JPH03192267A - 乾式二成分系負帯電性現像剤 - Google Patents

乾式二成分系負帯電性現像剤

Info

Publication number
JPH03192267A
JPH03192267A JP1334116A JP33411689A JPH03192267A JP H03192267 A JPH03192267 A JP H03192267A JP 1334116 A JP1334116 A JP 1334116A JP 33411689 A JP33411689 A JP 33411689A JP H03192267 A JPH03192267 A JP H03192267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
silica
developer
hydrophobic
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1334116A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Watanabe
陽一郎 渡辺
Chiharu Mochizuki
望月 千春
Fumihiro Sasaki
文浩 佐々木
Yasutaka Iwamoto
康敬 岩本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1334116A priority Critical patent/JPH03192267A/ja
Publication of JPH03192267A publication Critical patent/JPH03192267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乾式二成分系負帯電性現像剤に関し、詳しくは
電子写真、静電記録、静電印刷などで形成される静電荷
像を顕像化するのに用いられる二成分系負帯電性現像剤
に関する。
〔従来の技術〕
電子写真法などで用いられる現像剤は、乾式のものと湿
式のものとに大別され、そして乾式現像剤、湿式現像剤
(液体現像剤)ともそれぞれ長所・短所を有しているが
、複写物が乾いた状態で得られることがら前者の乾式現
像剤の方が多く用いられている。乾式現像剤にはトナー
のみからなる一成分系現像剤と、トナー及びキャリアの
混合物からなる二成分系現像剤とが知られており、現在
のところ、−成分系現像剤は一定の電荷量の維持が難し
いことから、二成分系現像剤の方が多く利用されている
だが、この乾式二成分系現像剤においても使用頻度(使
用期間)に対応してキャリア表面にトナー成分が付着し
、キャリアの性能が徐々に低下していく傾向がある。こ
うしたキャリアの性能低下はトナーの荷電量に当然影響
を及ぼし良好な画像を得られることの妨げになる。
もっとも、かかる二成分系現像剤の有する欠陥を除去し
ようとする試みは勿論随所で行なわれており、例えば、
(1)キャリア表面をシリコーン樹脂のような低表面エ
ネルギー物質で被覆することによりキャリア表面へのト
ナー汚染を防止し、耐久性にすぐれた現像剤を得るよう
にする(特公昭44−27879号、特開昭54−21
730号などの公報)、(2)珪素に有機基を結合させ
疎水化した二酸化珪素微粒子をトナー中に含有せしめ、
これとキャリアとを混合させることによって、感光体や
キャリア表面へのトナーフィルミング現象を防止し、長
期にわたって安定した現像剤を提供し、多数枚の複写画
像を得るようにする(特開昭46−5782号公報)等
が提案されている。しかし、これら(1)(2)の二成
分系現像剤によれば、耐久性は非常にすぐれたものにな
るものの、これらの現像剤においては、負帯電性トナー
が補給された時に地肌かぶりが往々にして生じるという
不都合がある。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明はキャリア及び感光体のトナー汚染が防止される
とともに、現像剤中に負帯電性トナーが補給された際に
も地かぶりの発生することもなく、従って、長期にわた
って良質のコピーが多数得られる乾式二成分系現像剤を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の乾式二成分系負帯電性現像剤は、(a)少なく
とも結着樹脂及び着色剤を含み、かつ、表面に疎水化度
が40以上の疎水性シリカ及び親水性シリカを担・持せ
しめたトナーと、(b)シリコン樹脂被覆キャリアとの
混合物からなることを特徴としている。
本発明者らは、此の度、疎水性シリカ含有負帯電性トナ
ーが、そのトナーとシリコン樹脂被覆キャリアとの混合
物からなる二成分系現像剤に補給された時に、地かぶり
を生じる現象について改めて詳しく調べたところ、この
疎水性シリカ含有トナーは、シリコン樹脂被覆キャリア
と混合された当初にあっては正極性を示し、その後負極
性に転じることを確めた。これに対し、親水性シリカを
含有した負極性トナーと、シリコン樹脂被覆キャリアと
の混合物からなる二成分系現像剤は、この現像剤中に親
水性シリカを含有した負極性トナーを補給した直後の少
ない撹拌でも、前記トナーが正極性を示すことはなかっ
たものの、親水性シリカを含有したトナーは、a3It
水性シリカを含有したトナーに比べ、トナーの流動性が
悪く、トナータンクより現像装置へのトナー補給性が安
定しないという不都合が認められた。このような現象を
考慮したうえで、本発明者らは疎水性シリカと親水性シ
リカの両者を用意し、これらを含有せしめたトナーを現
像剤中に補給したところ、そのトナーは正極性となるこ
とがなく、また、地かぶりも生じさせなくなった。この
とき、トナーの流動性は、疎水性シリカを混合した時と
同様好ましいものであり、しかも、トナーの補給安定性
は良好であった。
本発明はかかる知見に基づいてなされたものである。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
既述のとおり、本発明に係る乾式二成分系現像剤は、少
なくとも■着色剤及び■結着樹脂を含み、かつ、表面に
■疎水化度が40以上の疎水性シリカ及び■親水性シリ
カを付着せしめたトナー(以降「A成分」と称すること
がある)と、シリコン樹脂被覆キャリア(以降(B成分
」と称することがある)との混合物からなっている。
^成分における「親水性シリカ」とは、任意の方法によ
って製造された二酸化珪素微粉末を意味している。即ち
、例えば四塩化硅素の酸水素焔中による加水分解による
方法或いは硅酸ナトリウム水溶液沈殿法によって製造す
ることができる。一方、A成分における「疎水性シリカ
」はこの親水性シリカを疎水性化することによって製造
することができる。なお、親水性シリカの疎水性化はシ
リカ表面のシラノール基を有機珪素化合物と置換するこ
とによりなされる。
本発明で使用される疎水性シリカの代表例を示せば下記
のとおりであるが、必ずしもこれらに限られるものでは
なく、また、その使用においても単独でも2種以上が併
合されてもかまわない。
ジメチルジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、メ
チルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン、
アリルフエニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロ
ルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−ク
ロルエチルトリクロルシラン、P−クロルエチルトリク
ロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、クロ
ルメチルトリクロルシラン、P−クロルフェニルトリク
ロルシラン、3−クロルプロピルトリクロルシラン、3
−クロルプロビルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルメトキシシラン、ビニル−トリス(
β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシラン、ビニル1−リアセトキシ
シラン、ジビニルジクロルシラン、ジメチルビニルクロ
ルシラン、オクチル−トリクロルシラン、デシル−トリ
クロルシラン、ノニル−トリクロルシラン、(4−t−
プロピルフェニル)−トリクロルシラン、(4−t−ブ
チルフェニル)−トリクロルシラン、ジベンヂルージク
ロルシラン、ジヘキシルージクロルシラン、ジオクチル
−ジクロルシラン、ジノニル−ジクロルシラン、ジデシ
ル−ジクロルシラン、ジドデシル−ジクロルシラン、ジ
ヘキサデシルージクロルシラン、(4−t−ブチルフェ
ニル)−オクチル−ジクロルシラン、ジオクチル−ジク
ロルシラン、ジブセニル−ジクロルシラン、ジビニルジ
クロルシラン、ジー2−エチルヘキシル−ジクロルシラ
ン、ジー3,3−ジメチルペンチル−ジクロルシラン、
トリヘキシル−クロルシラン、トリオクチル−クロルシ
ラン、トリデシル−クロルシラン、ジオクチル−メチル
−クロルシラン、オクチル−ジメチル−クロルシラン、
 (4−t−プロピルフェニル)−ジエチル−クロルシ
ラン、オクチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシ
ラザン、ヘキサエチルジシラザン、ジエチルテトラメチ
ルジシラザン、ヘキサフエニルジシラザン、ヘキサトリ
ルジシラザンなど。
疎水性シリカの疎水化度は40以上である必要があり、
疎水化度40以下であるとトナーへの流動性付与が不十
分となってしまう。
なお、本発明でぃう「疎水化度」とは、メタノール滴定
法によって測定された値である。例えば、100−10
0−l50容器に純水50mQを入れ、 0.2g+7
)シリカを添加する。そしてマグネットスタージーでゆ
るやかに撹拌しつつ、滴下時に先端が水中に浸漬された
ビユレットからメタノールを加え、浮かんでいるシリカ
が沈み始めるときの滴下メタノールの成敗を疎水化度と
する。メタノールはこの場合、界面活性作用を有し、メ
タノールの滴下に伴って浮いているシリカがメタノール
を介して水中に分融する(すなわち沈み始める)ので、
疎水性化度が大きい(メタノール滴下量が多い)程にシ
リカの疎水性が大きい。
本発明の効果を得るためには、疎水性シリカと親水性シ
リかとの混合比率(重量比)は、80:20〜30ニア
0の範囲が好ましい。
A成分における結着樹脂としては、従来より公知のもの
を広く使用することができ、例えばスチレン、パラクロ
ルスチレンなどのスチレン類、ビニルナフタレン、例え
ば塩化ビニル、臭化ビニル、フン化ビニル、酢酸ビニル
、プロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、酪酸ビニル
などのビニルエステル類、例えばアクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イ
ソブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸n−オクチ
ル、アクリル酸2−クロル、エチルアクリル酸フェニル
、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのα−メ
チレン脂肪族モノカルボン酸のエステル類、アクリロニ
トリル、メタクリルニトリル、アクリルアミド、例えば
ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテルなどのビニルエーテル類、例えばビ
ニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトンなどのビニル
ケトン類、例えばN−ビニルピロール、N−ガルバゾー
ル、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなど
のN−ビニル化合物などの単量体を重合させた重合体ま
たはこれらの単量体を2種以上組み合せて共重合させた
共重合体あるいはそれらの混合物、あるいは、例えばロ
ジン変性フェノールホルマリン樹脂、油変性エポキシ樹
脂、ポリウレタン樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル
樹脂などの非ビニル系熱可塑性樹脂あるいはそれらと前
記のごときビニル系樹脂との混合物を挙げることができ
る。また、特に圧力定着用材料に限定されるものとして
は、ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分子ポ
リプロピレン、酸化ポリエチレン、ポリ4フツ化エチレ
ンなど)、エポキシ樹脂、ポリエスチル樹脂(酸価10
以下)、スチレン−ブタジェン共重合体(モノマー比5
〜30:95〜70)、オレフィン共重合体(エチレン
−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合
体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレ
ン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマー樹脂など)、ポリビニルピロリドンメ
チルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、マレイ
ン酸変性フェノール樹脂、フェノール変性テルペン樹脂
等が挙げられる。
A成分における着色剤としては、これも従来より知られ
ている顔料、染料が用いられる。具体例としては、カー
ボンブラック、ニグロシン染料、アニリンブルー、カル
コオイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブル
ー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレ
ンブルークロリド、フタロシアニンブルー、ランプブラ
ック、オイルブラック、アゾオイルブラック、ローズベ
ンガル及びそれらの混合物などがあげられる。
また、A成分には、負帯電性の調整剤の添加が有利であ
る。この負帯電性調整剤も公知のものがそのまま適用で
き、具体的には、特公昭41−20153号、同43−
27596号、同44−6397号、同45−2647
8号などの公報に記載されているモノアゾ染料の金属錯
塩;特公昭55−42752号、特公昭58−4150
8号、特公昭58−7384号、特公昭59−7385
号など公報に記載されているサリチル酸、ジアルキルサ
リチル酸、ナフトエ酸、ダイカルボン酸のZn、^Q、
 Co、 Cr、Fe等の金属錯体、スルホン化した銅
フタロシアニン顔料などがあげられる。
A成分では少なくとも着色剤及び結着樹脂を主成分とし
てトナー(粒径1〜25−程度)表面に前記親水性シリ
カ(粒径5nm〜3/J@程度)及び疎水性シリカ(粒
径5nm〜3.程度)が担持(吸着・付着)された格好
で推持されたものからなっている。A成分に占める親水
性シリカ微粉末及び疎水性シリカ微粉末の合計量は(1
,02−10,0重量2好まL < !;[)、1−2
.0部1%くらいが適当である。
B成分(シリコン樹脂被覆キャリア)に使用されるシリ
コン樹脂としては、これも従来から知られているストレ
ートシリコン樹脂やアルキド、アクリル或いはエポキシ
等で変性されたシリコン樹脂などが例示できる。
トナー(芯材)と疎水性シリカ及び親水性シリカとの混
合は、ヘンツェルミキサー、スーパーミキサ、スピード
ニーダ−、パイプリタイザーのような回転式混合撹拌装
置によって行なうことができ、メカノケミカル的な付着
を与える事も可能である。
本発明現像剤におけるA成分/B成分の重量割合は8成
分表面に対するA成分の被覆率が5〜80%となるくら
いが適当である。
〔実施例〕
次に実施例を示す。ここでの部及び%はともに重量基準
である。
実施例1 含クロムモノアゾ染料          3部からな
る混合物を熱ロールミルにて溶融・混練し、冷却後ハン
マーミルにて粗粉砕し、次いで、ジェットミルにて微粉
砕した。得らせた微粉砕物を風力分級機により分級し、
体積平均粒径約10趨の負極性トナーAを得た。
このトナーAを表−1に示した疎水性シリカ及び親水性
シリカ(日本ユアロジル社!1A−300)をヘンツェ
ルミキサーにより混合し、本発明に係るトナーA−1を
製造した。
一方、平均粒径約1100pの球状フェライト1000
部に、シリコン樹脂溶液(東しシリコーン社1% 5R
−2400)100部を流動床型塗布装置を用いて被覆
層を形成して、本発明に係るキャリアBを製造した。
次いで、トナーA−1とキャリアBと混合して本発明の
現像剤を調製後、市販電子写真複写機(リコー社製FT
−6550)に前記現像剤を収納し、トナーA−1を補
給しながら、10万枚の複写テストを行い。
現像剤の耐久性と、トナーA−1補給時の地かぶりを評
価した。
結果をまとめて表−1に示す。
実施例2 実施例1で得られたトナーAに対し、表−1に示す疎水
性シリカ及び親水性シリカ(日本ユアロジル社製A−2
00)を添加し、ヘンシェルミキサーにより混合して本
発明に係るトナーA−2を製造した。
次いで、トナーA−2と実施例1で得られたキャリアB
とを混合して本発明の現像剤を調製後、電子写真複写機
(FT−6550)に前記現像剤を収納し、トナーA−
2を補給しながら、10万枚の複写テストを行い現像剤
の耐久性と、トナー補給時の地かぶりを評価した。結果
をまとめて表−1に示す。
実施例3 実施例1で得られたトナーAに対し、表−1に示す疎水
性シリカ及び親水性シリカを添加し、ヘンシェルミキサ
ーにより混合して本発明に係るトナーA−3を製造した
6 次いで、トナーA−3と実施例1で得られたキャリアB
とを混合して1本発明の現像剤を調製後、電子写真複写
機(複写機FT−6550)に前記現像剤を収納し、ト
ナーA−3を補給しなから“、lO万枚の複写テストを
行い、現像剤の耐久性と、トナー補給時の地かぶりを評
価した。結果をまとめて表−1に閉す、実施例4 カーボンブラック(三菱化成工業社製 #44)                   10
部サリチル酸亜鉛塩           2部からな
る混合物を熱ロールミルにて溶融・混線し、冷却後ハン
マーミルにて粗粉砕し、次いで、ジェットミルにて微粉
砕した。得られた微粉砕物を風力分級機により分級し、
本発明に係る体積平均粒径約10μsの負極性トナーC
を得た。
このトナーCに表−1に示した疎水性シリカ及び親水性
シリカをヘンシェルミキサーにより混合し、本発明に係
るトナーC−1を製造した。
一方、平均粒径的100−の球状マグネタイト1000
部に、アクリル変性シリコーン樹脂(東芝シリコーン社
$1)100部を流動床型塗布装置を用いて被覆層を形
成して、本発明に係るキャリアDを製造した。
次いで、トナーC−1とキャリアDとを混合して本発明
の現像剤を調製後、電子写真複写機(FT−6550)
に前記現像剤を収納し、トナーC−1を補給しながら、
10万枚の複写テストを行い、現像剤の耐久性と、トナ
ーC−1補給時の地かぶりを評価した。結果をまとめ表
−1に示す。
実施例5 実施例4で得られたトナーCに対し、表−1に示す疎水
性シリカ及び親水性シリカをヘンシェルミキサーにより
混合して、本発明に係るトナーC−2を製造した。
次いで、トナーC−2と実施例4で得られたキャリアD
とを混合し1本発明の現像剤を調製後、電子写真複写機
(FT−6550)に前記現像剤を収納し、トナーC−
2を補給しながら、10万枚の複写テストを行い、現像
剤の耐久性と、トナーC−2補給時の地かぶりを評価し
た。結果をまとめて表−1に示す。
実施例6 実施例4で得られたトナーCに対し、表−1に示す疎水
性シリカ及び親水性シリカを添加し、ヘンシェルミキサ
ーにより混合して本発明に係るトナーC−3を製造した
次いで、トナーC−3と実施例4で得られたキャリアD
とを混合して本発明の現像剤を調製後、電子写真複写機
(FT−6550)に前記現像剤を収納し、トナーC−
3を補給しながら10万枚の複写テストを行い、現像剤
の耐久性と、トナーC−3補給時の地かぶりを評価した
。結果をまとめて表−1に示す。
比較例1(1’2’及び3′) 疎水性シリカの疎水化度が40以下の表−1に示すジメ
チルジクロルシラン、オクチルメトキシラン、ヘキサメ
チルジシラザンを使用した以外は実施例1と同様にして
現像剤をつくった0次いで、この比較の現像剤を実施例
1と同様の評価を行い、その結果をまとめて表−1に示
した。
比較例2(1’2’及び3′) 親水性シリカを含有させなかった以外は実施例1.2又
は3と同様にして現像剤をつくった。次いで、この比較
の現像剤を実施例1と同様の評価を行い、その結果をま
とめて表−1に示した。
比較例3(1’2’及び3′) 疎水性シリカを含有させなかった以外は実施例1又は2
と同様にして現像剤をつくった。次いで、この比較の現
像剤を実施例4と同様の評価を行い、その結果をまとめ
て表−1に示した。
注1) 注2) 耐久性及びトナー補給時のかぶりについての評価結果は
、Oは10万枚で問題のなかった事を示し、×は問題が
あった場合である。
トナー補給安定性についてはFT−6550で連続補給
テストを行い、安定性のあるものを0、トナー残量や温
湿度変化に対して不安定となったものを×で表した。
(発明の効果〕 本発明の乾式2成分系負帯電性現像剤の使用によれば、
キャリア及び感光体のトナーによる汚染が防止され、優
れた耐久性を示すとともに、現像装置へトナーが補給さ
れた時の地かぶり現象を防止することが可能になった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも結着樹脂及び着色剤を含み表面に疎水
    化度が40以上の疎水性シリカ及び親水性シリカを担持
    したトナーと、シリコン樹脂被覆キャリアとの混合物か
    らなることを特徴とする乾式二成分系負帯電性現像剤。
JP1334116A 1989-12-21 1989-12-21 乾式二成分系負帯電性現像剤 Pending JPH03192267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334116A JPH03192267A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 乾式二成分系負帯電性現像剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1334116A JPH03192267A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 乾式二成分系負帯電性現像剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03192267A true JPH03192267A (ja) 1991-08-22

Family

ID=18273704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1334116A Pending JPH03192267A (ja) 1989-12-21 1989-12-21 乾式二成分系負帯電性現像剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03192267A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001209209A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001209209A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Tomoegawa Paper Co Ltd 電子写真用トナー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2624027B2 (ja) 表面処理無機微粉末を用いた電子写真現像剤
JPS62278570A (ja) 静電荷像現像用トナ−
KR0128048B1 (ko) 전자사진 토너
JPH086295A (ja) 電荷制御剤組成物それを用いた電子写真用トナーおよび現像剤
JP3700263B2 (ja) 一成分系現像剤および画像形成方法
JPH03192267A (ja) 乾式二成分系負帯電性現像剤
JP2818778B2 (ja) 乾式二成分系負帯電性現像剤
JP4076662B2 (ja) 電子写真用非磁性カラートナー、現像剤及びそれを用いる画像形成方法
JPH09319135A (ja) 静電荷像現像用トナー組成物、静電荷像現像剤および画像形成方法
JPH08194330A (ja) 静電荷像現像用負帯電性トナー組成物および画像形成方法
JPH11174729A (ja) 一成分系現像剤
JPH05100471A (ja) 電子写真用トナー
JP2876877B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2916839B2 (ja) 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤、磁性体分散型キャリアの製造方法及び画像形成方法
JP2007114292A (ja) トナー用外添剤、電子写真用トナーおよび電子写真用現像剤
JP3601285B2 (ja) 静電荷像現像用トナー及び静電荷像現像剤
JPH05134463A (ja) 電子写真用キヤリア、二成分系現像剤、電子写真用キヤリアの製造方法及び画像形成方法
JP2745323B2 (ja) 電子写真用乾式二成分現像剤
JP3470518B2 (ja) 多色画像形成方法
JPS62278571A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPH05127428A (ja) 磁性体分散型キヤリア、静電荷像現像用二成分系現像剤及び磁性体分散型キヤリアの製造方法
JP3108815B2 (ja) 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤、磁性体分散型キャリアの製造方法及び画像形成方法
JPH07325427A (ja) 静電荷像現像用乾式トナー
JP3764562B2 (ja) 電子写真用トナー
JP3062964B2 (ja) 磁性体分散型キャリア、静電荷像現像用二成分系現像剤、磁性体分散型キャリアの製造方法及び画像形成方法