JPH0318499A - 寸法の安定したプレス品を製造する方法および装置 - Google Patents

寸法の安定したプレス品を製造する方法および装置

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JPH0318499A
JPH0318499A JP2125273A JP12527390A JPH0318499A JP H0318499 A JPH0318499 A JP H0318499A JP 2125273 A JP2125273 A JP 2125273A JP 12527390 A JP12527390 A JP 12527390A JP H0318499 A JPH0318499 A JP H0318499A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ．　産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第１項の上位概念に記載の安
定した寸法のプレス品を製造する方法および装置に関す
る． ｂ．　従来の技術 プレス中のプレスフレームの変形によるプレス品の精度
に関する影響が除去されるようにした、粉末材料からな
るプレス品の高さを定めるプレス装置が、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第２９２４７０４号公報から知られて
いる．さらに、プレスラムを取り付けたプレス工具の部
分の位置が追跡されるようにした、長さ測定装置のそれ
自体動かずに維持される部分を、プレスフレームに固定
するのではなく、プレス工具の定位置に維持される部分
に固定させることが提案されている． プレス品の形状寸法の正確性維持に対する要求が高くな
るに伴って、プレス中のプレスラムの弾性変形によって
生じる悪影響が重大な問題になる．例えば簡単な円筒形
態のような簡単なプレス品の場合には、所定の押圧力範
囲において問題になるような弾性変形が生じないように
プレス工具を頑丈に容易に構成することができるため、
この影響は大した問題にならない．しかしながら、例え
ば多板式アダプタ工具を使用する必要のある数個の段部
を有する複雑な部品の場合には、少なくとも個別のラム
の場合の工具構成形態が比較的に薄く長く脆弱な形状を
必要とするため、例えばドイツ連邦共和国特許第３１４
２１２６号公報から知られているように、ラムの弾性変
形を等閑視することは決してできない．その場合、この
ようなラムは実際上は剛体ではなく、本発明の枠内にお
いて突き止められているように、押圧力によって弾性的
に顕著に変形する． Ｃ．　発明が解決しようとする課題 したがって、本発明の目的は、数個所の高さの段部を有
するプレス品の場合でもプレス品形状寸法の正確度を一
層改善することが可能な、プレス品を製造する方法およ
び装置を提供することである． ｄ．　課題を解決するための手段 この目的は、本発明によれば、特許請求の範囲第ｌ項の
特徴部分に記載の方法によって達威され、特許請求の範
囲第２項に記載の方法によって好適に実施することがで
きる．また、本発明による装置は、特許請求の範囲第３
項の特徴部分に記載の構成を特徴としており、特許請求
の範囲第４項の従属的な構成によって好適に実施される
．プレスラムの位置を測定する行程測定装置をラムの押
圧面のすぐ近くに設けた場合、ラムを取り付けた構成要
素（例えばラムプレート）ではなく、プレス面自体がそ
れぞれの目標位置に達し、直接的に測定工学的に追従さ
れるため、本発明の根底にある問題点を完全に回避する
ことができる．したがって、ラムの弾性変形には全く意
味を持たない．しかしながら、構造的な理由から一般的
に行程測定装置を、このように固定することは不可能で
ある．したがって、本発明においては、押圧力の直接的
または間接的な測定によってプレスラムの弾性変形を求
め、この求められた変形値に相応してプレス終端位置に
おけるプレスラムに対する相対的な位置を補正するよう
にされている。
その場合、使用される長さ測定装置の可動部が固定され
ラムが取り付けられた構成要素の目標位置が、先ず、そ
れぞれのラムの長さを考慮した製造すべきプレス品の形
状寸法に相応する暫定的な値として示される．その場合
、目標位置の補正は、押圧力の作用によって生じたプレ
スラムの大きなまたは小さな弾性変位だけ、上部ラムお
よび下部ラムのプレス面が多くまたは少なく一緒に移動
されるように行われる．その場合、補正値は、例えば予
備試験において求められたそれぞれのプレスラムのばね
特性曲線、およびプレス中に測定された押圧力によって
計算することができる．すべてのラムに対して、この補
正を行うことは、決して必要ではない．多重ラム工具の
場合、比較的に短くしかも／または肉厚に形成されたラ
ムについては、弾性変形が極めて少ないため、元来の目
標位置に何回でも変わることなく維持されるが、強くな
いばね特性曲線を有するラムだけは、目標位置に関して
本発明によって補正することができる．本発明による方
法の著しい利点は、プレスラムの押圧力および弾性変形
の量が、製造中に、例えば使用する粉末の加圧可能性の
変化に起因する大きな変動を受けた場合でも、精密なプ
レス品形状寸法を有する部品を供給し得ることである。
ｅ．　実施例 次に、図示された簡単な実施例によって、本発明を一層
詳細に説明する． 第１図は、鋼粉末からなるリング状のプレス品１が内部
に入れられたプレス状態におけるプレス工具の断面を概
略的に示している，外被状の金型２によって囲繞された
プレス品１は、断面において３つの段部を有している．
この理由から、粉末を圧縮するため、互いに同軸に案内
され互いに独立して移動可能であり下側段部を形戒する
下部ラム３．４．５が設けられ、他方において、プレス
品１の滑らかな上側は、ただ１つの上部ラム６によって
形威される．正確なプレス品形状寸法を得るには、プレ
ス終端位置において上部ラム６と下部ラム３．４．５と
のプレス面の間隔を、プレス品の段の高さに正確に調整
する必要がある．この目的のため、目盛７および指針８
，９．１０として概略的に図示されている行程測定装置
が設けられている．目盛７は下部ラム５を取り付けた構
成要素１１と剛性的に結合され、指針８，９および１０
は、同様な方法で、下部ラム３．４および上部ラム６を
取り付けた構成要素１２．　１３および１４に結合され
ている。ラム３．４および６のプレス面からの指針８．
９．１０の距離、および目盛７の零点からの下部ラム５
のプレス面の距離が判っているため、上部ラム６からの
下部ラム３，４．５の距離がプレス品ｌの段部高さと正
確に等しい指針８，９および１０の目標位置を、容易に
決定することができる．特に、この決定の場合、理論的
に剛性のプレスラム３，４，５．６を前提としているた
め、これは暫定的な目標位置に関するものである．しか
しながら、実際には、すべてのラム３．４，５．６に弾
性的な変形が生じる． この実施例において、上部ラム６は比較的短く極めて頑
丈に形威することができ４３シたがって実際には弾性変
形を無視することができるが、下部ラム３，４．５は形
状が長く比較的肉薄に形威されているため、下部ラム３
，４．５の変形には注意する必要がある、特に、下部ラ
ム５はその中心に心棒ｌ５が通され、高い細長比を有し
ている．したがって変形の測定には、例えば圧電センサ
，歪み計またはその他の測定装置として構我することが
可能な、図示されていない力測定装置によって、下部ラ
ム３．４．５の下倒における押圧力が測定される。その
結果から、測定値が供給される図示されていない制御装
置が、予備試験において測定されるかまたは計算された
下部ラム３，４，５のばね特性曲線によって、下部３，
４．５の実際の変形を計算する。次に、下部ラム３，４
．５の暫定的な目標位置が、この変形量だけ補正され、
換言すれば、弾性的なラムの変形を考慮した上部ラム６
のプレス面に対する下部ラム３，４．５のプレス面の距
離が、プレス品１の所望の段部高さと正確に等しくなる
まで、下部ラム３，４．５の押圧力が高くされる． 基本的には、ラム目標位置の補正を、それぞれ次のプレ
スサイクルにおいて初めて行うことができる．このよう
に行う場合でも、通常、妨害をおよぼす影響が突然に大
きく変化することがないため、一般的に充分正確なプレ
ス品形状寸法が得られる．しかしながら、同一のプレス
サイクル中に実際に測定された押圧力にもとづいて行わ
れる制御が、特に好ましい。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による装置の一実施例を示す断面図である． １・・・プレス品、　　　　　　２・・・金型、３，４
．５・・・下部ラム、　　６・・・上部ラム、７・・・
測定装置の目盛、 ８，９．１０・・・測定装置の指針、 １１，　１２，　１３．　１４・・・構成要素、１５・
・・心棒．

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １）少なくともそれぞれ１つの下部ラムおよび上部ラム
    が作用した金型内のプレスによって、粉末物質特に金属
    粉末から、寸法の安定したプレス品を製造する方法であ
    って、ラムが取り付けられた構成要素および／または金
    型の位置が固定点と相対的に測定され、ラムを取り付け
    た構成要素が、ラムの長さを考慮してプレス方向のプレ
    ス品の目標寸法に相応する目標位置に互いに移動される
    ようにした方式のものにおいて、プレス終端位置におい
    て、少なくとも１つのラムを取り付けた構成要素の目標
    位置が、押圧力の作用によるラムの弾性変形に相応する
    量だけ、プレス方向に補正されることを特徴とする、寸
    法の安定したプレス品を製造する方法。 ２）少なくとも１つのラムにおける押圧力がプレスサイ
    クル中に測定され、同じプレスサイクルにおける補正さ
    れる目標位置を計算するために使用されることを特徴と
    する、特許請求の範囲第１項記載の寸法の安定したプレ
    ス品を製造する方法。 ３）特許請求の範囲第１項の寸法の安定したプレス品を
    製造する方法を実施する装置であって、該装置は、金型
    （２）と、互いに相対的に動くことが可能な少なくとも
    １つの上部ラム（６）および下部ラム（３、４、５）と
    、力の作用によって移動することができラム（３、４、
    ５、６）が取り付けられた構成要素（１１、１２、１３
    、１４）の位置を確かめるための測定装置（７、８、９
    、１０）と、該測定装置に制御技術的に接続されラム（
    ３、４、５、６）を取り付けた構成要素（１１、１２、
    １３、１４）を移動させる電子制御装置と、該電子制御
    装置に接続され少なくとも１つのラム（３、４、５、６
    ）における押圧力を直接的または間接的に測定する測定
    装置とを備えた形式のものにおいて、押圧力によって生
    じるラム（３、４、５、６）の弾性変形に対する補正を
    、電子制御装置において問合わせることができ、当該ラ
    ム（３、４、５、６）のばね特性曲線によって計算する
    ことができることを特徴とする、寸法の安定したプレス
    品を製造する装置。 ４）測定装置が、圧電式センサまたは歪み計であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第３項記載の装置。
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