JPH0319281Y2 - - Google Patents

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JPH0319281Y2
JPH0319281Y2 JP1985032550U JP3255085U JPH0319281Y2 JP H0319281 Y2 JPH0319281 Y2 JP H0319281Y2 JP 1985032550 U JP1985032550 U JP 1985032550U JP 3255085 U JP3255085 U JP 3255085U JP H0319281 Y2 JPH0319281 Y2 JP H0319281Y2
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heating element
fragrance
adsorbent
hair curler
present
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は携帯ヘアカーラー用発熱体の改良、詳
しくはヘアカーラーの空胴部に挿入を目的とした
携帯ヘアカーラー用香料吸着体つき発熱体に関す
る。
〔従来の技術〕
従来よりヘアカーラーの空胴部に空気中の酸素
の酸化により発熱する発熱体を挿入して毛髪をカ
ールする軽便化された携帯ヘアカーラーは公知の
事実である。
その際、カールする前後に香水を噴霧して毛髪
の発熱による異臭の発生を押えているのが現状で
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで発熱体の中に香料を混入、又は浸透させ
る方法が考えられるが、発熱体の発熱原理は、例
えば鉄粉と空気中の酸素との反応による発熱プロ
セスであるため、そこには当然鉄サビ臭の発生が
あり、それの除去には活性炭を混入使用するた
め、発香とは全く逆に発香を抑えることになり、
発熱体に香料を混入ないしは浸透させる方法は事
実上不可能である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる問題に対処してなされたもの
で、その要旨とするところはヘアカーラーの空胴
部に挿入しうる構造を有する棒状の香料吸着体
に、2枚のシート状の発熱体をサンドイツチ状に
設けてなることを特徴とする携帯ヘアカーラー用
香料吸着体つき発熱体に存する。
〔作用〕
本考案は、上記のように発熱体への香料の直接
混入を避けるよう発香源を別個にしたことによ
り、例えば発熱体の組成の一つでもある活性炭の
影響を受けないので、香料は充分にその香りを発
散し、初期の機能を発揮する。更に発熱温度に適
応した香料をもつて発熱を利用して毛髪に香気が
なじむことにより簡便な操作で美的感覚を高める
ことができるので、本考案の初期の目的を達成す
る。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき説明
する。
第1図は、本考案を使用するヘアカーラー1を
模式的に示す説明図で、空胴部に本考案に係る香
料吸着体つき発熱体2を装入(または挿入)した
状態を示している。
この場合ヘアカーラー1は、上記の発熱体2が
充分機能するように、通気孔を有することは、常
識なので、第1図では省略して示している。
上記した本考案に係る香料吸着体つき発熱体2
は、第2図に示すとおり、ヘアカーラー1の空胴
部に挿入しうる構造を有する棒状の香料吸着体3
に、シート状の発熱体4,4を2枚でサンドイツ
チ状に挟んだ構成である。従つてこれら発熱体
4,4および香料吸着体3は、図示のとおり混合
することなく、完全に区別されており、これ等の
要素を組合せて一つの携帯ヘアカーラー用香料吸
着体つき発熱体2を構成しているので、発熱体を
構成する組成の影響を受け、香りを発散する機能
を損うことは無い。
また香料吸着体3も棒状を成し、且つ発熱体
4,4もシート状であるから、容易に生産できる
利点もある。
上記の如く第2図に示す本考案に係る香料吸着
体つき発熱体2は、香料吸着体3と発熱体4,4
とを別個に生産し、これらを組合せて一つの携帯
ヘアカーラー用香料吸着体つき発熱体2を構成す
るものであるが、このような構成の他にも次のよ
うな区別した構成も考えられる。
すなわち第3図はシート状の香料吸着体3をシ
ート状の発熱体4に接着してシート状の香料吸着
体つき発熱体2となしたものを示した。この香料
吸着体つき発熱体2は第1図に示すようにヘアカ
ーラー1の空胴部内に着脱可能に挿入して使用す
ることができる。
また第4図は棒状の香料吸着体3をフイルム状
の発熱体4で巻いて筒状の香料吸着体つき発熱体
2としてものを示した。この香料吸着体つき発熱
体2も、第1図に示すようにヘアカーラー1の空
胴部分に着脱可能に挿入して使用することができ
る。
さらに第5図はシート状の発熱体4の外側にフ
イルム状の香料吸着体3を巻いて筒状の香料吸着
体つき発熱体2としてものを示した。この発熱体
2も第1図に示すようにヘアカーラー1の空胴部
分に着脱可能に挿入して使用することができる。
しかしこれら第3図〜第5図に示した香料吸着
体つき発熱体は、その構造、生産工程が複雑にな
り、コスト高となり、第2図に示す本考案に及ば
ないものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば香料吸着体つき発熱体をヘアカ
ーラーの空胴部に挿入しうる構造としたことによ
り、毛髪をカールするための発熱体の機能と毛髪
の加熱カール時の異臭発生を抑えるための香料吸
着体の機能とが相互に機能上の影響なく1個の香
料吸着体つき発熱体で十分効果を発揮する利点が
あり、又香料吸着体と発熱体の併設構造であるこ
とから発熱体の発熱を利用して香料吸着体からの
香気を毛髪に馴染ませる効果もあり、その実用上
の価値大なるものがある。また、本考案における
香料吸着体は棒状を呈し、発熱体はシート状を呈
しているので生産が容易で、安価に生産できる利
点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の香料吸着体つき発熱体をヘア
カーラーの空胴部に挿入する状態を示した説明
図、第2図は、本考案実施例を示す説明図、第3
図ないし第5図は本考案に類似した例を示す説明
図である。 1……ヘアカーラー、2……香料吸着体つき発
熱体、3……香料吸着体、4……発熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘアカーラー1の空胴部に挿入しうる構造を有
    する棒状の香料吸着体3に、2枚のシート状の発
    熱体4,4をサンドイツチ状に設けてなることを
    特徴とする携帯ヘアカーラー用香料吸着体つき発
    熱体。
JP1985032550U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH0319281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985032550U JPH0319281Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

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JP1985032550U JPH0319281Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61148202U JPS61148202U (ja) 1986-09-12
JPH0319281Y2 true JPH0319281Y2 (ja) 1991-04-24

Family

ID=30534166

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JP1985032550U Expired JPH0319281Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

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JP (1) JPH0319281Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314589U (ja) * 1989-06-27 1991-02-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314589U (ja) * 1989-06-27 1991-02-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61148202U (ja) 1986-09-12

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