JPH0318849A - 液温度調整ユニット及び液温度調整ユニット付きフィルム自動現像処理装置 - Google Patents

液温度調整ユニット及び液温度調整ユニット付きフィルム自動現像処理装置

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JPH0318849A
JPH0318849A JP15378189A JP15378189A JPH0318849A JP H0318849 A JPH0318849 A JP H0318849A JP 15378189 A JP15378189 A JP 15378189A JP 15378189 A JP15378189 A JP 15378189A JP H0318849 A JPH0318849 A JP H0318849A
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liquid
unit
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control
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JP15378189A
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Tetsuya Endo
哲也 遠藤
Shingo Murata
真吾 村田
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TOKYO EMITSUKUSU KK
Original Assignee
TOKYO EMITSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は液の温度を予め設定した制御温度に自動調整す
る液温度調整ユニットと、フィルムの現像、定着、水洗
、乾燥を自動的に連続して行うフィルム自動現像処理装
置の現像液や定着液等の液温を、予め設定した制御温度
に自動調整する液温度調整ユニット付きフィルム自動現
像処理装置に関する。 [従来技術とその欠点] 従来のフィルム自動現像機における現像液や定着液等の
温度調整には、金属膨張や液体膨張によって機械的接点
をオン・オフするサーモスタットでヒータ等の加熱源へ
の電源供給を制御する温度調整機構が主に用いられてお
り、この温度調整機構とは別に設けた5i度計等によっ
て槽内の液温を知るようになっている(第11図) しかし、例えば液槽44内のヒータ45からの距離が異
なるために、サーモスタット4Bの液温検知部48aの
検知温度と、温度計47の表示温度とに無視できない程
度の差が生じた場合には、サーモスタットによるヒー月
5のオン−オフ動作と温度計により認識される液温との
差異が使用者に混乱を与える可能性もあり、望ましくな
いとともに、同−液槽内へ液温度調整用のサーモスタッ
トと温度計とを設けるのは非合理的である。 また、サーモスタットによる従来の液温調整は、第12
図(a)に示すごと〈ヒータ45への電源供給回路の開
閉動作をサーモスタット48によって行うことにより、
槽内液の加熱時間のみを調整する単純な機構であるため
に、液温の変動幅が大となり、良好な温度調整がなされ
ているとはいえない点もある(第10図(b))。 さらに、サーモスタットはヒータ川交流電源の位相角に
関係なく、液温のみによってヒータへの電源供給回路の
開閉動作を行うために、電源供給回路オン昏オフ時の交
流波位相角が0度または180度からずれていれば、第
13図に示すごときスパイク電圧48a 、 48bが
発生し、このスパイク電圧がノイズ源となって他の電子
機器に悪影響を及ぼすこともある。 他の温度調整法として、第12図(b)に示すごとく、
ヒータ45へのMl源供給回路適所に可変抵抗49を直
列に設け、可変抵抗48の抵抗値を適宜変えることによ
って、ヒータ45への通電琶を調整し、ヒータの発熱量
を制御することで液温調整を行うものもある。 このような方法によれば、ヒータへの電源供給回路を開
閉させないため、スパイク電圧が発生することはないが
、可変抵抗の抵抗値を高めることによって抵抗内で消費
される電力債が増大し、装置のエネルギー効率を下げる
とともに、抵抗で発生する熱の処理が問題となり、放熱
効果等の点で温度調整ユニットの小型化が困難である。 [目 的] 未発IJIは液温度調整用に検出した液温度情報に基づ
いて液温表示するとともに、液温度調整に要するエネル
ギー効率が良好で、しかも保温時の液温変動幅を小なら
しめ、かつ加熱源への電源供給回路のオン・オフ動作時
にスパイク電圧を発生させることのない液温度調整ユニ
ット及び液温度調整ユニット付きフィルム自動現像処理
装δを提供できるようにした。
【手 段J 上記目的を達成するために、未発IJ1に係る液温度調
整ユニットは次ぎの(a)〜(e)を備える構成のもの
としである。 (a)被計測液より検出した検出温度を、該温度と比例
関係にある検出電圧に変換する温度−電圧変換部。 (b)前記検出電圧を表示出力用信号に変換し。 被計測液の温度値として出力する液温度情報出力部。 (e)前記検出電圧と略比例関係にある周期のパルス信
号を発振し、該パルス信号を制御パルスとしてスイッチ
ング部へ送信するとともに、前記検出温度が設定温度に
達すると、スイッチング部を開状態に保持させるスイッ
チングi′tJ制御部。 (d)加熱源へ供給される交流電源の位相角が0度また
は180度の倍数になったのを検知して、零電圧検知信
号を発信する零電圧検出部。 Ce)前記rtA御部からのrtR御パルスに応じて、
零電圧検出部からの零電圧検出信号を受信した時点で加
M源への電源供給回路の開閉動作を行うスイッチング部
。 また1本発明に係る液温度調整ユニットイ・1きフィル
ム自動現像処理装置は、フィルム送りローラによって、
現像液中、定着液中、水中を現像用フィルムが順次通過
させられるフィルム自動現像処理装置へ次ぎの(♂)〜
(e)を備える液温度調整ユニットを設け、液温1■調
整ユニツトによって6液の温度調整を行う構成のものと
しである。 (a)被計測液より検出した検出温度を、該温度と比例
関係にある検出電圧に変換する温Iff −電圧変換部
。 (b)前記検出電圧を表示出力用信号に変換し被計測液
の温度値として出力する液温度情報出力部。 (c) 胸記検出電圧と略比例関係にある周期のパルス
信号を発振し、該パルス信号を制御パルスとしてスイッ
チング部へ送信するとともに、前記検出温度が設定温度
に達すると、スイッチング部を開状態に保持させるスイ
ッチング制御部。 <d)加熱源へ供給される交流Ml源の位相角が0度ま
たは180度の倍数になったのを検知して、零電圧検知
信号を発信する零電圧検出部。 (e)前記制御部からの制御パルスに応じて、零電圧検
出部からの零電圧検出信号を受信した時点で加熱源への
電源供給回路の開閉動作を行うスイッチング部。 [作 用] 液温調整用に検出した被計測液の液温度情報に基づいて
被計測液の液温表示を行わしめることにより、表示温度
と該温度における液温度調整ユニットの動作に差が生じ
ない。 検出された温度情報たる検出電圧に応じてスイッチング
制御部より送信される適宜周波数の制御パルスに基づい
て、加熱源への電源供給回路の開閉動作をスイッチング
部が行うことにより、加熱源の単位時間当りの平均出力
量を調整する。 零電圧検出部からの零電圧検出信号を受信した場合にの
み、スイッチング部の開閉動作を行わせることにより、
加熱源へ供給される交1& ’17!源の位相角が0度
または1811度の倍数のとき以外で加熱源への電源供
給回路の開閉動作が行われることはない。 [実施例] 以下、本発明の−J(体側を添付図面によって詳細に説
明する。 第1〜6図において、符号1はフィルム自動現像処理装
置本体であり、隔壁板1aにより区切られた装置内上部
へフィルム操作室1bを備え、前面扉2に穿設された左
右の腕差入れ口2a、2aから前記フィルム操作室lb
内へ垂れ下がる腕力バー2b、 2b内へ腕を差し入れ
、暗室たる装と内で現像用フィルムを取り扱えるように
しである。 装置内には後部から現像液槽3a、定着液槽3b、水槽
3cを順次設け、各槽上部には槽Nlcを介して現像ユ
ニット4a、定着ユニッ) 4b、水洗ユニッ)4cを
それぞれ設け、各ユニットへ各種からポンプ5a〜5c
によって6液が供給されるようにしである。 なお、符号8ax8cはポンプが各液槽から液を吸入す
るための吸入管、7a〜7Cはポンプから吐出された6
液を各ユニットへ導くための液吐出管、8a〜8Cは各
種から装置外へ排出する液排出パイプである。 また、水洗ユニット4Cの前面扉側には乾燥ユニy)4
dを設け、例えば現像ユニット4aと定着ユニツ)4b
に左右側板9a、 9bを共有させ、水洗ユニツ)4c
と乾燥ユニッ)4dに左右の側板8C19dを共有させ
ることで一体のものとし、槽蓋1cから取り外せるよう
にしである。 各ユニッ)4a〜4dそれぞれへほぼ同一水平面上に適
宜設けたフィルム送りローラ対10によって、隔壁板1
aのフィルム挿入口1dより現像ユニッ)4aへ挿入さ
れた現像用フィルムを、装置前面へ順次送ってゆき、乾
燥ユニット4dt−抜は出た現像処理済みフィルムをフ
ィルム出口1eから装置外へ導くようにしである。 現像ユニツ) 4a、定着ユニッ) 4b、水洗ユニッ
) 4cは各側板間へ設けたフィルム送りローラ対lO
の下部ローラIOaの軸方向幅狭りに密着し得る圧接片
11を前後両縁部に有する受は皿12a 、 12b 
、 12cを設けることで、各液ユニットにおける最前
部および最後部のローラ対と6受は皿と左右両側板とで
囲まれる空間を各ユニットに形成せしめ、各ユニットの
空間部へ6液を貯溜することで現像液ユニy)には現像
液プール13aが、定着液ユニットには定着液プール1
3bが、水洗ユニットには水プール13cが各々形成さ
れるようにしである。 各液プール13♂〜13cには、例えば左側板9a、8
Cの内面に開口するように設けた液供給口から6液が供
給され、右側板8b、3dの内面に開口するオーバーフ
ロー用の液排出口+4a N14cから液戻り管15a
〜15cを経て、6液は再び各液槽3a〜3cへ戻るよ
うにしである。 乾燥ユニッ)4dの前後フィルム送りローラ対間には1
例えば両側板を貫通する温風通路1Bを設け、この温風
通路1Bの左側板sC側より、内部にヒータ17aを有
する温風供給ダクト+7を介して送J1′L機18から
の空気が供給され、温風通路1Bを通過した温風は温風
排出ダク)19を経て装置外へ排出されるようにしであ
る。 また、乾燥ユニット4dの温風通路1Bの前後部適所に
は、フィルム送りローラ対によって乾燥ユニットへ供給
されたフィルムを通過させ得るフィルム通過孔lea 
、 +8bを設けである。 例えば右側板8b、9dl−貫通するフィルム送りロー
ラ対1Gの各ローラ軸にはヘリカル型の上下ギア20a
 、 20bを互いに噛み合わせて設け、各上ギア20
aと噛み合うように設けたウオームギア21を回転させ
ることによって全てのフィルム送りローラ対が連動回転
するようにしである。 なお、ウオームギア21の−I4郡は装置本体の前面板
ifの内面適所に設けた軸受は凹部1gに。 他端部は槽蓋1c上に固定されたU字形の軸受22によ
って、それぞれ回転自在に軸承されるようにしであると
ともに、モータ23の回転軸に取り付けたネジ棒24と
噛み合うギア25をウオームギア21の適所に設けるこ
とで、モータ23の回転力がウオームギア21に伝えら
れるものとしである。 例えば現像液槽3a及び定着液槽3b内には、加熱源た
る棒ヒータ2Bと液温度検山川の温度センサ27をそれ
ぞれ設けであるとともに、前面板1f適所には制御パネ
ル28を設け、基板ホルダ29によって装置内適所に固
定された液温度調整ユニット30と前記棒ヒータ2Bへ
の電源供給回路、温度センサ27、制御パネル28とを
、それぞれ図示省略の結線によって接続しである。 制御パネル28には電源スィッチ28a、制御温度設定
スイッチ28b、液温度表示#128c等を設けてあり
、例えば電源スィッチ28aによってモータ23とポン
プ5a〜50、温風供給ダクト内ヒータ17a、送風機
18が作動し、制御温度設定スイッチ28bより入力さ
れた制御温度情報は液温度制御ユニット30へ送られ、
この液温度制御ユニット30から各液槽内の液温度情報
が液温度表示部28cに表示される。 また、温度センサ27の針山した液温度情報は液温度調
整ユニット30へ伝送され、この液温度情報に基づいて
液温度調整ユニット30が棒ヒータ2Bへの通電量を制
御することによってヒータ出力を制御し、もって棒ヒー
タ2Bから槽内液への電熱量を調整する。 次ぎに、液温度調整ユニツ)3Gの概要を第7図のブロ
ック図によって詳細に説明する。 温度−電圧変換部31は予め定められた関係式に基づい
て、温度センサ27の検出した温度情報を該温度と比例
関係にある検出電圧に変換し。 この検出電圧を液温度情報出力部32及びスイッチング
制御部33へ供給する。 液温度情報出力部32は例えばアナログ−デジタル変換
部34と埠度表示…力部35とからなり、前記温度−電
圧変換部31からの検出電圧を7ナログ一デジタル変換
部34にてデジタル値に変換し、制御パネル28の液温
度表示部28cに表示させ得る適宜信号として、温度表
示出力部35より制御パネルへ出力する。 スイッチング制御部33へ供給された検出電圧は・まず
スイッチング制御部内の信号増幅部38にて適宜電圧増
幅され、誤差増幅部37及び信号比較・制御部38へ送
られる。 液温度調整ユニット30の動作に影響されることなく、
一定の直流電圧たる基準電圧を発生させる基準電圧発生
部39より供給される基準電圧と、前記信号増幅部38
にて適宜増幅された検出電圧との誤差電圧を求め、この
誤差電圧を適宜増幅せしめる誤差増重I7は、増幅した
基準電圧を制御パルス発振部40へ供給する。 制御パルス発振部40は誤差電圧増幅部37より供給さ
れた誤差電圧にほぼ正比例する周期で。 かつオン時間とオフ時間の等しいパルス信号たる制御パ
ルスをスイッチング部41へ送信する。 すなわち、スイッチング部へ送信する制御パルスは、誤
差電圧が小なる場合にはパルス周期の短い高周波パルス
となり、誤差電圧が大なる場合にはパルス周期の長い低
周波パルスとなる。 制御温度設定スイッチ28bによって入力された制御温
度に応じた適宜制御温度信号を送信する制御温度設定部
42より入力された制御温度信号と検出電圧とを比較す
ることによって検出温度が制御温度に達したか否かを判
断する信号比較・制御部38は1例えば検出温度が制御
温度に達していない場合には導通制御信号をスイッチン
グ部4Iへ適宜送信し、検出温度が制御温度に達したの
を検知すると、スイッチング部への導通制御信号の送信
を完全に停止する。 また、信号比較・制御部3Bは槽内液の温度が制御温度
に達したか否かの情報等を制御パネル28へ表示出力す
るようにしである。 なお、il&l型準電圧発生9にて発生させた一定電圧
を前記信号比較・制御部およびアナログデジタル変換部
34へも供給するのは、検出電圧(11や比較電圧値の
極性認知のためである。 棒ヒータ2B加熱用電源の交流波の位相角が0度または
180度の倍数になるのを検知する。すなわち交流電圧
がπラジアンごとに零ボルトになるのを検出する零電圧
検出部43は、交流電圧が零ボルトになったのを積山す
ると零電圧検出信号をスイッチング部41へ送信する。 なお、ヒータへの供給電源が安定していれば、スイッチ
ング部41へ送信される零電圧検出信号は一定周期のパ
ルス波となる。 棒ヒータ2Bへの電源供給回路の開閉動作を行うスイッ
チング部41は、前記制御パルス発振部40から送信さ
れた制御パルスが例えばオフ状態であるのを検知すると
ともに信号比較・制御部38からの導通制御信号を受信
している間に、零電圧検出部43からの零電圧検出信号
を受信すると、棒ヒータ2Bへの電源供給回路を開き、
棒ヒータ26への電源供給を停止する。 なお、制御パルス発振部40から発される制御パルスの
オン時間とオフ時間は等しいものであるから、スイッチ
ング部41が棒ヒータ28への電源供給回路を開く条件
として、制御パルスのオフ状態検知を制御パルスのオン
状態検知に変更しても同じである。 スイッチング部41がヒータへの電源供給回路を開状態
に保持し、しかも制御パルスがオン状態またはオン自オ
フどちらとも検知できていない状態で零電圧検出信号を
受信すると、棒ヒータへの電源供給回路を閉じ、再び棒
ヒータへの電源供給を開始する。 本発明のフィルム自動現像処理装置llは上記のように
構成した液温度調整ユニツ)30t−備えている。 この現像処理装置では、モータ23の回転と連動してフ
ィルム送りローラ対1oが回転し、フィルム挿入口1d
より現像ユニッ)4aへ供給された現像用フィルムは現
像液プール13aを通過する際に現像され、定着ユニッ
ト4bの定着液プール13bを通過する際に定着され、
水洗ユニット4cの水プール13cを通過する際に水洗
され、乾燥ユニツ)4dの温風通路IBを通過する際に
乾燥されて、フィルム出口1eより出てくる。 また、制御パネル28より現像液、定着液の制御温度を
適宜入力すると、液温度調整ユニー、ト30は温度セン
サ27の検出温度に応じて棒ヒータ2Bの出力量を制御
し、検出温度が制御温度に達するとヒータを停止させ、
再び検出温度が制御温度を下回るとヒータ加熱を再開さ
せ、各液槽内の液温を制御温度に継持するように自動調
整奄行う。 例えば液の制御温度を28℃とした場合における、検出
温度とヒータ出力との関係はおよそ第8図に示すごとき
ものとなり、液温度調整ユニット30のスイッチング部
41の開閉動作によって棒上−夕28へ供給される電源
波形は第9図(a)〜(8)に示すごときものとなる。 検出温度が0℃〜10℃の場合には、誤差電圧が小であ
るために、制御パルス発#tMからスイッチング部41
へ送信される制御パルスの周期が極めて短い高周波パル
スとなり、スイッチング部41のパルス信号検知に必要
な最低時間たる検知時間よりも制御パルスの1/2周期
の方が短い場合には、スイッチング部41による制御パ
ルスのオフ状態検知が不可能となり、導通rfIin信
号の送信が停止されない限り、スイッチング部41はヒ
ータへの電源供給回路を閉状態に保持することによって
、棒ヒータ2Bの出力は100 %となる(ffi9図
(a))。 制御パルスのl/2周期がスイッチング部41の検知時
間よりも長い場合には、前述したごとき条件が満たされ
ているのをスイッチング部41が検知したときに限り、
ヒータへの電源供給回路を適宜開閉することによって、
棒ヒータ26への通電量を滅らし、ヒータ出力を100
%〜50%の範囲で制御する。 すなわち、検出温度が15℃で制御パルスの1/2周期
とフィー2チング部4Iの検知時間との差が僅少な場合
には、スイッチング部4Iが制御パルスのオン状態を検
知している間にffff1圧検出部43からの零電圧検
出信号を受信することは積であるために、第9図(b)
のごとき電源波形がヒータへ供給され、棒ヒータ26の
出力は94%程度になり、検出温度が20℃、25°C
228°Cと上昇して制御温度に近づくにつれ、制御パ
ルスの1/2周期が徐々に長くなるために、ヒータへの
電源供給回路を開く条件が満たされたのを、スイッチン
グ部41が検知する機会が増え、m9rI4(c)〜(
e)のごとく電源波形が徐々に疎となり、棒ヒータ2B
の通電量が減るために、棒ヒータの出力も81%、81
1%、5996と低下してゆく。 検出温度が制御温度29℃に極めて近づき、制御パルス
の発振周波数が電源周波数に比して極めて大になると、
スイッチング部4Iの開閉動作が制御パルスのオン・オ
フに近似してゆくために、ヒータへの電源供給時間及び
電源供給停止時間がそれぞれ制御パルスのオン時間及び
オフ時間に近づく。 しかして、rtAu4パルスはオン時間とオフ時間の等
しいパルス信号としであるために、ヒータへの電源供給
時1mと?FtIIA供給停止時nlIとは等しくなり
、棒ヒータへの通電量は限りなく50%に近づく0例え
ば検出温度が28,5℃の場合には。 ヒータは供給される電源波形は第9図(f)に示すごと
きものとなり、棒ヒータ26の出力は52%程度となる
。 信号比較Φ制御部38は検出温度が制御温度たる29°
Cに達したのを検知すると、スイッチング部41への導
通制御信号の送信を完全に停止し、信号比較・制御部3
8からの導通rvi御信号を断たれたスイッチング部4
1は、制御パルス発振部40からの制御パルスに左右さ
れることなく、最先の零電圧検出信号を受信した時点で
ヒータへの電源供給回路を開き、再び信号比較・制御部
38から導通制御信号が送信されるまでヒータへの電源
供給回路を開状態に保持する。 したがって、検出温度が29°C以上になると、第9図
(g)のごとくヒータへの電源供給が停止されるために
、棒ヒータ2Bの出力は0%となる。 なお、Jll’$8図において実線で示す制御温度29
℃の場合と一点鎖線で示す制御温度31 ”Oの場合と
で、ヒータ出力下降開始点(例えば10℃と目℃)を異
らしめであるのは、制御温度直前でヒータ出力を50%
に調整するためであり、この制御は例えば信号比較−制
御部38からスイッチング部4Iへ送信する導通制御信
号をオン・オフ状態のあるパルス波とし、制御温度と検
出温度とに応じてオン時間およびオフ時間を適宜調整す
ることによって、制御パルス発振部40からスイッチン
グ部41へ送信される制御パルスに左右されることなく
、スイッチング部41にヒータへの電源供給回路を適宜
開かせることによって行う。 スイッチング111i1141にヒータへの電源供給回
路を開かせることによって棒ヒータ26の出力を停止さ
せてから適宜時間が経過すると、槽内液の液温か制御温
度を下回り、検出温度からそれを検知した信号比較・制
御部3Bはスイッチング部番】への導通制御信号送信を
再開し、スイッチング部41は前述した設定条件のもと
にヒータへの電源供給回路の開閉動作を行い、棒ヒータ
2Bによる槽内液の加熱が再開され、槽内液温度が制御
部IKに達すると再び棒ヒータ26による槽内液の加熱
を中止し、液温を制御温度に保つ(第10図(♂))。 しかして、槽内液の保温時における棒ヒータ26の加熱
再開時には、制御温度と槽内液の温度との差は僅少であ
るために、前述したごとく制御パルス発振部40からス
イッチング部4Iへ送信される制御パルスの周期は長い
ものとなり、棒ヒータ2Bの出力は50%程度となる(
第1O図(a))。 したがって、槽内液の液温を制御温度に維持する際には
、棒ヒータ2Bの出力を押えて槽内液の加熱を行うこと
で、過熱による極端な液温上昇電防ぎ、液保温時の液温
度変動幅を小ならしめる。 [効 果] 以上説1)1シたように、本発明に係る液温1■調整ユ
ニツト及び同ユニット付きフィルム目動現像処理装置に
よれば、フィルム自動現像処理装置の現像液槽や定着液
槽内に配した加熱源の加熱量調整用に検出した液温度情
報を液温度調整ユニット内の液温度情報出力部にて適宜
表示出力用信号に変換し、槽内液の温度偵として表示部
へ出力させることにより、表示温度と該温度における液
温度調整ユニットのM411動作とに整合性を持たせ、
フィルム自動現像処理装置の使用者に混乱を与えること
のないものとし、しかも液温度表示用の温度計等を別途
設ける必要のない合理的なものと成し得る。 また、液温度調整ユニットのスイッチング部はスイッチ
ング制御部からの制御パルスに応じて、加熱源への電源
供給回路の開閉動作を行い、加熱源への通電量を調整す
ることで、槽内液の加熱量を加減し、検出された液温と
制御温度との差が大なる場合には加熱源を高出力で作動
させるとともに、液温と制御温度との差が小なる場合に
は加熱源を50%程度の出力で作動させる。 かくすることにより、加熱源への供給電源回路の途中に
設けた可変抵抗等でヒータへの供給電力を一部消費させ
ることなく、加熱源の出力を制御でき、電力消+fR量
を小ならしめるとともに、回路内での熱発生量を無視で
きる程度に止める。 加えて、槽内液保湿時には液温と制御設定温度との差が
僅少であるために、加熱源の出力は低く、槽内液の液温
を極端に高めることがない、よって、保温時には液温度
変動幅を小ならしめ得るとともに、槽内液加熱に要する
エネルギー消費量が軽減されることで、装置のエネルギ
ー効率をも良好ならしめる。 さらに、スイッチング部の開閉動作は零電圧検出部から
の零電圧検出信号を受信した時点で行われるようにする
ことで、加熱源への電源供給制御は交流波の位相角が0
度または180度の時にのみ行われ、スイッチング部の
開閉動作によってスパイク電圧が発生することはない。 なお、本実施例における液温度制御ユニットにおいては
、信号比較帝制御部よりスイッチング部へ送信される導
通制御信号によって液温制御用設定温度ごとに加熱源の
出力下降開始温度を適宜変えるものとしたが、これに限
定されるものではなく、例えば零電圧検出部の発信した
零電圧検出信号を、検出温度と設定温度に応じて間引き
、検出温度と設定温度との差が大なる場合にはスイッチ
ング部へ送信される零電圧検出信号数を減らすことで、
スイッチング部が加熱源への電源供給回路を開き得る確
率を低減させて、加熱源の出力制御を行うことも可能で
あるとともに、液温度調整ユニットの制御温度帯域が狭
く、制御可能上限温度と下限温度における加熱源停止時
の加熱出力の変動幅が小であれば、零電圧検出信号と制
御パルスのみによって加熱源の出力制御を行っても差し
支えない。 また1本実施例においてはデジタル方式にて液温表示を
するために、液温度調整ユニットの液温度情報出力部に
アナログ−デジタル変換部を設けるものとしたが、アナ
ログ情報として出力するように構成する場合もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る液温度調整ユニット付きフィルム
自動現像処理装置、 第2図は第1図のII−■線拡大断面図。 第3図は第1図のm−m線拡大断面図、wS4図は同装
置の一部破断背面図、 第5図は第4図のV−V線断面図。 第6図は第4図のVl−71線断面図、第7図は本発明
に係る液温度調整ユニットの動作概略を示すブロック図
、 第8図は検出温度とヒータ出力の特性線図、第9図(a
)〜(g)は各検出温度時にヒータへ供給される電源波
形図。 第10図(a)は本装置における液温制御とヒータ出力
の関係を示すグラフ、 第10図(b)は従来装置における液温制御とヒータ出
力の関係を示すグラフ。 第H図はサーモスタットを用いた液温度調整機構の概略
を示す図、 m 121 (a)はサーモスタットによるヒータ出力
fI41tlの回路概略図。 第12図(b)は可変抵抗器によるヒータ出力制御の回
路概略図、 第13図はヒータ加熱用電源の交流波に生じたスパイク
波形を示す図である。 図  中 1・・フィルム自動現像処理装置 la・・隔壁板     tb・・フィルム操作室Ic
e・499蓋1d−−フィルム挿入口l@・Φフィルム
出口  1f−・前面板1g・・軸受は凹部   2會
・前面扉2a・・腕差入口    2b・・腕力バー3
a・・現像液槽    3b・壷定着液槽3c口水槽 
     4a目現像ユニツト4b・・定着=Lユニッ
トCI+11水洗ユニット4d・・乾燥ユニ2 )  
 5a〜5ca・ポンプ8a〜BC壷・吸入管   7
a〜7Ce・吐出管8a〜8cee液排出パイプ 9a、 Bee a左側板   9b、 9d−・右側
板10−−フィルム送りローラ対 10a   ・上部ローラ  10b  ・下部ローラ
11・・圧接片     12a −12c  ・受は
皿13a  ・現像液プール 13b@定着液プール1
3c  ・木プール 目a〜目C・液排出口 15a〜+5c  ・液戻り管 186・温風通路 +8a 、 1[1b  ・フィルム通過孔17−一温
風供給ダクト 17a  ・ヒータ18・・送風機  
   19・・温風排出ダクト20a  ・上ギア  
  20b  ・下ギア21・参ウオームギア  22
・・軸受23−・モータ     2411・ネジ林2
5争・ギア       28・番線ヒータ27・・温
度センサ   2811・制御パネル28a   ・電
源スィッチ 28b  ・制御温度設定スイッチ 28c  ・液温度表示部 281基板ホルダ30・・
液温度調整ユニット 310温度−電圧変換部 32−−液温度情報出力部 33目スイッチング制御部 34φ・アナログ−デジタル変換部 35目液温度表示出力部 36・・信号増幅部   37・・誤差増幅部38目信
号比較・制御部 38・・基準電圧発生部 40・・制御パルス発振部 41目スイッチング部 42・・制御温度設定部 43・拳零電圧検出部44・
・液槽      45・・ヒータ46目サーモスタツ
)  48a ・φ温度検知部47目温度計 48a、48b   eスパイク電圧 48目可変抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次ぎの(a)〜(e)を備える液温度調整ユニッ
    ト。 (a)被計測液より検出した検出温度を、該温度と比例
    関係にある検出電圧に変換する温度−電圧変換部。 (b)前記検出電圧を表示出力用信号に変換し、被計測
    液の温度値として出力する液温度情報出力部。 (c)前記検出電圧と略比例関係にある周期のパルス信
    号を発振し、該パルス信号を制御パルスとしてスイッチ
    ング部へ送信するととも に、前記検出温度が設定温度に達すると、スイッチング
    部を開状態に保持させるスイッチング制御部。 (d)加熱源へ供給される交流電源の位相角が0度また
    は180度の倍数になったのを検知して、零電圧検知信
    号を発信する零電圧検出 部。 (e)前記制御部からの制御パルスに応じて、零電圧検
    出部からの零電圧検出信号を受信した時点で加熱源への
    電源供給回路の開閉動作を行うスイッチング部。
  2. (2)フィルム送りローラによって、現像液中、定着液
    中、水中を現像用フィルムが順次通過させられるフィル
    ム自動現像処理装置へ次ぎの(a)〜(e)を備える液
    温度調整ユニットを設け、液温度調整ユニットによって
    各液の温度調整を行うことを特徴とする液温度調整ユニ
    ット付きフィルム自動現像処理装置。 (a)被計測液より検出した検出温度を、該温度と比例
    関係にある検出電圧に変換する温度−電圧変換部。 (b)前記検出電圧を表示出力用信号に変換し、被計測
    液の温度値として出力する液温度情報出力部。 (c)前記検出電圧と略比例関係にある周期のパルス信
    号を発振し、該パルス信号を制御パルスとしてスイッチ
    ング部へ送信するととも に、前記検出温度が設定温度に達すると、スイッチング
    部を開状態に保持させるスイッチング制御部。 (d)加熱源へ供給される交流電源の位相角が0度また
    は180度の倍数になったのを検知して、零電圧検知信
    号を発信する零電圧検出 部。 (e)前記制御部からの制御パルスに応じて、零電圧検
    出部からの零電圧検出信号を受信した時点で加熱源への
    電源供給回路の開閉動作を行うスイッチング部。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5184638A (ja) * 1975-01-24 1976-07-24 Ricoh Kk Zeroborutosuitsuchinyoruondoseigyosochi
JPS5850538A (ja) * 1981-06-19 1983-03-25 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ− 写真フイルム乾燥装置
JPS60104945A (ja) * 1983-11-14 1985-06-10 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 自動現像機

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