JPH03172026A - 符号化復号化方式 - Google Patents

符号化復号化方式

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JPH03172026A
JPH03172026A JP31233589A JP31233589A JPH03172026A JP H03172026 A JPH03172026 A JP H03172026A JP 31233589 A JP31233589 A JP 31233589A JP 31233589 A JP31233589 A JP 31233589A JP H03172026 A JPH03172026 A JP H03172026A
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Japan
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matrix
vector
decoding
syndrome
symbol string
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JP31233589A
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English (en)
Inventor
Shinji Miura
三浦 晋示
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デイジタル通信系あるいはデジタル記憶系に
おいて、通信路あるいは記憶媒体で受けたシンボル誤り
を、受信側で自動的に訂正するための符号化復号北方式
に関する。
(従来の技術) デジタルデータの伝送あるいは蓄積によって生じる誤り
は、伝送路上の雑音あるいは蓄積媒体の物理的欠陥によ
るものが多いことが誌められている。なかでも複数のシ
ンボルバースト誤りに対処できる実用的な符号が最近特
に注目されており光磁気ディスク装置等においても、イ
ンターリーブリードソロモン符号(IRC)やリードソ
ロモン符号を二重に組合せ符号化するリードソロモン積
符号(RPC)等が採用されている。これらの符号はビ
ットバースト誤りと共にランダムビット誤りをも同時に
訂正する符号としても使用される。一般的には、既存の
符号(例えば最大距離分離(MDS)符号であるリード
ソロモン符号等)を多重にインターリーブする方式や、
既存の符号を多重(例えば2重に)組合せ符号化するい
わゆる積符号などが知られている。米国のザ・エムアイ
テイ・プレス(The MIT Press)から19
72年に発行されたダブリュ・ダブリュ・ビーターソン
(W. W. Peterson)とイー・ジエー・ウ
エルドン・ジュニア(E. J. Weldon, J
r)著の「エラー・コレクテイング・コード(Erro
r−CorrectingCodes) J 357−
359頁には、巡回符号に限定してインターリーブ法が
説明されておりまた、その第131−136頁には積符
号の説明がある。また、日本工業技術センターから19
86年に出版された今井秀樹監修「誤り技術の要点1に
は第36−37頁に積符号に関して、また第39−40
頁と第215頁にインターリーブ法に関する記述がある
またアイイーイーイー・トランザクションズ・オン・イ
ンフォメーション・セオリイー(IEEETRANSA
C−TIONS ON INFORMATION TH
EORY)誌の第IT−11巻(1965年)の281
−284頁のジェイ・ケイ・ウオルフ(J.K. Wo
lf)による論文Fオン・コーズ・デリバブル・フロム
・ザ・テンサー・プロダクト・オブ・チェック・マトリ
クス(On Codes Derivable rro
m the Tenso Product of’Ch
eck Matrices) Jや、これをさらに拡張
したアイイーイーイー・トランザクションズ・オン・イ
ンフォメーション・セオリイー(IEEETRANSA
CTIONSONINFORMATION THEOR
Y)誌の第IT−27巻第2号(1981年)の第18
1−187頁のヒデキ・イマイ(HIDEKI・IMA
I)、ヒロシ・フジタ(HIROSHI FUJITA
)による論文rジエネラライズド・テンサー・プロダク
ト・コード(Generalized Tensor 
Product Codes)などにそれぞれテンソル
積符号と呼ばれる一連の符号の研究がある。しかし、こ
られはあくまでもランダムビット誤りの訂正を目的とし
た符号の研究であり、対象とされる符号も多元符号と2
元符号とを組み合せる2元符号である。これに対し本発
明に関るMDS符号型テンソル積符号は、これを複数の
シンボルバースト誤りの訂正に適するように修正したも
のである。すなわちそれは、2元符号に代えて多元符号
と多元符号の組合せで構戒する一般の多元符号としての
テンソル積符号を提案し(その修正によりそれ白身多元
符号としての構戒を持つ)、さらに、そのように構威さ
れるものの中でもより複数のシンポルバースト誤りに適
応するように符号の構造を限定したものである。
さて前掲のエラー・コレクティング・コードの第109
−110頁によると一般に1冗長シンボル数がrである
線形ブロック符号において、任意の長さjの(シンボル
)バーストが訂正でき、任意の長さi(i≧j)の(シ
ンボル)バーストが検出されるための必要十分条件はr
≧i+jを満たすことである』が成立している。それゆ
え、シンボルバースト誤りを訂正する符号としではこの
一般的な限界式の限界r=i+jを達成するものが望ま
しい。さきに触れたインターリーブ邪符号はこの限界を
達成する(復号方式も確立している)。それゆえ、i=
jと設定すると冗長シンボル数の半分以下のシンボルバ
ースト誤りは完全に訂正できる。またさらに、複数のシ
ンボルバースト誤りであってもシンボルバースト長の和
が(厳密な意味ではない)冗長シンボル数の半分以下で
ある場合にはこれらもほぼ訂正できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしその反面、インターリーブRS符号ではシンボル
バースト長の和が冗長シンボル数の半分を超えたとたん
にそれらのほとんどのものが訂正できなくなるという欠
点をもつ。本発明はこの問題を解決するために、複数の
シンボルバースト誤りの訂正をより少ない冗長で(効果
的に)実行する誤第一を提案し、その符号化および復号
化方式を与えるものである。
提案する符号では、長さの和が冗長シンボル数の半分以
内でかつ正しく訂正されない例外的な誤りパターンも若
干生じることになるがそれらを十分に少なく抑えること
ができ、シンボルバースト誤りの長さの和が冗長シンボ
ル数弱のものまではそのほとんどのものを正しく訂正す
ることができます。なお、積符号等によっても同じよう
な効果を持つ符号を構戒することができるが、はるかに
冗長度の効率の意味で劣ることを注意しておく。
(課題を解決するための手段) 以上述べた課題を解決するために、本願第1の発明は、
データに発生した複数のシンボルバースト誤りを訂正す
るための誤第一の符号化を実行する符号化方式において
、入力データU(ベクトル=シンボル列)を蓄積する手
段を持ち、該入力データUに第一の行列をがけ算したベ
クトル(シンドロームシンボル列)Vlの一部を第一の
シンドロームとして、かつイレージャー位置を0. 1
, 2,・・・,d−2として第一の復号手段で復号し
その復号したベクトル(シンボル列)を■2とし、かつ
イレージャー位置を0. 1, 2,・・・,s−1と
し該ベクトル■1の残りを第二のシンドロームとして第
二の復号手段で復号しその復号したベクトル(シンボル
列)V3と該V2に第二の行列をかけ算した結果(シン
ボル列)を該蓄積する手段に蓄積されていた該入力デー
タUがらさし引いたシンボル列を出力する方式のもとに
、有限体F上の行列Hd−1,Hd−,L,,を最大距
離分離の性質を有する誤第一の検査行列でサイズがそれ
ぞれ(d一1)×n、s×n、g×hであるものとし、
行列Ih − g, hをサイズが(h−g)×hで、
かつサイズがh×hの正方行列が正則となるものとする
とき、該第一の行列Hを、記号Oを行列のテンソル積と
するときのサイズが((d−1)−g+(h−g)s)
×n・hのF上の行列で、とし、該入力データUをu 
をu1,。l u1, 1+ ’・・”1、1”2,。
,u2, 1’ ”” u2、 1’ uh,0’ u
h,!’ ”” uh、1)のながでuj,m(1≦j
≦g,o≦m≦d−2)とu.  (g+1≦j≦h,
o≦m≦J,mJ,m S−1)の計(d−1)・g十s・(h − g)シン
ボルを冗長シンボルとしてゼロとおき残りを情報シンボ
ルとしたベクトルとし、該第一のシンドロームを(Hd
4■L,,).uとし、該第一の復号手段を、該行列H
d−1を検査行列とする誤第一の復号をg回実行する復
号手段とし、該第二の行列を し、該第二の復号手段を、該行列Hを検査行列とする誤
第一の復号をh−g回実行する復号手段とすることを特
徴とする。
また、本願の第2の発明は、データに発生した複数のシ
ンボルバースト誤りを訂正するための誤第一の復号を実
行する復号化方式において、入力データU(ベクトル=
シンボル列)を蓄積する手段を持ち、該入力データUに
第一の行列をかけ算したベクトル(シンドロームシンボ
ル列)Vlの一部を第一のシンドロームとして、第一の
復号手段で復号しその復号したベクトル(シンボル列)
をV2とし、ついでイレ・−ジャー位置を該第一の復号
手段の実行により検出される該V2に関する誤り位置と
し、該ヘクトルV1の残りを第二のシンドロームとしテ
第二の復号手段で復号しその復号したベクトル(シンボ
ル列)V3と該■2に第二の行列をかけ算した結果(シ
ンボル列)を該蓄積する手段に蓄積されていた該入力デ
ータUからさし引いたシンボル列を出力する方式のもと
に、有限体F上の行列Hd−,,Hd−、Lg、hを最
大距離分離の性質を有する誤第一の検査行列でサイズが
それぞれ(d−1)×n、s×n、g×hであるものと
し、行列Ih−g,hをサイズが(h−g冫×hで、か
つサイズがh×hの正方行列 が正則となるものとするとき、該第一の行列Hを、記号
■を行列のテンソル積とするときのサイズが((d−1
)−g+(h−g)・s)×n・hのF上の行列で、と
し、該入力データUを請求項(1)記載の符号化によっ
て符号化されたシンボル列に誤りの発生した可能性のあ
る受信ベクトルuをu,。pu1.1p・・・,u1、
1’復号手段を、該行列Hd4を検査行列とする誤第一
の復号をg回実行する復号手段とし、該第二の行列をの
行列を し、 該第二の復号手段を、 該行列Hを検査行列と する誤第一の復号をh−g回実行する復号手段とするこ
とを特徴とする。
(実施例) 第1図は本発明に係る符号化復号化方式を実現する回路
イ1ナ戒の一例を示すブロソク図である。なお、符号化
と復号化はほぼ同一構戒の回路で実現される。符号化側
と復号化側とでは、イレージャー位置の選択が違うたけ
である。
本発明の入力データU(ベク1・ル=シンボル列)が入
力端子1に入力されデータバノファ8に蓄積されると同
時に、ライン11を介して定行列がけ算回路2で入力デ
ータUに第一の行列をがけ算したベクトル(シンドロー
ムシンボル列)Vlを算出する。次にイレージャー位置
選択回路3で第一のイレージャー位置をイレージャー情
報として指定して復号回路4(第一の復号手段を実行ず
もの)に送り、そこで同じくライン12. 13を介す
るv1の一部のシンドロームとして第一の復号手段で復
号する。その復号したべク)・ル(シンボル列)をV2
とする。次にライン16を介して送られる第二のイレー
ジャー位置をイレージャー情報としてイレージャー位置
選択回路5で指定し復号回路6(第二の復号手段を実行
するもの)に送り、復号回路6においてライン15を介
して送られるベクトルV1の残りを第二のシンドローム
としさきに指定されたイレージャー情報のもとに第二の
復号手段で復号する。その復号したベクトル(シンボル
列)をV3とする。次に定行列がけ算回路7において、
ライン14を介して送られるシンボル列■2とライン1
8を介して送られるシンボル列■3に第二の行列をかけ
算する。その結果(シンボル列)をライン15を介して
ベクトル加算回路9に送りそれをベクトル加算回路9に
おいてデータバッファ8がら送られてくる入力データU
がらさし引いたシンボル列をライン22を介して出力端
子1oがら出力するものである。
ただし、有限体F上の行列Hd−1, Hd− L.h
を最大距離分離の性質を有する誤第一の検査行列でサイ
ズがそれぞれ(d−1)×n、s×n、g×hであるも
のとし、行列Ih−g,hをサイズが(h−g)×hで
、がっサイズがh×hの正方行列 が正則となるものとするとき、前記第一の行列Hは、記
号■を行列のテンソル積とするときのサイズが((d−
1)−g+(h  g)−s)×n・hのF上の行列で
、である。また、入力データUは、符号化のときはuを
u1,0’ ul,1’ ”” uI、1’ u2,0
’ u2,1’ ”” u2、1’ uh,O’ uh
,1+ ”” uh、1)のなかでu.  (1≦j≦
g+O≦m≦d−2冫とU.J+ m        
               J,m(g+1≦j≦
h,o≦m≦s−1)の計(d−1)・g+s−(h−
g)シンボルを冗長シンボルとしてゼロとおき残りを情
報シンボルとしたベクトルとする。また、復号のとき1
ま” ” (u1,0’ u1. 1’ ”” u1、
1’ u2,0’ u2, 1’ ”” u2、1’u
h,O”h, ]’ ”” uh n−1)を誤りの発
生した可能性のある受信ベクトルとする。第一のイレー
ジャー位置は、符号化のときは0, 1, 2,・・・
,d−2とし、復号のときはないものとする。第一のシ
ンドロームは(Hd−−1■Lg,h)・Uである。第
一の復号手段とは、行列Hd−一、を検査行列とする誤
第一の復号をg回実行する復号手段を意味する。第二の
行列とは である。第二のイレージャー位置は、符号化のときは0
, 1, 2, ..・,s−2とし、復号のときは、
第一の復号手段の実行により検出されるV2に関する誤
り位置とする。第二のシンドロームを(Hd−■Lh−
g,h’・Uである。第二の復号手段とは、行列Hを検
査行列とする誤第一の復号をh−g回実行する復号手段
を意味する。
以下これをさらに詳しく説明する。後に述べる「第1図
と復号手順の関係]とF第1図と符号化手順の関係]に
おいて第1図と本発明に係る符号化復号化方式との関係
がより明確になる。
ここでは、有限体F=GF(q)上にMDS符号(最大
距離分離符号)型テンソル積符号を定義し、その符号化
復号化方式を提示する。ただし、説明の都合上ここでM
DS符号とあるところをその代表的な例である。Ree
d−Solomon符号(以下、邪符号)に限定して話
を進めることにする。また以下においてはF上通常に定
義される。[n, n − d +1, d]R8符号
(q種類のシンボルを持つ)のeイレージャー・七ラン
ダムシンボル誤り訂正の復号方法は周知な事実であると
し(すなわち既知とし、)その復号回路を復号RS−D
ECODER  として表すこととする。それは受信べ
e,L クトノレから算出されるシンドローム3*,, 3*,
・・・,S本,−2とイレージャー位置を入力として、
復号の結果予想される送信ベクトル(符号語)とエラー
ベクトルか、あるいはまた訂正不能であることを示す誤
り検出信号を出力する復号回路である。ただしd≧2t
+e+1である。詳細は、例えば、前掲の本「エラー・
コレクティング・コード1の第305−307頁あるい
はクラーク・ケイン(Clark Cain)著の「エ
ラー・コレクション・コーディング・フォーデイジタル
・コミュニケーションズ(Error−Correct
ion Codingfor Digital Com
munications) Jというブレナム・プレス
(PLENUM PRESS)から1981年に出版さ
れた本の第214−225頁等に記されている。
A.実現される符号の符号のパラメータここで実現され
る符号の符号パラメータnRSTIkRST? dRS
T [符号長、情報長、最小距離]は、自然数Sとdと
を8 = [(d − 1)/2]と設計するときには
[nRST ” h”1kr?Sr=h−n−(d −
 D−g−(h−g)・s, dRs.,,≧d]とな
る。絶対的な目安としては、Sランダム誤りまたは([
s/2] −1)h+g+1シンボルバースト誤第一と
なる。
しかし後にr RST符号の訂正能カの評価Jとして詳
しく述べるが、シンボルバースト長がS・(h−1)マ
テのシンボル誤りのほとんどすべてと最大シンボルバー
スト長がs−hまでのいくつかのシンボル誤りは正しく
訂正できる符号でもある。
B.RS型テンソル積符号の定義 F上の郎符号をもとに邸型テンソル積符号RSTを以下
のように定義する。
a(Fを原始元として、行列H.(j=s,d−1)、
L.,、』 たたし、ここでは行列H.とじて最大符号長を達』 或する邪符号の検査行列を提示したが、以下ではH.、
あるいはH.を各j(=s,d−1)に対して共通に短
縮』            』 (何列かを消去)した行列を改めてH.とおき、その列
J 数をn(t<n≦q+1)とおく。なお、最初の2列を
短縮したH.は巡回邪符号の検査行列である。
J これらをもとにF上の((d−1)・g+(h−g)・
s)X(n−h)行列Hを定める。
列Hはより具体的には次のように書ける。
H= また、gをOとおいた場合がいわゆるインターノーブ・
リードソロモン符号の検査行列そのものである。ここで
定めた行列Hを検査行列とする符号をReed−Sol
omon型テンソル積符号と呼び符号RSTと表す。な
お初めにも注意したように、実は行列Hd−−,, H
d−, L, hとしてはMDS符号の検査行列であれ
ば何を使用してもよいのである。また、(h−g)×h
の行列Ih − g,hの行列もh×hの行列が正則と
なるならば何でもよい。ここでは最も単糺に’h−g,
hを選んだ。また、これより先はバラメータs,dは[
(d − 1)/2] = sを満たすと仮定する。
C.復号のための用語の説明 (d−1)Xn行列Hd−4を検査行列とする[n,n
+1−d,d]RS符号をRS.(1≦j≦g)と呼び
、sXn行列Hを検査』 行列とする[n, n−s, s+ IIRS符号を符
号RS.(g+1≦j』 ≦h)と呼ぶ。
送信ベクトルを””■1,0,■1.1’ ””v1、
1,■2.01 ■2.11”” v2, n−1”h
,0”h, 1’ ”” vh、1)〔F  とおき、
受信ベクである。
また受信ベクトルUに対して検査行列Hかる。ここで符
号RSi,(1≦j≦g)に関して、M,送信ベクトル
、M.受信ベクトル、M,エラーベクトルと呼ばj  
              』れるものを、それぞれ
、 h(if)・i−1    h  (i−1)i−1■
.*ミ(Σα  V. Σα  当.1,・・・’  
 i=1     ”・” i=1h  (i−1)・
i−1 Σα  v、1,)(F、 i=1 h  (i−1)i−1    h  (j−1)・i
−1U,ら(Σα  U, Σα  ui,1’・・・
J   ; :t      l,0コ=1?41”一
゛・1,。一■)(F゜、 Σα i=1 h(jl)・i−1h(i−1>・i−1e.ネミ(Σ
 α       e.    Σ α’   i=1
     ’・” i=1     ”・l′“゜−“
゜”−゛・1,。−1,)(F“、Σα i=1 と定義し(行列L.,に依存する)、また符号RS,(
g+1≦j≦h)に関しても同じく、b送信ベクトル、
b受信ベクトル、Mエラーベクトルと呼ばれるものJ を、それぞれ、 Vj*一(VJ.or Vj.1+ ”゜+ Vj.n
−1))(FnNuj*a(uj,o,uj,1,−,
u、1))CF”,ej*ミ(ejIo,ej1,・・
・,ejln−1))(Fn1と定義する(行列Ih−
g,hに依存する)、このときU,本=v.” + e
.”となりv41よ符号RS.(1≦j≦h)としての
符号J.J         J          
 J語になる。さらに、おのおののM,受信ベクトルジ
本とシンドロームの関係は Hd−1゜uj”= (S(d−1)(j−1)l S
(d−1)(I−1)+11・・”l S(d−1)(
j−1)や,1−2)+(1≦j≦g)、 S(d−11.g+s.(j−g一。や,−2),(g
+1≦j≦h)である。
D.復号手順 初めに受信ベクトルUに対するシンドロームS。,S1
,・・・’ S(d−11.g+s−(h−g)−1を
上の関係式から導く。次にまずj(1≦j≦g)おのお
のに関して、シンドロームS(d−1),−1)+i(
0≦i≦d−2)を入力として(符号RS.の)復J 号RS−DECODER,,,を実行する(あるいは、
何らかの事前情報により送信ベクトルの行列表現におけ
る列ベクトルに関するイレージャー位置が提示される場
合にはそれらを考慮して復号RS−DECODER, 
tを実行する。この点については後のrRsT符号の訂
正能力の評価』を参照されたい。ただし、この場合には
事前にSをs=[(d−1)/2]ではな< [(d−
1)/2]<s≦dと設計したときにより有為な意味を
持つことを注意しておく)。ここであるj(1≦j≦g
)に関して訂正不能となる場合にはこの時点で符号RS
Tの復号としても訂正不能であることを示す信号を出力
して復号を終了する。また、すべてのj(1≦j≦g)
に対して訂正可能となる場合には推定されるM.エラー
ベJ クトルeJ*をEJ+o,EJ+”・・・’ Ej, 
m’・・・,Ej、1)とおく。ここで自然数eとtと
を次のように定める。e=#{m:あるj(1≦j≦g
)に関してE.≠0、ただし0≦m≦n−1}J,m またtをs+1≧2t+e+1をみたす最大の自然数と
する。このときにe≧s+1となる場合にはこの時点で
符号RSTの復号としても訂正不能であることを示す信
号を出力して復号を終了する。また、S≧eのときは、
おのおののj(g+1≦j≦h)に対して、イレージャ
ー位置を集合{m:あるj(1≦j≦g)に関してE.
J+m ≠0、ただし0≦m≦n−1}に含まれるmのすべてと
指定してeイレージャー・七ランダム誤り訂正としての
(符号RSの)復号RS−DECODER  を、シン
ドローJ                   e,
LムS(d−1)5g+s,−g−1)+i(1≦i≦
S)を入力として実行する。ここであるj(g+1≦j
≦h)に関して訂正不能となる場合はこの時点で符号R
STの復号としても訂正不能を示す信号を出力して復号
を終了する。また、これらがすべて訂正可能となった場
合にはここで推定されたM.エラーベクトル(g+1≦
j≦h)をそ』 れぞれej”をE,,。, E,1,−, E,.m,
−,E,.n−,)とおく。このときM.エラーベクト
ル(1≦j≦h)から我々は次の』 ようにして予想エラーベクトルeを決定することができ
る。すなわち、任意のj(1≦j≦h)に対してE.J
,m =0であるmに関してはe.  =0(1≦j≦h)と
して、まJ+” た、あるj(1≦j≦h)が存在してE.≠0となるm
に関J,m しては、h×hの行列 の正則性から導かれる関係式、 によってエラーシンボルe.(1≦j≦h)は決定され
J,m る。特に、j(g+1≦j≦h)に関してはe.  =
E.  (0≦mJ,m    J,m ≦n−1)である(行列Ih − g, hに依存する
)。
これで復号は終了する。
なおここで符号RSTの符号が訂正不能となる場合を再
度確認すると、ある符号RS.(1≦j≦g)の復号』 が訂正不能となる場合か、あるいはイレージャ−位置の
集合{m:あるj(1≦j≦g)に関してE,≠0、た
だJ+m しO≦m≦n−1}の個数がSを真に超える場合か、あ
るいはまたある符号RS.(g+1≦j≦h)の復号が
訂正」 不能となる場合かのいずれかである。
E.第1図と復号手順との関係 「入力端子1に入力される入力データU」とは、る。「
定行列かけ算回路2]における定行列とは検査行列Hを
意味する。それゆえ「ベクトルVIJとはシンドローム
ベクトルで(SO’ S1’ ”” S(d−11.g
+sイ−gl−,)である。より詳しくはV1=H−u
である。つぎに「イレージャー位置選択回路3で第一の
イレ−ジャー位置をイレージャー情報として指定してJ
とあるイレージャ−位置はこの場合は指定されていない
ものとする。「ラインl2、l3を介して送らt (S(d−x).(i−1,,s(d−1).(j−1
)+11 ””l S(d−1)(j−1)+d−2)
(l≦j≦g)を意味する。F復号回路4』は符号RS
.(1≦j≦g,注』 意:jに依存せずに共通)の通常の復号を行う復号回路
RS−DECORDER,,で構戒される。(注意二入
力シンドロームの個数はd−1である)。ここではイレ
ージャー位置選択回路3で指定されたように(e, t
)= (0,S)とし、シンドロームS(d−11(j
−t)+ s(d−1).(j−o+11・・・S(d
−11(i−11+d 2を入力とする復号をj(1≦
j≦g)に応じてそれぞれg回行うことになる。ここで
推定されるg個のM,エラーベクトノレej本をE,。
,Ej,1,−・・’ Ej, m’・・・』 Ej、1’と、g回の復号において訂正不能の有無を示
す信号とからなるベクトル〈これらのすべてを一つのベ
クトルと見なす)が「ベクトルV2Jを意味する。
すなわちこれを出力するものが「復号回路4Jである。
「ラインl6を介して送られる第二のイレージャー位置
をイレージャー情報としてイレージャー位置選択回路5
で指定し」とあるイレージャー位置は、g個のM.エラ
ーベクトルe.*がら導がJ            
   J れるイレージャー位置{m:あるj(1≦j≦g)に関
してDj, nl≠O、ただしO≦m≦n−1}である
。自然数eとtとを、e=ll(m:あるj(1≦j≦
g)に関してE.≠0、ただJ,m しO≦m≦n−1}、t=[(s−e)/2]とおく。
ただし[−]はガウス記号である。「復号回路61は符
号RS.(g+1≦j』 ≦h.注意:jに依存せずに共通)の通常の復号を行う
復号回路RS−DECORDER,,で構威される。(
注意:人カシンドロームの個数はSである)。「ライン
15を介する前記ベクトル■1の残りJとはシンドロー
ムg−1) +s−1)(g+工≦jsh)を意味する
。ここではイレージャー位置選択回路5で指定されたよ
うにイレージャー位置を指定して各j(g+1≦j≦h
)に対して(e,t) = (e, t)とし、シンド
ロームs(d−11.g4−s(i−g−1)+1”・
・,Sd−1).g+5(j−g−1)+s−1)(g
+”≦j≦h)を入カとする復号をh−g回行うことに
なる。ここで推定されるh−g個のM.エラーベクトノ
レej本= (Ej,o, Ej,1t ..−, E
j,m’ ..., Ej,J 。−1)(g+1≦j≦h)と、g回の復号において訂
正不能の有無を示す信号とからなるベクトル(一つのベ
クトルと見なす)が「ベクトルV3Jを意味する。すな
わちこれを出力するものが「復号回路6』である。
「定行列かけ算回路7]における定行列とは行列を意味
する。■2と■3の成分であるe.”をE.  EJ 
   J.0’  J+” ・・・,Ej,m,−・・,E、1XIO≦j≦h)か
らによってエラーシンボルe.(1≦j≦h)は決定さ
れL” る。ここで訂正不能の判定を示すシンボルと(V2とV
3の訂正不能のシンボルにより判断:いずれか一方でも
訂正不能なら訂正不能と判断する)、この予想するエラ
ーベクトルe = (e,。+ e1, 1+・・・,
e1,。−11e2,。le2,1+”” e2、1’
 eh,O’ eh,1’ ”” eh、1)を出力す
るのが「定行列かけ算回路7]である。Fデータバノフ
ァ8」に蓄積されている受信ベクトルUからいま求めた
エラーベクトルeを差し引くと予想する送信ベクトルv
=u−eを得る。これを「ベクトル加算回路9」で実行
する。ただし、エラーベクトルと共に送られてくる訂正
不能の判定を示すシンボルが訂正不能を示しているとき
は、訂正不能を示す信号と共に受信ベクトルをそのまま
に出力端子10がら出力するものとする。
F.符号化のための用語の説明 aj,m=0(1≦j≦g,O≦m≦d−2)、aj,
m=O(g+1≦j≦h,o≦m≦s−1)とおき、そ
の他のj,mに関してはa.J,m 二v.とする。またb.  =v.  (1≦j≦g,
o≦m≦d−2),J,m             
J,m   J,mb.  =v.  (g+1≦j≦
h,o≦m≦s−1)とおき、その他J,m    J
,m のj,mに関してはb.=0とする。すなわち送信ベク
Jam ト ノレ””5vl,Oj v1, II゜””1、1
’  2.0’  2.1”  2、1’  h,0’
vh,1””,vh、1)においてvj,(1≦j≦g
yo≦m≦d−2)とvj,m(g+1≦j≦h,o≦
m≦s−1)の計(d−1)−g+s(h−g)シンボ
ルを冗長シンボルとして使用するものである。
る。
ここで符号RS.(1≦j≦g)に関して、竺送信ベク
ト』 ル、M,情報ベクトル、M,冗長ベクトルと呼ばれるも
のを、それぞれ、 h  (i−])・i−1 ■$二(Σα J   i=l      IQI h   (j−1冫・i−1 Σa     v   ・・・ i=1      ’・l′ ’  (i−1)i−t Σα  vi、。)(F、 i=1 h り−1)i−1    h  (j−1)・i−1
a.事をΣα    a  Σq J,エ1      ’+O’ 1:1      1
.1’h りーl)・i−1 Σa   a,。一。)CF、 i=1 h  (j−1)i−1    h  (j−1)i−
1b,′*をΣa    b.   Σa    b.
  ・・・’   i=1      ’・0’ i=
 1      +, 1’h(i−1)i−t Σa   b.,。−2))(F1 i=1 で定義し、(行列L,,に依存する)、また符号RS,
(g+1≦j≦h)に関しても同じく、M,送信ベクト
ル、M,情報ベクトル、M,冗長ベクトルと呼ばれるも
のを、それぞれ、 vj*をvj,o, vj,1,−, v、■))(F
 ,aj”をaj,o, a,1,−, aj、1,)
(F ,bj*j(bj,0・bj,l・゜゜゜・bj
,・−1))(F・で定義する(行列Ih − g,h
に依存する)、このときV,*=a本+b.ネとなりv
.*は符号RS.(1≦j≦h)としての符号JJ  
       J           J語になる。
語になる。
G.符号化手順 符号RSTの符号化は任意に与える情報ベクトルに対し
て一意に定まる冗長ベクトルを決定することに等しい。
初めに情報ベクトルに対して検査行列Hから導かれるシ
ンドロームS。,S1,・・・,s,−2,・・・S(
d−1).g+g−(h−gl−1を求める。次におの
おののj(1≦j≦g)に関してイレージャー位置を0
,1,・・・,d−2とした(符号RS.の)復号邪−
DECODERdt,aをシンドローム』 S(d−1).(i−。+,(0≦i≦d−2)を入力
として実行する。またおのおのの(g+1≦j≦h)に
関しては、イレージャー位置を0.1,−,s−1とし
た(符号RS.の)復号RS−』 DECODER,oをシンドロームS(d−1)g+s
,−g−1)+i(0≦i≦s−1)を入力として実行
する。これらによって導き出されM.エラーベクトルを
−bネ:− (Ej.o, Ej, 1, .・・J 
                  』E,,m,−
, E,n,XI≦j≦h)とおき竺冗長ベクトルbj
*を導く(体の標数が2のときはーは必要ない)。この
時b.* (1≦j≦h)は次のようにして冗長ベクト
ルを決定J する。すなわち、冗長ベクトルbはそれぞれのm(0≦
m≦d−2)に関した次の関係式によってb.  =v
.  (1≦j≦g,o≦m≦d−2)、b.  =v
.』,m   J,m               
        Jam   J+m(g+1≦j≦h
,o≦m≦8−1)として決定される。これで符号化は
終了する。
H.第l図と符号化手順との関係 「入力端子1に入力される入力データuJとは、この場
合は情報ベクトルa をa1.。Pal.ll・・・,
a1,。4,a2,0’ a2, 1’ ”” a2,
 n−1’ ”” ah,0’ ah, 1’ ”” 
ah, n−1) ’ aj,m=0(工≦j≦g,0
≦m≦d−2)  、aj,m=0(g+I≦j≦h,
O≦m≦$−1)である。「定行列かけ算回路2]にお
けるにおける定行列とは検査行列Hを意味する。それゆ
え『ベクトルVIJとはシンドロームベクトル” (S
(d−1).(i−11’ S(d−11−(i−。+
1,・・・l ””(d−1)(i−1)+d−2”≦
j≦g)を意味する。『イレージャー位置選択回路3で
第一のイレージャー位置をイレージャー情報として指定
して』とあるイレージャー位置はこの場合は0, 1,
 2,・・・,d−1である。「復号回路4」は符号R
S.J (1≦j≦g.注意:jに依存せずに共通)の通常の復
号を行う復号回路RS−DECORDER  で構威さ
れる。(注e,L 意二人カシンドロームの個数はd−1である)。ここで
はイレージャー位置選択回路3で指定されたように各j
(1≦j≦g)に対して(e, t) = (d−1.
 0)とした復号を、シンドロームHd−1’ aj”
” (S(d−4)(i−11”(d−1)5(j−1
)+1’・・・’ S(d−1)(j−1)+d−2)
を入力として(これが「■1の一部なる第一のシンドロ
ーム」である)g回行うことになる。ここで導き出され
るg個のM.エラーベクトルをj −b.申:− (E,。, E,,1,・・’l Ej
,mt ”’l Et,n l)とおき冗長べJ クトルb*を得るがこれらを一つにまとめたベクト』 ル(一つのベクトルと見なす)が「ベクトルV2Jを意
味する。すなわちこれを出力するものが「復号回路4]
である。「ライン16を介して送られる第二のイレージ
ャー位置をイレージャー情報としてイレージャ−位置選
択回路5で指定し1とあるイレージャー位置はこの場合
は不変であり0, 1, 2,・・・,s−1とする。
「復号回路6」は符号RS.(g+1≦j≦h.注』 意:jに依存せずに共通)の通常の復号を行う復号回路
RS−DECORDER  で構或される(注意二入カ
シンドe,L ロームの個数はSである)。「ライン15を介する前記
ベクトノレ■1の残り』とはシンドロームHd−1・へ
本をS(d−1).g+s.(i−g−1)+1’・・
・’ Sd−1).g+s.(i−g−1)+s−1)
(g+1≦j≦h)を意味する。ここではイレージャー
位置選択回路で指定したように各j(g+1≦j≦h)
に対して(e,t)= (s, 0)とした復号を、シ
ンドロームS(d−1)g−1−s(i−g−1) +
1’ ”” S(d−11g+go−g−1)+s−1
)(” ’≦j≦h)を入力としてh−g回行うことに
なる。ここで推定されるh−g個のM,エラーベクトル
を−b.ネ:−(Ej,o,Ej,1,・・・J   
                  JEj,m’・
・・,Ej、1)とおきM,冗長ベクトルbj*を得る
がこれらからなるベクトル(一つのベクトルと見なす)
が『ベクトルV3Jを意味する。すなわちこれを出力す
るものが『復号回路6」である。「定行列かけ算回路3
」における定行列とは行列 を意味する。■2と■3の戒分であるbj* = (E
,,。+ E;. Is・・・,E,,m,・・・,E
,,n一XXi≦j≦h)からによって冗長シンボルは
b.  =v.  (1≦j≦g,0≦m≦J+”  
 J+” d−2)、b.  =v. (g+1≦j≦h,o≦m
ss−1)としてJ,m    J,m 決定される。これで符号化は終了する。
?. RSTff号の訂正能力の評価 この符号RSTが処理するシンボルバースト誤りは送信
ベクトルvをv1,。,v1,■,・・・”1、1”2
.0”2. 1’・・・v2、1’ ””l vh,O
”h,1’ ”・,vh、1)” (bl,O’ b,
1’ ”” a1、 1’b2.0’ b2. 1’ 
・・” a2、1) ”・,bh,0’ bh, lj
 ah、1)に対して、Vt、1” 2、1’. ’ 
1、1””’Vh,1”””2,Pv1,1”h,0”
”V2.。,v1,。)の方向で発生するものとする。
すなわち、 送信ベクトル行列表現してより詳しく説明すると、右端
n列目最下シンボルから始まって上に向かい次にn−1
列の下から上に、さらに各列ごとに連続して下から上に
向かって左端最上シンボルに至る方向にシンボルバース
ト誤りが発生すると仮定するのである。
明らかにこのとき、符号RSTの復号によって任意の[
s/2]列に発生した誤りは完全に訂正することができ
る。特に、単一のシンボルバースト誤りに関しては(I
s/2]−1,h+g+1シンボルバースト誤第一であ
る。また、たとえ誤りの発生した列が[s/2]を超え
たとしてもS列までの誤りパターンに関してはそれらの
うちのほとんどのものを正しく訂正することができる。
それは、S列に発生した誤りで、符号RSTの符号にお
いて最終的に誤った訂正が行われたり訂正不能となって
しまうのは次の場合に限るからである。すなわち、符号
RS.(1≦j≦g)の復j 号においてイレージャー位置の情報を見逃してしまい、
さらにそれによって生じた情報不足から続けて符号RS
.(g+1≦j≦h)の復号においても誤った』 訂正が行われる場合である。ここで、そのような例外的
な誤りパターンが満たすべき必要十分条件を与えておく
。まず、対象とする誤りパターンはちょうどr個の列(
0≦r≦S)に誤りが生じているものと仮定する。この
とき、任意に与える誤りパターンがそのような例外的な
ものであるための必要十分条件は、誤りが生じているr
列のうちのあるu(r≧U≧s−r+1)列における誤
りベクトルがすべて、符号長がhで最小距離がg+1で
あるF上の[h,h−g,g+1]Rs符号の符号語と
なっていることがまづ必要で、さらにg千1行からh行
までのある行において誤りの発生した位置数がs−r+
1以上となることをも要求するものである。この結果か
ら、それらの数は定量的にとらえることができ符号設計
上のgの決定にもたいへん都合がよい。また、これらの
誤りパターン数は非常に数が少ないこともここから確認
できる。
(発明の効果) 以上述べてきたように複数のシンボルバースト誤りの訂
正を効率的な冗長の付加で実現することができるので、
従来の符号と比べて訂正後の誤り率を同じに確保したも
のとで格段に符号化率(情報長l符号長)を大きくでき
る。また符号化復号化方式を実現する回路規模も従来の
もの(たとえばIRC,RPC)とさほど変わらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 図において、2,7・・・定行列かけ算回路、3,5・
・・イレージャー位置選択回路、4,6・・・復号回路
、8・・・データバツファ、9・・・ベクトル加算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データに発生した複数のシンボルバースト誤りを
    訂正するための誤り訂正符号の符号化を実行する符号化
    方式において、入力データu(ベクトル=シンボル列)
    を蓄積する手段を持ち、該入力データuに第一の行列を
    かけ算したベクトル(シンドロームシンボル列)V1の
    一部を第一のシンドロームとして、かつイレージャー位
    置を0、1、2、・・・、d−2として第一の復号手段
    で復号しその復号したベクトル(シンボル列)をV2と
    し、ついでイレージャー位置を0、1、2、・・・、s
    −1とし該ベクトルV1の残りを第二のシンドロームと
    して第二の復号手段で復号しその復号したベクトル(シ
    ンボル列)V3と該V2に第二の行列をかけ算した結果
    (シンボル列)を該蓄積する手段に蓄積されていた該入
    力データuからさし引いたシンボル列を出力する方式の
    もとに、 有限体F上の行列H_d_−_1、H_s、L_g_、
    _hを最大距離分離の性質を有する誤り訂正符号の検査
    行列でサイズがそれぞれ(d−1)×n、s×n、g×
    hであるものとし、行列I_h_−_g_、_hをサイ
    ズが(h−g)×hで、かつサイズがh×hの正方行列 [L_g_、_h I_h_−_g_、_h] が正則となるものとするとき、 該第一の行列Hを、記号■を行列のテンソル積とすると
    きのサイズが((d−1)・g+(h−g)・s)×n
    ・hのF上の行列で、 H■[H_d_−_1■L_g_、_h H_s■I_h_−_g_、_h] とし、 該入力データuをu=(u_1_、_0、u_1_、_
    1、・・・、u_1_、_n_−_1、u_2_、_0
    、u_2_、_1、・・・、u_2_、_n_−_1、
    u_h_、_0、u_h_、_1、・・・、u_h_、
    _n_−_1)のなかでu_j_、_m(1≦j≦g、
    0≦m≦d−2)とu_j_、_m(g+1≦j≦h、
    0≦m≦s−1)の計(d−1)・g+s・(h−g)
    シンボルを冗長シンボルとしてゼロとおき残りを情報シ
    ンボルとしたベクトルとし、 該第一のシンドロームを(H_d_−_1■L_g_、
    _h)・uとし、該第一の復号手段を、該行列H_d_
    −_1を検査行列とする誤り訂正符号の復号をg回実行
    する復号手段とし、 該第二の行列を 「L_g_、_h I_h_−_g_、_h]^−^1 とし、 該第二のシンドロームを(H_s■L_h_−_g_、
    _h)^t・uとし、該第二の復号手段を、該行列H_
    sを検査行列とする誤り訂正符号の復号をh−g回実行
    する復号手段とすることを特徴とする符号化方式。
  2. (2)データに発生した複数のシンボルバースト誤りを
    訂正するための誤り訂正符号の復号を実行する復号化方
    式において、入力データu(ベクトル=シンボル列)を
    蓄積する手段を持ち、該入力データuに第一の行列をか
    け算したベクトル(シンドロームシンボル列)V1の一
    部を第一のシンドロームとして、第一の復号手段で復号
    しその復号したベクトル(シンボル列)をV2とし、つ
    いでイレージャー位置を該第一の復号手段の実行により
    検出される該V2に関する誤り位置とし、該ベクトルV
    1の残りを第二のシンドロームとして第二の復号手段で
    復号しその復号したベクトル(シンボル列)V3と該V
    2に第二の行列をかけ算した結果(シンボル列)を該蓄
    積する手段に蓄積されていた該入力データuからさし引
    いたシンボル列を出力する方式のもとに、 有限体F上の行列H_d_−_1、H_s、L_g_、
    _hを最大距離分離の性質を有する誤り訂正符号の検査
    行列でサイズがそれぞれ(d−1)×n、s×n、g×
    hであるものとし、行列I_h_−_g_、_hをサイ
    ズが(h−g)×hで、かつサイズがh×hの正方行列 [L_g_、_h I_h_−_g_、_h] が正則となるものとするとき、 該第一の行列Hを、記号■を行列のテンソル積とすると
    きのサイズが((d−1)・g+(h−g)・s)×n
    ・hのF上の行列で、 H■[H_d_−_1■L_g_、_h H_s■I_h_−_g_、_h] とし、 該入力データuを請求項(1)記載の符号化によって符
    号化されたシンボル列に誤りの発生した可能性のある受
    信ベクトルu=(u_1_、_0、u_1_、_1、・
    ・・、u_1_、_n_−_1、u_2_、_0、u_
    2_、_1、・・・、u_2_、_n_−_1、u_h
    _、_0、u_h_、_1、・・・、u_h_、_n_
    −_1)とし、該第一のシンドロームを(H_d_−_
    1■L_g_、_h)^t・uとし、該第一の復号手段
    を、該行列H_d_−_1を検査行列とする誤り訂正符
    号の復号をg回実行する復号手段とし、 該第二の行列を [L_g_、_h I_h_−_g_、_h]^−^1 とし、 該第二のシンドロームを(H_s■L_h_−_g_、
    _h)^t・uとし、該第二の復号手段を、該行列H_
    sを検査行列とする誤り訂正符号の復号をh−g回実行
    する復号手段とすることを特徴とする復号化方式。
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