JPH03165893A - 浄水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水の浄化、特に残留塩素、トリハロメタン、悪
臭物質の除去及び水中の雑菌の殺菌に使用する浄水器に
関するものである。

〔従来の技術〕

従来、カルキ臭、トリ八口メタン、悪臭物質等の除去及
び殺菌機能を持った浄水器は第３図に示すように中空容
器１内に紫外線殺菌ランプ２とオゾン曝気装置３を組み
込んだものがある。これはオゾン発生器４で発生させた
オゾンをエアーボンプ５で散気板６を介して中空容器１
内の水に注入すると同時に紫外線殺菌ランプ２を点灯し
、オゾンで水中のカルキ臭、トリハロメタン、悪臭物質
等を分解し、紫外線で殺菌するものである。また、オゾ
ンは紫外線により ０３→　０１＋０ への変化が促進され、ラジカルなＯが分解能力をアップ
させる。

以上の従来例では水中にとけ込んだオゾンがそのまま飲
料水として供給されるため、次の欠点があった。

■　飲料水にオゾン臭かのこる。

■　残留オゾンの濃度が高いと体に有害である。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明ｌｉｔ、従来の浄水器の欠点に鑑み、オゾン臭が
無く、体に無害な浄水の得られる浄水器を提供．するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の要旨とするところは、水道水がオゾン曝気装置
が組み込まれた中空容器内を通過後、空気供給部より空
気が混入されて噴霧槽内でノズルを介して噴霧され、水
中のオゾンが水から分離されたのち、噴霧槽の下部に設
けられた取水口より飲料水として供給され、該噴霧槽の
上部の流出口より空気およびオゾンが流出することを特
徴とする浄水器である。

〔作　　用〕

本発明によれば、オゾンにより水道水中のカルキ臭、ト
リハロメタン、悪臭物質等の分解及び殺菌がなされ、噴
霧されることにより水中のオゾンは空気中に蒸散されて
残留オゾンも除去されるのである。

即ち、水道水中のカルキ臭、トリハロメクン、悪臭物質
（ジオスξン、２ＭＩＢ等）は、曝気装置の働きにより
オゾンにより分解される。この際、分解に使用されなか
ったオゾンが水中に残るため、そのままではオゾン臭が
して飲料用には適さない。そこで、本発明では噴霧槽内
にて水を噴霧してやることにより水とオゾンを分離し残
留オゾンを瞬時に除去するものである。

〔実施例〕

以下、本発明を図示例に基づき説明する。

本発明の浄水器の一実施例を第１図に示す。本実施例で
は、浄化殺菌にオゾンと紫外線を併用した例を示すが、
これにこだわることなく、少なくとも、オゾンを水中に
供給する方式のものであればよい。また、オゾン曝気装
置３はオゾン発生器４、エアーボンプ５、散機板６及び
それらを連結する配管から構威され、空気供給の動力源
がエアーボンプ５の例である。本発明では、水道水供給
経路７から水道水が中空容器１へ送られる。該中空容器
１には、紫外線殺菌ランプ２、オゾン曝気装置３が組み
込まれており、水道水に紫外線照射をし、オゾンを注入
する。

？お、オゾン曝気装置は、オゾン発生器、エアーポンプ
及び散気板からなるものに限定されない。中空容器１内
では、オゾンが、カルキ臭の基であ１る残留塩素と有機
物の化合物、トリハロメタン、悪臭物質等を分解すると
ともに、紫外線により雑菌を殺菌する。ここで、従来例
でも述べたように、オゾ・ンは紫外線によりＯｔとラジ
カルなＯに変化し分解能力がアップする。殺菌された水
は、中空容器１を通過後、空気供給部８よりエアーポン
ブ９にて空気が混入されて噴霧槽１０内でノズル１１を
介して噴霧され、水中のオゾンが水から分離される。噴
霧された水は噴霧槽〆１０の下部に設けられた取水口１
２より飲料水として供給され、空気およびオゾンは該噴
霧槽ｌＯの上部（ｔ設けられた流出口１３より排出■さ
れる。

第２図は、本発明の異なる実施例である。この実施例の
ものは、オゾン曝気装置３が中空容器１の上流側に設け
られたアスゼレータ１４とオゾン発生器４及びそれらを
連結する配管からなる構威で、空気供給がアスビレータ
１４でなされる例である。本実施例では、水道水が第一
のアスピレータ１４を介して、オゾン発生器４より発生
したオゾンを吸入し混合されて紫外線殺菌ランプ２が組
み込まれた中空容器１５を通過して殺菌された後、第二
のアスピレータ１６より空気供給部８を空気が混入され
て後、噴霧槽１０内でソズル１１を介して噴霧されるも
のである。この実施例では、第一のアスピレータ１４に
よりオゾンと空気を混合攪拌することが特徴である。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明は浄化殺菌後のオゾンの溶けた水
からオゾンを除去した後、飲料水として供給するため、 ■　飲料水にオゾン臭がなく、美味しい。

■　残留オゾンが無いため体に無害である。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本′発明の浄水器の一実施例を示す断面図、
第２図は本゛発明の他の実施例を示す断面図、第３図は
従来の浄水器を示す断面図である。 ｌ：中空容器 ２：紫外線ランプ ３：オゾン曝気装置 ４：オゾン発生器 ５：エアーポンプ ６：散気板 ７：水道水供給経路 ８：空気供給部 ９：エアーポンプ １０：噴霧槽 ｌ１：ノズル １２：取水口 １３：流出口 １４：第一のアスピレータ ｌ６：第二のアスピレータ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）水道水がオゾン曝気装置が組み込まれた中空容器内
   を通過後、空気供給部より空気が混入されて噴霧槽内で
   ノズルを介して噴霧され、水中のオゾンが水から分離さ
   れたのち、噴霧槽の下部に設けられた取水口より飲料水
   として供給され、該噴霧槽の上部の流出口より空気およ
   びオゾンが流出することを特徴とする浄水器。 ２）前記中空容器内に紫外線殺菌ランプを組み込んだこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の浄水器。