JPH0316839Y2 - - Google Patents

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JPH0316839Y2
JPH0316839Y2 JP1984045160U JP4516084U JPH0316839Y2 JP H0316839 Y2 JPH0316839 Y2 JP H0316839Y2 JP 1984045160 U JP1984045160 U JP 1984045160U JP 4516084 U JP4516084 U JP 4516084U JP H0316839 Y2 JPH0316839 Y2 JP H0316839Y2
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JP
Japan
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tip
tubular member
vacuum suction
suction
suction port
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JP1984045160U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はIC製造工程においてICを搬送するた
めに該ICを吸着保持する装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
IC製造工程の途中で該ICを搬送する際に吸着
保持手段が広く用いられている。
従来一般にICを吸着保持する為には、(イ)真空
吸着手段、若しくは(ロ)磁力吸着手段の内の何れか
一方が用いられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ICの搬送に磁力吸着手段を用いると制御が容
易で吸着力が大きいという長所が有るが、リード
を磁性体で構成したICでないと使用できない。
このため、従来の磁力吸着保持手段を使用して
ICを搬送している場合、非磁性材料製のリード
を設けたICをハンドリングしようとすると吸着
手段を交換して真空吸着できるように段取り替え
をしなければならない。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
吸着用の部材を交換することなく磁力吸着と真空
吸着との何れか一方を選択的に使用することがで
きる、IC搬送用の吸着装置を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案の吸着装置
は、 ゴム弾性を有する管状部材の先端の内径をテー
パ状に拡開して真空吸着口を設け、 上記管状部材と先端面を揃えて鉄製の筒状部材
を(該管状部材に)外嵌固着し、 上記の筒状部材に電磁コイルを巻きつけて、 前記真空吸着口を用いた真空吸着と、前記電磁
コイルと鉄製筒状部材とを用いた磁力吸着とを任
意に選択使用できる構成としたものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、 ゴム弾性を有する管状部材は容易に撓むので
ICの吸着搬送に便利であり、 該管状部材に継目を作らず、該管状部材自体の
先端に真空吸着口を形成してあるので、管路の途
中で漏洩(エアの吸込み)を生じる虞れが無く、 上記管状部材の先端に電磁吸着用の鉄製筒状部
材を外嵌固着してあるので、真空吸着部材の駆
動・位置決め手段と、磁力吸着部材の駆動・位置
決め手段とを兼用することができ 前記ゴム弾性を有する部材の先端面と鉄製筒状
部材の先端面とを揃えてあるので、部品の交換や
調節を必要とせずに真空吸着と磁力吸着とを任意
に切り替え使用することができる。
〔実施例〕
次に、添付の図面を参照しつつ本考案の一実施
例について説明する。
1は吸着保持すべきICである。ゴム管2の先
端の内面をテーパ状に拡開して真空吸着口3を設
ける。このゴム管2の根元側はバルブ手段を介し
て真空源(共に図示せず)に接続する。
上記のゴム管2の先端付近に軟鉄の筒4を外嵌
固着し、この軟鉄筒4にコイル5を巻回し通電制
御手段を介して電源(共に図示せず)に接続す
る。
上記のように構成した吸着装置においては、吸
着保持すべきIC1が磁性体を含むか否かに応じ
て、真空吸着又は磁力吸着の何れか一方を任意に
選択使用することができる。
特に本実施例のように、中心の管状部材として
ゴム弾性を有する材料を用いると、磁力吸着の際
に吸着装置とICとの当接面に滑りを生じてICが
位置ずれすることを防止できるという特有の効果
があり、リードを非磁性材料で構成されたICの
搬送に好適である。
また、本実施例のように電磁石を用いると磁力
吸着の制御が容易である上に、大きい吸着力が得
られるので、リードを磁性材料で構成したICの
搬送に好適である。
本考案の請求範囲外の変形例として、前記の軟
鉄の筒4に代えて管状の永久磁石を用いることも
できる。永久磁石を用いると前記のコイル5の設
置を省略することができ、その上、通電手段を設
けなくても良いので構成が簡単になる。
永久磁石を用いた吸着装置によつて吸着した
ICを放すには、該ICを適宜の手段(図示せず)
によつて下方へ押しつけながら吸着装置を引き上
げれば良い。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案は、ゴム弾性を有
する管状部材の先端に真空吸着口を設けると共
に、上記管状部材と先端面を揃えて鉄製の筒を外
嵌することにより、吸着用の部材を交換する必要
無く、磁力吸着と真空吸着との何れか一方を選択
的に使用することができるので、多数の型式の
ICを搬送する場合に好適である。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本考案のIC搬送用吸着装置の一
実施例を示す断面図である。 1……搬送すべきIC、2……ゴム管、3……
真空吸着口、4……軟鉄の筒、5……コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム弾性を有する管状部材と、 上記管状部材の先端の内径をテーパ状に拡開し
    た真空吸着口と、上記管状部材の先端部に、先端
    面を揃えて外嵌固着した鉄製の筒状部材と、 上記筒状部材に巻装した電磁コイルと、よりな
    り、 真空吸着と電磁吸着とを任意に選択使用し得る
    ように構成したことを特徴とする、IC搬送用の
    吸着装置。
JP4516084U 1984-03-30 1984-03-30 Ic搬送用の吸着装置 Granted JPS60157745U (ja)

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JP4516084U JPS60157745U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 Ic搬送用の吸着装置

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JPS60157745U JPS60157745U (ja) 1985-10-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0757652B2 (ja) * 1987-11-26 1995-06-21 松下電工株式会社 吸着装置
JP6308694B2 (ja) * 2016-01-29 2018-04-11 太陽誘電株式会社 テーピング装置、並びに、テーピング装置用部品供給ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524035Y2 (ja) * 1976-01-26 1980-06-09
JPS58136288U (ja) * 1982-03-09 1983-09-13 三洋電機株式会社 チツプ部品の吸着ノズル

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JPS60157745U (ja) 1985-10-21

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