JPH03196798A - 音響装置およびこのような音響装置を構成するための駆動装置 - Google Patents

音響装置およびこのような音響装置を構成するための駆動装置

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JPH03196798A
JPH03196798A JP33521089A JP33521089A JPH03196798A JP H03196798 A JPH03196798 A JP H03196798A JP 33521089 A JP33521089 A JP 33521089A JP 33521089 A JP33521089 A JP 33521089A JP H03196798 A JPH03196798 A JP H03196798A
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健司 横山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、一般の電力増幅器に接続されて、スピーカ
をその電気音響再生特性を改善すべく駆動するようにし
た音響装置、および前記一般の電力増幅器と協働し、ス
ピーカをその電気音響再生特性を改善すべく駆動する駆
動装置に関する。
[従来の技術] 従来、スピーカ(スピーカユニットまたはスピーカシス
テム)を駆動する電力増幅器は、出力インピーダンスが
実質的に零であり、スピーカをいわゆる定電圧駆動する
ものが一般的であった。
これに対し、最近、出力インピーダンスに負性インピー
ダンス成分を含ませる、いわゆる負性インピーダンス駆
動や、スピーカの出力を何らかの方法で検出して帰還す
る、いわゆるモーショナルフィードバック(MFB)駆
動によって、スピーカの音響再生特性を改善したり、音
響再生特性を損なうことなくキャビネットやスピーカ振
動系の小形化を図った音響システムが提案されている(
特開平1−229599号、特開平1−229598号
、特公平1−30358号等)。
しかしながら、これらの音響システムは、スピーカに対
応した特別な駆動装置(電力増幅器)を用いる必要があ
り、そのため、既に一般の電力増幅器を所持し愛用して
いるユーザは、前記システムを構成しようとする場合、
愛用の電力増幅器を全く利用できなくなってしまうとい
う問題があった。
また、特開昭58−29295号には、スピーカと直列
に所定の周波数以下で負性抵抗を有する負性抵抗回路を
接続し、このスピーカと負性抵抗との直列回路を一般の
電力増幅器で駆動してスピーカの低音域特性を改善する
ことが開示されている。しかしながら、この特開昭58
−29295号の実施例に唯一開示されている負性抵抗
回路は、トランジスタA級アンプである。このようなト
ランジスタA級アンプは、電圧利用効率、電力損失およ
びコスト等の面から、イヤホンまたはヘッドホン等のよ
うな微小電力用としての場合や趣味として用いるような
掻く特殊な場合を除き、スピーカのような低インピーダ
ンスの電力供給用としては用いられない。すなわち、ト
ランジスタA級アンプは、一般概念上、電力増幅器の範
噴には含まれないものである。さらに、この負性抵抗回
路において、エミッタ抵抗は、スピーカ電流検出用の検
出抵抗でもあるため、この抵抗を単純にトランジスタ等
の能動素子に替えて一般的な電力増幅器のような5EP
P構成とすることもできない。すなわち、前記特開昭5
8−29295号は、スピーカと直列に負性抵抗回路を
接続することによってそのスピーカを一般の電力増幅器
を用いて負性抵抗駆動し得ることを示唆はしているもの
の、スピーカを実用上問題なく駆動し得る現実的な負性
抵抗回路の構成を開示または示唆するには至っていない
[発明が解決しようとする課題」 この発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、従来
の電力増幅器をそのまま利用でき、かつ全く問題なく現
実に前記音響システムにおけると同様のスピーカ特性を
改善するような駆動が可能な音響装置、および駆動装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、この発明では、スピーカを通
常駆動する一般の電力増幅器と協働してそのスピーカの
電気音響再生特性を改善すべく駆動するとともに、この
特性改善駆動の際に通常駆動時より増大する分の電気エ
ネルギーを生成する駆動装置(第2の電力増幅器)を設
け、それ以外のエネルギーである通常駆動分のエネルギ
ーは前記一般の電力増幅器から供給するようにしている
[作用および効果コ 前記構成によれば、通常駆動分のエネルギーは通常の電
力増幅器である一般の電力増幅器から供給するようにし
たため、一般の電力増幅器を愛用しているユーザはその
愛用の電力増幅器を活用して負性インピーダンス駆動や
MFB駆動等を実現し、手持または市販のスピーカの電
気音響再生特性を改善することができる。また、一般の
電力増幅器によって駆動することにより自動的に負性イ
ンピーダンス駆動やMFB駆動等がなされる、小形で電
気音響再生特性に優れた音響装置(スピーカシステム)
を実現することができる。
また、この発明の駆動装置は、第2の電力増幅器によっ
て前記負性インピーダンス駆動やMFB駆動等により増
大する分の電気エネルギーを供給するようにしたため、
これと協働する前記一般の電力増幅器の出力を無駄なく
活用することができる。さらに、この第2の電力増幅器
は、前記負性インピーダンス駆動やMFB駆動等により
増大する分の電気エネルギーのみ供給をすれば足りるた
め、従来の負性インピーダンス駆動やMFB駆動等用と
しての専用の駆動装置より小形、かつ安価に構成するこ
とができる。
[実施例] 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。なお、
各図において共通または対応する部分は同一の符号また
は同一のサフィックスを付した符号で表わしである。
第1図は、この発明の一実施例に係る音響装置の構成を
示す。この音響装置は、スピーカの特性改善のため負性
インピーダンス駆動するもので、共鳴管ボート11を有
するキャビネット1内にスピーカユニット2とこの発明
の特徴とする負性インピーダンス駆動装置であるアンプ
ユニット3とを配設し、さらに、この音響装置を一般の
電力増幅器であるパワーアンプ5の出力端に接続するた
めの一対の外部入力端子Pi、P2を設けている。アン
プユニット3は、電力増幅回路31、正帰還回路32お
よび伝達関数付与回路33からなる。正帰還回路32は
スピーカ電流検出用のインピーダンス素子Zs、および
インピーダンス素子Za、Zb等により所定の伝達関数
βを与えられた帰還用増幅器A1を具備する。インピー
ダンス素子Zsのインピーダンス値はスピーカユニット
2のそれに比べて無視し得る程度の大きさに設定しであ
る。
第1図の装置においては、一方の外部入力端子P1を前
記スピーカ電流検出用インピーダンス素子Zsを介して
スピーカユニット2の一方の入力端子P3に接続し、ス
ピーカユニット2の他方の入力端子P4はアンプユニッ
ト3の動作基準電位点に接続しである。さらに、前記電
力増幅回路31の入力には、前記スピーカユニット2に
流れる電流をインピーダンス素子Zsで検出した検出出
力を帰還用増幅器A1を介して正帰還するとともに、所
定の伝達関数を有する伝達関数付与回路33を介して前
記一方の外部入力端子ptに供給される信号を供給する
ように構成しである。
このアンプユニット3の諸特性は、スピーカユニット2
の内部インピーダンスをZL、伝達関数付与回路33の
伝達関数(利得)をT (s)、正帰還回路32の伝達
利得をβ−Z b / Z a、伝達関数付与回路33
の出力電圧に対する電力増幅回路31の伝達利得をα=
 Z f / Z c、正帰還回路32の出力電圧に対
する電力増幅回路31の伝達利得をA=Zf/Zdとす
ると、 (a)伝達特性G (s)は、 G(s)、 =”− Jω Vl 1  + −(1−α ・ β) ZL ・・・・ (1) となる。
(b)また、スピーカユニット2から見た駆動インピー
ダンスZoは、 Gzt=c。
Z o = Z L  (−−1)      ・・・
・ (2)G ZL=2ム =Zs  (1−α ・ β) ここで、G2L51:lおよびG2い2Lは、それぞれ
(1)式にZL=o:lおよびZL=ZLを代入したと
きの伝達特性値である。また、パワーアンプ5の出力イ
ンピーダンスAZはO[Ω]としている。
(C)パワーアンプ5から見た負荷インピーダンスZi
は、 ZL+Z。
”=1+A、□(5)     ・・・・(3)となる
これらの式から、 (d)伝達特性を1にするため、すなわちスピーカの出
力音圧を通常の定電圧駆動時と同じ周波数特性にするた
めのT (s)は、 20        ・・・・(4) ” (5)=A−ZL (e)負性インピーダンス出力端(電力増幅回路31の
出力端の電圧(v3)振幅をゼロにするため、すなわち
完全制動状態(スピーカ振動系のQがOの状態)の効果
を維持しつつスピーカが反作用なく駆動されているとき
にVsをゼロにするためのT(s)は、 o−Zs T(S)”A (ZL+Zs)    ・・・・(5)
であることが分る。但し、実際上はスピーカの反作用が
あるので、T (s)を(5)式のように設定しても、
■、はゼロとはならない。
次に、第1図の音響装置における各変数の作用を検討し
た。結果は下記の通りである。
(a)α・β=1に設定した場合、(2)式よりZo=
Oであるから装置としては定電圧駆動状態となるととも
に、(1)式より伝達特性は1+A−T(s)となるの
で、T(s)を制御することによって周波数特性をコン
トロールすることができる。
(b)(2)式より、α・β〉1の領域では、出力イン
ピーダンスZoは負になる。
(c)T (s)=Oにすると、前記特開昭58−29
295号で意図するような、単なる負性インピーダンス
回路として動作させることができる。
(d)(5)式より、負性インピーダンス発生回路、す
なわちアンプユニット3の電力増幅器33の出力の振幅
を少なくすることができ、省電力化を図ることかできる
(e)α、β、AおよびT (s)の設定によって最適
条件を設定することができる。この場合、船釣にT (
s)は位相反転系(−17(s))の伝送系となる。
第1図において、アンプユニット3は、パワーアンプ5
と共働して、スピーカユニット2を負性インピーダンス
駆動する。この負性インピーダンス駆動は、特開平1−
229599号の音響装置と全く同様に行なわれる。
第2図は、この発明の第2の実施例を示す。この音響装
置は、第1図のものに対し、スピーカユニット2として
ダイナミックスピーカを用いて回路全体をより具体的に
表わすとともに、スピーカ電流検出は接地(GND)側
で行なうようにしたものである。また、ダイナミックス
ピーカの内部インピーダンスは主にボイスコイルの抵抗
(Rv)であり、僅かにインダクタンス成分を含んでい
ることから、ここでは、前記(2)式で表わされる出力
インピーダンスZOがこの内部インピーダンスRvを打
ち消すような負性抵抗(−Rv)となるように、スピー
カ電流検出用インピーダンス素子Zsとして抵抗Rsを
用い、かつ正帰還利得α・βおよびアンプ利得Aを定め
る各インピーダンス素子としても抵抗を用いている。
さらに、第2図の装置においては、伝達関数付与回路3
3を構成するアンプA3を、DCサーボ用アンプに兼用
している。すなわち、外部入力端子P1に供給される信
号を伝達関数付与回路33のアンプA3で非反転増幅し
て電力増幅回路31を構成するアンプ(内部パワーアン
プ)A2の非反転入力端に入力するとともに、アンプA
3の反転入力を利用して内部パワーアンプA2のDC変
動を負帰還(NFB)補償している。
第2図の音響装置は、第3図Aの等価回路に示されるよ
うに、スピーカ2側に独立してスピーカ2の内部インピ
ーダンスRvを打ち消すような負性抵抗(−Rv)を発
生させている。このため、スピーカ2は、モーショナル
インピーダンスZMが、内部インピーダンス素子等のイ
ンピーダンスを介することなく、電圧源5と31とに直
接接続されたのと等価となる。電圧源は内部インピーダ
ンスがゼロであるから、スピーカ2のモーショナルイン
ピーダンスZMは両端を短絡されて共振Qがゼロとなり
、スピーカ2は、完全にデッドの状態となって極めて強
力に駆動および制動される。そして、この音響装置にお
いては、伝達関数付与回路33の伝達関数T(s)を適
宜設定することにより、負性抵抗発生用の電力増幅器3
1の出力電圧を小さくし、もってパワーアンプ5側から
の電力供給を増加せしめたり、負性インピーダンス駆動
時の周波数補正を行なうことができる。
この音響装置は、さらに、従来の一般アンプがそのまま
使えてアンプ固有の特徴も充分反映されるという長所を
有している。
これに対し、特開平1−229599号に開示された負
性インピーダンス駆動装置は、第3図Bの等価回路に示
されるように、アンプ5°側に負性インピーダンスを持
たせるようにしているため、アンプ5°として出力イン
ピーダンス中に負性インピーダンスを含む特殊なものを
用いなければならず、アンプがスピーカとペアとなり、
汎用性が乏しいという欠点があった。
また、特開昭58−29295号に開示されたスピーカ
駆動装置は、第3図Cの等価回路に示されるように、負
性抵抗(−Rv)をスピーカと直列に接続するものであ
る。このように負性抵抗を接続した場合、通常、スピー
カの出力特性を調節するために上記伝達特性付与回路3
3のようなイコライザ回路が必要である。このイコライ
ザ回路は、第3図Cに26゜で示すようにスピーカと直
列に接続されると考えられるが、その場合、負性抵抗−
Rvの効きが減少し、スピーカ2のモーシミナルインピ
ーダンスZMの制動力が減少する。さらに、この負性抵
抗(−Rv)は、スピーカ電流検出抵抗をエミッタ抵抗
とするトランジスタA級アンプであるため、このトラン
ジスタは、等価的にスピーカ2とエミッタ抵抗との並列
回路を駆動することになる。したがって、このエミッタ
抵抗をスピーカ2のインピーダンスより充分小さく設定
すると、負性抵抗用のトランジスタの消費電力は実用に
耐えない程、大となる。一方、エミッタ抵抗を大きくす
ると、これは、アンプ5に対してはスピーカ2と直列に
接続されるため、アンプ5の出力がエミッタ抵抗で消費
されて低減してしまう。いずれにしても、特開昭58−
29295号の負性抵抗回路は、一般のアンプとの協働
という面からは実用的でない。
第4図は、この発明の第3の実施例を示す。
同図の音響装置は、伝達関数付与回路33の出力をスピ
ーカ電流検出抵抗Rsの両端電圧でシフトして抵抗Rs
の図中右端側電圧を基準とするアンプ31で増幅するよ
うにしている。
第5図は、第4図の音響装置のより具体的な回路例を示
す。第5図の装置において、伝達関数付与回路33は受
動素子のみで構成しである。
第6図は、この発明の第4の実施例を示す。
同図の音響装置は、2ウエイスピーカシステムのウーフ
ァのみをこの発明の特徴とする負性インピーダンス駆動
するようにしたものである。同図において、電源7は、
交流電源、例えば100vの商用電源より電力増幅アン
プA2用の直流電源+B、および−B、 ならびに電流
検出アンプA1、伝達関数付与回路33のアンプA3お
よびプロテクション回路8用の直流電源+82および−
B、を発生する。プロテクション回路8は、過負荷や過
渡または異常動作による回路およびスピーカの破壊およ
び劣化を防止するためのもので、スと一部に所定値以上
の直流電流が流れた場合にリレー接点rylをオフする
DCCプロチク99機能、スピーカに過電流が流れた場
合にリレー接点rylをオフする通電流プロテクション
、放熱板温度が所定値以上となったときにリレー接点r
ylをオフする放熱板温度プロテクション、および電源
スィッチ9の投入時、所定の時間遅延してリレー接点r
ylをオンさせる電源ミューティングの各機能を備えて
いる。また、この装置には、図示しない一部ヒユーズや
トランス内温度ヒユーズ等のプロテクション手段も設け
である。
第7図は、第6図の音響装置をより具体化した回路図を
示す。第7図において、IC(STK4040V)30
は、第6図の各アンプAI。
A2.A3およびその周辺回路の一部を集積したハイブ
リッドICである。直流電源7は、センタタップ式2次
巻線電圧を有する電源トランス71と全波整流回路72
とで構成され、電圧+81および−B、の2つの直流電
圧を発生する。これらの電圧はIC30内のアンプA2
へ直接供給されるとともに、デカップリング回路73を
介して電圧十B2および−B、としてアンプAI、A3
等からなる回路に供給される。スピーカ電流検出抵抗R
sは0.2[Ω]である。
プロテクション回路8においては、抵抗R81とコンデ
ンサCatとで外部入力端子P1に生じる信号に直流成
分を通過し、これが+0.6v以上であればトランジス
タQasをオンし、トランジスタQazおよびQasを
オフする。これにより、リレーソレノイドRYIが消勢
され、リレー接点rylがオフする。また、前記直流成
分が−0,6v以下であればトランジスタQ62のベー
ス電流をダイオードDalおよびD62を介してバイパ
スし、トランジスタQ82およびQasをオフすること
によりリレーソレノイドRYIを消勢する。これらの動
作により、前記DCCプロチク99機能を実現している
。スピーカ(ウーファ)2に過電流が流れた場合、電流
検出抵抗Rsの両端の交流電圧が高(なる。この交流電
圧は、ダイオードD83を介してトランジスタQa+の
ベースに供給される。しだがって、これが十〇、SV以
上であれば、上述したように、トランジスタQa+がオ
ンし、トランジスタQa2およびQ63がオフしてリレ
ーソレノイドRYIが消勢され、リレー接点rylがオ
フする。すなわち、過電流プロテクション機能が実現さ
れる。放熱板温度が上昇すると、IC30が取り付けら
れているのと同じ放熱板(図示せず)に取り付けられて
いる正特性サーミスタPTHの抵抗値が上昇する。そし
て、放熱板温度が所定値以上になると抵抗R62と正特
性サーミスタPTHとの分圧値が1.2V以上になる。
これにより、トランジスタQa+はダイオードDa4を
介してベース電流を供給されてオンし、トランジスタQ
82およびQ83はオフしてリレーソレノイドRYIが
消勢され、リレー接点rylがオフする。すなわち、放
熱板温度プロテクション機能が実現される。電源スィッ
チ9の投入時は、コンデンサca2が抵抗R83を介し
て充電されその端子電圧が0.6V以上になるまでトラ
ンジスタQazおよびQ83はオンしない。したがって
、この間はリレー接点rylがオフしており、ウーファ
2およびアンプユニット3への信号が遮断される。すな
わち、電源ミューティング機能が実現される。
この装置のプロテクション手段としては、さらに、−次
フユーズFSが設けられている。また、電源トランス7
1内には図示しないトランス内温度ヒユーズも設けであ
る。
第8図は、この発明の第5の実施例を示す。この音響装
置は、特開平1−229598号の音響装置と同様のM
FB (モーショナルフィードバック)駆動を一般のパ
ワーアンプ5を活用して行なえるようにしたもので、振
動センサ21付スピーカユニツト2とこの発明の特徴と
するMFB駆動装置であるアンプユニット3とを、共鳴
管ボート11を有するキャビネット1内に配設し、さら
に、この音響装置を一般の電力増幅器であるパワーアン
プ5の出力端に接続するための一対の外部入力端子Pi
、P2を設けている。ここでは、一方の外部入力端子P
1を前記スピーカユニット2の一方の入力端子P3に接
続し、該スピーカユニット2の他方の入力端子P4はア
ンプユニット3の動作基準電位点に接続しである。さら
に、前記アンプユニット3の電力増幅回路31の入力に
は、前記振動センサ21によるスピーカユニット2の振
動状態検出出力を負帰還するとともに、所定の伝達関数
を有する伝達関数付与回路33を介して前記一方の外部
入力端子P1に供給される信号を供給するように構成し
である。
振動センサ21は、スピーカユニット2の振動板22の
振動状態を何らかの方法で検出するもので、例えば速度
センサ、変位センサまたは加速度センサ等からなる。な
お、この振動センサ21に代えて、特開平1−2295
98号に記載されるように、ブリッジ回路を用いて振動
状態を検出することもできる。アンプユニット3は、電
力増幅回路31、負帰還回路32゛および伝達関数付与
回路33からなる。負帰還回路32゛は前記振動センサ
21または振動状態検出ブリッジ回路の検出出力を所定
の伝達関数βで増幅し、電力増幅回路31の反転入力端
子へ入力する。
第8図の音響装置においては、アンプユニット3が一般
のパワーアンプ5と共働し、全体として特開平1−22
9598号の音響装置と全く同様のMFB駆動が行なわ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る音響装置の構成を
示す回路図、 第2図は、この発明の第2の実施例に係る音響装置の構
成を示す回路図、 第3図A〜Cは、それぞれ第2図の音響装置の等価回路
図、ならびに第1および第2の従来例に係る音響装置の
等価回路図、 第4図は、この発明の第3の実施例に係る音響装置の回
路図、 第5図は、第4図の音響装置のより具体的な回路例を示
す回路図、 第6図は、この発明の第4の実施例に係る音響装置の回
路図、 第7図は、第6図の音響装置をより具体化した回路図、
そして 第8図は、この発明の第5の実施例に係る音響装置の回
路図である。 1:キャビネット 11:共鳴管ポート 2ニスピーカニニツト 21:振動センサ 3:アンプユニット 31コ電力増幅回路 32.32’  :帰還回路 33:伝達特性付与回路 5;一般のパワーアンプ Pi、P2:外部入力端子 P3.P4:スピーカの入力端 R8:スピーカ電流検出抵抗

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スピーカを通常駆動する第1の電力増幅器に駆動
    されてスピーカをその電気音響再生特性を改善すべく駆
    動する音響装置において、 前記スピーカを特性改善駆動することによって前記通常
    駆動時より増大する分の電気エネルギーを生成する第2
    の電力増幅器を設けるとともに、前記増大する分の電気
    エネルギー以外の電気エネルギーである前記通常駆動分
    のエネルギーは前記第1の電力増幅器から供給するよう
    に構成したことを特徴とする音響装置。
  2. (2)前記特性改善駆動は、負性インピーダンス駆動で
    ある請求項1記載の音響装置。
  3. (3)前記特性改善駆動は、モーショナルフィードバッ
    ク駆動である請求項1記載の音響装置。
  4. (4)前記第2の電力増幅器は、前記スピーカが収納さ
    れるキャビネット内に配設されている請求項1記載の音
    響装置。
  5. (5)前記キャビネットは、共鳴体構造を有する請求項
    4記載の音響装置。
  6. (6)スピーカユニットと、 前記スピーカユニットの一方の入力端にその出力端を接
    続された電力増幅回路と、 前記スピーカユニットの他方の入力端に接続された第1
    の外部入力端子と、 前記電力増幅回路の動作基準電位点に接続された第2の
    外部入力端子と、 前記スピーカユニットに流れる電流を検出しその検出出
    力を前記電力増幅回路の入力側へ正帰還する正帰還回路
    と、 前記第1の外部入力端子に供給される信号を所定の伝達
    関数を介して前記電力増幅回路へ入力する伝達関数付与
    回路と、 前記スピーカユニット、ならびに前記の電力増幅回路、
    正帰還回路および伝達関数付与回路からなるアンプユニ
    ットを収納するキャビネットとを具備することを特徴と
    する音響装置。
  7. (7)振動状態検出可能なスピーカユニットと、前記ス
    ピーカユニットの一方の入力端にその出力端を接続され
    た電力増幅回路と、 前記スピーカユニットの他方の入力端に接続された第1
    の外部入力端子と、 前記電力増幅回路の動作基準電位点に接続された第2の
    外部入力端子と、 前記スピーカユニットの振動状態検出出力を前記電力増
    幅回路の入力側へ負帰還する負帰還回路と、 前記第1の外部入力端子に供給される信号を所定の伝達
    関数を介して前記電力増幅回路へ入力する伝達関数付与
    回路と、 前記スピーカユニット、ならびに前記の電力増幅回路、
    負帰還回路および伝達関数付与回路からなるアンプユニ
    ットを収納するキャビネットとを具備することを特徴と
    する音響装置。
  8. (8)出力インピーダンスが実質的に零である一般電力
    増幅器と協働し、スピーカをその電気音響再生特性を改
    善すべく駆動する駆動装置であって、 前記一般電力増幅器の一方の出力端を前記スピーカの一
    方の入力端に実質的に直結する接続回路と、 前記電力増幅器の他方の出力端を動作基準電位点として
    前記一方の出力端の信号を入力し所定の伝達関数で増幅
    して前記スピーカの他方の入力端を駆動する電力増幅回
    路と、 前記スピーカの駆動または作動の状態を検出しその検出
    出力を前記電力増幅回路の入力側に帰還する帰還回路と を具備することを特徴とする駆動装置。
  9. (9)前記帰還回路は、前記スピーカの駆動電流を正帰
    還し、前記電力増幅回路とともに負性インピーダンス駆
    動回路を構成する請求項8記載の駆動装置。
  10. (10)前記帰還回路は、前記スピーカの振動状態を検
    出してその検出信号を負帰還し、前記電力増幅回路とと
    もにモーショナルフィードバック駆動回路を構成する請
    求項8記載の駆動装置。
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