JPH0316422B2 - - Google Patents

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JPH0316422B2
JPH0316422B2 JP63050234A JP5023488A JPH0316422B2 JP H0316422 B2 JPH0316422 B2 JP H0316422B2 JP 63050234 A JP63050234 A JP 63050234A JP 5023488 A JP5023488 A JP 5023488A JP H0316422 B2 JPH0316422 B2 JP H0316422B2
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carbon
sic
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composite fiber
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Shigeru Ikeda
Hiroshi Shioyama
Shoji Hori
Masakazu Adachi
Rokuro Fujii
Takeshi Tanamura
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Agency of Industrial Science and Technology
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B30/00Compositions for artificial stone, not containing binders
    • C04B30/02Compositions for artificial stone, not containing binders containing fibrous materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な構成を有するケイ素−炭素複
合繊維からなる織物乃至編物およびその製造方法
に関する。
従来技術とその問題点 炭素繊維からなる織物乃至編物(以下特に必要
でない限り単に織物という)をケイ素または炭化
ケイ素で被覆することにより、その物性改善を図
ることは、従来から試みられている。例えば、
CVD,PVD、溶射法などにより、炭素繊維織物
の表面にケイ素または炭化ケイ素の被覆層を形成
することが可能であるが、この場合には、織物の
外面に被覆層が形成されるだけで、内部に存在す
る糸や繊維の表面には、被覆層は全く形成されな
い。従つて、勿論繊維表面の改質などはまつたく
行なわれず、これらの方法では、炭素繊維織物の
物性を実質的に改善することは、出来ない。ま
た、糸の形状において、上記加工を行なつた場
合、コスト高は勿論、糸物性の変化により、製織
工程が著しく困難となり、厚物乃至三次元織物で
は、製織不能である。
問題点を解決するための手段 本発明者は、炭素繊維織物の内部の構成繊維に
までケイ素または炭化ケイ素の被覆層を形成させ
るべく鋭意研究を重ねた結果、炭素繊維織物にケ
イ素または炭化ケイ素の蒸気を接触させる場合に
は、炭素繊維織物の内部に存在する繊維の表面界
面にまでケイ素または炭化ケイ素の被覆層が形成
されること、その結果得られるケイ素−炭素複合
繊維織物の物性が著しく改善されることを見出し
た。
すなわち、本発明は、下記のケイ素−炭素複合
繊維織物およびその製造方法を提供するものであ
る: 炭素繊維からなる織物乃至編物の繊維表面に
ケイ素および/または炭化ケイ素被覆層を有
し、かつ該繊維の少なくとも一部がケイ素化合
物に変換されていることを特徴とするケイ素−
炭素複合繊維織物乃至編物。
炭素繊維からなる織物乃至編物を、密閉容器
内においてケイ素および/または炭化ケイ素の
蒸気に接触させることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載のケイ素−炭素複合繊維織物
乃至編物の製造方法。
炭素繊維からなる織物乃至編物を、密閉容器
内においてケイ素および/または炭化ケイ素の
蒸気に接触させた後、1300〜2600℃で熱処理す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載のケイ素−炭素複合繊維織物乃至編物の製造
方法。
本発明において基材として使用する炭素繊維織
物は、PAN系、ピツチ系、レーヨン系、気相成
長炭素系などのいずれであつても良い。また、織
物乃至編物の製造方法にも、一切制限はない。
本発明のケイ素−炭素複合繊維織物は、炭素繊
維織物とSi源となる物質、または炭素繊維織物と
SiC源となる物質とを密閉容器内に入れ、Si蒸気
またはSiC蒸気が発生する温度条件下に加熱し、
発生した該蒸気と炭素繊維織物とを接触させるこ
とにより、製造される。Si源としては、Siが使用
される。Si源は、平均粒径5mm以下程度の小塊乃
至粉末の形態で使用することが好ましい。また、
SiC源としては、SiCの蒸気が形成される限り、
特に限定されないが、SiC,SiO2と炭素材料との
混合物、Siと炭素材料との混合物などが例示され
る。SiC源としてのSi成分とC成分との配合比
は、必要に応じて任意に選択され、特に限定され
ない。SiC源としても、平均粒径5mm以下程度の
小塊乃至粉末の形態であることが好ましい。SiC
源用の炭素材料としてピツチを使用する場合に
は、ピツチ中にSiO2などあらかじめ分散させて
おくことが好ましい。Si源およびSiC源を併用し
ても良い。また、炭素繊維織物の空隙内にSi源ま
たはSiC源の粉末を充填した状態で加熱する場合
には、織物を構成するそれぞれの糸、繊維へのSi
および/またはSiCの付着が効率良く行われ、Si
被覆層またはSiC被覆層が均一に形成される。ま
た、後記する様に、界面部分の炭素繊維の一部が
ケイ素化合物に変換される。炭素繊維織物とSiま
たはSiCの蒸気との接触時の温度は、SiCの蒸気
が形成される限り、特に限定されないが、使用す
るSi源またはSiC源材料の種類、蒸気面積、蒸気
圧など適宜考慮して、通常1300〜2600℃程度の範
囲内とする。接触時間は、所望の被覆層厚さ、織
物を構成するそれぞれの糸、繊維の太さ、織物の
形成方法などに応じて定めれば良く、特に限定さ
れない。
本発明では、上記した方法で得られたケイ素−
炭素複合繊維織物を更に、1300〜2600℃で熱処理
することにより、Si被覆層またはSiC被覆層と炭
素繊維との反応を進行させることができる。この
熱処理においては、温度および時間に応じて、Si
被覆層またはSiC被覆層と炭素繊維および糸との
反応が進行して、炭素繊維の少なくとも一部が
SiC化される。この熱処理工程は、前段のSiまた
はSiC蒸気との接触工程と完全に独立した状態で
実施する必要はなく、該蒸気との接触工程を終え
た炭素繊維織物を同一密閉容器内で引き続き加熱
しても良い。この熱処理時間は、炭素繊維の表面
と被覆層との界面層のSi又はCの拡散による固相
反応量を規制するものである。この界面相の厚さ
は、用途に応じて定められるものであるから、熱
処理時間は、特に限定されない。
本発明によるケイ素−炭素複合繊維織物は、Si
および/またはSiC被覆層の厚さ、熱処理の程度
などにより、第1図に糸の1/4断面として概念的
に示す〜の“種の類型に大別される。第1図
において、ハツチング部分は、不定比組成層また
は界面層を示す。また、破線で示す部分は、本発
明の処理前の炭素繊維の部分である。なお、図示
した各層の厚さは、必ずしも炭素繊維における実
際の相対的な厚さを示すものではない。また、不
定比組成層または界面層においては、Siの濃度
は、表面側から内部側に向けて低くなつている。
類型のものは、炭素繊維Cの表面まSiの被覆
層が存在しており、両層の間には、薄いSiC層が
形成されている。
類型のものは、炭素繊維の表面に当初形成さ
れていたSi層が、熱処理により、中心部の炭素C
と反応して、中心部にSiC層が形成されたもので
あり、表面の薄いSi層と内側のSiC層とからなつ
ている。
類型のものは、炭素繊維の表面に当初形成さ
れていたSiC層が、熱処理により、中心部の炭素
Cと反応して、表面のSiC層と中心部のC層との
間にSiCとCとからなる混合層が形成されたもの
である。
類型のものは、炭素繊維の表面に当初形成さ
れていたSiまたはSiC層が、熱処理により、中心
部の炭素Cと反応して、全体がSiC層となつたも
のである。
発明の効果 本発明のケイ素−炭素複合繊維織物は、耐酸化
性、機械的強度などに優れているので、例えば、
セラミツクス(ガラス、窒化物、炭化物など)、
金属(アルミニウム、チタンなど)などと組み合
わせて得られる複合材料における強化基材とし
て、有用である。
実施例 以下実施例を示し、本発明の特徴とするところ
をより一層明らかにする。
実施例 1 PAN系炭素繊維の織物3.0gの空隙内にSi粉末
(200メツシユ通過)3.0gを充填し、密閉黒鉛容
器内に入れ、昇温速度8℃/分で1700℃まで昇温
し、同温度で20分間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ずSi
が堆積し、これが炭素と反応して、SiとCとの間
にSiCからなる界面層が形成され、第1図の類型
に相当するケイ素−炭素複合繊維織物が得られ
た。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第1表に
示す通りであつた。
第 1 表 2θ 該当物質 相対強度 26.4 C 100 28.4 Si 30 35.6 SiC 80 41.4 SiC 20 47.3 Si 5 54.6 C 20 実施例 2 ピツチ系炭素繊維の織物5.0gとSi塊(平均粒
径3mm)15gとを密閉黒鉛容器内に収容し、昇温
速度15℃/分で2100℃まで昇温し、同温度で30分
間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ずSi
が堆積し、これが炭素と反応して、SiとCとの間
にSiCからなる界面層が形成され、次いでこの界
面層の厚さが次第に増大して、最終的に第1図の
類型に相当するケイ素−炭素複合繊維織物が得
られた。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第2表に
示す通りであつた。
第 2 表 2θ 該当物質 相対強度 28.4 Si 20 35.6 SiC 100 41.4 SiC 25 47.3 Si 3 実施例 3 PAN系炭素繊維の織物3.0gとSiC粉末(100メ
ツシユ通過)5.0gとを密閉黒鉛容器内に収容し、
昇温速度15℃/分で1800℃まで昇温し、同温度で
30分間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ず
SiCが堆積し、これが炭素とわずかに反応して、
Si/Cの不定比組成を有する界面層(SiC+C)
が形成され、第1図の類型に相当するケイ素−
炭素複合繊維織物が得られた。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第3表に
示す通りであつた。
第 3 表 2θ 該当物質 相対強度 26.4 C 100 35.6 SiC 80 41.4 SiC 20 54.6 C 20 第2図は、本実施例により得られたケイ素−炭
素複合繊維織物の繊維糸の断面形状を示す走査型
電子顕微鏡写真(炭素繊維の断面直径:約7μm)
である。繊維の表面に約0.8μmの均一なSiC被覆
層が形成されており、破断面は、その被覆膜を通
つて同一平面を有していることから、繊維糸と膜
との間にSi/Cの不定比組成を有する界面層が存
在していることが明らかである。
次に、本実施例で得られたケイ素−炭素複合繊
維織物を750℃に保持しつつ、N280%−O220%の
混合ガスを流量800ml/分で流通させて、耐酸化
性を測定した。結果を曲線Aとして第3図に示
す。無処理の炭素繊維織物についての同様な試験
結果を示す曲線Bに比して、酸化による重量減少
はほとんど認められない。
また、本実施例で得られたケイ素−炭素複合繊
維織物の曲げ強度を測定した。結果を第4図に
()として示す。無処理の炭素繊維織物につい
ての結果およびCVD法によるSiC被覆した炭素繊
維織物についての結果(CVD)に比して、本発
明品の曲げ強度が著しく向上していることが明ら
かである。
実施例 4 ピツチ系炭素繊維の織物5.0gとSi塊(平均粒
径3mm)15gとを密閉黒鉛容器内に収容し、昇温
速度15℃/分で2100℃まで昇温し、同温度で3時
間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ずSi
が堆積し、これが2100℃での保持により炭素と反
応して、SiとCとの間にSiCからなる界面層が形
成され、次いでこの界面層の厚さが次第に増大し
て、最終的には炭素繊維の全てがSiCとなつた第
1図の類型に相当するケイ素−炭素複合繊維織
物が得られた。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第4表に
示す通りであつた。
第 4 表 2θ 該当物質 相対強度 35.6 SiC 100 41.4 SiC 25 第5図は、本実施例により得られたケイ素−炭
素複合繊維織物の繊維糸の断面形状を示す走査型
電子顕微鏡写真である。繊維の内部まで全面にわ
たつて完全にSiC層が形成されていることが明ら
かである。
次に、本実施例で得られたケイ素−炭素複合繊
維織物を750℃に保持しつつ、N280%−O220%の
混合ガスを流量800ml/分で流通させて、耐酸化
性を測定した。結果を曲線Cとして第6図に示
す。無処理の炭素繊維織物についての同様な試験
結果を示す曲線Dに比して、酸化による重量減少
は全く認められない。本実施例品の場合には、表
面層でのSiC→SiO2の反応により、むしろ若干の
重量増加が認められる。
実施例 5 予めSiO2粉末(平均粒径2μm)120gをピツチ
(軟化点87℃,QI=0.01%)100gに分散させ、オ
ートクレーブ中で温度300℃、圧力40Kg/cm2の条
件下にPAN系炭素繊維織物200gの空隙内に含浸
させた後、昇温速度2℃/分で1000℃まで昇温
し、初圧40Kg/cm2で加圧炭化処理した。
次いで、炭化処理した炭素繊維織物を密閉黒鉛
容器内に収容し、昇温速度15℃/分で2500℃まで
昇温し、同温度で30分間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ず
SiCが堆積し、これが2500℃での保持により炭素
とわずかに反応して、Si/Cの不定比組成を有す
る界面層が形成され、第1図の類型に相当する
ケイ素−炭素複合繊維織物が得られた。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第5表に
示す通りであつた。
第 5 表 2θ 該当物質 相対強度 26.4 C 50 35.6 SiC 100 41.4 SiC 25 54.6 C 10 実施例 6 予めSi粉末(200ムツシユ通過)28gをピツチ
(軟化点87℃,QI=0.01%)18gに分散させ、オ
ートクレーブ中で温度300℃、圧力40Kg/cm2の条
件下にピツチ系炭素繊維の織物20gの空隙内に含
浸させた後、昇温速度2℃/分で800℃まで昇温
し、初圧40Kg/cm2で炭化処理した。
次いで、炭化処理した炭素繊維織物を密閉黒鉛
容器内に収容し、昇温速度20℃/分で1500℃まで
昇温し、同温度で2時間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ず
SiCが堆積し、これが1500での保持により炭素と
わずかに反応して、Si/Cの不定比組成を有する
界面層が形成され、第1図の類型に相当するケ
イ素−炭素複合繊維織物が得られた。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第6表に
示す通りであつた。
第 6 表 2θ 該当物質 相対強度 26.4 C 100 35.6 SiC 60 41.4 SiC 15 54.6 C 20 実施例 7 予めSiO2粉末(平均粒径5μm)5.0gをノボラ
ツク型フエノール樹脂7gに分散させ、オートク
レーブ中で温度150℃でレーヨン系炭素繊維の編
物4.0gの空隙内に含浸硬化させた後、密閉黒鉛
容器内に収容し、昇温速度0.3℃/分で1300℃ま
で昇温し、同温度で15時間保持した。
上記の過程において、炭素繊維の表面に先ず
SiCが堆積し、これが1300℃での保持により炭素
とわずかに反応して、Si/Cの不定比組成を有す
る界面層が形成され、第1図の類型に相当する
ケイ素−炭素複合繊維織物が得られた。
また、得られたケイ素−炭素複合繊維織物を粉
砕し、粉末をX線回折に供した結果は、第7表に
示す通りであつた。
第 7 表 2θ 該当物質 相対強度 26.4 C 80 35.6 SiC 80 41.4 SiC 20 54.6 C 18
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるケイ素−炭素複合繊維
織物の構成繊維のケイ素化の状況を〜の4種
の類型に大別して概念的に示す断面である。第2
図および第5図は、本発明実施例により得られた
ケイ素−炭素複合繊維織物の繊維の断面形状を示
す走査型電子顕微鏡写真である。第3図および第
6図は、本発明実施例により得られたケイ素−炭
素複合繊維織物の耐酸化性を示すグラフである。
第4図は、本発明実施例により得られたケイ素−
炭素複合繊維織物の曲げ強度を示すグラフであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭素繊維からなる織物乃至編物の繊維表面
    にケイ素および/または炭化ケイ素被覆層を有
    し、かつ該繊維の少なくとも一部がケイ素化合
    物に変換されていることを特徴とするケイ素−
    炭素複合繊維織物乃至編物。 炭素繊維からなる織物乃至編物を、密閉容器
    内においてケイ素および/または炭化ケイ素の
    蒸気に接触させることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のケイ素−炭素複合繊維織物
    乃至編物の製造方法。 炭素繊維からなる織物乃至編物を密閉容器内
    においてケイ素および/または炭化ケイ素の蒸
    気に接触させた後、1300〜2600℃で熱処理する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のケイ素−炭素複合繊維織物乃至編物の製造方
    法。
JP63050234A 1988-03-02 1988-03-02 ケイ素―炭素複合繊維織物乃至編物の製造方法 Granted JPH01229874A (ja)

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