JPH0318900Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318900Y2 JPH0318900Y2 JP1981085189U JP8518981U JPH0318900Y2 JP H0318900 Y2 JPH0318900 Y2 JP H0318900Y2 JP 1981085189 U JP1981085189 U JP 1981085189U JP 8518981 U JP8518981 U JP 8518981U JP H0318900 Y2 JPH0318900 Y2 JP H0318900Y2
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- JP
- Japan
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- temperature
- sensitive
- color
- sensitive coloring
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Adornments (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は環境温度によつて複雑に感温発色す
る感温発色材に関する。
る感温発色材に関する。
透光性基板と特定の温度域で発色する感温発色
体で構成される感温発色体層を積層してなる感温
発色材が、装置品、装身具などの装飾品にその装
飾的効果を高めるものとして、およびその他多く
の商品に目的に応じ種々なる形態で用いられてい
るが、従来の感温発色材はその発色作用を営む感
温発色体層が特定温度域の即ち単一な感温発色帯
域の感温発色帯をもつて構成されているものであ
るため、特定な感温発色帯域ではじめて発色する
ものであり、この感温発色材を受けている基台の
厚みに変化を付け、基台の熱伝導性の違いにより
感温による色の変化を一時的に生じさせることは
できるが、この一時的に色の変化による色模様そ
のものは感温発色体のもつ一定の色の往復発色で
単調にならざるを得ないものであつた。
体で構成される感温発色体層を積層してなる感温
発色材が、装置品、装身具などの装飾品にその装
飾的効果を高めるものとして、およびその他多く
の商品に目的に応じ種々なる形態で用いられてい
るが、従来の感温発色材はその発色作用を営む感
温発色体層が特定温度域の即ち単一な感温発色帯
域の感温発色帯をもつて構成されているものであ
るため、特定な感温発色帯域ではじめて発色する
ものであり、この感温発色材を受けている基台の
厚みに変化を付け、基台の熱伝導性の違いにより
感温による色の変化を一時的に生じさせることは
できるが、この一時的に色の変化による色模様そ
のものは感温発色体のもつ一定の色の往復発色で
単調にならざるを得ないものであつた。
この考案は上記点に鑑み感温発色する感温発色
材の感温発色体層が、その発色により複雑にして
しかも幻想的な色模様をつくり出し、そして環境
温度の変化に応じてその色模様を変化させること
により、その装飾的効果を一層増大させた感温発
色材を提供するものであり、その要旨とするとこ
ろは透光性基板と感温発色体層を積層してなる感
温発色材において、前記感温発色体層に部分的に
混合させた感温発色帯域の異なる複数の感温発色
体をもつて構成したところにある、 以下この考案に一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
材の感温発色体層が、その発色により複雑にして
しかも幻想的な色模様をつくり出し、そして環境
温度の変化に応じてその色模様を変化させること
により、その装飾的効果を一層増大させた感温発
色材を提供するものであり、その要旨とするとこ
ろは透光性基板と感温発色体層を積層してなる感
温発色材において、前記感温発色体層に部分的に
混合させた感温発色帯域の異なる複数の感温発色
体をもつて構成したところにある、 以下この考案に一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
第１図において、１はクリスタルガラス、透明
な硬質プラスチツクなどからなる透光性基板で、
この透光性基板１の裏面に感温発色体層２を積層
して感温発色材３を構成する。感温発色体層２は
部分的に混合させた感温発色域の異なる複数の感
温発色体４をもつて構成される。この感温発色体
層２の成形にあつては第３図に示すように透光性
基板１の裏面に感温発色帯域の異なる複数の感温
発色体４をランダムに点滴し、揺動したり、適宜
用具を用いて撹拌したり、或いは点滴した感温発
色体４が半乾燥状態のときに、この感温発色体４
に適宜な風圧（エアーブロー）を加え感温発色帯
域の異なる感温発色体４を適宜入組ませ、そして
部分的に混合させて成形するが、特にこれに限定
されるものではない。第３図においてａは感温発
色帯域の異なる感温発色体４の混合部を示す。５
は透光性基板１に積層した感温発色体層２に、こ
の感温発色体層２に乾燥後塗布した塗料層で、こ
の塗料層５は黒色または褐色など比較的熱吸収特
性のある塗料を塗布して構成する。６は塗料層５
に樹脂フイルムなどをコーテイングした保護層で
ある。
な硬質プラスチツクなどからなる透光性基板で、
この透光性基板１の裏面に感温発色体層２を積層
して感温発色材３を構成する。感温発色体層２は
部分的に混合させた感温発色域の異なる複数の感
温発色体４をもつて構成される。この感温発色体
層２の成形にあつては第３図に示すように透光性
基板１の裏面に感温発色帯域の異なる複数の感温
発色体４をランダムに点滴し、揺動したり、適宜
用具を用いて撹拌したり、或いは点滴した感温発
色体４が半乾燥状態のときに、この感温発色体４
に適宜な風圧（エアーブロー）を加え感温発色帯
域の異なる感温発色体４を適宜入組ませ、そして
部分的に混合させて成形するが、特にこれに限定
されるものではない。第３図においてａは感温発
色帯域の異なる感温発色体４の混合部を示す。５
は透光性基板１に積層した感温発色体層２に、こ
の感温発色体層２に乾燥後塗布した塗料層で、こ
の塗料層５は黒色または褐色など比較的熱吸収特
性のある塗料を塗布して構成する。６は塗料層５
に樹脂フイルムなどをコーテイングした保護層で
ある。
第２図は他の実施の一例を示し、これは特定装
飾品のベースとなる基台７上で実施した実施例で
ある。この実施例では基台７の凹部の底面に塗料
層５を構成し、この塗料層５の上面には部分的に
混合させた感温発色帯域の異なる複数の感温発色
体４をもつて構成した感温発色体層２を積層す
る。この感温発色体層２は前記実施例と同様の手
段により塗料層５上に成形する。そして、この感
温発色体層２の上面に透光性基板１を積層してな
るものである。
飾品のベースとなる基台７上で実施した実施例で
ある。この実施例では基台７の凹部の底面に塗料
層５を構成し、この塗料層５の上面には部分的に
混合させた感温発色帯域の異なる複数の感温発色
体４をもつて構成した感温発色体層２を積層す
る。この感温発色体層２は前記実施例と同様の手
段により塗料層５上に成形する。そして、この感
温発色体層２の上面に透光性基板１を積層してな
るものである。
この考案は以上のように構成したから、感温発
色体層２を構成する複雑に入組んだ感温発色帯域
の異なる複数の感温発色体４が環境温度に応じて
発色し、そこに複雑な色模様を生じさせ、そして
異なる感温発色体４の混合部ａは非混合部とは異
なつた複合色を生じ、この非混合部と混合部ａも
複雑に入組んで発色し、そこにはアラベスクやパ
ール状の、そして幻想的な色模様を呈し、これが
環境温度の変化に応じ微妙に変化する。
色体層２を構成する複雑に入組んだ感温発色帯域
の異なる複数の感温発色体４が環境温度に応じて
発色し、そこに複雑な色模様を生じさせ、そして
異なる感温発色体４の混合部ａは非混合部とは異
なつた複合色を生じ、この非混合部と混合部ａも
複雑に入組んで発色し、そこにはアラベスクやパ
ール状の、そして幻想的な色模様を呈し、これが
環境温度の変化に応じ微妙に変化する。
以上のように本考案によれば透光性基板と感温
発色体層を積層してなる感温発色材において、前
記感温発色体層を部分的に混合させた感温発色帯
域の異なる複数の感温発色体をもつて構成したか
ら、部分的に混合させた感温発色帯域の異なる複
数の感温発色体をもつて構成する感温発色体層は
環境温度に応じてアラベスクやオパール状の、そ
して幻想的、神秘的な色模様を生じ、そしてこの
色模様は環境温度の変化に応じ微妙に変化するも
のであるから、装飾性に富み、環境温度に変化に
よる色模様の動くアクセサリー的な様を呈し、従
つてこれを装飾品の加工に用いることによりその
装飾的効果を一層高める装飾品の商品価値を向上
させることができることから主に装飾用に使用す
る感温発色材として頗る便利であるとともに、構
成が簡単なので製造が容易であり安価に得ること
ができる。
発色体層を積層してなる感温発色材において、前
記感温発色体層を部分的に混合させた感温発色帯
域の異なる複数の感温発色体をもつて構成したか
ら、部分的に混合させた感温発色帯域の異なる複
数の感温発色体をもつて構成する感温発色体層は
環境温度に応じてアラベスクやオパール状の、そ
して幻想的、神秘的な色模様を生じ、そしてこの
色模様は環境温度の変化に応じ微妙に変化するも
のであるから、装飾性に富み、環境温度に変化に
よる色模様の動くアクセサリー的な様を呈し、従
つてこれを装飾品の加工に用いることによりその
装飾的効果を一層高める装飾品の商品価値を向上
させることができることから主に装飾用に使用す
る感温発色材として頗る便利であるとともに、構
成が簡単なので製造が容易であり安価に得ること
ができる。
第１図は本考案の一実施例を示す断面図、第２
図は他の実施例を示す断面図、第３図感温発色体
層を構成する感温発色体群を示す説明図である。 １……透光性基板、２……感温発色体層、３…
…感温発色材、４……感温発色体、ａ……混合
部。
図は他の実施例を示す断面図、第３図感温発色体
層を構成する感温発色体群を示す説明図である。 １……透光性基板、２……感温発色体層、３…
…感温発色材、４……感温発色体、ａ……混合
部。
Claims (1)
- 透光性基板と感温発色体層を積層してなる感温
発色材において、前記感温発色体層を部分的に混
合させた感温発色帯域の異なる複数の感温発色体
をもつて構成したことを特徴とする、感温発色
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981085189U JPH0318900Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981085189U JPH0318900Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57198030U JPS57198030U (ja) | 1982-12-16 |
| JPH0318900Y2 true JPH0318900Y2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=29880483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981085189U Expired JPH0318900Y2 (ja) | 1981-06-10 | 1981-06-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0318900Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51126188A (en) * | 1972-06-15 | 1976-11-04 | Parker Research Robert | Method of producing digital thermometer |
-
1981
- 1981-06-10 JP JP1981085189U patent/JPH0318900Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51126188A (en) * | 1972-06-15 | 1976-11-04 | Parker Research Robert | Method of producing digital thermometer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57198030U (ja) | 1982-12-16 |
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