JPH03161216A - スクリューロータ加工用ホブ盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対で噛合う歯車等の加工、特に、歯幅が長く
、高精度加工が要求されるスクリュー流体機械のロータ
加工に好適なホブ盤に関する。

〔従来の技術〕

通常，ホブ盤では一つのホブヘッドと一つのテーブルを
設けており、たとえば、対で使用される歯車等の部品に
対しても、それぞれ、単品加工を実施している。スクリ
ュー流体機械のロータの場合、雄ロータと雌ロータとが
対となり、その噛合い部で気体を密封する目的上，互い
に相互誤差の少ない高精度加工が要求されるが、この加
工も従来より個々に単品加工している． スクリューロータを対で加工する方法には、特開昭４７
　−　３６０９１号に記載のような共摺り加工も提案さ
れているが、加工能率が極端に低く、量産には適さない
。

〔発明が解決しようとする１！！題〕 本発明の目的は，対で噛合う歯車等の加工、特に、スク
リューロータの加工に対して、従来より行われてきたホ
ブ盤加工よりも高精度に、しかも、能率的に加工するこ
とができるホブ盤を提供することにある． 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達或するために，一台のホブ盤に二つのホブ
ヘッドと二つのテーブルを設け、対で同時に加工できる
ようにし、相互誤差を少なくしたものである。

また、さらに，相互誤差を縮少させるために、一つのサ
ドルに二つのホブヘッドを装着したものである。

〔作用〕

通常、ホブ盤ではベッドの熱変形やコラムの倒れ等によ
って切込量に誤差が生じたり、テーパ誤差が発生したり
する。一台のホブ盤にホブヘッドとテーブルを二つずつ
設け，対で同時に加工すれば両者に生ずる誤差は同量と
なり，その結果、同一品質の加工が可能となり、対で組
み合わせた時，相互誤差が少なく、単品で加工するより
もはるかに機能的に優れたものと或り得る。

また、一つのサドルに二つのホブヘッドを装着すると、
ホブヘッドの送り系の誤差をも吸収することができ、よ
り相互誤差の少ない加工が可能となるものである。

〔実施例〕

まず、通常のホブ盤のｆ１！ＩＩ′Ｉｉについて第３図
にて説明する．ベッド１の上面にテーブル２とコラム３
が設けられており、テーブルおよび／またはコラムが切
込み方向に水平移動可能となっている．テーブル２の上
面には治具４を回して、ワーク５が取り付けられる。一
方、コラム３には上下方向に移動可能にサドル６が取り
付けられ，さらに、ホブヘツド７が設置されている．こ
のホブヘッド７に加工工具であるホブ８を取り付け、こ
れによりワークを切削加工する．歯幅が狭く、中空のワ
ークの場合には、何枚か積層させて同時加工することも
可能であるが、スクリューロータのように歯幅が広く，
シかも、軸物のワークに対してはそれぞれ一本ずつ加工
している． 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図により説
明する。第１図は一台のホブ盤に二つのホブヘッド７ａ
，７ｂと二つのテーブル２ａ，２ｂ＠：設けたものであ
る。これにより、対で同時に加工することができ、テー
ブルとコラムとの相対誤差の影響を共通して受けること
により、相互誤差の少ないワークを得ることができる。

第２図は一つのサドル６に二つのホブヘッド７ａｔ　７
ｂを装着させたものである．これにより，ホブヘッドの
上，下送り精度も共有することとなり、より相互誤差の
少ないワークを得ることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、スクリュー流体機械の雄ロータと雌ロ
ータとを対で同時に加工できるので、相互誤差の少ない
高精度で、しかも、能率的な加工ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は本発明の実施例のホブ盤の上面図（ａ
）と側面図（ｂ）、第３図は従来のホブ盤の上面図（ａ
）と側面図（ｂ）である．１・・・ベッド、２・・・テ
ーブル、３・・・コラム、４・・・治具，５・・・ワー
ク，６・・・サドル，７・・・ボブヘッド、第 口 （６冫 第 ２ 図 （ｃＬ冫 （４冫 ６ ￥ ３ 口 （化ノ （４） ６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホブヘツドとサドルとコラムとテーブルとを含むホ
   ブ盤において、 二つのホブヘツドと二つのテーブルとを設けたことを特
   徴とするスクリューロータ加工用ホブ盤。 ２、請求項１において、一つのサドルに二つのホブヘッ
   ドが装着されているロータ加工用ホブ盤。