JPH03174159A - 画像形成材料及び転写像形成方法 - Google Patents

画像形成材料及び転写像形成方法

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JPH03174159A
JPH03174159A JP31387489A JP31387489A JPH03174159A JP H03174159 A JPH03174159 A JP H03174159A JP 31387489 A JP31387489 A JP 31387489A JP 31387489 A JP31387489 A JP 31387489A JP H03174159 A JPH03174159 A JP H03174159A
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image
colored photosensitive
photosensitive layer
layer
light
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JP31387489A
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Tomohito Konuma
智史 小沼
Nobumasa Sasa
信正 左々
Kunio Shimizu
邦夫 清水
Toshiyoshi Urano
年由 浦野
Tetsuya Masuda
哲也 増田
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Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は、画像形成材料及び転写像形成方法に関し、例
えば、カラー印刷における校正のために使用される画像
形成材料及びこの画像形成材料を使用して上記校正用の
カラー像を形成する転写像形成方法に関する。
口、従来技術 多色刷印刷における本印刷の前工程として行われる校正
刷りの手間と時間との節約に、色校正用のカラープルー
フ(カラーシートとも呼ばれる)が用いられるのは、当
分野においてよく知られている。
本来、カラープルーフは最終印刷物の画像再現を予測す
べく使用されるものであるから、カラープルーフの画像
再現性は印刷物に極めて近似したものであることが強く
望まれている。
カラープルーフの作成方法としては、例えば、次のよう
な方法がある。即ち、転写媒体(画像シート)と被転写
体(受像シート)とを重ね合わせ、加熱、加圧によって
画像シートの像を受像シートに転写する方法である。こ
の方法でカラープルーフを作成するには、画像シートに
は、−4>にシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)、黒(BK)の4種類の色彩のものを使用し、4
回の転写によって受像シート上に各色彩の像を重ねるよ
うに転写し、フルカラーの転写像を受像シート上に形成
する。
画像シートは、画像形成材料を活性光線によって像露光
して潜像を形成し、これを現像によって可視像として作
成される。画像形成材料は、着色感光層が支持体フィル
ムに支持されてなるものであり、着色感光層は、感光性
物質と染料及び/又は顔料とを有機溶剤中に分散させた
塗布液を支持体フィルムに塗布し、乾燥してなるもので
ある。
着色感光層は、活性光線(紫外線)による像露光と、こ
の像露光によって可溶化した受光部分又は非受光部分を
現像液に溶かして除去する現像と、その後の水洗、乾燥
によって可視像が得られる。
上記の方法では、現像、水洗、乾燥の工程に時間がかか
るので、これらの工程を省略したカラープルーフ作成方
法が提案されている(特開昭63147162号公報)
この方法に使用される画像形成材料は、支持体フィルム
上の着色感光層を粘着i生を有する光重合性感光層とし
ている。従って、像露光により、着色感光層の受光部分
が受光によって重合して固化し、この部分が粘着性を消
失する。非受光部分は粘着性を保持した儂でいる。次に
、着色感光層中の非受光部分をその粘着性によって被転
写紙に転写し、支持体フィルムを剥離する。着色感光層
中の受光部分は、粘着性を消失しているので、支持体フ
ィルムと共に被転写紙から離脱する。
ところが、上記の方法では、オリジナル像に忠実なカラ
ープルーフ像が得られ難い。これを第6図によって説明
する。
第6図は被転写紙から支持体フィルムを剥離している状
態を示す拡大部分断面図である。像露光された画像形成
材料21は、着色感光層24の側が被転写紙8に接触し
ていて、着色感光層24中の非受光部分24aが被転写
紙8に粘着している。
支持体フィルム22を被転写紙8から矢印のように剥離
すると、着色感光層の受光部分24bは、粘着性を消失
しているので、支持体フィルム22と共に被転写紙8か
ら剥離される。非受光部分24aは、粘着性を保持して
いるので、被転写紙8に付着するのであるが、非受光部
分24aは支持体フィルム22にも粘着しており、また
、柔軟であるため、2分されて一方が被転写紙8上に残
留し、他方が支持体フィルム22に付着して被転写紙8
から離脱する。このように、着色感光層の非受光部分2
4aの一部だけが被転写紙8に転写されることになる。
そのため、非受光部分24aの転写されない部分を見込
んで着色感光層を厚くしておくのであるが、非受光部分
の転写される部分と転写されない部分との割合は正確に
は一定していないので、最終的に得られるカラープルー
フの像は、色の濃度がばらついてしまう。
ハ1発明の目的 本発明は、転写が確実になされ、オリジナル像に忠実な
像が得られる画像形成材料及び転写像形成方法を提供す
ることを目的としている。
二0発明の構成 第−の発明は、光照射によって粘着性が変化する着色感
光層が、熱軟化層を介して支持体上に設けられている画
像形成材料に係る。
第二の発明は、被転写媒体に転写像を形成するに際し、 支持体上に熱軟化層を介して着色感光層が被着した構造
の画像形成材料に像鑵光を施して前記着色感光層の受光
部分と非受光部分との間で粘着性に差異を生ぜしめる第
1工程と、前記被転写媒体と像露光された前記画像形成
材料の前記着色感光層とを互いに圧接する第2工程と、 前記支持体を前記熱軟化層と共に前記被転写媒体から剥
離し、この際、粘着性の大きい着色感光層部分を前記被
転写媒体上に残留させかつ粘着性の小さい着色感光層部
分を前記熱軟化層に付着させる第3工程と を有する転写像形成方法に係る。
以下、画像形成材料の各層を構成する物質について説明
する。
支持体は、無色透明なものが良い。その理由は、支持体
側から像露光を行うと着色感光層に形成される像はオリ
ジナル像に対して逆像となり、これを転写すると正像が
得られるからである。
支持体としては、ポリエステルフィルム、特に−軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルムが水、熱に対する
寸法安定性の点で好ましいが、アセテートフィルl1、
ポリ塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリ
プロピレンフィル11、ポリエチレンフィルムも使用し
得る。
熱軟化層は次のような機能を果たす。被転写体に紙を使
用する場合、その表面には通常凹凸があるので、転写に
際して紙と着色感光層とが完全には密着し雑い。熱軟化
層は、転写時に加熱によって軟化し、着色感光層表面を
紙の凹凸表面に馴染ませて両者の密着を確実ならしめ、
確実な転写がなされるようにする。また、支持体剥離に
際し、熱軟化層は支持体と共に被転写媒体から剥離され
る。
熱軟化層は、熱可塑性樹脂からなり、熱転写時の温度で
軟化する性質を有するものである。該熱可塑性樹脂とし
ては軟化点が一30〜150°Cのものが好ましい。こ
こで示す軟化点温度はVICAT軟化点又は環球法で示
した値である。本発明では、具体的には、以下のものを
好ましい樹脂として挙げることができる。
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン。
エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸エステル
、エチレンとアクリル酸の如きエチレン共重合体。
ポリ塩化ビニル。
塩化ビニルと酢酸ビニルの如き塩化ビニル共重合体。
ポリ塩化ビニリデン。
塩化ビニリデン共重合体。
ポリスチレン。
スヂレンと無水マレイン酸の如きスチレン共重合体。
ポリアクリル酸エステル。
ポリエステル樹脂。
ポリウレタン樹脂。
アクリル酸エステルと酢酸ビニルの如きアクリル酸エス
テル共重合体。
ポリメタアクリル酸エステル。
メタアクリル酸メチルと酢酸ビニル、メタアクリル酸メ
チルとアクリル酸の如きメタアクリル酸エステル共重合
体。
ポリ酢酸ビニル。
酢酸ビニル共重合体。
ビニルブチラール樹脂。
ナイロン、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナ
イロンの如きポリアミド樹脂。
合成ゴム。
石油樹脂。
塩化ゴム。
ポリエチレングリコール。
ポリビニルアルコールハイドロジンフタレート。
セルローズ誘導体、セルローズアセテートフタレート、
セルローズアセテートサクシネート。
シュラツク。
ワックス。
熱軟化層は公知の方法を用いて支持体上に設けることが
できる。
熱軟化層の厚さは1〜50μmの範囲が適当であり、特
に好ましくは5〜30μmの範囲である。
着色感光層は、少なくとも光重合組成分及び着色剤を含
有する。そのほか、光重合開始剤、熱重合禁止剤及び有
機結合剤を含有させることができる。
前記着色剤としては染料、顔料が挙げられる。
特に、色校正に使用する場合、そこに要求される常色即
ち、イエロー、マゼンタ、シアン、ブランクと一致した
色調の顔料、染料が必要となるが、その他金属粉、白色
顔料、螢光顔料なども使われる。以下に、当該技術分野
で公知の種々の顔料及び染料の内の若干例を示す。
(C,I はカラーインデックスを意味する。)ビクト
リアピュアブルー    (C,I  42595)オ
ーラミン           (C,I  4100
0)カチロンブリリアントフラビン (C,I ベーシック13) ローダミン6GCP      、  (C,I  4
5160)ローダミンB           (C,
I  45170)サフラニン0K70:100   
   (C,+  50240)エリオグラウシンX 
      (C,42080)ファーストブラックH
B     (C,26150)No、1201  リ
オノールイエロー  (C,!  21090)リオノ
ールイエローGRO(C,+  21090)ジムラー
ファーストイエロー8CF (C。
ベンゾジンイエロー4 T−564D(C。
シムラーファーストレッド4015  (C。
リオノールレンド7 B12O3(C。
ファーストゲンブルーT G R−L (C。
21105) 21095) 12355) 15830) 74160) リオノールブルーSM      (C,I  261
50)三菱カーボンブラックM A−100 三菱カーボンブラツク#30. #40. #50着色
剤の着色感光層中における含有率は、目標とする光学濃
度と着色感光層の現像液に対する除去性を考慮して選択
されるが、l0〜30重量%の範囲とすることが好まし
い。
着色感光層に含まれる光重合性組成物としては、次のよ
うな組成物が挙げられる。(メタ)アクリル酸、メチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジメチルアごジ
エチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリ
レート、カルピトール(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グ
リシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロール(メタ)アクリルア【ド、スチレン
、アクリロニトリル、Nビニルピロリドン、エチレング
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアク
リレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポ
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ボリプ
ロビレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチルカ
テコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、1.4−ブタンジオール
ジアクリレート、1. 6ヘキサンジオールジ(メタ)
アクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、
ペンタエリスリトールi・リアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルへキサアクリレート、フェノールのアルキレンオキサ
イド付加体の(メタ)アクリレート等の低分子量の光重
合性化合物、又はエポキシアクリレート、ウレタンアク
リレート、ポリエステルアクリレート、アルキッドアク
リレート、石油樹脂のアクリレート変性体、不飽和ポリ
エステル等の高分子量の光重合性化合物がある。これら
の1種または2種以上の混合物が使用される。
結合剤としては、熱可塑性で、光重合性化合物との相溶
性に優れた光重合性を有しないポリマーが使用できる。
例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸、ポ
リ(メタ)アクリル酸エステル、ポリビニルエーテル、
ポリビニルアセクール、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリアミド、ジアリルフタレート樹脂等である。
光重合開始剤としては、可視域における吸収の少ないも
のが好ましい。例えば、ベンゾフェノン、4.4−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−メトキシ−4
−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチルアントラ
キノン、フエナントラキノン、ベンゾイン、ベンゾイン
メチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル等の従来
より知られている光重合開始剤の1種または2種以上が
使用できる。
また、熱重合禁止剤としては、p−メトキシフェノール
、ハイドロキノン、t−ブチルカテコール、ピロガロー
ル、ピリジン、アリールホスファイト等が必要に応じて
使用できる。
着色感光層の厚さは、0.5μm程度あれば良く、適正
な塗布量は含有される染料及び/又は顔料によって異な
るが、0.5〜30 g / rrfが適当である。
塗布には、バーコーター等を用いて行えるが、例えばス
ピンコーターやこれに類似の方法によって良いことは言
う迄もない。
ポ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
尖坂拠 以下に示す方法で画像形成材料を製造し、カラーブルー
フ 下記の処方により着色感光層形収用分散液を調製した。
ポリエステル(バイロン300、東洋紡製)の30%メ
チルエチルケトン溶液を111製し、4811.¥間の
振盪にて溶解した。このポリマー溶液を用い下記の組成
の感光液を調製した。
恩人櫃 ポリマー溶液            400 gテト
ラエチレングリコールジアクリレート(A−4EC、新
中村化学製)       6gトリメチロールプロパ
ントリアクリレート(ATMPT、新中村化学製)18
g 2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフェノン(ダロ
キュア1173、メルク社製)     4.3 gこ
の感光液に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
各顔料を以下の組成でレッドデビルによる振盪を5回繰
り返し、感光液に顔料を混入させ、4色の着色感光層形
戒用分t′PL液を調製した。
色     ′  イエロー 感光液               136gリオノ
ールイエローFG30        6.5g(東洋
インキ製) マゼンタ 感光液                136gリオ
ノールレッド7 8 F G 4412     6.
5g(東洋インキ製) 一色感  ?7ゝ  シアン 感光液               136gリオノ
ールプルーFG 7330       6.5g(東
洋インキ社製) 五亀恩人並孟裁ユ1旦ヱ迭り 感光液               136g三菱カ
ーボンMA7 (三菱化成製)    3.2g下記に
示すようにして、熱軟化層を被着させた支持体フィルム
を別途用意した。
ポリエチレンテレフタレートフィルム上にエチレン−酢
酸ビニル共重合体(商品名:エバフレックス、三井デュ
ポンケミカル社製)を、押し出しラミネート法により3
0μn1厚になるように塗布し、熱軟化層を有する支持
体を製作した。
上記により得られた、熱軟化層を有する支持体上に、乾
燥IlΔ厚3μmになるように、さきに得られた4色の
着色感光層形成用分散液を夫々塗布した後、赤外線ラン
プ(3kw)下の30秒照射にて乾燥し、第1図に示す
画像形成材料を、イエローマゼンタ、シアン、黒の4色
について製作した。
画像形成材料1Aは、支持体フィルム2上に、熱軟化層
3、着色感光層4が順次被着した積層構造になっている
。更に、第1図に示すように、画像形成材料1Aの着色
感光N4上に、ポリエチレンフィルムのカバーシート5
を剥離容易にラミネートした。カバーシート5は、使用
前に着色感光層4に傷が付かぬよう、これを保護するた
めのものであって、転写直前に画像形成材料1Aから剥
ぎ取られる。
次に、第2図に示すように、以上により得られた4色の
画像形成材料1Aの支持体フィルム2の面に、各色の色
分解網ポジフィルム6をレジスターピン(図示せず)に
より位置合わせして重ね合わせ、1.5kw超高圧水銀
灯(カモ電器社製、図示せず)で20秒間像露光を行っ
て、4色の画像シー)IEIを得た。着色感光N4の受
光部分4bは、光重合を起こして固化し、粘着性を消失
している。
非受光部分4aは反応を起こさず、粘着性を保持してい
る。第2図中、7は紫外光を含む活性光である。
次に、イエロー色画像シートIBからカバーシート5を
剥離し、第3図(a)に示すように、画像シート1Bの
着色感光層4の面とアート紙8とを密着して80’Cの
加熱及び50kg/er&の加圧条件下にて転写を行い
、次いで同図(b)に示すように支持体フィルム2の剥
離を行った。剥離は容易に行われ、アート紙上にイエロ
ー色画像部(非受光部分4a)のみが転写された。非受
光部分4aは、2分されることなく全部がアーI・紙8
に転写され、支持体フィルム2と共にアート紙8から離
脱する部分は認められなかった。これは、熱軟化層3が
、加熱によって軟化し、粘着性を保持している非受光部
分4aから離脱し易くなっていることによる。
また、固化した受光部4bは、軟化している熱軟化層3
に貼付いて熱軟化層3と共にアート紙8から剥離する。
次に、第3図(C)に示すように、アート紙8上に転写
された再現画像(非受光部分4a)に高圧水銀灯を用い
て再度露光10を行って光重合を起こさせ、再現画像を
より強固なものとした。
引続き、同様にしてマゼンタ、シアン、ブラックの順に
非受光部分4aの転写を行い、これにより、第3図(d
)に示すように、アート紙8上に4色からなるカラープ
ルーフィング画像が形成されたカラープルーフICを得
た。
これらの操作を繰り返して数枚のカラープルーフを作成
したところ、本実施例により得られたカラープルーフィ
ング画像は、いずれもオリジナル像に忠実なものであっ
て、出来上がり品質に差がなく、画像品質の安定性に優
れた転写画像を得ることができた。
北較炎 先の実施例で調製した4色の着色感光層形成用分散液を
夫々2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフィルムに
乾燥膜厚5μmになるように塗布したのち、赤外線ラン
プ(3kw)下の30秒照射にて乾燥した。乾燥した着
色感光層上にポリエチレンフィルムのカバーシートをラ
ミネートし、4色の着色画像形成材料を製作した。着色
感光層の厚さを5μmと前記実施例におけるよりも厚く
したのは、先に第6図で説明したような、非受光部分の
一部が転写されないことを考慮したからである。
以上により得られた4色の画像形成材料を使用して、前
記実施例におけると同様にして数枚のカラープルーフを
作成した。かくして得られたカラープルーフのカラープ
ルーフィング画像は、色調がばらついていて、品質の安
定性に欠けるものであった。
第3図(a)の工程は、例えば第4図の転写装置によっ
て遂行される。
受像シートと被転写紙(例えばアート紙)(いずれも図
示せず)とを重ね合わせ、これらを補助加熱ヒータ14
.14!!こよって補助的に加熱された対のローラ12
.13(ヒータ内蔵)の間を通過させて加熱及び加圧し
、画像シート上の像を被転写紙に転写する。1枚の被転
写紙に対して各色の4回の転写を行うと、被転写紙上に
フルカラーの画像が形成されてカラープルーフが作成さ
れる。
図中、15は殿送用ローラ、16は冷却ファン、17は
挿入台、18は受取り台である。
第4図の転写装置では、被転写紙や画像シートが皺にな
ったりしないよう、第5図に示すように厚いアルミニウ
ム板等の補強板11上に画像シート1Bと被転写紙8と
を重ねて転写を行う。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の技術的思
想に基いて上記の例に種々の変形を加えることができる
。例えば、形成させる像は、4色からなるフルカラーの
像のほか、白黒、1色のモノカラー、2色の組合せによ
るカラーの像の形成にも適用でき、校正用以外にも少量
生産の画像形成にも適用可能である。
へ1発明の効果 第一の発明に基く画像形成材料は、光照射によって粘着
性が変化する着色感光層を熱軟化層を介して支持体上に
設けているので、像露光後、粘着性の大きい着色感光層
部分は転写時に柔軟な熱軟化層から離れ易くなっており
、この熱軟化層は支持体剥離時に支持体と共に被転写媒
体から剥離し、粘着性の大きい着色感光層部分は、熱軟
化層との界面で熱軟化層から離れ、その一部が熱軟化層
に付着することがない。従って、粘着性の大きい着色感
光層部分は全部が被転写媒体に転写されることになる。
また、粘着性の小さい着色感光層部分は、被転写媒体に
付着することなく、柔軟な熱軟化層に付着して被転写媒
体から離脱する。以上の結果、得られる像は、オリジナ
ル像に忠実なものとなり、画像品質のバラツキが小さい
第二の発明に基く転写像形成方法は、上記第一の発明に
基く画像形成材料を使用し、被転写媒体からの支持体剥
離時に熱軟化層をも剥離し、寧II着性の大きい着色感
光層部分を被転写体上に残留させかつ粘着性の小さい着
色感光層部分を熱軟化層に付着させるので、上記の刹離
時に、粘着性の大きい着色感光層部分は熱軟化層との界
面で熱軟化層から離脱してその一部が熱軟化層に付着す
ることがない。従って、粘着性の大きい着色感光層部分
は全部が被転写媒体に転写される。その結果、得られる
転写像は、オリジナル像に忠実なものとなり、画像品質
のバラツキが小さい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の実施例を示すものであって、 第1図は画像形成材料の拡大部分断面図、第2図は画像
形成材料に像露光を施している状態を示す拡大部分断面
図、 第3図は転写像形成の手順を示し、同図(a)、同図(
b)及び同図(C)は各工程の拡大部分断面図、同図(
d)は得られたカラープルーフの拡大部分斜視図、 第4図は転写装置の内部正面図、 第5図は第4図の転写装置に使用する補強板の斜視図 である。 第6図は従来の画像形成材料を使用したときの第3図(
b)に対応する拡大部分断面図である。 なお、図面に示された符号において、 IA・・・・・・・・・画像形成材料 1B・・・・・・・・・画像シート 1C・・・・・・・・・カラープルーフ2・・・・・・
・・・支持体フィルム 3・・・・・・・・・熱軟化層 4・・・・・・・・・着色感光層 4a・・・・・・・・・着色感光層の非受光部分4b・
・・・・・・・・着色感光層の受光部分5・・・・・・
・・・カバーシート 6・・・・・・・・・原稿の色分解編ポジフィルム7・
・・・・・・・・像露光光 8・・・・・・・・・アート紙(被転写紙)11・・・
・・・・・・補強板 12.13・・・・・・・・・加熱、加圧ロールである

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光照射によって粘着性が変化する着色感光層が、熱
    軟化層を介して支持体上に設けられている画像形成材料
    。 2、被転写媒体に転写像を形成するに際し、支持体上に
    熱軟化層を介して着色感光層が被着した構造の画像形成
    材料に像露光を施して前記着色感光層の受光部分と非受
    光部分との間で粘着性に差異を生ぜしめる第1工程と、 前記被転写媒体と像露光された前記画像形成材料の前記
    着色感光層とを互いに圧接する第2工程と、 前記支持体を前記熱軟化層と共に前記被転写媒体から剥
    離し、この際、粘着性の大きい着色感光層部分を前記被
    転写媒体上に残留させかつ粘着性の小さい着色感光層部
    分を前記熱軟化層に付着させる第3工程と を有する転写像形成方法。
JP31387489A 1989-12-01 1989-12-01 画像形成材料及び転写像形成方法 Pending JPH03174159A (ja)

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JP31387489A JPH03174159A (ja) 1989-12-01 1989-12-01 画像形成材料及び転写像形成方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03184049A (ja) * 1989-12-14 1991-08-12 Toyo Ink Mfg Co Ltd 平版印刷版およびその製造方法
JPH05165205A (ja) * 1991-12-17 1993-07-02 Fuji Photo Film Co Ltd 感光要素及びそれを用いた画像形成方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03184049A (ja) * 1989-12-14 1991-08-12 Toyo Ink Mfg Co Ltd 平版印刷版およびその製造方法
JPH05165205A (ja) * 1991-12-17 1993-07-02 Fuji Photo Film Co Ltd 感光要素及びそれを用いた画像形成方法

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