JPH03175376A - 部分放電測定方法 - Google Patents

部分放電測定方法

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JPH03175376A
JPH03175376A JP31400589A JP31400589A JPH03175376A JP H03175376 A JPH03175376 A JP H03175376A JP 31400589 A JP31400589 A JP 31400589A JP 31400589 A JP31400589 A JP 31400589A JP H03175376 A JPH03175376 A JP H03175376A
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遠藤 桓
Tomoaki Imai
友章 今井
Tadayoshi Ikeda
池田 忠禧
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は部分放電測定方法、特に電力ケーブル線路終端
接続部の活線時部分放電測定方法に関する。
〔従来の技術〕
従来多く用いられた部分放電測定方法は、第5図(A)
に示すように、電力ケーブル51の終端接続部52とブ
ロッキングコイル53の間に結合コンデンサ54を接続
し、結合コンデンサ54のアース側に検出インピーダン
ス55を挿入するか、第5図(B)に示すように結合コ
ンデンサ54を直接接地し、電力ケーブル51の中間接
続部57でシースとアースの間に検出インピーダンス5
5を挿入して、検出インピーダンス55の両端から高周
波成分を取り出して測定装置56で検出する方法が用い
られている。
第5図(A)または(B)の構成においては、活線状態
で電力ケーブル51の絶縁体に部分放電が生じると、電
力ケーブル51の高圧導体とシース間に高周波パルスが
生じ、検出インピーダンス55の両端に電位差が発生す
る。この電位差を測定装置56で検出する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこれらの方法は、既設の電力線路で絶縁診断を行
うためには、−旦施工した高圧導体部、接続部等に手を
加えて、結合コンデンサの接続、部分放電検出用のリー
ド線の接続を行わなければならないので、多大の時間や
費用を要する。またこの方法で高電圧電力線路の活線診
断を行うのは安全上問題がある。
従って本発明の目的は、既設の高電圧電力線路で結合コ
ンデンサを使用せず、−旦施工した高圧導体部、接続部
等に手を加えることなく、簡易かつ安全に活線診断を行
う方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、結合コンデンサを
使用しないで電力ケーブル線路の終端接続部に接続され
た気中布設の高圧導体と大地間に形成される対地静電容
量を利用する。この対地静電容量、前記終端接続部を含
む電力ケーブル線路の金属シース、および金属シースと
大地間に設けられた部分放電信号通過手段によって測定
用閉回路を構成する。当然、金属シースと高圧導体は電
力ケーブル線路の導体および絶縁体(静電容量)を介し
て接続されている。前述した測定用閉回路を利用して部
分放電信号通過手段を流れる部分放電信号に基づく電位
差を検出することにより、部分放電を測定する0部分数
電信号通過手段は、例えば接地リード線に並列に接続さ
れた検出インピーダンスであり、その接地リード線には
鉄心が取りつけられることが好ましい。この検出インピ
ーダンスはコンデンサを介して接地リード線に接続され
てもよく、また接地リード線にシースアレスタが並列に
接続されていることもある。シースアレスタの金属シー
ス側リード線には鉄心が取り付けられてもよい。検出イ
ンピーダンスはシースアレスタのシース側リード線に高
周波変成器を介して接続されてもよく、金属シース上の
防食シース層に設けられる箔状電極に接続されてもよい
、この場合、接地リード線がシースアレスタに並列に設
けられていてもよいが、必ずしも必要ではない、また、
本発明は気中型および密閉型の終端接続部の両者に適用
でき、さらにケーブル本体に適用してもよい。
〔作用〕
電力ケーブル線路の終端接続部に部分放電が発生すると
、部分放電電位に基づく部分放電電流が対地静電容量、
金属シースおよび部分放電信号通過手段である検出イン
ピーダンスによって構成される閉回路を流れる。その結
果、検出インピーダンスの両端に電位差が生じる。この
電位差を検出することにより部分放電を測定する。この
とき、接地リード線に鉄心を取り付けると接地リード線
のインピーダンスが大になり、検出インピーダンスに流
れる部分放電電流が大になる。また、接地リード線にコ
ンデンサを介して検出インピーダンスを接続すると、コ
ンデンサと検出インピーダンスの合成インピーダンスが
小になるので、検出インピーダンスを流れる部分放電電
流が大になり、その結果、検出インピーダンスの両端の
電位差が大になる。シースアレスタに鉄心を取り付ける
のも同じ理由であり、そのインピーダンスを大にして検
出インピーダンスへ流れる部分放電電流を大きくする。
いずれの場合も、鉄心を取り付けた接地線は検出インピ
ーダンスと並列になっているので、接地電流の増加によ
って鉄心が飽和しても、鉄心のない回路と等価になるだ
けであり、測定は継続して可能である。
[実施例1] 本発明による部分放電検出方法を図面に従って説明する
第1図で電力ケーブル4は気中終端接続部3で高圧導体
1に接続されている。気中終端接続部3には金属シース
の接地線14が設けられている。
接地線14には高周波鉄心7が取り付けられている。接
地線14の高周波鉄心7を取り付けた部分の両側には、
コンデンサ8を介して検出インピーダンス10が並列に
接続されている。検出インピーダンス10には測定装置
11が接続されている。2は高圧導体lと大地間に形成
される静電容量である。
いま電力ケーブル4の終端接続部に部分放電が発生する
と、部分放電パルス電流は対地静電容量2を結合コンデ
ンサとして接地線14に流れる。
接地線14のリアクタンスは、高周波鉄心7を取り付け
られたことによりインピーダンスが大になり、またコン
デンサ8によって検出インピーダンス10との合成イン
ピーダンスが小になるので、検出インピーダンスを流れ
るパルスを流が大になる。検出インピーダンス10の両
端の電位差を測定装置1工で検出する。
この実施例で鉄心7、コンデンサ8の両方あるいは一方
を省略しても、測定は可能である。
〔実施例2〕 第2図に終端接続部にシースアレスタが設けられている
場合の例を示す、第2図で、気中終端接続部3の接地線
3Eがシースアレスタ6を介して接地されている。接地
線3Eには高周波鉄心5が取り付けられている。その他
は実施例1と同じである。
終端接続部にアレスタが設けられている場合、部分放電
電流の高周波成分はアレスタの静電容量を通してバイパ
スされるが、接地線3Eに高周波鉄心5が取り付けられ
ているので、インピーダンスが高められ、バイパスが抑
制される。これにより、高周波鉄心5がない場合より、
検出インピーダンス10による検出感度が高められる。
〔実施例3〕 第3図に示すように、電力ケーブル4のビニル(防食)
シースの外側に金属箔電極を巻きつけまたは貼りつけ、
大地の間に検出インピーダンスを接続した。電力ケーブ
ル4のビニル(防食)シースの外側に金属箔電極13を
巻きつけまたは貼りつけ、これと大地の間に検出インピ
ーダンス10を接続した。実施例1と同様、金属シース
の接地線14には高周波鉄心7が取り付けられている。
金属箔電極13と金属シースとの間の静電容量により、
シース・大地間の部分放電電流の高周波成分は検出イン
ピーダンス10に電位差を生ずるので、これを測定装置
111で測定する。
この測定方法は、金属シースの接地線14がない場合に
も適用できる。
〔実施例4〕 第4図に終端接続部が非接地で、ケーブルシースにシー
スアレスタ6が設けられている場合の例を示す。
第4図で、シースアレスタ6の金属シース側のリード線
には高周波変成器12が取り付けられている0部分放電
電流の高周波成分はシースアレスタロの静電容量を通し
て流れる。高周波変成器12に誘導電流が生じ、検出イ
ンピーダンス10に電位差を生ずる。これを測定装置1
1で測定する。
〔発明の効果〕
本発明によると、結合コンデンサを使用せずに既設の高
電圧電力線路、特に終端接続部で、安全にかつ簡易に、
部分放電検出により活線診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の部分放電検出方法の一実施例を示す説
明図、第2図、第3図、第4図はそれぞれ本発明の部分
放電検出方法の他の三つの実施例を示す説明図である。 第5図(A)と第5図(B)は従来の部分放電検出方法
を示す説明図である。 符号の説明 1・・−・・・・・−高圧導体 2−−−−−・・・・−・高圧導体の静電容量3−・・
・・・−気中終端接続部 3E・・・−・・接地線 4−・−・−−−−一電力ケーブル 5  −・高周波鉄心 6−・−・−・−・−アレスタ 7・−・−−−−−−−・−高周波鉄心8−・・−・−
・・−・コンデンサ 9・・−−一−−−−・・大地 10−−−−−−−一検出インピーダンス11−・−測
定装置 12−・・−・−高周波変成器 13−・−−−−−・金属箔電極 14−・−・−金属シースの接地線 14a・−接地端子 51−・−電力ケーブル 52−−−−−−−一終端接続部 53−・−・−ブロッキングコイル 54−−−−−−一結合コンデンサ 55・−・−・−検出インピーダンス 56・−・−・−測定装置 57−・−・・中間接続部 1−・・−・−・−高圧導体1 2−・−−−−高圧導体1の静電容量 3   気中終端接続部3 3E・−接地線 4−・−・−電力ケーブル 5−・・・−・・−高周波鉄心 6−−・−アレスタ 7−−一−高周波鉄心 8−−−−コンデンサ 9−−−−−−−一大地 10−一検出インピーダンス 11−一測定装置 14 −−−一金属ソースの接地線 第 図 第 図 1   高圧導体1 2−・−・・・−高圧導体1の静電容量3   気中終
端接続部3 4−−−−−−−一電力ケーブル 6・−−一−−−−−−アレスク 7   高周波鉄心 IO−・・−検出インピーダンス 11−−−一−−−測定装置 12−・−・−・・高周波変成器 13−・−・・金属箔電極 14−・−金属シースの接地線 ↓ 第 図 第4 図 1−・−電力ケーブル 2−5−・終端接続部 3−・・−・ブロッキングコイル 4−−−一結合コンデンサ 5・・・−検出インピーダンス 6−・・−・−測定装置 7−一一−−中間接続部 第 図 (A) 第 図 (B)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力ケーブル線路の終端接続部の部分放電を測定
    する部分放電測定方法において、 前記終端接続部に接続される気中布設の高圧導体と大地
    間に形成された対地静電容量、前記終端接続部を含む電
    力ケーブル線路の金属シース、および前記金属シースと
    大地間に設けられた部分放電信号通過手段によって測定
    用閉回路を構成し、前記部分放電信号通過手段を流れる
    部分放電信号に基づく電位差を検出することを特徴とす
    る部分放電測定方法。
  2. (2)前記部分放電信号通過手段が、接地リード線に並
    列に接続された検出インピーダンスによって構成される
    、請求項第1項記載の部分放電測定方法。
  3. (3)前記部分放電信号通過手段が、鉄心を取り付けら
    れたことによりインダクタンスを大にされた接地リード
    線に、並列に接続された検出インピーダンスによって構
    成される、請求項第1項記載の部分放電測定方法。
  4. (4)前記検出インピーダンスがコンデンサを介して前
    記接地リード線に接続される構成の、請求項第2項ある
    いは第3項記載の部分放電測定方法。
  5. (5)シースアレスタをさらに含む構成の請求項第1項
    、第2項、第3項あるいは第4項記載の部分放電測定方
    法。
  6. (6)前記シースアレスタが、そのシース側リード線に
    鉄心を取り付けられた構成の、請求項第5項記載の部分
    放電測定方法。
  7. (7)前記部分放電信号通過手段が、シースアレスタの
    シース側リード線に高周波変成器を介して接続された検
    出インピーダンスによって構成される、請求項第1項記
    載の部分放電測定方法。
  8. (8)前記部分放電信号通過手段が、金属シース上の防
    食シース層に設けられた箔状電極に接続され、かつ接地
    リード線に並列に設けられた、検出インピーダンスによ
    って構成される、請求項第1項記載の部分放電測定方法
  9. (9)前記接地リード線に鉄心が取り付けられた構成を
    有する、請求項第8項記載の部分放電測定方法。
  10. (10)前記部分放電信号通過手段が、金属シース上の
    防食シース層に設けられた箔状電極に接続された検出イ
    ンピーダンスによって構成される請求項第1項記載の部
    分放電測定方法。
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