JPH03168544A

JPH03168544A - 空気調和機の電装箱装置

Info

Publication number: JPH03168544A
Application number: JP1307926A
Authority: JP
Inventors: Mitsunori Matsubara; 充則松原
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1989-11-28
Filing date: 1989-11-28
Publication date: 1991-07-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は空気調和機内に備えられる電装箱装置に関する
ものである。

従来の技７・け従来空気調和機に内装される電装箱は、第３図および第
４図に示すような構成となっている。すなわち、箱状に
形成された電装箱の本体１とその側方にアノレミ製の放
熱板２が固定された構造となって訟シ、前記放熱板２は
固定板３により前記本体１の内側に訃いて固定されてい
る。前記本体１の側板１ａにはプリント基板固定具６に
より、空調機制御用の外側プリント基板４訃よび側板１
ａを挟んで内側プリント基板６が固定され、この内側プ
リント基板４と外側プリント基板６は、両端がコネクタ
了，７ａと接続しているリード線１３によう電気的に接
続されている。前記本体１の内部には垂直方向に電圧平
滑用電解コンデンサ８がねじ（図示せず）により固定さ
れ、前記放熱板２の内側面には、ダイオード９，パワー
トランジスタ１０等の電装部品が、ねじ（図示せず）に
よって固定されている。

そして電装箱の内外の部品はそれぞれリード線１２，１
３．１６により電気的に接続され、数多くのリード線１
２，１３．１６が電装箱の内外を通るため、あるいはリ
ード線１２，１３．１６は、本体１の上端而１ｂや放熱
板固定板３の横断面３ａに接触するため、リード線１２
，１３．１６はそれぞれバインド１４によって結束し、
位置決めを行い、危険な各部品の端面に近づけないよう
に結束していた。１たノイズの発生し易い線と、ノイズ
が発生しては困る線を分けるためにもバインド１４によ
ってこれらのリード線１２，１３．１６を結束していた
。

こうした電装箱を゜搭載した空気調和機が仮に故障し、
サービスマンが電装箱１内の内側プリント基板６をテス
ター等で、検査，修理する場合、第４図に示すように、
内側プリント基板６と外側プリント基板４を電気的に接
続するリード線１３を結束しているバインド１４をはず
して伸ばし、内側プリント基板６をプリント基板固定具
６からはずし、上へひき上げてから内側プリント基板６
を空調機を運転しながら検査、あるいは修理を行なって
いた。

発明が解決しようとする課題このような従来の構成では、例えば内側プリント基板６
が故障したときは、バインド１４を切り離して、リード
線３を長い状態にして３き、内側プリント基板６を上方
へ、リード線１４の長さに対して許される長さ分だけ引
き上げて故障原因を検査することになシ、故障原因の調
査や、メンテナンスが、困難であった。１た、修理が終
って、再び結束作業をするが、このときも、結束忘れ、
あるいはノイズに対する配慮も元の通りに結束すること
が、困雉であるなどの課題があった。

さらに内側プリント基板６を引き上げるため、電装箱の
本体１の上部に空間的に余裕がなければ、サーヒスが不
可能セあるというサービス上の課題も有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、作業性を向
上させながら、電装箱の前方からのサビスを可能とする
ことを目的とするものである。

課題を解決するための手段この課題を解決するために本発明は、電装箱の本体とこ
の本体の一方の側板となる第２の側板を上方部で固定す
るための突起片と、前記第２の側板に固定された内側プ
リント基板および外側フ゜リント基板を固定し、下方部
には内側に折曲げられた折曲片と、第２の側板の延長線
に突出し、両側に形成した爪片とを備え、前記爪片に対
応して底板に設けられた切欠部と、この切欠部より垂直
に立ち上げられた切起片に前記爪片が挿入される穴部を
設け、前記爪片を切欠部に挿入するとともに、前記析曲
片が、前記切起片に当接して保持する構戒としたもので
ある。

作　　用との構戊によう、第２の側板は、下方部に訃いて、切欠
部に爪片を挿入するとともに、第２の側板の折曲片を切
起片に当接させることにより保持し、上方部にかいては
固定ねじて固定される。

１た、メンテナンスのときは、前記固定ねじをはずし、
爪部を切欠部より抜いて、切起片に設けた穴部に前記爪
片を挿入して第２の側板を水平に保持し、メンテナンス
を行なうこととなる。

実施例以下本発明による一実施例を第１図〜第３図にもとづい
て説明する。第１図および第２図において電装箱の本体
４０は、基本的には箱状に形成され、一方の側板となる
、第１の側板１８と、横側板１８ａと、この横側板１８
ａと対弥位置側には放熱板２７を固定する横側板１８ｂ
と、着脱自在となった第２の側板１７とより構成されて
いる。

前記横側板１８ｂの内側には、前記放熱板２７を固定す
るため、コ形状に形戒された固定板１９．２０を両側に
設け、一方の固定板２０には、前記第２の側板１７を固
定するためのねじ穴４１を有する突起片４２を設けてい
る。捷た前記横側板１８ａの一方の上方部にも、突起片
４３と、ねじ穴４４を設けている。そして底板２４を構
成し、ほぼ箱体に形戊している。前記他方の第２の側板
１７は、下方部に内側に折曲げた折曲片４５を有すると
ともに、固定ねじ２８．２９が挿入されるねじ穴４１　
ａ　，４４ａを設けている。

さらに、第１の側板１７の下方部には、第２の側板１７
の延長線に突出した爪片３０，３１を両端に形威してい
る。一方底板２４には、前記爪片３０，３１に対応した
位置に切欠部３２　．３３を設けるとともに、この切欠
部３２　，３３によって垂直に立ち上げられた切起片３
４，３６が形成されている。この切起片３４　，３５に
は、修理、あるいは点検時において、爪片３０，３１が
横方向より挿入して、第２の側板１７が、平面となるよ
うに穴部３６　．３７を設けている。こうして第２の側
板１了が形成され、この第２の側板１７に対して、内側
プリント基板２２が、第２の側板１７の内側に固定具２
３（第２図）で固定されるとともに、第２の側板１７の
外側に外側プリント基板２１が固定具２３（第１図）に
よってそれぞれ固定されている。そして第１図に示すよ
うに多くの電子部品を備えた外側プリント基板２１と内
側プリント基板２２との間において、コネクター４６の
間に接続したリード線３８をプノシング３９によって結
束しているのである。

筐た、本体４０内には電解コンデンサ２６，発熱量の多
いパワートランジスタ２６等の電子部品が装着されてい
る。

上記構成において、電装箱の本体４０が構成され、第２
の側板１７は、爪片３０，３１が、切欠部３２．３３の
手前側に挿入され、この挿入によって、折曲片４６が、
切起片３４，３５の手前側に挿入され、この挿入によっ
て、折曲片４６が、切起片３４，３５の手前側に当接す
るようになっている。したがって第２の側板１了ぱ下方
部に訟いて爪部３０，３１と、折曲片４５の切起片３４
，３５の当接によって保持され、上方部にお゛いては、
固定ねじ２８　．２９によって保持される。

そして、内側プリント基板２２ふ・よび外側プリント基
板２１ぱ、固定具２３によって固定されている。そこで
仮に電装関係の故障や修理を行なうときは、リード線３
８をブッンング３９よりはずし、上方部の固定ねじ２８
　．２９を取り外してから、第２図に示すように、第２
の側板１７を水平にする。そして切欠部３２　，３３よ
り爪片３０，３１を抜いて、切起片３４　，３５に設け
た穴部３６　．３７に爪片３０，３１を挿入して、第２
の側板１７を安定した状態に保持するのである。こうし
て水平状態にしてから、故障原因の調査や、修理を行な
えば、非常に容易となるのである。次にこうしたメンテ
ナンヌが終了すると、穴部３ら，３７に挿入していた爪
片３０，３１を抜いて、爪片３０，３１を切欠部３２　
，３３の手前側に挿入して垂直に立てると同時に折曲片
４５を切起片３４，３５に当接し、上方部では固定ねじ
２８，２９によって突起片４２　．４４と固定し、ブソ
シング３９で、ふたたびリード線３８を結束させるので
ある。

したがって、リード線３８ぱ、内側プリント基板２２を
上方へ持上げるに足る長さの寸法にする必要がなく、リ
ード線３８は短かくでき、美麗に仕上げられるのである
。

発明の効果前記実施例の説明よシ明らかなように本発明は、箱状に
形成した電装箱の一方側に第２の側板に内側プリント基
板と外側プリント基板とを装着し、１〕１Ｉ記第２の側
板の下方部に折由］片と爪片とを形戒し、上方部では本
体側に形成した突起片４２，４４と固定し、メンテナン
スのときは、前記突起片を外し、かつ下方部では爪片を
底板に設けた切欠部より抜いて、同じく底板に設けた切
起片の穴部に前記爪片を挿入して第２の側板を水平に保
持する構成としたから、小さな電子部品を装着した内外
のプリント基板のメンテナンスはいたって容易となり、
安全であると同時に、リード線の結束も忘れることなく
、ノイズに対する配慮も、何んら気配りする必要がない
。１た電装箱本体の上方に空間を構成することが不可能
な場合でも、メンテナンスは容易にすることが可能とな
るなどの効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機の電装箱装
置の斜視図、第２図は同空気調和機の電装箱装置の第２
の側板を水平にした斜視図、第３図は同空気調和機の電
装箱装置の第２の側板と底板との係合関係を示す部分斜
視図、第４図は従来の空気調和機の電装箱装置の斜視図
、第５図は同従来の空気調和機の電装箱装置のメンテナ
ンス時に内プリント基板を抜いた状態を示す斜視図であ
る。１７・・・・・・第２の側板、２１・・・・・・外側プ
リント基板、２２・・・・・・内側プリント基板、３０
　．３１・・・・・・爪片、３２　．　３３・・・・・
・切欠部、３４　．３５・・・・・・切起片、３６　．
３７・・・・・・穴部、４ｏ・・・・・・電装箱の本体
４２　．４３・・・・・・突起片、４６・・・・・・折
曲片。

Claims

【特許請求の範囲】

電装箱の本体と、この本体の一方の側板となる第２の側
板を上方部で固定するための突起片と、前記第２の側板
に固定された内側プリント基板および外側プリント基板
を固定し、下方部には内側に折曲げられた折曲片と、第
２の側板の延長線に突出し、両側に形成した爪片とを備
え、前記爪片に対応して底板に設けた切欠部と、この切
欠部より垂直に立ち上げられた切起片に前記爪片が挿入
される穴部を設け、前記爪片を切欠部に挿入するととも
に、前記折曲片が、前記切起片に当接して保持する構成
とした空気調和機の電装箱装置。