JPH03194219A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

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JPH03194219A
JPH03194219A JP33239289A JP33239289A JPH03194219A JP H03194219 A JPH03194219 A JP H03194219A JP 33239289 A JP33239289 A JP 33239289A JP 33239289 A JP33239289 A JP 33239289A JP H03194219 A JPH03194219 A JP H03194219A
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JP
Japan
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intermediate member
outer member
inner member
power transmission
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP33239289A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kameda
修 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二軸間に設けられて一方の軸からの回転力は
他方の軸に伝達するが、この逆方向には動力伝達を行わ
ないようにした所謂ツーウェイクラッチと称される動力
伝達装置に関するものである。
(従来の技術) この種のツーウェイクラッチの公知例としては、例えば
、特開昭63−26433号公報に開示される如く、一
方の回転軸に連結された外輪と他方の回転軸に連結され
た内輪との間に、ボールとカムとからなる保合機構を周
方向に複数個配置し、内輪側から外輪側への動力伝達の
みを行い、外輪側から内輪側への動力伝達はこれを禁止
するようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、この公知例の如き従来の動力伝達装置は、ボ
ールとカムとからなる係合機構を多数配置する必要があ
るため、その構造が複雑化し、組付は作業が煩雑である
等の問題があった。
そこで本発明は、ツーウェイクラッチとしての機能を持
つ動力伝達装置において、その構造を簡略化してコスト
ダウンあるいは組付性の向」−を図らんとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明ではかかる課題を解決するための手段として、第
1回転軸に連結され月つその内周面を摺接面としたアウ
ター部材と、第2回転軸に連結されるとともに上記アウ
ター部材に対して同軸状に1」つ相対回転可能なる如く
配置されたインづ一部材と、その外周面を」二記アウタ
ー部材の摺接面より僅かに小径の摺接面とし月つ該アウ
ター部材内にその摺接面を該アウター部材摺接面に近接
対向させた状態で相対回転可能に配置された中間部材と
を備えるとともに、」1記インナー部材と中間部材との
間に、これらの相対回転方向において相互に係合し該中
間部材をインナー部材に対して径方向外方に変位させる
カム機構を設けたことを特徴としている。
(作用) 本発明ではこのような構成であるから、第1回転軸側か
らアウター部材側に動力が人力された場合は、該アウタ
ー部材と中間部材とが相対回転しこの両者間の結合が解
除されていることから、インナー部材を介しての第2回
転軸側への動力伝達は実行されない。
一方、第2回転軸側からインナー部材側に動力が人力さ
れた場合には、該インナー部材と中間部材の間に配置さ
れたカム機構が該インナー部材と中間部材との相対回転
に伴って作動し、該カム機構のカム作用によって該中間
部材はインナー部材に対してその径方向外方に変位せし
められる。この結果、中間部材の外周の摺接面かアウタ
ー部材の摺接面に対して内接状態で抑圧接触し、該中間
部材とアウター部材とは相互に摩擦結合され、第2回転
軸に入力された動力はインナー部材、中間部材及びアウ
ター部材を介して第1回転軸側に伝達されることになる
(発明の効果) 従って、本発明の動力伝達装置によれば、該装置が、ア
ウター部材と中間部材とインナー部材の一 三つの回転部材と、該中間部材とインナー部材の間に配
置したカム機構とで構成されるものであるため、例えば
、上掲公知例のようにボールとカムとからなる係合機構
を周方向に多数配置する構成の6のに比して、その構造
が簡略化され、この結果、コストダウンあるいは組み(
−1IJ性の向」二に寄与し得るという効果が得られる
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を説明
する。
第1図には、本発明の実施例にかかる動力伝達装置lO
を備えた自動車用変速機リバースギヤ部分が示されてお
り、同図において符号lは出力軸であり、該出力軸1に
は後述の動力伝達装置10を介して出力ギヤ4が取り付
けられている。
また、符号2はカウンター軸であり、該カウンター軸2
にはリバースギヤ5が軸支されている。
そして、このリバースギヤ5は、アイドルギヤ軸3に取
り付けたリバースアイドルギヤ6を介して上記出力ギヤ
4に連結されている。
上記動力伝達装置IOは、第1図及び第2図に示すよう
に、上記出力軸1にスプライン係合するボス部11aと
その内周面11cを摺接面としたボス付きリング状のア
ウター部材11と、上記出力ギヤ4の側部に一体的に形
成され軸受9を介して上記アウター部材I+のボス部1
1aの外側に回転可能に支承されたインナー部材12と
、上記アウター部材11の内周面11cに対してスキマ
バメ程度のハメアイをもつ外周面13aを摺接面とした
略リング状の中間部材13とを有している。
そして、このインナー部材12と中間部材13とは、上
記アウター部材11に対してその内側にしかも相互に軸
方向に重合した状態で配置されている。
また、このインナー部材12と中間部材13とは、後述
のカム機構15を介して連結されている。
即ち、上記インナー部材12は、その外周面上に、その
両側面16a、16aを湾曲面状のカム面とした略イン
ボリュート歯形状のカム突起16.16゜・・を周方向
に等間隔で複数個形成している。従って、各カム突起1
6.16.・・の各カム面+6a16aは、動力伝達装
置10の軸心G、を通る径方向直線に対して常に所定の
傾斜角をもつことになる。
一方、中間部材13は、その内周面」二に、」1記イン
ナー部U’+2のカム突起16と噛合状態で係合するカ
ム凹部I8を一個だけ形成し、その両側面18a、18
aをカム面としている。この各カム面18a、I8aは
、上記カム突起16側の各カム面16a、16aと同様
に、軸心G、を通る径方向直線に対して所定の傾斜角を
もつことになる。
このインナー部1112側のカム突起16と中間部材1
3側のカム四部18とで上記カム機構15が構成されて
いる。従って、第2図に示すようにアウター部材11と
インナー部材12の間に中間部材13を嵌挿してこれら
を組み合わせた状態においては、該インナー部材12と
中間部材I3とは動力伝達装置10の軸心G、に対して
径方向の一方に偏った位置で周方向に係合し、且つその
係合面の方向は、径方向直線に対して傾斜することにな
る。
このように構成された動ツノ伝達装置10によれば、ア
ウター部材1Nとインナー部材12のいずれにも回転力
がかかっていない状態においては、該インナー部材12
と中間部材I3とは初期係合状態のまま相対関係が保持
され、該中間部材13とその外側に位置するアウター部
材11とはその同心性が維持される。従って、この状態
から例えば、アウター部材II側に回転力がかかった場
合には、該アウター部材11と中間部材13とは非係合
状態にあり、該アウター部材+1は中間部材13の外側
で空回りするだけてインナー部材12側には回転力は伝
達されない。
これに対して、インナー部材I2側に回転力がかかった
場合には、その回転力はアウター部材11側に伝達され
る。即ち、インナー部材12に回転力がかかると該イン
ナー部材12と中間部材I3との間に相対回転力が生じ
、該インナー部材12と中間部材13とは上記カム機構
15部分において係合し、カム突起16とカム凹部1B
の回転8 方向前方側に位置する各カム面16a、ISa間には所
定の接触圧が作用する。この場合、該カム機構15が動
力伝達装置10の軸心G1に対して径方向に偏心し且つ
その係合面が動力伝達装置IOの軸心を通る直線に対し
て傾斜しているため、中間部材13はインナー部材12
に対してその偏心係合側寄りに相対変位せしめられる。
この結果、該中間部材13の摺接面13aとアウター部
材l!の摺接面+1cとが、はぼその半周の範囲内で押
圧接触し、この両者は一体的に摩擦結合され、中間部材
I3側からアウター部材11側へ回転力が伝達されるこ
とになる。
このように、この実施例の動力伝達装置IOは、それ自
体構造の簡単なアウター部材IIとインナー部材12と
中間部材13の三つの部材を組み合わせ且つインナー部
材12と中間部材13の間をカム係合させるという極め
て簡略な構成によってツーウェイクラッチとしての機能
を得ることができるものである。
このような構成の動力伝達装置10を第1図に示すよう
に変速機のリバースギヤ部分に組み込んだ場合には、リ
バース走行時にはリバースギヤ5に入った動力はリバー
スアイドルギヤ6、出力ギヤ4から動力伝達装置10の
インナー部材12に伝達され該インナー部材12を回転
させる。このインナー部材12が回転することにより中
間部材13を介してアウター部材■1が回転し、出力軸
l側に動力が伝達される。即ち、正常なリバース走行が
実現される。
これに対して、通常走行時には、リバースギヤ5には回
転力はかからないが、これら各ギヤは噛合状態のまま保
持されている。従って、車両の走行によって車輪側から
出力軸l側に変動動力が入った場合には、各ギヤが小刻
みに回転し、いわゆる歯打ち音が生じるおそれがある。
しかし、この実施例のものにおいては、車輪側から出力
軸lに変動動力が入り動力伝達装置10のアウター部材
11が回転したとしても、この回転ツノはインナー部材
12側には伝達されない。ごのため、各ギヤにおける歯
打ち音の発生はなく、4 静粛運転が実現されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる動力伝達装置を備えた
自動車用変速機の要部縦断面図、第2図は第1図の■−
■縦断面図である。 !・・・・出力軸 2・・・・カウンター軸 3・・・・アイドルギヤ軸 4・・・・出力ギヤ 5・・・・リバースギヤ 6・・・・リバースアイドルギヤ IO・・・動力伝達装置 ++ ・・・アウター部材 12・・・インナー部材 I3・・・中間部材 15・・・カム機構 16・・・カム突起 17・・・カム四部 +1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1回転軸に連結され且つその内周面を摺接面とし
    たアウター部材と、第2回転軸に連結されるとともに上
    記アウター部材に対して同軸状に且つ相対回転可能なる
    如く配置されたインナー部材と、その外周面を上記アウ
    ター部材の摺接面より僅かに小径の摺接面とし且つ該ア
    ウター部材内にその摺接面を該アウター部材摺接面に近
    接対向させた状態で相対回転可能に配置された中間部材
    とを備えるとともに、上記インナー部材と中間部材との
    間には、これらの相対回転方向において相互に係合し該
    中間部材をインナー部材に対して径方向外方に変位させ
    るカム機構が設けられていることを特徴とする動力伝達
    装置。
JP33239289A 1989-12-20 1989-12-20 動力伝達装置 Pending JPH03194219A (ja)

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JP33239289A JPH03194219A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 動力伝達装置

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JPH03194219A true JPH03194219A (ja) 1991-08-23

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