JPH03180583A - 中性紙およびこれを用いた紙管 - Google Patents

中性紙およびこれを用いた紙管

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JPH03180583A
JPH03180583A JP31546989A JP31546989A JPH03180583A JP H03180583 A JPH03180583 A JP H03180583A JP 31546989 A JP31546989 A JP 31546989A JP 31546989 A JP31546989 A JP 31546989A JP H03180583 A JPH03180583 A JP H03180583A
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pulp
neutral paper
naoh
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JP31546989A
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Yoshihiro Seto
義弘 瀬戸
Yoshihiro Nishiyama
義弘 西山
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C3/00—Pulping cellulose-containing materials
    • D21C3/04—Pulping cellulose-containing materials with acids, acid salts or acid anhydrides
    • D21C3/06—Pulping cellulose-containing materials with acids, acid salts or acid anhydrides sulfur dioxide; sulfurous acid; bisulfites sulfites
    • D21C3/12—Pulping cellulose-containing materials with acids, acid salts or acid anhydrides sulfur dioxide; sulfurous acid; bisulfites sulfites sodium bisulfite
    • D—TEXTILES; PAPER
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    • D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C3/00—Pulping cellulose-containing materials
    • D21C3/02—Pulping cellulose-containing materials with inorganic bases or alkaline reacting compounds, e.g. sulfate processes
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光材料用包装材料に好適な中性紙およびこ
の中性紙を用いた紙管に関するものである。
［従来の技術〕 従来、保護シート、紙管等の感光材料用包装材料に用い
られる紙類には、化学パルプから成るものが使用されて
きた（特公昭５８−４３７３０号公報）。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の紙類は、化学パルプから成るので木材か
らの歩留りが低く、非常に高価なものになっていた。
ところで高収率パルプは安価でかつ剛度に優れているの
で板紙等の原料に広く使用されている。
この中には単に機械的処理による機械パルプ（ＧＰ、　
ＲＧＰ、ＴＭＰ）と若干の化学処理を伴う半化学パルプ
（ＣＧＰ、ＳＣＰ、　ＣＴＭＰ　）がある。
前者の機械パルプはセルロース以外にリグニン及び木材
の持っている樹脂抽出分が含まれており感光材料用包装
材料には基本的に不適当である。
又後者の半化学パルプもリグニンを多量に含むため、感
光材料用包装材料には不適当と考えられていた。したが
って、半化学パルプは感光材料用包装材料には全く用い
られていなかったし、半化学パルプを感光材料用包装材
料に用いようとする試みも全くされていなかった。
また、本発明者が、従来の半化学パルプから成る紙を試
験的に感光材料用包装材料に用いた場合も、感光材料に
かぶり等の悪影響が発生し使用できなかった。
本発明は、以上の問題点を解決し、安価でかつ感光材料
に悪影響を与えない中性紙およびこれを用いた紙管を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記目的を達成するために、半化学パルプ
の高収率性に着目し、この半化学パルプを用いた紙を、
感光材料に悪影響を与えないようにすることにより、感
光材料用包装材料に好適で安価な紙を提供しようとする
ものである。
本発明者は、半化学パルプを用いた紙の感光材料に与え
る悪影響について研究し、感光材料に悪影響を与えない
半化学パルプを用いた紙を見出した。
すなわち、半化学パルプの蒸解薬品としては、ＮａｚＳ
、　ＮａｚＳＯｓ、ＮａｚＣＯｓ、ＮａＯＨ，ＮａＨＣ
Ｏｓ、ＮａＨＳＯ，等が、単独または組み合わせて用い
られているが、Ｎａ　！Ｓを用いたとき感光材料にかぶ
りが発生し使用できなかった。
また、蒸解薬品として中性亜硫酸法のＮａ、ＳＯ，とＮ
ａｔＣＯｓを組合わせて用いた場合、カラー印画紙に対
して増感の影響が認められた。このことは出来上がった
紙が酸性を示すことが原因と考えられる。
本発明者は、カラー印画紙に増感を与える酸性の範囲に
ついて研究し、ｐＨ６以上のとき増感の影響が容認でき
る程度に少なく、特に、９１１７以上のとき増感の影響
がほとんどないことを見出した。
さらに、蒸解薬品としてソーダ法のＮａＯＨとＮａ、Ｃ
Ｏｌを組合わせて用いた場合、カラー印画紙に対して減
感の影響が認められた。このことは出来上がった紙がア
ルカリ性を示すことが原因と考えられる。本発明者は、
カラー印画紙に減感を与えるアルカリ性の範囲について
研究し、ｐＨ９以下のとき減感の影響が容認できる程度
に少なく、特に、ｐＨ８，５以下のとき減感の影響がほ
とんどないことを見出した。
本発明は、以上の研究の結果初めてなされたもので、中
性紙が、蒸解薬品にＮａＯＨ，Ｎａ、ＣＯ，、ＮａＨＣ
Ｏ，、ＮａｚＳＯｓおよびＮａＨＳＯ，のいずれか又は
２以上を組合せで用いた収率６５〜９５％の木材パルプ
を２０〜１００含み、ｐＨが６〜９であることを特徴と
して構成されている。
本発明の中性紙に用いるパルプは、上述した所定の木材
パルプが１００％であってもよいが、多量のリグニンに
よる脆弱さ、および抄紙時の紙切れを防止するために、
ＵＫＰ　（未晒クラフトパルプ）等を併用してもよい、
また、本発明の木材パルプは、半化学パルプであるので
リグニンを多量に含んでいる。したがって、本発明の木
材パルプの量を多くすると、不透明度が高くなり遮光性
が求められる製品には好ましい。
中性紙をｐＨ６〜９に調整するには、ｐＨを高める場合
にはＮａ（［、）［ＯＨその他のアルカリが用いられる
がＮａＯＨが最も望ましい、又、ｐＨを低くするために
は硫酸、塩酸、酢酸など各種の酸又は硫酸アルミニウム
なと水溶液で酸性を呈する塩類が用いられるが硫酸アル
ミニウムが最も望ましい。
また、感光材料の種類によっては影響の受は易さが鈍い
ものがあり、この場合には、より経済性と省資源の目的
で、段ボール故紙、晒クラフト故紙、脱墨パルプ等を併
用することができる。これらの場合、添加薬品が実質的
に感光材料に対して極めて影響の軽微なものであるか、
または離解の工程で洗い流されてしまうものに限られる
。
中性紙は、坪量が１００〜８００ｇ／ｒｄの範囲が一般
的であり、２００〜６００ｇ／　ｒｒｆの範囲が多い。
中性紙の抄紙の方法は特に限定されないが、厚紙の場合
は、丸網により多層抄きを行う場合があり、この時変性
澱粉、コーンスターチ等を層間強度を改良するために添
加することが好ましい。
本発明の紙管は、上述した中性紙を用い、ｐＨ６〜９の
エマルジョン接着剤型または水溶性型接着剤で貼り合わ
せて形成されている。
接着剤のｐＨが６未満または９を越えると、上述した中
性紙の場合と同様に、容認できない程度の増感または減
感が発生する。
エマルジョン接着剤型 リアクリル、ＥＶＡ、ＳＢＲ等がある。
水溶性型接着剤は、澱粉、海藻、タンパク質等の天然高
分子、セルロース、澱粉等の変性物、ＰＶＡ、ポリアク
リル酸ソーダ等の合成物等がある。
本発明の紙管は、帯状感光材料の他、各種紙、箔、織物
等にも用いられる。
また、本発明の中性紙は、上述した紙管の他、感光材料
の保護を目的とする保護シート、箱等各種製品の包装材
料に用いられる。
〔作用〕
本発明の中性紙は、収率の大きい木材パルプを用いるこ
とにより安価になり、また所定の蒸解薬品を用いた木材
パルプを用い、かつｐｏを６〜９に調整することにより
、感光材料に悪影響を与えないようにしている。さらに
、リグニンを多量に含むことにより、剛度を大きくして
いる。
また、紙管も、中性紙と同様に安価かつ耐圧強度が大き
く、さらに、ｐＨ６〜９の接着剤で貼合わせることにり
、感光材料に悪影響を与えないようにしている。
〔実施例〕
実施例１ パルプ； 原　　料：広葉樹（Ｌ材） 蒸解薬品：　ＮａｚＳＯｉとＮａ、ＣＯ。
収　　率：８３％ ｐＨ：　７．５（ＮａＯＨで調整） 中性紙； 坪ｆｉｔ３８０ｇ／ｒｒｆに抄紙 実施例２ パルプ； 原　　料：広葉樹（Ｌ材） 蒸解薬品：　ＮａＯＨとＮａ、ＣＱ、。
収　　　率：９０％ ｐＨ：ｓ、ｓ＜硫酸アルごニウムで調整）中性紙； 坪１３８０　ｇ　／ボに抄紙 実施例３ パルプ； 実施例２と同一のパルプ：８０％ ＮＵＫＰ　　　　　　　　　　　：２０　％ｐＨ：　８
．０（硫酸アルミニウムで調整）中性紙； 坪量３８０ｇ／　ｒｄに抄紙 比較例１ ｐＨ５の未調整のパルプを用いる他は、実施例１と同一
である。
比較例２ ｐＨ９，５の未調整のパルプを用いる他は、実施例２と
同一である。
従来例１ パルプ；ＮＢＳＰ：１００％ 原　　料：針葉樹（Ｎ材） 蒸解薬品：　Ｈ，ＳＯ，、Ｎａ１（ＳＯ＝、　Ｎａ、Ｓ
Ｏ。
収　　　率：４６％ ｐＨ：５．０ 祇　　　； 坪量４００ｇ／ボに抄紙 以上の各厚紙を２０″Ｃ６５％ＲＨの環境で２日間調湿
した後４ｃｍＸ１５ｃｍの大きさに切り取り、同寸のカ
ラー用印画紙とともに防湿袋の中に密封収納した。防湿
袋は、７ｎのアルミニウム箔を含む透湿量が０．５ｇ／
ｒｄ・２４ｈｒ以下のものを用いた。密封した状態で５
０°Ｃ５日間放置した後取り出した。そして、露光およ
び現像し、反射濃度０．５に対する露光指数を計測した
。
また、厚紙を入れない印画紙だけのものを用意し、ブラ
ンクとした。そして、各試料の露光指数からブランクの
露光指数を滅じ、これを露光指数変動値とした。
結果を第１表に示す。
第１表 〔実施例４〕 次に、実施例１．２．３と従来例１の厚紙を用い、ｐＨ
６，５の酢ビエマルジョン接着剤で内径７６．２肋φ、
層構１ｖ、１０プライ、長さ１００咽の紙管を製作した
。これを４０°Ｃ１日乾燥後２０°Ｃ６５％で３日間調
湿し、カラー印画紙を１周巻きつけ前記防湿袋に入れて
密封した。そして前記と同様の処理と比較をおこなった
。
また、調湿済の紙管を別に用意し、２枚の平行板で直径
方向に毎分１０ｍｍの速さで圧縮し最大荷重を測定した
。
結果を第２表に示す。
第２表 〔発明の効果〕 本発明は、以上のように槽底することにより、安価に製
造でき、かつ感光材料に悪影響を与えることなく、しか
も耐圧強度が向上する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）蒸解薬品にＮａＯＨ、Ｎａ＿２ＣＯ＿３、ＮａＨ
    ＣＯ＿３、Ｎａ＿２ＳＯ＿３およびＮａＨＳＯ＿３のい
    ずれか又は２以上を組合せて用いた収率６５〜９５％の
    木材パルプを２０〜１００％含み、ｐＨが６〜９である
    ことを特徴とする中性紙
  2. （２）請求項（１）に記載の中性紙を用い、ｐＨが６〜
    ９のエマルジョン型接着剤または水溶性型接着剤で貼合
    せて形成されたことを特徴とする紙管
JP31546989A 1989-12-06 1989-12-06 中性紙およびこれを用いた紙管 Pending JPH03180583A (ja)

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