JPH0318130Y2 - - Google Patents

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JPH0318130Y2
JPH0318130Y2 JP1983107873U JP10787383U JPH0318130Y2 JP H0318130 Y2 JPH0318130 Y2 JP H0318130Y2 JP 1983107873 U JP1983107873 U JP 1983107873U JP 10787383 U JP10787383 U JP 10787383U JP H0318130 Y2 JPH0318130 Y2 JP H0318130Y2
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JP
Japan
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columnar
grindstone
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cylindrical
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JP1983107873U
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JPS6014840U (ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は石材の角を研磨する面取り装置等に砥
石を取り付ける場合の取付構造に関する。
(従来例) 例えばモータで砥石を駆動するしくみの面取り
装置により石材の面取り作業を行う場合、作業の
進行に伴つて砥石を目の粗さの異なるものに取り
代えたり、磨耗した砥石を新品に交換する必要が
生じるが、従来砥石を簡単に交換できる取付構造
は知られていない。
(考案の目的) 本考案はモータ等からなる駆動部に砥石を簡単
に取り付けることができ、又駆動部から砥石を簡
単に取り外すことが可能な取付構造を提供するこ
とを目的としている。
(考案の構成) 本考案による砥石の取付構造は、駆動側の筒状
継手部材と、該筒状継手部材の内周に挿抜自在に
嵌合する柱状継手部材と、該柱状継手部材の外周
面に周方向に互いに180度の間隔をあけて突設さ
れかつ前記筒状継手部材の内周面に軸芯方向に沿
つて形成された1対の溝に摺動自在に嵌合する1
対の突起と、前記柱状継手部材に同芯に固着され
る砥石と、前記柱状継手部材の外周に嵌合しかつ
前記砥石と前記筒状継手部材の前端面との間に介
装されたクツシヨンと、両継手部材を軸芯方向に
互いに係合させるボールと、前記筒状継手部材の
外周に摺動自在に嵌合し前記ボールを固定するス
リーブとを設け、前記1対の突起の前記砥石側と
は反対側の端面を丸く形成して、前記突起と溝と
の嵌合により前記筒状継手部材の回転力を前記柱
状継手部材に伝達し、また前記スリーブを移動さ
せて前記ボールを遊動状態にすることにより前記
両継手部材を分離自在としたものである。
(実施例) 破断側面図である第1図及びその−矢視後
面図である第2図によりまず本考案の砥石ユニツ
トを説明すると、砥石ユニツト1bはリング状の
砥石2、砥石2に同芯に固着される円板状の受板
3、受板3に同芯に固着される略円柱状の継手部
材4及び継手部材4に嵌合し受板3に焼き付けら
れるクツシヨン5(ラバー)から構成されてい
る。継手部材4の外周面には、略半円形断面の環
状溝6が周方向に沿つて形成されているととも
に、周方向に互いに180度の間隔をあけて1対の
突起7bが突設されている。この突起7bは断面
略矩形で、軸芯方向に沿つており、前記砥石2側
とは反対側の端面が丸く形成されている。
次に破断側面図である第3図及びそのXII−断
面図である第4図により砥石ユニツト1bの取付
構造を説明すると、継手部材4は略円筒状の継手
部材8の内周に嵌合している。継手部材8は前端
に環状の外向きフランジ10を有し、フランジ1
0はクツシヨン5に当接している。又継手部材8
は後端部に底11を備えており、前端縁から所定
長さにわたつて1対の溝23が周方向に180度の
間隔をあけて形成されている。この溝23は内周
面から外周面に達している。そして突起7bは溝
23に嵌合し、両継手部材4,8に回り止めを施
している。
継手部材8の環状溝6に対向する位置には1対
の円形孔13が設けられ、孔13の内側は球面状
にすぼんでいる。1対のボール14は孔13と溝
6に同時に嵌まり、両継手部材4,8を軸芯方向
に互いに係合させている。又ボール14は継手部
材8の外周に嵌合するスリーブ15により固定さ
れ、その動きを阻止されている。スリーブ15の
前端はフランジ10に当接し、スリーブ15の前
端部内周には環状凹部16が設けられている。又
スリーブ15の後端部には環状の外向きフランジ
17が設けられている。フランジ17と環状蓋1
8間にはスプリング20が縮設され、環状蓋18
はボス筒21に固着されている。継手部材8はボ
ス筒21内に配置された適宜の駆動機構(図示せ
ず)を介してモータ(図示せず)に接続される。
なおスリーブ15はスプリング20を圧縮しなが
ら後方へ摺動することが可能である。
作業中モータの回転力は上記駆動機構及び両継
手部材4,8を介して砥石2に伝達される。砥石
2を交換する場合は、モータを停止し、スリーブ
15を後方へ移動させる。そして凹部16がボー
ル14に対向する位置迄来ると、ボール14は孔
13と凹部16間で遊動自在となる。この状態で
は両継手部材4,8間のロツクが解除されるの
で、砥石2をユニツトごと抜き取つて別の砥石に
交換することができる。交換後スリーブ15をも
との位置に戻すと、ボール14はスリーブ15に
より固定され、両継手部材4,8はボール14に
よりロツクされる。なおスリーブ15の移動量
は、交換中にボール14がスリーブ外へ脱出しな
い程度に規制されている。
なお本考案を具体化するに当り、環状溝6を設
ける代りに継手部材4の外周面に前後方向へ伸び
る1対の溝を設けてもよい。あるいは、継手部材
4にボール14が嵌まる1対の円形凹部を形成し
ても良い。また底11を廃止することもできる。
スプリング20の後端は環状蓋18以外の部材で
支持することも可能である。例えば継手部材8の
後端部に一体の環状外向きフランジを設け、該フ
ランジによりスプリング20の後端を支持しても
良い。又スプリング20を設ければ、スリーブ1
5の移動がワンタツチで行えるので極めて好まし
いが、このスプリング20を廃止し、スリーブ1
5を継手部材8にボルト等で固定することも可能
である。その場合、砥石2を交換する際には、例
えばボルトを緩めてスリーブ15を移動させれば
良い。ボール14は3個以上設けることも可能で
ある。又砥石2は円板状に形成することもでき
る。継手部材4と受板3は一体成形しても良い。
又継手部材8は直接モータに接続しても良い。な
お本考案は面取り装置以外の電動研磨装置にも適
用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、柱状継手
部材の外周面に周方向に互いに180度の間隔をあ
けて突設されかつ筒状継手部材の内周面に軸芯方
向に沿つて形成された1対の溝に摺動自在に嵌合
する1対の突起を設け、突起と溝との嵌合により
筒状継手部材の回転力を柱状継手部材に伝達する
構成であるので、大きな外径寸法の砥石を取付け
る必要がある場合、突起の軸芯方向すなわち前後
方向の長さを長くすることにより、柱状継手部材
の外径寸法を変えることなく、研磨時に発生する
トルクに対応できる剛性をもたせることができ、
したがつて全体をコンパクトに設計できる。しか
も、突起が柱状継手部材の外周面から突出してい
るので、柱状継手部材を筒状継手部材に挿入嵌合
させる時に突起と溝との嵌合を目視により確認で
きることから、作業を安全かつ迅速に行える。ま
た柱状継手部材の外周に嵌合しかつ砥石と筒状継
手部材の前端面との間に介装されたクツシヨンを
設けたので、製作時の寸法誤差に基因する嵌合時
のガタによる駆動時の振動を緩和させることがで
き、特に石材加工において著しい、振動による柱
状継手部材と筒状継手部材との嵌合面への悪影響
をなくすことができる。すなわち、柱状継手部材
と筒状継手部材との嵌合面の隙間に入つた砥石
(ダイアモンド)の粉や石の粉が嵌合面に付着し、
振動により嵌合面が摩耗して柱状継手部材や筒状
継手部材の寿命が大きく低下するというような問
題を解消できる。また、1対の突起の砥石側とは
反対側の端面を丸く形成したので、突起が柱状継
手部材の外周面から突出しているので突起と溝と
の嵌合を目視により確認できることと相俟つて、
柱状継手部材を筒状継手部材に挿入嵌合させる時
に突起を溝に容易にかつ円滑に挿入することがで
きると同時に、駆動時の衝撃や振動により突起が
その端面の角部から次第に破壊されていくのを良
好に阻止でき、突起を1対設けたことによる強固
な回り止め構造、およびクツシヨンを設けたこと
による振動の緩和との相乗効果により、突起の劣
化を確実に阻止できて製品の寿命を大幅に延長で
きる。すなわち、制作時の寸法誤差に起因する溝
と突起とのガタにより、突起の砥石側とは反対側
の端面の角部に駆動時の衝撃や振動による力が集
中的に作用する傾向にあるが、本考案においては
この端面を丸く形成したので、上記の力の集中が
なく、しかも突起を1対設けたので1個の突起を
設ける場合と比較して回り止め構造が強固であ
り、さらにはクツシヨンを設けたので振動が大幅
に緩和されることから、突起の破壊が生じないの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による砥石ユニツトの破断側面
図、第2図は第1図の−矢視後面図、第3図
は本考案による砥石の取付構造を示す破断側面
図、第4図は第3図のXII−XII線に沿う断面図であ
る。 2……砥石、4……略円柱状継手部材(柱状継
手部材の一例)、5……クツシヨン、7b……突
起、8……略円筒状継手部材(筒状継手部材の一
例)、14……ボール、15……スリーブ、23
……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動側の筒状継手部材と、該筒状継手部材の内
    周に挿抜自在に嵌合する柱状継手部材と、該柱状
    継手部材の外周面に周方向に互いに180度の間隔
    をあけて突設されかつ前記筒状継手部材の内周面
    に軸芯方向に沿つて形成された1対の溝に摺動自
    在に嵌合する1対の突起と、前記柱状継手部材に
    同芯に固着される砥石と、前記柱状継手部材の外
    周に嵌合しかつ前記砥石と前記筒状継手部材の前
    端面との間に介装されたクツシヨンと、両継手部
    材を軸芯方向に互いに係合させるボールと、前記
    筒状継手部材の外周に摺動自在に嵌合し前記ボー
    ルを固定するスリーブとを設け、前記1対の突起
    の前記砥石側とは反対側の端面を丸く形成して、
    前記突起と溝との嵌合により前記筒状継手部材の
    回転力を前記柱状継手部材に伝達し、また前記ス
    リーブを移動させて前記ボールを遊動状態にする
    ことにより前記両継手部材を分離自在としたこと
    を特徴とする砥石の取付構造。
JP10787383U 1983-07-11 1983-07-11 砥石の取付構造 Granted JPS6014840U (ja)

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JP10787383U JPS6014840U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 砥石の取付構造

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JP10787383U JPS6014840U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 砥石の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6014840U JPS6014840U (ja) 1985-01-31
JPH0318130Y2 true JPH0318130Y2 (ja) 1991-04-17

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ID=30251887

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JP10787383U Granted JPS6014840U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 砥石の取付構造

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