JPH03169180A - ビデオカメラ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えば自動重にビデオカメラを取付け、周
囲の撮影を行った磁気テープを再生して道案内に利用す
るようにしたビデオカメラ制御装直に関する。

〈従来の技術） ＶＴＲカメラは、通常の眼影以外に、監視システムとし
ての利用が一般的であるが、自動車等の移動体にビデオ
カメラを取付け、スタート位置から目的地までの周囲の
景色を磁気テープに記録し、同じ道順を走行する場合に
その再生画像を道案内画像として用いる使用方法がある
。

このようなシステムに用いる場合、記録時（案内テーブ
作或時）は、曲がり角等のチェックポイント毎にカメラ
方向を制御するとともに、記録，停止を頻繁に切換え（
例えば曲がり角を曲がり切る毎にその前方の景色を記録
するために）記録時のタイミング情報を記録する。これ
を運転者が行うには無理がある。また、作成した案内テ
ープを利用する再生時は、案内テープ通りのタイミング
で、自動車がチェックポイントを通過するとは限らず、
記録時の記録タイミングを記録したデータでは、実際の
吊色とモニター画像の景色とが一致しなくなると、必要
なチェックポイントの画像を探すのに、時間を要する。

（発明が解決しようとする課題〉 従来のビデオカメラ制御技術は、無人で制御することが
できる項目は、撮影時間と記録開始及び終了の設定だけ
であり、自動車の運転中に、チェックポイント毎の景色
を自動的に記録あるいは再生することは難しい。

この発明は、自動車に取付けたＶＴＲＩ！ｌ能付きビデ
オカメラを自動制御して案内テープを作成し、再生時に
もチェックポイントとのずれを生ずることなく正確に道
案内用テープとして利用することができるビデオカメラ
制御装置の提供を目的とする。

［発明の構戒］ （課題を解決するための手段） この発明は、走行方向を向いて自動車に取付けられたビ
デオカメラと、このビデオカメラからの画像情報を磁気
テープに記録し再生するＶＴＲと、自動車の走行データ
，方向指示データ，ハンドルデータを検出する自動車制
御部と、前記走行データ及び方向指示データを前記ビデ
オカメラからの画像情報に合わせて記録する記録手段と
、再生時、前記ＶＴＲからの画像情報に、前記走行デー
タ及び方向指示データを重畳してモニタに道順を表示さ
せるシステムコントローラとを具備する。

（作用） 上記構或を具備することによって、記録時に、出発点か
ら目的地までの例えば曲がり角等のチェックポイントご
との画像と走行距離及び方向指示データによる案内情報
を記録することができる。

そして、再生時は、その経路におけるチェックポイント
毎に前もって画面に上記案内情報が表示され、その道順
を知らない人でも、容易にその経路をたどって目的地に
到達することができ、安全運転に寄与する。

（実施例） 以下、この発明を図示の実施例によって詳細に説明ずる
。

第１図はこの発明に係るビデオカメラ制御装置の一実施
例を簡略化した構成図であり、第２図は外観図である。

第１図及び第２図において、１は自動車の走行データ，
方向指示データ及びハンドルデータ等の移動体データを
発生する自動車制御部である。

２はＶＴＲ部３とカメラ部４及び搬彰補助機器５を制御
するカメラシステムコンロール部である。

カメラシステムコントロール部２は、ＶＴＲ部３に記録
再生用コントロール信号を供給してＶＴＲ部３を制御す
る。また、カメラシステムコントロール部２は、自動車
ＩＩ御部１からの移動体データのうち走行データと、方
向指示データをＶＴＲ部３に供給するとともに、ハンド
ルの回転操作される方向と回転量を検出している。

ＶＴＲ部３は、カメラ部４からの画像情報を記録すると
ともに、上記自動車制御部１からの移動体データを記録
する。記録データは、ＶＴＲ部３の回転ヘッド機構ある
いはコントロールヘッド機構によって記録してもよく、
またＶＴＲ部３の記録再生動作に連動して書込み及び読
出しを行う半導体メモリを設けても良いので、ここでは
記録データの書込み及び読出し用記録千段６を、ＶＴＲ
部３とは別ブロックにて示す。

７はＣＲＴ等の画像モニターであり、ＶＴＲ部３からの
画像情報をモニターする。

この発明によるビデオカメラ制御装置は、以上の基本構
成を有することで実現される。以下、更に詳細に説明す
る。

先ず、記録データの記録手段６は、一例として、コント
ロールトラックに記録するＣＴＬコーディング方式があ
る。これは、第３図に示すように、コントロール信号の
デューティーを変化させることで“Ｏ″，“１”を表現
し、各種のデータを記録する技術である。この場合、“
′○”は記録電流の期間が６０±５％に変調しく第３図
ａ〉、“１゜′は２７．５±５％（第３図ｂ）に変調す
る。また、第３図Ｃに示すように、データの前にはヘッ
ダ信号を置いて“Ｑｌｌ．１１１Ｎを規定する。

また、他の方式として、音声を記録しない場合に、オー
ディオトラックに、上記と同様の方法で、データを記録
することができる。

この実施例の場合の記録データのフォーマットは、第４
図に示すように、ヘッダ信号に右折データ及び左折デー
タの２種類の方向指示データと走行データ（距離データ
）とが付加された信号となる。

次に、案内テープを作成する場合と、作成したテープを
再生する場合に別けて説明する。

■目的地までの道順を搬影・記録する場合第５図に示す
地図上の出発点Ａから点線に沿って目的地ａ点までの案
内テープを作成する。第６図はその場合のフローチャー
トを示す。あらかじめ、記録用テープをＶＴＲ部３にセ
ットしておき、出発点Ａで、方向指示操作されるとこの
操作信号に基づき搬彰，記録が開始され、方向指示が終
了して一定時間経過するまで、それが続く。ステップ８
１〜Ｓｓ　．Ｓｓは、曲がり角での処理を示す。

最初の曲がり角の前方Ｂ点で方向指示操作されると、再
び撮影，記録を行う。Ｂ点では、右折を示す方向指示デ
ータとＡ点からＢ点までの走行データとが、磁気テープ
のコントロールトラックに、第４図のフォーマットで記
録される（ステップＳ１）。また、カメラシステムコン
トロール部２は、ハンドルの回転検出を行っているので
、方向指示操作が行われると、ステップＳ２によりハン
ドルの回転方向に、撮影補助機構５を制御してカメラ部
４を所定角（例えば３０゜程度）回転する。

このとき、ステップＳ３にてハンドルの回転角度を判定
する。曲がり角の場合は、ハンドルの回転角度が所定角
度Ｘより大きいので（ＹＥＳ）、カメラ部４を回転させ
たまま、撮影・記録を続行し曲がり角を曲がる。曲がり
角を曲がるハンドルの回転に連動してカメラ部４を元の
正面に向け（ステップＳ４〉、点Ｃで方向指示がＯＦＦ
状態になってから一定時間後にステップＳ５にて撮影・
記録を停止する（曲がり角を回り切る前に方向指示がＯ
ＦＦ状態になるため一定時間を持って停止する）。これ
により、ＶＴＲ部３は次の搬彰開始点まで待機状態とな
る。

Ｇ点，口点及び１点からなる曲がり角も上記ステップ５
１〜Ｓｓ．Ｓａを繰返して、搬彰・記録を行う。

ステップ８６．８７は、Ｅ点及びＦ点のような車線変更
時の処理を示す。即ち、車線変更時には、ハンドルの回
転角度は曲がり角のときより少ないので、車線変更のた
めにＤ点で方向指示を操作した時に記録されたテープを
記録開始点に戻すのである。この場合には、ステップＳ
３でＮｏとなり、ステップＳ６にて記録を中止し、ステ
ップＳ７にてテープを巻き戻す。

なお、ステップＳ８は、搬彰の終了を判定するために、
例えばユーザーが、ビデオカメラ制御装置の電源スイッ
チをＯＦＦＬたかを判定しており、スイッチをＯＦＦＬ
ていなかった場合（Ｎｏ）、ステップＳ１に戻って８１
〜Ｓｓ　．Ｓａを繰返し、！！源スイッチをＯＦＦＬた
場合（ＹＥＳ）、撮影を終了する。

こうして、曲がり角毎の周囲の景色及び曲がり切った後
の前方の景色と、コントロールトラックにチェックポイ
ントごとの各種データが記録された案内テープが作成さ
れる。

■案内テープを利用する場合 この発明による案内テープは、出発点Ａから目的地一ま
での記録時と同じ順路で走行する場合と、ｊ点からＡ点
の逆の順路で走行する場合とのそれぞれに利用すること
ができる。前者の場合も後者の場合も各出発点より再生
を開始する。ここではＡ点からＪ点に移動する場合で説
明する。

Ａ点で方向指示操作されると、ＶＴＲ部３の再生が開始
され、記録時にＢ点で記録したデータが検出されると、
そのＡ点の記録開始位置にテープを巻き戻しＡ点の画面
をモニタ表示する（静止画モードにする）と共にＢ点の
データに基づいた表示を行う。このときのＢ点データ（
出発点からの走行距離及び前曲がり角からの走行距離並
びに左折右折表示）は、第７図ａに示すように表示され
る。

次に自動車がＢ点を通過し、同Ｂ点く付近〉で方向指示
が操作されると、静止画モードから再生モードに切換ね
る。この再生動作は、次のＧ点のデータを検出するまで
続けられる。Ｇ点のデータが検出されると、ＶＴＲ部３
は、Ｇ点のデータが記録された最初の位置に巻き戻され
、Ｇ点の画面をモニタする。このＧ点でのモニタ一画面
は第７図ｂのように表示される。

以下上記動作を繰返して出発点から目的地までの道順を
、実際の曲がり角（チェックポイント）とモニタ画面と
が自動的に一致して、走行距離及び右折左折データを指
示し案内することができる。

この場合、方向指示操作によってＥ点で車線変更したと
きに誤動作しないために、Ｅ点でのハンドルの回転角度
をチェックする。更に、誤動作のバックアップとして、
記録時、再生時とも１ステップ毎に動作開始時にブザー
を鳴らし、動作が始まったことを知らせ、もし誤動作を
した場合にエラーキーを押して動作開始位置に巻き戻す
ようにする。また、撮影・記録の最初に出発地点あるい
は目印となる場所の搬影をしておき、そこを基準点とし
て再生時に基準点からの距離及び１つ前の曲がり角から
の距離をモニターしても良い。

また、再生時において、ＶＴＲ部３の再生動作の制御は
、方向指示操作によるタイミングで行っているが、ハン
ドルの回転検出によって行っても良い。

尚、搬彰・記録時とは逆の順路で案内することも可能で
ある。この場合はテープを逆転再生する。

このとき、右折左折のデータは逆に表示する。

以上のようなシステムを利用することで、目的地を知ら
ない人でも、地図で調べることなくその場所に着くこと
ができ、また、地図に記載されていない道、わかりにく
い道等の情報も知ることができる。

［発明の効果］ この発明によれば、運転中に次の曲がり角の映像、距離
、右折、左折等の情報をモニタから得られ、地図で調べ
ることなく道順を知ることができ、安全運転に寄与する
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るビデオカメラ制御装置の一実施
例を示す簡単な構成図、第２図は各ブロックの配置図、
第３図は自動車データの記録方法の一例を説明する説明
図、第４図は上記データのフォーマット図、第５図、第
６図及び第７図はこの発明の動作を説明する地図、フロ
ーチャート及び画面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 走行方向を向いて自動車に取付けられたビデオカメラと
   、 このビデオカメラからの画像情報を磁気テープに記録し
   再生するＶＴＲと、 自動車の走行データ、方向指示データ、ハンドルデータ
   を検出する自動車制御部と、 前記走行データ及び方向指示データを前記ビデオカメラ
   からの画像情報の記録に合わせて所定記録媒体に記録す
   る記録手段と、 再生時、前記ＶＴＲからの画像情報に、前記走行データ
   及び方向指示データを重畳しモニタに道順を表示するシ
   ステムコントローラとを具備したことを特徴とするビデ
   オカメラ制御装置。