JPH0316313Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0316313Y2
JPH0316313Y2 JP2663385U JP2663385U JPH0316313Y2 JP H0316313 Y2 JPH0316313 Y2 JP H0316313Y2 JP 2663385 U JP2663385 U JP 2663385U JP 2663385 U JP2663385 U JP 2663385U JP H0316313 Y2 JPH0316313 Y2 JP H0316313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chassis
cabinet
bottom plate
bent piece
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2663385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61142495U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2663385U priority Critical patent/JPH0316313Y2/ja
Publication of JPS61142495U publication Critical patent/JPS61142495U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0316313Y2 publication Critical patent/JPH0316313Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等のプリント基板
を支持するシヤーシをキヤビネツトに固定するシ
ヤーシ取付機構に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、キヤビネツトにシヤーシを取付ける方法
としては、例えば実公昭59−27642号公報に開示
されている如きのものがある。
第9図は従来のシヤーシ取付機構を示す斜視
図、第10図は第9図のA−A′断面図である。
この従来例ではシヤーシ(図示省略)はキヤビネ
ツト底板1に取付けたシヤーシレール2に挿入す
ることにより、前記キヤビネツト底板1に取付け
られている。上記シヤーシレール2の板状本体3
の裏面の長手方向の前端と後端にはL字状の係止
用脚部4,4が、表面の長手方向の前端と後端に
はシヤーシ保持部5,5が、中央部には抜け防止
用爪6が、また側部には板状のストツパ7が夫々
設けられている。取付けに際しては、上記係止用
脚部4,4を、上記キヤビネツト底板1に設けら
れた係止穴8,8に挿入し、上記抜け防止用爪6
の先端部の裏面に設けられた凸部9を前記キヤビ
ネツト底板1に設けられた位置決め穴10に挿入
することにより上記シヤーシレール2を前記キヤ
ビネツト底板1に固定する。そして上述した様に
上記シヤーシレール2に前記シヤーシ(図示省
略)を挿入することにより、前記シヤーシは上記
キヤビネツト底板1に固定される。
しかし乍ら、上記従来例の場合、キヤビネツト
底板1に対するシヤーシレール2の保持及び抜け
止めの作用を行う係止用脚部4,4と凸部9が分
離しているため、スペース的に大きくなり、ま
た、部品点数が多く、金型が複雑となり、非常に
コスト高になるという欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記従来例の欠点に鑑みなされたもの
で、小スペースに納まり、部品点数及び作業工数
が少なく、低コストで製作することが出来るシヤ
ーシ取付機構を提供することを目的とするもので
ある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 シヤーシにシヤーシ本体より下方に位置し、前
記シヤーシ本体に平行する折曲片を備える係止用
弾性脚部を形成し、前記折曲片の上面に第1係合
部を形成し、上記係止用弾性脚部をキヤビネツト
枠に設けられた貫通孔に挿入し、前記折曲片の先
端方向へ移動して前記第1係合部を前記キヤビネ
ツト枠の外面に形成した第2係合部に係合するこ
とによつて、前記シヤーシを前記キヤビネツト枠
の内面に取付ける。
(ホ) 作用 上述の如くシヤーシに設けられた折曲片を備え
る係止用弾性脚部をキヤビネツト枠に設けられた
貫通孔に挿入し、前記折曲片の上面に形成された
第1係合部をキヤビネツト枠の外面に設けられた
第2係合部に係合して前記シヤーシを前記キヤビ
ネツト枠内面に取付けるので、部品点数及び取付
け工数が少なく、容易にシヤーシをキヤビネツト
に取付けることが出来る。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本考案の一実施例を詳細に
説明する。第1図は本考案のシヤーシ取付機構に
よりシヤーシをキヤビネツト底板に取付ける手順
を示す図、第2図a,bは夫々本考案のシヤーシ
の上方斜視図、下方斜視図、第3図は本考案のキ
ヤビネツトの後方斜視図、第4図は第3図のキヤ
ビネツト底板の下方斜視図、第5図a,b,cは
夫々本考案の係止用弾性脚部の正面図、側面図、
上面図、第6図は本考案のシヤーシをキヤビネツ
ト底板から取外す方法を示す図である。本考案の
シヤーシ19は第2図に示すように、シヤーシ本
体11と該シヤーシ本体11の外周に前記シヤー
シ本体11を囲むように上方に向けて設けられた
外枠12,12,12,12とにより構成されて
いる。前記シヤーシ本体11はプリント基板(図
示省略)を支持するための前支持部13、後支持
部14、側支持部15,15及び中支持部16よ
り成る。前記中支持部16は前記支持部13の中
央部と前記後支持部14の中央部で固定されてお
り、前記後支持部14側での固定はさらに強固に
上記プリント基板(図示省略)を支持するため
に、2ケ所で固定されている。上記側支持部1
5,15の下面中央部より少許前方と上記後支持
部14の下面中央部とには夫々折曲片20,2
0,20を備える略L字状の係止用弾性脚部2
1,21,21が形成されている。ここで前記係
止用弾性脚部21,21,21の基部17,1
7,17の長さは上記キヤビネツト底板1の厚み
に略等しく、前記折曲片20,20,20は夫々
上記シヤーシ本体11に対して平行である。また
後支持部14に形成された前記係止用弾性脚部2
1の折曲片20の上面には係合部として働く凸部
18が形成されている。
次にキヤビネツト底板1には第3図及び第4図
に示すように上記係止用弾性脚部21,21,2
1の折曲片20,20,20が当接する位置に前
記折曲片20,20,20と同形状で少許大きい
貫通孔22,22,22が形成されている。ま
た、前記貫通孔22,22,22のうち、前記凸
部18を有する折曲片20が当接する位置に設け
られた貫通孔22の前方には前記凸部18が係合
する係合孔23が形成されている。ここで前記係
合孔23と前記貫通孔22との距離は前記凸部1
8と前記係止用弾性脚部21の折曲部との距離に
等しい。
上記シヤーシ19を上記キヤビネツト底板1の
上面に取付ける方法は第1図aに示すように前記
シヤーシ19を前記キヤビネツト底板1の上に置
き、前記シヤーシ19を矢印Q方向へ押すことに
より、上記係止用弾性脚部21,21,21は第
1図bに示す状態を経て第1図cに示すように上
記貫通孔22,22,22に挿入される。ここで
前記係止用弾性脚部21,21,21の基部1
7,17,17の長さは前記キヤビネツト底板1
の厚みに略等しいので、折曲片20,20,20
は略前記キヤビネツト底板1の下面上に位置す
る。次に前記シヤーシ19を矢印Q方向へ押す
と、第1図dに示すように前記折曲片20の上面
に設けられた凸部18が前記キヤビネツト底板1
の下面に設けられた係合孔23に係合する。ここ
で、前記シヤーシ19は前記係止用弾性脚部2
1,21,21によつて矢印P方向及び矢印Q方
向が固定され、前記凸部23によつて矢印Q方向
及びその反対方向が固定される。また前記凸部1
8は第5図に示すように、緩やかなガイド面24
と急峻な係止面25より成つているので、容易に
前記係合孔23に係合し、しかもはずれにくい。
以上のようにして上記シヤーシ19は上記キヤビ
ネツト底板1に取付けられる。
また、第6図に示すように、前記折曲片20を
下方に曲げ、前記凸部18を前記係合孔23から
外し、前記係止用弾性脚部21を前記貫通孔22
から抜き取ることにより、上記シヤーシ19は上
記キヤビネツト底板1から容易に取外すことが出
来る。
第7図及び第8図は夫々本考案の異なる他の実
施例を示す断面図であり、第7図はキヤビネツト
底板1に係合突起26を設け、前記係合突起26
と係止用弾性脚部21の折曲片20の上面に設け
られた凸部18と係合してシヤーシ19が前記キ
ヤビネツト底板1に取付けられる場合である。こ
こで前記係止用弾性脚部21の基部17の長さは
前記キヤビネツト底板1の厚みと前記係合突起2
6の高さとの和に略等しい。
第8図は係止用弾性脚部21の折曲片20の上
面に係合孔27を設け、またキヤビネツト底板1
の下面に凸部28を設けた場合で、前記係合突起
28が前記係合孔27に係合することによりシヤ
ーシ19が前記キヤビネツト底板1に取付けられ
る。
上述のようなシヤーシ取付機構では、シヤーシ
に第1係合部を有する係止用弾性脚部を形成し、
前記係止用弾性脚部をキヤビネツト底板に設けた
貫通孔に挿入し、前記第1係合部を前記キヤビネ
ツト底板に設けた第2係合部に係合することによ
りり、前記シヤーシを前記キヤビネツト底板に取
付けられ、また折曲片を下方に曲げ、前記係止用
弾性脚部を前記貫通孔から抜き取るだけで、前記
シヤーシを前記キヤビネツトから容易に取外すこ
とが出来るので、シヤーシ及びキヤビネツトの製
作において部品点数及び作業工数が少なくて済
み、また、キヤビネツト底板へのシヤーシの取付
け、取外しを容易に行うことが出来る。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、キヤビネツトへのシヤーシの
取付けは、従来例の如くシヤーシレールを用いず
に、シヤーシに形成された第1係合部を有する係
止用弾性脚部を、キヤビネツト枠の貫通孔に挿入
し、前記第1係合部を前記キヤビネツト枠の外面
に形成した第2係合部に係合することにより、直
接取付けられるので、シヤーシ及びキヤビネツト
の構造が容易となり、また製作における部品点数
及び組立て工数が削減することが出来、またキヤ
ビネツト枠からシヤーシの取外しも容易に行うこ
とが出来るので、シヤーシに支持されたプリント
基板の交換、修理等が容易なシヤーシ取付機構を
提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案に係り、第1図はシ
ヤーシをキヤビネツト底板に取付ける手順を示す
図、第2図a,bは夫々シヤーシの上方斜視図、
下方斜視図、第3図はキヤビネツトの後方斜視
図、第4図は第3図のキヤビネツト底板の下方斜
視図、第5図a,b,cは夫々係止用弾性脚部の
正面図、側面図、上面図、第6図はシヤーシをキ
ヤビネツト底板から取外す方法を示す図、第7図
及び第8図は夫々異なる他の実施例の要部断面図
である。第9図は従来のシヤーシ取付機構の斜視
図、第10図は第9図のA−A′断面図である。 1……キヤビネツト底板、11……シヤーシ本
体、12……外枠、17……基部、18,28…
…凸部、19……シヤーシ、20……折曲片、2
1……係止用弾性脚部、22……貫通孔、23,
27……係合孔、26……係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板を支持するシヤーシをキヤビネツ
    トに取付けるためのシヤーシ取付機構であつて、
    前記シヤーシには該シヤーシに対して平行に延在
    する折曲片を備える係止用弾性脚部を形成すると
    共に前記折曲片の上面には第1係合部を形成し、
    前記キヤビネツトには前記折曲片より少許大きい
    貫通孔を形成すると共に該貫通孔の近傍に第2係
    合部を形成し、上記係止用弾性脚部を前記貫通孔
    に挿入し、前記折曲片の先端方向へ移動して前記
    第1係合部を前記第2係合部に係合することによ
    つて前記シヤーシを前記キヤビネツト枠の内面に
    取付けることを特徴としたシヤーシ取付機構。
JP2663385U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0316313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2663385U JPH0316313Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2663385U JPH0316313Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61142495U JPS61142495U (ja) 1986-09-03
JPH0316313Y2 true JPH0316313Y2 (ja) 1991-04-08

Family

ID=30522824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2663385U Expired JPH0316313Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0316313Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61142495U (ja) 1986-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0316313Y2 (ja)
JP3022813B2 (ja) スナップ取付構造
JP2501889Y2 (ja) マウント部品
JPS6114723Y2 (ja)
KR200183040Y1 (ko) 전자부품 지지 브라켓트의 밴딩부 각도 유지장치
US20010041090A1 (en) Method for mounting an inside cover section of a motor vehicle
JP2512360Y2 (ja) 板状物の係合具
JP3030838U (ja) 電子部品用ケース
JPS6012306Y2 (ja) プリント基板等の保持構造
JP3062621B2 (ja) 大電流用リード線接続装置
JPH058625Y2 (ja)
JPH0732991U (ja) プリント基板の取り付け構造
JP3056945U (ja) スピーカーの固定構造
JPS5915106Y2 (ja) キヤビネツト装置
JPS6020882Y2 (ja) スライド式可変電気部品の取付装置
JPS5833743Y2 (ja) 電子機器における部品取付板の取付構造
JPH0234840Y2 (ja)
JPS6218063Y2 (ja)
JPS5927642Y2 (ja) シャ−シ−レ−ルの取付機構
KR900008509Y1 (ko) 칼라 tv용 홀더샤시
JPH0346525Y2 (ja)
JP3059051U (ja) 基板上の立設部材の固定構造
JPS6218062Y2 (ja)
JPH0722585U (ja) 基板取付装置
JP3158051B2 (ja) プレート端子の接続構造