JPH03165349A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPH03165349A
JPH03165349A JP30385889A JP30385889A JPH03165349A JP H03165349 A JPH03165349 A JP H03165349A JP 30385889 A JP30385889 A JP 30385889A JP 30385889 A JP30385889 A JP 30385889A JP H03165349 A JPH03165349 A JP H03165349A
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magneto
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Masami Makino
政巳 牧野
Satoshi Washimi
聡 鷲見
Yasuko Fuchigami
淵上 靖子
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はGdDyFeCoを記録磁性膜とする光磁気記
録媒体に関する。
(O)従来の技術 光磁気記録媒体として、最も代表的な材料は、テルビウ
ム(Tb)とFeCoの混合材料を使用し、アモルファ
ス合金化した薄膜であり、これは、記録特性が良好で、
磁性膜組成の変動に対する記録特性の安定性にも優れて
いる。
しかし十分な記録特性を得るには、大きな記録印加磁界
を必要とする。
そこで例えば、電気学会研究会・マグネティクス研究会
資料MAG−87−178のようにTbFeCoを使用
し、組成の最適化による検討等が行われているが、低磁
界での記録特性が安定しない等の問題があった。
従って、印加磁界が一定である光変調記録方式等に於て
使用する場合、大きな磁界が得やすいため、十分な記録
特性を引き出す事が容易であるが1例えば印加磁界を記
録信号に応じて変調して記録を行う磁界変調記録方式に
於ては、大きな印加磁界を発生しながら磁界を反転させ
る事が困難であり、このため記録装置の負担が大きく、
十分な記録特性を得る事が難しく、また安定な記録が行
えない等の難点があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、低記録印加磁界に於ても十分な記録特性を示
し、かつ印加磁界の変動に対しても安定な記録を行う事
を可能としたものである。
(ニ)課題解決のための手段 本発明は、ガドリウム(Gd)、ディスプロシウム(D
y)を含む希土類金属の膜と、鉄(Fe)、コバルト(
Go)を含む遷移金属(TM)の膜とを交互に成膜し、
積層構造とした磁性層を形成した事を特徴とする光磁気
記録媒体とである。
(ネ)作  用 上記の手段によれば、磁性層が希土類金属(RE)と遷
移金属(TM)の膜を交互に成膜した積層構造となって
いるため、低記録印加磁界に於ても十分な記録特性を示
し、印加磁界の変動に対しても安定な記録を行える。
(へ)実施例 本発明の一実施例を以下に図面に従って説明する。
第1図は、第2図の光磁気ディスク断面を示すもので、
プリグループ付きのポリカーボネート(pc)基板上に
第−層として、エンハンス効果を兼ねた保護層(2)を
成膜し、第二層の磁性層(3)をGdDyを含む希土類
金属膜(RE)とFeC0を含む遷移金属膜(TM)を
別々に3a(RE)、3b(TM)、3c(RE)・・
・と交互に積層成膜し、その上に第三層として保護膜(
4)を積層、更にオーバーコート層としてU、V、硬化
樹脂層(5)を成膜し、第2図に示すようなディスク構
造として光磁気ディスクを実現したものである。(2)
及び(4)の保護膜材料は窒化硅$(SiN)を使用し
たが、窒化酸化アルミ硅素(SiAlON)又は、Zn
S等でも実現可能で、また(2)、(3)、(4)の成
膜は、スパッタリング法により行う事が可能である。
第1図に示した光磁気ディスクは、第3図に示す記録装
置で評価を行った。第3図の測定装置を簡単に説明する
ディスクは、スピンドルモーター(13)で回転し、光
ヘッド(10)からのレーザー光(10)は基板に刻ま
れたプリグループに沿ってトラッキングされる。
記録操作は、レーザー光(10)によって加熱された磁
性膜(3)に、ディスク(7)を介して光ヘッド(9)
と反対側に位置した磁気ヘッド(11)によりデータ(
12)に応じて変調された記録磁界(14)に印加する
事により、熱磁気記録が行われる。
再生は、光ヘッド(9)からのレーザー光(lO)によ
り、記録膜のピット磁化方向を読み取りプリアンプ(8
)を通して行われる。
第4図は、磁性層(3)の積層周期(REから次のRE
まで)をパラメータに第3図に示した装置で、記録特性
を調べた結果を比較したものである。磁性層(3)の全
体の膜厚は900人としである。タテ軸は記録磁界21
00e時のC/N値と、記録磁界を低くしていった時の
C/Nviとの差を記録磁界150,90,60,30
0eとしてまとめたものである。
従って、H=150.H=90・・・とじて示した線が
タテに密になる程記録磁界低下に伴うC/N値劣化が小
さい事を示し、良好な記録可能な媒体である事を示す。
第4図に依れば、積層周期1.2〜4.O入で良好な特
性が得られる事がわかる。
第5図は、本発明により積層周期(Peri。
d)2人とした膜(A)と、合金アモルファス膜化した
従来の膜(B)との比較を、C/NとBLER(Blo
ok  Error  Rate)の比較として示す。
全体の膜厚はいずれも900人である。
第5図により、線速0.9〜2.5m/sの記録条件で
、C/N値にして3dBの向上、BLERで半減の効果
が得られる事がわかる。
第6図は、RE組成をパラメータに記録磁界上2100
eのC/ N値を基準に±900eのC/N値の差をま
とめたものである。
ここで、実用に供すると考えられる基準値はC/N値で
−1,5dBである。従ってRE組成yは 27.5≦
y≦35.5 となる。
第7図は、第6図同様にまとめたもので、パラメータを
RE組成内のGd組成比率としたもので、第6図同様に
−1,5dBの限界値としてGdの比χは30≦x≦7
0となる。
尚、上記の例では積層周期をいずれも2人、全体の膜厚
はいずれも900人としたが1本発明は本実施例に限る
ことではなく、いずれの積層周期ならびに膜厚でも同様
の効果が得られる。
上記の実施例において、データの記録は、光磁気ディス
クの磁性層(3)に、膜面垂直方向の磁化として記録さ
れる。記録方式は光磁気記録媒体の場合、レーザー光(
10)!!!l射と、チー 9 (12)ニ応シて変調
された外部磁界(14)により行う熱磁気記録方式であ
るため、記録を行うピット周辺がらの膜自身の磁化によ
る磁界が、外部磁界(14)に影響を及ぼし、記録信号
の外乱(ノイズ)の上昇に継がる。また膜自身の磁化と
保磁力の熱磁性は、外部記録磁界に対する感度と密接な
結びつきがあり、特に低い変調磁界で記録を行う磁界変
調記録の場合この影響は著しい。
しかしながら、上記実施例におけるGdDyFeCoの
組成設定条件は、記録膜の見かけ上の磁化が零になる温
度(補償温度)を室温〜90℃程度に持つような調整を
行ったもので、こうする事により記録時のビット周囲か
らの膜自身の磁化を極小に抑制する事が可能で、更に積
層構造膜とする事で垂直磁化の安定性を保った低磁界高
記録磁性垂直時期記録膜を得る事が可能である。
(シ)効  果 上記の如く構成される本発明に依れば、低記録印加磁界
に於ても十分な記録特性を示し、印加磁界の変動に対し
ても安定な記録を行える光磁気記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、光磁気記録媒体ディスクの断面図、第2図は
作製したディスクの外観図、第3図は記録特性評価装置
で磁界変調記録方式による記録可能な装置を示す図、第
4図は本発明の周期構造に関する特性比較で、積層周期
をパラメータとした特性図、第5図は記録特性のC/N
値及びBLERを本発明による積層構造としたもの(B
)と、従来の合金構造としたもの(A)との比較特性図
、第6図及び第7図はいずれも本発明の実施例の特性図
である。 (3)・・・磁性層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガドリウム(Gd)、ディスプロシウム(Dy)
    を含む希土類金属の膜と、鉄(Fe)、コバルト(Co
    )を含む遷移金属(TM)の膜とを交互に成膜し積層構
    造とした磁性層を形成した事を特徴とする光磁気記録媒
    体。
  2. (2)請求項(1)に記載の光磁気記録媒体において、
    磁性層材料の組成を(Gd_zDy_1_0_0_−_
    z)_y(FeCo)_1_0_0_−_yとして30
    ≦x≦70、27.5≦y≦35.5とした事を特徴と
    する光磁気記録媒体。
JP1303858A 1989-11-22 1989-11-22 光磁気記録媒体 Expired - Fee Related JP2703372B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61108112A (ja) * 1984-10-31 1986-05-26 Ricoh Co Ltd 垂直磁化膜
JPS63269354A (ja) * 1987-04-28 1988-11-07 Ricoh Co Ltd 光磁気記録媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61108112A (ja) * 1984-10-31 1986-05-26 Ricoh Co Ltd 垂直磁化膜
JPS63269354A (ja) * 1987-04-28 1988-11-07 Ricoh Co Ltd 光磁気記録媒体

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