JPH03176041A - 座標データ算出装置および方法 - Google Patents

座標データ算出装置および方法

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JPH03176041A
JPH03176041A JP2234481A JP23448190A JPH03176041A JP H03176041 A JPH03176041 A JP H03176041A JP 2234481 A JP2234481 A JP 2234481A JP 23448190 A JP23448190 A JP 23448190A JP H03176041 A JPH03176041 A JP H03176041A
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frame
subject
phantom
image
coordinate
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JP2234481A
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Yoshio Machida
好男 町田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/58Calibration of imaging systems, e.g. using test probes, Phantoms; Calibration objects or fiducial markers such as active or passive RF coils surrounding an MR active material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、MHI装置の如き断層像撮影装置を利用し、
定位脳手術(ステレオタキシー)等を行う際に必要な、
被検体内所望点の座標データを算出するための装置、お
よび該装置を使用して被検体内所望点の座標データを算
出する方法に関する。
(従来の技術) 被検体内所望点の座標データを用いる例として、脳神経
外科の手術の一つである定位脳手術がある。定位脳手術
は、脳中に存在する患部の位置を、画像の助けを借りて
同定し、該同定部位に穿刺針を挿入して患部を除去する
等の施術を行うものである。ここで、前記画像としては
、X線診断装置によるX線画像(レントゲン像)を用い
るものから、近時にいたっては、断層像撮影装置として
X線CT装置を利用するCT定位脳手術や、やはり断層
像撮影装置としてMHI装置を利用するMHI定位脳手
術が行われるようになっている。
従来からMHI定位脳手術は、被検体中4こ存在する疾
患部位の座標を知る座標算出工程と、この工程により知
り得た座標値に基づき、定位脳手術装置を操作する、つ
まり手術工程を実行することにより実現されるものであ
る。第26図は座標算出工程に使用する装置及び被検体
を示し、第27図は手術工程に使用する装置、つまり、
定位脳手術装置及び被検体を示している。
第26図に示すように、座標算出工程に使用する装置に
おいては、環状のフレーム20の内部に被検体40の頭
部40Aを保持する。この場合、フレーム20にはX、
Y、Z軸座標を知るためインジケータファントム21を
装着しておくものとする。そして、頭部40Aを保持し
たまままでフレーム20を図示しない断層像撮影装置の
撮影可能領域内の定位置に置き、撮影を行い、例えば軸
上面(アキシャル面)像を得る。この画像を観察し、画
像上に現れている患部の位置を、インジケータファント
ム21を参照してX、Y、Z軸座標にて知ることにより
同定する。次に、インジケータファントム21をフレー
ム20から除去して第27図に示すように、定位脳手術
装置22を装着する。そして、前述の作業で知り得た患
部の位置座標を目標として該装置に装備される穿刺針2
2Aを頭部に穿刺して患部を除去する等の施術を行うも
のである。
(発明が解決しようとする課題) 上述した定位脳手術の実施にあっては、脳に対する手術
であることから、その患部の同定にあっては高い位置精
度が要求される。
MHI装置においては、静磁場及び傾斜磁場の持ってい
る特性ゆえに、磁場中心から離れるに従って磁場の歪み
が大きくなり、これに伴い画像の歪みも急激に大きくな
ることがある。例えば、フレーム近傍の位置では5 m
m程度の歪みを生じることもあり、高い位置精度が要求
される定位脳手術の実施にあっては、問題であった。
そこで、本発明の目的は、被検体内所望点の座標データ
を算出するために使用する装置、および該装置を使用し
て被検体内所望点の座標データを算出する方法であって
、特に、高精度の座標データを得ることを可能とする装
置及び方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し且つ目的を遠戚するために次
のような手段を高じた構成としている。
すなわち、請求項1に係る装置発明は、被検体内所望点
の座標データを算出するために使用する装置において、 被検体をその内側に着脱自在に保持し得る形状であって
、断層像撮影装置のガントリ内における撮影可能領域内
に配置され得るフレームと、前記フレームの内側に、前
記被検体に代えて着脱自在に設けられるものであって、
X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示し
得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により撮
影可能なフレーム座標ファントムとを具備してなる装置
である。
請求項2に係る装置発明は、被検体内所望点の座標デー
タを算出するために使用する装置において、 被検体をその内側に保持し得る形状であって、断層像撮
影装置のガントリ内における撮影可能領域内に配置され
得る第1のフレームと、前記第1のフレームと幾何学的
に同形な形状を有する第2のフレームと、 前記第2のフレームの内側に、固定されるものであって
、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示
し得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により
撮影可能なフレーム座標ファントムとを具備してなる装
置である。
請求項3に係る装置発明は、被検体内所望点の座標デー
タを算出するために使用する装置において、 被検体をその内側に着脱自在に保持し得る形状であって
、断層像撮影装置のガントリ内における撮影可能領域内
に配置され得るフレームと、前記フレームの外側に、固
定されるものであって、X、Y、Z軸座標のうち少なく
とも1軸の座標を表示し得る座標表示体を有し且つ前記
断層像撮影装置により撮影可能なインジケータファント
ムと、 前記フレームの内側に、前記被検体に代えて着脱自在に
設けられるものであって、X、Y、Z軸座標のうち少な
くとも1軸の座標を表示し得る座標表示体を有し且つ前
記断層像撮影装置により撮影可能なフレーム座標ファン
トムとを具備してなる装置である。
請求項4に係る装置発明は、被検体内所望点の座標デー
タを算出するために使用する装置において、 被検体をその内側に保持し得る形状であって、断層像撮
影装置のガントリ内における撮影可能領域内に配置され
得る第1のフレームと、前記第1のフレームの外側に、
固定されるものであって、X、Y、Z軸座標のうち少な
くとも1軸の座標を表示し得る座標表示体を有し且つ前
記断層像撮影装置により撮影可能な第1のインジヶ−タ
フアントムと、 前記第1のフレームと幾何学的に同形な形状を有する第
2のフレームと、 前記第2のフレームの外側に、固定されるものであって
、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示
し得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により
撮影可能な第2のインジケータファントムと、 前記第2のフレームの内側に、固定されるものであって
、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示
し得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により
撮影可能なフレーム座標ファントムとを具備してなる装
置である。
請求項5に係る方法発明は、請求項1に係る装置を使用
して被検体内所望点の座標データを算出する方法であっ
て、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
ファントムを装着してなる前記フレームを配置して、該
フレーム及び前記フレーム座標ファントムを一体にて撮
影を行いファントム画像を得、 前記ファントム画像を撮影したときと同じ位置に、前記
フレーム座標ファントムに代えて被検体をその内側に保
持した前記フレームを配置して、該フレーム及び前記被
検体を一体にて撮影を行い被検体画像を得て、 前記ファントム画像と前記被検体画像との相関関係に基
づき、前記フレーム座標ファントムと前記前記被検体と
の画像上での位置関係、及び前記フレームと前記被検体
との実空間での位置関係を知り、 前記画像上及び前記実空間上の位置関係に基づき前記被
検体内所望点について、前記被検体の実空間上の座標と
前記断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画像
上の座標とのずれをキャリブレーションした座標データ
を得る方法である。
請求項6に係る方法発明は、請求項2に係る装置を使用
して被検体内所望点の座標データを算出する方法であっ
て、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
ファントムを固定してなる前記第2のフレームを配置し
て、該第2のフレーム及び前記フレーム座標ファントム
を一体にて撮影を行いファントム画像を得、 前記ファントム画像を撮影したときと同じ位置に、前記
被検体をその内側に保持した前記第1のフレームを配置
して、該第1のフレーム及び前記被検体を一体にて撮影
を行い被検体画像を得て、前記ファントム画像と前記被
検体画像との相関関係に基づき、前記フレーム座標ファ
ントムと前記前記被検体との画像上での位置関係、及び
前記第1.第2のフレームと前記被検体との実空間での
位置関係を知り、 前記画像上及び前記実空間上の位置関係に基づき前記被
検体内所望点について、前記被検体の実空間上の座標と
前記断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画像
上の座標とのずれをキャリブレーションした座標データ
を得る方法である。
請求項7に係る方法発明は、請求項3に係る装置を使用
して被検体内所望点の座標データを算出する方法であっ
て、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
ファントムをその内側に装着し且つ前記インジケータフ
ァントムをその外側に固定した前記フレームを配置して
、該フレーム及び前記フレーム座標ファントム及び前記
インジケータファントムを一体にて撮影を行いファント
ム画像を得、前記ファントム画像を撮影したときと同じ
位置に、前記フレーム座標ファントムに代えて前記被検
体をその内側に保持して前記フレームを配置して、該フ
レーム及び前記被検体及び前記インジケータファントム
を一体にて撮影を行い被検体画像を得て、 前記ファントム画像における前記インジケータファント
ムと前記被検体画像における前記インジケータファント
ムとの相関関係に基づき、前記フレーム座標ファントム
と前記前記被検体との画像上での位置関係、及び前記フ
レームと前記被検体との実空間での位置関係を知り、 前記画像上及び前記実空間上の位置関係に基づき前記被
検体内所望点について、前記被検体の実空間上の座標と
前記断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画像
上の座標とのずれをキャリブレーションした座標データ
を得る方法である。
請求項8に係る方法発明は、請求項4に係る装置を使用
して被検体内所望点の座標データを算出する方法であっ
て、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
ファントムをその内側に固定し且つ前記第2のインジケ
ータファントムをその外側に固定した前記第2のフレー
ムを配置して、該第2のフレーム及び前記フレーム座標
ファントム及び前記第2のインジケータファントムを一
体にて撮影を行いファントム画像を得、 前記ファントム画像を撮影したときと同じ位置に、前記
被検体をその内側に保持し且つ前記第1のインジケータ
ファントムをその外側に固定した前記第1のフレームを
配置して、該第1のフレーム及び前記被検体及び前記第
1のインジケータファントムを一体にて撮影を行い被検
体画像を得て、前記ファントム画像における第2のイン
ジケータファントムと前記被検体画像における第1のイ
ンジケータファントムとの相関関係に基づき、前記フレ
ーム座標ファントムと前記前記被検体との画像上での位
置関係、及び前記第1.第2のフレームと前記被検体と
の実空間での位置関係を知り、前記画像上及び前記実空
間上の位置関係に基づき前記被検体内所望点について、
前記被検体の実空間上の座標と前記断層像撮影装置によ
り撮影される前記被検体の画像上の座標とのずれをキャ
リブレーションした座標データを得る方法である。
(作用) 以上のような装置及び方法によれば、断層像撮影装置の
撮影可能領域内に置かれたフレームの内側にあっては画
像歪みはほとんど無いことから、ファントム画像上に現
れたフレーム座標ファントム画像は、フレームの位置座
標を示すことになる。
従って、このファントム画像と同じ位置で撮影した被検
体画像と前記ファントム画像とによれば、フレーム自身
の正確な位置と、フレームと被検体との間の正確な位置
関係とを知り得、そして、これらにより前記被検体の実
空間上の座標と断層像撮影装置により撮影される前記被
検体の画像上の座標とのずれをキャリブレーションする
キャリブレーションデータを得ることができるものとな
る。
また、断層像撮影装置の撮影可能領域内に置かれたフレ
ームの内側にあっては画像歪みはほとんど無いことから
、ファントム画像上に現れたフレーム座標ファントム画
像は、フレームの位置座標を示すことになる。従って、
このファントム画像と同じ位置で撮影した被検体画像と
前記ファントム画像とによれば、フレーム自身の正確な
位置と、フレームと被検体との間の正確な位置関係とを
知り得、そして、これらにより前記被検体の実空間上の
座標と断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画
像上の座標とのずれをキャリブレーションするキャリブ
レーションデータを得ることができ、しかも、前記両画
像は、その外側にインジケータファントムを設けたフレ
ームにおけるものであるため、両画像間でのフレームの
位置関係を一層正確にすることができる。
(実施例) 先ず、MHI装置について説明する。
すなわち、磁気共鳴現象は、静磁場中に置かれた零でな
いスピン及び磁気モーメントを持つ原子核が、特定の周
波数の電磁波のみを共鳴的に吸収・放出する現象である
。この原子核は下記式に示す角周波数ω。(ω。−2π
ν。1,0 ;ラーモア周波数)で共鳴する。
ω0−γHO ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、Hoは静磁場強度である。
以上の原理を利用して生体診断を行う装置は、上述の共
鳴吸収の後に誘起される上記と同じ周波数の電磁波を信
号処理して、原子核密度、縦緩和時間T1.横緩和時間
T2+ 流れ、化学シフト等の情報が反映された診断情
報例えば被検体のスライス像等を無侵襲で得るようにし
ている。
そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁場中に
配置した被検体の全部位を励起し且つ信号収集すること
ができるものである。しかし、装置構成上の制約やイメ
ージング像の臨床上の要請から、実際の装置としては特
定の部位に対する励起とその信号収集とを行うようにし
ている。
この場合、イメージング対象とする特定部位は、一般に
ある厚さを持ったスライス部位であるのが通例である。
このスライス部位からのエコー信号やFID信号のMR
倍信号多数回のデータエンコード過程を実行することに
より収集し、これらデータ群を、例えば2次元フーリエ
変換法により画像再構成処理することにより前記特定ス
ライス部位の画像を生成するようにしている。
第15図は本発明で使用するMRI装置の全体構成を示
す図である。第15図に示すように、被検体40を内部
に収容することができるようになっているマグネットア
ッセンブリとして、常電導又は超電導方式による静磁場
コイル(永久磁石を用いる構成であってもよい、)l○
1と、磁気共鳴信号の誘起部位の位置情報付与のための
傾斜磁場を発生するためのX、Y、Z軸の傾斜磁場発生
コイル102と、回転高周波磁場を送信すると共に誘起
された磁気共鳴信号(MR倍信号エコー信号やFID信
号)を検出するための送受信系である例えば送信コイル
及び受信コイルからなるプローブ103とを有している
そして、超電導方式であれば冷媒の供給制御系を含むも
のであって主として静磁場電源の通電制御を行う静磁場
制御系104、RFパルスの送信制御を行う送信器10
5、誘起MR倍信号受信制御を行う受信器106、X、
Y、Z軸の傾斜磁場発生コイル102のそれぞれの励磁
制御を行うX軸、Y軸、Z軸傾斜磁場電源107,10
8゜109、データ収集のためのパルスシーケンスを実
施することができるシーケンサ1101これらを制御す
ると共に検出信号の信号処理及びその表示を行うコンピ
ュータシステム111、表示装置112により構成され
ている。また、コンピュータシステム111は、後述す
るファントム画像を保存するためのメモリ114を有し
ている。
ここで、データ収集のためのパルスシーケンスしては、
送信器115を駆動し、プローブ103から回転磁場の
RFパルスを加える。これと共に、傾斜磁場型r1.1
07,108,109を駆動して傾斜磁場発生コイル1
02からは傾斜磁場GX。
Gy、Gzをスライス用傾斜磁場(Gs ) 、位相エ
ンコード用傾斜磁場(GE ) 、  リード用傾斜磁
場(GR)として加える。これらにより、特定部位から
の信号をプローブ3で収集する。このシーケンスを所定
回数繰返して実行してデータ群を得、このデータ群によ
り画像を生成するようにしている。
しかして、断層像撮影装置として近時脚光を浴びている
この種のMRI装置によれば、この装置とよく比較され
るX線CT装置と違って、次の利点がある。すなわち、
単に電気的な操作だけで被検者(被検体)の所望の断層
像(アキシャル面像。
サジタル面像、コロナル面像、オブリーク面像)を得る
ことができることである。
また、撮影された画像は、原子核密度、緩和時間T、、
T2.流れ、化学シフト等の情報を反映した診断情報で
あるため、画像診断における多面多様な利用形態が期待
されている。例えば、MHI装置による画像では、後頭
蓋の下部の構造をアーチファクトがなく描出でき、また
、微小な神経核も描出できる。
このため、特に、脳神経外科の診断分野にあっては、前
記X線CT装置による画像診断では不都合な場合におい
ての利用が検討され、実行され。
実効を奏している。
しかし、断層像撮影装置であるMHI装置には、次のよ
うな特性があり、これがため、所望の同定精度、ひいて
は適格に定位脳手術を実施し得ないという問題があった
。すなわち、MHI装置における静磁場及び傾斜磁場は
歪みを有し、これにより実際の物体(実空間上の物体)
は形状及び位置関係につき取得された画像上に正しく現
れないものである。
すなわち、第16図に示すように、静磁場強度H,は理
想的には空間的に一様であるべきであるが、実際は歪ん
でいる。また、第17図に示すように、傾斜磁場強度G
は理想的には空間的に直線性を有するべきであるが、実
際は歪んでいる。これらにより、取得された画像は位置
ズレを生じたものとなっている。第18図に示すように
、静磁場強度H0+傾斜磁場強度G−ラーモア周波数に
相当する磁場強度は、理想的にはリニア特性を示すべき
ところであるが、実際には歪んでいる。
従って、図示A点は磁場強度A。であるべきなのにA。
 である。また、AOは位置A′点の磁場強度であるべ
きだが、真の画像Aと実際の画像A′とのように、違っ
た位置に現れてしまう。
しかも、静磁場強度H8の歪み及び傾斜磁場Gの歪みは
、磁場中心から離れるに従って急激に大きくなるもρで
あるため、問題である。
第19図は静磁場強度H8に不均一性がある場合を模式
的に示しており、この場合、破線(正方形)で示す物体
の画像は、リード用傾斜磁場GRの方向Uに歪むことに
なる。
m20図は傾斜磁場強度Gが非直線性がある場合を模式
的に示しており、この場合、破線(正方形)で示す物体
の画像は、リード用傾斜磁場GRの方向U及びエンコー
ド用傾斜磁場GEの方向Vに関係なく歪むことになる。
このようにMHI装置においては、静磁場及び傾斜磁場
の持っている特性ゆえに、磁場中心から離れるに従って
急激に大きな磁場歪みが生じ、これに伴って画像も大き
な歪みを持つことになる。
例えば、フレーム近傍の位置では5關程度の歪みを生じ
ることもある。これは、高い位置精度が要求される定位
脳手術の実施にあっては、問題であった。
そこで、以下に詳述する本発明装置及び方法が有効とな
るのである。
以下本発明にかかる座標算出の一実施例を図面を参照し
て説明する。
第1A図及び第1B図は本発明にかかる座標算出装置の
一実施例の主要部をなすステレオタキシー用フレーム、
インジケータファントム、及びフレーム座標ファントム
を示す斜視図である。
第1A図に示すように、ステレオタキシー用フレーム2
0は、図示しないMHI装置のガントリ内における撮影
可能領域内に配置可能であって被検体40の頭部4OA
をその環状内部に保持するものである。このフレーム2
0には、頭部40Aを固定するため複数のねじ23を設
けている。
また、フレーム20の外側には、MRI装置により撮影
可能であってX、Y、Z軸座標示体を持つ4つのインジ
ケータファントム21(21AI。
21A2,21B1.21B2)を設けており、このイ
ンジケータファントム21はフレーム20に対して着脱
自在となっている。
なお、第2図$−i4図はインジケータファントム21
を例示するものであり、第2図及び第3図に示すように
、水パイプ21Aを複数併設し。
さらにその上に直交して複数の水パイプ21Aを併設し
たものや、第4図に示すように、水バイブ21を複数併
設しさらにその上又は交差して2本の水バイブ21Aを
斜め配置したもの等がある。
これにより、取得された断層像上に現れた水パイプ21
Aの画像により3軸直交座標を知ることができる。
さらに、フレーム20の内側には、フレーム座標ファン
トム30を着脱自在に設けている。このフレーム座標フ
ァントム30は、MHI装置により撮影可能であって例
えば3直文面によるX、Y。
2軸座標表示体を持つものとなっている。以上の如くに
あってフレーム20は、例えばインジケータファントム
21を外した上で第27図に示す手術装置22を装着可
能になっている。
次に上記の如く構成された本実施例の座標算出を用いた
座標算出方法、さらにMRI定位脳手術を説明する。
まず、座標系について説明する。すなわち、第5図に示
すように、MRI装置の座標系をx、y。
2とし、座標算出装置(フレーム20)の座標系をξ、
η、ことする。これによると、キャリブレーションのた
めの画像(ファントム画像)は、X、Y、Z座標系で与
えられる。また、フレーム座標系の各面は、ξ−η、η
−ζ、ζ−ξ平面として表される。ここで、ξ−η平面
をζpで表し、〃−ζ平面をξPで表し、ζ−ξ平面を
ηpで表す。
第6A図に示すように、フレーム20の外側にインジケ
ータファントム21を取付ける。これと共にその内側に
フレーム座標ファントム30を取付けたものであるフレ
ーム20.インジケータファントム21.フレーム座標
ファントム30の一体物を構成する。このとき、フレー
ム座標ファントム30のフレーム20への取付けの好ま
しい実施例としては、例えば、フレーム20上における
定位脳手術装置22の取り付は位置(この取り付は位置
は、通常高い機会精度で制作されている。)にフレーム
座標ファントム30を取り付ける等をすればよい。
さて、上記一体物が、MRI装置のガントリ内における
撮影可能領域であって好ましくは磁場中心にフレーム座
標ファントム30の交差点が置かれるように、フレーム
20をガントリ内の所定位置に、位置決め制御を行って
固定する。そして、例えばx−y平面に沿ってスライス
撮影すると、第7A図に示すようにインジケータファン
トム21の像(At’ 、A2’ 、Bl’ 、B2’
 )及びフレーム座標ファントム30の像30′ (ζ
Pηp)が現れている例えばアキシャル面画像のファン
トム画像AX’が取得される。
次に、フレーム20からフレーム座標ファントム30を
取除き、第6B図に示すように、フレーム座標ファント
ム30に代えて被検体40の頭部40Aを保持し、前述
と同様に頭部40Aを保持したフレーム20を、MHI
装置の撮影可能領域内であって前記ファントム画像を撮
影したときと同じ位置に、位置決め制御を行って固定す
る。そして、前述のファントム画像の取得時と同様に例
えばx−y平面に沿ってスライス撮影し、第7B図に示
すように頭部40Aの像(4OA’)及びインジケータ
ファントム21の像(Al、A2゜Bl、B2)が現れ
ている例えばアキシャル面画像の被検体画像AXを取得
する。
これらのファントム画像と被検体画像とは、フレーム2
0の位置(座標)と頭部40Aの実空間上の位置(座標
)とのずれをキャリブレーションするキャリブレーショ
ンデータを得るために用いられる。そして、前記被検体
画像を観察して画像上の所望の位置を患部であると認識
し、該認識位置の実空間上での位置座標を、前記キャリ
ブレーションデータを用いて算出する。この算出法は、
コンピュータ等によるデータ処理により実現されるが、
これについてその詳細は後述する。
次に、インジケータファントム21をフレーム20から
除去し、頭部40Aを保持したままでフレーム20に、
例えば第2図に示す手術装置22を装着し、前述の処理
により知り得た患部位置(座tII)を目標として穿刺
針22Aを挿入して患部を除去する等の施術を行う。
次に、ファントム画像と被検体画像とを用いてフレーム
20の位置(座標)と頭部40Aの実空間上の位置(座
標)とのずれを知る、つまりキャリブレーションデータ
を得る算出法について説明する。
すなわち、ファントム画像AX’上のインジケータファ
ントム21の像(AI ’ 、 A2 ’Bl  、B
2  )と、被検体画像AX上のインジケータファント
ム21の像(AI、A2゜Bl、B2)とは略同じ位置
に現れている。
これを利用し、両者が一致するような変換式φ(φ^x
(AX’)≧AX)を求める。一方、フレーム座標ファ
ントム30の像30′は、フレーム20の内部の座標を
示しているので、前記変換式φとフレーム20の内部の
座標とにより実空間上の位置(座標)を知ることができ
るものとなる。
例えば、被検体画像AX上に目標点を定めたとき、その
位置は、フレーム座標ファントム30の像30’により
その座標を知ることができ、該座標は前記変換式φによ
り補償され得る。従って、実空間上にある頭部40Aに
おける前記位置情報に対応する部位に正しく穿刺針22
Aを挿入することができるものとなる。なお、前記変換
式φは、At’ 、A2’ 、Bl’ 、B2’ と、
Al、A2゜Bl、B2とによる少なくとも2つのポイ
ントずつが重なり合うような2次元の合同変換とすれば
よい。
なお、インジケータファントム21の像(AI’、A2
’、Bl’、B2’)と、被検体画像AX上のインジケ
ータファントム21の像(Al、A2.Bl、B2)と
を一致させる変換式φの算出は、ファントム画像A X
’ と被検体画像AXとの同位置性を確保するための手
段である。
例えば、高精度の寝台天板制御等が行われ、撮影位置決
めに関して十分に再現性が得られるならば、変換式φの
算出を行ずに、単に、フレーム座標ファントム30の像
30′と頭部40Aの像40A”とにより、位置情報を
得るようにしてもよい。
また、第7A図及び第7B図はアキシャル面像に適用し
たものであるが、これに限定されない、例えば、第8図
及び第9図に示すように、サジタル面(SG)の画像に
適用する場合、第10図及び第11図に示すように、コ
ロナル面(CR)の画像に適用する場合でも、同様な手
法にて行うことができる。
さらに、ファントム画像と複数の被検体画像とを用いる
ようにしてもよい。例えば、第12図〜第14図は、フ
ァントム画像、サジタル面(SG)の画像、及びコロナ
ル面(CR)の画像に適用する場合を示している。
あるいは、3方向についてキャリブレーションを行うこ
とで、前記合同変換式Φを3次元の合同変換式として求
めて、さらに正確な位置測定ができる。
上記において、インジケータファントム及びフレーム座
標ファントムについては、必ずしも31T。
の座標表示体を持つまでもなく、位置を特定できる2軸
の座標表示体を持つものであってもよい。
第21A図及び第21B図は本発明に係る座標算出装置
の第2の実施例を示すものであって、インジ−ケタファ
ントム21を有し且つ固定形式のフレーム座標ファント
ム30を有する構成の装置を示す斜視図である。
そして、第21A図はファントム画像撮影の際の状態を
示す図、第21B図は被検体画像撮影の際の状態を示す
図である。
第1の実施例では、一つのフレーム20にフレーム座標
ファントム30を着脱自在としているのに対し、本第2
の実施例では、フレーム座標ファントム30を固定した
フレーム20の他に、インジ−ケタファントム21を有
する別のフレーム20′を用いる。この別のフレーム2
0’ は、フレーム20に幾何学的に同形のもである。
そして、このフレーム20′にて被検体画像を撮影し、
フレーム20にてファントム画像を撮影するようにして
いる。つまり、ファントム画像と被検体画像とを別個の
フレーム20.20’ を用いるようにしている。
第22A図及び第22B図は本発明に係る座標算出装置
の第3の実施例を示すものであって、インジ−ケタファ
ントム21が無く且つ着脱自在形式のフレーム座標ファ
ントム30を有する構成の装置を示す斜視図である。
そして、第22A図はファントム画像撮影の際の状態を
示す図、第22B図は被検体画像撮影の際の状態を示す
図である。ファントム画像と被検体画像とを同一のフレ
ーム20を用いるようにしている。
第3の実施例は、第1の実施例のものからインジ−ケタ
ファントム21を無くしたものと同じである。
第23A図及び第23B図は本発明に係る座標算出装置
の第8図の実施例を示すものであって、インジ−ケタフ
ァントム21が無く且つ固定形式のフレーム座標ファン
トム30を有する構成の装置を示す斜視図である。
そして、第23A図はファントム画像撮影の際の状態を
示す図、m2BB図は被検体画像撮影の際の状態を示す
図である。
第8図の実施例は、第2の実施例のものからインジ−ケ
タファントム21を無くしたものと同じである。つまり
、ファントム画像と被検体画像とを別個のフレーム20
,20′を用いるようにしている。
第24図に示すステップ51,52.53゜54.55
.56からなる手順は、第1A図及び第1B図と第22
A図及び第22B図とに示す座標算出装置を用いて座標
キャリブレーション及び定位脳手術を行う方法を示すフ
ローチャートであり、ファントム画像と被検体画像とを
同一のフレーム20で行う場合の手順である。ここに、
ステップ51中には、MHI装置の静磁場均一性調整を
手順が含まれており、該手順により精度の向上が図られ
る。ここに、静磁場均一性調整は、静磁場強度の経時変
化に対応して参照周波数(ラーモア周波数)を調整する
ものである。具体的には、小さいな経時変化がある静磁
場強度H6と、/X−ドウエア上で設定された参照周波
数(ラーモア周波数)ωが、ラーモアの式ω−γH,の
関係を満たすように、参照周波数ωを調整する、いわゆ
る磁場ロック制御である。
また、ステップ51における撮影条件とステップ52に
おける撮影条件は同じであることが、やはり精度向上に
寄与する。ここでMHI装置における撮影条件とは、パ
ルスシーケンスを含む、生成画像の性質を左右する条件
のことである。
第25図に示すステップ61,62.63゜64.65
からなる手順は、第21A図及び第21B図と第23A
図及び第23B図とに示す座標算出装置を用いて座標キ
ャリブレーション及び定位脳手術を行う方法を示すフロ
ーチャートであり、ファントム画像と被検体画像とを別
個のフレーム20.20’で行う場合の手順である。こ
こに、ステップ61中には、MHI装置の静磁場均一性
調整を手順が含まれており、該手順により精度の向上が
図られる。また、ステップ61における撮影条件とステ
ップ62における撮影条件は同じであることが、やはり
精度向上に寄与する。
さらに、コンピュータシスタム111のメモリ114に
一つのファントム画像を保存しておくことができるが、
これは被検体毎にファントム画像を撮影する手間が省け
るものとなる。
本発明上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できるもので
ある。
[発明の効果コ 以上のように、本発明装置および方法によれば、MRI
装置に生じ得る画像歪みを補償して、高精度の定位脳手
術が実施する等のための被検体内所望点の座標データを
高精度にして算出できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は本発明に係る座標算出装置の第
1の実施例を示すものであって、インジ−ケタファント
ムを有し且つ着脱自在形式のフレーム座標)7ントムを
有する#i4戊の装置を示す斜、、?第1A図はファン
トム画像撮影の際の状態を示す図、第1B図は被検体画
像撮影の際の状態を示す図、第2図はインジケータファ
ントムの一つを示す斜視図、第3図は別のインジケータ
ファントムの例を示す平面図、第4図はさらに別のイン
ジケータファントムの例を示す平面図、第5図はMRI
装置の座標系とフレーム(座標算出装置)の座標系とを
示す説明図、第6A図は第1A図に示す座標算出装置を
用いてファントム画像を撮影する状況を示す斜視図、第
6B図は第1B図に示す座標算出装置を用いて被検体画
像を撮影する状況を示す斜視図、第7A図は第6A図の
装置を使用してアキシャル面についてファントム画像を
示す図、第7B図はff16B図の装置を使用してアキ
シャル面について被検体画像を示す図、第8図及び第9
図はサジタル面(SG)の画像に適用して座標キャリブ
レーションを行う例を示す図、第10図及び第11図は
コロナル面(CR)の画像に適用して座標キャリブレー
ションを行う例を示す図、第12図はファントム画像に
適用して座標キャリブレーションを行う例を示す図、第
1.3図はサジタル面(SG)の画像に適用して座標キ
ャリブレーションを行う例を示す図、第14図はコロナ
ル面(CR)の画像に適用して座標キャリブレーション
を行う例を示す図、第15図は本発明で使用される磁気
共鳴イメージング装置の全体構成を示す図、!16図〜
第20図はMRI装置の磁場特性に起因する問題点を示
すものであって、第16図は静磁場歪み特性を示す特性
図、第17図は傾斜磁場歪み特性を示す特性図、第18
図は静磁場及び傾斜磁場による歪み特性を示す特性図、
第19図は静磁場歪みがある場合の画像歪みを示す特性
図、第20図は傾斜磁場歪みがある場合の画像歪みを示
す特性図、第21A図及び第21B図は本発明に係る座
標算出装置の第2の実施例を示すものであって、インジ
−ケタファントムを有し且つ固定形式のフレーム座標フ
ァントムを有する構成の装置を示す斜視図であって、第
21A図はファントム画像撮影の際の状態を示す図、第
21B図は被検体画像撮影の際の状態を示す図、m22
A図及び第22B図は本発明に係る座標算出装置の第3
−の実施例を示すものであって、インジ−ケタファント
ムが無く且つ着脱自在式のフレーム座標ファントムを有
する構成の装置を示す斜視図、第22A図はファントム
画像撮影の際の状態を示す図、第22B図は被検体画像
撮影の際の状態を示す図、第23A図及び第23B図は
本発明に係る座標算出装置の第8図の実施例を示すもの
であって、インジ−ケタファントムが無く且つ固定形式
のフレーム座標ファントムを有する構成の装置を示す斜
視図であって、第23A図はファントム画像撮影の際の
状態を示す図、第23B図は被検体画像撮影の際の状態
を示す図、第24図は第1A図及び第1B図と第22A
図及び第22B図に示す座標算出装置を用いて座標キャ
リブレーション及び定位脳手術を行う方法を示すフロー
チャート、第25図はは第21A図及び第21B図と第
23A図及び第23B図に示す座標算出装置を用いて座
標キャリブレーション及び定位脳手術を行う方法を示す
フローチャート、第26図はフレーム、インジケータフ
ァントムからなる先行する技術に係る座標算出装置を被
検体との関係で示す斜視図、第27図は先行する技術に
係る定位脳手術装置をフレーム、被検体との関係で示す
斜視図である。 20・・・フレーム、21 (21A1.21A2゜2
1B1.21B2)・・・インジケータファントム、2
2・・・定位脳手術装置、23・・・ねじ、30・・・
フレーム座標ファントム。 第1A図 第旧 図 第 2図 第13図 第14図 第6A図 第6B図 第7B図 第8図 第10図 第9図 第11図 第16図 第 7図 第22A!zJ 第228図 第23A図 23 第23B図 第24図 第25図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体内所望点の座標データを算出するための装
    置において、 被検体をその内側に着脱自在に保持し得る形状であって
    、断層像撮影装置のガントリ内における撮影可能領域内
    に配置され得るフレームと、前記フレームの内側に、前
    記被検体に代えて着脱自在に設けられるものであって、
    X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示し
    得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により撮
    影可能なフレーム座標ファントムとを具備してなる座標
    データ算出テ装置。
  2. (2)被検体内所望点の座標データを算出するために使
    用する装置において、 被検体をその内側に保持し得る形状であって、断層像撮
    影装置のガントリ内における撮影可能領域内に配置され
    得る第1のフレームと、 前記第1のフレームと幾何学的に同形な形状を有する第
    2のフレームと、前記第2のフレームの内側に、固定さ
    れるものであって、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも
    1軸の座標を表示し得る座標表示体を有し且つ前記断層
    像撮影装置により撮影可能なフレーム座標ファントムと
    を具備してなる座標データ算出装置。
  3. (3)被検体内所望点の座標データを算出するために使
    用する装置において、 被検体をその内側に着脱自在に保持し得る形状であって
    、断層像撮影装置のガントリ内における撮影可能領域内
    に配置され得るフレームと、 前記フレームの外側に、固定されるものであって、X、
    Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示し得る
    座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により撮影可
    能なインジケータファントムと、 前記フレームの内側に、前記被検体に代えて着脱自在に
    設けられるものであって、X、Y、Z軸座標のうち少な
    くとも1軸の座標を表示し得る座標表示体を有し且つ前
    記断層像撮影装置により撮影可能なフレーム座標ファン
    トムとを具備してなる座標データ算出装置。
  4. (4)被検体内所望点の座標データを算出するために使
    用する座標データ算出装置において、被検体をその内側
    に保持し得る形状であって、断層像撮影装置のガントリ
    内における撮影可能領域内に配置され得る第1のフレー
    ムと、 前記第1のフレームの外側に、固定されるものであって
    、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座標を表示
    し得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装置により
    撮影可能な第1のインジケータファントムと、 前記第1のフレームと幾何学的に同形な形状を有する第
    2のフレームと、前記第2のフレームの外側に、固定さ
    れるものであって、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも
    1軸の座標を表示し得る座標表示体を有し且つ前記断層
    像撮影装置により撮影可能な第2のインジケータファン
    トムと、前記第2のフレームの内側に、固定されるもの
    であって、X、Y、Z軸座標のうち少なくとも1軸の座
    標を表示し得る座標表示体を有し且つ前記断層像撮影装
    置により撮影可能なフレーム座標ファントムとを具備し
    てなる装置。
  5. (5)請求項1の装置を使用して被検体内所望点の座標
    データを算出する方法において、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
    ファントムを装着してなる前記フレームを配置して、該
    フレーム及び前記フレーム座標ファントムを一体にて撮
    影を行いファントム画像を得、 前記ファントム画像を撮影したときと同じ位置に、前記
    フレーム座標ファントムに代えて被検体をその内側に保
    持した前記フレームを配置して、該フレーム及び前記被
    検体を一体にて撮影を行い被検体画像を得て、 前記ファントム画像と前記被検体画像との相関関係に基
    づき、前記フレーム座標ファントムと前記前記被検体と
    の画像上での位置関係、及び前記フレームと前記被検体
    との実空間での位置関係を知り、 前記画像上及び前記実空間上の位置関係に基づき前記被
    検体内所望点について、前記被検体の実空間上の座標と
    前記断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画像
    上の座標とのずれをキャリブレーションした座標データ
    を得る方法。
  6. (6)請求項2の装置を使用して被検体内所望点の座標
    データを算出する方法において、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
    ファントムを固定してなる前記第2のフレームを配置し
    て、該第2のフレーム及び前記フレーム座標ファントム
    を一体にて撮影を行いファントム画像を得、 前記ファントム画像を撮影したときと同じ位置に、前記
    被検体をその内側に保持した前記第1のフレームを配置
    して、該第1のフレーム及び前記被検体を一体にて撮影
    を行い被検体画像を得て、前記ファントム画像と前記被
    検体画像との相関関係に基づき、前記フレーム座標ファ
    ントムと前記前記被検体との画像上での位置関係、及び
    前記第1、第2のフレームと前記被検体との実空間での
    位置関係を知り、 前記画像上及び前記実空間上の位置関係に基づき前記被
    検体内所望点について、前記被検体の実空間上の座標と
    前記断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画像
    上の座標とのずれをキャリブレーションした座標データ
    を得る方法。
  7. (7)請求項3の装置を使用して被検体内所望点の座標
    データを算出する方法において、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
    ファントムをその内側に装着し且つ前記インジケータフ
    ァントムをその外側に固定した前記フレームを配置して
    、該フレーム及び前記フレーム座標ファントム及び前記
    インジケータファントムを一体にて撮影を行いファント
    ム画像を得、前記ファントム画像を撮影したときと同じ
    位置に、前記フレーム座標ファントムに代えて前記被検
    体をその内側に保持して前記フレームを配置して、該フ
    レーム及び前記被検体及び前記インジケータファントム
    を一体にて撮影を行い被検体画像を得て、 前記ファントム画像における前記インジケータファント
    ムと前記被検体画像における前記インジケータファント
    ムとの相関関係に基づき、前記フレーム座標ファントム
    と前記前記被検体との画像上での位置関係、及び前記フ
    レームと前記被検体との実空間での位置関係を知り、 前記画像上及び前記実空間上の位置関係に基づき前記被
    検体内所望点について、前記被検体の実空間上の座標と
    前記断層像撮影装置により撮影される前記被検体の画像
    上の座標とのずれをキャリブレーションした座標データ
    を得る方法。
  8. (8)請求項4の装置を使用して被検体内所望点の座標
    データを算出する方法において、 断層像撮影装置の撮影可能領域内に、前記フレーム座標
    ファントムをその内側に固定し且つ前記第2のインジケ
    ータファントムをその外側に固定した前記第2のフレー
    ムを配置して、該第2のフレーム及び前記フレーム座標
    ファントム及び前記第2のインジケータファントムを一
    体にて撮影を行いファントム画像を得、 前記ファントム画像を撮影したときと同じ位置に、前記
    被検体をその内側に保持し且つ前記第1のインジケータ
    ファントムをその外側に固定した前記第1のフレームを
    配置して、該第1のフレーム及び前記被検体及び前記第
    1のインジケータファントムを一体にて撮影を行い被検
    体画像を得て、前記ファントム画像における第2のイン
    ジケータファントムと前記被検体画像における第1のイ
    ンジケータファントムとの相関関係に基づき、前記フレ
    ーム座標ファントムと前記前記被検体との画像上での位
    置関係、及び前記第1、第2のフレームと前記被検体と
    の実空間での位置関係を知り、前記画像上及び前記実空
    間上の位置関係に基づき前記被検体内所望点について、
    前記被検体の実空間上の座標と前記断層像撮影装置によ
    り撮影される前記被検体の画像上の座標とのずれをキャ
    リブレーションした座標データを得る方法。
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