JPH03166696A - ワイヤレス確認監視システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、微弱電波を利用して、一定の領域内で自由な
活動を許された動物や人間がその領域内に存在すること
を確認し、監視するシステムに間する． ［従来の技術ｊ 子どもなどにあっては、安全対策上、親などの特定の者
が常時監視していることが望ましいが、諸般の事情を考
慮すると特定の者による常時監視はほとんどの場合不可
能である． ところが、近時の集合住宅の大規模化は子どもの活動領
域も増大させ、子どもに対する親の監視は益々不充分に
なりつつあり、集合住宅内の各住戸間の情報連絡の円滑
化に加えて、このような子供に対する共同監視趨勢も犯
詐防止爾から無視できない現実になって来ている． ［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、このような事情に陽みて間発されたもので、
所定のエリア内で自由に活動の許された人間や動物を、
微弱電波を使用したワイヤレスシステムによって確認し
監視できるシステムを提供することを目的としている． ［課、題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために提案される本発明システムは
、各々にワイヤレス送信器を取り付けたＩ＆物，人間な
どが自由に活動するエリア内に、専用の信号線を介して
中央の監視受信機に接続した複数のワイヤレス送受信装
置を配設させた構成とされており、ワイヤレス送信器か
ら送信された返信信号は、ワイヤレス送受信装置で受信
された後、中央の監視受信機でエリアの内部にいるかど
うかが判別されるようになっている（請求項１に対応）
このような本発明システムを更に具体化させた第１のも
のは、ワイヤレス送受信装置側から監視すべきワイヤレ
ス送信器に対応させたＴＤコードを付加させた電波信号
をエリア内に送出し、そのＩＤコードに対応しｋワイレ
ス送信Ｗ側では、電波信号を受信したときに応答信号を
返信する制御方法が採用され、この場合、ワイヤレス送
信ａＳでは自らのＩＤコードを返信信号に付加させるよ
うにしてもよいが、そのようなＩＤコードを付加させな
い構成であってもよい（Ｗ求項２に対応）．第２のもの
は、監視すべき人間や動物に取り付けたワイヤレス送信
器からは一定の周期でＩＤコードの付加され九電波信号
を出力させ、ワイヤレス送受信Ｍｉｌｌ側では、この電
波信号を受信して中央の監視受信機に向けて送信する制
御方法が採用される（請求項３に対応）． このような構成の本発明システムでは、ワイヤレス送受
信装置と中央の監視受信機とは専用の信号線で接続され
るが、この場合、中央の監視受信機とワイヤレス送受信
装置とを１組の信号線で互いに接続する信号伝送路を構
成し、中央の監視受信機をａｍ，　　ワイヤレス送受信
装置を子局とするポーリング処理による多重伝送制御方
法が採用すれば配線を簡略化させる上で利便である（請
求項４に対応）． また、このような本発明システムでは、中央の監視受信
機では、各ワイヤレス送受信装置側から返信されるワイ
セレス送信器からの応答信号の有無やそのレベルを判別
することによって、ワイヤレス送信器を取り付けた人間
や動物が監視エリア内に存在するかどうかを判別してい
るが、その場合において発信された返信信号の受信強度
を、ワイヤレス送受信装置間で比較し分析できるように
すれば、いずれのワイヤレス送受信装置に最も近い場所
に存在しているかも判別できるので、エリア内に於ける
おおよその位置を知ることも出来る（請求項６に対応）
． ［作　用］ 本発明では次のような作用が奏される．請求項１におい
て提案された発明システムでは、ワイヤレス送信器を取
付けた人間や動物が一定の監視エリアより外に出れば、
ワイヤレス送受信装置が受信するワイヤレス送信器から
の電波信号が微弱になり、あるいは応答，返信不能の状
態になるので直ちに判別できる． また、請求項２に記載した発明システムでは、ワイヤレ
ス送信器は、ワイヤレス送受信ｉｌｉａからの呼掛けに
逐一応える方式で上記のような判別がなされる． 請求項３に記載した発明システムでは、ワイヤレス送信
器側から所定の周期でＩＤコードを付した電波信号をワ
イヤレス送受信装置に送信する方式で上記のような判別
がなされる． 更に、請求項４に記載された発明システムでは・ワイヤ
レス送受信装置と中央に設けた監視受信機との間での信
号のやりとりが時分割多重伝送方式を利用したポーリン
グ処理によって行なわれる．請求項６に記載された発明
システムでは、中央の監視受信機では、システム内のワ
イヤレス送受信装置がワイヤレス送信器から受信した電
波信号の強度レベルを互いに比較し分析するので、ワイ
ヤレス送信器を取り付けた人間や動物のエリア内でのお
おその位置も判別できる． ［実施例］ 以下、本発明システムを実施例に基づいて説明す　る． 第１図は、この発明システムの概略構成を示したもので
、特に集合住宅内の幼児などの確認監視システムとして
適用した例を示している．図において、　１（＃１〜＃
ｎ）は集合住宅内の複数の住戸を収容した棟建築物であ
り、２は中央の監視受信機３を設けた管理センターであ
る．ワイヤレス送受信装置４は、集合住宅の敷地内の適
所に、適当な間隔を保持して立てた柱５（既設の電柱で
あってもよい）や各住棟内の適所に設置されており、一
方のワイヤレス送信器６は、ペンダント形の本体を有し
ており、第４１！Ｉ，　　第６図に示したように、幼児
８などの首や服などに、首紐７を吊下げて取付けられる
ようになっているものの他、カード形などの携帯可能な
ものが使用される． このようなシステムでは、菅理センター２内に設けた中
央の監視受信機３側からシステム内のワイヤレス送受信
装置４の各々に一定周期で問い合わせ信号を送り、この
ワイヤレス送受信装置４より中央の監視受信機３１１に
帰ってきた返信信号を判別することによって、ワイヤレ
ス送信１１６を取り付けた幼児が敷地内（斜線で示す）
に居ることが確認でき、ワイヤレス送信器６からの電波
信号をシステム内のいずれのワイヤレス送受信装置４も
受信できなかつｋ場合には、警報を出力する．ここに、
監視受信機３の判別は、ワイヤレス送信器６からの応答
，発信信号の有無やその受信レベルを判別することによ
ってなされている．また、このような本発明システムで
は、ワイヤレス送受信装置４１！１で監視すべきワイヤ
レス送信器６に対応させたＩＤコードを付加させた電波
信号を呼掛け信号としてエリア内に発信させ、そのｒＤ
コードに対応したワイレス送信ＩＩＳ側では、電波信号
を受信したときに応答信号を返信する制御方法が可能で
あり、第２図のブロック図は、この場合に採用されるワ
イヤレス送信器の基本構成を示している． すなわち、この図に示されたワイヤレス送信器４は、ワ
イヤレス送受信装置４からの電波信号の形で発信されて
来る呼掛け信号を受信し、その呼掛けに対してワイヤレ
ス送受信装置４に返信信号を電波信号の形で返すための
アンテナ６ｌを有したフロントエンド部６２と、ワイヤ
レス送受信装置４からの呼掛け信号が自らに対して呼掛
けられたものかどうかを判別するためのＩＤコード一致
判別部６３を有しており、　ＩＤコード設定部６４では
自らに割り当てられた固有の！Ｄコードが設定できるよ
うになっている． ６５は信号発生部で、ワイヤレス送受信装置４からの呼
掛け信号に対する応答信号を発生する．この応答信号に
はＩＤコード設定部６４よりワイヤレス送信器６に設定
されたＩＤコードが付加されてフロントエンドｌ！１６
２に送られ、フロントエンド部６２では電波信号に変換
してワイヤレス送受信装置４に向けて発信されるように
なっている．この図では、ワイヤレス送信器６１１では
自らのＩＤコードを応答信号に付加させて返信させてい
るが、システムを簡略化するために、このようなＩＤコ
ードを付加させずに発信させる構成にしてもよい． なお、６ａは緊急発信スイッチであり、緊急事態が発生
したときには、第５図に示したように指などで操作する
ことによって、ワイヤレス送受信装置４側に緊急信号を
送信できるようになっている． 第３図は、監視すべき人間や動物に取り付けたワイヤレ
ス送信器から一定の周期でＩＤコードの付加された電波
信号を出力させ、ワイヤレス送受信装置側では、この電
波信号を受信するだけで監視受信機に向けて送信信号を
送信する制御方法を採用する場合に使用されるワイヤレ
ス送信器４′の基本構成を示したブロック図である．第
２図の構成と対応する同一部分には、同一の符号を付し
て説明を省略するが、定期信号発生部６６では、　ｆＤ
コード設定部６４において設定されたＩＤコードを付加
した定期発信信号をフロントエンド部６２に送出してお
り、フロントエンド部６２では電波信号に変換した後、
アンテナ６ｌを通じてワイヤレス送受信装置４に向けて
発信する構成となっている． 第６１！ｌは、ワイヤレス送受信装置４と中央の監視受
信機３との配線間係を示したものである．複数のワイヤ
レス送受信ｖ１置４は、専用の信号線ｒｌＪを介して中
央の監視受信機３に接続されており、これらの閏では、
監視受信機３を親局とし、ワイヤレス送受信ａ置４を小
局とした、いわゆる時分割多重伝送方式によるポーリン
グ処理がなされており、第７図はこのようなポーリング
処理時において、監視受信機３から信号線ｒｊｌＪに送
出される信号のフォーマットを示している．このような
ポーリング処理方式においては、第７図に示したように
、スタート信号ＳＴＯ後、問い合わせすべきワイヤレス
送受信装置に割り当てられたアドレスデータＡＤが付さ
れ、問い合わせのための制御データＣＤが付加され、パ
リティチェックＣＨの後に、返信待機時間ＲＤが設けら
れ、この返信待機時間ＲＤ内に問い合わせがなされたワ
イヤレス送受信装置４からの返信信号が信号線ｒｌＪに
送り出され、監視受信機３ではこの返信信号を解読して
、上記した判別がなされる．第８図は、ワイヤレス送受
信装置の基本構成をブロック図をもって示したものであ
る．ワイヤレス送受信装置４は、ワイヤレス送信器６と
の間で信号を送受するために、アンテナ４ａを有したフ
ロントエンド部４１，信号受信部４２，信号発生部４４
を有しており、監視受信機３との間では、多重伝送送受
信部４５を設けている．多重伝送送受信部４６を介して
監視受信機３より問い合わせ間始信号が送信されて来る
と、信号発生部４４は、システム内のワイヤレス送信器
６に対して呼掛略ナを間始するため、生成した呼掛け信
号をフロントエンド部４１に送出し、ここではアンテナ
４ａより電波信号に変換された形で発信される． この呼掛け信号には、システム内のすべてのワイヤレス
送信器６に割り当てたＩＤコードが付加される． 呼掛けられたワイヤレス送信器６から発信されて来た応
答信号は、アンテナ４ａよりフロントエンド部４１に送
られ、更に信号受信部４２に送られて、　ＩＤコードが
判別される． システム内のすべてのワイヤレス送信器６に割り当てら
れたＩＤコードは、　■Ｄコード設定器４３に記憶され
ている． このようにして、システム内のすべてのワイヤレス送信
ｌＩ６に対して呼掛けがなされｋ後は、監視受信機３の
問い合わせに応答するため、返信信号は多重伝送送受信
部４５に送られる． なお、この実施例では、ワイヤレス送受信装置からワイ
ヤレス送信器への呼掛けを行なう制御方式を採用する場
合に使用される構成を示しているが、ワイヤレス送受信
装置がワイヤレス送信器からの定期信号を受信する制御
方式を採用する場合には、信号発生部４４の構成は省略
できる．また、４６は受信電波強度分析器であり、監視
受信８１３１１で応答信号を発信したワイヤレス送信器
６のおおその位置を検知するためにフロントエンド１１
１！４１において受信された電波信号の強度に応じた信
号を多重伝送送受信ｌＩＢ４５に送り出す．［発明の効
果コ 以上の説明より理解されるように、本発明によれば、集
合住宅内の敷地などの一定のエリア内に配設させたワイ
ヤレス送受信装置で、常時ワイヤレス送信器からの返信
を確認しているので、ワイヤレス送信器を取り付くナた
子供などが敷地より外に出て行った場合には、どの子供
が敷地外に出て行ったかを中央の監視受信機で直ちに判
別して警報を出すことができるので、子供などの監視を
無人化で行える． また、本発明システムは、人間の監視のみならず牛や馬
などの家畜などの放飼時の監視も行なうことができ、そ
の利用範囲は広い． ４．　　Ｉ！１面の簡単な説明 第１図は本発明システムの基本概念を示した構成図、第
２図は請求項２に記載された本発明システムにおいて使
用されるワイヤレス送信器の基本構成を示したブロック
図，第３図は請求項３に記載された本発明システムにお
いて使用されるワイヤレス送信器の基本構成図を示した
ブロック図，第４図はワイヤレス送信器の例図，第５図
はその使用例の説明図，第６図はワイヤレス送受信装置
と監視受信機との構成図，第７図はポーリング処理時に
使用される信号のフォーマット説明図，第８図はワイヤ
レス送受信ａＩ置の基本構成を示したブロック図である
． ［符号の説明］ ３・◆・監視受信機 ４・・・ワイヤレス送受信装置 ６・・・ワイヤレス送信器

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）各々にワイヤレス送信器を取り付けた動物、人間
   などが自由に活動する所定のエリア内に、専用の信号線
   を介して中央の監視受信機に接続された複数のワイヤレ
   ス送受信装置を配設させ、ワイヤレス送受信装置におけ
   るワイヤレス送信器からの送信信号の状態を、中央の監
   視受信機において判別することによって、ワイヤレス送
   信器を取り付けた動物、人間などのエリア内における存
   在を確認し、監視するようにしたワイヤレス確認監視シ
   ステム。
2. （２）上記ワイヤレス送受信装置は、上記ワイヤレス送
   信器に対応したＩＤコードを付した電波信号を定期的に
   出力する構成とされ、 一方のワイヤレス送信器は、上記ワイヤレス送受信装置
   より受信した電波信号に対して応答信号を返信させる構
   成とされた請求項１に記載のワイヤレス確認監視システ
   ム。
3. （３）上記ワイヤレス送信器は、自らに割当られたＩＤ
   コードを付した電波信号を一定の周期で出力する構成と
   され、 一方のワイヤレス送受信装置は、上記ワイヤレス送信器
   から発信されたＩＤコードの付された電波信号を受信す
   る構成とされた請求項１に記載のワイヤレス確認監視シ
   ステム。
4. （４）上記ワイヤレス送受信装置と上記中央の監視受信
   機との間の信号伝送処理が、中央の監視受信機を親局と
   したポーリング処理による多重伝送方式によって行なわ
   れる構成とされた請求項１〜ａのいずれかの項に記載の
   ワイヤレス確認監視システム。
5. （５）上記中央の監視受信機側で、各々のワイヤレス送
   受信装置が受信したワイヤレス送信器からの電波信号の
   受信強度を比較判別できるようにした請求項１〜４のい
   ずれかの項に記載のワイヤレス確認監視システム。