。前記式%式% かかるS造中のR2は、前記のR1の定義と同じである
か、R1とR2は同一または異なっていてもよい。また
、nは1または2を表わす。
なお、前記式[I]において、−R1−YRlの部分構
造はYの中心に対して、前記式[II]および[IV]
ニおイ”(−R1−Yl −R1)部分構造はYlの中
心に対してそれぞれ左右対称構造であることか製造上好
ましい。
前記式[I]において、Wは同一・または異なってもよ
く、水素原子、カルボキジアルキル基、アルコキシカル
ボニルアルキル基であり、かつすべてが水素原子である
場合を除いたものを表わす。
水素原子以外の例としては、カルボキシメチル基。
2−カルボ°キシエチル基、1−力ルボキシエチル8 基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニル
メチル基5メトキシカルボニルエチル基2−工トキシカ
ルボニルエチル基、1−工1− ’Fジカルボニルエチ
ル基、ベンジルオキシカルボニルメチル基、ベンジルオ
キシカルボニルエチル基等を挙げることができる。
前記式[11[]おいて、Xはハロゲン原子またはアル
コールの活性化誘導体を表わす。例えば、ヨウ素原子、
臭素原子、塩素原子、トリフルオロメタンスルホニルオ
キシ基、メタンスルボニルオキシ基、p−トルエンスル
ボニルオキシ基等を挙げることができる。
前記式[]1[]において、W1は前記のWの定義の中
から水素原子を除いた基を表わす。
上記式[I]および[II]の塩としては、例えばフッ
化水素酸塩、塩化水素酸塩、臭化水素酸塩。
ヨウ化水素酸塩、酢酸塩、トリフルオ0酢酸塩はうフッ
化水素酸塩、フマル酸塩、硫酸塩などが挙けられるか、
これに限定されるものてはない。
上記式り丁」て表わされる二官能性大環状キレ1つ −1〜配位子は、前記式[n]て表わさJzる大環状ポ
リアミン類またはその塩を、2〜30倍モルの塩基の存
在下に前記式[■]て表わされるアルAル化剤5〜20
倍モルと反応させ、しかる後に必要に応じて脱保護およ
び/まなは前記式[nl中においてZて定義された官能
基を生体縮合せしめ、しかる後に必要に変換することに
より製造される。
用いられる塩基としては水酸化カリウム、水酸化すI−
リウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム
などの無機塩基類や、1〜リエチルアミンジアザピンク
ロウンデセン、ピリジン、ピロリジン、ピペリジン、モ
ルポリンなどのアミン塩基類が挙げられる。特に水酸化
カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムか好ましい。反
応温度は、−40〜ioo’c、特に好ましくは前記式
1] III ]で表わされるアルキル化剤においてW
lかカルボキシアルキル基の場合は0〜90℃穆度、ア
ルコキシカルボニルアルキル基の場合には0〜50°C
程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温度によ
り異なるが、20分〜3日間程度である。用いられる溶
媒0 は反応試薬とは反応しないものが用いられ、例えば水、
N、N−ジメチルホルムアミド、N、Nジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、酢酸エチル、テ1〜う
しドロフラン、メタノール、エタノール、インプロビル
アルコール、ジメトキシエタン、ジオキサン、クロロホ
ルム、塩化メチレン、ベンゼン、トルエン等の単独、混
合または二相系溶媒を挙げることができる。特に前記式
[1[I]で表わされるアルキル化剤においてWlがカ
ルボキシアルキル基の場合は水、エタノールの混合溶媒
または水、 l−ルエンの二相系溶媒が好ましく、アル
コキシカルボニルアルキル基の場合にはN、N−ジメチ
ルホルムアミド、メタノール、エタノール、テトラヒド
ロフランが好ましい。
前記式[I]で表わされる二官能性大環状キレート配位
子においてWがアルコキシカルボニルアルキル基の場合
には、必要に応じてこれを5〜30倍モルの塩基または
酸の存在下に加水分解することにより前記式[I]で表
わされる二官能性大環状キレート配位子においてWがカ
ルボキシアルキ1 ル基のものに脱保護することがてきる。用いられる塩基
または酸としては水酸化ナトリウム1水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム1アンモニア、塩酸、酢
酸等を挙げることができる。
特に水酸化ナトリウム、アンモニア、塩酸が好ましい。
反応温度は一40〜100°C1特に好ましくは0〜8
0’C程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温
度により異なるが、30分〜1日間程度である。用いら
れる溶媒は反応試薬とは反応しないものが用いられ、例
えは水、メタノール、エタノール、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、ジオキサン、ジメチルスルホキシド等の単
独、混合溶媒を挙げることがきる。特に水とメタノール
、水とエタノールの混合溶媒が好ましい。
前記式[I]で表わされる二官能性大環状キレート配位
子において、Zが生体物質と結合しうる官能基に変換可
能な官能基の場合、必要に応じて生体物質と結合しろる
官能基に変換することができる。このような官能基変換
としてはニトロ基からアミノ基、シアノ基からアミノメ
チル基、アミ2 ノ基からハロアセトアミド基、アミノ基からイソヂオシ
アノ基、アミン基からマレイミド基等が挙げられる。例
えば二1〜ロ基からアミノ基、アミノ基がらハロアセ1
〜アミド基 アミノ基からインチオシアノ基への官能基
変換については以下のような条件が挙げられる。
ニトロ基からアミン基への変換は基質となるニトロ化合
物の不均一系接触水素添加、金属および金属塩による還
元、金属水素銘化合物による還元等が挙げられるが特に
不均一系接触水素添加か好ましい。この場合用いる触媒
は0.01〜0.1倍モルの5〜10%パラジウム付活
性炭あるいは酸化白金(IV )等が好ましい。反応温
度は一40〜200℃反応圧力は常任〜250気圧の範
囲が採用される。
反応時間は反応条件により異なるが、20分〜1日間程
度である。用いられる反応溶媒は水、メタノール、酢酸
エチル等であり基質の溶解するものが用いられる。
アミノ基からハロアセトアミド基への変換は、基質とな
るアミンと1〜10倍モルの八日酢酸の活3 性化エステルまたはハロアセデルハライド等との反応か
挙げられる。八日酢酸の活性化エステルとしてはヨード
酢酸またはブロモ酢酸のバラニトロフェニルエステル、
N−ヒドロへシスクシンイミドエステル、N−しドロキ
シフタルイミドエステル等が挙げられ、ハロアセチルハ
ライドとしてはヨードアセチルクロリド、ヨードアセチ
ルプロミド、ブロモアセチルクロリド、ブロモアセチル
プロミド等が挙げられる。反応温度は一40〜100°
C1特に好ましくは一20〜50℃の温度範囲が採用さ
れる。反応時間は反応温度により異なるが20分〜3日
間程度である。用いられる反応溶媒は水、NN−ジメチ
ルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、ジメ
チルスルホキシド、メタノール、エタノール、ジノ1〜
キシエタン、クロロホルム、塩化メチレン等か挙げられ
るが、特に水、N、Nジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシドが好ましい。
アミノ基からインチオシアノ基への変換は、基質となる
アミンと1〜5倍モルのチオホスゲンの4 クロロホルム溶液との反応が挙げられる。反応温度は一
40〜100℃、特に好ましくは一20〜50℃の温度
範囲が採用される。反応時間は反応温度により異なるが
5分〜3時間程度である。用いられる反応溶媒は、水、
N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセ
トアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール、エタノ
ール、ジメトキシエタン、クロロホルム、塩化メチレン
等が挙げられる特に水、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシドが好ましい。
かかる操作の後に得られた二官能性大環状キレート配位
子は、抽出、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、イ
オン交換クロマトクラフィー、高速液体クロマl−クラ
フィー、遠心液々分配クロマ1−・クラフィー、再結晶
、蒸留等の通常の操作を適宜に選択応用し、組み合わせ
て施ずことにより単離することができる。
得られた二官能性大環状キレート配位子は、所望により
、公知の方法で前記のような塩とすることもできる。
5 前記式[II]で表わされる大環状ポリアミン類は、前
記式[IV ]で表わされる大環状ポリアミンジオキソ
誘導体を還元することにより得られる。
還元剤としてはジホラン、水素化ビス(2−メトキシエ
トキシ)アルミニウムナトリウム等が挙げられるが、特
にジボランが好ましい。還元剤としてジボランを用いる
場合、基質に対して5〜50倍モルのホラン・テトラし
ドロフラン錯体を用いることが好ましく、反応温度は還
元剤を滴下する時は一20〜20°C程度、その後は3
0〜100℃程度の温度範囲が採用され、反応時間は3
時間から1日間程度である。反応は有機媒体の存在下に
行なわれ、用いられる媒体は反応試薬とは反応しない有
機媒体か用いられる。かかる媒体としては、テトラしド
ロフラン、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、ノル
マルヘキサン等が挙けられるが、特にテトラしドロフラ
ンか好ましい。
かかる操作の後に得られた大環状ポリアミン類は抽出、
シリカゲルカラムクロマ1〜グラフイーイオン交換クロ
マトグラフイー、高速液体クロマ6 トクラフィー、遠心液々分配クロマトグラフィー再結晶
、蒸留等の通常の操作を適宜に選択応用し、組み合わせ
て施すことにより単離することかできる。
得られた大環状ポリアミン類は、所望により、公知の方
法で前記のような塩とすることもできる。
なお、前記式[1v]で表わされる大環状ポリアミンジ
オキソ誘導体はいかなる方法で合成してもかまわないか
、例えはわれわれが別途提案した(平成1年特許願第2
50566号)以下のような方法で合成することができ
る。すなわち、アミノ酸誘導体[1]と酢酸誘導体[2
1を反応させイミノジ酢酸誘導体[3]を得たのち、こ
れとポリアミン類[4]を縮合することにより合成する
ことができる。
XCH2C07R[2] [月 [3] [IV]  7 本発明により得られる二官能性大環状キレート配位子と
その塩は、文献未記載の新規化合物であり、各種の金属
イオンと迅速、且つ強力なキレート錯体を形成しうる。
錯体を形成しうる金属イ第8 ンとしては、例えばイソ1ヘリウム(Y)、インジウム
(In)、パラジウム(Pd)、テクネテウム(Tc)
、レニウム(Re)、銅(Cu)等の遷移金属のイオン
や、サマリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)、カド
リニウム(Gd)等のランタノイド類の金属イオンが挙
げられる力釈これに限定されるものではない。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
〈実施例1〉 6 (Entry5)の配位子の方が錯生成速度は、著
しく速くなっていることが判明した。特に窒素数6の配
位子(EntrV5 )は、従来一番強い配位力を持っ
ているとされるEnt’ry1の配位子よりも錯生成定
数は大きくまた錯生成時間も非常に短い。こめような配
位子に生体物質と結合しうるような官能基を導入した本
発明の二官能性大環状キレ−1−配位子は、配位力か弱
い、また、錯生成に時間がかかるといった従来の配位子
の欠点を克服することが可能であり、各種の疾患、特に
癌の治療に非常に有用である。
本発明者等はまず比較的合成の容易な大環状キレート配
位子を数種合成し、それらと各種金属イオンとの錯生成
速度を測定した。金属イオンとしてイツトリウムイオン
(YB2)を用いた場合の結果を表1に示した。その結
果、窒素数4の配位子(Entry1〜3)に比べて窒
素数5 (Entry4)または9 0 〈実施例2〉 ※pl−丁 ※ 測定はpH滴定法(I−0,20,NaNO3,2
5°C)により行った。
*1)塩基滴下後、p I(か安定するまでの時間より
算出。
*2)パーカーらの測定値[ジャーナル・オブ・ケミカ
ル・ソサイティ・ケミカル・コミ、xニケーション(J
、 Chem、 Soc、 、 Chem、 Comm
un、 、 797(1989) ) ]。
1 3−(p−ニトロペンシル) −1,,1,7,10,
13ペンタアザシクロペンタデカン−2,6−デカン6
.43g(171111IIOl)を窒素雰囲気下で乾
燥テトラヒドロフラン200 mlに懸濁させ、水冷後
、ポラン・テトラヒドロフラン錯体のテトラしドロフラ
ン溶液(I M 、 300 ml +’ 30011
111101)を滴下した。12時間還流後反応混合液
を氷冷して、これに水50m1、次いで6N塩酸50m
1をゆっくり加えた。溶媒のテトうしドロフランを常圧
下に留去した後、減圧下においてメタノールで共沸しな
がら反応混合液を濃縮した。残渣に水100m1を加え
、エーテルで洗浄2 後、濃縮した。残渣をイオン交換クロマ1〜グラフイー
 (Dowex■1−X8)で処理しH20溶出部分を
集め、溶媒を留去した。残渣をアセトニトリルより再結
晶し、2−(p−二1〜ロベンジル) −1,4,7゜
10.13−ペンタアザシクロペンタデカン2.28g
を得た。再結晶沢液は濃縮後、シリカゲルクロマトグラ
フ イ(ClICl3 :HeoH: NH40H= 
100:12:2〜100:30:6)で精製し、得ら
れた固体をアセ1〜二I・リルより再結晶し、2−(p
−ニトロベンジル)1.4.7.10.13−ペンタア
ザシクロペンタデカン2.03gを得な。合計4.31
 g (12,3nunol、収率72%)。
本化合物の物性値は以下の通りである。
’HNMR(CDCl2 、δppn+ ) ;1.8
1(br、S、5N) 、 2.25〜3.12(m、
21N) 。
7.34(d、2H,J=9Hz)、 8.13(d、
2H,J、=9Hz)・J R(K3r disc、 
Cl1l−1) ;3215、2890.2810.1
605.1595.1520゜1455、1450.1
345.1130 1120m p : 126.5 〜127.5  ℃ 3 ・ FD−MS  。
I/e351[H十旧十検出 〈実施例3〉 ペンタアザシクロオクタデカンの4 3−(p−ニトロベンジル) −1,4,7,10,1
3,16ヘキサアザシクロオクタデカンー2,6−デカ
ン6.32g (15nnol)を窒素雰囲気下で乾燥
テトラしドロフラン200 mlに懸濁させ、水冷後、
ボラン・テトラヒドロフラン錯体のテトラヒドロフラン
溶液(I M 、 300 ml 、 3001011
101)を滴下した。12時間還流後反応混合液を氷冷
して、これに水50m1、次4 いで6N塩酸50m1をゆっくり加えた。溶媒のテトラ
ヒドロフランを常圧下に留去した後、減圧下においてメ
タノールで共沸しながら反応混合液を濃縮した。残渣に
水100 mlを加え、エーテルで洗浄後、濃縮しな。
残渣をイオン交換クロマトグラフィー (Dowex 
1−X8)で処理し、H20溶出部分を集め、溶媒を留
去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトクラ7 イー
 (CHCl3 :HeoH: N)+40H=100
12;2〜6:3:1)により精製し、得られたアモル
ファス状固体をアセトニトリルより再結晶し、2−(p
−ニトロベンジル)−1,4,7,1o、13.16−
ヘキサアザシクロオクタゾカン3.84g (9,76
1t1mOl、 65%)を得た。
本化合物の物性値は以下の通りである。
”HNMR(CDCl2 、 δ1)I)In ) ;
1.95(br、S、6H) 、 2.58−J3.l
5(ni、25H)7.34(d、2H,J=8.6H
1)、 8゜13(d、2N、J=8.8Hz)−IR
(にBr disc、 am−’ ) ;3210、2
900.2820.1660.1605.1595゜1
515、1430.1345.11155 ・ m p : 142.5 〜143 ・ FD MS。
!1/e 団十旧十 検出 〈実施例4〉 シカルホニルメチル) シクロペンタデカンの合成 2−(p−ニトロベンジル)−1,4,7,10,13
ペンタアザシクロペンタデカン175■(0,5mmo
 l )をN、N−ジメチルホルムアミド20m1に溶
解し、3に れにブロモ酢酸メチル0.62g (4m1Ilol)
 、炭酸カリウム1.38g (1011101lを加
えて窒素雰囲気下。
室温で3.5時間撹拌した。反応後炭酸カリウムを洲別
し、涙液に水を加えて酢酸エチルで抽出した。
有機層を水洗、乾煉後、濃縮し、残渣をシリカタルク0
フトグラ7 イー (C)ICI、  : Heoll
=100:1) 。
次いで中圧分取りロマトグラフィー(CH2C1゜:H
e011・25:1)により精製し、2−(p−ニトロ
ベンジル)−1,4,7,10,13−ペンタアサ−1
,4,7,10,13ペンタキス(メトキシカルボニル
メチル)シクロペンタデカン164■(0,23111
10+ 、収率46%)を得た。
本化合物の物性値は以下の通りである。
’HNMR(CDCl2 、δppn+ ) ;2.5
0〜3.00(m、21H) 、 3.34fS、4H
)。
3.40(S、6tl)、 3.65(S、6+1)、
 3.66(S、3旧。
3.68(S、611)、 7.44(d、21LJ=
8.8tlz)。
8.13(d 2+1.J=8.8NZ)・T R(n
eai、 cm−’ ) ;2960 2850 17
55 1740 1720 16057 595 515 430 340 ・ FD−MS。
+n/e [1十 検出 〈実施例5〉 几 2− (p−二)oへ7ジル) −1,4,7,10,
1316ヘキサアサシクロオクタデ力ン197+ng 
(0,5nuno l )をN、N−ジン−1−ルポル
ムアミド10m1に溶解し、 8 これに炭酸カリウム0.48g (3,5111EOl
)次いでブロモ酢酸メチル0.92 g(6mm0l 
)を加えて窒素雰囲気下、室温で3.5時間撹拌した。
反応後炭酸カリウムを炉別し、炉液に水を加えて酢酸エ
チルで抽出した。有機層を水洗、乾燥後、濃縮し、残渣
をシリカゲルクL17トグラ7 イー (CIICh 
 : HeoHloo:1〜50:1)次いで中圧分取
りロマトクラフィ−(CH2Ct2:He0H=75:
1)により精製し、2−(p二1〜ロヘンジル) −1
4,7,1,0,13,16−ヘキサアサ−1,4,7
,10,13,16−ヘキサキス(メトキシカルボニル
メチル)シクロオクタデカン131■(0,159mm
ol、収率32%)を得な。
本化合物の物性値は以下の通りである。
11(−NMR(CD、C13,δppm ) ;2.
20〜3.03(n+、25H) 、 3.35(S、
4H)3、l1OfS、611)、 3.65fS、9
旧、 3.68(S、9H)7.43id 211 J
=8.8t(z)、 8.13(d、21iJ=8.6
Hz)I R,(neat、 am−’ ) 2960、2850 1755.1745.1735□
16051595 1515 1430 13403つ f/e825  [1寸検出 〈実施例6〉 キシメチル)シクロペンタデカンの合成2−(p−二I
・ロベンジル) −1,4,7,10,13ペンタアザ
−1,4,7,10,13−ペンタキス(メトキシカル
ボニルメチル)シクロペンタデカン80.0mg(0,
113mmol)をメタノール5mlに溶解し、これに
2規定の水酸化す1−リウム1.2ml (2,4mt
ool)を加0 えて室温て8時間撹拌した。反応後部塩酸を加えて反応
液のpHを約1にした後濃縮し、残渣を5OBH型のイ
オン交換カラムにかけた。まずH2Oで溶出し、酸性分
画をとった後、2規定のアンモニア水で溶出し、この分
画を濃縮し、2(p−二ト・ロベンジル)−1,4,7
,10,13−ペンタアザ−1,4,7,10,13−
ペンタキス(カルボキシメチル)シクロペンタデカン6
9.1mg (0,108m1llO収率96%)を得
た。
本化合物の物性地は以下の通っである。
1111−1−N、(C20,δppm ) ;2.7
0〜4.50(m 31H)  7.48(d、2H,
J=8.8tlz) 。
8.15(d、2H,J=8.6Hz)−IR(にi 
、 am−’ ) ; 3425 1590 1520 1400 1345 
1110・m p ; > 170°C(分解); S
 I MS ;  m/e 641  [8]÷検出〈
実施例7〉 2−(P−ニトロベンジル) −1,4,7,10,1
3,161I1.1 ヘ  ア −1.47101316−へキ キス カル
ボキシメチル)シクロオクタ−゛カンの42−(p−ニ
トロベンジル)−1,4,7,10,,13,16ヘキ
サアザー1 、4.7.10.13.16−ヘキサキス
(メトキシカルボニルメチル)シクロオクタデカン11
5 rag (0,14011111101)をメタノ
ール5mlに溶解し、これに2規定の水酸化ナトリウム
0.84m1 (1,71111Ol)を加えて室温で
4時間撹拌した。反応後部塩酸を加えて反応液のpHを
約1にした後濃縮し、残渣を503H型のイオン交換カ
ラムにかけた。まずH2Oで溶出し、酸性分画をとった
後、2規定のアンモニア水で溶出し、この分画を濃縮し
、22 (p−二1〜ロベンジル) −1,4,7,10,13
,16−ヘキサアザ−1,4,7,10,13,16−
へキサキス(カルボキシメチル)シクロオクタデカン8
4.1mg (0,1131111101゜収率81%
)を得な。
本化合物の物性値は以下の通りである。
LH−NMR([)2  0.  δ ppm   )
   ;1.95〜3.’95hn、35tl) 、7
.45(d、211.J=8.4Hz)8.14(d、
2H,J=8.4tlz)・I R(KBr 、 am
−” ) ;3420、1590.1515.1395
.1340.10109O−;>185℃(分解) −S I M S ;  I/e 742  [H+l
l]+検出〈実施例8〉 3 2−(p−ニトロベンジル)−1,4,7,10,13
ペンタアサ−1,4,7,10,13−ペンタキス(カ
ルボキシメチル)シクロペンタデカン226■(0,3
53n+n+ol)を水5 mlに溶解し、2規定の水
酸化す)・リウムにてl)Hを約10に調整した。これ
に10%パラジウム付活性炭55■を加え、水素雰囲気
下、常圧室温で5時間撹拌した。反応後、パラジウム付
活性炭を除いた後5規定の塩酸でpH約1,2に調整し
た。濃縮後、残渣を−503)1型のイオン交換カラム
にかけた。まずH2Oで溶出し、酸性分画をとった後、
2規定のアンモニア水で溶出し、この分画を濃縮し、2
−(p−アミノベンジル)−147,10,13−ペン
タアザ−1,、l、7,10.13−ペンタ4 キス(カルボキシメチル)シクロペンタデカン161 
mg (0,261111O1、収率75%)を得た。
本化合物の物性値は以下の通りである。
IH−NMR(020、δ ppm   )   ;2
.16〜4.16(m、31H)、6.83(d、2N
、J=8.1Hz) 。
7.09(d、2H,J=8.1H2)−IR(にBr
 、 an−1) ; 3425 1640、1635.1620.1610.
15901520 1400、1330 、mp:〉225°C(分解)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式[ I ]、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・[ I
    ] 式中、Zは生体物質と結合しうる官能基またはそれに変
    換可能な官能基を表わし、Aは炭素数1から10個の2
    価の炭化水素基を表わすR^1は炭素数2から9個の直
    鎖または分枝鎖の2価の炭化水素基を表わす。 Yは▲数式、化学式、表等があります▼なる構造で表わ
    され る。ここでR^2は炭素数2から9個の直鎖または分枝
    鎖の2価の炭化水素基を表わし、nは1または2である
    。Wは同一または互いにに異なってもよく、水素原子、
    カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル
    基であり、かつすべてが水素原子の場合を除いたものを
    表わす。 で表わされる二官能性大環状キレート配位子、およびそ
    の塩。 2、前記式[ I ]中、Zがニトロ基、アミノ基;保護
    されたアミノ基;シアノ基;イソチオシアノ基;または
    ハロアセトアミド基である請求項1に記載の二官能性大
    環状キレート配位子、およびその塩。 3、前記式[ I ]中、Aがメチレン基、エチレン基、
    プロピレン基または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、mは0から3の整数を表わす)である請求項1
    または2に記載の二官能性大環状キレート配位子、およ
    びその塩。 4、前記式[ I ]中、R^1が▲数式、化学式、表等
    があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼またはそれらの任意
    の位置に炭素 数1〜7個の炭化水素基を1から2個有する2価の炭化
    水素基である請求項1から3のいずれか一項に記載の二
    官能性大環状キレート配位子、およびその塩。 5、前記式[ I ]中、Yが▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、 Wは前記式[ I ]の定義と同じ。)またはそれらの任
    意の位置に炭素数1〜7個の炭化水素基を1から4個有
    する2価の炭化水素基である請求項1から4のいずれか
    一項に記載の二官能性大環状キレート配位子、およびそ
    の塩。 6、前記式[ I ]中、Wが同一または互いに異なって
    もよく、水素原子、カルボキシメチル基、カルボキシエ
    チル基、メトキシカルボニルメチル基、メトキシカルボ
    ニルエチル基、エトキシカルボニルメチル基、エトキシ
    カルボニルエチル基、ベンジルオキシカルボニルメチル
    基、またはベンジルオキシカルボニルエチル基であり、
    かつすべてが水素原子の場合を除いたものである請求項
    1から5のいずれか一項に記載の二官能性大環状キレー
    ト配位子、およびその塩。 7、下記式[II]、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・[II] 〔式中、Z、A、R^1は前記式[ I ]の定義とN同
    じ。Y^1は▲数式、化学式、表等があります▼なる構
    造で 表わされる。ここで、R^2、nは前記式[ I ]の定
    義と同じ。〕 で表わされる大環状ポリアミン類、およびその塩。 8、前記式[II]中、Zがニトロ基;アミノ基;保護さ
    れたアミノ基;シアノ基;イソチオシアノ基;またはハ
    ロアセトアミド基である請求項7に記載の大環状ポリア
    ミン類、およびその塩。 9、前記式[II]中、Aがメチレン基、エチレン基、プ
    ロピレン基または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、mは0から3の整数を表わす)である請求項7
    または8に記載の大環状ポリアミン類、およびその塩。 10、前記式[II]中、R^1が▲数式、化学式、表等
    があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼またはそれらの任意
    の位置に炭素 数1〜7個の炭化水素基を1から2個有する2価の炭化
    水素基である請求項7から9のいずれか一項に記載の大
    環状ポリアミン類、およびその塩。 11、前記式[II]中、Y^1が ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼ またはそれらの任意の位置に炭素数1〜7個の炭化水素
    基を1から4個有する2価の炭化水素基である請求項7
    から10のいずれか一項に記載の大環状ポリアミン類、
    およびその塩。 12、下記式[II]で表わされる大環状ポリアミン類、
    またはその塩と、 下記式[III]、 X−W^1・・・・・・[III] 〔式中、Xはハロゲン原子またはアルコールの活性化誘
    導体を表わし、W^1はカルボキシアルキル基、アルコ
    キシカルボニルアルキル基を表わす。〕 で表わされるアルキル化剤を、塩基の存在下で縮合せし
    め、しかる後に必要に応じて脱保護および/または前記
    式[II]中の官能基Zを生体物質と反応しうる官能基に
    変換することを特徴とする前記式[ I ]で表わされる
    二官能性大環状キレート配位子、およびその塩の製造法
    。 13、下記式[IV]、 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・[IV] 〔式中、Z、A、R^1は前記式[ I ]の定義と同じ
    。Y^1は前記式[II]の定義と同じ。〕で表わされる
    大環状ポリアミンジオキソ誘導体を、還元剤で処理する
    ことを特徴とする前記式[II]で表わされる大環状ポリ
    アミン類、およびその塩の製造法。
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