JPH03169436A - プレス加工方法 - Google Patents

プレス加工方法

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JPH03169436A
JPH03169436A JP1312062A JP31206289A JPH03169436A JP H03169436 A JPH03169436 A JP H03169436A JP 1312062 A JP1312062 A JP 1312062A JP 31206289 A JP31206289 A JP 31206289A JP H03169436 A JPH03169436 A JP H03169436A
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淳 向井
Masuo Watanabe
渡辺 益生
Masahiro Sasaki
雅浩 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプレス加工方法に関するものであり、特に、底
部とその底部から不均一な高さで立ち上がる立ち上がり
部とを有する張出部を備えた製品の加工方法に関するも
のである。
従来の技術 平板状の素材をプレス加工することにより、底部とその
底部から立ち上がる立ち上がり部とを有する張出部を備
えた製品を絞り加工(広義の用語であって、張出或形を
含むものとする)することが一般に行われている。まず
、平板状素材の周辺をプレス装置の下型としわ押さえに
形成されたしわ押さえ面とにより押さえて素材の絞り加
工を行うことにより張出部を形威し、その後、しゎ押さ
え部の外周の抜き加工等を行って製品とするのである。
上記絞り加工に際し、立ち上がり部としゎ押さえ部との
境界部に、いわゆるショックラインが生じ易い。これは
、プレス装置の上型と下型とによる急激な引張および曲
げによって素材の板厚が局部的に減少させられるために
起こるとされており、加工後の製品の見栄えを低下させ
る。
そこで、例えば、発明協会公開技報84−10143号
に記載されているように、プレス装置のポンチを垂直方
向に移動可能な第一部分と水平方向に移動可能な第二部
分とによって構威し、先ず第一部分を素材の中央部に作
用させてその中央部としわ押さえ部との間に緩傾斜部を
形成し、その後、緩傾斜部の中間部に第二部分を作用さ
せることにより、素材を押圧してしわ押さえ部側と底部
側との両側から素材を立ち上がり部へ流入させ、ショッ
クラインの発生を低減させること等が提案されている。
しかし、これ等の方法によってもショックラインの発生
を完全に回避することはできない。
また、製品の形状によっては、シゴックラインが生じた
部分を切除し、あるいは曲げ部とすることにより、見栄
えの低下を回避することが行われていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、底部からの高さが不均一である立ち上が
り部を有する張出部を備えた製品においては、上記方法
ではショックラインによる見栄えの低下を回避すること
ができないという問題があった。すなわち、一般的には
、絞り加工を施す際に、第4図に破線で示すように、低
い立ち上がり部の上端を基準にしてしわ押さえ部を決定
し、張出部を形成した後、P部を立ち上がり面と同一平
面上へ延ばして高い立ち上がり部を形成することとなる
ため、高い立ち上がり部のQ部にショックラインが表れ
ることを避け得なかったのである。
それに対して、高い立ち上がり部を基準にして絞り加工
を行えば立ち上がり部にショックラインが表れる不都合
は回避されるが、低い立ち上がり部を基準にする場合に
比較して深絞りとなるため、材料コストが高くなり、ま
た、しわ押さえ部を増大させる必要が生じて材料の歩留
まりが低下するという問題が生じる。さらに、低い立ち
上がり部は、高い立ち上がり部の先端部を切除し、ある
いは曲げ加工によりフランジ部等とすることによって形
成することとなるが、後者の場合はフランジ部等の中間
部にショックラインが表れて見栄えが悪くなってしまう
という問題もあった。
なお、立ち上がり量の異なる部分においては、しわ押さ
え面の高さを変えればショックラインによる見栄えの低
下の問題は解消し得るのであるが、現実にはしわ押さえ
面は製品の底部とほぼ平行な一平面あるいは曲率半径の
大きい曲面としなければ素材の拘束を良好に行い得ない
ため、そのようなことは不可能である。
そこで、本発明は、底部とその底部から不均一な高さで
立ち上がる立ち上がり部を有する張出部を備えた製品を
低コストで製造し得、しかもショックラインによる見栄
えの低下を回避し得るプレス加工方法を得ることを課題
として為されたものである。
課題を解決するための手段 そして、本発明の要旨は、(a)平板状の素材の周辺を
製品の底部とほぼ平行なしわ押さえ面で押さえて絞り加
工し、底部とその底部から互いに異なる傾斜角度で同じ
高さまで立ち上がる急傾斜部と緩傾斜部とを有する張出
部を備えた中間製品を形成する第一工程と、(1))緩
傾斜部と底部との境界部を緩傾斜部の傾斜が強くなる向
きに曲げ加工し、前記急傾斜部より高い立ち上がり部を
形戒する第二工程とを含むことにある。
作用 このプレス加工方法においては、第一工程において絞り
加工により底部と急傾斜部と緩傾斜部とを有する張出部
を備えた中間製品が形成され、第二工程においてその張
出部の緩傾斜部が曲げ加工されて高い立ち上がり部とさ
れる。
すなわち、高い立ち上がり部と低い立ち上がり部とを張
出部の底部から異なる傾斜角度で同し高さまで立ち上が
らせれば、傾斜が緩やかな部分は傾斜が急な部分に比較
して上端までの長さが長くなるのであり、この傾斜が緩
やかな部分を傾斜が強くなる向きに曲げ起こすことによ
り、高い立ち上がり部が形威されるのである。
発明の効果 したがって、高い立ち上がり部と、低い立ち上がり部に
続くフランジ部等とのいずれの面にもショックラインが
表れることが回避され、製品の見栄えが向上する。また
、ショックラインを除くための手直し工程が不要となり
、製造コストが低くて済む。なお、立ち上がり部としわ
押さえ部との境界部にはショックラインが発生するが、
このションクラインは、加工後に境界部を切除あるいは
曲げ加工することにより、製品の表面に表れることを回
避することができる。
また、高い立ち上がり部の上端を基準にしてしわ押さえ
面を設定し、深絞りを行う場合に比較して材料コストが
低くて済み、材料の歩留まりの低下を回避し得る効果も
得られる。
実施例 以下、本発明を自動車ドアのアウタパネルの製造に適用
した場合の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
アウタバネル10は第3図に示すように自動車ドアの外
面を構或するものであり、張出成形によって形成される
。アウタパネル10の一部分であるベルトライン部12
は、第2図にその一部を拡大して示すように、底部14
とその底部14から斜めに上方へ立ち上がる立ち上がり
部l6とを有する張出部18を備えている。立ち上がり
部16は、高い立ち上がり部20と低い立ち上がり部2
2とから戒っており、それぞれの上端は底部l4とほぼ
平行に内側へ曲げられたフランジ24に続いている。
上記アウタパネル10の製造方法を、特にベルトライン
部l2について説明する。まず、第1図(a)に示すよ
うに平板状の素材30を用意し、図示しないプレス装置
の下型のしわ押さえ面上に載置する。そして、プレス装
置の上型のしわ押さえにより素材30の周辺を押さえて
中央部に張出加工を施し、第1図(b)および(C)に
示す中間製品32を形成する。中間製品32は張出部3
4としわ押さえ部36とから成り、張出部34は、しわ
押さえ部36とほぼ平行な底部38と、その底部38か
ら立ち上がる急傾斜部40および緩傾斜部42とを有し
ている。急傾斜部40と緩傾斜部42とは底部38の縁
を画する一直線上から同じ高さで連続して立ち上がると
ともに、底部38との角度が異ならされており、各上端
は共にしわ押さえ部36に続いている。したがって、第
1図(C)に示すように、緩傾斜部42の長さ、すなわ
ち底部38との境界部44からしわ押さえ部36との境
界部46までの距離が急傾斜部40の長さよりも長くな
るとともに、急傾斜部40と!1傾斜部42との間に三
角形状の傾斜面48が形威される。以上が第一工程であ
る。
次に、中間製品32のしわ押さえ部36を所定の形状に
抜き加工するのであるが、それと同時に、しわ押さえ部
36に第2図に示すモール取付穴50を抜き加工する。
その後、第1図(d)に示すように曲げ加工を施す。緩
傾斜部42の底部38との境界部44を急傾斜部40と
同じ傾斜角度まで曲げ起こすのであり、これにより傾斜
面48が消滅し、緩傾斜部42が高い立ち上がり部20
、急傾斜部が低い立ち上がり部22となり、ベルトライ
ン部l2の立ち上がり部16が形威される。これが第二
工程である。
最後に、寄せ曲げ加工を行って第1図(e)に示すよう
にしわ押さえ部36を底部38側へ折り返し、フランジ
24を形戒すれば一連の加工が終了する。
なお、このフランジ24はしわ押さえ部36に予め形威
しておいたモール取付穴50を有するものである。
従来においては、第2図に示す二点鎖線より上部、すな
わち低い立ち上がり部22の上端より上方をしわ押さえ
面により押さえて加工を行っていたため、加工後に、高
い立ち上がり部20に二点鎖線に沿ってショックライン
が表れるという不都合があったが、本実施例においては
、ショックラインが表れる各立ち上がり部20.22の
境界部46周辺部が寄せ曲げ加工により内側へ曲げられ
てフランジ24とされるため、ショックラインが高い立
ち上がり部20とフランジ24とのいずれの面にも表れ
ず、アウタパネル10の見栄えが向上する。
また、本実施例においては、高い立ち上がり部20が加
工工程で一度も折り曲げられずに形成されるため、従来
、ショックラインを除くために行っていた手直しが不要
となり、製造コストが低下する。
さらに、高い立ち上がり部20の上端にしわ押さえ面を
設定し、深絞り加工する場合には、モール取付穴50を
立ち上がり部に抜き加工した後、その立ち上がり部の上
部を曲げ加工してモール取付穴付きのフランジ24とす
ることが必要となって、モール取付穴50の抜き加工に
寄せカムを含む抜き加工装置が必要となるのに対し、本
実施例においてはそれが不要であり、装置コストが安く
てl斉む。
なお、本実施例においては、高い立ち上がり部20が低
い立ち上がり部22と同一平面上に位置するまで曲げ起
こされるようになっているが、これは不可欠ではなく、
低い立ち上がり部22より強い傾斜とされ、逆に緩い傾
斜とされても差し支えない。
その他、アウタパネル以外の製品の製造に本発明を適用
する等、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施
した態様で、本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)はそれぞれ本発明の一実施例であ
るアウタパネルのプレス加工工程を示す説明図である。 第2図は上記加工工程により製造されるアウタパネルの
ベルトライン部を示す斜視図であり、第3図は上記アウ
タパネル全体を示す正面図である。第4図は上記ベルト
ライン部の、上記加工方法と従来の加工方法とを比較し
て示す説明図である。 10:アウタパネル   12:ベルトライン部14:
底部       18:張出部20:高い立ち上がり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 底部とその底部から不均一な高さで立ち上がる立ち上が
    り部とを有する張出部を備えた製品をプレス加工する方
    法であって、 平板状の素材の周辺を前記底部とほぼ平行なしわ押さえ
    面で押さえて絞り加工し、底部とその底部から互いに異
    なる傾斜角度で同じ高さまで立ち上がる急傾斜部と緩傾
    斜部とを有する張出部を備えた中間製品を形成する第一
    工程と、 前記緩傾斜部と前記底部との境界部を緩傾斜部の傾斜が
    強くなる向きに曲げ加工し、前記急傾斜部より高い立ち
    上がり部を形成する第二工程とを含むことを特徴とする
    プレス加工方法。
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Cited By (3)

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WO2014112391A1 (ja) * 2013-01-21 2014-07-24 Jfeスチール株式会社 立体縁付き金属部品の製造方法および製造用金型
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US10029293B2 (en) 2013-01-21 2018-07-24 Jfe Steel Corporation Method for manufacturing metal component with three-dimensional edge and die sets for manufacturing the same

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