JPH03173599A - 全自動洗濯機の洗剤投入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、全自動洗濯機の洗剤投入装置に係り、洗いか
ら脱水までを行う全自動洗濯機、および、洗いから脱水
、さらに乾燥までを行う全自動洗濯・乾燥機に装備する
のに好適な全自動洗濯機の洗剤投入装置に関するもので
ある。

［従来の技術］ 洗いから脱水まで自動的に行う全自動洗濯機および洗い
から乾燥まで一貫して行う全自動洗濯・乾燥機において
、従来、汚れのひどい洗濯物を２度洗いする場合に、−
度目の洗い行程（以下、前洗い行程という）に続く２度
目の洗い行程（以下、本洗い行程という）の初めに、洗
剤を洗濯槽内へ自動的に投入する必要がある。

また、洗濯物を柔軟にし、かつ静電気の発生を防止する
のに柔軟剤を使用する場合に、すすぎ行程の終了近くで
、前記の柔軟剤を洗濯槽へ自動的に投入する必要がある
。

上記した洗剤と柔軟剤を自動投入する装置として、特開
昭５４−１４７６５９号公報に記載のように、２つの給
水電磁弁とサイホン装置を備えた柔軟剤容器とで構成し
たものがある。これは、前洗い行程で第２の給水電磁弁
を開いて給水し、本洗い行程では、第１の給水電磁弁を
開き、洗剤を洗濯槽内へ流し入れるようにし、すすぎ行
程の終了近くでは、第１と第２の給水電磁弁を開いて、
柔軟剤容器に水を導き、柔軟剤を水とともに洗濯槽内へ
流し入れるようにしたものである。

また、特公昭５１−４２４２９号公報に記載のように、
柔軟剤（ソフト仕上剤）投入装置として。

ソレノイドにより開閉する弁装置を容器の底面部に備え
たものもある。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術における全自動洗濯機および全自動洗濯・
乾燥機の洗剤投入装置は、下記のような問題点について
配慮されていなかった。

（１）特開昭５４−１４７６５９号公報に記載された洗
剤投入装置は、前洗い行程時の給水、本洗い行程時の給
水と洗剤の投入、すすぎ行程終了近くでの柔軟剤の投入
の３動作を２個の給水電磁弁を装備して行なっている。

しかし、前洗いおよび本洗いに、水道水ばかりでなく、
後記するように洗浄力を高めるために、給湯設備の温水
も使用できるようにしようとすると、前記洗剤投入装置
に４個の給水電磁弁が必要になる。これら４個の給水電
磁弁を装備した前記洗剤投入装置を１機体に収容しよう
とすると、その収容空間が大きくなり。

機体が大形化するという問題があった。

なお、前述した温水の使用は、渦巻式や攪拌式に較べて
洗浄力の小さいドラム式の場合に採用されるものである
。

（２）特開昭５５−７８９９６号公報記載の技術では、
機体の小形化を目的として、洗濯物から蒸発した水分を
含んだ湿り空気を、水で冷却して除湿しながら洗濯物を
乾燥する乾燥機構を備えて。

洗いから乾燥まで自動で行う全自動洗濯・乾燥機が開示
されており、前記洗剤投入装置に装備した給水電磁弁（
水道水のみ使用の場合は２個、温水も使用する場合４個
）のほかに、乾燥行程時に洗濯物から蒸発した水分を含
む湿り空気を冷却するために、冷却水（水道水）を供給
する給水電磁弁が必要になる。したがって、これらの給
水電磁弁を機体に収容しようとすると、前項（１）と同
じように機体が大形になるとともに、コスト高になると
いう問題があった。

（３）特公昭５１−４２４２９号公報゛に記載の柔軟剤
の投入装置は、ソレノイドで開閉する弁装置を容器の底
面部に備えて構成したものである。この構成の投入装置
は、柔軟剤のように液体状の洗剤に限定したものであり
、粉体状の洗剤は投入できない。また、投入時に前記容
器内に水が供給されないので、容器の汚れや流出管路の
詰まりが想定されるなどの問題があった。

本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、一給水源（水道の蛇口や給湯設備の蛇口で
、以下給水源という）に１個の給水電磁弁を接続して、
洗剤や柔軟剤を、使用する洗剤の形態（粉体や液体）に
限定されずに洗濯槽へ自動投入し、装置それ自体の汚れ
を防止できるとともに、コスト低減と小形化を可能にし
た全自動洗濯機の洗剤投入装置を提供することを、その
目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明に係る全自動洗濯機
の洗剤投入装置の構成は、一給水源ごとに接続する給水
電磁弁を１個として、給水源に接続する給水電磁弁と、
この給水電磁弁の吐出口に接続する１個の流入口と複数
個の流出口とを有するシリンダと、このシリンダに嵌入
したロータと、このロータを駆動するモータと、前記ロ
ータの回転位置を検出して、予め設定したロータの回転
角度で前記シリンダの流入口と個々の流出口とが連通ず
るように、前記モータを制御する位置決め装置とで構成
したロータリーバルブと、少なくとも、洗い行程の洗剤
を収容する洗剤容器と、すすぎ行程の柔軟剤を収容する
柔軟剤容器とを有し、それらの容器に１個々の給水口を
配設して構成した洗剤投入器とを備え、前記ロータリー
バルブの個々の流出口と前記洗剤投入器の個々の給水口
とをそれぞれ接続して、洗い行程では、前記洗剤容器に
給水して洗剤を、すすぎ行程では、前記柔軟剤容器に給
水して柔軟剤を、水とともに洗濯槽部に流し入れるよう
に構成したものである。

なお、上記目的を達成するための、より詳しい構成を次
に述べる。

（１）一給水源に接続する給水電磁弁を１個にするため
に、モータで駆動される４方向切替のロータリバルブを
採用した。

このロータリバルブは、給水電磁弁の吐出口に接続され
る流出口と、洗剤や柔軟剤を個別に収容する洗剤投入器
に送水する第１．第２．第３の流出口と、乾燥行程時に
乾燥機構へ冷却水を送る第４の流出口とを有するシリン
ダと、前記シリンダに嵌入され、後記のモータと位置決
めスイッチとにより、９ｏ８ピツチで回動されるロータ
と、前記ロータを駆動する減速装置を備えたモータと、
前記ロータの回転位置を検出して前記モータを制御する
位置決め装置に係る位置決めスイッチとで構成されてい
る。

シリンダの流入口と第１ないし第４の流出口とは、ロー
タの回転位置０”、９０’　　　１８０゜２７０°でそ
れぞれ連通する。

（２）粉体状の洗剤または液体状の洗剤と限定せずに投
入できるようにするとともに、洗剤や柔軟剤を収容する
容器の汚れを防ぐために、洗剤投入器を、横長状の容器
を３分割に仕切り、仕切られたそれぞれの部分を、前洗
いの洗剤容器、本洗いの洗剤容器、柔軟剤容器とした。

さらに、前記の前洗いと本洗いの洗剤容器をそれぞれ仕
切って、一方を粉体状の洗剤容器、他方を液体状の洗剤
容器とし、そして、前記液体状の洗剤容器と前記柔軟剤
容器とのそれぞれにサイホンを具備させるとともに、前
記の前洗いの洗剤容器、本洗いの洗剤容器、柔軟剤容器
のそれぞれに給水口を配設して、洗剤容器に収容した洗
剤や柔軟剤容器に収容した柔軟剤が、前述したロータリ
ーバルブの第１．第２、第３の流出口を通して前記のそ
れぞれの給水口から、それぞれの容器に給水される水と
一緒に流出し、洗濯槽へ流れ入るように構成した。

［作用］ 以上の構成において、洗濯の開始に当って、予めそれぞ
れの容器に収容された洗剤や柔軟剤は、洗濯、乾燥のプ
ログラムの進行に従って、次のように洗濯槽へ投入され
る。

前洗いの洗剤容器内の洗剤は、前洗い行程の給水時に洗
濯槽へ投入される。すなわち、運転開始と同時に給水電
磁弁が開き、また、ロータリーバルブが、そのロータの
回転位置がＯ″になるように動作し、シリンダの流入口
と第１の流出口とが連通して、前記の前洗い洗剤容器内
に給水される。

前記容器内の洗剤は、給水された水と一緒になって流出
し、洗濯槽へ流れ入る。そして給水が終了すると、前記
容器の粉体状の洗剤容器に残留する水は底面の流水口か
ら、一方、液体状の洗剤容器に残留する水はサイホンか
ら、それぞれ洗濯槽内へ排出される。

本洗いの洗剤容器内の洗剤は、本洗い行程の給水時に、
給水電磁弁が開き、ロータリーバルブのロータの回転位
置が９０″になるように動作し、シリンダの流入口と第
２の流出口とが連通して、前述した前洗い行程における
洗剤と同じように、洗濯槽へ流し入れられる。

柔軟剤容器内の柔軟剤は、すすぎ行程の終了近く（たと
えば、終了２〜３分前）で、予め、設定した時間の間、
給水電磁弁が開き、ロータリーバルブのロータの回転位
置が１８０”になるように動作し、シリンダの流入口と
第３の流出口とが連通して、前記容器に給水されること
によって、前記した洗剤と同じように、洗濯槽内へ流し
入れられる。そして、給水電磁弁が閉じたのち、前記容
器内に残留する水は、具備されたサイホンにより排出さ
れる。

また乾燥時に、運転開始と同時に、ロータリーバルブの
ロータの回転位置が２７０°になるように動作して、シ
リンダの流入口と第４の流出口とが連通し、給水電磁弁
が開き、乾燥機構部へ冷却水（水道水）が供給される。

しかして、本発明によれば、前洗いと本洗い時の洗剤や
すすぎ時の柔軟剤を自動的に洗濯槽へ投入し、かつ乾燥
時に乾燥機構部へ冷却水を供給する洗剤投入装置を、一
給水源に接続した給水電磁弁と、小形にできる４方向切
替のロータリーバルブと、容器に給水することにより容
器内の洗剤や柔軟剤を流出させて洗濯槽へ流し入れる洗
剤投入器とで構成したので、装置自体が小形になるとと
もに、装備すべき給水電磁弁の数が最′小数になる。

また、洗剤や柔軟剤を、収容する容器に給水して、前記
容器から流出させて、洗濯槽へ水と一緒に流し入れるの
で、容器が常に水で洗われて容器の汚れが防止できる。

さらに、粉体状と液体状の洗剤容器を備えたので、使用
する洗剤を限定しなくてもよい。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第１０図を参照
して説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る洗剤投入装置の構成
を示す模式図、第２図は、第１図の装置におけるロータ
リーバルブの断面図、第３図（ａ）は、そのバルブ部の
ロータの断面図、第３図（ｂ）は、第３図（ａ）のＡ１
−　Ａ、断面図、第３図（Ｑ）は、第３図（ａ）のＢ、
−Ｂ、断面図、第４図（ａ）は、バルブ部のシリンダの
縦断面図、第４図（ｂ）は、第４図（ａ）のＣ１−Ｃ，
断面図、第５図（ａ）は、バルブ部の継手部の縦断面図
、第５図（ｂ）は、第５図（ａ）のＤ矢視図、第６図（
ａ）は、ロータの位置決めスイッチの縦断面図、第６図
（ｂ）は、第６図（ａ）のＥｌ−Ｅ、断面図である。

第１図に示す洗剤投入装置１は、給水源に接続した給水
電磁弁２と、給湯源に接続した給水電磁弁３と、後述す
るロータリーバルブ４と、後述する洗剤投入器２８とで
構成され、それぞれを結ぶ実線は接続したホースを示す
。

ロータリバルブ４は、バルブ部５、位置決めスイッチ１
２、モータ２５、減速機２６から構成され、第２図に、
その詳細を示す。

第２図において、５は、ロータリ一方式（回転方式）の
４方向切替形のバルブ部で、後記のロータ６を後記のシ
リンダ７に嵌入して構成している。

６は、ロータで、第３図にその詳細を示すように管部６
ａと軸部６ｂとを有し、管部６ａには、第４図に示すシ
リンダ７の排出口９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄと回転して連
通ずる。第３図（ａ）、（ｂ）に示す吐出口６ｃと、シ
リンダの流入管８ａ（第２図参照）と連通ずる。第３図
（ａ）、（ｃ）に示す流入口６ｄとが穿設されている。

７は、前記ロータ６の管部６ａが嵌入されたシリンダで
、このシリンダ７は、前記給水電磁弁２゜３に接続する
流入管８ａが水密に締結されて固設されたハウジング８
と、第４図（ａ）、（ｂ）に示すように９０°間隔に４
個の排出口９ａ、９ｂ。

９ｃ、９ｄが形成され、前記ハウジング８に水密に圧入
された排出管９とで構成され、そしてこのシリンダ７は
、前記ロータ６の管部６ａが水密に嵌入する（ただし、
ロータ６は回転できる）穴部７ａを形成している。９ｅ
は、前記排出口９ａ。

９ｂ、９ｃ、９ｄと穴部７ａとを連通ずる、第４図（ａ
）と（ｂ）に示す通水口であり、前記したように、ロー
タ６が回転して、その吐出口６ｃが前記通水口９ｅに位
置することによって送水する。

１ｏは、前記ハウジング８のツバ部８ｂに水密に締結、
接続された継手部で、この継手部１ｏは、第５図（ａ）
、（ｂ）に示す第１の流出口１０ａが、前記ハウジング
８の排出口９ａと、第２の流出口１０ｂが排出口９ｂと
、第３の流出口１０ｃが排出口９ｃと、第４の流出口１
０ｄが排出口９ｄと、それぞれ連通している。１１は、
ハウジング８に圧入されたウォーターシールである。

１２は、ロータ６の回転位置を検出して後記モータ２５
を制御する位置決め装置に係るロータリ一方式の位置決
めスイッチで、その詳細を第６図（ａ）、（ｂ）に示す
。

第６図において、１３は、後記のロータ軸１４を支持す
るとともに、後記の接片ベース１９を固定したフレーム
、１４は、そのフレーム１３に支持されたロータ軸で、
このロータ軸１４は、後記のモータ２５に連結された減
速機２６の出力軸２６ａを嵌着させる穴１４ａと、後記
の軸継手２７でロータ６の軸部６ｂに接続される軸部１
４ｂとを有しており、プラスチックなどの絶縁材料で成
形されたものである。

１５は、前記ロータ軸１４に嵌着された導電性の電極管
で、この電極管１５は、後記の接片２０と常に接触して
いるツバ部１５ａと、後記のロータ１６が嵌着された管
部１５ｂとを有しているゆ１６は、前記電極管１５に固
定された絶縁性のロータで、後記の接片２１等を収容す
′る円周溝１６ａ、１６ｂを有している。１７と１８は
、前記電極管１５から前記円周溝１６ａ、１６ｂまで突
き出させた導電性の接触片であり、この接触片１７．１
８の両者は、９０°の角度差を有して配設されている。

１９は、後記の５つの接片を固設した接片ベース、２０
は、電極管１５のツバ部１５ａに常に接触している接片
、２１と２３は、相対して、接触片１７が位置するロー
タ１６の円周溝１６ａ部に接触している接片、２２と２
４は、相対して、接触片１８が位置するロータ１６の円
周溝１６ｂに接触している接片である。そして、ロータ
軸１４が回転することにより、予め設定したロータ６の
回転角度０’、９０°、１８０°２７０°で接触片１７
または１８を介して、接片２０を接片２１〜２４とが導
通する。

第２図に示す２５は、前記したバルブ部５のロータ６と
、位置決めスイッチ１２のロータ１６とを駆動するモー
タ、２６は、前記モータ２５の出力軸側に連結して配設
された、歯車等を内蔵する減速機で、２６ａは、その出
力軸である。

２７は継手で、この継手２７は、バルブ部５において、
ロータ６の吐出口６ｃを排出管９の通水口９ｅに位Ｈ（
ロータ６の回転角度が０°の位置）させて、一方１位置
決めスイッチ１２において、第６図に示すように、接触
片１７を接片２１に接触させ、接片２０と２１が導通す
る位置に位置させて、ロータ６の軸部６ｂとロータ軸１
４の軸部１４ｂとを接続している。

次に、洗剤投入器の構成を第７図ないし第９図を参照し
て説明する。

第７図は、洗剤投入器の構成を示す断面図、第８図は、
第７図のＦｌ−Ｆ、断面図、第９図は、第７図のＧニー
Ｇ、断面図である。

図において、２８は、洗い時の洗剤、漂白剤、すすぎ時
の柔軟剤を収容する洗剤投入器で、この洗剤投入器２８
は、全自動洗濯・乾燥機等の外装の上面前方または後方
に設置され、前記外装の上面（トップカバー）と一体ま
たは別体で成形された洗剤容器収納ケース２９と、洗剤
、漂白剤、柔軟剤を個別に収容する各容器を隣接させて
一体的に成形し、前記洗剤容器収納ケース２９に収納し
た洗剤容器３２と、その蓋４５とで構成されている。

２９は、前記した洗剤容器収納ケースで、この洗剤容器
収納ケース２９は、後記の洗剤容器３２を密に収納する
箱体部３０と、水および洗剤等を受けて流し出す傾斜面
の底面部３１とで形成されている。Ｂｏａ、３０ｂ、３
０ｃは、後記の洗剤容器３２の仕切り板３３ａ、３７ａ
、４３ａの中心上方に位置して配設した導水管、３１ａ
は、底面部３１の傾斜面終端に形成した流出口である。

前記洗剤容器３２は、前洗い時の洗剤容器３３゜本洗い
時の洗剤容器３７．すすぎ時の柔軟剤容器４３を隣接さ
せて一体化した洗剤容器で、それぞれの容器を、以下に
説明するように構成している。

３３は、前洗い時の洗剤を収容する洗剤容器で、この洗
剤容器３３は、仕切り板３３ａで分割された、粉体状の
洗剤を収容する粉体洗剤容器３４と、液体状の洗剤を収
容する液体洗剤容器３５と、前記の２つの容器に給水す
るために、前記仕切り板３３ａの中心上方部に、前記導
水管３０ａと連通して形成された給水管３３ｂとで構成
されている。

３３ｃは、仕切り板３３ａに向けて、給水管３３ｂに開
口させた給水口である。３４ａは、粉体状の洗剤の収容
部、３４ｂは、洗剤の流出を防ぐために形成した立板、
３４ｃは、前記収容部３４ａに残水しないようにするた
めに前記立板３４ｂの両端を切除して形成した流水口、
３４ｄは、収容部３４ａ内の洗剤を水と一緒に流出させ
るために、底面に開口した流出口である。３６は、液体
洗剤容器３５内に具備されたサイホン、３６ａは、前記
サイホン３６の外管、３６ｂは内管である。

３７は、本洗い時の洗剤と漂白剤（液状）を収容する洗
剤容器で、この洗剤容器３７は、仕切り板３７ａで分割
された粉体洗剤容器３８と、液体洗剤容器３９と、前記
液体洗剤容器３９に隣接させた。漂白剤を収容する漂白
剤容器４１と、前記の３つの容器に給水するために、前
記仕切り板３７ａの中心上方部に、前記導水管３０ｂと
連通して形成された給水管３７ｂとで構成されている。

３７ｃは、給水管３３ｂに開口させた給水口である。３
８ａは、粉体状の洗剤の収容部、３８ｂは。

洗剤の流出を防ぐための立板、３８ｃは流水口、３８ｄ
は、洗剤と水の流出口である。４ｏは、液体洗剤容器３
９内に具備されたサイホンで、その高さを、仕切り板３
７ａと同程度の高さにし、漂白剤容器４１へも水が流れ
るようにしである。４０ａは、前記サイホン４０の外管
、４０ｂは内管である。４２は、漂白剤容器４１に具備
されたサイホン、４２ａと４２ｂは、前記サイホン４２
の外管と内管である。

４３は、すすぎ時の柔軟剤を収容する柔軟剤容器で、４
３ａは、前記柔軟剤容器４３を構成する仕切り板である
。４３ｂは、前記仕切り板４１ａの中心上方部に、前記
導水管３０ｃに連通して形成された給水管、４３ｃは、
前記給水管４３ｂに開口させた給水口、４３ｄは流出口
である。４４は、前記柔軟剤容器４３内に具備されたサ
イホン、４４ａと４４ｂは、その外管と内管である。

４５は、洗剤容器収納ケース２９に、開閉自在に設けら
れた蓋である。

第９図に示す４６は、前記の仕切板３３ａ、３７ａ’、
４３ａそれぞれの上方両端部を切除して、その高さを、
前記のサイホン３６の内管３６ｂ。

サイホン４０の内管４０ｂ、サイホン４２の内管４２ｂ
、サイホン４４の内管４４ｂより低く形成した切欠部で
、液体状の洗剤、漂白剤、柔軟剤の収容時に、その高さ
がサイホンの内管の高さを越えないようにしたものであ
る。

以上に説明した、給水電磁弁２，３、ロータリーバルブ
４、洗剤投入器２８は、次のように配管して、洗剤投入
装置１が構成されている。

すなわち、給水電磁弁２，３の吐出側とバルブ部５の流
入管８ａとが接続され、一方、バルブ部５における第１
の流出管１０ａと洗剤投入器２８の導水管３０ａとが、
第２の流出管１０ｂと導水管３０ｂとが、第３の流出管
１０ｃと導水管３０Ｃとが、それぞれ接続され、さらに
、バルブ部５の第４の流出管１０ｄが後記の全自動洗濯
・乾燥機の乾燥機構部へ冷却水を供給する流量制限器６
８（第１０図参照）に接続されるように配管されている
。

なお、洗剤投入器２８の流出口３１ａは、全自動洗濯・
乾燥機に、洗剤投入装置１を装備するときに、後記の外
槽４８の注水口４８ｆに接続される。

以上説明した構成の洗剤投入装置１を、ドラム式の全自
動洗濯・乾燥機に装備したものの動作を上記各図および
第１ｏ図を参照して以下に説明する。

第１０図は１本実施例の洗剤投入装置を適用したドラム
式の全自動洗濯・乾燥機の構成図である。

第１０図において、４７は、本実施例の洗剤投入装置１
を具備して、外装部である外枠（図示せず）内に緩衝支
持して収められたドラム式の全自動洗濯・乾燥機の内装
部であり、４８は、筒体部４８ａと側板４８ｂ、４８ｃ
とで構成された外槽である。

外槽４８は、筒体部４８ａの上端部に設けた洗濯物りを
出し入れするための開口部４８ｄと、筒体部４８ａの下
端部に穿設した排水口４８ｅと、筒体部４８ａの上端部
に設けられた注水口４８ｆとを有し、さらに側板４８ｂ
の中央部に位置して、乾燥時に後記のドラム５０内に送
風するための開口部４８ｇを有し、かつ前記側板４８ｂ
、４８ｃの中央部でドラム５０を支持し、洗い時および
すすぎ時に洗浄水およびすすぎ水を収容するように構成
されている。４９は、前記外槽４８の開口部４８ｄ部に
開閉可能に設けられた外槽蓋である。

５０は、洗濯槽と脱水槽とを兼ねるとともに、乾燥時に
乾燥容器として機能するドラムであり、このドラム５０
は、後記の***５１ｂが穿設された筒体部５１と、側板
５２．５３とで構成されている。

５１ａは、洗い時に洗濯物りに衝撃を加えて洗浄し、乾
燥時に洗濯物りを攪拌しながら乾燥させるために、ドラ
ム５ｏの内周に等間隔に、中心方向に向かって配設した
複数個のりフタ、５１ｂは、洗い時に洗浄水を、すすぎ
時にすすぎ水を、ドラム５０内に導き入れる***として
、ま゛た、脱水時に脱水***として、さらに、乾燥時に
、洗濯物から蒸発した水分を含んだ湿り空気の排出穴と
して。

筒体部５１の全周にわたって穿設された***、５１ｃは
、洗濯物りを出し入れするためにドラム５０の一部を切
り欠いて開口させた投入口で、この投入口５１Ｃの周端
部には、ドラム蓋５４が開閉可能に設けられている。

また、側板５２および５３は、次のように構成されてい
る。すなわち、５２ａは、乾燥時に熱風吹出し側となる
側板５２の中央部の円形平面上に穿設した、熱風吹出し
用の多数の***である６側板５３は、前記側板５２と同
一形状で、中央部の円形平面に、湿り空気の排出用の小
穴５３ａを有し、側板５２に対向して配置されている。

５５は、ドラム５０を駆動するプーリ、５６は。

ドラム５０を駆動するモータ、５７は、モータ５６に連
結して配設された減速装置で、歯車やクラッチ（図示せ
ず）を内蔵している。

モータ５６は、外槽４８の下部に固定され、洗い時およ
び乾燥時に、ドラム５０を減速装置５７で減速して、短
周期で正逆反転させ、脱水時には減速せずに高速回転（
６００〜ｌｌｌ１００ｒｐさせる。

５８は、前記減速装置５７の出力軸に固定したプーリ、
５９は、プーリ５８とプーリ５５との闇に掛けたベルト
を示す。

洗い時や乾燥時には、減速装置５７のクラッチが開いて
モータ回転を減速してドラム５０へ伝達し、脱水時に前
記クラッチが閉じてモータ回転をベルト伝動機構（プー
リ５５，５８．ベルト５９とで構成）のみで減速してド
ラム５０へ伝達する。

６０は、乾燥時にドラム５０への熱風を供給し、排出さ
れた湿り空気を循環させる循環ファンで、専用のモータ
（図示せず）で乾燥時に駆動される。

６１は、外槽４８の側板４８ｂ部に配設した加熱室、６
２は、前記加熱室６１内に装着され、乾燥時に循環する
湿り空気を加熱しドラム５０内へ供給するためのシーズ
ヒータである。６３は、外槽４８の排水口４８ａに接続
した排水室で、この排水室６３は、後記の排水電磁−弁
６６に通じる排水口６３ａと、後記のダクト６４の接続
部とを有する。６４は、前記排水室６３から立ち上げて
循環ファン６０の吸込口に接続したダクトで途中に、下
方に向って冷却水を散布する散水口６５（シャワー状も
しくは霧状に散布する形状よりなる）が具備されている
。６６は、排水口６３ａに接続した排水電磁弁、６７は
、前記排水電磁弁６６の吐出管に接続した排水ホースで
ある。

６８は、前記ロータリバルブ４の第４の流出口１０ｄに
接続される流量制限器で、この流量制限器６８は、水道
水圧の大小に応じて流路面積が自動的に変わり、ダクト
６４内に常に一定した流量の冷却水を供給する。

６９は、洗いから乾燥までのプログラムおよびそれに相
応してモータ２５．洗剤投入装置１等を制御する制御装
置（メ、−ンコントローラ）、７゜は電源を示す、７１
は、給水源に係る水道の蛇口。

７２は、給湯源に係る給湯設備の蛇口を示す。

このような全自動洗濯・乾燥機において、洗いがら乾燥
までのプログラムとして、一般的な例は、前洗い→排水
→本洗い→排水→すすぎ（１）→排水→脱水（１）→す
すぎ（２）→脱水（２）→乾燥、というように構成され
る。そして、洗濯作業を行うに際して、洗剤、漂白剤、
柔軟剤などを、洗剤投入装置１の洗剤投入器２８のそれ
ぞれの容器に注入する。すなわち、粉体状の洗剤は粉体
洗剤容器に、液体状の洗剤は液体洗剤容器に収容して、
それから電源のスイッチを入れて自動運転される。

まず、前洗い行程では、運転開始と同時に給水電磁弁２
または３が開き（水または湯のいずれを使用するかは、
予め選択しておく）、またロータリーバルブ４が、その
ロータ６の回転位置が０゜（接片２０と２１とが導通す
る位置）になるように動作して、給水電磁弁２（または
３、以下、２に代表する）から、バルブ部５の流入管８
ａ、排出口９ａ、第１の流出口１０ａ、前記第１の流出
口１０　ａに接続した洗剤投入器２８の導水管３０ａを
通して、洗剤容器３３に給水される。給水口３３ｃを通
った水は、仕切り板３３ａに二分されて、粉体洗剤容器
３４と液体洗剤容器３５に入る。

そして、粉体洗剤容器３４内の洗剤は、水に押し流され
て流出口３４ｄから流出する。また、液体洗剤容器３５
に収容された洗剤は、水と混合してサイホン３６の内管
３６ｂと、仕切板３３ａを越えて流出口３４ｄとから流
出し、流出口３１ａがら注水口４８ｆを通して外槽４８
へ投入される。

そして、外槽４８内の水位が、第１０図に示す所定の水
位Ｈになると、水位検出装置（図示せず）が動作し、給
水電磁弁２が閉じる。

給水終了後、モータＳ６が駆動してドラム５０が正逆反
転し、洗い動作が行われる。

なお、給水が終了し、粉体洗剤容器３４内に残った水は
流水口３４ｃから排出され、液体洗剤容器３５内に残っ
た水は、サイホン現象によりサイホン３６の内管３６ｂ
から排出される。

本洗い行程では、前記した前洗い行程と同じようにして
、本洗い行程が開始すると同時に、給水電磁弁２が開き
、またロータリーバルブ４が、そのロータ６の回転位置
が９０°　（接片２０と２２とが導電する位置）になる
ように動作して、給水電磁弁２から、バルブ部５の流入
管８ａ、排出口９ｂ、第２の流出口１０ｂ、前記第２の
流出口１０ｂに接続した洗剤投入器２８の導水管３０ｂ
を通して、洗剤容器３７に給水される。

給水口３７ｃを通った水は、仕切り板３７ａに二分され
、粉体洗剤容器３８と液体洗剤容器３９に入る。そして
、粉体洗剤容器３８内の洗剤は、水に押し流されて、流
出口３８ｄから、また液体洗剤容器３９内の洗剤と漂白
剤容器４１内の漂白剤は、給水された水の一部がサイホ
ン４０を越えて漂白剤容器４１に入り、それぞれの容器
内の液体洗剤および漂白剤と混合して、サイホン４０の
内管４０ｂとサイホン４２の内管４２ｂと、仕切り板３
７ａを越えて流出口３８ｄとから流出し、流出口３１ａ
から注水口４８ｆを経て外槽４８へ投入される。

給水終了後、前記した前洗い行程と同じく洗い動作が行
われる。洗剤容器３７に残った水は、流水口３８ｃとサ
イホン４０．４２とに°より排出される。

すすぎ行程では、すすぎ行程の最後のすすぎ（２）の開
始時、またはすすぎ行程終了の２〜３分前に、一般に柔
軟剤が投入される。柔軟剤容器４３内の柔軟剤の投入は
、上記した投入時に、給水電磁弁２が開き、またロータ
リバルブ４が、そのロータ６の回転位置が１８０°　（
接片２ｏと２３とが導通する位置）になるように動作し
て、給水電磁弁２から、バルブ部５の流入管８ａ、排出
口９ｃ、第３の流出口１０ｃ、前記第３の流出口１０ｃ
に接続した洗剤投入器２８の導水管３０ｃを通して、柔
軟剤容器４３に給水して行う。

給水口４３ｃを通った水は、仕切り板４３ａで二分され
、一方は流出口４３ｄを通り抜け、他方は柔軟剤容器４
３内に入る。そして、柔軟剤容器４３の柔軟剤は、水と
混合して、サイホン４４の内管４４ｂと、仕切り板４３
ａを越えて流出口４３ｄとから流出し、流出口３１ａか
ら注水口４８ｆを経て外槽４８へ投入される。この動作
は、柔軟剤の投入を、すすぎ行程の最終すすぎの開始時
に行う場合はその給水中、すすぎ行程の終了の２〜３分
前に行う場合は短時間（例えば、１０秒間）行われる。

乾燥行程では、運転開始と同時に、モータ５６、循環フ
ァン６０．シーズヒータ６２、排水電磁弁６６、そして
、本発明の洗剤投入装置１のモータ２５および給水電磁
弁２に通電し、洗濯物りを乾燥させる。

全自動洗濯・乾燥機の乾燥機構部への冷却水の送水は、
給水電磁弁２が開き、またロータリーバルブ４が、その
ロータ６の回転位置が２７０’　　（接片２０と２４と
が導通する位置）になるように動作して、給水電磁弁２
から、バルブ部５の流入管８ａ、排出口９ｄ、流出口１
０ｄを通して行われる。

そして、洗濯物りの乾燥は１次の２つの動作により行わ
れる。

まず、脱水後に、モータ５６により、ドラム５０が正逆
反転し、洗濯物りが攪拌され、一方、循環ファン６０の
吐出側から送風された空気が、加熱室６１でシーズヒー
タ６２により加熱されて熱風となり、***５２ａからド
ラム５０内に吹き込まれて、前記熱風が洗濯物りと接触
し、水分を蒸発させて、この水分を含んで湿り空気にな
り、この湿り空気が、***５１ｂや***５３ａから外槽
４８内に排出され、ダクト６４に導かれる。

一方、ここで、給水電磁弁２から、ロータリーバルブ４
を通し、流量制限器６８を介して送水された冷却水（こ
の冷却水は、水道水で、その流量は０．２〜０．４Ｑ／
分）は、散水口６５からシャワー状もしくは霧状にして
ダクト６４内に散布される。

その散布された水により、前記湿り空気は冷却されて含
有する水分を凝縮し除湿され、再び循環ファン６０によ
り吸気、送風されてシーズヒータ６２で加熱され、ドラ
ム５０内に供給される。

以上が１本実施例に係る全自動洗濯・乾燥機に装備した
洗剤投入装置の動作である。

本実施例によれば、前洗いの洗剤、本洗いの洗刑と漂白
剤、すすぎの柔軟剤を自動投入するとともに、乾燥時に
乾燥機構部に冷却水を送水する洗剤投入装置１を、一給
水源に接続した給水電磁弁２（１個）と、回転の位置決
めスイッチ１２を備え、モータ２５で回動される、小形
に構成できる４方向切替形のロータリーバルブ５と、前
洗いの洗剤容器３３、本洗いの洗剤容器３７、すすぎの
柔軟剤容器４３とを隣接して一体にした洗剤投入器２８
とで構成したので、一給水源に配設する給水電磁弁が１
個になり、洗剤投入装置を小形にでき、したがって、そ
れを収容する機体空間を少なくでき、コスト低減が達成
される。

また、前洗いの洗剤容器３３を仕切り板３３ａで二分し
、一方を粉体洗剤容器３４、他方を、サイホンを具備さ
せて液体洗剤容器３５とし、同じように、本洗いの洗剤
容器３７を仕切り板３７ａで仕切り、一方を粉体洗剤容
器３８とし、他方を、サイホン４０．サイホン４２をそ
れぞれ備えた液体洗剤容器３９．漂白剤容器４１とした
ので、粉体状の洗剤、液体状の洗剤ともに使用できる。

さらに、洗剤投入器２８に収容した洗剤や柔軟剤を外槽
４８内に、水と一緒にして投入するので、洗剤投入器２
８の汚れや流出管路の詰りなどがなくなる。

またさらに、粉体洗剤容器３４．３８に流水口３４ｃ、
３８ｃを、液体洗剤容器３５．３９にサイホン３６．４
０を、漂白剤容器４１にサイホン４２を、柔軟剤容器４
３にサイホン４４を、それぞれ設けているので、洗剤や
柔軟剤の投入後における。前記した容器内の残水量を微
量にできる。

以上が本発明の一実施例であるが、本発明において、前
洗い行程に要する洗剤は、洗濯の開始前にドラム５０へ
直接入れられるので、前洗い行程において、必ずしも洗
剤の自動投入を必要としない。

したがって、この場合は、前洗いの洗剤容器３３をを削
減し、代りに導水管３０ａから流出口３１ａに至る流路
を形成しておけばよく、洗剤投入器２８を一層小形にす
ることが可能である。

なお、上記の実施例では、ドラム式の全自動洗濯・乾燥
機に洗剤投入装置を適用した例を説明したが、本発明の
洗剤投入装置は、ドラム式の全自動洗濯・乾燥機に適用
されるのみでなく、他の全自動洗濯機にも適用できるこ
とは言うまでもない。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、本発明によれば、一給水源
に１個の給水電磁弁を接続して、洗剤や柔軟剤を、使用
する洗剤の形態（粉体や液体）に限定されずに洗濯槽へ
自動投入し、装置それ自体の汚れを防止できるとともに
、コスト低減と小形化を可能にした全自動洗濯機の洗剤
投入装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例に係る洗剤投入装置の構成
を示す模式図、第２図は、第１図の装置におけるロータ
リーバルブの断面図、第３図（ａ）は、そのバルブ部の
ロータの断面図、第３図（ｂ）は、第３図（ａ）のＡ、
　−Ａ２断面図、第３図（ｃ）は、第３図（ａ）のＢ１
−８２断面図、第４図（ａ）は、バルブ部のシリンダの
縦断面図、第４図（ｂ）は、第４図（ａ）のＣ，−Ｃ２
断面図、第５図（ａ）は、バルブ部の継手部の縦断面図
、第５図（ｂ）は、第５図（ａ）のＤ矢視図、第６図（
ａ）は、ロータの位置決めスイッチの縦断面図、第６図
（ｂ）は、第６図（ａ）のＥｌ−Ｅ２断面図、第７図は
、洗剤投入器の構成を示す断面図、第８図は、第７図の
Ｆｌ−Ｆ２断面図、第９図は、第７図のＧニー０２断面
図、第１０図は、本実施例の洗剤投入装置を適用したド
ラム式の全自動洗濯・乾燥機の構成図である。 １・・・洗剤投入装置、２，３・・・給水電磁弁、４・
・・ロータリーバルブ、５・・・バルブ部、６・・・ロ
ータ、７・・・シリンダ、８・・・ハウジング、８ａ・
・・流入管、１０ａ・・・第１の流出口、１０ｂ・・・
第２の流出口、１０ｃ・・・第３の流出口、１０ｄ・・
・第４の流出口、１２・・・位置決めスイッチ、１６・
・・ロータ、２５・・・モータ、２８−・・洗剤投入器
、３０ａ、３０ｂ、３０ｃ・・・導水管、３１ａ・・・
流出口、３２・・・洗剤容器、３３・・・前洗い時の洗
剤容器、３３ａ・・・仕切り板、３３ｂ・・・給水管、
３３ｃ・・・給水口、３４・・・粉体洗剤容器、３４ｄ
・・・流出口、３５・・・液体洗剤容器、３６・・・サ
イホン、３７・・・本洗い時の洗剤容器、３７ａ・・・
仕切板、３７ｃ・・・給水口、３８・・・粉体洗剤容器
、３９・・・液体洗剤容器、３８ｄ・・・流出口、４０
．４２，４４・・・サイホン、４１・・・漂白剤容器、
４３・・・すすぎ時の柔軟剤容器、４３ａ・・・仕切板
、４３ｃ・・・給水口、４３し・・・流出口、４７・・
・内装部、４８ｆ・・・注水口、５０・・・ドラム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一給水源ごとに接続する給水電磁弁を１個として、
   給水源に接続する給水電磁弁と、 この給水電磁弁の吐出口に接続する１個の流入口と複数
   個の流出口とを有するシリンダと、このシリンダに嵌入
   したロータと、このロータを駆動するモータと、前記ロ
   ータの回転位置を検出して、予め設定したロータの回転
   角度で前記シリンダの流入口と個々の流出口とが連通す
   るように、前記モータを制御する位置決め装置とで構成
   したロータリーバルブと、 少なくとも、洗い行程の洗剤を収容する洗剤容器と、す
   すぎ行程の柔軟剤を収容する柔軟剤容器とを有し、それ
   らの容器に、個々の給水口を配設して構成した洗剤投入
   器とを備え、 前記ロータリーバルブの個々の流出口と前記洗剤投入器
   の個々の給水口とをそれぞれ接続して、 洗い行程では、前記洗剤容器に給水して洗剤を、すすぎ
   行程では、前記柔軟剤容器に給水して柔軟剤を、水とと
   もに洗濯槽部に流し入れるように構成した ことを特徴とする全自動洗濯機の洗剤投入装置。 ２、一給水源ごとに接続する給水電磁弁を１個として、
   給水源に接続する給水電磁弁と、 この給水電磁弁の吐出口に接続する１個の流入口と複数
   個の流出口とを有するシリンダと、このシリンダに嵌入
   したロータと、このロータを駆動するモータと、前記ロ
   ータの回転位置を検出して、予め設定したロータの回転
   角度で前記シリンダの流入口と個々の流出口とが連通す
   るように、前記モータを制御する位置決め装置とからな
   り、前記シリンダに、第１、第２、第３、第４の流出口
   を設けるようにしたロータリバルブと、 前洗い行程の洗剤を収容する洗剤容器と、本洗い行程の
   洗剤を収容する洗剤容器と、すすぎ行程の柔軟剤を収容
   する柔軟剤容器とを有し、それらの容器に、第１、第２
   、第３の給水口を配設して構成した洗剤投入器とを備え
   、 前記の第１の流出口と第１の給水口、第２の流出口と第
   ２の給水口、第３の流出口と第３の給水口をそれぞれ接
   続して、前記の洗剤および柔軟剤を、前記の洗剤容器お
   よび柔軟剤容器に供給し、水とともに洗濯槽部に流し入
   れるようにし、 かつ、第４の流出口を乾燥機構部へ接続して、乾燥運転
   時に冷却水を送水するように構成したことを特徴とする
   全自動洗濯機の洗剤投入装置。 ３、第１の給水口と洗濯槽に通じる流路とを連通させた
   流路を備えたことを特徴とする請求項２記載の全自動洗
   濯機の洗剤投入装置。 ４、洗い行程の洗剤を収容する洗剤容器を仕切り板で二
   分し、一方を粉体状の洗剤を収容する容器にし、他方を
   、サイホンを具備して液体状の洗剤を収容する容器にし
   て、一つの給水口から前記両者の容器に給水する給水口
   を前記洗剤容器に配設したことを特徴とする請求項２記
   載の全自動洗濯機の洗剤投入装置。 ５、給水口を、仕切り板の中心上方に位置するように配
   設したことを特徴とする請求項４記載の全自動洗濯機の
   洗剤投入装置。 ６、洗い行程の洗剤を収容する洗剤容器を仕切り板で二
   分し、一方を粉体状の洗剤を収容する容器にし、他方を
   、サイホンを具備して液体状の洗剤を収容する容器と、
   それに隣接させて、サイホンを具備した漂白剤を収容す
   る容器にしたことを特徴とする請求項２記載の全自動洗
   濯機の洗剤投入装置。