JPH03166868A - 画振れ防止カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画振れを防止するときに目立つ、レンズの光学
歪による画質劣化を補正する画振れ防止カメラに関する
． 従来の技術 第３図は、従来の両振れ防止カメラの一例のブロック図
である。１はレンズ、２は撮像手段、３は画像切り出し
手段、４は画振れ検知手段である。

レンズ１によって被写体の像が撮像手段２上に結ばれる
。画振れ検知手段４は、撮像手段２に結ばれた像の時間
移動量が電気的に、あるいはカメラに取り付けられた角
度または角速度センサからの情報とレンズの倍率から等
価的に画振れ量を検知する。画像切り出し手段３で、検
出された画振れ量に応して撮像手段からの画像切り出し
位置を制御することによって画振れのない映像信号を得
るものである． （例えば『画面ゆれ補正装置についてＪＴＶ学会技術報
告Ｖ　ｏ　ｌ　１　１　　Ｎ（Ｌ３　　Ｐ　Ｐ４３〜４
８１９８７年５月号） 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の例では、画像切り出し位置によって
レンズの歪かたが異なるために、カメラ出力が画振れに
応してゆれた落ちつきのない画面になっていた．また、
端近くを切り出す時には画面の左右または上下で歪量が
大きく異なるといった欠点があった． 課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本発明は、レンズと、レ
ンズにより被写体の像を受光して撮像信号を出力する撮
像手段と、撮像信号の画振れ量を検出して画像の切り出
し位置情報を出力する西振れ検知手段と、切り出し位置
情報をもとに撮像信号から画像を切り出し拡大させた拡
大画像信号を出力する画像切り出し手段と、レンズの光
学歪情報を出力する補正関数発生手段と、補正関数発生
手段の出力と切り出し位置情報を基に拡大画像信号から
レンズの光学歪或分を補正して映像信号を出力するレン
ズ歪補正手段とを具備するように構成したものである。

作用 本発明によれば、上記した構威によって、画面の切り出
し方によらず歪の少ない映像信号を得ることができる両
振れ防止カメラとすることができる． 実施例 以下、本発明の一実施例の画振れ防止カメラについて、
図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の画振れ
防止カメラの一実施例を示すブロック図である．１はレ
ンズ、２は撮像手段、３は画像切り出し手段、４は画振
れ検知手段、５は補正関数発生手段、６はレンズ歪補正
手段である。

まず、レンズｌによって被写体の倣がＣＣＤ，ＭＯＳ，
撮倣管などで構威された撮像手段２上に結ばれる．画振
れ検知手段４は、撮像手段２に結ばれた像の時間移動量
を電気的に、あるいは、カメラに取り付けられた角度ま
たは角速度センサからの情報とレンズの倍率から等価的
に画振れ量を検知する。この検出された画振れ量に応じ
て、撮像手段からの画像切り出し位置を画像切り出し手
段３で制御することによって画振れの影響を取り除いて
いる．補正関数発生千段５はレンズｌの光学歪で撮像手
段２に結ばれた像が場所によってどれくらい本来の位置
からずれるかを、レンズの設計データを基に出力する。

レンズ歪補正手段６は、画振れ検知手段４からの切り出
し位置情報と補正関数発生手段５からの場所による歪デ
ータに応じて画面の歪を補正する。このようにして歪の
補正された映像信号は、テープに記録されたり、スチル
カメラとしてフロッピーディスクやＩＣカードに記録し
たりすることができる．レンズ歪補正手段６は、たとえ
ば一画面分の画像メモリとその各内容から本来の位置の
データを補閲する補間回路などで構戒することができる
。この画像メモリや補間回路は画像切り出し手段３と共
用してもよい．さらに、この画像切り出し手段３とレン
ズ歪補正手段６は、撮像手段２からの信号の読出しタイ
ミングを制御することによっても容易に実現することが
できる．また、補正関数発生千段５は場所に応じたその
歪補正量をＲＯＭに記録してもよく、単に場所の関数と
して近似式に従って計算してもよい。また、ＴＶの画面
はＮＴＳＣ仕様でアスペクト比が４：３、ＨＤ｛＋様で
１６＝９は横長であるため、歪は横方向が目立ちやすく
、レンズの横方向の歪補正のみの場合でも大きな効果を
得ることができる。通常は水平方向に走査されるため、
必要なメモリ量が極端に少なくすることができたり、タ
イミングの制御が簡単になるなどハードの減少に大きく
貢献する， 第２図は本発明をズームレンズを使用したカメラに適用
した実施例で、Ｉａはズームレンズ、７は、ズームエン
コーダである。他の構或は第ｌ図の場合と同様なので説
明は省略する。ズームレンズの場合は、ズーム比に応じ
てレンズの歪かたが違い、たとえば一般的には、広角側
で糸巻き歪、望遠側で樽歪となる。従ってズーム比をズ
ームエンコーダ７で検出して、補正関数発生千段５の出
力を制御することによって、どの場合にでも歪を補正す
ることができる。ズームエンコーダ７は両振れ検知手段
４が、カメラに取り付けられた角度または角速度センサ
からの情報とレンズの倍率から等価的に画振れ量を検知
する方式の場合には、共用させることができる。

発明の効果 以上の様に、本発明によれば、補正関数発生手段、レン
ズ歪補正手段を設けているので、画振れ検知手段からの
画像切り出し位置情報と補正関数発生手段からのレンズ
の光学歪情報により、そのときの画面の各場所における
光学歪を的確に補正でき、歪による画質劣化のない画振
れ防止カメラとすることができる．

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明の画振れ防止カメラのブロック図、第２
図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第３図は従
来の画振れ防止カメラのブロック図である。 ■・・・・・・レンズ、２・・・・・・撮像手段、３・
・・・・・画像切り出し手段、４・・・・・・画振れ検
知手段、５・・・・・・補正関数発生手段、６・・・・
・・レンズ歪補正手段。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）レンズと、前記レンズにより被写体の像を受光し
   て撮像信号を出力する撮像手段と、前記撮像信号の画振
   れ量を検出して撮像の切り出し位置情報を出力する画振
   れ検知手段と、前記切り出し位置情報をもとに前記撮像
   信号から画像を切り出す画像切り出し手段と、前記レン
   ズの光学歪情報を出力する補正関数発生手段と、前記補
   正関数発生手段の出力と前記切り出し位置情報を基に前
   記画像切り出し手段の出力から前記レンズの光学歪成分
   を補正して映像信号を出力するレンズ歪補正手段とを具
   備することを特徴とする画振れ防止カメラ。
2. （２）レンズは倍率可変のズームレンズであり、前記ズ
   ームレンズのズーム比を検出するズームエンコーダを具
   備し、補正関数発生手段は前記ズームエンコーダの出力
   を基に前記ズームレンズの光学歪情報を出力することを
   特徴とする請求項（１）記載の画振れ防止カメラ
3. （３）レンズ歪補正手段は、レンズの光学歪の水平方向
   成分のみを補正して映像信号を出力することを特徴とす
   る請求項（１）または請求項（２）記載の画振れ防止カ
   メラ。